JP2892886B2 - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

Info

Publication number
JP2892886B2
JP2892886B2 JP4154701A JP15470192A JP2892886B2 JP 2892886 B2 JP2892886 B2 JP 2892886B2 JP 4154701 A JP4154701 A JP 4154701A JP 15470192 A JP15470192 A JP 15470192A JP 2892886 B2 JP2892886 B2 JP 2892886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
phase
frequency divider
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4154701A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0637632A (ja
Inventor
博幸 矢吹
三夫 牧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4154701A priority Critical patent/JP2892886B2/ja
Priority to DE69314519T priority patent/DE69314519T2/de
Priority to EP93301569A priority patent/EP0560525B1/en
Priority to US08/025,467 priority patent/US5332978A/en
Publication of JPH0637632A publication Critical patent/JPH0637632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2892886B2 publication Critical patent/JP2892886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波多チャンネル無線
機等に用いられ、高速周波数引き込みを特徴とする位相
同期(PLL;フェーズ・ロックド・ループ)形の周波
数シンセサイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周波数シンセサイザは多チャンネル無線
機の重要な構成要素であり、各種無線機器・装置に広く
利用されている。近年の無線通信はアナログからデジタ
ルへ移行しつつあるが、その通信方式としては時分割多
元接続(TDMA;タイム・ディビジョン・マルティプ
ル・アクセス)方式が採用されており、周波数シンセサ
イザにおいてはチャンネル間引き込み特性の高速化が重
要な課題となる。
【0003】以下、従来の周波数シンセサイザについて
説明する。図3は従来の周波数シンセサイザの構成を示
すものである。図3において、1は制御電圧に応じて発
振周波数が変化する電圧制御発振器、2は高周波出力端
子、3は電圧制御発振器1の出力を整数分周する可変分
周器である第1の分周器、4は基準信号を発振する基準
発振器(通常温度補償水晶発振器が用いられる)、5は
基準発振器4の出力を整数分周する固定分周器である
2の分周器、6は第1、第2の分周器3、5の出力位相
を検出する位相比較器(通常デジタル形の位相・周波数
比較器)、7は位相比較器6の出力を変換し積分器の駆
動信号とするチャージポンプ、8はチャージポンプ7の
出力の高域成分を除去して電圧制御発振器1に帰還する
積分器(すなわちループフィルタ)である。これらによ
り位相同期回路9が形成される。
【0004】以上のように構成された周波数シンセサイ
ザについて、以下その動作について説明する。
【0005】まず位相同期時には、第1と第2の分周器
3、5の出力周波数(比較周波数)および位相は一致し
ており、チャージポンプ7の出力は高インピーダンス状
態となっている。一方、チャンネル切り替えは可変分周
器である第1の分周器3の分周数を変えることにより行
われるため、チャンネル切り替え時には一時的に2つの
出力周波数はずれるが、位相比較器6が目標周波数の近
傍に引き込む様に、すなわち第1の分周器3の出力周波
数が位相比較器6の比較周波数の近傍になるように、チ
ャージポンプ7を介してループフィルタ8の充放電を行
うことによって、周波数補正の動作を行う(周波数引き
込みモード)。さらに位相比較器6は、電圧制御発振器
1の出力を最終的に目標周波数に引き込む様に、チャー
ジポンプ7を介してループフィルタ8の充放電を行うこ
とによって、位相補正の動作を行う(位相引き込みモー
ド)。
【0006】上記一連の動作は、比較周波数を高く設定
することで分周数を小さくするか、電圧制御発振器1の
感度を高くするか、あるいはループフィルタの時定数を
小さくするか、によりループ利得を高めることで、高速
化を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多チャ
ンネル無線機においてはチャンネル間隔により比較周波
数は一義的に決定され、自由に設定することはできない
という課題が生じてしまう。言い換えると、比較周波数
に対応して分周数も決まるため、一義的に決定される比
較周波数によっては、分数の分周数が必要となったり、
チャンネル切り替え時に大きな分周数にする必要が生じ
て切り替え速度が遅くなってしまうなどの課題が生じて
しまう。また、高速化のために、電圧制御発振器の感度
を高くすると、電圧制御発振器自体のS/N、C/Nが
劣化するという課題が生じてしまう。また、ループフィ
ルタの時定数を小さくするとしても、雑音帯域幅が広く
なり、周波数シンセサイザとしてのS/N、C/Nが劣
化するという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、定常状態でのS/N、C/N等の特性を確保した
まま、チャンネル間引き込み特性の高速化を実現した周
波数シンセサイザを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、基準発振器よりも高い発振周波数を電圧に
応じて変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発振
器の出力をゲートする第1のゲート回路と、前記第1の
ゲート回路の出力を分周する可変分周器である第1の分
周器と、前記基準発振器の出力をゲートする第2のゲー
ト回路と、前記第2のゲート回路の出力を分周する第2
の分周器と、前記第1、第2の分周器の出力位相を比較
してその結果を出力する第1の位相比較器と、前記第1
の位相比較器の出力を変換して駆動信号を生成する第1
のチャージポンプと、前記第2の分周器の出力と前記第
1の位相比較器の出力と位相同期回路切り替え信号とを
入力して前記第1、第2のゲート回路にそれぞれ制御信
号を出力するとともにループ制御信号を生成する制御回
路と、前記ループ制御信号に基づいて前記第1のチャー
ジポンプの出力を通過させるループスイッチと、前記電
圧制御発振器の出力を分周する第3の分周器と、前記基
準発振器の出力を分周する分数の分周数を持つ可変分周
器を2個以上複数有する第4の分周器と、前記第4の分
周器の出力を分周する第5の分周器と、前記第3、第5
の分周器の出力位相を比較してその結果を出力する第2
の位相比較器と、前記第2の位相比較器の出力を変換し
て駆動信号を生成する第2のチャージポンプと、前記ル
ープスイッチを通過した前記第1のチャージポンプの出
力あるいは前記第2のチャージポンプの出力のどちらか
一方のみを選択的に通過させるスイッチと、前記スイッ
チを介して入力される前記第1または第2のチャージポ
ンプの出力である駆動信号の高域成分を除去して前記電
圧制御発振器に帰還する積分器とを具備し、基準発振
器、電圧制御発振器、第1、第2のゲート回路、第1、
第2の分周器、第1の位相比較器、第1のチャージポン
プ、積分器を用いて位相引き込み動作を行う第1の位相
同期回路を形成し、基準発振器、電圧制御発振器、第
3、第4、第5の分周器、第2の位相比較器、第2のチ
ャージポンプ、積分器を用いて周波数引き込み動作を行
う第2の位相同期回路を形成し、前記第4の分周器は、
前記分数の分周数を、前記第5の分周器からの出力周波
数が、前記電圧制御発振器に要求された発振周波数を前
記第3の分周器で分周した周波数の近傍で且つ前記第1
の位相同期回路の動作時に 前記第1の位相同期回路の位
相引き込み動作範囲内となるように設定し、前記制御回
路は、前記第2の分周器の出力と前記第1の位相比較器
の出力と前記位相同期回路切り替え信号とを用いて前記
第1の位相比較器に入力される2つの信号が同相状態と
なるように前記第1、第2のゲート回路のゲート動作を
制御するとともに、前記同相状態となった後に前記ルー
プスイッチが前記第1のチャージポンプの出力を通過さ
せるように前記ループ制御信号を生成するという構成を
有している。
【0010】
【作用】本発明は上記構成によって、分数の分周数を持
つ分周器を用いることにより第2の位相同期回路の比較
周波数を任意に設定できることから分周数を小さく設
定すなわち比較周波数を高く設定することでループ利得
を高くできるため、チャンネル切り替え時に、始めに
2の位相同期回路により電圧制御発振器の周波数を目標
周波数近傍まで高速に切り替えた後、第1の位相同期回
路に切り替えることにより、時間を要する分周数が大き
い状態での周波数引き込み動作を行わずに、位相引き込
み動作のみを行えばよいため、定常状態でのS/N、C
/N等の特性を劣化することなく、チャンネル間周波数
切替時間の短縮を実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における周波数シ
ンセサイザの構成図である。図1において、1〜9の番
号を付している構成要素は図3と同一のものなので説明
は省略する。図1において図3の構成と異なる点は、電
圧制御発振器1の出力を整数分周する第3の分周器1
1、基準発振器4の出力を分周する分周の分周数を持つ
可変分周器を2個以上複数有する第4の分周器12、第
4の分周器12の出力を整数分周する第5の分周器1
3、第3、第5の分周器の出力位相を検出する第2の位
相比較器14、第2の位相比較器14の出力を変換しル
ープフィルタ(積分器)8の駆動信号とする第2のチャ
ージポンプ15、およびループフィルタ(積分器)8の
入力となるチャージポンプ7、15の出力を位相同期回
路切り替え信号17Aに基づき切り替えるスイッチ17
を設けた点である。なお、電圧制御発振器1、第1、第
2の分周器3、5、基準発振器4、第1の位相比較器
6、第1のチャージポンプ7、及びループフィルタ8に
より、第1の位相同期回路9を構成する。
【0013】同様に、電圧制御発振器1、第3、第4、
第5の分周器11、12、13、基準発振器4、第2の
位相比較器14、第2のチャージポンプ15、及びルー
プフィルタ8により、第2の位相同期回路16を構成す
る。
【0014】以上のように構成された周波数シンセサイ
ザの動作を説明する。なお、動作を理解しやすいよう
に、第4の分周器12は2つの分数分周器12a、12
bより構成されるとし、簡単のため第5の分周器13が
無い場合、言い換えると分周数が1である場合の動作説
明とする。
【0015】まず、チャンネル切り替え時には、始めに
第2の位相同期回路16により周波数を切り替える。こ
の時、第1の位相同期回路9による定常状態での特性を
損ねないために、電圧制御発振器1の感度、ループフィ
ルタ8の時定数設定に自由度は少なくなっている。しか
し、第2の位相同期回路16では、比較周波数(分周
数)を任意に設定できるので、比較周波数を高くするこ
とでループ利得を大幅に高くすることができる。例え
ば、第2の位相同期回路16での比較周波数を4.5M
Hz程度にする場合の説明を行う。ここで、周波数シン
セサイザは外部出力の目標周波数を900MHzから9
20MHzへの切り替えるものとし、基準発振器4は5
MHzで発振するものを用い、第3の分周器11の分周
数は200で固定である比較周波数を4.5MHz程
度にすることを考慮し、始めに可変分周器である第4の
分周器12aの分周数(M1)を11/10、第4の分
周器12bの分周数(M2)を100/99と設定して
おけば、当該第4の分周器12の出力周波数(fr1)
は4.5MHzとなり、外部出力の周波数として900
MHzを得る。そして、外部出力の周波数を920MH
zに切り替えるために、M1を14/13、M2を10
8/107に切り替えると、fr1は4.599987
MHzとなり、分周数が小さく比較周波数が大きいため
に高速に外部出力919.9974MHzが得られる。
目標周波数と外部出力周波数の間に発生するずれは分数
分周器12の段数に依存し、段数を増加することで精度
の向上は可能である。
【0016】上記の如く第2の位相同期回路16では、
分周数を小さくして比較周波数を大きくできるためルー
プ利得を大幅に高く設定することが可能であり、高速の
周波数切り替えが可能となるが、これはループフィルタ
8(積分器)の容量を目標周波数の電位に高速にチャー
する機能である。
【0017】以上のような周波数引き込みの後、スイッ
チ17を介して第1の位相同期回路9に切り替えるが、
切り替え時にある多少の周波数ずれは位相引き込みモー
ド範囲内であるため、第1の位相同期回路9に位相整合
回路を設け、当該位相整合回路により位相整合を行うこ
とで、高速に目標周波数にロックすることができる。
【0018】図2は本発明の一実施例における周波数シ
ンセサイザの要部をより具体化した構成図で、説明の都
合上、図1の構成から省略していた部分も明確に記載し
たものである。
【0019】図2において1〜9の番号を付している構
成要素は図1と同一のものなので説明は略す。20は第
1のチャージポンプ7とループフィルタ8との間をスイ
ッチするループスイッチで、必要に応じて図1に示した
スイッチ17と共用しても良い。21は電圧制御発振器
1と第1の分周器3との間に設けられた第1のゲート回
路、22は基準発振器4と第2の分周器5との間に設け
られた第2のゲート回路で、具体的には第1、第2のゲ
ート回路21、22はAND回路等の論理回路で構成で
きる。23は位相同期回路切り替え信号17Aと第
分周器の出力と第1の位相比較器6の出力とを入力と
して、ループスイッチ20と第1、第2のゲート回路2
1、22を制御する制御回路である。これらループスイ
ッチ20、第1、第2のゲート回路21、22、及び制
御回路23により位相整合回路を構成する。
【0020】以上のように構成された位相整合回路の動
作を説明する。図1に示した第2の位相同期回路16か
ら第1の位相同期回路9への切り替えにおいては、
1の位相比較器6の2つの入力に位相誤差を生じるた
め、第1の位相比較器6の出力と位相同期回路切り替え
信号17Aとを入力とする制御回路23によって、第1
の分周器3と第2の分周器5の入力を制御するゲート回
路21、22を位相誤差分の時間だけ制御(ゲート)
し、第1の位相比較器6の2つの入力を同相状態とす
る。また、制御回路23は位相同期回路切り替え信号1
7Aの立ち上がりより一定時間だけ遅れて変化するルー
プ制御信号を作る。このループ制御信号によりループス
イッチ20を直接制御する。これらの動作により、第1
の位相比較器6の2つの入力に位相誤差を生じている場
合でも、同相状態で位相引き込み動作に入ることがで
き、短時間で位相引き込みを完了することができる。す
なわち、ループ切り替え制御の始めに位相調整を行い短
い引き込み時間ですむ状態にした上で、通常の周波数シ
ンセサイザモードとするものである。
【0021】以上のように本実施例によれば、多チャン
ネル周波数シンセサイザにおいて、第1、第2の位相同
期回路9、16を設け、かつ第2の位相同期回路16内
に分数の分周数を持つ分周器を個以上複数設けるとと
もに、第1の位相同期回路9に図2に示す位相整合回路
を設けることにより、極めて高速な周波数切り替えを行
う周波数シンセサイザが実現できる。すなわち、周波数
切り替えの最初に第2の位相同期回路16の位相同期ル
ープで目標周波数に高速に近づけておくことにより、周
波数シンセサイザ全体の動作の高速化を実現することが
できる。
【0022】なお、第4の分周器12の分周数は上記の
値に限定されることなく、任意に設定しても構わないこ
とは言うまでもない。また、第4の分周器12の段数も
任意である。さらに、位相整合回路も本実施例に限定さ
れるものではなく、ループ切り替え時に、第1、第2の
分周器出力の位相整合をとる機能であればよいことも言
うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多チャン
ネル周波数シンセサイザにおいて、第1、第2の位相同
期回路を設け、かつ第2の位相同期回路内に分数の分周
数を持つ分周器を個以上複数設けるとともに、第1の
位相同期回路に位相整合回路を設けることにより、定常
状態でのS/N、C/N等の特性を損なうことなくチャ
ンネル間周波数切り替え時間の高速化を可能とする優れ
た周波数シンセサイザを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における周波数シンセサイザ
の要部ブロック結線図
【図2】本発明の一実施例における周波数シンセサイザ
の要部ブロック結線図
【図3】従来の周波数シンセサイザのブロック結線図
【符号の説明】
1 電圧制御発振器 2 高周波出力端子 3 第1の分周器 4 基準発振器 5 第2の分周器 6 第1の位相比較器 7 第1のチャージポンプ 8 ループフィルタ 9 第1の位相同期回路 11 第3の分周器 12 第4の分周器 13 第5の分周器 14 第2の位相比較器 15 第2のチャージポンプ 16 第2の位相同期回路 17 スイッチ 20 ループスイッチ 21 ゲート回路 22 ゲート回路 23 制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−38921(JP,A) 特開 昭55−664(JP,A) 特開 平2−33218(JP,A) 特開 昭61−128629(JP,A) 特開 昭63−215115(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準発振器よりも高い発振周波数を電圧
    に応じて変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発
    振器の出力をゲートする第1のゲート回路と、前記第1
    のゲート回路の出力を分周する可変分周器である第1の
    分周器と、前記基準発振器の出力をゲートする第2のゲ
    ート回路と、前記第2のゲート回路の出力を分周する第
    2の分周器と、前記第1、第2の分周器の出力位相を比
    較してその結果を出力する第1の位相比較器と、前記第
    1の位相比較器の出力を変換して駆動信号を生成する第
    1のチャージポンプと、前記第2の分周器の出力と前記
    第1の位相比較器の出力と位相同期回路切り替え信号と
    を入力して前記第1、第2のゲート回路にそれぞれ制御
    信号を出力するとともにループ制御信号を生成する制御
    回路と、前記ループ制御信号に基づいて前記第1のチャ
    ージポンプの出力を通過させるループスイッチと、前記
    電圧制御発振器の出力を分周する第3の分周器と、前記
    基準発振器の出力を分周する分数の分周数を持つ可変分
    周器を2個以上複数有する第4の分周器と、前記第4の
    分周器の出力を分周する第5の分周器と、前記第3、第
    5の分周器の出力位相を比較してその結果を出力する第
    2の位相比較器と、前記第2の位相比較器の出力を変換
    して駆動信号を生成する第2のチャージポンプと、前記
    ループスイッチを通過した前記第1のチャージポンプの
    出力あるいは前記第2のチャージポンプの出力のどちら
    か一方のみを選択的に通過させるスイッチと、前記スイ
    ッチを介して入力される前記第1または第2のチャージ
    ポンプの出力である駆動信号の高域成分を除去して前記
    電圧制御発振器に帰還する積分器とを具備し、基準発振
    器、電圧制御発振器、第1、第2のゲート回路、第1、
    第2の分周器、第1の位相比較器、第1のチャージポン
    プ、積分器を用いて位相引き込み動作を行う第1の位相
    同期回路を形成し、基準発振器、電圧制御発振器、第
    3、第4、第5の分周器、第2の位相比較器、第2のチ
    ャージポンプ、積分器を用いて周波数引き込み動作を行
    う第2の位相同期回路を形成し、前記第4の分周器は、
    前記分数の分周数を、前記第5の分周器からの出力周波
    数が、前記電圧制御発振器に要求された発振周波数を前
    記第3の分周器で分周した周波数の近傍で且つ前記第1
    の位相同期回路の動作時に前記第1の位相同期回路の位
    相引き込み動作範囲内となるように設定し、前記制御回
    路は、前記第2の 分周器の出力と前記第1の位相比較器
    の出力と前記位相同期回路切り替え信号とを用いて前記
    第1の位相比較器に入力される2つの信号が同相状態と
    なるように前記第1、第2のゲート回路のゲート動作を
    制御するとともに、前記同相状態となった後に前記ルー
    プスイッチが前記第1のチャージポンプの出力を通過さ
    せるように前記ループ制御信号を生成することを特徴と
    する周波数シンセサイザ。
JP4154701A 1992-03-11 1992-06-15 周波数シンセサイザ Expired - Fee Related JP2892886B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4154701A JP2892886B2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 周波数シンセサイザ
DE69314519T DE69314519T2 (de) 1992-03-11 1993-03-02 Frequenzsynthetisierer
EP93301569A EP0560525B1 (en) 1992-03-11 1993-03-02 Frequency synthesizer
US08/025,467 US5332978A (en) 1992-03-11 1993-03-03 Frequency synthesizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4154701A JP2892886B2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 周波数シンセサイザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0637632A JPH0637632A (ja) 1994-02-10
JP2892886B2 true JP2892886B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=15590064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4154701A Expired - Fee Related JP2892886B2 (ja) 1992-03-11 1992-06-15 周波数シンセサイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2892886B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005159455A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Kawasaki Microelectronics Kk 位相周波数比較装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55664A (en) * 1978-06-19 1980-01-07 Toshiba Corp Frequency synthesizer
JPS61128629A (ja) * 1984-11-27 1986-06-16 Nec Corp Pll変調器
JPS63215115A (ja) * 1987-03-04 1988-09-07 Hitachi Ltd Pll方式周波数シンセサイザ
JP2663537B2 (ja) * 1988-07-22 1997-10-15 松下電器産業株式会社 周波数シンセサイザ
JP2758443B2 (ja) * 1989-07-05 1998-05-28 アイコム株式会社 Pll周波数シンセサイザー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0637632A (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5140284A (en) Broad band frequency synthesizer for quick frequency retuning
JP3317837B2 (ja) Pll回路
JPS6256689B2 (ja)
JPH11191735A (ja) Pllシンセサイザ及びその制御方法
WO2007080918A1 (ja) 位相比較回路およびそれを用いたpll周波数シンセサイザ
JPH0761009B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JPH0340333A (ja) チューナ選局装置
JP2892886B2 (ja) 周波数シンセサイザ
FI95522B (fi) Jänniteohjattu oskillaattori, jolla on laaja taajuusalue
JP3567779B2 (ja) シンセサイザ及び基準信号生成回路
JP2790564B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JP2601096B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JPH09307439A (ja) 周波数シンセサイザ
RU2602991C1 (ru) Быстродействующий синтезатор частот
JP3797791B2 (ja) Pllシンセサイザ発振器
JP2002009618A (ja) Pll回路を用いた公称周波数の生成方法およびpll回路
JPH0529933A (ja) 位相同期発振装置
JP3596172B2 (ja) Pll周波数シンセサイザ
KR100361903B1 (ko) 무선 이동 통신용 부고조파 주입동기 전압제어 발진회로
JP2773481B2 (ja) ダイレクトディジタルシンセサイザを用いた局部発振回路
JP2004241960A (ja) 周波数シンセサイザ
JPH07154252A (ja) 位相同期回路
JPH0653828A (ja) 分周器
JP2006186576A (ja) 位相同期ループ形周波数シンセサイザ
JPS6355814B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees