JP2871551B2 - 信号レベル変換回路 - Google Patents

信号レベル変換回路

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JP2871551B2 JP7255547A JP25554795A JP2871551B2 JP 2871551 B2 JP2871551 B2 JP 2871551B2 JP 7255547 A JP7255547 A JP 7255547A JP 25554795 A JP25554795 A JP 25554795A JP 2871551 B2 JP2871551 B2 JP 2871551B2
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    • HELECTRICITY
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  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置で構成さ
れる信号レベル変換回路に関し、特に消費電力を低減し
た高速な信号レベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレベル変換回路の一例を
図4に示す。高電位の第1の電源線101と、低電位の
第2の電源線102と、前記第1の電源線101の電位
よりも若干低電位の第3の電源線103を備え、第1の
電源線101と第2の電源線102の間に、互いにクロ
ス接続したpMOSトランジスタP11,P12と、こ
れらトランジスタの各ドレインに縦続接続されたnMO
SトランジスタN11,N12を接続している。また、
第3の電源線103と第2の電源線103との間にpM
OSトランジスタP13とnMOSトランジスタN13
とで構成されるインバータ回路を接続している。そし
て、これらトランジスタP13,N13の各ゲートに入
力信号線105を接続し、前記トランジスタP12,N
12の接続点に出力信号線106を接続している。
【0003】この構成において、いま、入力信号線10
3の電位レベルが第2の電源線102の電位と同じと
き、すなわちローレベルのとき、nMOSトランジスタ
N11のゲート端子の電位は第3の電源線103の電位
と同じとなり、nMOSトランジスタN12のゲート端
子の電位は第2の電源線102の電位と同じとなる。し
たがって、nMOSトランジスタN11はオン状態とな
り、nMOSトランジスタN12はオフ状態となり、p
MOSトランジスタP11のドレイン端子が第2の電源
線102の電位レベルと等しくなる。したがって、pM
OSトランジスタN12はオン状態となり、そのドレイ
ン端子の電位は第1の電源線101の電位と同じとな
る。すなわち、入力信号線105の電位が第2の電源線
102の電位と同じとき、出力信号線106の電位は第
1の電源線101の電位と同じとなり、ハイレベルとな
る。
【0004】一方、入力信号線105の電位レベルが第
3の電源線105の電位と同じとき、すなわちハイレベ
ルのとき、nMOSトランジスタN11のゲート端子の
電位は第2の電源線102の電位と同じとなり、nMO
SトランジスタN12のゲート端子の電位は第3の電源
線103の電位と同じとなる。したがって、nMOSト
ランジスタN12はオン状態となりnMOSトランジス
タN11はオフ状態となり、pMOSトランジスタP1
1のドレイン端子が第2の電源線102の電位レベルと
等しくなる。したがって、pMOSトランジスタP11
はオン状態となり、そのドレイン端子の電位は第1の電
源線101の電位と同じとなる。すなわち、入力信号線
105の電位が第3の電源線105の電位と同じとき、
出力信号線106の電位は第2の電源線の電位と同じと
なり、ローレベルとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の信号レベル
変換回路では、入力信号線105が第2の電源線102
の電位レベルから第3の電源線103の電位レベルの間
を遷移してから出力信号線106が第1の電源線101
の電位レベルから第2の電源線102の電位レベルの間
を遷移すると、nMOSトランジスタN12はオンとな
るが、pMOS,nMOSの各トランジスタP13,N
13からなるインバータ回路の遅延時間を経てnMOS
トランジスタN11がオフとなる。一方、入力信号線1
05が第3の電源線103の電位レベルから第2の電源
線102の電位レベルの間を遷移してから出力信号線1
06が第2の電源線102の電位レベルから第1の電源
線101の電位レベルの間を遷移するとすると、nMO
SトランジスタN12はオフとなるが、pMOS,nM
OSの各トランジスタP13,N13からなるインバー
タ回路の遅延時間を経てnMOSトランジスタN11が
オンとなる。
【0006】nMOSトランジスタN12がオン、N1
1がオフのとき、pMOSトランジスタP11のドレイ
ン端子とP12のゲート端子は第1の電源線101の電
位レベルで、P11のゲート端子とP12のドレイン端
子は第2の電源線102の電位レベルとなっている。一
方、nMOSトランジスタN12がオフ、N11がオン
のとき、pMOSトランジスタP11のドレイン端子と
P12のゲート端子は第2の電源線102の電位レベル
で、P11のゲート端子とP12のドレイン端子は第1
の電源線101の電位レベルとなっている。
【0007】pMOSトランジスタP11とP12はゲ
ート端子とドレイン端子が相互にクロス接続された構造
となっているため、帰還ループが存在し、pMOSトラ
ンジスタP11のドレイン端子とP12のゲート端子が
第1の電源線101の電位レベルのときから、P11の
ゲート端子とP12のドレイン端子が第2の電源線10
2の電位レベルに遷移する時間、およびP11のドレイ
ン端子とP12のゲート端子が第2の電源線102の電
位レベルのときから、P11のゲート端子とP12のド
レイン端子が第1の電源線101の電位レベルに遷移す
る時間が長くなる。
【0008】したがって、従来の信号レベル変換回路で
は、入力信号線105の電位が遷移してから出力信号線
106の電位が遷移するまでの時間が長いという問題が
生じる。また、第3の電源線103の電位が第1の電源
線101に比べて低くなるに従ってpMOSトランジス
タP11とP12のオン電流に比べてnMOSトランジ
スタN11とN12のオン電流を大きくする必要が生
じ、それは出力信号線106の駆動電流を減少させてい
る。さらに、出力信号線106の電位の変化する時間が
入力信号線105の電位の遷移する方向によって異なる
ため、入力信号線105にデューティ比50%の信号を
入力しても、出力信号線106にはデューティ比50%
の信号が得られないという問題がある。本発明の目的
は、このように従来の問題を解消し、低消費電力で高速
な信号レベル変換回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の信号レベル変換
回路は、高電位の第1の電源と、低電位の第2の電源
と、前記第1の電源よりも低電位の第3の電源と、第1
の内部電源線とを備え、入力信号が第3の電源の電位に
等しいときに第2の電源の電位レベルが出力され、入力
信号が第の電源の電位に等しいときに第1の内部電源
線の電位レベルが出力されるインバータ回路と、入力信
号が第3の電源の電位に等しいときに第1の内部電源線
に第3の電源の電位が出力され、入力信号が第2の電源
の電位に等しいときに第1の内部電源線に第1の電源の
電位が出力される第1のスイッチ回路とを備え、インバ
ータ回路の入出力間の遅延時間が短いことを利用して高
速の信号レベル変換を可能とし、かつ第1の内部電源線
を第1または第3の電源線の電位とすることでインバー
タ回路のトランジスタを完全にオフとし、貫通電流を無
くして消費電力を低減する。
【0010】また、本発明の信号レベル変換回路は、高
電位の第1の電源と、低電位の第2の電源と、前記第2
の電源よりも高電位の第4の電源と、第2の内部電源線
とを備え、入力信号が第1の電源の電位に等しいときに
第2の内部電源線の電位レベルが出力され、入力信号が
第4の電源の電位に等しいときに第1の電源線の電位レ
ベルが出力されるインバータ回路と、入力信号が第4の
電源の電位に等しいときに第2の内部電源線に第4の電
源の電位が出力され、入力信号が第1の電源の電位に等
しいときに第2の内部電源線に第2の電源の電位が出力
される第2のスイッチ回路とを備え、同様にインバータ
回路での入出力間の遅延時間が短いことにより高速の信
号レベル変換を可能とし、かつ第2の内部電源線を利用
することで、貫通電流を無くして消費電力を低減する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形
態の回路図である。同図において、高電位の第1の電源
線101と、低電位の第2の電源線102と、前記第1
の電源線101よりも若干低電位の第3の電源線103
と、第1の内部電源線107とを備えている。さらに、
入力信号線105に入力される入力信号が第3の電源線
103の電位に等しいときに第2の電源線102の電位
レベルが出力され、入力信号が第2の電源線102の電
位に等しいときに第1の内部電源線107の電位レベル
が出力されるインバータ回路と、入力信号が第3の電源
線103の電位に等しいときに第1の内部電源線107
に第3の電源線103の電位が出力され、入力信号が第
2の電源線102の電位に等しいときに第1の内部電源
線107に第1の電源線101の電位が出力される第1
のスイッチ回路とを備えている。
【0012】前記インバータ回路は、第1のpMOSト
ランジスタP1と第1のnMOSトランジスタN1のソ
ース・ドレインを縦続接続し、その接続点を出力信号線
106に接続し、各ゲートを接続して入力信号線105
に接続している。
【0013】また、前記第1のスイッチ回路は、ソース
が第1の電源線101に、ドレインが第1の内部電源線
107に、ゲートが第1の内部信号線108にそれぞれ
接続された第2のpMOSトランジスタP2と、ソース
が第1の電源線101に、ドレインが第1の内部信号線
108に、ゲートが第1の内部電源線107にそれぞれ
接続された第3のpMOSトランジスタP3と、ソース
が第1の内部信号線108に、ドレインが入力信号線1
05に、ゲートが第3の電源線103にそれぞれ接続さ
れた第5のnMOSトランジスタN5と、ソースが入力
信号線105に、ドレインが第1の内部電源線107
に、ゲートが第2の電源線102にそれぞれ接続された
第4のpMOSトランジスタP4とで構成される。
【0014】この構成によれば、入力信号線105がハ
イレベル、すなわち第1の電源線101の電位より低い
第3の電源線103の電位のとき、第1のpMOSトラ
ンジスタP1とnMOSトランジスタN1のインバータ
回路において、nMOSトランジスタN1がオン、pM
OSトランジスタP1がオフとなるため、出力信号線1
06にはローレベル、すなわち第2の電源線102の電
位の信号が出力される。また、このとき、入力信号線1
05がハイレベルであるため第4のpMOSトランジス
タP4がオン、第5のnMOSトランジスタN5がオフ
となり、第1の内部電源線107の電位は入力信号線1
05の電位である第3の電源線103の電位と等しくな
る。したがって、第3のpMOSトランジスタP3がオ
ンし、第2のpMOSトランジスタP2がオフとなり、
さらに第1のpMOSトランジスタP1は完全にオフと
なり、第1の電源線101から第2の電源線102の間
に定常的に流れる貫通電流が無く、低消費電力となる。
【0015】入力信号線105がローレベルになると、
第4のpMOSトランジスタP4がオフ、第5のnMO
SトランジスタN5がオン、第2のpMOSトランジス
タP2がオンとなるため、第3のpMOSトランジスタ
P3がオフとなり、第1の内部電源線107は第1の電
源線101の電位と等しくなる。また、インバータ回路
の第1のnMOSトランジスタN1はオフ、第1のpM
OSトランジスタP1がオンであるため、出力信号線1
06にはハイレベル、即ち第1の電源線101の電位が
出力される。このとき、第1のnMOSトランジスタN
1がオフであるため、第1の電源線101から第2の電
源線102の間に定常的に流れる貫通電流が無く、低消
費電力化が可能となる。
【0016】また、入力信号線105がハイレベルから
ローレベルに変わったとき、あるいはローレベルからハ
イレベルに変わったとき、出力信号線106の電位は従
来回路のように信号の帰還がないため第1のpMOS、
nMOSの各トランジスタP1,N1を通してすぐ変化
するため、高速の信号レベル変換が可能となる。
【0017】すなわち、この第1の実施形態では、pM
OSトランジスタP1とnMOSトランジスタN1とで
構成されるインバータ回路の入出力間の置換時間が短い
ことを利用することで、高速の信号レベル変換が可能と
なる。また、第1の電源線101の電位よりも低電圧の
第3の電源線103の電位を利用しているが、このこと
でインバータ回路を構成するトランジスタのいずれか一
方が完全にオフにならない状態が生じるが、第1の内部
電源線107の電位を第1または第2の電源線の電位に
することで、トランジスタを完全にオフとし、貫通電流
を無くして消費電力を低減する。
【0018】図2は本発明の第2の実施形態の回路図で
ある。同図において、高電位の第1の電源線101と、
低電位の第2の電源線102と、前記第2の電源線10
2の電位よりも若干高電位の第4の電源線104と、第
2の内部電源線109とを備えている。さらに、入力信
号線105に入力される入力信号が第1の電源線101
の電位に等しいときに第2の内部電源線109の電位レ
ベルが出力され、入力信号が第4の電源線104の電位
に等しいときに第1の電源線101の電位レベルが出力
されるインバータ回路と、入力信号が第4の電源線10
4の電位に等しいときに第2の内部電源線109に第4
の電源線104の電位が出力され、入力信号が第1の電
源線101の電位に等しいときに第2の内部電源線10
9に第2の電源線102の電位が出力される第2のスイ
ッチ回路とを備えている。
【0019】前記インバータ回路は第1の実施形態と同
じ構成である。また、前記第2のスイッチ回路は、ソー
スが第2の電源線102に、ドレインが第2の内部電源
線109に、ゲートが第2の内部信号線110にそれぞ
れ接続された第2のnMOSトランジスタN2と、ソー
スが第2の電源線102に、ドレインが第2の内部信号
線110に、ゲートが第2の内部電源線109にそれぞ
れ接続された第3のnMOSトランジスタN3と、ソー
スが入力信号線105に、ドレインが第2の内部信号線
110に、ゲートが第4の電源線104にそれぞれ接続
された第5のpMOSトランジスタN5と、ソースが第
2の内部電源線109に、ドレインが入力信号線105
に、ゲートが第1の電源線101にそれぞれ接続された
第4のnMOSトランジスタN4とで構成されている。
【0020】この構成によれば、入力信号線105がハ
イレベル、すなわち第1の電源線101の電位のとき、
インバータ回路の第1のpMOSトランジスタP1がオ
フとなり、第1のnMOSトランジスタN1がオンとな
るため、出力信号線106にはローレベル、すなわち第
2の電源線102の電位の信号が出力される。このと
き、第4のnMOSトランジスタN4がオフし、第5の
pMOSトランジスタP5がオンし、第2及び第3のp
MOSトランジスタP2,P3がオンするため、第2の
内部電源線109の電位は第2の電源線102の電位と
等しくなる。また、第1のpMOSトランジスタP1は
完全にオフとなり、第1の電源線101から第2の電源
線102の間に定常的に流れる貫通電流が無く、低消費
電力となる。
【0021】一方、入力信号線105がローレベル、す
なわち第2の電源線102の電位より高い第4の電源線
104の電位のとき、第1のpMOSトランジスタP1
がオンし、第1のnMOSトランジスタN1がオフとな
るため、出力信号線106にはハイレベル、すなわち第
1の電源線101の電位の信号が出力される。すなわ
ち、このとき、第4のnMOSトランジスタN4がオ
ン、第5のpMOSトランジスタP5がオフとなるた
め、第2の内部電源線108は入力信号線105の電位
レベルである第4の電源線104の電位と等しくなる。
このとき、第2及び第3のpMOSトランジスタP2,
P3はオフとなる。また、第1のnMOSトランジスタ
N1が完全にオフとなり、第1の電源線101から第2
の電源線102の間に定常的に流れる貫通電流が無く、
低消費電力化が可能となる。
【0022】また、入力信号線105の電位がハイレベ
ルからローレベルに変わったとき、あるいはローレベル
からハイレベルに変わったとき、出力信号線106の電
位は従来回路のように信号の帰還がないためインバータ
回路の第1のpMOS,nMOSの各トランジスタP
1,N1を通してすぐ変化するため、高速の信号レベル
変換が可能となる。
【0023】すなわち、この第2の実施形態において
も、pMOSトランジスタP1とnMOSトランジスタ
N1とで構成されるインバータ回路の入出力間の置換時
間が短いことを利用することで、高速の信号レベル変換
が可能となる。また、第2の電源線102の電位よりも
高電圧の第4の電源線104の電位を利用しているが、
このことでインバータ回路を構成する前記トランジスタ
のいずれか一方が完全にオフにならない状態が生じる
が、第2の内部電源線109の電位を第1または第2の
電源線の電位にすることで、トランジスタを完全にオフ
とし、貫通電流を無くして消費電力を低減する。
【0024】図3は本発明の第3の実施形態の回路図で
あり、前記第1及び第2の各実施形態を一体化した構成
としたものである。すなわち、高電位の第1の電源線1
01と、低電位の第2の電源線102と、前記第1の電
源線101の電位よりも若干低電位の第3の電源線10
3と、第2の電源線102の電位よりも若干高電位の第
4の電源線104と、第1及び第2の各内部電源線10
7,109とを備えている。さらに、入力信号線105
に入力される入力信号の電位が第3の電源線103の電
位に等しいときに第2の内部電源線109の電位レベル
が出力され、入力信号が第4の電源線104の電位に等
しいときに第1の内部電源線107の電位レベルが出力
されるインバータ回路を備えている。
【0025】また、入力信号が第3の電源線103の電
位に等しいときに第1の内部電源線107に第3の電源
線103の電位が出力され、入力信号が第4の電源線1
04の電位に等しいときに第1の内部電源線107に第
1の電源線101の電位が出力される第1のスイッチ回
路と、入力信号が第4の電源線104の電位に等しいと
きに第2の内部電源線109に第4の電源線104の電
位が出力され、入力信号が第3の電源線103の電位に
等しいときに第2の内部電源線109に第2の電源線1
02の電位が出力される第2のスイッチ回路とを備えて
いる。
【0026】ここで、前記インバータ回路は前記第1及
び第2の実施形態のものと同じである。また、第1のス
イッチ回路は第1の実施形態のものと、第2のスイッチ
回路は第2の実施形態のものと同様な構成とされてい
る。
【0027】この構成によれば、入力信号線105がハ
イレベル、すなわち第1の電源線101の電位より低い
第3の電源線103の電位のとき、インバータ回路によ
り出力信号線106にはローレベル、すなわち第2の電
源線102の電位の信号が出力される。このとき、第5
のnMOSトランジスタN5,第4のnMOSトランジ
スタN4がオフ、第4のpMOSトランジスタP4,第
5のpMOSトランジスタP5がオンであるため、第1
の内部電源線107の電位は第3の電源線105の電位
と等しくなり、第2の内部電源線109の電位は第2の
電源線102の電位と等しくなる。そして、第1のnM
OSトランジスタN1がオンのため出力信号線106に
は第2の電源線102の電位が出力され、第1のpMO
SトランジスタP1は完全にオフとなり、第1の電源線
101から第2の電源線102の間に定常的に流れる貫
通電流が無い。
【0028】一方、入力信号線105がローレベル、す
なわち第2の電源線102の電位より高い第4の電源線
104の電位のとき、インバータ回路により出力信号線
106にはハイレベル、すなわち第1の電源線101の
電位の信号が出力される。このとき、第5のnMOSト
ランジスタN5,第4のnMOSトランジスタN4がオ
ン、第4のpMOSトランジスタP4,第5のpMOS
トランジスタP5がオフであるため、第1の内部電源線
107は第1の電源線101の電位と等しくなり、第2
の内部電源線109の電位は第4の電源線104の電位
と等しくなる。このとき、第1のnMOSトランジスタ
N1は完全にオフとなり、第1の電源線101から第2
の電源線102の間に定常的に流れる貫通電流が無く、
低消費電力化が可能となる。
【0029】入力信号線103がハイレベルからローレ
ベルに変わったとき、あるいはローレベルからハイレベ
ルに変わったとき、出力信号線104の電位は従来回路
のように信号の帰還がないためP10,N11を通して
すぐ変化するため、高速の信号レベル変換が可能とな
る。
【0030】すなわち、この第3の実施形態において
も、pMOSトランジスタP1とnMOSトランジスタ
N1とで構成されるインバータ回路の入出力間の置換時
間が短いことを利用することで、高速の信号レベル変換
が可能となることは前記各実施形態と同様である。ま
た、第1の電源線101の電位よりも低電圧の第3の電
源線103の電位と、第2の電源線102の電位よりも
高電圧の第4の電源線104の電位を利用しているが、
このことでインバータ回路を構成する前記トランジスタ
のいずれか一方が完全にオフにならない状態が生じる
が、第1及び2の内部電源線107,109の電位を第
1または第2の電源線の電位にすることで、トランジス
タを完全にオフとし、貫通電流を無くして消費電力を低
減する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基本的に
はインバータ回路を利用して信号レベル変換を行うた
め、インバータ回路が有する入出力間の遅延時間が短い
ことを利用して高速の信号レベル変換が実現できる。ま
た、回路内に第1及び第2の内部電源線を設け、この内
部電源線の電位を入力信号の電位により第1または第2
の電源線の電位に制御することで、インバータ回路を構
成するトランジスタを完全にオフの状態とし、貫通電流
を無くして消費電力を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号レベル変換回路の第1の実施形態
の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の回路図である。
【図4】従来の信号レベル変換回路の一例の回路図であ
る。
【符号の説明】
P1〜P5 p型MOSトランジスタ N1〜N5 n型MOSトランジスタ 101〜104 電源線 105 入力信号線 106 出力信号線 107 第1の内部電源線 108 第1の内部信号線 109 第2の内部電源線 110 第2の内部信号線

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位の第1の電源と、低電位の第2の
    電源と、前記第1の電源よりも低電位の第3の電源と、
    第1の内部電源線とを備え、入力信号が第3の電源の電
    位に等しいときに第2の電源の電位レベルが出力され、
    入力信号が第の電源の電位に等しいときに第1の内部
    電源線の電位レベルが出力されるインバータ回路と、入
    力信号が第3の電源の電位に等しいときに第1の内部電
    源線に第3の電源の電位が出力され、入力信号が第2の
    電源の電位に等しいときに第1の内部電源線に第1の電
    源の電位が出力される第1のスイッチ回路とを備えるこ
    とを特徴とする信号レベル変換回路。
  2. 【請求項2】 高電位の第1の電源と、低電位の第2の
    電源と、前記第2の電源よりも高電位の第4の電源と、
    第2の内部電源線とを備え、入力信号が第1の電源の電
    位に等しいときに第2の内部電源線の電位レベルが出力
    され、入力信号が第4の電源の電位に等しいときに第1
    の電源線の電位レベルが出力されるインバータ回路と、
    入力信号が第4の電源の電位に等しいときに第2の内部
    電源線に第4の電源の電位が出力され、入力信号が第1
    の電源の電位に等しいときに第2の内部電源線に第2の
    電源の電位が出力される第2のスイッチ回路とを備える
    ことを特徴とする信号レベル変換回路。
  3. 【請求項3】 高電位の第1の電源と、低電位の第2の
    電源と、前記第1の電源よりも低電位の第3の電源と、
    第2の電源よりも高電位の第4の電源と、第1及び第2
    の内部電源線とを備え、入力信号が第3の電源の電位に
    等しいときに第2の内部電源線の電位レベルが出力さ
    れ、入力信号が第4の電源の電位に等しいときに第1の
    内部電源線の電位レベルが出力されるインバータ回路
    と、入力信号が第3の電源の電位に等しいときに第1の
    内部電源線に第3の電源の電位が出力され、入力信号が
    第4の電源の電位に等しいときに第1の内部電源線に第
    1の電源の電位が出力される第1のスイッチ回路と、入
    力信号が第4の電源の電位に等しいときに第2の内部電
    源線に第4の電源の電位が出力され、入力信号が第3の
    電源の電位に等しいときに第2の内部電源線に第2の電
    源の電位が出力される第2のスイッチ回路とを備えるこ
    とを特徴とする信号レベル変換回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のスイッチ回路は、ソースが第
    1の電源に、ドレインが第1の内部電源線に、ゲートが
    第1の内部信号線にそれぞれ接続された第2のpMOS
    トランジスタと、ソースが第1の電源に、ドレインが第
    1の内部信号線に、ゲートが第1の内部電源線にそれぞ
    れ接続された第3のpMOSトランジスタと、ソースが
    第1の内部信号線に、ドレインが入力信号線に、ゲート
    が第3の電源線にそれぞれ接続された第5のnMOSト
    ランジスタと、ソースが入力信号線に、ドレインが第1
    の内部電源線に、ゲートが第2の電源にそれぞれ接続さ
    れた第4のpMOSトランジスタとで構成される請求項
    1に記載の信号レベル変換回路。
  5. 【請求項5】 前記第2のスイッチ回路は、ソースが第
    2の電源に、ドレインが第2の内部電源線に、ゲートが
    第2の内部信号線にそれぞれ接続された第2のnMOS
    トランジスタと、ソースが第2の電源に、ドレインが第
    2の内部信号線に、ゲートが第2の内部電源線にそれぞ
    れ接続された第3のnMOSトランジスタと、ソースが
    入力信号線に、ドレインが第2の内部信号線に、ゲート
    が第4の電源にそれぞれ接続された第5のpMOSトラ
    ンジスタと、ソースが第2の内部電源線に、ドレインが
    入力信号線に、ゲートが第1の電源にそれぞれ接続され
    た第4のnMOSトランジスタとで構成される請求項
    に記載の信号レベル変換回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のスイッチ回路は、ソースが第
    1の電源に、ドレインが第1の内部電源線に、ゲートが
    第1の内部信号線にそれぞれ接続された第2のpMOS
    トランジスタと、ソースが第1の電源に、ドレインが第
    1の内部信号線に、ゲートが第1の内部電源線にそれぞ
    れ接続された第3のpMOSトランジスタと、ソースが
    第1の内部信号線に、ドレインが入力信号線に、ゲート
    が第3の電源線にそれぞれ接続された第5のnMOSト
    ランジスタと、ソースが入力信号線に、ドレインが第1
    の内部電源に、ゲートが第の電源にそれぞれ接続され
    た第4のpMOSトランジスタとで構成され、前記第2
    のスイッチ回路は、ソースが第2の電源に、ドレインが
    第2の内部電源線に、ゲートが第2の内部信号線にそれ
    ぞれ接続された第2のnMOSトランジスタと、ソース
    が第2の電源に、ドレインが第2の内部信号線に、ゲー
    トが第2の内部電源線にそれぞれ接続された第3のnM
    OSトランジスタと、ソースが入力信号線に、ドレイン
    が第2の内部信号線に、ゲートが第4の電源にそれぞれ
    接続された第5のpMOSトランジスタと、ソースが第
    2の内部電源線に、ドレインが入力信号線に、ゲートが
    の電源にそれぞれ接続された第4のnMOSトラン
    ジスタとで構成される請求項3に記載の信号レベル変換
    回路。
  7. 【請求項7】 前記インバータ回路は第1のpMOSト
    ランジスタと第1のnMOSトランジスタのソース・ド
    レインを縦続接続し、その接続点を出力信号線に接続
    し、各ゲートを接続して入力信号線に接続してなる請求
    項1ないしのいずれかに記載の信号レベル変換回路。
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