JP6218391B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、受信した印刷データを処理する画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
複合機や印刷装置などの画像形成装置に送信される印刷データは、ページ記述言語(PDL)データや、PDF、TIFF、JPEG、XPSなどのファイルフォーマットのデータである。画像形成装置は、受信した印刷データが画像形成装置に搭載されている何れのPDLやファイルフォーマットであるかを判別し、判別結果に応じて受信データの処理方法を決定する必要がある。
なお、画像形成装置に搭載されていないPDLやファイルフォーマットの印刷データを画像形成装置が受信した場合、画像形成装置に搭載されている何れかのPDLやファイルフォーマットとして処理され、ユーザの期待しない大量の無駄な紙が印刷されることがあった。
特許文献1では、画像形成装置に搭載されていないPDLやファイルフォーマットの無駄な印刷を防止する方法が提案されている。
特開2010−120195号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、何れかのPDLやファイルフォーマットと判別され、その判別が誤判別であった場合、誤判別されたPDLやファイルフォーマットとして印刷データが処理されることがある。この場合、依然としてユーザの期待しない大量の無駄な紙が印刷され出力されるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、受信した印刷データの種別が誤判別されて処理されることにより大量に無駄な印刷出力を行ってしまう事態の発生を抑える仕組みを提供する。
本発明は、画像形成装置であって、受信した印刷データの特徴から該印刷データに適合するデータ種別を判別する判別手段と、当該画像形成装置において過去に印刷データを処理したデータ種別毎の回数に対応するデータ種別毎の実績を記憶する記憶手段と、前記判別手段の判別結果と、前記記憶手段に記憶された前記データ種別毎の実績に基づいて、前記印刷データの処理方法を決定する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記判別手段により前記印刷データに適合すると判別された複数のデータ種別のいずれにも一定の実績がない場合、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて、該複数のデータ種別から前記印刷データのデータ種別を決定することを特徴とする。
本発明によれば、受信した印刷データの種別が誤判別されて処理されることにより大量に無駄な印刷出力を行ってしまう事態の発生を抑えることができる。
本実施例の画像処理システムの構成を示すブロック図。 本実施例の画像形成装置の構成例を示すブロック図。 本実施例の画像形成装置のソフトウェアの構成を示すブロック図。 PDL判別部およびPDL解析部の詳細を示すブロック図。 本実施例の画像形成装置の処理を示すフローチャート。 実施例2の誤判別した可能性が高い場合の処理を示すフローチャート。 実施例3の誤判別した可能性が高い場合の処理を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施例を示す画像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
このシステムでは、ホストコンピュータ130及び2台の画像形成装置(100,110)がLAN140に接続されているが、本発明における画像処理システムにおいては、これらの接続数に限られることはない。また、本実施例では接続方法としてLANを適用しているが、これに限られることはない。例えば、WAN(公衆回線)などの任意のネットワーク、USBなどのシリアル伝送方式、セントロニクスやSCSIなどのパラレル伝送方式なども適用可能である。
ホストコンピュータ(以下、PCと称する)130は、パーソナルコンピュータの機能を有している。このPC130は、LAN140やWANを介してFTPやSMBプロトコルを用いファイルを送受信したり電子メールを送受信したりすることができる。さらには、PC130は、画像形成装置100、110に対して、プリンタドライバを介した印刷命令を行うことも可能となっている。
画像形成装置100と110は同じ構成で、スキャナ部を有する画像形成装置である。以下では、説明を簡単にするために、画像形成装置100、110のうちの画像形成装置110に注目して、その構成を詳細に説明する。画像形成装置110は、スキャナ部113、プリンタ部114、コントローラ111、操作部112を有する。スキャナ部113は、画像入力デバイスである。プリンタ部114は、画像出力デバイスである。コントローラ111は、画像形成装置110全体の動作制御を司る。操作部112は、ユーザインターフェース(UI)である。
<コントローラユニットの構成>
以下、コントローラユニットの構成について、画像形成装置であるMFPを例に説明する。図2は、本実施例におけるMFP(100や110)のコントロールユニット(コントローラ)の一構成例を示すブロック図である。
図2において、コントロールユニット200は、スキャナ201やプリンタエンジン202と接続し、画像データの読み取りやプリント出力のための制御を行う。コントロールユニット200は、図1のコントローラ101、111に対応する。また、コントロールユニット200は、LAN N1(例えば図1のLAN140)や公衆回線204と接続することで、画像情報やデバイス情報をLAN N1経由で入出力するための制御を行う。
スキャナ201は画像入力デバイスであり、デバイスI/F217と結合され、入力した画像データをコントロールユニット200に出力する処理を行う。スキャナ201は、図1のスキャナ部103、113に対応する。プリンタエンジン202は、画像出力デバイスであり、デバイスI/F217と結合され、コントロールユニット200で生成された描画データを紙に出力する処理を行う。プリンタエンジン202は、図1のプリンタ部104、114に対応する。
コントロールユニット200において、CPU205は、MFP全体を制御するための中央処理装置である。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。さらに、ROM207はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD208はハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データを等格納する。なお、HDD208は、SSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置であってもよい。
操作部I/F209は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部210に対するインタフェース部であり、操作部210に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F209は、操作部210から操作者が入力した情報をCPU205に伝える役割をする。操作部210は、図1の操作部102、112に対応する。
ネットワークインタフェース211は、例えばLANカード等で実現され、LAN N1に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。さらにまた、モデム212は、公衆回線204に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。以上のユニットがシステムバス213上に配置されている。
イメージバスI/F214は、システムバス213と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215上には、ラスタイメージプロセッサ(RIP)216、デバイスI/F217、スキャナ画像処理部218、プリンタ画像処理部219、画像編集用画像処理部220、カラーマネージメントモジュール(CMM)230が接続される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)216は、ページ記述言語(PDLデータ)コードや後述するベクトルデータをイメージに展開する。デバイスI/F217は、スキャナ201やプリンタエンジン202とコントロールユニット200とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、スキャナ画像処理部218は、スキャナ201から入力した画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。プリンタ画像処理部219は、プリント出力する画像データに対して、プリンタエンジンに応じた補正、解像度変換等の処理を行う。画像編集用画像処理部220は、画像データの回転や、画像データの圧縮伸長処理等の各種画像処理を行う。
CMM230は、画像データに対して、プロファイルやキャリブレーションデータに基づいた、色変換処理(色空間変換処理ともいう)を施す専用ハードウェアモジュールである。プロファイルとは、機器に依存した色空間で表現したカラー画像データを機器に依存しない色空間(例えばLabなど)に変換するための関数のような情報である。キャリブレーションデータとは、カラー複合機3におけるスキャナ201やプリンタエンジン202の色再現特性を修正するためのデータである。
<コントローラソフトウェア構成>
図3は、MFPの動作を制御するコントローラソフトウェアの構成を示すブロック図である。
図3において、プリンタインタフェース(プリンタI/F)300は、外部との入出力のためのものである。プロトコル制御部301は、ネットワークプロトコルを解析・送信することによって外部との通信を行うものである。ジョブ制御部302は、受信した印刷データに対してPDL判別部303やPDL解析部304の起動処理などを行う。
PDL判別部303は、ジョブ制御部302の指示に従って印刷データを解析し、印刷データに適合するデータ種別を判別する。なお、本実施例では、データ種別として、印刷データに適合するPDLやファイルフォーマットの種別を用いて説明する。PDL解析部304は、PDLデータを解析し、画像形成装置がより処理し易い形式のディスプレイリストに変換するものである。PDL解析部304において生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理される。データ描画部305は、上記ディスプレイリストをビットマップデータに展開するものであり、展開されたビットマップデータはRAM206に逐次描画されて行く。パネル入出力制御部306は操作パネルからの入出力を制御するものである。
なお、上記図3の300〜306は、コントロールユニット200のCPU205が、ROM207又はHDD208にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより、実現されるものである。
<PDL判別部・PDL解析部の構造>
図4は、PDL判別部303およびPDL解析部304の詳細を示すブロック図である。
ジョブ制御部302は、受信データを受け取ると、該受信データの先頭から256バイト(以後、受信データの一部)をPDL判別制御部400に渡す。PDL判別制御部400は、受信データの一部を受け取ると、予め決められた判別の優先度に従い、優先度が高い順に、PDL判別部303の判別部401〜410へ順次に受信データの一部を渡す。
判別部401〜410は、受け取ったデータがそれぞれのPDLやファイルフォーマットのコマンドの構文や、特徴的な箇所の判別を行い、該受信データがそれぞれのPDLやファイルフォーマットにどの程度一致するかを判別する。そして、該受け取ったデータがそれぞれのPDLやファイルフォーマットに一定程度以上一致する場合に、該受け取ったデータがそれぞれのPDLやファイルフォーマットに適合する旨の判別結果をPDL判別制御部400に返す。一方、該受け取ったデータがそれぞれのPDLやファイルフォーマットに一定程度以上一致しない場合には、該受け取ったデータがそれぞれのPDLやファイルフォーマットに適合しない旨の判別結果をPDL判別制御部400に返す。
図4に示す例では、PCL判別部401は、受け取ったデータがPCLに適合するか判別する。LIPS判別部402は、受け取ったデータがLIPSに適合するか判別する。ESC/P判別部403は、受け取ったデータがESC/Pに適合するか判別する。HP−GL判別部404は、受け取ったデータがHP−GLに適合するか判別する。I5577判別部405は、受け取ったデータがI5577に適合するか判別する。PostScript判別部406は、受け取ったデータがPostScriptに適合するか判別する。PDF判別部407は、受け取ったデータがPDFに適合するか判別する。JPEG判別部408は、受け取ったデータがJPEGに適合するか判別する。TIFF判別部409は、受け取ったデータがTIFFに適合するか判別する。XSP判別部410は、受け取ったデータがXSPに適合するか判別する。
PDL判別制御部400は、判別部401〜410からの判別結果を、ジョブ制御部302に通知する。なお、PDL判別制御部400は、いずれかの判別部401〜410で、適合するPDLやファイルフォーマットが判別された場合、全てのPDLやファイルフォーマット判別部での判別を実行していなくても適合したPDLやファイルフォーマットを判別結果として、ジョブ制御部302に通知する場合がある。詳細は、後述する図5で説明する。
ジョブ制御部302は、PDL判別制御部400から受け取った判別結果に基づいて、PDL解析部304にある各PDLやファイルフォーマットの解析部421〜426の何れかを起動する。なお、PDL判別制御部400から受け取った判別結果で適合すると判別されたPDLやファイルフォーマットに対応するPDL解析部がPDL解析部304に搭載されていない場合、ジョブ制御部302は、前記受信データを読み捨てる。また、PDL判別制御部400からデータのPDLやファイルフォーマットが判別できなかった旨の判別結果を受け取った場合も、ジョブ制御部302は、前記受信データを読み捨てる。
図4に示す例では、PDL解析部304は、解析部421〜426を搭載する。LIPS解析部421は、LIPSに適合する受信データを解析する。ESC/P解析部422は、ESC/Pに適合する受信データを解析する。HP−GL解析部423は、HP−GLに適合する受信データを解析する。I5577解析部424は、I5577に適合する受信データを解析する。JPEG解析部425は、JPEGに適合する受信データを解析する。TIFF解析部426は、TIFFに適合する受信データを解析する。
図4に示す例では、ジョブ制御部302は、PDL判別制御部400から、LIPS、ESC/P、HP−GL、I5577、JPEG、又はTIFFに適合する旨の判別結果を受け取った場合、判別結果に対応するPDL解析部(LIPS解析部421、ESC/P解析部422、HP−GL解析部423、I5577解析部424、JPEG解析部425、又はTIFF解析部426)を起動する。
また、ジョブ制御部302は、PDL判別制御部400から、LIPS、ESC/P、HP−GL、I5577、JPEG、又はTIFF以外のPDLやファイルフォーマットに適合する旨の判別結果、又は、適合するPDLやファイルフォーマットがない旨の判別結果を受け取った場合、前記受信データを読み捨てる。
なお、上述の説明では、上記受信データの一部として、受信データの先頭から256バイトを一例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施例では、PDL判別部303の内部に搭載する各判別部401〜410の10種類の判別を行うが、本発明においてはこれに限定されるものではない。さらに、PDL解析部304の内部に搭載する各PDLやファイルフォーマットの解析部421〜426の6種類の解析を行うが、本発明においてはこれに限定されるものではない。
<PDL判別部およびデータ描画部について>
図5は、本実施例におけるPDL判別及び解析の結果に基づく受信データの処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、コントロールユニット200のCPU205がROM207又はHDD208にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムをRAM206にロードし実行することにより実現される。なお、図中、S501〜S516は各ステップを示す。また、CPU205がプリンタI/F300より受信した受信データはジョブ制御部302に渡され、図5の処理が開始される(S501)。
ジョブ制御部302は、S502において、上記受信データの一部を取り出し、PDL判別制御部400に渡し、続くS503でPDL判別処理を実行させる。
S503のPDL判別処理では、PDL判別制御部400は、予め定められた優先度に従い、各判別部401〜410のうち最も優先度の高いPDL判別部の1つにPDL判別処理を実行させる。次に、S504において、PDL判別制御部400は、上記受信データが、上記S503で実行したPDL判別部によるPDL判別処理で該PDL判別部に対応するPDLやファイルフォーマットに適合したかどうかを判断する。
そして、上記受信データが該PDL判別部に対応するPDLやファイルフォーマットに適合しなかったと判断した場合(S504でNoの場合)、PDL判別制御部400は、S507において、判別する対象のPDLやファイルフォーマットが残っているかを判断する。
そして、上記S507において、判別する対象のPDLやファイルフォーマットが残っていると判断した場合(S507でYesの場合)、PDL判別制御部400は、S503に処理を戻し、次のPDL判別処理を実行するように制御する。
上記S503のPDL判別処理では、PDL判別制御部400は、各判別部401〜410のうち、既に実行したPDL判別部の次に優先度の高いPDL判別部の1つにPDL判別処理を実行させる。
また、PDL判別制御部400は、上記S504にて、上記受信データが該PDL判別部に対応するPDLやファイルフォーマットに適合したと判断した場合(S504でYesの場合)、S505に処理を進める。
S505において、PDL判別制御部400は、上記S504で適合したと判断されたPDLやファイルフォーマットに一定の判別実績があり、且つ、上記S503〜S505,S507のループにて適合したPDLやファイルフォーマットが1つであるか否かを判断する。
ここで、上記「判別実績」について説明する。判別実績の一例として、過去にPDL判別部303によって判別されて実際に印刷実行された回数をPDLやファイルフォーマット毎に(データ種別毎に)カウントし、判別実績として保存する方法がある。なお、PDL判別部303によって印刷データの種別が判別されたが、対応するPDL解析部が搭載されていいないために、読み捨てられて印刷されなかった回数も判別実績に含めてもよい。通常ユーザ環境においては、いろいろなPDLやファイルフォーマットを印刷することは少ないと想定される。したがって、判別実績は、特定のPDLやファイルフォーマットに偏る傾向が想定される。ある一定の閾値よりも判別実績が多いか少ないかを判断することで、受信データが、通常、ユーザが使用しているPDLやファイルフォーマットかどうか判断できる。なお、上記閾値は、工場出荷時等にROM207やHDD208等に格納されているものとし、画像形成装置の管理者により変更可能なものとする。なお、受信データが、通常、ユーザが使用しているPDLやファイルフォーマット以外と判断された場合に、その判別が誤判別の可能性が高いと想定できる。なお、上記一定の閾値よりも判別実績が多い場合に、一定の判別実績がある判断する。
そして、上記S505において、該適合したPDLやファイルフォーマットに一定の判別実績がない、又は、上記ループにて適合したPDLやファイルフォーマットが2つ以上あると判断した場合(S505でNoの場合)、PDL判別制御部400は、S507に処理を進め、判別する対象のPDLやファイルフォーマットが残っているかを判断する。
一方、上記S505において、PDL判別制御部400が、該適合したPDLやファイルフォーマットに一定の判別実績があり、且つ、上記ループにて適合したPDLやファイルフォーマットが1つと判断した場合(S505でYesの場合)、S506に進む。この際、PDL判別制御部400は、PDL判別結果をジョブ制御部302に通知する。
また、上記S507において、PDL判別制御部400が、既に判別する対象のPDLやファイルフォーマットが残っていないと判断した場合(S507でNoの場合)、S506に進む。この際、PDL判別制御部400は、PDL判別結果をジョブ制御部302に通知する。なお、S505の処理は、ジョブ制御部302で行ってもよい。
S506において、ジョブ制御部302は、PDL判別制御部400からのPDL判別結果に基づいて、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットの数を判断する。
そして、上記S506にて、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットがなかったと判断した場合(S506で「0」の場合)、ジョブ制御部302は、S508に処理を進める。S508において、ジョブ制御部302は、上記受信データを読み捨てて、本フローチャートの処理を終了する(S516)。この場合、印刷は行われない。
また、上記S506にて、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットが1つだったと判断した場合(S506で「1」の場合)、ジョブ制御部302は、S509に処理を進める。
S509において、ジョブ制御部302は、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットに対応するPDL解析部が画像形成装置に搭載されているか判断する。そして、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットに対応するPDL解析部が画像形成装置に搭載されていいないと判断した場合(S509でNOの場合)、ジョブ制御部302は、S508に処理をすすめ、上記受信データを読み捨てる。
一方、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットに対応するPDL解析部が画像形成装置に搭載されていると判断した場合(S509でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S510に処理を進める。S510において、ジョブ制御部302は、上記受信データの処理方法を、該適合したPDLやファイルフォーマットに決定し、本フローチャートの処理を終了する(S516)。この場合、適合したPDLやファイルフォーマット対応するPDL解析部が起動され、印刷が実行される。
また、上記S506にて、上記受信データが適合したPDLやファイルフォーマットが複数つだったと判断した場合(S506で「複数」の場合)、ジョブ制御部302は、S511に処理を進める。S511において、ジョブ制御部302は、上記適合した複数のPDLやファイルフォーマットのいずれかに一定の判別実績があるかどうかを判断する。
そして、上記511にて、いずれかに一定の判別実績があると判断した場合(S511でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S512に処理を進める。S512において、ジョブ制御部302は、上記受信データの処理方法を、上記適合したPDLやファイルフォーマットのうち、上記一定の判別実績のあるPDLやファイルフォーマットに決定する。例えば、判別実績の最も多いものに決定する。判別実績が同じ場合、優先度の高いものに決定する。そして、本フローチャートの処理を終了する(S516)。この場合、決定されたPDLやファイルフォーマット対応するPDL解析部が起動され、印刷が実行される。
一方、上記S511にて、適合したPDLやファイルフォーマットいずれにも一定の判別実績がなかったと判断した場合(S511でNoの場合)、ジョブ制御部302は、S513に処理を進める。
S513にておい、ジョブ制御部302は、予め定められたPDL判別処理の優先度を印刷経路によって動的に変更し、最も優先度の高いPDLやファイルフォーマットに受信データの処理方法を決定する。例えば、USBメモリなどからのダイレクト印刷の場合は、TIFF、JPEG、PDF等である確率が高いため、TIFF、JPEG、PDF等のファイルフォーマットの優先度を上げて、処理方法を決定し、よりPDL判別処理の確度を上げるようにする。なお、ここでは、対応するPDL解析部が搭載されているPDLやファイルフォーマットに受信データの処理方法を決定するものとする。
次に、S514において、ジョブ制御部302は、上記S513で決定した処理方法に対応するPDL解析部を起動し、該PDL解析部が上記受信データに基づいてディスプレイリストを生成し、該生成されたディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さいか否かをジョブ制御部302が判断する。例えば、PDLやファイルフォーマットを誤判別した場合の無駄な印刷は、描画領域が小さく、大量の印刷が発生することを特徴としている。そこで、ジョブ制御部302は、ディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さい場合、誤判別による無駄な印刷が発生すると判断する。
そして、上記S514にて、ジョブ制御部302が、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さいと判断した場合(S514でYesの場合)、S515に処理を進める。S515において、ジョブ制御部302は、上記受信データを読み捨てて、本フローチャートの処理を終了する(S516)。この場合、印刷は実行されないため、PDL判別部の誤判別による無駄な紙が出力されない。
一方、上記S514にて、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより大きいと判断した場合(S514でNoの場合)、ジョブ制御部302は、上記S513で決定した処理方法が正しい判別結果であると判断して、本フローチャートの処理を終了する(S516)。この場合、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理され、印刷は実行される。
なお、上記S513では、対応するPDL解析部が搭載されているPDLやファイルフォーマットに受信データの処理方法を決定するものとしたが、対応するPDL解析部が搭載されていないPDLやファイルフォーマットを含めて、受信データの処理方法を決定するようにしてもよい。そして、該決定された処理方法に対応するPDL解析部が画像形成装置に搭載されていない場合、ジョブ制御部302は、上記受信データを読み捨てる。
以上示したように、PDLやファイルフォーマットの種類を判別する判別処理の誤判別を減らすことができる。その結果、PDLやファイルフォーマットの判別結果が誤判別して、間違ったPDLやファイルフォーマットとして処理されることにより、大量の無駄な紙を印刷し出力してしまう事態の発生を抑えることができる。
<誤判別の可能性が高い場合の印刷留め置きフロー>
上記実施例1では、受信データがどのPDLやファイルフォーマットに適合するかについての判別処理について述べてきた。しかし、ユーザは自分が印刷したいデータのページ数をおおよそ把握していると想定される。そこで、PDL判別部303で誤判別した可能性が高い場合、操作部210に、これから印刷しようとする受信データのページ数を表示し、印刷を続行するか否かをユーザにより選択できるようにする。
図6は、受信データが誤判別した可能性が高い場合の印刷留め置き処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、コントロールユニット200のCPU205がROM207又はHDD208にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムをRAM206にロードし実行することにより実現される。なお、図中、S601〜S606は各ステップを示す。誤判別の可能性が高い場合の印刷留め置きフローは、図5のS514とS515に置き変わるものであり、S601で開始される。
S602において、PDL解析部304が上記受信データに基づいてディスプレイリストを生成し、該生成されたディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さいか否かをジョブ制御部302が判断する。例えば、誤判別による印刷は描画領域にごく少量の文字が印刷され、大量の紙を印刷することを特徴としており、描画領域が一定の大きさより小さい場合には誤判別による無駄な印刷が行われる可能性が高い。そこで、ジョブ制御部302は、S602でディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さいかを判断する。
そして、上記S602にて、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さくないと判断した場合(S602でNoの場合)、ジョブ制御部302は、正しい判別結果であると判断して、本フローチャートの処理を終了し(S606)、図5のS516の処理に進める。この場合、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理され、印刷は実行される。
一方、上記S602にて、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さいと判断した場合(S602でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S603に処理を進める。
S603において、ジョブ制御部302は、操作部210に対して印刷ページ数の予測を通知し(ユーザに提示し)、印刷を続行するか否かの選択肢を表示し、操作部210から印刷を続行するか否かのユーザ選択を受け付ける。そして、ユーザからの選択を受け付けると、ジョブ制御部302は、S604において、該選択に基づいて印刷を続行するかどうかを判断する。
そして、上記S604において、印刷を続行しないと判断した場合(S604でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S605において、上記受信データを読み捨て印刷をしないように処理を変更し、本フローチャートの処理を終了し(S606)、図5のS516に処理を進める。この場合、印刷は実行されないため、PDL判別部の誤判別による無駄な紙が出力されない。
一方、上記S604において、印刷を続行すると判断した場合(S604でNoの場合)、ジョブ制御部302は、本フローチャートの処理を終了し(S606)、図5のS516に処理を進める。この場合、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理され、印刷は実行される。
なお、S603でユーザ選択を受け付ける画面に1ページ目のみを印刷するためのボタンを設け、1ページのみを印刷した後に、該印刷結果を参照して、ユーザ選択可能となるように構成してもよい。
以上示したように、PDL判別部303により判別されたデータ種別に一定の実績がなく、且つ、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さい場合には、ページ数の予測を表示するとともに、ユーザ選択により印刷データの処理を続行するか中止するかを決定することにより、PDLやファイルフォーマットの種類を判別する判別処理の誤判別を減らすことができる。
<誤判別の可能性が高い場合の印刷経路による処理変更フロー>
実施例3では、受信データが誤判別した可能性が高い場合に、受信データの印刷経路による処理の変更について説明する。実施例3では、印刷経路がサーバ等のように外部からの印刷の場合、データ欠損の可能性を鑑みて、受信データを読み捨て印刷をしないように処理を変更する。
図7は、誤判別の可能性が高い場合の印刷経路による処理変更の一例を示すフローチャートである。この処理は、コントロールユニット200のCPU205がROM207又はHDD208にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムをRAM206にロードし実行することにより実現される。なお、図中、S701〜S705は各ステップを示す。誤判別の可能性が高い場合の印刷経路による処理変更のフローは、図5のS514とS515に置き変わるものであり、S701で開始される。
S702において、PDL解析部304が上記受信データに基づいてディスプレイリストを生成し、該生成されたディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さいか否かをジョブ制御部302が判断する。前述の通り、誤判別による印刷は描画領域にごく少量の文字が印刷され、大量の紙を印刷することを特徴としており、描画領域が一定の大きさより小さい場合には誤判別による無駄な印刷が行われる可能性が高い。そこで、ジョブ制御部302は、S702でディスプレイリストの大きさを確認して描画領域が一定の大きさより小さいかを判断する。
そして、上記S702にて、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さくないと判断した場合(S702でNoの場合)、ジョブ制御部302は、正しい判別結果であると判断して、本フローチャートの処理を終了し(S705)、図5のS516の処理に進める。この場合、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理され、印刷は実行される。
一方、上記S702にて、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さいと判断した場合(S702でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S703に処理を進める。
S703において、ジョブ制御部302は、プロトコル制御部301に対して印刷経路がファイアウォールを通したサーバからかどうかの情報を取得して印刷経路を判断する。
そして、ファイアウォールを通したサーバからの印刷(クラウドからの印刷)であると判断した場合(S703でYesの場合)、ジョブ制御部302は、S704に処理を進める。S704において、ジョブ制御部302は、印刷経路がサーバ等のように外部からの印刷の場合、データ欠損の可能性を鑑みて、上記受信データを読み捨て印刷をしないように処理を変更し、本フローチャートの処理を終了し(S705)、S516に処理を進める。この場合、印刷は実行されないため、PDL判別部の誤判別による無駄な紙が出力されない。
一方、ファイアウォールを通したサーバからの印刷(クラウドからの印刷)でないと判断した場合(S703でNoの場合)、ジョブ制御部302は、本フローチャートの処理を終了し(S705)、S516に処理を進める。この場合、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストは、データ描画部305に渡されて処理され、印刷は実行される。
以上示したように、PDL判別部303により判別されたデータ種別に一定の実績がなく、且つ、PDL解析部304により生成されたディスプレイリストの描画領域が一定の大きさより小さい場合には、印刷データの受信経路に従って印刷データの処理を続行するか中止するかを決定することにより、印刷経路がサーバ等のように外部からの印刷の場合のデータ欠損によるデータ種別の誤判別を減らすことができる。
以上、本発明によれば、受信した印刷データの種別が誤判別されて処理されることにより大量に無駄な印刷出力を行ってしまう事態の発生を抑えることができる。
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100,110 画像形成装置
302 ジョブ制御部
303 PDL判別制御部

Claims (15)

  1. 画像形成装置であって、
    受信した印刷データの特徴から該印刷データに適合するデータ種別を判別する判別手段と、
    当該画像形成装置において過去に印刷データを処理したデータ種別毎の回数に対応するデータ種別毎の実績を記憶する記憶手段と、
    前記判別手段の判別結果と、前記記憶手段に記憶された前記データ種別毎の実績に基づいて、前記印刷データの処理方法を決定する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記判別手段により前記印刷データに適合すると判別された複数のデータ種別のいずれにも一定の実績がない場合、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて、該複数のデータ種別から前記印刷データのデータ種別を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記判別手段に、前記印刷データと複数のデータ種別との適合をデータ種別の優先度に応じた順に判別させるものであり、
    前記判別手段により適合すると判別されたデータ種別に一定の実績がある場合には、該データ種別として前記印刷データを処理し、
    前記判別手段により適合すると判別されたデータ種別に一定の実績がない場合には、前記判別手段にその他のデータ種別との適合を判別させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記判別手段により前記印刷データに適合すると判別されたデータ種別が1つの場合、該データ種別として前記印刷データを処理することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記判別手段により前記印刷データに適合すると判別されたデータ種別が複数の場合、該複数のデータ種別の実績に基づいて、該複数のデータ種別から前記印刷データのデータ種別を決定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記判別手段により前記印刷データに適合すると判別された複数のデータ種別のいずれかに一定の実績がある場合、実績の最も多いデータ種別を前記印刷データのデータ種別に決定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて決定されたデータ種別で前記印刷データを処理する場合に描画される描画領域の大きさが一定の大きさ以上の場合、前記印刷データの処理を続行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて決定されたデータ種別で前記印刷データを処理する場合に描画される描画領域の大きさが一定の大きさより小さい場合、前記印刷データの処理を中止することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて決定されたデータ種別で前記印刷データを処理した場合に描画される描画領域の大きさが一定の大きさより小さい場合、該印刷データの処理を続行させるか否かのユーザ選択を受け付け、該ユーザ選択に従って、前記印刷データの処理を続行又は中止することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記決定されたデータ種別で前記印刷データを処理した場合の印刷ページ数を提示して、前記ユーザ選択を受け付けることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて決定されたデータ種別で前記印刷データを処理した場合に描画される描画領域の大きさが一定の大きさより小さい場合、前記印刷データの受信経路に応じて、前記印刷データの処理を続行又は中止することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路がファイアウォールを通じた受信経路の場合には、前記印刷データの処理を中止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記印刷データの受信経路がファイアウォールを通じた受信経路でない場合には、前記印刷データの処理を続行することを特徴とする請求項1又は1に記載の画像形成装置。
  13. 前記データ種別は、印刷データのページ記述言語の種別又はファイルフォーマットの種別を示すことを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 過去に印刷データを処理したデータ種別毎の回数に対応するデータ種別毎の実績を記憶する記憶手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    受信した印刷データの特徴から該印刷データに適合するデータ種別を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおける判別結果と、前記記憶手段に記憶された前記データ種別毎の実績に基づいて、前記印刷データの処理方法を決定する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップは、前記判別ステップにおいて前記印刷データに適合すると判別された複数のデータ種別のいずれにも一定の実績がない場合、前記印刷データの受信経路に応じた優先度に基づいて、該複数のデータ種別から前記印刷データのデータ種別を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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