JPH0761009B2 - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPH0761009B2
JPH0761009B2 JP61052369A JP5236986A JPH0761009B2 JP H0761009 B2 JPH0761009 B2 JP H0761009B2 JP 61052369 A JP61052369 A JP 61052369A JP 5236986 A JP5236986 A JP 5236986A JP H0761009 B2 JPH0761009 B2 JP H0761009B2
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frequency
signal
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phase detector
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智好 石川
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
    • H03L7/183Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number
    • H03L7/185Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number using a mixer in the loop

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は間接式周波数シンセサイザの構成に関し,特に
広い周波数にわたり位相同期状態の得られる周波数シン
セサイザに関する。
〔従来の技術〕 従来,周波数シンセサイザとして,基準信号発生器の出
力周波数の逓倍周波数と電圧制御発振器の出力信号との
差の周波数を得ることのできるディジタルミキサを使用
したものが知られている。これを第4図を参照して説明
する。
電圧制御発振器3の出力信号が基準信号発生器1の出力
信号でディジタルミキサ2によりサンプリングされる。
ここで,基準信号発生器1の出力信号の周波数をR,電
圧制御発信器3の出力信号周波数をとする。また,
ディジタルミキサ2としてDフリップフロップを用いた
時,周波数はそのクロック入力に,周波数はD
入力にそれぞれ供給され,Dフリップフロップの出力端子
Qにはのとき, =|−mR| ……(1) 但し,mは正の整数 なる周波数が得られる。この関係は昭和53年度電子
通信学会通信部門全国大会発表論文396番「900MHz帯デ
ィジタルミキサ方式周波数シンセサイザ」に説明されて
いる。
この周波数の信号は可変分周器4により分周され,
固定分周器6により分周された基準信号と周波数位相検
出器5により周波数位相の検出がなされる。周波数位相
検出器5の出力信号である誤差信号は,電圧制御発振器
3の周波数制御端子に負帰還され,電圧制御発振器3で
は誤差信号に応じて周波数が制御されることにより位相
同期状態が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この方式による周波数シンセサイザにおいて,周波数
は(1)式より,=|−mR|で表わされ
る。従って,−m=Oとなった時=Oとな
り,可変分周器4による分周が不可能となる。また,
(1)式をより正確に表わすと, となる。従って, の前後において周波数の変化の方向が反転し,周波
数位相検出器5の検出動作が不可能になる状態が存在す
る。このとき(3)式=(4)式であるから, で表わされる。
以上のことから,第4図の方式による周波数シンセサイ
ザにおいては,位相同期状態が得られる周波数は, で表わされる範囲内に限定されてしまうことがわかる。
本発明は従来の周波数シンセサイザが有している欠点を
除去し,広い周波数範囲にわたり位相同期状態の得られ
る周波数シンセサイザを実現しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による周波数シンセサイザは、周波数の異なる第
1及び第2の基準信号を発生する第1及び第2の基準信
号発生器と、これら第1及び第2の基準信号を選択的に
切り換え可能な信号切換器と、該信号切換器により選択
された基準信号で電圧制御発振器の出力信号をサンプリ
ングする回路と、該サンプリング回路の出力信号を分周
する可変分周器と、前記信号切換器で選択された基準信
号を、該基準信号に対応した固定値で分周する固定分周
器と、これら2つの分周器の出力を入力として誤差電圧
を出力しかつ該出力誤差電圧の変化する方向を変更する
ことが可能な周波数位相検出器と、前記信号切換器、前
記固定分周器及び前記周波数位相検出器を制御する制御
器とを含み、前記周波数位相検出器の出力誤差電圧を前
記電圧制御発振器の周波数制御端子へ接続し、前記制御
器は、前記第1の基準信号発生器と前記固定分周器との
組み合わせにおいて、あらかじめ計算されている位相同
期できない周波数範囲の場合には、前記信号切換器を前
記第2の基準信号を選択するように制御すると共に、前
記固定分周器の前記固定値を前記第2の基準信号に対応
した固定値に切り換えるように制御し、かつ前記周波数
位相検出器に対しては前記出力誤差電圧の変化方向を変
更するように制御することにより位相同期制御を行うこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明による周波数シンセサイザの系統図であ
り,第4図と同じ部分には同番号を付し説明は省略す
る。1及び7は発振周波数の異なる基準信号発生器,8は
制御器9よりの制御信号にもとづいて基準信号発生器1,
7の信号を切り変える信号切換器である。
電圧制御発振器3の出力信号は,信号切換器8により選
択された基準信号でディジタルミキサ2においてサンプ
リングされる。サンプリングされた信号は可変分周器4
により分周され,この分周信号は信号切換器8よりの基
準信号を固定分周器6により分周した信号と周波数位相
検出器5により周波数位相検出される。周波数位相検出
器5はその出力信号である2つの入力信号の誤差成分の
変化方向が制御器9からの制御信号にもとづいて変更可
能な構成にされている。一方,固定分周器6の分周値は
選択される基準信号が切り換わっても周波数位相検出器
5により周波数比較される周波数が変化しないように制
御器9よりの制御信号にもとづいて2つの値が切りかわ
るように構成されている。制御器9は上述したように,
周波数シンセサイザの周波数設定部からの周波数設定信
号に応じて周波数位相検出器5,固定分周器6,信号切換器
8を制御する。
周波数位相検出器5よりの誤差信号は電圧制御発振器3
の周波数制御端子に負帰還され,電圧制御発振器3の周
力周波数を所要の周波数に位相同期せしめる。基準信号
発生器1,7の発振周波数をR1,R2,電圧制御発振器3
の出力周波数をO,可変分周器4の分周値をN,固定分周
器6の分周値をMとすると,ディジタルミキサ2の出力
周波数は(1),(2)式より, で得られる。
従って,周波数位相検出器5の一方の入力は, となる。
位相同期状態となった時,(5)式により得られる周波
数は信号切換器8より基準信号を固定分周器6の分周値
Mで割った値となる。よって今,基準信号R1が選択さ
れているとすると, (6)式から,出力周波数は, により表わされる。このことにより,周波数の変化
につれてディジタルミキサ2の出力周波数は第2図
のようになる。
つまり で表わされる。
(8)〜(11)式のうち周波数シンセサイザとして利用
できる周波数の範囲は,可変分周器4の分周可能な
周波数を考慮する必要から最低周波数MINが,また周
波数位相検出器5の検出可能な範囲から最高周波数
MAXがそれぞれ決定される。従って,(10)式で周波数
表わされるときに周波数位相検出器5の誤差信号の
変化方向が位相同期状態となるように働くなら,第2図
における太線Aで表わされる周波数の範囲が周波数
シンセサイザとして使用できることになる。
更に,周波数位相検出器5の出力誤差信号の変化方向が
(9)式で表わされるときに位相同期状態となるように
変更できるなら,第2図太線Bで表わされる周波数
の範囲も周波数シンセサイザとして使用できることにな
る。但し,周波数位相検出器5の出力誤差信号の変化方
向を変更するだけでは位相同期状態を得られる電圧制御
発振器3の出力周波数が連続とはならないため実用
にはならない。そこで,第3図の如く位相同期状態を得
ることのできない周波数の範囲において制御器9の
制御信号にもとづいて基準信号発生器を基準信号R1
ら基準信号R2に,信号切換器2により切り換え,固定
分周器6の分周値はM1からM2に切り換え,更に周波数位
相制御器5の出力誤差の変化方向を制御することによ
り,広い周波数範囲にわたり位相同期状態を得ることが
できる。そこで, 但し,N1は可変分周器4の最小の分周値,N2は最大の分周
値である。
とすると, 上記範囲内ではは位相同期状態を得られない。
ここで,R1R2に切り換えた時,MINMAX ……(16) となる条件を満たす必要がある。
このとき, で表わされる。R1R2とを切り換えた前後において周波数位相検出
器5の検出周波数は同じである必要から, 今,第2図,第3図における周波数の〜の周波
数範囲において連続的位相同期状態を得るとすると(1
4)式より が得られる。
ここで,NA,NBは,N1≦NA≦N2,N1≦NB<N2 ……(21) を満たす正の整数である。上記(18)〜(21)式を満た
す各定数を選択することにより,第2図,第3図におけ
る周波数の〜の広い周波数範囲にわたり位相同
期状態を得ることができる。更に,適切に各定数を選択
することにより,より広い周波数範囲を連続的に位相同
期状態とすることも可能である。
具代的数字により説明をする。各定数を,R1 =20MHz,R2=24MHz,M1=200,M2=240,MIN=2MH
z,MAX=8MHzとすると,は第1表のようになる。
上記よりの82MHz〜108MHzの広い周波数範囲にわた
り連続的に位相同期状態が得られることがわかる。ま
た,の初期値は電圧制御発振器の周波数制御端子に
周波数位相検出器5の出力誤差信号を重畳して別に用意
した電圧を供給する方法が考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べたように,本発明による周波数シンセサイザ
は,制御器よりの制御信号により適切に2つの基準信号
発生器を切り換え,また,周波数位相検出器の出力誤差
信号の変化方向を切り換えることにより,広い周波数範
囲にわたり位相同期状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による周波数シンセサイザの系統図,第
2図,第3図はそれぞれ本発明による周波数シンセサイ
ザの周波数特性を説明するための図,第4図は従来の周
波数シンセサイザの系統図。 1……基準信号発生器(R1),2……ディジタルミキ
サ,3……電圧制御発振器,4……可変分周器,6……固定分
周器,7……基準信号発生器(R2),8……信号切換器,9
……制御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数の異なる第1及び第2の基準信号を
    発生する第1及び第2の基準信号発生器と、これら第1
    及び第2の基準信号を選択的に切り換え可能な信号切換
    器と、該信号切換器により選択された基準信号で電圧制
    御発振器の出力信号をサンプリングする回路と、該サン
    プリング回路の出力信号を分周する可変分周器と、前記
    信号切換器で選択された基準信号を、該基準信号に対応
    した固定値で分周する固定分周器と、これら2つの分周
    器の出力を入力として誤差電圧を出力しかつ該出力誤差
    電圧の変化する方向を変更することが可能な周波数位相
    検出器と、前記信号切換器、前記固定分周器及び前記周
    波数位相検出器を制御する制御器とを含み、前記周波数
    位相検出器の出力誤差電圧を前記電圧制御発振器の周波
    数制御端子へ接続し、前記制御器は、前記第1の基準信
    号発生器と前記固定分周器との組み合わせにおいて、あ
    らかじめ計算されている位相同期できない周波数範囲の
    場合には、前記信号切換器を前記第2の基準信号を選択
    するように制御すると共に、前記固定分周器の前記固定
    値を前記第2の基準信号に対応した固定値に切り換える
    ように制御し、かつ前記周波数位相検出器に対しては前
    記出力誤差電圧の変化方向を変更するように制御するこ
    とにより位相同期制御を行うことを特徴とする周波数シ
    ンセサイザ。
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