JP2871370B2 - 出力制御方法及び装置 - Google Patents

出力制御方法及び装置

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JP2871370B2 JP792393A JP792393A JP2871370B2 JP 2871370 B2 JP2871370 B2 JP 2871370B2 JP 792393 A JP792393 A JP 792393A JP 792393 A JP792393 A JP 792393A JP 2871370 B2 JP2871370 B2 JP 2871370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力制御方法及び装置、
詳しくは入力したデータに基づいて装置用のデータを生
成し、出力する出力制御方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて使用され
るプリンタは、それが接続されているホストコンピュー
タから文字コードや制御コード等のデータを受信して印
刷を行うことになる。プリンタでは、ホストコンピュー
タから送出されてくるデータ形式(或いはプリンタ言語
といっても良い)を解釈し、それに基づく画像を記録紙
上に記録することになる。つまり、プリンタは、ホスト
コンピュータから送られてくるデータを完全に解釈する
必要がある。
【0003】周知の如く、様々なプリンタ言語が存在す
る。従って、或るシステムに適応できるプリンタは自ず
と限られてくる。
【0004】そこで、近年では、スイッチによって対象
とするプリンタ言語を指定し、プリンタに適合するデー
タに変換する変換装置(エミュレーション装置;以下、
EM装置という)が登場した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タが1台のホストコンピュータに直接接続される場合に
は、その間に上記EM装置を配設すれば済んだが、LA
N(ローカルエリアネットワーク)や複数のEMを内蔵
したプリンタモード切り替え装置を介して複数種類のホ
ストコンピュータを同時に接続して使用する場合には、
印刷を依頼するホストコンピュータの種類が替わるたび
に、EMのモードを取り替えなければならず、煩雑な作
業をしなければならなかった。
【0006】また、プリンタに送出されてくるデータを
テーブル検索や重み付け評価などの手段によって、自動
的に、どのホストコンピュータ(プリンタ言語)からの
データであるかを判断し、プリンタに適合するデータを
生成することも考えられている。
【0007】ところが、プリンタに送出されてくるデー
タが、変換の対象となるすべてのホストコンピュータ間
で共通のデータであった場合、実行すべきエミュレーシ
ョンモードを特定できないことが予想される。このよう
な場合、たとえば、それまでのエミュレーションモード
の使用履歴等に基づいて実行すべきエミュレーションモ
ードを特定することも考えられる。しかしながら、この
ようにして特定されたエミュレーションモードは、あく
まで送出されてきたデータに基づいて特定されたもので
はないので、当該データの処理を進めていく過程でエラ
ーが発生し、不具合が生じる可能性がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題に鑑
みなされたものであり、複数のエミュレーションモード
の1つを用いて受信したデータを処理している間に、当
該エミュレーションモードによる処理を中断し、別のエ
ミュレーションモードに切り換えて当該データを処理す
ることが可能な出力制御方法及び装置を提供しようとす
るものである。
【0009】この課題を達成するため本発明の出力制御
装置は以下に示す構成を備える。すなわち、複数のエミ
ュレーションモードを有する出力制御装置であって、外
部装置から入力したデータを前記複数のエミュレーショ
ンモードのうちの1つで処理する処理手段と、前記処理
手段により、前記入力データが前記複数のエミュレーシ
ョンモードのうちの1つで処理開始された後に、その処
理を中断させる中断手段と、前記中断手段によりその処
理を中断された前記入力データに対して、前記複数のエ
ミュレーションモードのうちの他のエミュレーションモ
ードでの処理を許容する制御手段とを備える。
【0010】また、本発明の出力制御方法は以下に示す
工程を備える。すなわち、複数のエミュレーションモー
ドを用いた出力制御方法であって、外部装置から入力し
たデータを前記複数のエミュレーションモードのうちの
1つで処理する処理工程と、前記処理工程により、前記
入力データが前記複数のエミュレーションモードのうち
の1つで処理開始された後に、その処理を中断させる中
断工程と、前記中断工程によりその処理を中断された前
記入力データに対して、前記複数のエミュレーションモ
ードのうちの他のエミュレーションモードでの処理を許
容する制御工程とを備える。
【0011】
【作用】かかる本発明の構成或いは工程によれば、入力
したデータを複数のエミュレーションモードのうちの1
つで処理している間に、その処理を中断し、当該入力デ
ータについて別のエミュレーションモードによって処理
を行うことが可能となる。すなわち、特定されたエミュ
レーションによって入力データの処理が開始された後で
あっても、その処理を中断させて、その入力データに対
して他のエミュレーションモードでの処理を実行するこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を添付図面に従
って説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例によるホストコン
ピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【0014】実施例によるシステムは、印刷データを送
出するホストコンピュータ1,2と、2つの入力ポート
と1つの出力ポートを備えた入力切り替え装置3と、印
刷制御装置4と、印刷装置本体5から構成されている。
【0015】上記システム構成において、ホストコンピ
ュータ1または2は、各ホストコンピュータ上で動作し
ているアプリケーションプログラム、或いはそのOSに
依存する形式のプリンタ言語に従った文字コードや制御
コードの印刷データを入力切り替え装置3に送出する。
入力切り替え装置3は、入力を検出した方の入力ポート
のみを有効にし、その入力データを印刷制御装置4に転
送する。印刷制御装置4は、入力切り替え装置3を介し
て送られてきた印刷データを印刷装置本体5に適合する
形式の印刷データに変換して、印刷装置本体5に送出す
る。印刷装置本体5は、送られてきた印刷データに基づ
く画像を記録することになる。
【0016】実施例における印刷制御装置4の構成は図
2に示すようになっている。
【0017】図において、10は印刷制御装置4全体の
制御を司る中央処理装置(CPU)であり、例えば、例
えばクロックパルス発生回路,遅延回路,ゲート回路,
その他の論理回路などを有する。
【0018】11は読み出し専用メモリ(ROM)であ
り、CPU10の演算処理内容や各部に制御信号を供給
する等の一連の制御処理を行うための手順を記憶してい
るROMである。記憶されている手順は、例えば図4に
示すフローチャートに対応するプログラム等である。勿
論、各種プリンタ言語を解釈し、印刷装置に適合するデ
ータに変換するプログラムも格納されている。
【0019】12は読み書き可能なランダムアクセスメ
モリ(RAM)であり、CPU10のワークエリア(受
信バッファ、出力バッファ、更には、各装置の動作状態
を記憶する領域等)として利用されたり、後述の際に必
要となる各EMの起動回数を格納する記憶領域も確保さ
れている。
【0020】13は入力切り替え装置3から送出されて
きたデータを取り込むための入力インターフェース(I
/F)、14は本印刷制御装置内で変換された印刷デー
タを印刷装置5に転送するための出力インターフェース
(I/F)である。
【0021】上記各構成ユニットは、符号15で示すバ
スラインに接続され、CPU10はこれら各ユニットを
制御し得るようになっている。
【0022】以下、実施例における具体的動作について
説明する。簡単にするため、実施例の印刷制御装置4
は、2つのエミュレーションモードを備えているものと
する。
【0023】先ず、概要を説明すると、ホストコンピュ
ータ1、2から送られてきた印刷データを解析した場
合、その印刷データ中の各種制御コマンドが各々のプリ
ンタ言語特有のものを使用している場合、送られてきた
印刷データに対してどちらのエミュレーションを起動す
べきかは簡単に判断できる。問題は、ホストコンピュー
タ上で動作しているアプリケーションが複雑な処理をし
ない場合であって、プリンタ言語特有のコマンドを発生
しなかった場合である。このような形式のデータが印刷
制御装置に送られてきた場合、どちらのエミュレーショ
ンに切り替えるべきかは特定できない。
【0024】そこで、実施例では、過去のエミュレーシ
ョンの起動推移を調べ、その頻度の高い方で印刷データ
の変換処理を行う。但し、システムはあくまで今現在の
環境で動作しているものであるから、あまり過去に遡っ
て頻度を調べても意味がない。そこで、実施例では、一
連の印刷データの受信及び変換したデータの印刷装置へ
の転送処理を1個のジョブとして計数し、過去のn個を
有効範囲とした。また、それ以前のエミュレーションの
選択頻度もあながち、無視できないので所定の係数で乗
算するようにした。
【0025】以下、かかる処理概要を図3及び図4のフ
ローチャートに従って説明する。尚、以下の説明で、E
C1、EC2はエミュレーションモード1、2の動作回
数を保持するカウンタ、WCはエミュレーション1、2
のいずれかであると正式に認識された回数を保持するカ
ウンタであって、これらはいずれもRAM12の所定エ
リアに確保されているものである。また、これらカウン
タはいずれも初期値として“0”がセットされていて、
初期状態でのエミュレーションモードはエミュレーショ
ンモード1が選択されているものとする(エミュレーシ
ョンモード1がエミュレーションモード2より優先順位
が高いという意味)。
【0026】以下、図4のフローチャートに従って説明
するが、ホストコンピュータ1或いは2からのジョブが
図3の“手順”の項目で示される順序で送られてきたも
のとして説明する。
【0027】図4のフローチャートにおいて、入力切り
替え装置3から印刷データが送られてくると、ステップ
S1において、受信した印刷データを解析して、どちら
のエミュレーションモードで受信データを解析し、印刷
装置5用の印刷データを生成するかを判断する。この判
断では、ROM11に予め登録されているそれぞれのプ
リンタ言語特有の制御コマンドを参照して決定する。
【0028】さて、ステップS2に処理が進むと、選択
すべきエミュレーションモードが特定できたかを判断す
る。受信した印刷データ中に、いずれかのプリンタ言語
特有の制御コマンドが存在する場合にはステップS3に
進み、いずれのプリンタ言語にも共通した制御コマンド
のみが存在して対応するエミュレーションモードを特定
できないと判断したらステップS10に進む。
【0029】図3の手順に従うものとしているので、最
初のジョブ(手順2)はエミュレーションモード2で処
理するデータが送られてきた、換言すれば、エミュレー
ションモード2用のデータと特定できた場合であるの
で、処理はステップS2からステップS3に進む。
【0030】ステップS3に処理が進むと、処理すべき
エミュレーションモードが特定できたことになるので、
カウンタWCを“1”インクリメントする。その結果、
カウンタWCの値は“1”になり、“8”以下であるの
で処理はステップS4をスキップし、ステップS5に進
む。
【0031】ステップS5では、どてらのエミュレーシ
ョンモードに特定できたかを判断する。ここでは、選択
されたのかをエミュレーションモード2が選択されてい
るので、処理はステップS7に進み、カウンタEC2を
“1”インクメントし、その誤、ステップS9に進ん
で、エミュレーションモード2で処理を開始する。
【0032】さて、その次の手順3〜5では、エミュレ
ーションモード1用の印刷データが送られてくることを
示している。その結果、ステップS6、ステップS8が
実行されることになる。
【0033】このとき、上記手順に従えば、手順3〜5
において、カウンタWCが“3”増加して結果としてカ
ウンタWCは“4”に、カウンタECは“3”になり、
それぞれの手順でエミュレーションモード1が実行され
ることになる。
【0034】次の手順6は、入力切り替え装置3を介し
て受信した印刷データがいずれのエミュレーションモー
ドで処理すべきか特定できない場合である。従って、処
理はステップS2〜ステップS10に進むことになる。
【0035】ステップS10では、この時点でのカウン
タEC1とEC2とを比較し、いずれの数値(回数)が
多かったかどうかを判断する。実施例によれば、この時
点でのカウンタEC1の値は“3”、EC2のそれは
“1”であるので、処理はステップS8に進み、エミュ
レーションモード1の処理として実行する。
【0036】いずれにせよ、受信した印刷データだけか
らエミュレーションモードが特定できなかった場合、各
カウンタの値は更新しない。これは、特定できなかった
場合に例えばカウンタEC1をインクリメントしてしま
うと、それによりエミュレーションモード1の処理が後
の判別処理に影響を来すためである。すなわち、実施例
では、確定できた場合の各カウンタEC1、EC2を有
意な情報として活用しているからである。
【0037】さて、図3における手順7〜9において
は、上記処理を行われる。この結果(手順9のジョブが
終了した時点)、カウンタEC1は“5”、EC2は
“2”、WCは“7”に更新されることになる。
【0038】さて、手順10は、印刷データを受信し、
それがエミュレーションモード2で印刷すべきデータで
あると特定できた場合であるので、処理はステップS3
に進む。ここでカウンタWCの値は“1”インクメント
されるが、その結果、その保持値は“8”になる。従っ
て、ステップS3の判断は“YES”になるので、処理
はステップS4に進む。
【0039】ステップS4の処理内容は、いわゆる初期
化処理である。すなわち、カウンタWCが“8”になっ
た場合に、新たにジョブをカウントを開始するためその
値を“0”でリセットする。但し、カウンタEC1、E
C2までも“0”にリセットしてしまうと、直後のジョ
ブの印刷データがエミュレーションモードを特定できな
いものである場合の判断材料を無くしてしまうので、そ
れ以前の計数値を1/2にして、或程度の影響を残すよ
うにした。
【0040】この結果、カウンタEC1は“2.5”、
カウンタEC2は“1”になるが、注目しているジョブ
はエミュレーションモード2で処理すべきデータである
と判断できたとしているので、処理はステップS7に進
み、カウンタEC2は“2”に更新される。その後、ス
テップS9でエミュレーションモード2で処理が行われ
ることになる。
【0041】手順11は、印刷データに対するエミュレ
ーションモードが特定でき倍場合を示している。従っ
て、ステップS10においてカウンタEC1とEC2と
が比較される。このとき、EC1は“2.5”、EC2
は“2”であるので、処理はステップS8に進んでエミ
ュレーションモード1の処理が実行される。
【0042】次の手順12は、エミュレーションモード
2用の印刷データを受信した場合であるので、カウンタ
EC2が“3”に更新される。
【0043】この結果、手順13で示すように、いずれ
のエミュレーションモードで処理するかを特定できない
印刷データを受信した場合、ステップS10に処理が進
むが、今度の場合、EC1<EC2(∵EC1=2.
5、EC2=3)であるので、エミュレーションモード
2が選択され、実行されることになる。
【0044】尚、ステップS10での判断で、“EC1
≧EC2”としているので、カウンタEC1がカウンタ
EC2より優先順位を高くしているためであり、同じ値
を保持している場合にはエミュレーションモード1を選
択するようにするためである。
【0045】以上述べたように、図3の手順6の用に、
エミュレーションの選択ができなかった場合では、過去
のエミュレーション1の選択回数が3で、エミュレーシ
ョン2の選択回数が1であり、エミュレーション選択カ
ウンタもそれぞれ3と1が格納されているので、エミュ
レーション1が選択されている。そして、手順13の場
合では、過去のエミュレーション1の全選択回数が5
で、エミュレーション2の全選択回数が4であるが、エ
ミュレーション選択カウンタにそれぞれ2.5と3が格
納されているので、この場合エミュレーションEM2が
選択されている。これは、手順10におけるエミュレー
ション2が選択されたときの処理で、ワークカウンタを
カウントアップした結果、8になったので、ワークカウ
ンタWCをクリアすると共に、エミュレーション選択カ
ウンタEC1及びEC2の値をそれぞれ1/2にした後
にEC2の値を+1しているためである。
【0046】以上説明したように本実施例によれば、上
述のように各エミュレーションの選択回数のカウント方
法を工夫することによって、各エミュレーション選択カ
ウンタ中に各エミュレーションの選択回数の統計情報に
選択の順番情報を反映した値が格納されることになり、
選択適合率の高い優先順位付けをダイナミックに行うこ
とが可能となる。
【0047】また、本実施例では、エミュレーションの
種類として2つを例にして挙げたが、カウンタを3つ、
或いはそれ以上設けることで多数のエミュレーションモ
ードに対応できることは当業者であれば容易に推察でき
ることであろう。また、カウンタWCも“8”になった
場合にリセットするのではなく、適宜最適な値にしても
良いし、或いはスイッチを設けて任意に設定できるよう
にしても良いのは勿論である。
【0048】<第2の実施例の説明>図5に第2の実施
例における印刷制御装置のブロック構成図を示す。但
し、図示において、上述した実施例(第1の実施例)に
おける印刷制御装置と同じ構成のものには同一符号付し
た。図示の構成と第1の実施例における構成の相違点
は、表示部16が設けられている点である。システム構
成については図1を採用する。
【0049】以下、第2の実施例の動作(CPU10の
処理内容)を図6に従って説明するが、かかる処理手順
(プログラム)は当然のことながらROM11に記憶さ
れているものである。これは後述する各実施例に付いて
も同様である。また、以下の説明における入力バッファ
IB、フラグF、ポインタEMP、カウンタCT、一時
記憶メモリTM等はRAMに確保されている。入力バッ
ファIBは、入力切り替え装置3からの受信データを一
時的に格納する領域であり、フラグFは入力したデータ
に基づいて対応するエミュレーションモードが特定でき
たか否かを示す情報が格納される。ポインタEMPに
は、前回のジョブによる実行されたエミュレーションモ
ードを実行するプログラムの先頭アドレスが格納され
る。カウンタCTには、所定の量の印刷データの個数
(例えばページ数)が記憶される。また、初期状態はエ
ミュレーションモード1が選択されており、それはポイ
ンタEMPにセットされている。以下、本第2の実施例
の動作を説明する。
【0050】入力切り替え装置3を介して印刷データを
入力バッファIBに受信すると、ステップS21で入力
バッファIBの内容を一時記憶メモリTMにコピーし、
フラグF及びカウンタCTを“0”クリアする。
【0051】次のステップS22では、受信バッファI
Bに格納されている受信印刷データを基づいて、どのエ
ミュレーションモードで実行するかを判別する。対応す
るエミュレーションモードが特定できた場合、処理はス
テップS24に進み、フラグFに“1”をセットし、ス
テップS25で対応するエミュレーションモードを特定
する情報をポインタEMPにセットする。
【0052】従って、エミュレーションモードが特定で
きなかった場合、フラグFは“0”のままであり、EM
Pは初期状態、或いは、従前のジョブに対するモードが
セットされている。
【0053】処理がステップS26に進むと、ポインタ
EMPで示されるエミュレーションモードに基づいて画
像変換処理を行う。この過程で、受信した制御コマンド
にシンタックスエラー等が発生したかどうかを次のステ
ップS26で判断する。かかるエラーが発生した場合に
は、ステップS31に処理が進み、エラー無しの場合に
はステップS28に進む。
【0054】ここでは、エラー無しの場合を説明する。
【0055】処理がステップS28に進むと、一連のジ
ョブの印刷処理が終了したかどうかを判断する。未終了
であると判断した場合、ステップS29に進んで、次の
印刷データの受信を行い、それを受信バッファIBに格
納する。そして、ステップS30に進んで、カウンタC
Tを“1”インクメントし、ステップS26の処理を行
う。また、1つのジョブに対する処理が終了したと判断
したら、本処理を終える。
【0056】説明が前後するが、上記エミュレーション
処理は受信バッファIBに格納されたデータ単位に行う
ものである。
【0057】さて、エミュレーション処理を実行中に、
シンタックスエラーが発生し、ステップS31に処理が
進むと、その時点でのフラグFが“1”であるかどうか
を判断する。フラグF=1であるということは、本当の
エラーであることになるので、本処理を終了する。なぜ
なら、現在実行中のエミュレーションはホストコンピュ
ータの意図したエミュレーションモードで動作している
のであって、それにも関わらずエラーが発生したことに
なるからである。
【0058】また、フラグFが“1”ではないと判断し
た場合、現在処理中のエミュレーションモードが間違っ
ている可能性がある。そこで、ステップS32に進ん
で、先のステップS22と同様にエミュレーションモー
ドの判別処理を行う。
【0059】そして、ステップS33において、対応す
るエミュレーションモードが特定できたかどうかを判断
する。それが特定できなければ本処理を終了し、特定で
きれば、ステップS34に移って、その特定できたエミ
ュレーションモードとそれまでに実行していたエミュレ
ーションモード(EMPで示される)とを比較する。も
し、これらが同じであれば、発生したエラーは本当のエ
ラーであることになるので処理を終了する。
【0060】また、新たに判別したエミュレーションモ
ードが、それまで実行していたエミュレーションモード
とが異なる場合、処理はステップS35に進む。
【0061】ステップS35では、カウンタCTを調
べ、それが“1”以下、すなわち、“0”か“1”か、
或いはそれ以上かを判断する。
【0062】カウンタCTが“0”、“1”の場合、最
初に受信した印刷データのブロックが一時記憶メモリT
Mにまだ残っており、新たに特定されたエミュレーショ
ンモードで実行すれば間に合うことを意味する。従っ
て、この場合、ステップS36において一時記憶メモリ
TMの内容を入力バッファIBにコピーし、ステップS
24に戻る。
【0063】一方、カウンタCTが1より大きい場合
は、ステップS37に進み、印刷データの再送を促すメ
ッセージを表示部16に表示し、ステップS38でその
データの受信を待つ。そして、印刷データが再送されて
きたら、ステップS24に戻って処理を再開する。
【0064】以上説明した様に本第2の実施例によれ
ば、入力された印刷制御データに対して起動するエミュ
レーションモードが特定できなかった場合に所定の優先
順に従ったエミュレーションモードで処理を行う。そし
て、その際、制御データのシンタックスエラーが発生し
た場合、その時点で再度エミュレーションモードの判定
処理を行い、印刷制御を最初から行う。これによって、
正しい印刷結果を得させることが可能になる。
【0065】尚、本第2の実施例においては、入力バッ
ファの大きさはどのようなサイズであってもよい。例え
ば、1ページ分の容量があっても良い。
【0066】<第3の実施例の説明>図8に第3の実施
例における印刷制御装置のブロック構成を示す。本第3
の実施例でも上記実施例における構成と同じものには同
一符号を付してある。図示の如く、第2の実施例の構成
と異なるのは、操作パネル17が新たに追加された点に
ある。この操作パネル17において、“STOP”は印
刷中止を指示するためのキーであり、“1”はエミュレ
ーションモード1、“2”はエミュレーションモード2
を選択する選択キーである。
【0067】以下、本第3の実施例の動作を説明する。
【0068】入力切り替え装置3を介して印刷データを
入力バッファIBに受信すると、ステップS41で入力
バッファIBの内容を一時記憶メモリTMにコピーし、
フラグF及びカウンタCTを“0”クリアする。
【0069】次のステップS42では、受信バッファI
Bに格納されている受信印刷データを基づいて、どのエ
ミュレーションモードで実行するかを判別する。そし
て、次のステップS43ではそれが特定できたか否かを
判定する。対応するエミュレーションモードが特定でき
た場合、処理はステップS44に進み、特定されたエミ
ュレーションモードを記憶保持するため、それをRAM
12中の所定アドレスに確保されたポインタEMPに格
納する。尚、電源投入時には、このポインタEMPに
は、初期値としてエミュレーションモード1を示すデー
タが格納されているものとしているので、エミュレーシ
ョンモードが特定できなかった場合には、それが電源投
入時であればエミュレーションモード1が、何度も印刷
処理を行った場合には前回のエミュレーションモードで
処理されることになる。
【0070】ステップS45では、ポインタEMPで示
されるエミュレーションモードで受信したデータに基づ
く処理を行うが、この処理を実行中、“STOP”キー
が入力されなかった場合にはステップS47に進み、
“STOP”キーが入力されたらステップS51に進
む。
【0071】ステップS47では、一連のジョブの印刷
処理が終了したかどうかを判断する。未終了であると判
断した場合、ステップS48に進んで、次の印刷データ
の受信を行い、それを受信バッファIBに格納する。そ
して、ステップS49に進んで、カウンタCTを“1”
インクメントし、ステップS45の処理に戻る。
【0072】説明が前後するが、上記エミュレーション
処理は受信バッファIBに格納されたデータ単位に行う
ものである。
【0073】さて、エミュレーション処理を実行中に、
“STOP”キーの入力があって、ステップS51に処
理が進むと、表示部16上に印刷制御プログラム(エミ
ュレーションモード1、2)の選択メニューを表示さ
せ、次のステップS52で操作パネル17からの“1”
か“2”かのキー入力を待つ。つまり、エミュレーショ
ンモードを操作者に選択させる。
【0074】処理がステップS53に進むと、選択され
たエミュレーションモードをポインタEMPに格納し、
ステップS54に進む。
【0075】ステップS54では、カウンタCTを調
べ、それが“1”以下、すなわち、“0”か“1”か、
或いはそれ以上かを判断する。
【0076】カウンタCTが“0”、“1”の場合、最
初に受信した印刷データのブロックが一時記憶メモリT
Mにまだ残っており、新たに特定されたエミュレーショ
ンモードで実行すれば間に合うことを意味する。従っ
て、この場合、ステップS55で、一時記憶メモリTM
の内容を入力バッファIBにコピーし、ステップS45
に戻る。
【0077】一方、カウンタCTが1より大きい場合
は、ステップS56に進み、印刷データの再送を促すメ
ッセージを表示部16に表示し、ステップS57でその
データの受信を待つ。そして、印刷データが再送されて
きたら、ステップS45に戻って処理を再開する。
【0078】以上説明した様に本第3の実施例によれ
ば、入力された印刷制御データに対して起動するエミュ
レーションモードが特定できなかった場合に所定の優先
純に従ったエミュレーションモードで処理を行う。そし
て、その際、意図した通りの結果が得られない場合に
は、印刷処理を中断させ、その上で正しいエミュレーシ
ョンモードを選択し、印刷制御を最初から行う。これに
よって、正しい印刷結果を得させることが可能になる。
【0079】<第4の実施例の説明>第4の実施例を説
明する。本第4の実施例における印刷制御装置4は第2
の実施例のそれと同じとし、以下では、図11のフロー
チャートに従ってその動作を説明する。
【0080】但し、ホストコンピュータ1及び2と入力
切り替え装置3間、入力切り替え装置と印刷制御装置4
間のインターフェースは双方向データを授受できるもの
とする。
【0081】さて、ステップ61ではRAM12中の受
信バッファの内容(正確には制御コード)を調べること
で、その印刷データのプリンタ言語を判定し、対応する
エミュレーションモードを特定する。ステップS62
で、その特定処理が失敗に終わったと判定したら、ステ
ップS63の処理をスキップし、ステップS64に移
る。また、エミュレーションモードが特定できたら、ス
テップS63に進み、特定されたエミュレーションモー
ドをRAM12中の所定アドレス位置に予め確保された
EMODEに特定できたエミュレーションモードを格納
する。エミュレーションモードの特定に失敗した場合の
EMODEには、従前の処理で行われたエミュレーショ
ンモード(或いは初期状態のエミュレーションモード)
が格納されていることになる。
【0082】さて、処理がステップS64に進むと、イ
ンターフェースI/F13を介して、その時点でのEM
ODEの内容を入力切り替え装置3に返送する。入力切
り替え装置3は、その時点で選択しているホストコンピ
ュータ1或いは2のいずえかに、受信したEMODEの
内容を更に返送する。
【0083】この結果、印刷制御装置4は、受信した印
刷データの送信元のホストコンピュータにEMODEの
内容を返送することが可能になる。
【0084】さて、ステップS65に処理が進むと、そ
の時点でのEMODEの内容を判別し、それがエミュレ
ーションモード1になっているか、エミュレーションモ
ード2になっているかを判断する。エミュレーションモ
ード1の場合には、ステップS66に進んで、そのモー
ドの処理を行い、逆にエミュレーションモード2の場合
にはステップS67の進んでそのモードによる印刷制御
処理を行う。
【0085】以上の結果、本第4の実施例によれば、入
力された印刷制御データに対して起動するエミュレーシ
ョンモードが特定できなかった場合に所定の優先純に従
ったエミュレーションモードで処理を行う。そして、そ
の際、処理するエミュレーションモードを入力切り替え
装置或いはLANを介して送信元のホストコンピュータ
に通知する。
【0086】従って、ホストコンピュータがその通知内
容を表示するようにすれば、操作者は印刷指示した内容
では希望するものが得られるかどうかの判断が行え、且
つ、それが希望する結果でなかった場合には印刷処理を
中断させ、印刷データの出力を再処理することも可能に
なる。
【0087】<第5の実施例の説明>本第5の実施例に
おける印刷制御装置4も先に説明した第2の実施例にお
けるそれと同じである。従って、本第5の実施例でも、
その動作内容を説明する。
【0088】図12に本第5の実施例の動作処理内容を
示す。
【0089】ステップ71ではRAM12中の受信バッ
ファの内容を調べることで、その印刷データのプリンタ
言語を判定し、対応するエミュレーションモードを特定
する。ステップS72で、その特定処理が失敗に終わっ
たと判定したら、ステップS73の処理をスキップし、
ステップS74に移る。また、エミュレーションモード
が特定できたら、ステップS73に進み、特定されたエ
ミュレーションモードをRAM12中の所定アドレス位
置に予め確保されたEMODEに特定できたエミュレー
ションモードを格納する。従って、エミュレーションモ
ードの特定に失敗した場合のEMODEには、従前の処
理で行われたエミュレーションモード(初期状態のエミ
ュレーションモード)が格納されていることになる。
【0090】さて、処理がステップS74に進むと、そ
の時点でのEMODEによって指定されているエミュレ
ーションモードで印刷制御処理を実行する。
【0091】この処理中に、エラーが発生した場合には
ステップS78に進み、エラー無しの場合にはステップ
S76に進む。
【0092】ステップS76に進むと、印刷処理が終了
したかどうか、すなわち、ホストコンピュータから未送
信のデータが存在するかどうかを判断する。印刷処理が
未終了であると判断した場合には、ステップS77に進
み、次の印刷データを入力バッファに格納し、ステップ
S74に戻る。
【0093】一方、エミュレーション処理を実行中にエ
ラーが発生したら、ステップS78に進んで、その時点
でのEMODEの内容とエラーの種類を特定する情報を
印刷データ送信元のホストコンピュータに返送する。
【0094】以上の結果、本第5の実施例によれば、入
力された印刷制御データに対して起動するエミュレーシ
ョンモードが特定できなかった場合に所定の優先順位に
従ったエミュレーションモードで処理を行う。そして、
その際、処理するエミュレーションモードで処理中にエ
ラーが発生した場合には、処理中のエミュレーションモ
ードとエラー内容をホストコンピュータに返送する。従
って、ホストコンピュータ側では、迅速に正しい印刷制
御プログラムを選択させるための処置または制御コード
の修正を行い、正しい印刷結果を得ることが可能にな
る。
【0095】<第6の実施例の説明>第6の実施例を説
明する。本第6の実施例における印刷制御装置4の構成
は図13に示すとおりであり、操作パネル18には図8
におけるそれから“STOP”キーを無くした。
【0096】以下、図14に示すフローチャートに従っ
て動作を説明する。
【0097】先ず、ステップ81ではRAM12中の受
信バッファの内容を調べることで、その印刷データのプ
リンタ言語を判定し、対応するエミュレーションモード
を特定する。ステップS82で、その特定処理が正常に
行えたかどうかを判断し、特定できた場合にはステップ
S83、84、85をスキップし、ステップS86に進
んで、特定できたエミュレーションモードに基づく処理
を行う。
【0098】また、特定できなかった場合、処理はステ
ップS83に進んで、表示部16にエミュレーションモ
ードを選択してもらうためのメッセージを表示し、操作
者にその旨を報知する。そして、次のステップS84
で、操作パネル18によりエミュレーションモードを選
択するためのキー“1”、“2”のいずれかの入力を待
つ。
【0099】キー入力があったら、ステップS85に進
んで、入力されたキーに対応するエミュレーションモー
ドを特定し、ステップS86に進む。
【0100】以上の結果、本第6の実施例によれば、入
力された印刷制御データに対して起動するエミュレーシ
ョンモードが特定できなかった場合に所定の優先順位に
従ったエミュレーションモードで処理を行う。そして、
その際、処理するエミュレーションモードが特定できな
かった場合には、操作者がエミュレーションモードを選
択するので、常に正しい印刷結果を得ることが可能にな
る。
【0101】<第7の実施例の説明>第7の実施例の説
明する。本第7の実施例における印刷制御装置4は、第
1の実施例と同じである。
【0102】動作を図15に従って説明する。
【0103】先ず、ステップ91ではRAM12中の受
信バッファの内容を調べることで、その印刷データのプ
リンタ言語を判定し、対応するエミュレーションモード
を特定する。ステップS92で、その特定処理が正常に
行えたかどうかを判断し、特定できた場合にはステップ
S93に進み、特定できたエミュレーションモードをE
MODEに格納する。
【0104】また、特定できなかった場合には、ステッ
プS93の処理をスキップする。従って、この場合のE
MODEには、従前のジョブのEMODEが保持された
まま、或いは初期状態のエミュレーションモードが保持
されている。
【0105】さて、ステップS94に処理が進むと、そ
の時点でのEMODEの内容を調べ、それがエミュレー
ションモード1、エミュレーションモード2のいずれで
あるかを判断する。
【0106】そして、ステップS95或いはステップS
96のいずれかに進んで、EMODEの内容に対応した
エミュレーションモード処理を実行する。
【0107】以上の結果、本第7の実施例によれば、入
力された印刷制御データに対して起動するエミュレーシ
ョンモードが特定できなかった場合に所定の優先順位に
従ったエミュレーションモードで処理を行う。そして、
その際、処理するエミュレーションモードが特定できな
かった場合には、従前の処理で行っていたエミュレーシ
ョンモードを選択するので、選択適合率の高いエミュレ
ーションが実行される。
【0108】<第8の実施例の説明>次に第8の実施例
を説明する。本第8の実施例におけるシステム構成は図
16に示す如く、ホストコンピュータが多数接続される
場合に特に適している。
【0109】尚、実施例における印刷制御装置4には、
図示はしないがホストコンピュータの総数数と、各々の
ホストコンピュータがどのようなプリンタ言語のデータ
を送出してくるのかの内訳、つまり全部でM台のホスト
コンピュータが接続され、そのうちP台はプリンタ言語
エミュレーション1用の印刷データを、Q(=N−P)
台はエミュレーション2用の印刷データを出力してくる
という情報がRAM12設定されている。設定する方法
としては、例えば不図示のスイッチでもって設定しても
良いし、ホストコンピュータからその情報を設定するた
めの特別な制御情報として送出するようにしても良い。
更に、各エミュレーションモードが何回実行されたかも
計数しておく。
【0110】本第8の実施例における印刷制御装置4の
処理内容を図17に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0111】先ず、ステップ101ではRAM12中の
受信バッファの内容を調べることで、その印刷データの
プリンタ言語を判定し、対応するエミュレーションモー
ドを判別する。ステップS102に処理が進むと、起動
すべきエミュレーションモードが特定できたかどうかを
判断する。
【0112】対応するエミュレーションモードが特定で
きたら、ステップS103、104、105の処理はス
キップし、ステップS106に進んで、特定されたエミ
ュレーションモードで処理を実行する。そして、一連の
印刷データに対応する処理が終了したらステップS10
7に進み、起動したエミュレーションモードの回数をカ
ウントアップする。
【0113】さて、受信データだけから、起動すべきエ
ミュレーションモードが特定できなかった場合、処理は
ステップS103に進み、各エミュレーションの起動回
数にホストコンピュータの数を乗じ、その中で最も大き
い数値のでたエミュレーションモードを起動すべきエミ
ュレーションモードとして特定する。
【0114】簡単に説明すると、例えば10台のホスト
コンピュータが接続されていて、そのうち8台がエミュ
レーションモード1用の印刷データを出力し、残りの2
台のホストコンピュータがエミュレーションモード2用
の印刷データを出力してくるとする。
【0115】確率的に、印刷データはエミュレーション
モード1である可能性が高いが、実施例では、これのみ
で判断するものではなく、起動された各エミュレーショ
ンモードの起動回数を乗じする。
【0116】今、上記条件の基、エミュレーションモー
ド1の実行回数が過去に5回あって、エミュレーション
モード2のそれが50回あったとする。
【0117】この場合、エミュレーションモード1用の
ホストコンピュータの数×エミュレーションモード1の
起動回数の積(=8×5)と、エミュレーションモード
2用のホストコンピュータの数×エミュレーションモー
ド2の起動回数の積(=2×50)と比較すると、後者
の数値の方が大きいことになる。そこで、このような状
態になった場合には、後者、すなわち、エミュレーショ
ンモード2の方を選択する。ステップS103では、ま
さにこの判断処理を行っている。
【0118】さて、上記ステップS103の判断でも、
エミュレーションモードが特定できなかったら、処理は
ステップS104に進み、過去のエミュレーションモー
ドの起動回数の多い方でエミュレーションを行う。
【0119】また、各エミュレーションの起動回数が同
じの場合も想定できるので、この場合には、ステップS
105で接続されているホストコンピュータの台数の多
い方のエミュレーションモードに特定する。但し、この
場合にはエミュレーションモードのカウントアップは行
わない。これは第1の実施例と同様の理由である。
【0120】そして、ステップS105においても、特
定できなかったら是ステップS108に進んで前回起動
したエミュレーションモードで対処する。
【0121】以上説明したように本第8の実施例によれ
ば、印刷データからだけでは対応するエミュレーション
モードが特定できなくても、各エミュレーションの選択
回数及び接続された各エミュレーションモード用の印刷
データを出力してくるホストコンピュータ台数に基づい
て、実行すべきエミュレーションモードを判別するの
で、高い適合率で印刷処理を行わせることが可能にな
る。
【0122】尚、上述した第1〜第8の実施例では、エ
ミュレーションモードとして2種類について説明した
が、勿論それ以上であっても良いのは勿論である。ま
た、実施例では、印刷制御装置4が独立した装置である
場合を説明したが、入力切り替え装置3を含んでも良い
し、入力切り替え装置3、印刷制御装置4の両方、或い
は印刷制御装置4が印刷装置本体に組み込まれる構造に
しても良い。
【0123】また、上記実施例では、印刷制御装置4に
は入力用インターフェースが1つしかなかったが、2つ
或いはそれ以上あっても良いのは勿論であるし、LAN
接続用のインターフェースであっても良い。
【0124】尚、上記実施例では特に説明しなかった
が、印刷装置5としては、例えばレーザビームプリンタ
を想定した。
【0125】本実施例を適応するレーザビームプリンタ
の構成を図18を参照して説明する。
【0126】図18は実施例の印刷装置5であるレーザ
ビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示
す断面図で、このLBPは実施例における印刷制御装置
を介して送られてくるコマンドで表される文字パターン
の登録や提携書式(フォームデータ9)などの登録が行
える。
【0127】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータや実施例にお
ける印刷制御装置4から供給される印刷情報(文字コー
ド等)やフォーム情報或いはマクロ命令などを入力して
記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字
パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体で
ある記録紙上に像を形成する。300は操作のためのス
イッチ及びLED表示器などが配されている操作パネ
ル、101はLBP100全体の制御及びホストコンピ
ュータから供給される文字情報などを解析するプリンタ
制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット101
は主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に
変換してレーザドライバ102に出力する。
【0128】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切り換えするレーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振らされて静電ドラム106上
を走査露光する。これにより、静電ドラム106上には
文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この
潜像は静電ドラム106周囲に配設された現像ユニット
107により現像された後、記録紙に転写される。この
記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙は
LBP100に装着した用紙カセット108に収納さ
れ、給紙ローラ109及び搬送ローラ110と111と
により、装置内に取り込まれて、静電ドラム106に供
給されることになる。上記処理で感光ドラムに付着した
トナーは転写器によって記録紙に転写された後、定着器
を経て外部に排出される。
【0129】印刷装置5としては、レーザビームプリン
タに限定されるものではない。例えば以下で説明するイ
ンクジェットプリンタ等にも適応可能である。
【0130】図19は、本発明が適用できるインクジェ
ット記録装置IJRAの概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復
移動される。このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を
吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニング
ブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動
可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが
支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のク
リーニングブレードが本例に適用できることは言うまで
もない。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0131】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0132】以上のように、本発明はレーザビームプリ
ンタに限らず、上記インクジェットプリンタ等にも適用
できることは明らかである。更に、他の方式のプリンタ
も適応可能であることは言うまでもない。
【0133】更に、実施例における印刷制御装置4はそ
の出力先がプリンタであることが必ずしも必須とはなら
ないことが理解できよう。すなわち、出力先としては画
像を表示する表示装置であっても構わないからなであ
る。従って、印刷制御装置によっても本願発明が限定さ
れるものではない。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定されたエミュレーションによって入力したデータの処
理が開始された後であっても、その処理を中断させて、
その入力データに対して他のエミュレーションモードで
の処理を実行することが可能となる。このため、選択さ
れたエミュレーションモードに不具合が生じた場合に、
他のエミュレーションモードへの切り換えが可能とな
る。
【0135】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるシステム構成図である。
【図2】第1の実施例における印刷制御装置のブロック
構成図である。
【図3】第1の実施例における印刷制御装置の動作を説
明するための各カウンタの推移を示す図である。
【図4】第1の実施例における動作内容を示すフローチ
ャートである。
【図5】第2の実施例における印刷制御装置のブロック
構成図である。
【図6】第2の実施例における動作内容を示すフローチ
ャートである。
【図7】第2の実施例における動作内容を示すフローチ
ャートである。
【図8】第3の実施例における印刷制御装置のブロック
構成図である。
【図9】第3の実施例における動作内容を示すフローチ
ャートである。
【図10】第3の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図11】第4の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図12】第5の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図13】第6の実施例における印刷制御装置のブロッ
ク構成図である。
【図14】第6の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図15】第7の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図16】第8の実施例におけるシステム構成を示す図
である。
【図17】第8の実施例における動作内容を示すフロー
チャートである。
【図18】実施例における印刷装置としてのレーザビー
ムプリンタの構造を示す図である。
【図19】実施例における印刷装置としてのインクジェ
ットプリンタの構造を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 ホストコンピュータ 3 入力切り替え装置 4 印刷制御装置 5 印刷装置本体
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−104828(JP,A) 特開 平5−96824(JP,A) 特開 平6−64249(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/12 B41J 5/30 B41J 29/38

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエミュレーションモードを有する
    出力制御装置であって、 外部装置から入力したデータを前記複数のエミュレーシ
    ョンモードのうちの1つで処理する処理手段と、 前記処理手段により、前記入力データが前記複数のエミ
    ュレーションモードのうちの1つで処理開始された後
    に、その処理を中断させる中断手段と、 前記中断手段によりその処理を中断された入力データに
    対して、前記複数のエミュレーションモードのうちの他
    のエミュレーションモードでの処理を許容する制御手段
    とを備えることを特徴とする出力制御装置。
  2. 【請求項2】 入力データを記憶する記憶手段を更に備
    え、 前記制御手段は、前記中断手段によりその処理を中断さ
    れた前記入力データに対して、前記他のエミュレーショ
    ンモードで処理を行う場合、前記記憶手段に記憶された
    入力データに基づいて当該入力データのはじめからの処
    理が可能であることを特徴とする請求項1に記載の出力
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段に、前記
    中断手段による中断までに処理された入力データが記憶
    されている場合は前記記憶手段に記憶された入力データ
    に基づいて当該記憶されたデータのはじめから処理し、
    記憶されていない場合は前記外部装置に当該入力データ
    の再送を要求することを特徴とする請求項1に記載の出
    力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記中断手段は、操作者の所定操作に応
    答して入力データに対する処理を中断させることを特徴
    とする請求項1に記載の出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のエミュレーションモードのう
    ちの1つで処理中に、入力データ中のエラーを検出する
    検出手段を更に備え、 前記中断手段は、前記検出手段によるエラー検出に応答
    して前記入力データに対する処理を中断させることを特
    徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  6. 【請求項6】 所定単位の入力データに基づいて、その
    入力データの処理に用いるべきエミュレーションモード
    を特定する特定手段と、 前記入力データの処理に用いるエミュレーションモード
    を選択する選択手段とを備え、 前記選択手段は、前記特定手段によってエミュレーショ
    ンモードが特定された場合は特定されたエミュレーショ
    ンモードを選択し、前記特定手段によってエミュレーシ
    ョンモードが特定されなかった場合は前記特定手段によ
    る特定履歴に基づくエミュレーションモード、それ以前
    に選択されていたエミュレーションモード及び所定のエ
    ミュレーションモードのいずれか1つを選択することを
    特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のエミュレーションモードのう
    ちの1つで処理中に、入力データ中のエラーを検出する
    検出手段を更に備え、 前記中断手段は、前記検出手段によるエラー検出に応答
    して前記入力データに対する処理を中断させ、前記特定
    手段により、当該入力データが処理されるべきエミュレ
    ーションモードを再び特定させることを特徴とする請求
    項6に記載の出力制御装置。
  8. 【請求項8】 前記入力データはプリンタ言語で記述さ
    れ、 エミュレーションモードは、プリンタ言語の種類に対応
    することを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、入力データを処理して
    ビットマップデータを生成することを特徴とする請求項
    8に記載の出力制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ビットマップデータに基づいて、
    画像をプリントするプリント手段を更に備えることを特
    徴とする請求項9に記載の出力制御装置。
  11. 【請求項11】 複数のエミュレーションモードを用い
    た出力制御方法であって、 外部装置から入力したデータを前記複数のエミュレーシ
    ョンモードのうちの1つで処理する処理工程と、 前記処理工程により、前記入力データが前記複数のエミ
    ュレーションモードのうちの1つで処理開始された後
    に、その処理を中断させる中断工程と、 前記中断工程によりその処理を中断された前記入力デー
    タに対して、前記複数のエミュレーションモードのうち
    の他のエミュレーションモードでの処理を許容する制御
    工程とを備えることを特徴とする出力制御方法。
  12. 【請求項12】 入力データをメモリに記憶する記憶工
    程を更に備え、 前記制御工程は、前記中断工程によりその処理を中断さ
    れた前記入力データに対して、前記他のエミュレーショ
    ンモードで処理を行う場合、前記記憶工程においてメモ
    リ記憶された入力データに基づいて当該入力データのは
    じめからの処理が可能であることを特徴とする請求項1
    1に記載の出力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御工程は、前記メモリに前記中
    断工程による中断までに処理された入力データが記憶さ
    れている場合は該メモリに記憶された入力データに基づ
    いて当該記憶されたデータのはじめから処理し、該メモ
    リに記憶されていない場合は前記外部装置に当該入力デ
    ータの再送を要求することを特徴とする請求項11に記
    載の出力制御方法。
  14. 【請求項14】 前記中断工程は、操作者の所定操作に
    応答して前記入力データに対する処理を中断させること
    を特徴とする請求項11に記載の出力制御方法。
  15. 【請求項15】 前記複数のエミュレーションモードの
    うちの1つで処理中に、入力データ中のエラーを検出す
    る検出工程を更に備え、 前記中断工程は、前記検出工程によるエラー検出に応答
    して入力データに対する処理を中断させることを特徴と
    する請求項11に記載の出力制御方法。
  16. 【請求項16】 前記入力データに基づいて、その入力
    データの処理に用いるべきエミュレーションモードを特
    定する特定工程と、 前記入力データの処理に用いるエミュレーションモード
    を選択する選択工程とを備え、 前記選択工程は、前記特定工程によってエミュレーショ
    ンモードが特定された場合は特定されたエミュレーショ
    ンモードを選択し、前記特定工程によってエミュレーシ
    ョンモードが特定されなかった場合は前記特定工程によ
    る特定履歴に基づくエミュレーションモード、それ以前
    に選択されていたエミュレーションモード及び所定のエ
    ミュレーションモードのいずれか1つを選択することを
    特徴とする請求項11に記載の出力制御方法。
  17. 【請求項17】 前記複数のエミュレーションモードの
    うちの1つで処理中に、入力データ中のエラーを検出す
    る検出工程を更に備え、 前記中断工程は、前記検出工程によるエラー検出に応答
    して前記入力データに対する処理を中断させ、前記特定
    工程により、当該入力データの処理に用いるべきエミュ
    レーションモードを再び特定させることを特徴とする請
    求項16に記載の出力制御方法。
  18. 【請求項18】 前記入力データはプリンタ言語で記述
    され、 エミュレーションモードは、プリンタ言語の種類に対応
    することを特徴とする請求項11に記載の出力制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記処理工程は、入力データを処理し
    てビットマップデータを生成することを特徴とする請求
    項18に記載の出力制御方法。
  20. 【請求項20】 前記ビットマップデータに基づいて、
    画像をプリントするプリント工程を更に備えることを特
    徴とする請求項19に記載の出力制御方法。
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