JPH08298459A - 周波数シンセサイザー装置 - Google Patents

周波数シンセサイザー装置

Info

Publication number
JPH08298459A
JPH08298459A JP7103366A JP10336695A JPH08298459A JP H08298459 A JPH08298459 A JP H08298459A JP 7103366 A JP7103366 A JP 7103366A JP 10336695 A JP10336695 A JP 10336695A JP H08298459 A JPH08298459 A JP H08298459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
controlled oscillator
voltage controlled
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7103366A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Yonesu
利徳 米須
Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7103366A priority Critical patent/JPH08298459A/ja
Publication of JPH08298459A publication Critical patent/JPH08298459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの位相同期ループ回路で、同時に二つの
異なる周波数を出力することができる周波数シンセサイ
ザー装置を提供する。 【構成】 基準周波数信号発生器1と位相比較器4とル
ープフィルタ5と電圧制御発振器2と可変分周器3と制
御部6により一つの位相同期ループを構成する。周波数
変換器7は逓倍器、又は分周器、又はその両方の組み合
わせ等により基準周波数発生器1の出力frの周波数変
換を行う。ミキサー8は周波数変換器7の出力eと電圧
制御発振器2の出力fの二つの信号のミキシングを行い
出力する。バンドパスフィルタ9は、ミキサー出力より
希望する周波数帯の信号成分を取り出し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話等の複数の周
波数を切り換えて送受信する無線通信装置に用いられる
周波数シンセサイザー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、セルラー電話やコードレス電話な
どの無線を利用した電話の発展がめざましく利用者の数
が増大している。このようなシステムでは、送受信のた
めに複数の周波数が用意されており、装置では、現在使
用されている周波数を避け、未使用の周波数で送受信を
行うように設計されている。又、最近では、周波数分割
に加え、送受信の時間を区切り使用する時分割方式も利
用され始めている。そのため、無線部では周波数を切り
換える装置が組み込まれており、最近では、そのほとん
どが位相同期ループ回路による周波数シンセサイザーを
用いている。以下、図面を参照しながら従来の位相同期
ループ回路を用いた周波数シンセサイザーの説明を行
う。
【0003】図5は従来の位相同期ループ回路を用いた
周波数シンセサイザーの構成を示すブロック図である。
図5において、基準周波数信号発生器1は基準となる周
波数を発生する。電圧制御発振器2は、制御端子Tに加
えられた制御端子電圧Vcに応じた周波数fで発振し出
力する。電圧制御発振器2の出力端に接続される可変分
周器3は、電圧制御発振器2の出力を分周数設定信号a
によって指定された数で分周する。この可変分周器3お
よび基準周波数信号発生器1が接続される位相比較器4
は、可変分周器3からの出力fpと基準周波数信号発生
器1からの出力frの位相差に応じて、ハイ状態または
ロウ状態、ハイインピーダンス状態の3状態のいずれか
の出力dを発生させる。この位相比較器4が接続される
ループフィルタ5は電圧制御発振器2の制御端子Tに接
続され、位相比較器4の出力に含まれる高調波成分の除
去と直流成分の保持を行い電圧制御発振器2の発振周波
数を直接決定するとともに、位相同期ループの応答特性
と同期特性を決定する。さらに、制御部6は可変分周器
3に接続され、可変分周器3の分周数を設定する分周数
設定信号aを発生する。
【0004】図6は図5に示す位相同期ループ回路を用
いた周波数シンセサイザーの位相比較器4に対する各波
形のタイミング図であり、可変分周器3の出力周波数f
pが、基準周波数信号発生器1の出力周波数frに比べ
て低いとき、すなわち、fr>fpのときの位相比較器
4の出力状態を示している。図6に示すように、位相比
較器4の出力dは、基準周波数信号発生器1の出力fr
の立ち上がりでハイ状態となり、さらに可変分周器3の
出力fpの立ち上がりでリセットされハイインピーダン
ス状態になる。
【0005】図7は図5に示す位相同期ループ回路を用
いた周波数シンセサイザーの位相比較器4に対する各波
形のタイミング図であり、可変分周器3の出力周波数f
pが、基準周波数信号発生器1の出力周波数frに比べ
高いとき、すなわち、fr<fpのときの位相比較器4
の出力状態を示している。図7に示すように、位相比較
器4の出力は、可変分周器3の出力fpの立ち上がりで
ロウ状態となり、基準周波数信号発生器1の出力frの
立ち上がりでリセットされハイインピーダンス状態にな
る。
【0006】図8は図5の電圧制御発振器2の制御端子
電圧Vcに対する出力周波数fの関係を示す図であり、
また、図9は図5の位相同期ループ回路を用いた周波数
シンセサイザーにおけるチャネル切換時の電圧制御発振
器2の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形であ
り、制御端子電圧Vcは、ループフィルタ5のコンデン
サ5aの両端の電位差の変化に等しい。
【0007】以上のように構成された従来の位相同期ル
ープ回路を用いた周波数シンセサイザーを用いた周波数
シンセサイザーについて、以下、その動作を説明する。
まず、定常状態にあるときであるが、電圧制御発振器2
はその制御端子電圧Vcに従って、図8に示す出力周波
数−制御端子電圧特性に応じた周波数fで発振を行って
いる。電圧制御発振器2の出力は、可変分周器3に伝え
られ、そこでl/Nに分周され位相比較器4に伝えられ
る。また、位相比較器4には、基準周波数信号発生器1
からの出力frが加えられている。そして、位相比較器
4では、これら2つの入力の位相差に応じて、ハイ状態
またはロウ状態、ハイインピーダンス状態の3状態のう
ちのいずれかを示すが、定常状態では、2つの入力の位
相差はないので、ハイインピーダンス状態が出力され
る。そのため、ループフィルタ5のコンデンサ5aで
は、充放電は起きず、電圧制御発振器2の制御端子電圧
Vcは一定に保持され、電圧制御発振器2は同じ周波数
fで発振を続ける。次に、温度変化などの影響により、
電圧制御発振器2の出力が変化したときの動作に付いて
説明する。電圧制御発振器2の出力周波数fが低くなっ
た場合、可変分周器3から位相比較器4に伝えられる周
波数fpも、基準周波数信号発生器1から位相比較器4
に伝えられる周波数frに比べ低くなる。そのため、位
相比較器4の出力は、図6に示すように、基準周波数信
号発生器1の出力frの立ち上がりでハイ状態となり、
可変分周器3の出力fpの立ち上がりでリセットされハ
イインピーダンス状態となる。そして、位相比較器4の
出力dがハイ状態の間、ループフィルタ5のコンデンサ
5aが充電され、電圧制御発振器2の制御端子電圧Vc
は上昇する。これにより、電圧制御発振器2の発振周波
数fが徐々に高くなり、周波数の変動分が抑制されてい
く。
【0008】また、逆に電圧制御発振器2の出力周波数
fが高くなった場合では、可変分周器3から位相比較器
4に伝えられる周波数fpも、基準周波数信号発生器1
から位相比較器4に伝えられる周波数frに比べ高くな
る。このため、位相比較器4の出力dは、図7に示すよ
うに、可変分周器3の出力fpの立ち上がりでロウ状態
となり、基準周波数信号発生器1の出力frの立ち上が
りでリセットされハイインピーダンス状態となる。そし
て、位相比較器4の出力dがロウ状態の間、ループフィ
ルタ5のコンデンサ5aが放電され、電圧制御発振器2
の制御端子電圧Vcは下降する。これにより、電圧制御
発振器2の発振周波数が徐々に低くなり、周波数fの変
動分が抑制されていく。
【0009】さらに、電圧制御発振器2の発振周波数を
変えるチャネル切換時の動作に付いて説明する。チャネ
ル切換時は、まず、制御部6よりチャネル切換信号aが
出力され可変分周器3に伝えられる。可変分周器3で
は、チャネル切換信号aに従い分周数Nが変えられる。
定常状態では、基準周波数信号発生器1の出力周波数f
rと電圧制御発振器2の出力周波数f及び可変分周器3
の分周数Nには、fr=f/Nの関係があり、チャネル
を低い周波数から高い周波数に切り換える時は分周数が
増やされ、チャネルを高い周波数から低い周波数に切り
換える時は分周数が減らされる。このため、チャネル切
換直後においては、基準周波数信号発生器1から位相比
較器4に伝えられる周波数frに比べてチャネルを低い
周波数から高い周波数に切り換えるときは可変分周器3
から位相比較器4に伝えられる周波数f/Nが低くな
る。また、チャネルを高い周波数から低い周波数に切り
換えるときは可変分周器3から位相比較器4に伝えられ
る周波数f/Nが高くなる。そして、位相比較器4の出
力dは、チャネルを低い周波数から高い周波数に切り換
えるときは、図6に示すようになり、チャネルを高い周
波数から低い周波数に切り換えるときは、図7に示すよ
うになる。そして、位相比較器4の出力dが、ループフ
ィルタ5に伝えられると、ループフィルタ5のコンデン
サ5aが充放電され、電圧制御発振器2の制御端子電圧
Vcが変化し、それにともない出力周波数fも変化して
いく。
【0010】ここで、電圧制御発振器2の定常状態にお
ける出力周波数fをチャネル切換の前をf1、チャネル
切換後をf2とすると、図8に示すように、電圧制御発
振器2の制御端子電圧VcはそれぞれV1、V2とな
る。このとき、電圧制御発振器2の制御端子電圧Vcの
時間変化波形は、図9に示すようになり、この波形は、
ループフィルタ5の時定数などにより決まる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話等の無線機器
で送信と受信とで異なる周波数を用いる場合、前記従来
の構成では周波数シンセサイザー装置は、送信用と受信
用の二つ必要となる。それにより、回路部品数が多くな
り、かつ、それぞれの周波シンセサイザー毎に位相同期
ループの制御を行わなければならず、制御が大がかりに
なる問題点を有していた。
【0012】本発明は上記した課題を解決するため、一
つの位相同期ループに同時に二つの異なる周波数を出力
できる周波数シンセサイザーを提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、基準周波数信号発生器からの出力の
周波数を変換する周波数変換器と、周波数変換器からの
出力と電圧制御発振器からの出力とを混合するミキサー
と、ミキサーからの出力の濾波を行い前記電圧制御発振
器の周波数に周波数変換器の出力の周波数を加算もしく
は減算を行った周波数の成分を抽出するフィルタとを備
えた。
【0014】また、電圧制御発振器からの出力の周波数
を変換する周波数変換器と、周波数変換器からの出力と
電圧制御発振器からの出力とを混合するミキサーと、ミ
キサーからの出力の濾波を行い前記電圧制御発振器の周
波数に周波数変換器の出力の周波数を加算もしくは減算
を行った周波数の成分を抽出するフィルタとを備えた。
【0015】さらに、基準周波数信号発生器からの出力
の周波数を変換する周波数変換器と、周波数変換器から
の出力と電圧制御発振器からの出力とを混合するミキサ
ーと、ミキサーからの出力の濾波を行い電圧制御発振器
の周波数に周波数変換器の出力の周波数を加算した周波
数の成分を抽出する第1のフィルタと、ミキサーからの
出力の濾波を行い電圧制御発振器の周波数に周波数変換
器の出力の周波数を減算した周波数の成分を抽出する第
2のフィルタとを備えた。
【0016】
【作用】この構成により、一つの位相同期ループ回路で
同時に二つの異なる周波数を出力する事ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同様の作用、効果を
有するものには、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0018】図1は本発明の請求項1の一実施例を示す
周波数シンセサイザーのブロック図である。図1におい
て周波数変換器7は逓倍器、又は分周器、又はその両方
の組合わせ等により基準周波数信号発生器1の出力fr
の周波数変換を行う。ミキサー8は周波数変換器7の出
力eと電圧制御発振器2の出力fの二つの信号のミキシ
ングを行い、出力する。バンドパスフィルタ9は、ミキ
サー出力より希望する周波数帯の信号成分を取り出し出
力する。以上のように構成された本発明の請求項1の周
波数シンセサイザー装置について以下にその動作を説明
する。
【0019】従来例と同様な動作原理で、fは電圧制御
発振器2の制御端子Tをコントロールする事により基準
周波数信号発生器1の周波数と可変分周器3の分周数で
決められる周波数信号を出力する。eは基準周波数信号
発生器1の出力を周波数変換器7で周波数変換を行い出
力する。ミキサー8はトランスとダイオードから構成さ
れるダブルバランスドミキサーにより構成され、f+e
の周波数成分を持つ信号と、f−eの周波数成分を持つ
信号とを出力する。これらの信号はバンドパスフィルタ
9に入力され、ミキサー8によって生成された不要な周
波数成分を除去し、f+eの周波数成分を持つ信号と、
f−eの周波数成分をもつ信号のうち希望する一つの信
号のみが出力される。
【0020】図2は本発明の周波数シンセサイザーの周
波数配置の一例を示す周波数配置図。本例では、電圧制
御発振器2の出力周波数fは1.6GHz〜1.63G
Hzであり、周波数変換器7の出力周波数eは0.1H
z固定とする。ミキサー8の出力周波数は1.5GHz
〜1.53GHzと1.7GHz〜1.73GHzの信
号が出力される。バンドパスフィルタの通過帯域を1.
5GHz〜1.53GHzか1.7GHz〜1.73G
Hzのいずれかにする事により一つの信号を取り出すこ
とができる。その結果、請求項1のシンセサイザーは
1.6GHz〜1.63GHzの信号と、1.7GHz
〜1.73GHzの信号の2波を同時に生成することが
できる。
【0021】図3は本発明の請求項2の一実施例を示す
周波数シンセサイザーのブロック図である。図3におい
て、周波数変換器10は逓倍器、又は分周器、又はその
両方の組み合わせ等により電圧制御発振器2の出力fの
周波数変換を行う。ミキサー11は周波数変換器10の
出力hと電圧制御発振器2の出力fの二つの信号のミキ
シングを行い、出力する。バンドパスフィルタ12は、
ミキサー出力より希望する周波数帯の信号成分を取り出
し出力する。以上のように構成された本発明の請求項2
の周波数シンセサイザー装置について以下にその動作を
説明する。
【0022】従来例と同様な動作原理で、fは電圧制御
発振器2の制御端子Tをコントロールする事により基準
周波数信号発生器1の周波数と可変分周器3の分周数で
決められる周波数信号を出力する。hは電圧制御発振器
2の出力を周波数変換器10で周波数変換を行い出力す
る。ミキサー11はトランスとダイオードから構成され
るダブルバランスドミキサーにより構成され、f+hの
周波数成分を持つ信号と、f−hの周波数成分を持つ信
号とを出力する。これらの信号はバンドパスフィルタ1
2に入力され、f+hの周波数成分を持つ信号と、f−
hの周波数成分をもつ信号のうち希望する一つの信号の
みが出力される。
【0023】図4は本発明の請求項3の一実施例を示す
周波数シンセサイザーのブロック図である。図4におい
て周波数変換器7は逓倍器、又は分周器、又はその両方
の組合わせ等により基準周波数信号発生器1の出力fr
の周波数変換を行う。ミキサー8は周波数変換器7の出
力eと電圧制御発振器2の出力fの二つの信号のミキシ
ングを行い、出力する。バンドパスフィルタ13及び1
4は、ミキサー出力より希望する周波数帯の信号成分を
取り出し出力する。以上のように構成された本発明の請
求項3の周波数シンセサイザー装置について以下にその
動作を説明する。
【0024】従来例と同様な動作原理で、fは電圧制御
発振器2の制御端子Tをコントロールする事により基準
周波数信号発生器1の周波数と可変分周器3の分周数で
決められる周波数信号を出力する。eは基準周波数信号
発生器1の出力を周波数変換器7で周波数変換を行い出
力する。ミキサー8はトランスとダイオードから構成さ
れるダブルバランスドミキサーにより構成され、f+e
の周波数成分を持つ信号と、f−eの周波数成分を持つ
信号とを出力する。これらの信号はバンドパスフィルタ
13及び14に入力され、f+hの周波数成分を持つ信
号と、f−hの周波数成分をもつ信号が出力される。
【0025】
【発明の効果】本発明は、基準周波数信号発生器からの
出力の周波数を変換する周波数変換器と、周波数変換器
からの出力と電圧制御発振器からの出力とを混合するミ
キサーと、ミキサーからの出力の濾波を行い前記電圧制
御発振器の周波数に周波数変換器の出力の周波数を加算
もしくは減算を行った周波数の成分を抽出するフィルタ
とを備え、もしくは、電圧制御発振器からの出力の周波
数を変換する周波数変換器と、周波数変換器からの出力
と電圧制御発振器からの出力とを混合するミキサーと、
ミキサーからの出力の濾波を行い前記電圧制御発振器の
周波数に周波数変換器の出力の周波数を加算もしくは減
算を行った周波数の成分を抽出するフィルタとを備え、
もしくは、さらに、基準周波数信号発生器からの出力の
周波数を変換する周波数変換器と、周波数変換器からの
出力と電圧制御発振器からの出力とを混合するミキサー
と、ミキサーからの出力の濾波を行い電圧制御発振器の
周波数に周波数変換器の出力の周波数を加算した周波数
の成分を抽出する第1のフィルタと、ミキサーからの出
力の濾波を行い電圧制御発振器の周波数に周波数変換器
の出力の周波数を減算した周波数の成分を抽出する第2
のフィルタとを備えたので、1つの位相同期ループ回路
で同時に2つの周波数を出力できるようになるので、電
話機などのように送受信を有するものに於いても、1つ
の位相同期ループ回路で対応することができるようにな
り、回路構成及び制御を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例に於ける周波数シン
セサイザーのブロック図
【図2】図1の周波数シンセサイザーにおける周波数配
置の一例を示す周波数配置図
【図3】本発明の請求項2の実施例に於ける周波数シン
セサイザーのブロック図
【図4】本発明の請求項3の実施例に於ける周波数シン
セサイザーのブロック図
【図5】従来の位相同期ループ回路を用いた周波数シン
セサイザーの構成を示すブロック図
【図6】図5に示す位相同期ループ回路を用いた周波数
シンセサイザーの位相比較器4に対する各波形のタイミ
ング図
【図7】図5に示す位相同期ループ回路を用いた周波数
シンセサイザーの位相比較器4に対する各波形のタイミ
ング図
【図8】図5の電圧制御発振器2の制御端子電圧Vcに
対する出力周波数fの関係を示す図
【図9】図5の位相同期ループ回路を用いた周波数シン
セサイザーにおけるチャネル切換時の電圧制御発振器2
の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形図
【符号の説明】
1 基準周波数信号発生器 2 電圧制御発振器 3 可変分周器 4 位相比較器 5 ループフィルタ 6 制御部 7,10 周波数変換器 8,11 ミキサー 9,12,13,14 バンドパスフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号に応じて発振する電圧制御発振器
    と、前記電圧制御発振器からの出力を設定された比率で
    分周を行う分周器と、基準周波数を発生する基準周波数
    発生器と、分周器からの出力と前記基準周波数発生器か
    らの出力との位相を比較して位相差信号を出力するを検
    出する位相比較器と、前記位相比較器からの位相差信号
    を平滑化した信号を制御信号として前記電圧制御発振器
    へ入力するループフィルタと、前記基準周波数信号発生
    器からの出力の周波数を変換する周波数変換器と、前記
    周波数変換器からの出力と前記電圧制御発振器からの出
    力とを混合するミキサーと、前記ミキサーからの出力の
    濾波を行い前記電圧制御発振器の周波数に周波数変換器
    の出力の周波数を加算もしくは減算を行った周波数の成
    分を抽出するフィルタとを備えたことを特徴とする周波
    数シンセサイザー装置。
  2. 【請求項2】制御信号に応じて発振する電圧制御発振器
    と、前記電圧制御発振器からの出力を設定された比率で
    分周を行う分周器と、基準周波数を発生する基準周波数
    発生器と、分周器からの出力と前記基準周波数発生器か
    らの出力との位相を比較して位相差信号を出力するを検
    出する位相比較器と、前記位相比較器からの位相差信号
    を平滑化した信号を制御信号として前記電圧制御発振器
    へ入力するループフィルタと、前記電圧制御発振器から
    の出力の周波数を変換する周波数変換器と、前記周波数
    変換器からの出力と前記電圧制御発振器からの出力とを
    混合するミキサーと、前記ミキサーからの出力の濾波を
    行い前記電圧制御発振器の周波数に周波数変換器の出力
    の周波数を加算もしくは減算を行った周波数の成分を抽
    出するフィルタとを備えたことを特徴とする周波数シン
    セサイザー装置。
  3. 【請求項3】制御信号に応じて発振する電圧制御発振器
    と、前記電圧制御発振器からの出力を設定された比率で
    分周を行う分周器と、基準周波数を発生する基準周波数
    発生器と、分周器からの出力と前記基準周波数発生器か
    らの出力との位相を比較して位相差信号を出力するを検
    出する位相比較器と、前記位相比較器からの位相差信号
    を平滑化した信号を制御信号として前記電圧制御発振器
    へ入力するループフィルタと、前記基準周波数信号発生
    器からの出力の周波数を変換する周波数変換器と、前記
    周波数変換器からの出力と前記電圧制御発振器からの出
    力とを混合するミキサーと、前記ミキサーからの出力の
    濾波を行い前記電圧制御発振器の周波数に周波数変換器
    の出力の周波数を加算した周波数の成分を抽出する第1
    のフィルタと、前記ミキサーからの出力の濾波を行い前
    記電圧制御発振器の周波数に周波数変換器の出力の周波
    数を減算した周波数の成分を抽出する第2のフィルタと
    を備えることを特徴とする周波数シンセサイザー装置。
JP7103366A 1995-04-27 1995-04-27 周波数シンセサイザー装置 Pending JPH08298459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103366A JPH08298459A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 周波数シンセサイザー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103366A JPH08298459A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 周波数シンセサイザー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298459A true JPH08298459A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14352130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7103366A Pending JPH08298459A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 周波数シンセサイザー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08298459A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004088714A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Renei Kagi Kofun Yugenkoshi 信号周波数分配器およびそれを用いた周波数偏移キー復号装置
CN102263554A (zh) * 2010-05-26 2011-11-30 中国科学院微电子研究所 用于提高带内相位噪声性能的锁相环频率综合器结构
CN103888135A (zh) * 2012-12-20 2014-06-25 北京普源精电科技有限公司 一种具有降低杂散功能的射频信号源
JP2015154330A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 パナソニック株式会社 信号生成回路
WO2019008879A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 アール・エフ・アーキテクチャ株式会社 発振装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004088714A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Renei Kagi Kofun Yugenkoshi 信号周波数分配器およびそれを用いた周波数偏移キー復号装置
US7145967B2 (en) 2002-08-28 2006-12-05 Novatek Microelectronics Corp. Signal frequency splitter and frequency shift key decoding apparatus using the same
CN102263554A (zh) * 2010-05-26 2011-11-30 中国科学院微电子研究所 用于提高带内相位噪声性能的锁相环频率综合器结构
CN103888135A (zh) * 2012-12-20 2014-06-25 北京普源精电科技有限公司 一种具有降低杂散功能的射频信号源
JP2015154330A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 パナソニック株式会社 信号生成回路
WO2019008879A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 アール・エフ・アーキテクチャ株式会社 発振装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5734970A (en) Single oscillator transceiver with multiple frequency converters
EP0856946A3 (en) Phase-locked loop circuit and radio communication apparatus using the same
JPH06334559A (ja) ディジタル方式無線電話機
JP2875472B2 (ja) Pllシンセサイザ及びその制御方法
US4225828A (en) PLL Synthesizer
JPH04260219A (ja) 位相同期ループシンセサイザ
US6112068A (en) Phase-locked loop circuit with switchable outputs for multiple loop filters
KR20010093099A (ko) 위상 동기 루프 주파수 생성 회로 및 그 회로를 사용하는수신기
JPH08298459A (ja) 周波数シンセサイザー装置
KR19980087241A (ko) 위상동기루프를 사용한 주파수 합성기의 락-업 고속화회로
JPH0761009B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JP2000049646A (ja) 無線回路装置
US4095190A (en) Tuning system
JP3479283B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JP3282682B2 (ja) 移動電話機
JP3479279B2 (ja) 周波数発生回路
JPH0851360A (ja) 位相同期ループ回路
JP3302082B2 (ja) 周波数シンセサイザー
JP2000124739A (ja) 周波数合成器
JPS61103324A (ja) 無線通信装置のシンセサイザ回路
JP2001285061A (ja) Pll周波数シンセサイザ回路
JPH05308282A (ja) 位相同期ループ回路
JP3248453B2 (ja) 発振装置
KR100365130B1 (ko) 위성통신 지상시스템의 중간주파수 변환 회로
JPH1041833A (ja) 送信機及び通信機