JP4480331B2 - 横編機のヤーンフィーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は横編機用のヤーンフィーダ、特にインターシャ柄編みに使用されるヤーンフィーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1コースの編成時において数個のヤーンフィーダを切り換えて異なった糸で編地を分離させることなく編成するとインターシャ柄編地が形成される。
こうしたインターシャ柄編みを編成する場合、図11に示すように糸道レールに摺動可能に設けられた複数個のヤーンフィーダ12a、12bを配置し、ヤーンフィーダ12aでは第1の編成領域Aを、ヤーンフィーダ12bでは第2の編成領域Bを、夫々給糸し、各糸の切り換え点でヤーンフィーダ12aからヤーンフィーダ12bへの交代を行わせるのであるが、ヤーンフィーダ12aが右からAの編成領域を編成する編針の最左端のものに給糸し終わった時点で、このヤーンフィーダ12aはすでにP1地点を通り過ごして左方に位置している。
【0003】
従って、このヤーンフィーダ12aをそのままの位置に放置しておくと放置されたヤーンフィーダ12aから右斜め下向きに延びている編糸が次の第2編成領域Bを編成する編針に誤って給糸されるといったトラブルを生ずる。
そこでこうしたトラブルをなくすために特公昭61−51061号公報に示すものを先に提案している。
この先の提案にかかるものは糸道レールに制動装置により停止しているヤーンフィーダのうち、連行手段で選択されたヤーンフィーダの給糸口を連行手段の摺動により先ず待機位置から編針に近づく給糸位置にした後、制動を解除する。
【0004】
続く連行手段の摺動で、ヤーンフィーダを連行して所定の編針に給糸して所定の領域を編成した後、連行を解除して制動装置でヤーンフィーダを停止させる。
ヤーンフィーダを制動装置で停止させた状態で連行手段が更に摺動するとヤーンフィーダの給糸口を給糸位置から編成された編成領域内側に移動させた待機位置に切り換えるようにして隣接する編成領域の編針に誤って給糸されるといったトラブルを防止するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記先の提案にかかるものではヤーンフィーダの給糸口の待機位置から給糸位置への切り換え及び制動の解除・ヤーンフィーダの連行・ヤーンフィーダの給糸口を給糸位置から編成された編成領域内側の待機位置に切り換える一連の操作が連行前と連行後にわたり走行中に操作される為に、これらの操作に要する連行手段の摺動距離も長くなり、連行手段で操作される部分のヤーンフィーダが大型化してしまう。こうしたヤーンフィーダの大型化の問題は例えば特公平3−23662号等のものにも同様にいえる。
【0006】
ヤーンフィーダが大型化すると、重量が増加し、例えば連行手段が高速でヤーンフィーダを連行した場合に連行時のショックが大きくなり、装置全体の強化も必要である。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので、連行手段で選択され、連行される部分を大型化することなく、連行手段の短い走行距離で給糸口を給糸位置から待機位置にできるようにした横編機のヤーンフィーダを提供できるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる横編機のヤーンフィーダは、ニードルベッドの上部に配設された糸道レールにフィーダケース部分を摺動可能に係合するとともに、連行手段により選択的に連行可能に構成され、フィーダケースに給糸口を有する給糸桿を昇降及び揺動可能に設け、給糸桿の昇降及び揺動により給糸口が下降した給糸位置と、給糸位置より高い位置で、連行手段の給糸摺動上手側の待機位置を第二の待機位置とし、給糸位置を挟む他方の待機位置を第一の待機位置とし、給糸桿を昇降ならびに揺動させて、インターシャ柄編みにおける給糸口の位置を切り換える切り換え機構を備えた横編機のヤーンフィーダにおいて連行手段で選択されたヤーンフィーダが、停止状態から連行開始されるまでの間に、給糸桿を揺動させながら下降させて、給糸口が第一の待機位置から給糸位置に切り換え操作されて編地が編成されるとともに、編地編成後で、給糸後の給糸口給糸位置から第二の待機位置へ揺動させるために、給糸桿が揺動しながら上昇する上昇方向を設定し、給糸後の連行手段によるヤーンフィーダの選択解除動作に連動して給糸桿が設定された上昇方向に揺動しながら上昇することにより給糸口給糸位置から第二の待機位置に切り換えられるように切り換え機構を構成したことを特徴とするものである。
【0009】
次に、給糸桿の中間部分をフィーダケースに揺動並びに上下昇降可能に枢支し、該給糸桿の下端に給糸口を、中間部分に揺動操作部を、上端に給糸口を上昇付勢力に抗して給糸位置に下降させる押込み操作部を形成し、揺動操作部が上昇復帰する方向を設定する設定具を設け、給糸口を給糸位置にさせる給糸桿の下降時に設定具による揺動操作部の上昇復帰方向を切り換えるようにして切り換え機構を構成したことも特徴の一つである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の横編機のヤーンフィーダにかかる一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のヤーンフィーダを備えた糸供給装置を有する横編機の側面図であって、図中符号1は横編機を全体的に示し、符号2は糸供給装置を示す。
この横編機1は、前後一対のニードルベッド3を”ハ”の字形にその先端を対峙させた状態でフレーム4に配設し、それぞれのニードルベッド3には、複数の編針5を進退操作可能に並設してある。
ニードルベッド3の上面にはキャリッジ6がベルト駆動手段(図示せず)により往復走行可能に配設されており、キャリッジ6に設けた編成カム7により編針5の進退操作が行われる。
【0011】
キャリッジ6には、前後のニードルベッド3を跨いで一体的に連結するゲートアーム8が設けられており、ゲートアーム8にはヤーンフィーダ9を連行する連行手段10及びヤーンフィーダ9の給糸口12を編針5・5の先端の近傍位置にまで下降させる押し下げ手段13とが搭載されている。
ニードルベッド3の上方には、ニードルベッド3の長手方向に沿って4本の糸道レール11が、ニードルベッド3に並設された編針5の先端部近傍を中心としてニードルベッド3前後方向に扇状に配置されている。
上記連行手段10は、特許第3044370号に記載されたものと略同様に構成されている。
即ち、連行手段10は、制御装置(図示せず)からの出力信号により、突出及び退入制御されるソレノイドの出力軸の動きを図2に示すように、連行ピン14に伝える伝動桿15備え、連行ピン14は、スプリング16により下降付勢されており、連行ピン14を各ヤーンフィーダ9のフィーダケース17の上端中央寄り部分に左右一対の揺動片18に形成された係合部19に係合させてヤーンフィーダ9を連行するようになっている(図3参照)。
【0012】
ヤーンフィーダ9は、糸道レール11に摺動可能に支持されるフィーダケース17と、フィーダケース17から下端に給糸口12が設けられた給糸桿20と、この給糸桿20を上下方向に案内する給糸桿ガイド21とを垂下して形成されて折り、給糸桿ガイド21はその上寄り部分の枢支部でフィーダケース17に揺動可能に枢支されている。
給糸桿20は、左右の側縁部が給糸桿ガイド21に昇降摺動可能に支持された細長い板状の下部プレート22と、下部プレート22の上端部分に下端部が連結された中間プレート23と、下端部が中間プレート23の上部後面に突出させた押し下げローラ24を介して連結された上部プレート25とで形成されており、押し下げローラ24は、上部プレート25の下端部に形成された横長の長孔26に嵌合させてある。
【0013】
上部プレート25の中間部分には、中間プレート23及び下部プレート22を介して給糸口12を上昇付勢するためのコイルスプリング27がフィーダケース17のバネ受け部28との間に亙って装着されている。
また、中間プレート23の上端部前面には、給糸口12の姿勢を切り換える切り換え機構29の切り換え用ローラ30を突出させてある。
切り換え機構29は、上記切り換え用ローラ30とこの切り換え用ローラ30の揺動を規制するためにフィーダケース17に穿設された規制孔31と、規制孔31の後面側に配設された選択レバー32とを備えてなる。
【0014】
上記規制孔31は図3および図4に示すように、中央とその上部の左右に切り換え用ローラ30が嵌合する部分を有する略三つ葉形に形成されている。
この規制孔31に臨む切り換え用ローラ30の上昇方向を設定する選択レバー32は、上端部32aが緩やかなV形に形成された略T形に形成されており、その中央の枢支部32bがフィーダケース17に枢支されるとともに、上端部32aの中央部分から垂下された下端部には切り換え用ローラ30の上昇方向を振り分けるため、左右に傾斜面33・34を有する矢印形に形成されている。
また二つの傾斜面33・34からなる矢印形部分35の上部には選択レバー32の切り換え姿勢を保持する為の保持手段36が設けられている。
この保持手段36は、矢印形部分35の上部から左右に髭状の弾性部37を延出し、この弾性部37の先端寄り部分を曲成して抱持部38・39を形成するとともに、選択レバー32が右または左に揺動操作された時にいずれか一方の抱持部38・39に嵌合する嵌合用突起40・41をフィーダケース17の裏面に設けて構成されている。
【0015】
上記給糸桿20を押し下げる押し下げ手段13は、一端が上記連行ピン14の中間高さ位置に連結された連結プレート42と、この連結プレート42の他端をカムプレート43の上端部に連結することにより、連行ピン14の上下動に連動してカムプレート43が揺動枢支ピン44を中心として前後に揺動されるように形成されている。
このカムプレート43は、図3に示すように下辺部分がフラットで両端部が傾斜状に形成されており、上記連行ピン14はカムプレート43のフラットな下辺部分の中央位置で糸道レール11側に設けられている。
【0016】
尚、図4中符号50はブレーキ装置であって、このブレーキ装置50は糸道レールに吸着する磁石で形成されており、ヤーンフィーダ9の小形軽量化によりこの磁石の吸着力による軽い摺動摩擦でも正確な位置に停止させることができる。 従って、従来のヤーンフィーダの場合のように、連行中のヤーンフィーダを停止させる時、その大きな慣性力により停止位置が不安定になり、所望する位置に停止しないという問題もなく、また大きな慣性力にうちかって所望する停止位置に停止させるための特別な制動装置を設ける必要もなくせる。
【0017】
次に編地の編成時における糸供給装置の作用について説明を行う。
制御装置の出力信号でベルト駆動手段によりキャリッジ6がニードルベッド3の上面を例えば右から左(図3および図5上Aで示す方向)に走行すると、編成カム7によりニードルベッド3に並設された編針5の進退操作が行われる。
キャリッジ6の走行時に、編成が行われない部分では柄編編成用の出力信号によりソレノイドが作動し、出力軸が下方に突出した状態となり、伝動桿15を介して連行手段10の連行ピン14がスプリング16の張力に抗して上昇させられている。
この連行ピン14の上昇に伴い、押し下げ手段13のカムプレート43は揺動枢支ピン44を中心として跳ね上げられた状態となる(図2右側のカムプレート43参照)。
そして編成が行われる部分では、キャリッジ6が編針5に給糸を行う所定のヤーンフィーダ9と対面する手前の位置で、制御装置の出力信号でソレノイドが作動し、その出力軸が上方に退入した状態となると、これまで上昇していた連行ピン14はスプリング16の張力により押し下げられる。この連行ピン14の押し下げに連動し、連結プレート42を介して押し下げ手段13のカムプレート43が揺動枢支ピン44を中心としてヤーンフィーダ9側に揺動する(図2左側のカムプレート43参照)。
【0018】
キャリッジ6が摺動し、カムプレート43が端部の傾斜部分でコイルスプリング27の付勢力に抗して上部プレート25の上端部25aを押し下げると、規制孔31に臨む切り換え用ローラ30が図5の状態から規制孔31の中央下部に案内されて下降した図6の状態になる。
この切り換え用ローラ30が規制孔31の中央下部に案内されて下降するのに伴って、給糸桿ガイド21は給糸桿20の給糸口12を給糸桿ガイド21の下端から下方に突出させながらフィーダケース17の中央部分に直立し、給糸口12がニードルベッド3の編針5に近接した給糸位置の状態になる。
【0019】
キャリッジ6の更なる左方への移動により、選択レバー32の突出している下手側(左側)の上端部32aを連行ピン14が押さえると、図7に示すように選択レバー32は枢支部32bを回動中心として反時計回り方向に揺動され、この姿勢は、保持手段36を形成する弾性部37の左方の抱持部38と嵌合用突起40との嵌合が外れ、右方の抱持部39と嵌合用突起41とが嵌合することにより保持される。
然る後、連行ピン14が選択レバー32の進行方向の下流側に位置する揺動片18の係合部19に当接すると、ヤーンフィーダ9はキャリッジ6に連行される状態となり、ヤーンフィーダ9の給糸口12から編針5に給糸されて当該ヤーンフィーダ9からの給糸による編地部分が編成される。
【0020】
この編地部分の編成が終了すると、制御装置の出力信号でソレノイドへ給電され、ソレノイドの出力軸が下方に突出した状態となり、これまで下降していた連行ピン14はスプリング16の張力に抗して押し上げられる。この連行ピン14の上昇にともなって、押し下げ手段13のカムプレート43が揺動枢支ピン44を中心としてはねあげられた状態に揺動する。
連行ピン14の上昇により、キャリッジ6の進行方向の下流側に位置する揺動片18の係合部19との係合が解除されると、当該ヤーンフィーダ9が解放されるとともに、カムプレート43の跳ね上げ揺動により、これまで押し下げられていた給糸桿20がコイルスプリング27により下端の給糸口12が他のヤーンフィーダ9の給糸口12或いは編針5やシンカー等と干渉しない位置にまで押し上げられる。
【0021】
給糸桿20がコイルスプリング27により押し上げられるとき、選択レバー32が既に反時計回り方向に切り換っていることから、切り換え用ローラ30が上昇するとき、図8に示すように左側の傾斜面33に案内されて左上向きに上昇することになる。その結果、給糸口12は給糸桿ガイド21とともに右方に振られた状態で上昇する。
次に、キャリッジ6が編糸を切り換える所定の位置になると、切り換えられる他のヤーンフィーダ9に対しては、上述したのと同様に、制御装置の出力信号でソレノイドが作動し、その出力軸が上方に退入した状態となり、これまで上昇していた連行ピン14はスプリング27の張力により押し下げられるとともに、押し下げ手段13のカムプレート43は揺動枢支ピン44を中心としてヤーンフィーダ9側に揺動する。
連行ピン14が下降した後は、上述したのと同様の手順で選択されたヤーンフィーダ9の給糸口12から給糸された編糸で編地が編成される。
【0022】
なお、上記実施の形態では、ベルト駆動手段によりキャリッジ6がニードルベッド3上面を右から左に走行する場合を例に説明してあるが、左から右に走行する場合でも同様の編成となる。
また、上記の実施の形態では保持手段36を、矢印形部分35の上部から左右に髭状の弾性部37を延出し、この弾性部37の先端寄り部分を曲成して抱持部38・39を形成するとともに、選択レバー32が右または左に揺動操作された時にいずれか一方の抱持部38・39に嵌合する嵌合用突起40・41をフィーダケース17の裏面に設けて構成するようにしてあるが、こうしたものに限られず、例えば、図9に示すように選択レバー32の一部に複数の窪み若しくは孔45を形成し、図示は省略したがこの窪み若しくは孔45に嵌合するボール又はピンをスプリングで嵌合側に付勢して保持手段36を形成することもできる。
【0023】
更に上記実施の形態では、押し下げ手段13を、一端が上記連行ピン14の中間高さ位置に連結された連結プレート42と、この連結プレート42の他端をカムプレート43の上端部に連結し、連行ピン14の上下動に連動してカムプレート43が揺動枢支ピン44を中心として前後に揺動されるようにしてあるが、これを例えば図10に示すように変更することもできる。
即ち、上記実施の形態のカムプレート43をさかさまにしたような受動片46を給糸桿の上端部分に設けるとともに、この受動片46の押し下げと選択レバー32の切り換えを連行ピン14の走行で行うようにしたものである。
【0024】
【発明の効果】
本発明にかかる横編機のヤーンフィーダは、以上に説明したように、本発明にかかる横編機のヤーンフィーダは、連行手段で選択されたヤーンフィーダが、停止状態から連行が開始されるまでの間に、給糸桿を揺動させながら下降させて、給糸口が、第一の待機位置から給糸位置に切り換え操作されて編地が編成されるとともに、編地編成後で、給糸後の給糸口を給糸位置から第二の待機位置へ揺動させるために、給糸桿が揺動しながら上昇する上昇方向を設定し、給糸後の連行手段によるヤーンフィーダの選択解除動作に連動して給糸桿が設定された上昇方向に揺動しながら上昇することにより給糸口が給糸位置から第二の待機位置に切り換えられるように切り換え機構を構成してある。
これにより、ヤーンフィーダの給糸口の待機位置から給糸位置への切り換え及びヤーンフィーダの連行・ヤーンフィーダの給糸口を給糸位置から編成された編成領域内側の待機位置に切り換える一連の操作を行うための連行手段の摺動距離を短くでき、連行手段で操作される部分のヤーンフィーダが大型化を防止できる。
【0025】
ヤーンフィーダの大型化が防止できることから、重量の増加も無くせる。これにより、連行手段が高速でヤーンフィーダを連行した場合にも連行時のショックが小さく、装置全体の強化も必要とせず、耐久性を向上できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明のヤーンフィーダを備えた糸供給装置を有する横編機の側面図である。
【図2】は本発明のヤーンフィーダ部分の拡大図である。
【図3】3は本発明のヤーンフィーダ部分の機構説明図である。
【図4】は本発明のヤーンフィーダ部分の分解斜視図である。
【図5】は本発明のヤーンフィーダにおける選択レバーの作用説明図である。
【図6】は本発明のヤーンフィーダにおける選択レバーの作用説明図である。
【図7】は本発明のヤーンフィーダにおける選択レバーの作用説明図である。
【図8】は本発明のヤーンフィーダにおける選択レバーの作用説明図である。
【図9】は本発明のヤーンフィーダにおける選択レバーの変形例を示す正面図である。
【図10】は本発明のヤーンフィーダにおける押し下げ機構の変形例を示す正面図である。
【図11】は従来のインターシャ柄編みにおける編成コースの説明図である。
【符号の説明】
3・・・ニードルベッド
6・・・ヤーンフィーダ
10・・・連行手段
11・・・糸道レール
12・・・給糸口
17・・・フィーダケース

Claims (2)

  1. ニードルベッドの上部に配設された糸道レールにフィーダケース部分を摺動可能に係合するとともに、連行手段により選択的に連行可能に構成され、フィーダケースに給糸口を有する給糸桿を昇降及び揺動可能に設け、給糸桿の昇降及び揺動により給糸口が下降した給糸位置と、給糸位置より高い位置で、連行手段の給糸摺動上手側の待機位置を第二の待機位置とし、給糸位置を挟む他方の待機位置を第一の待機位置とし、給糸桿を昇降ならびに揺動させて、インターシャ柄編みにおける給糸口の位置を切り換える切り換え機構を備えた横編機のヤーンフィーダにおいて連行手段で選択されたヤーンフィーダが、停止状態から連行開始されるまでの間に、給糸桿を揺動させながら下降させて、給糸口が第一の待機位置から給糸位置に切り換え操作されて編地が編成されるとともに、編地編成後で、給糸後の給糸口給糸位置から第二の待機位置へ揺動させるために、給糸桿が揺動しながら上昇する上昇方向を設定し、給糸後の連行手段によるヤーンフィーダの選択解除動作に連動して給糸桿が設定された上昇方向に揺動しながら上昇することにより給糸口給糸位置から第二の待機位置に切り換えられるように切り換え機構を構成したことを特徴とする横編機のヤーンフィーダ。
  2. 給糸桿の中間部分をフィーダケースに揺動並びに上下昇降可能に枢支し、該給糸桿の下端に給糸口を、中間部分に揺動操作部を、上端に給糸口を上昇付勢力に抗して給糸位置に下降させる押込み操作部を形成し、揺動操作部が上昇復帰する方向を設定する設定具を設け、給糸口を給糸位置にさせる給糸桿の下降時に設定具による揺動操作部の上昇復帰方向を切り換えるようにして切り換え機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の横編機のヤーンフィーダ。
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