JPH05206832A - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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Publication number
JPH05206832A
JPH05206832A JP4014912A JP1491292A JPH05206832A JP H05206832 A JPH05206832 A JP H05206832A JP 4014912 A JP4014912 A JP 4014912A JP 1491292 A JP1491292 A JP 1491292A JP H05206832 A JPH05206832 A JP H05206832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
inverter
gate
output
buffer circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4014912A
Other languages
English (en)
Inventor
Rie Yanagibashi
理恵 柳橋
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4014912A priority Critical patent/JPH05206832A/ja
Publication of JPH05206832A publication Critical patent/JPH05206832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路の出力バッファ回路のゲート電
位を制御することで、トランジスタのON電流を低減
し、出力電位の変化を緩やかにし、雑音の発生を少なく
すること。 【構成】第1,第2のCMOSインバータG1,G2
と、PchトランジスタP2,NchトランジスタN
1,及びバッファ一段以上で構成された遅延回路Dとで
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力バッファ回路に関
し、特に半導体集積回路からなる出力バッファ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出力バッファ回路は、図
3に示すように、入力端子Iに入力信号を受け、メイン
バッファ回路G7を駆動するCMOSインバータ構成の
プリバッファ回路G6と、この出力信号を受け出力端子
Oに接続された負荷を駆動する比較的駆動能力の大きい
CMOSインバータ構成のメインバッファ回路G7とで
構成されている。
【0003】プリバッファ回路G6は、Pチャンネル
(ch)トランジスタP8とNチャンネル(ch)N1
0とからなる。メインバッファ回路G7は、Pchトラ
ンジスタP9とNchトランジスタN11とからなる。
【0004】ここで、トランジスタP9,N11の直列
体には、電流I2が流れ、その共通接続点の出力端子O
には電位V2が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の出力バ
ッファ回路は、比較的大きい負荷を駆動するため、複数
の出力バッファ回路が同時に動作すると、電源供給配線
に瞬間的に大電流が流れて雑音が発生し、集積回路装置
周辺及び集積回路装置自体の誤動作を引き起こすという
問題点があった。
【0006】本発明の目的は、前記問題点を解決し、電
源供給配線に大電流が流れないようにした出力バッファ
回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の出力バッファ回
路の構成は、第1,第2のトランジスタの並列体と、第
3のトランジスタと、第4のトランジスタとを前記並列
体を挟んで直列に接続し、前記並列体の一端を第1のゲ
ート入力,他端を第2のゲート入力とする出力段インバ
ータを設け、前記第1,第3のトランジスタのゲートを
入力端子に接続し、前記第1,第2のトランジスタのゲ
ートと前記入力端子との間に遅延回路を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の出力バッファ回路
の回路図である。
【0009】図1において、本実施例は、第1のCMO
SインバータG1を構成するPchトランジスタP1と
NchトランジスタN3とのドレイン間に、Pchトラ
ンジスタP2とNchトランジスタN1との並列体を直
列に接続し、前記PchトランジスタP1のドレインを
第2のCMOSインバータG2を構成するPchトラン
ジスタP3のゲートに接続し、前記Nchトランジスタ
N3のドレインを第2のCMOSインバータG2のNc
hトランジスタN2のゲートに接続し、1段以上のバッ
ファで構成された遅延回路Dの入力と第1のCMOSイ
ンバータG1のゲートとに入力端子Iからの信号を接続
し、遅延回路Dの出力を前記PchトランジスタP2,
NchトランジスタN1のゲートにそれぞれ接続する。
【0010】次に、本実施例の回路の動作を説明する。
今、入力端子Iが低電位状態(以後Lレベルと略す)の
とき、第1のCMOSインバータG1のNchトランジ
スタN3は不活性状態(以後OFFと略す)で、Pch
トランジスタP1は活性状態(以後ONと略す)とな
る。
【0011】遅延回路Dの遅延時間分遅れてPchトラ
ンジスタP2かONして、第2のCMOSインバータG
2のNchトランジスタN2がONして、出力端子Oは
Lレベルとなる。この時、第1のCMOSインバータG
1のNchトランジスタN1と第2のCMOSインバー
タG2のPchトランジスタP3はOFF。
【0012】又、入力端子Iが高電位状態(以後Hレベ
ルと略す)のときは、第1のCMOSインバータG1の
NchトランジスタN3はONし、遅延回路Dの遅延時
間だけ遅れて、NchトランジスタN1がONし、第2
のCMOSインバータG2のPchトランジスタP3が
ONして、出力端子OはHレベルとなる。この時、第1
のCMOSインバータのPchトランジスタP1とPc
hトランジスタP2,第2のCMOSインバータG2の
NchトランジスタN2は、全てOFF状態となる。
【0013】次に、入力端子がLレベルからHレベルに
変化するとき、第1のCMOSインバータG1のPch
トランジスタP1はONからOFF、Nchトランジス
タN3はOFFからONとなる。さらに、並列に接続さ
れたPchトランジスタP2は、入力信号が遅延回路D
によって遅れる為、トランジスタP2はある一定時間は
ONしたままとなる。
【0014】よって、PchトランジスタP3の入力は
トランジスタP2のVT分だけ接地電位より高い電位が
入力される為、、PchトランジスタP3のOFFから
ONへの変化が緩やかになり、ON電流は小さくなる。
よって、電源供給配線へ流れ出す電流のピーク値は低減
される。
【0015】図2は本発明の他の実施例のTTL出力バ
ッファ回路を示す回路図である。
【0016】図2において、本実施例が前記一実施例と
異なる点は、第1のCMOSインバータ(図1G1)を
2段のCMOSインバータG3とG4にして、第2のC
MOSインバータをTTL出力段G5にして、Nchト
ランジスタN6のドレイン側を電源電位にNchトラン
ジスタN9のソースを接地電位に接続し、お互いのソー
スとドレインを接続して、出力端子Oとなす点である。
入力端子Iからの信号そのままを、CMOSインバータ
G4のトランジスタP6,N8に入力する。また、入力
信号にインバータBを接続したものを、CMOSインバ
ータG3のトランジスタP5,N4に入力する。さらに
入力端子Iに選択回路Dを接続したものを、トランジス
タP7,N7に入力し、入力端子Iに1個以上の遅延回
路DとインバータBとを接続したものを、トランジスタ
P5,N4に入力している。
【0017】図4は図1と図3の入力端子IがHレベル
からLレベルへ変化する時のシミュレーション結果を示
す特性図である。
【0018】図4において、実線の曲線43は図1の出
力端子Oの電位V1を示し、点線の曲線42は図3の出
力端子Oの電位V2を示し、一点鎖線の曲線40は図3
の電流I2を示し、点線の曲線41は図1の電流I1を
示している。曲線42,43は左側の電圧〔VOLT〕
の目盛りを、曲線40,41は右側のアンペア〔mA〕
の目盛りを使用する。横軸は、時間〔μs〕の軸であ
る。図4において、電源供給配線に瞬間的に流れる電流
と電位を見ている。
【0019】従来例の出力バッファ回路の出力電流変動
は−20mAとなっちぇいるが、本発明の一実施例の出
力バッファ回路の出力電流変動は−8mAなので、基準
電位の変動がなく、雑音の発生を少なくしている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力バッ
ファ回路は、出力端子を駆動するメインバッファ回路と
なるインバータ構成のPchトランジスタやNchトラ
ンジスタのゲート電位を制御することで、トランジスタ
のON電流を低減し、出力電位の変化を緩やかにし、雑
音の発生を少なくするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の出力バッファ回路を示す回
路図である。
【図2】本発明の他の実施例のTTL出力バッファ回路
を示す回路図である。
【図3】従来の出力バッファ回路を示す回路図である。
【図4】図1,図3の回路のシミュレーション結果を示
す特性図である。
【符号の説明】
I 入力端子 O 出力端子 G1,G2,G3,G4,G6,G7 CMOSイン
バータ G5 TTL出力段 P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8,P
9 Pchトランジスタ N1,N2,N3,N4,N5,N6,N7,N8,N
9,N10,N11Nchトランジスタ D ディレイ回路 B インバータ V1,V2 節点電位 I1,I2 節点電流

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2のトランジスタの並列体と、
    第3のトランジスタと、第4のトランジスタとを前記並
    列体を挟んで直列に接続し、前記並列体の一端を第1の
    ゲート入力,他端を第2のゲート入力とする出力段イン
    バータを設け、前記第1,第3のトランジスタのゲート
    を入力端子に接続し、前記第1,第2のトランジスタの
    ゲートと前記入力端子との間に遅延回路を設けたことを
    特徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 入力端子に接続された遅延回路と、第
    1,第2のインバータと、前記第1,第2のインバータ
    の出力をゲート入力とする第3のインバータと、前記入
    力端子及び前記遅延回路の出力を前記第2のインバータ
    のゲート入力とし、前記入力端子の反転信号及び前記遅
    延回路の出力の反転信号を前記第1のインバータのゲー
    ト入力とすることを特徴とする出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 遅延回路がバッファからなる請求項1又
    は2記載の出力バッファ回路。
JP4014912A 1992-01-30 1992-01-30 出力バッファ回路 Withdrawn JPH05206832A (ja)

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JP4014912A JPH05206832A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 出力バッファ回路

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JPH05206832A true JPH05206832A (ja) 1993-08-13

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JP4014912A Withdrawn JPH05206832A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 出力バッファ回路

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JP (1) JPH05206832A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751180A (en) * 1996-09-03 1998-05-12 Motorola, Inc. Electrical device structure having reduced crowbar current and power consumption
US6222403B1 (en) 1998-06-02 2001-04-24 Nec Corporation Slew rate output circuit with an improved driving capability of driving an output MOS field effect transistor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751180A (en) * 1996-09-03 1998-05-12 Motorola, Inc. Electrical device structure having reduced crowbar current and power consumption
US6222403B1 (en) 1998-06-02 2001-04-24 Nec Corporation Slew rate output circuit with an improved driving capability of driving an output MOS field effect transistor

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Effective date: 19990408