JP2875472B2 - Pllシンセサイザ及びその制御方法 - Google Patents

Pllシンセサイザ及びその制御方法

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JP2875472B2 JP6004180A JP418094A JP2875472B2 JP 2875472 B2 JP2875472 B2 JP 2875472B2 JP 6004180 A JP6004180 A JP 6004180A JP 418094 A JP418094 A JP 418094A JP 2875472 B2 JP2875472 B2 JP 2875472B2
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    • H03L7/1075Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth by changing characteristics of the loop filter, e.g. changing the gain, changing the bandwidth

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレストーク式無線
機、デジタルセルラー電話機、デジタルコードレス電話
機等に使用されるPLL(Phase Locked Loop )シンセ
サイザ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PLLシンセサイザとしては、例えば図
6に示されるような構成が知られている。この図に示さ
れる構成は、例えば「DLP高速周波数シンセサイ
ザ」、垂澤芳明、山尾 泰、1989年電子通信学会秋
季全国大会、B−545、2−215に開示されている
構成の概略を示したものである。
【0003】この構成においては、可変分周器1、位相
比較検波器(PD)2、ループフィルタ3及び電圧制御
発振器(VCO)4によってPLLが構成されている。
VCO4は、ループフィルタ3及び加算器8を介してP
D2から供給される制御電圧の値に応じた出力周波数f
で発振し、発振した信号を図示しない後段の回路に供
給する。VCO4によって生成された出力周波数f
は、可変分周器1によって分周され、PD2に供給さ
れる。可変分周器1の分周比は小数点以下の値まで設定
することが可能である。可変分周器1の分周比をnとす
ると、PD2に可変分周器1から供給される信号の周波
数はf0/nとなる。PD2は、可変分周器1から供給
される信号の周波数を、出力周波数fの基準となる比
較周波数fと比較する。すなわち、PD2は位相検波
を行い、その結果に基づきVCO4の制御電圧を発生さ
せる。PD2の後段に設けられているループフィルタ3
は、この図に示されるPLLの出力周波数fを安定化
させるために必要な時定数を有している。PD2によっ
て生成された制御電圧は、ループフィルタ3を介してV
CO4に供給される。このようにして、出力周波数f
は比較周波数fのn倍の値に制御される。
【0004】また、この図に示される構成は、制御部
5、A/D変換器6、D/A変換器7及び加算器8を有
している。制御部5は、要求される出力周波数fに応
じて可変分周器1の分周比nをデジタル的に設定する。
すなわち、この図に示されるPLLはDLP(Digital
Loop Preset )として構成されている。また、制御部5
は、出力周波数fを切り換えるために、A/D変換器
6、D/A変換器7及び加算器8を使用する。すなわ
ち、A/D変換器6によってデジタル値に変換されたV
CO4の制御電圧を複数種類の出力周波数fそれぞれ
について予め記憶しておき、出力周波数fを切り換え
る際には、記憶している制御電圧をD/A変換器7によ
ってアナログ信号に変換して加算器8に供給する。同時
に、制御部5は、可変分周器1をリセットする。このよ
うにすることにより、図6の構成においては、高速に出
力周波数fを切り換えることが可能なPLLシンセサ
イザが得られていた。例えば、移動通信におけるゾーン
移行に伴う周波数fの切り換え時間を短縮することが
でき、1.5GHz帯に適したPLLシンセサイザが得
られていた。
【0005】また、図7には、例えば「デジタル移動通
信用高速切換え周波数シンセサイザ」、木林 利光、戸
田 善文、佐々木 進、1990年電子情報通信学会秋
季全国大会、B−308、2−308に開示されている
PLLシンセサイザの概略構成が示されている。ただ
し、この図においては、後に説明する本発明との相違を
明瞭にするため、図示の省略等を行っている。
【0006】この図に示されるPLLシンセサイザにお
いては、分周器9、PD2、ループフィルタ3及びVC
O4によってPLLが構成されている。また、ループフ
ィルタ3の時定数は、制御部5、ROM10及びD/A
変換器11を用いて設定されている。すなわち、制御部
5は、VCO4の出力周波数fを切り換える際、出力
させるべき出力周波数fに対応したデータをROM1
0から出力させ、これをD/A変換器11によりアナロ
グ信号に変換した上で、ループフィルタ3に与える。ル
ープフィルタ3の時定数は、内蔵される図示しないコン
デンサによって定まっており、このコンデンサはD/A
変換器11の出力によって充電される。これにより、V
CO4の制御電圧を高速で切り換えることができる。こ
の図の構成においては、出力周波数fを、所望の出力
周波数fに高速で引き込むことが可能になり、例え
ば、出力周波数fを1387MHzから1412MH
zに2msec内で引き込むことが可能となった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来か
ら、PLLシンセサイザにおける出力周波数fの切り
換えを高速化する方法が各種提案されている。しかし、
これらの方法には、高精度のA/D変換器及び/又はD
/A変換器を用いる必要があり、回路構成が複雑になる
という問題点があった。
【0008】例えば、図6又は図7に示される回路構成
をデジタルのQPSK復調に係る局部発振器において用
いる場合を考える。すなわち、基準発振器の出力を比較
周波数frとして入力するとする。この場合、出力周波
数fを15MHz程度の幅で切り換えるとすると、デ
ジタルのQPSK復調を可能にするためには、切換えの
目標となる周波数に対して誤差200Hz以内に1ms
ec程度で出力周波数fを安定化させなければならな
い。図6の構成によって1msec程度で出力周波数f
を安定化させるためには、制御部から分周比nを示す
デジタルデータとして与えられる周波数の誤差が4kH
z以内でなければならず、従って15MHz幅程度の周
波数切換えのためにA/D変換器及びD/A変換器とし
て12ビット以上の高精度のものが必要となる。また、
図7に示される構成においても、15MHz程度の幅の
周波数切換えを行い1msec程度の時間で200HZ
程度の精度を実現するためには、D/A変換器として1
7ビット以上の精度が必要である。さらに、図7に示さ
れる構成においてはD/A変換器の出力によってループ
フィルタのコンデンサが充電されているが、引込み時に
このコンデンサを充電すると引込みが終了するまでにそ
の後段の回路によってコンデンサの電荷が逃げてしまう
から、高速引込みには限界がある。
【0009】このような高精度のD/A変換器やA/D
変換器を用いることなく出力周波数fを高速切り換え
する方法としては、例えば、PLLを2個使用する方法
がある。この方法においては、PLLのうち1個が現時
点における出力周波数fの生成に使用され、他の1個
が次に使用する出力周波数fを準備する。この方法は
実用化されている方法であるが、PLLを1個使用する
方法に比べ回路規模が2倍となるため、回路の小型化、
コストダウン、低消費電力化にとって大きな妨げとなっ
ていた。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、高精度のA/D変
換器やD/A変換器を用いることなく、例えばデジタル
のQPSK復調に適した速度で出力周波数fを安定化
可能にし、かつ周波数切換え後においてPLLの比較周
波数や小数点分周のスイープ周波数に起因して生じる出
力周波数fのスプリアス(不要輻射)を抑圧可能にす
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るPLLシンセサイザの制御方法
は、供給される制御電圧の値に応じた出力周波数で発振
する発振器、要求される出力周波数の値に応じて発振器
の出力周波数を分周する分周器、分周器により分周され
た出力周波数と出力周波数の基準となる比較周波数とを
比較して位相検波し上記制御電圧を発生させる検波器、
及び検波器によって発生した制御電圧を濾波して発振器
に供給することにより出力周波数を安定化するループフ
ィルタを備えるPLLシンセサイザにおいて実行され、
このPLLシンセサイザの出力周波数を分周器の分周比
の設定により制御する制御方法において、その時定数が
第1の出力周波数に対応しかつ出力周波数のスプリアス
抑圧に適する比較的大きな第1の値に設定されている第
1の低速時定数回路、その時定数が第2の出力周波数に
対応しかつ出力周波数のスプリアス抑圧に適する比較的
大きな値であって前記第1の値と異なる第2の値に設定
されている第2の低速時定数回路、及びその時定数が高
速引込みに適する比較的小さな第3の値に設定されてい
る高速時定数回路を、ループフィルタ内に設けておき、
第1及び第2の低速時定数回路を構成するコンデンサ
が、当該低速時定数回路が使用されていない状態におい
てもその低速時定数回路に対応する出力周波数に関する
情報を電荷の形態で保持しており、更に、主として使用
する時定数回路を第1の低速時定数回路から高速時定数
回路に切り換えることによってループフィルタ全体とし
ての時定数を第1の値から第3の値に切り換える第1の
ステップを、第1の出力周波数から第2の出力周波数へ
の切換に際してまず実行し、主として使用する時定数回
路を高速時定数回路から第2の低速時定数回路に切り換
えることによってループフィルタ全体としての時定数を
第3の値から第2の値に切り換える第2のステップを、
第1のステップが実行され更に出力周波数が第2の出力
周波数に引き込まれた後に実行することを特徴とする。
【0012】本発明に係るPLLシンセサイザは、さら
に、供給される制御電圧の値に応じた出力周波数で発振
する発振器と、要求される出力周波数の値に応じて発振
器の出力周波数を分周する分周器と、分周器により分周
された出力周波数と出力周波数の基準となる比較周波数
とを比較して位相検波し上記制御電圧を発生させる検波
器と、検波器によって発生した制御電圧を濾波して発振
器に供給することにより出力周波数を安定化するループ
フィルタと、を備えるPLLシンセサイザにおいて、P
LLシンセサイザの出力周波数を分周器の分周比の設定
により制御すべく本発明の制御方法を実行する制御部を
備え、上記ループフィルタが、その時定数が第1の出力
周波数に対応しかつ出力周波数のスプリアス抑圧に適す
る比較的大きな第1の値に設定されている第1の低速時
定数回路、その時定数が第2の出力周波数に対応しかつ
出力周波数のスプリアス抑圧に適する比較的大きな値で
あって前記第1の値と異なる第2の値に設定されている
第2の低速時定数回路、及びその時定数が高速引込みに
適する比較的小さな第3の値に設定されている高速時定
数回路を有し、第1及び第2の低速時定数回路を構成す
るコンデンサが、当該低速時定数回路が使用されていな
い状態においてもその低速時定数回路に対応する出力周
波数に関する情報を電荷の形態で保持することを特徴と
する。
【0013】
【0014】
【0015】本発明に係るPLLシンセサイザは、上
高速及び低速時定数回路が互いに並列接続されており、
上記低速時定数回路が当該低速時定数回路を介した検波
器と発振器の間の信号経路を生成/遮断するためのスイ
ッチ手段を有し、ループフィルタ全体としての時定数の
切換を、上記スイッチ手段の制御により行うことを特徴
とする。
【0016】本発明に係るPLLシンセサイザは、上
低速時定数回路及びスイッチ手段が、出力周波数の種類
に対応して複数個並列に設けられたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明に係るPLLシンセサイザ及びその制御
方法においては、ループフィルタの時定数が比較的小さ
な時定数と比較的大きな時定数の間で切り換え可能にな
る。すなわち、検波器と発振器の間に高速時定数回路の
みが挿入されている状態では、ループフィルタの時定数
がこの高速時定数回路によって決定される比較的小さな
時定数となる。この状態で、発振器の出力周波数を切り
換えるべく必要な出力周波数に応じ分周器に分周比を設
定すると、これに応じて発振器の出力周波数が新たな出
力周波数に高速で引き込まれる。また、スイッチ手段
の動作によって検波器と発振器の間に低速時定数回路が
挿入された場合、ループフィルタの時定数はこの低速時
定数回路によって決定される比較的大きな時定数とな
る。この状態では、ループフィルタの時定数が大きいた
め、出力周波数の高速引込みはできない。しかし、この
低速時定数回路を利用することにより、検波器に供給さ
れる比較周波数や、分周器の分周誤差(例えば数点分
周におけるスイープ周波数)に起因した出力周波数のス
プリアスを抑圧する制御が可能になる。
【0018】例えば、送信周波数と受信周波数が異なる
無線機(例えばプレストーク受信機や、デジタル自動車
電話、デジタルコードレス電話の各局)の局部発振器に
PLLを使用する場合、PLLの出力周波数を送信周波
数に対応する周波数と受信周波数に対応する周波数の間
で切り換えるという使用方法と、PLLの出力周波数は
送信時と受信時では切り換えずPLLの外部での処理に
より送信周波数と受信周波数の相違に対応するという使
用方法がある。
【0019】前者の方法を採用しかつPLLシンセサイ
ザとして本発明のPLLシンセサイザを用いる場合、送
信周波数から受信周波数へ、あるいは受信周波数から送
信周波数へと切換えを行う際、これに伴うPLLシンセ
サイザの出力周波数の切換えを高速で行い、かつ切換え
後のスプリアスを好適に抑圧することができる。すなわ
ち、PLLシンセサイザを構成する発振器(具体的には
VCO)の出力周波数を第1の出力周波数から第2の出
力周波数へと切り換える際、本発明においては、制御部
により、分周器への分周比が第1の出力周波数に対応す
る値から第2の出力周波数に対応する値に変更設定され
ると共に、スイッチ手段の制御によって第1の出力周波
数に対応する低速時定数回路を介した信号経路が遮断さ
れる。このようにすると、ループフィルタの時定数が高
速引込みに適した値となるため、第2の出力周波数への
引込みが高速化で実行される。出力周波数が第2の周波
数に引き込まれた後、制御部は、第2の出力周波数に対
応する低速時定数回路を介した信号経路を生成する。低
速時定数回路は、検波器と発振器の間に挿入された場合
に比較周波数及び/又は分周器の分周誤差に起因した出
力周波数のスプリアスを抑圧する。従って、引込みが終
了した後のスプリアス発生が抑圧される。なお、低速時
定数回路の個数は2個に限定されるものではない。
【0020】
【0021】更に、低速時定数回路は、直列接続された
抵抗及びコンデンサから構成することができる。低速時
定数回路をこのような構成とした場合、低速時定数回路
によるスプリアス抑圧の作用は、コンデンサによって蓄
積された電荷によって生じる。すなわち、低速時定数回
路を介した信号経路を遮断した後もコンデンサによって
電圧が保持されるため、後にこの低速時定数回路を介し
た信号経路を生成する際、出力周波数の揺らぎを発生さ
せることなく、検波器出力のうちスプリアス発生の原因
となる高周波成分を吸収できる。また、低速時定数回路
を複数設ける場合、当該低速時定数回路を構成する抵抗
の少なくとも一部を外の低速時定数回路を構成する抵抗
の少なくとも一部と兼用することが可能となる。このよ
うにした場合、装置構成を簡素にすることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図6及び図7に示される従来例
と同様の構成又は対応する構成には同一の符号を付し説
明を省略する。
【0023】図1には、本発明の一実施例に係るPLL
シンセサイザの概略構成が示されている。この図に示さ
れる構成においては、PLLが、可変分周器1、PD
2、ループフィルタ3及びVCO4から構成されてい
る。また、制御部5は、可変分周器1の分周比を小数点
以下に亘ってデジタル的に決定しており、従ってこの図
に示されるPLLシンセサイザはDLPシンセサイザと
して構成されている。制御部5は、更に、ループフィル
タ3に内蔵されるスイッチの切り換えを行うことによ
り、出力周波数fの高速切り替えを行うと共にそのス
プリアスを好適に抑圧している。
【0024】図2には、本発明に係るPLLシンセサイ
ザの第1実施例の要部構成が示されている。この図に示
される構成は、ループフィルタ3の内部構成である。ル
ープフィルタ3は、オペアンプ31、高速時定数回路3
2、低速時定数回路33及び34から構成されている。
【0025】高速時定数回路32は、抵抗R及びR
びにコンデンサChs及びCから構成されている。抵
抗Rはループフィルタ3の入力端子とオペアンプ31の
入力端子の間に配設されており、抵抗R及びコンデン
サChsの一端はオペアンプ31の入力端に接続されて
いる。抵抗RとコンデンサChsは並列接続されお
り、これら抵抗R及びChsの並列回路はコンデンサ
を介してオペアンプ31の出力端、すなわちループ
フィルタ3の出力端子に接続されている。従って、抵抗
、コンデンサChs及びCはオペアンプ31の帰
還回路を構成しており、また、この帰還回路と抵抗Rか
ら構成される高速時定数回路32は、オペアンプ31と
共に、1個のループフィルタを構成している。このルー
プフィルタの時定数は、高速時定数回路32の時定数に
よって定まっている。この実施例の場合、高速時定数回
路32の時定数は出力周波数fを切り換える際の高速
引込みに適した小さな値に設定されている。
【0026】低速時定数回路33は、上述の抵抗Rの
他、抵抗R、コンデンサCas及びCから構成され
ている。抵抗R及びコンデンサCasは並列接続され
ており、その一端はオペアンプ31の入力端に、他端は
コンデンサC及びスイッチSを介してオペアンプ3
1の出力端に接続されている。スイッチSが閉じられ
ている状態では、上述の高速時定数回路32、低速時定
数回路33及びオペアンプ31によって、1個のループ
フィルタが構成される。このループフィルタの時定数は
主に低速時定数回路33の時定数によって定まる。この
実施例では、低速時定数回路33の時定数は、出力周波
数fを周波数fで安定化しかつ出力周波数fのス
プリアスを好適に抑圧可能な値に設定されている。
【0027】低速時定数回路34は、上述の抵抗Rに加
え、並列接続された抵抗R及びコンデンサCbsとコ
ンデンサCから構成されている。抵抗Rとコンデン
サCbsの並列接続回路の一端はオペアンプ31の入力
端に接続されており、他端はコンデンサC及びスイッ
チSを介してオペアンプ31の出力端に接続されてい
る。従って、スイッチSが閉じられている状態では、
前述の高速時定数回路32、低速時定数回路34及びオ
ペアンプ31によって1個のループフィルタが構成され
る。このループフィルタの時定数は低速時定数回路34
の時定数によって定まる。低速時定数回路34の時定数
は、出力周波数fが周波数fで安定化されかつスプ
リアスが抑圧されるような値に設定されている。
【0028】前述の制御部5は、ループフィルタ3を構
成するスイッチS及びSを制御している。本実施例
の特徴は、ループフィルタ3の構成の他に、このような
制御部5の制御手順にある。
【0029】図3には、スイッチSをONさせたまま
可変分周器1の分周比nを制御し出力周波数fをf
からfに切り換えた場合の周波数安定化動作が示され
ている。この図においては、周波数fが815MHz
とされており、また周波数fが800MHzとされて
いる。更に、周波数fに対応する分周比nの値は20
37.5であり、fに対応するそれは2000.0で
ある。
【0030】この図に示されるような周波数切換を行っ
た場合、出力周波数fが周波数fに精度200Hz
程度で安定化するのに要する時間は約8msecとな
る。出力周波数fの切換にこのような長時間を要して
いたのでは、本実施例に係るPLLシンセサイザをデジ
タルQPSK復調に係る局部発振器として用いる場合
に、当該復調を好適に行うことができない。
【0031】そこで、本実施例においては、制御部5に
よって図4に示されるような制御を行うようにしてい
る。この図に示される制御は、可変分周器1の分周比n
を切り換えると共にスイッチS及びSの制御を行
い、出力周波数fを切換後の値に高速引込みすると共
に引込み後にスプリアスを好適に抑圧する制御である。
なお、この図においても、周波数fが815MHz
に、周波数fが800MHzに、それぞれ設定されて
いる。
【0032】まず、出力周波数fをfからfに切
り換える場合を考える。ただし、出力周波数fは以前
にfの値を有していたことがあり、従って低速時定数
回路34を構成するコンデンサCには出力周波数f
がfで安定するために必要な電荷がすでに蓄積されて
いるとする。この場合、制御部5は、可変分周器1の分
周比を周波数fに対応した値(この図では2037.
5)から周波数fに対応した値(この図では200
0.0)に切り換える。同時に、制御部5は、ループフ
ィルタ3のスイッチSをOFFする。すると、ループ
フィルタ3の時定数は、高速時定数回路32に係る時定
数となるため、出力周波数fの引込みが高速で行われ
ることになる。具体的には、0.6msec程度で周波
数切換が終了する。
【0033】周波数切換を行った直後においては、ルー
プフィルタ3の時定数が高速時定数回路32によって決
定される時定数であるため、図4に示されるように、若
干のスプリアスが発生する。このスプリアスを抑圧する
ため、本実施例においては、切換後の出力周波数f
ある周波数fに対応したスイッチSがONされる。
すると、ループフィルタ3の時定数は、主に低速時定数
回路34によって決定される時定数となる。低速時定数
回路34を構成するコンデンサCはコンデンサC
比べ大きな容量値を有している。従って、スイッチS
を図のようなタイミングでONさせることにより、比較
周波数frのノイズ、ひいては出力周波数fのスプリ
アスを抑圧することができる。また、コンデンサC
は、出力周波数fがfで安定するために必要な電荷
がすでに蓄積されている。従って、スイッチSbを図の
ようなタイミングでONさせることにより、出力周波数
の揺らぎを伴うことなく、上述の効果を得ることが
できる。
【0034】なお、出力周波数fを周波数fからf
に切り換える際には、スイッチSのみがONしてい
る状態から当該スイッチSをOFFさせ、出力周波数
が周波数fに引き込まれた後にスイッチSをO
Nさせればよい。
【0035】また、この実施例においては、高速時定数
回路32、低速時定数回路33及び34を構成する抵抗
の一部は、抵抗Rとして兼用されている。これにより、
装置構成が比較的簡素になる。
【0036】図5には、本発明の第2実施例に係るPL
Lシンセサイザの要部構成、すなわちループフィルタ3
の要部構成が示されている。この図に示される回路はラ
グリード型フィルタである。このような構成を用いて
も、同様に、出力周波数fの高速引込みやスプリアス
抑圧といった効果を得ることができる。
【0037】なお、以上の説明においては出力周波数f
0を周波数faとfbとの間で切り換える例を示したが、
出力周波数f0の種類は2種類に限定されるものではな
い。例えば、出力周波数f0を3種類設ける場合には、
低速時定数回路を3種類設けるといった回路の変形が必
要となる。さらに、可変分周器1の分周比nは203
7.5と2000.0の間で切り換えるようにしている
が、これは比較周波数frを400kHzとしたためで
ある。しかし、比較周波数 r の設定は任意であり、従
って可変分周器の分周比nの設定もこれに応じて任意と
なる。
【0038】さらに、以上の説明においては、出力周波
数fの切換が説明の対象となっていた。このような出
力周波数fの切換は、例えばプレストーク無線機にお
いて送信受信の周波数切換を行う際に用いることができ
る。しかし、本発明は、このような切換えに限定される
ものではない。例えば、デジタル携帯電話のようにTD
MA通信を行う無線機で実行される周波数監視にも、本
発明を適用することができる。この場合、周波数監視を
行う場合にはループフィルタの時定数を高速時定数回路
で決定される比較的小さな時定数とし、実際に通話を行
う際には低速時定数回路をループフィルタに挿入して比
較的大きな時定数とする。このような動作とすることに
より、通話状態への高速引込みが可能となり、かつスプ
リアスを好適に抑圧することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るPL
Lシンセサイザ及びその制御方法によれば、ループフィ
ルタに高速時定数回路及び低速時定数回路を設けると共
に、スイッチ手段等を用いて低速時定数回路を適宜挿入
するようにしたため、高精度のA/D及びD/A変換器
を用いることなく、出力周波数の切換に適したPLLシ
ンサセイザが得られる。すなわち、周波数の切換えや引
込みを高速時定数回路を用いて高速化することができる
と共に、切換え後において出力周波数のスプリアスを低
速時定数回路を用いて好適に抑圧することができる。例
えば、15MHz程度の幅で出力周波数を切り換えたと
しても、精度200Hzの範囲に1msec程度で出力
周波数を安定化することができ、デジタルQPSK復調
を好適に実行可能となる。また、PLLに供給される比
較周波数や小数点分周のスリップ周波数による周波数ス
プリアスが好適に抑圧される。その結果、プレストーク
無線機や、デジタルセルラー電話機、デジタルコードレ
ス電話機等に適し、かつ小型で低コストのPLLシンサ
セイザを得ることができる。
【0040】さらに、低速時定数回路を複数用いる場合
には、低速時定数回路を構成する抵抗の少なくとも一部
を互いに兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPLLシンサセイザの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の要部構成、特にループフ
ィルタの内部構成を示す回路図である。
【図3】第1実施例においてスイッチSをONさせた
まま周波数切換えを行った場合の周波数安定化速度を示
すタイムチャートである。
【図4】第1実施例においてスイッチS及びSを制
御して周波数切換えを行った場合の周波数安定化速度を
示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第2実施例の要部構成、特にループフ
ィルタの内部構成を示す回路図である。
【図6】第1従来例に係るPLLシンサセイザの概略構
成を示すブロック図である。
【図7】第2従来例に係るPLLシンサセイザの概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 可変分周器 2 位相比較検波器(PD) 3 ループフィルタ 4 電圧制御発振器(VCO) 5 制御部 31 オペアンプ 32 高速時定数回路 33,34 低速時定数回路 R,R,R,R 抵抗 C,Chs,C,Cas,C,Cbs コンデン
サ S,S スイッチ f 比較周波数 f 出力周波数 n 分周比
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 浩昭 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (72)発明者 足立 誠幸 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−54017(JP,A) 特開 昭48−66958(JP,A) 特開 平4−142815(JP,A) 特開 平5−291949(JP,A) 実開 昭57−36646(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03L 7/06 - 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される制御電圧の値に応じた出力周
    波数で発振する発振器、要求される出力周波数の値に応
    じて発振器の出力周波数を分周する分周器、分周器によ
    り分周された出力周波数と出力周波数の基準となる比較
    周波数とを比較して位相検波し上記制御電圧を発生させ
    る検波器、及び検波器によって発生した制御電圧を濾波
    して発振器に供給することにより出力周波数を安定化す
    るループフィルタを備えるPLLシンセサイザにおいて
    実行され、このPLLシンセサイザの出力周波数を分周
    器の分周比の設定により制御する制御方法において、 その時定数が第1の出力周波数に対応しかつ出力周波数
    のスプリアス抑圧に適する比較的大きな第1の値に設定
    されている第1の低速時定数回路、その時定数が第2の
    出力周波数に対応しかつ出力周波数のスプリアス抑圧に
    適する比較的大きな値であって前記第1の値と異なる
    2の値に設定されている第2の低速時定数回路、及びそ
    の時定数が高速引込みに適する比較的小さな第3の値に
    設定されている高速時定数回路を、ループフィルタ内に
    設けておき、 第1及び第2の低速時定数回路を構成するコンデンサ
    が、当該低速時定数回路が使用されていない状態におい
    てもその低速時定数回路に対応する出力周波数に関する
    情報を電荷の形態で保持しており、 更に、 主として使用する時定数回路を第1の低速時定数回路か
    ら高速時定数回路に切り換えることによってループフィ
    ルタ全体としての時定数を第1の値から第3の値に切り
    換える第1のステップを、第1の出力周波数から第2の
    出力周波数への切換に際してまず実行し、 主として使用する時定数回路を高速時定数回路から第2
    の低速時定数回路に切り換えることによってループフィ
    ルタ全体としての時定数を第3の値から第2の値に切り
    換える第2のステップを、第1のステップが実行され更
    に出力周波数が第2の出力周波数に引き込まれた後に実
    行することを特徴とする制御方法。
  2. 【請求項2】 供給される制御電圧の値に応じた出力周
    波数で発振する発振器と、要求される出力周波数の値に
    応じて発振器の出力周波数を分周する分周器と、分周器
    により分周された出力周波数と出力周波数の基準となる
    比較周波数とを比較して位相検波し上記制御電圧を発生
    させる検波器と、検波器によって発生した制御電圧を濾
    波して発振器に供給することにより出力周波数を安定化
    するループフィルタと、を備えるPLLシンセサイザに
    おいて、 PLLシンセサイザの出力周波数を分周器の分周比の設
    定により制御すべく請求項1記載の制御方法を実行する
    制御部を備え、 上記ループフィルタが、その時定数が第1の出力周波数
    に対応しかつ出力周波数のスプリアス抑圧に適する比較
    的大きな第1の値に設定されている第1の低速時定数回
    路、その時定数が第2の出力周波数に対応しかつ出力周
    波数のスプリアス抑圧に適する比較的大きな値であって
    前記第1の値と異なる第2の値に設定されている第2の
    低速時定数回路、及びその時定数が高速引込みに適する
    比較的小さな第3の値に設定されている高速時定数回路
    を有し、 第1及び第2の低速時定数回路を構成するコンデンサ
    が、当該低速時定数回路が使用されていない状態におい
    てもその低速時定数回路に対応する出力周波数に関する
    情報を電荷の形態で保持することを特徴とするPLLシ
    ンセサイザ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のPLLシンセサイザにお
    いて、 上記高速及び低速時定数回路が互いに並列接続されてお
    り、 上記低速時定数回路が当該低速時定数回路を介した検波
    器と発振器の間の信号経路を生成/遮断するためのスイ
    ッチ手段を有し、 ループフィルタ全体としての時定数の切換を、上記スイ
    ッチ手段の制御により行うことを特徴とするPLLシン
    セサイザ。
  4. 【請求項4】 請求項記載のPLLシンセサイザにお
    いて、 上記低速時定数回路及びスイッチ手段が、出力周波数の
    種類に対応して複数個並列に設けられたことを特徴とす
    るPLLシンセサイザ。
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