JP3106025B2 - 印刷制御装置及びその方法 - Google Patents

印刷制御装置及びその方法

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JP3106025B2
JP3106025B2 JP05027938A JP2793893A JP3106025B2 JP 3106025 B2 JP3106025 B2 JP 3106025B2 JP 05027938 A JP05027938 A JP 05027938A JP 2793893 A JP2793893 A JP 2793893A JP 3106025 B2 JP3106025 B2 JP 3106025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータよ
り印刷データを受信し、該印刷データに応じてエミュレ
ーションプログラムを選択し前記印刷データより印刷イ
メージデータを作成して印刷する印刷制御装置及びその
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の外部機器とプリ
ンタ装置とを接続し、その外部機器よりプリンタ装置に
印刷データを送信して印刷するコンピュータシステムが
一般的である。このようなシステムでは、プリンタ装置
と外部機器との間におけるデータの規格が同じでなけれ
ばならない。従って、プリンタ装置に種類に応じて、そ
のプリンタ装置に接続できる外部機器の機種が制限され
ることになる。そこで、複数種の外部機器と接続して使
用できる汎用プリンタ装置を実現するため、従来では、
規格の異なる各外部機器よりの印刷データを、プリンタ
装置に適合するデータに変換するための変換装置(エミ
ュレーション・プログラムを内蔵するユニット:以後E
Mと呼ぶ)を介してプリンタ装置に供給する方法が一般
的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術において、プリンタ装置を1台の外部機器に接続し
て使用する場合は、その外部機器より出力される印刷デ
ータの規格に適合したEMをプリンタ装置に接続すれば
よかった。しかし、例えばロ−カルエリアネットワーク
(LAN)や複数の外部機器等がプリンタ装置に接続さ
れる場合には、プリンタ装置では印刷データを出力する
外部機器が切り替わる度に、その外部機器よりの印刷デ
ータの規格に合わせて使用するEMを変更しなければな
らない。そのためには、印刷データの複数の規格に対応
できるように複数のEMを備え、それらを外部機器に合
わせて切り替えて使用するための切替えスイッチを操作
する等の煩雑な作業を行わねばならなかった。
【0004】このような煩雑な作業を除去するため、プ
リンタ装置に送られてくる印刷データで使用されている
コマンドやコード等を、テーブルを検索したり、重み付
け評価等を行うことにより、自動的にどのような規格で
作成された印刷データかを判断し、その印刷データに応
じた変換を行って印刷する方法が考えられている。
【0005】しかし、プリンタ装置に送られてきた印刷
データが、接続されている全ての外部機器で共通して使
用されるコードであった場合等には、その実行すべき変
換プログラムを特定できないし、また、上述の自動判別
方法によってEMが確定されたとしても、常にその外部
機器よりの印刷データの規格に応じたエミュレーション
モードが選択されるとは限らず、その様な場合には所望
の印刷結果が得られない等の問題があった。
【0006】
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、あるホストコンピュータからの印刷データを変換す
るためのエミュレーションプログラムが特定できないと
き、過去に選択された選択回数の最も多いエミュレーシ
ョンプログラムを選択することにより、より正確に最適
なエミュレーションプログラムの選択を行うことができ
る印刷制御装置及びその方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷制御装置は以下のような構成を備える。
即ち、ホストコンピュータから入力された印刷データを
エミュレーションプログラムにより解析し、出力データ
を生成して印刷部で印刷させる印刷制御装置であって、
第1ホストコンピュータ及び第2ホストコンピュータと
から印刷データを入力する入力手段と、前記入力手段に
より入力された印刷データが前記第1ホストコンピュー
タから入力されたか、前記第2ホストコンピュータから
入力されたかを判定する判定手段と、前記第1ホストコ
ンピュータから入力された印刷データ又は前記第2ホス
トコンピュータから入力された印刷データに含まれるコ
ードを解析して、当該印刷データの種類を判別し、複数
のエミュレーションプログラムから前記印刷データに適
合するエミュレーションプログラムを選択する選択手段
と、各エミュレーションプログラムについて、前記第1
ホストコンピュータから入力された印刷データに適合す
るとして選択された回数と、前記第2ホストコンピュー
タから入力された印刷データに適合するとして選択され
た回数とを計数する計数手段と、前記入力手段により入
力された印刷データに適合するエミュレーションプログ
ラムが前記選択手段により選択できない場合、前記計数
手段により計数された回数に基づいて前記選択手段によ
り選択された回数が最も多いエミュレーションプログラ
ムを当該印刷データに適合するエミュレーションプログ
ラムとして選択する制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0009】上記目的を達成するために本発明の印刷制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、ホストコン
ピュータから入力された印刷データをエミュレーション
プログラムにより解析し、出力データを生成して印刷部
で印刷させる印刷制御方法であって、第1ホストコンピ
ュータ及び第2ホストコンピュータとから印刷データを
入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力され
た印刷データが前記第1ホストコンピュータから入力さ
れたか、前記第2ホストコンピュータから入力されたか
を判定する判定ステップと、前記第1ホストコンピュー
タから入力された印刷データ又は前記第2ホストコンピ
ュータから入力された印刷データに含まれるコードを解
析して、当該印刷データの種類を判別し、複数のエミュ
レーションプログラムから前記印刷データに適合するエ
ミュレーションプログラムを選択する選択ステップと、
各エミュレーションプログラムについて、前記第1ホス
トコンピュータから入力された印刷データに適合すると
して選択された回数と、前記第2ホストコンピュータか
ら入力された印刷データに適合するとして選択された回
数とを計数する計数ステップと、前記入力ステップで入
力された印刷データに適合するエミュレーションプログ
ラムが前記選択ステップで選択できない場合、前記計数
ステップで計数された回数に基づいて前記選択ステップ
で選択された回数が最も多いエミュレーションプログラ
ムを当該印刷データに適合するエミュレーションプログ
ラムとして選択する制御ステップと、を有することを特
徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成において、第1ホストコンピュータ
及び第2ホストコンピュータとから印刷データを入力
し、この入力された印刷データが第1ホストコンピュー
タから入力されたか、第2ホストコンピュータから入力
されたかを判定し、その入力された印刷データに含まれ
るコードを解析して、当該印刷データの種類を判別し、
複数のエミュレーションプログラムから、その印刷デー
タに適合するエミュレーションプログラムを選択する。
そして、各エミュレーションプログラムについて、第1
ホストコンピュータから入力された印刷データに適合す
るとして選択された回数と、第2ホストコンピュータか
ら入力された印刷データに適合するとして選択された回
数とを計数し、その入力された印刷データに適合するエ
ミュレーションプログラムが選択できない場合、計数さ
れた回数に基づいて、選択された回数が最も多いエミュ
レーションプログラムを当該印刷データに適合するエミ
ュレーションプログラムとして選択するように動作す
る。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例による印刷システ
ムの構成を示すブロック図で、本実施例の印刷システム
は、印刷データを送出するホストコンピュータ1,2
と、2つの入出力ポートを備えた入出力切換装置3、印
刷制御装置4及び印刷装置5とを備えている。
【0013】ホストコンピュータ1または2のそれぞれ
は、それぞれ異なる規格で作成された文字コードや制御
コードで構成された印刷データを、入出力切換装置3に
送出している。この入出力切換装置3は、印刷データが
入力された方の入出力ポートのみを有効にして、その入
力した印刷データを印刷制御装置4に転送している。こ
の印刷制御装置4は、この印刷データを印刷装置5に出
力することにより、印刷を実行している。
【0014】図2は印刷制御装置4の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0015】図2において、11はマイクロプロセッサ
形態の中央処理装置(CPU)であり、例えばクロック
パルス発生回路、遅延回路、ゲ−ト回路、その他の論理
回路などを有している。12は入出力切換装置3(ホス
トコンピュータ1,2)と接続され、印刷データや表示
データ等を送受信するためのインターフェース部(I
F)であり、また、13は印刷装置5に接続され、受信
した印刷データを、その印刷装置5に送出するためのイ
ンターフェース部(IF)である。
【0016】14は読出し専用メモリ(ROM)で、C
PU11が各部に制御信号を供給するために、例えば後
述のフローチャートで示すような制御手順を実行する制
御プログラムを記憶している。15は読み書き可能なラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)であり、各装置の動作
状態を記憶する領域を有すると共に、入力された印刷デ
ータや、特定されたEM及び起動されたEMの種類を示
すデータを格納するための記憶領域を有している。16
はCPU11とインターフェース12及び13、ROM
14とRAM15等を電気的に接続し、CPU11より
出力されるメモリアドレスやデータ並びに制御信号等を
転送するためのバスラインである。
【0017】次に、図1及び図2で示された本実施例の
印刷制御装置の動作例を、フローチャートを参照して説
明する。
【0018】図3は本発明の第1実施例の制御処理を示
すフローチャートで、この処理を実行する制御プログラ
ムはROM14に記憶されている。
【0019】この処理はホストコンピュータ1又は2よ
りの印刷データが、入出力切換装置2を介して印刷制御
装置4のインターフェース12に入力されることにより
開始される。この入力した印刷データは、CPU11の
制御の下にRAM15の入力バッファIBに格納され
る。そしてステップS1において、この入力バッファI
Bの先頭に格納されているデータのコードが解析され
る。次にステップS2に進み、そのコードが印刷イメー
ジの展開返信命令コードであるかどうかが判断される。
そうであればステップS3に進み、CPU11のフラッ
グFをセットし、入力バッファIBのアドレスを指示す
るポインタを+1してポインタを次に進め、その後ステ
ップS4に進む。尚、このステップS2において、印刷
イメージの展開返信命令コードでない時はステップS4
に進む。
【0020】ステップS4では、入力バッファIBに格
納されている印刷データに含まれているコードや制御デ
ータ等を、テーブルを参照して検索したり、重み付けに
よる評価を行うことにより、その印刷データがどのホス
トコンピュータよりのデータ(どの規格で作成された印
刷データ)であるかを判定する。そしてステップS5に
進み、ステップS4で特定された規格に応じたエミュレ
ーションを実行して、その印刷データをドットイメージ
に展開し、そのドットイメージデータを出力バッファO
Bに格納する。
【0021】次にステップS6に進み、CPU11のフ
ラグFの状態を調べ、フラグFが“1”にセットされて
いればステップS7に進み、そうでない時はステップS
8に進む。ステップS7では、出力バッファOBに記憶
されているドットイメージデータを入出力切換装置3を
介して、その印刷データを出力したホストコンピュータ
に返送する。またステップS8では、出力バッファOB
に記憶されているドットイメージデータを印刷装置5に
出力して印刷する。
【0022】以上説明したように第1実施例によれば、
印刷イメージ展開返信命令コードを含む印刷データを、
ホストコンピュータから印刷制御装置側に送出すること
により、印刷装置側のエミュレーション・プログラムに
よって展開された印刷イメージが印刷装置側からホスト
コンピュータに返送される。これにより、ホストコンピ
ュータでは、印刷装置側で選択されたエミュレーション
・プログラムが正しいかどうかを判定できる。
【0023】図4は本発明の第2実施例の印刷制御装置
4の動作を示すフローチャートで、第2実施例のハード
ウェア構成は前述の第1実施例の場合と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0024】この処理も図3のフローチャートと同様
に、ホストコンピュータよりの印刷データを受信して、
入力バッファIBにそのデータが格納されることにより
開始され、まずステップS11で、入力バッファの先頭
に格納されているコードが解析される。次にステップS
12に進み、そのコードが印刷イメージの展開返信命令
コードであるかどうかが判断される。そうであればステ
ップS13に進み、CPU11のフラグFをセットし、
入力バッファIBの続く2バイトデータをRAM15の
解像度記憶エリア150に転送して、この入力バッファ
IBのアドレスを指示するポインタを+2してポインタ
を次に進め、その後ステップS14に進む。尚、このス
テップS12において、印刷イメージの展開返信命令コ
ードでない時はステップS14に進む。
【0025】ステップS14では、入力バッファIBに
格納されている印刷データに含まれているコードや制御
データ等を、テーブルを参照して検索したり、重み付け
による評価を行うことにより、その印刷データがどのホ
ストコンピュータよりのデータ(どの規格で作成された
印刷データ)であるかを判定する。そしてステップS1
5に進み、ステップS14で特定された規格に応じたエ
ミュレーションを実行して、その印刷データをドットイ
メージに展開し、そのドットイメージデータを出力バッ
ファOBに格納する。
【0026】次にステップS16に進み、CPU11の
フラグFの状態を調べ、フラグFが“1”にセットされ
ていればステップS17に進み、そうでない時はステッ
プS18に進む。ステップS17では、出力バッファO
Bに記憶されているドットイメージデータを、解像度記
憶エリア150に記憶されている解像度に従ってイメー
ジに変換し、入出力切換装置3を介して、その印刷デー
タを出力したホストコンピュータに返送する。またステ
ップS18では、出力バッファOBに記憶されているド
ットイメージデータを印刷装置5に出力して印刷する。
【0027】以上説明したようにこの第2実施例によれ
ば、印刷イメージ展開返信命令コード及び解像度データ
を含む印刷データを、ホストコンピュータから印刷制御
装置側に送出することにより、印刷装置側のエミュレー
ション・プログラムによって、指定した解像度に従って
展開された印刷イメージが、印刷装置側からホストコン
ピュータに返送される。これにより、ホストコンピュー
タのオペレータは、その印刷イメージをディスプレイに
表示して確認することにより、印刷装置側で選択された
エミュレーション・プログラムが正しいかどうかを判定
できる。
【0028】図5は本発明の第3実施例の印刷制御装置
4の動作を示すフローチャートで、この第3実施例のハ
ードウェア構成は前述の第1実施例の場合と同様である
ので、その説明を省略する。
【0029】この処理も前述の図3のフローチャートと
同様に、ホストコンピュータよりの印刷データを受信し
て、入力バッファIBにそのデータが格納されることに
より開始され、まずステップS21で、入力バッファI
Bの先頭に格納されているコードが読出され、そのコー
ドをテーブルを参照して検索したり、重み付けによる評
価を行うことにより、その印刷データがどのホストコン
ピュータよりのデータ(どの規格で作成された印刷デー
タ)であるかを判定する。そしてステップS22に進
み、ステップS21において、EMが特定されたかどう
かを判断し、EMが特定されている時はステップS23
に進み、エミュレーションモードが“1”か“2”かを
判定する。エミュレーション・モード“1”が選択され
ている時はステップS24に進み、一方、エミュレーシ
ョン・モード“2”が選択されている時はステップS2
5に進み、それぞれ対応するエミュレーション・プログ
ラムを実行して、その印刷データをドットイメージに展
開し、そのドットイメージデータを出力バッファOBに
格納する。
【0030】一方、ステップS22においてエミュレー
ション・モードが特定されていない時はステップS26
に進み、エミュレーション・モードが特定できない旨を
示すメッセージを、入出力切換装置4を介してホストコ
ンピュータに返送する。
【0031】以上説明したようにこの第3実施例によれ
ば、印刷データに基づいて、その印刷データがどの規格
で作成されたデータかどうかを判断し、そのモードが特
定できない時にはホストコンピュータに通知することに
より、ホストコンピュータのオペレータは、印刷装置側
で適正にエミュレーション・プログラムが選択されたか
どうかを判定できる。
【0032】次に、図6及び図7を参照して、本発明の
第4実施例を説明する。この第4実施例のハードウェア
構成もまた前述の第1実施例の場合と同様であるので、
その説明を省略する。この第4実施例では、受信した印
刷データの規格が特定できない時は、その印刷データを
発信したホストコンピュータにおけるエミュレーション
・モードの使用回数を調べ、その使用された回数の多い
エミュレーション・モードを選択することにより、適合
率を高めることができるようにしている。
【0033】尚、この第4実施例では、RAM15には
ホストコンピュータ1に対応するエミュレーション・モ
ードの起動回数(EC11,EC12)、ホストコンピ
ュータ2に対応するエミュレーション・モードの起動回
数(EC21,EC22)を記憶するエリアが設けられ
ている。
【0034】この処理も前述の図3のフローチャートと
同様に、ホストコンピュータよりの印刷データを受信し
て、入力バッファIBにそのデータが格納されることに
より開始され、まずステップS31で、入力バッファI
Bの先頭に格納されているコードが読出され、そのコー
ドをテーブルを参照して検索したり、重み付けによる評
価を行うことにより、その印刷データがどのホストコン
ピュータよりのデータ(どの規格で作成された印刷デー
タ)であるかを判定する。そしてステップS32に進
み、ステップS31において、EMが特定されたかどう
かを判断し、EMが特定されている時はステップS33
に進み、エミュレーションモードが“1”か“2”かを
判定する。エミュレーション・モード“1”が選択され
ている時はステップS34に進み、一方、エミュレーシ
ョン・モード“2”が選択されている時はステップS3
8に進む。
【0035】ステップS34では、その印刷データを出
力したホストコンピュータがいずれのホストコンピュー
タかを調べ、ホストコンピュータ1よりのデータであれ
ばステップS35に進み、対応するエミュレーション・
カウンタEC11を+1する。また、ホストコンピュー
タ2よりのデータであればステップS36に進み、対応
するエミュレーション・カウンタEC12を+1する。
そしてステップS37に進み、対応するエミュレーショ
ン・プログラム(EM1)を実行して、その印刷データ
をドットイメージに展開し、そのドットイメージデータ
を出力バッファOBに格納する。
【0036】一方、ステップS38ではステップS34
と同様にして、その印刷データを出力したホストコンピ
ュータがいずれのホストコンピュータかを調べ、ホスト
コンピュータ1よりのデータであればステップS39に
進み、対応するエミュレーション・カウンタEC21を
+1する。また、ホストコンピュータ2よりのデータで
あればステップS40に進み、対応するエミュレーショ
ン・カウンタEC22を+1する。そしてステップS4
1に進み、対応するエミュレーション・プログラム(E
M2)を実行して、その印刷データをドットイメージに
展開し、そのドットイメージデータを出力バッファOB
に格納する。
【0037】一方、ステップS32でEMが特定されて
いないときはステップS42に進み、ステップS34ま
たはS38と同様にして、その印刷データを出力したホ
ストコンピュータがいずれのホストコンピュータかを調
べ、ホストコンピュータ1よりのデータであればステッ
プS43に進み、対応するエミュレーション・カウンタ
EC11とEC12の値を比較し、EC11の値の方が
大きい時(EM1の起動回数の方が多い)はステップS
37に進み、EM1を実行する。また、EC12の値の
方が大きい時(EM2の起動回数の方が多い)はステッ
プS41に進み、EM2を実行する。
【0038】またステップS42でホストコンピュータ
2よりの印刷データと判断されるとステップS44に進
み、対応するエミュレーション・カウンタEC21とE
C22の値を比較し、EC21の値の方が大きい時(E
M1の起動回数の方が多い)はステップS37に進み、
EM1を実行する。また、EC22の値の方が大きい時
(EM2の起動回数の方が多い)はステップS41に進
み、EM2を実行する。
【0039】図6は第4実施例における、これらカウン
タEC11,EC12,EC21,EC22の変化を説
明するための図である。
【0040】まず手順1ではこれらカウンタは全て
“0”にリセットされており、手順2でホストコンピュ
ータ1よりEM1が起動されるとEC11が+1され
る。次に手順3で、ホストコンピュータ2よりEM2が
起動されるとEC22が+1され、同様にして手順4で
ホストコンピュータ2よりEM1が起動されるとEC2
1が+1される。次に手順5で、手順4と同様にホスト
コンピュータ2よりEM1が起動されるとEC21が+
1され、その値は“2”になる。そして手順6におい
て、ホストコンピュータ2よりの印刷データに対応する
エミュレーション・モードが特定できないときは、EC
21の値がEC22の値よりも大きいため、エミュレー
ション・モード1(EM1)が選択されて実行されるこ
とになる。
【0041】以上説明したように第4実施例によれば、
プリンタ装置に接続されている各ホストコンピュータに
よるエミュレーション・プログラムの起動回数を、各ホ
ストコンピュータに対応して計数しておき、ホストコン
ピュータよりの印刷データに対応するエミュレーション
・モードが特定できない時には、その回数の最も多いエ
ミュレーション・プログラムを選択することにより、よ
り高い確率で最適なエミュレーション・プログラムを選
択できる。
【0042】尚、前述の実施例において、EM1または
EM2のエミュレーションを実行するのは専用のハード
ウェアであっても、或いはプログラムであっても、また
はそれらの組み合わせによるもののいずれであっても良
い。
【0043】また前述の実施例では、この印刷制御装置
4は印刷装置5とホストコンピュータ1,2との間に接
続されている構成で示したが、本発明はこれに限定され
るものでなく、例えば印刷装置の本体に組み込まれてい
ても良い。
【0044】図8は本実施例の印刷装置5に適用できる
レーザビームプリンタ(LBP)100の内部構造を示
す断面図で、このLBP100はホストコンピュータ等
から文字パターンの登録や定型書式(フォームデータ)
等の登録が行えるように構成されている。また、このL
BP100では、印刷制御装置4が後述するプリンタ制
御ユニット101に収容されているものとする。
【0045】図8において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されているホストコンピュータ等から供
給される文字情報(文字コード)やフォーム情報或いは
マクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のための各種スイッチ及びLED表示器等が
配されている操作パネル、101はLBP100全体の
制御及びホストコンピュータから供給される文字情報等
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出
力する。
【0046】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザをオン・オフ切替している。レー
ザ光104は回転多面鏡105で左右方向に振られて静
電ドラム106上を走査する。これにより、静電ドラム
106上には文字パターンの静電潜像が形成される。こ
の潜像は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107
により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙
にはカットシートを用い、カセット記録紙はLBP10
0に装着した用紙カセットに収納され、給紙ローラ10
9及び搬送ローラ110と111とにより装置内に取り
込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0047】尚、本実施例の印刷装置5として、前述の
レーザビームプリンタに限定されるものでなく、以下で
説明するインクジェットプリンタ等にも適応可能であ
る。 <装置本体の概略説明>図9は、本発明が適用できるイ
ンクジェット記録装置IJRAの概観図である。同図に
おいて、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動
力伝達ギア5011,5009を介して回転するリード
スクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合する
キャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方
向に往復移動される。このキャリッジHCには、インク
ジェットカートリッジIJCが搭載されている。500
2は紙押え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙
をプラテン5000に対して押圧する。5007,50
08はフォトカプラで、キャリッジのレバー5006の
この域での存在を確認して、モータ5013の回転方向
切り換え等を行うためのホームポジション検知手段であ
る。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャッ
プ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャ
ップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023
を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリ
ーニングブレードで、5019はこのブレードを前後方
向に移動可能にする部材であり、本体支持板5018に
これらが支持されている。ブレードは、この形態でなく
周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは
言うまでもない。又、5012は、吸引回復の吸引を開
始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム50
20の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力が
クラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0048】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。 <制御構成の説明>次に、上述した装置の記録制御を実
行するための制御構成について、図10に示すブロック
図を参照して説明する。制御回路を示す同図において、
1700は記録信号を入力するインターフェース、17
01はMPU、1702はMPU1701が実行する制
御プログラムを格納するプログラムROM、1703は
各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録デ
ータ等)を保存しておくダイナミック型のRAMであ
る。1704は記録ヘッド1708に対する記録データ
の供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェー
ス1700、MPU1701、RAM1703間のデー
タ転送制御も行う。1710は記録ヘッド1708を搬
送するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送の
ための搬送モータである。1705はヘッドを駆動する
ヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送モ
ータ1709、キャリアモータ1710を駆動するため
のモータドライバである。
【0049】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。
【0050】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことが可能であ
る。
【0051】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された印刷データが、どのホストコンピュータから入
力されたかを判定して、それぞれのホストコンピュータ
から入力された印刷データに適合すると選択されたエミ
ュレーションプログラムの選択回数を記憶し、入力され
た印刷データを変換するためのエミュレーションプログ
ラムが特定できないとき選択回数の最も高いエミュレー
ションプログラムを、当該印刷データに適合するエミュ
レーションプログラムとして選択することにより、より
正確に最適なエミュレーションプログラムの選択を行う
ことができるという効果がある。
【0053】また本発明によれば、印刷データの変換処
理を特定できない時には、その印刷データの出力元の外
部機器が最も多く使用する変換モードを選択することに
より、最適な変換モードを選択する確率を高めることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の印刷システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例の印刷制御装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1実施例の印刷制御装置における印
刷データ処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の印刷制御装置における印
刷データ処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例の印刷制御装置における印
刷データ処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第4実施例における各ホストコンピュ
ータに対応した起動回数カウンタの値の変化例を示す図
である。
【図7】本発明の第4実施例の印刷制御装置における印
刷データ処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】本実施例の印刷装置に適用できるLBPの構成
示す構造断面図である。
【図9】本発明が適用できるインクジェット記録装置I
JRAの概観図である。
【図10】図9のインクジェット記録装置の概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 ホストコンピュータ 3 入出力切換装置 4 印刷制御装置 5 印刷装置 11 中央処理装置(CPU) 12,13 インターフェース(IF) 15 RAM 150 解像度記憶エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから入力された印刷
    データをエミュレーションプログラムにより解析し
    力データを生成して印刷部で印刷させる印刷制御装置で
    あって、第1ホストコンピュータ及び第2ホストコンピュータと
    から印刷データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された印刷データが前記第1ホ
    ストコンピュータから入力されたか、前記第2ホストコ
    ンピュータから入力されたかを判定する判定手段と、 前記第1ホストコンピュータから入力された印刷データ
    又は前記第2ホストコンピュータから入力された印刷デ
    ータに含まれる コードを解析して当該印刷データの種
    類を判別し、複数のエミュレーションプログラムから前
    記印刷データに適合するエミュレーションプログラムを
    選択する選択手段と、各エミュレーションプログラムについて、前記第1ホス
    トコンピュータから入力された印刷データに適合すると
    して選択された回数と、前記第2ホストコンピュータか
    ら入力された印刷データに適合するとして選択された回
    数とを計数する計数手段と、 前記入力手段により入力された印刷データに適合するエ
    ミュレーションプログラムが前記選択手段により 選択で
    きない場合、前記計数手段により計数された回数に基づ
    いて前記選択手段により選択された回数が最も多いエミ
    ュレーションプログラムを当該印刷データに適合するエ
    ミュレーションプログラムとして選択する制御手段と、 を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、前記ホストコンピュー
    タ毎に、各エミュレーションプログラムについて、入力
    された印刷データに適合するとして選択された回数を計
    数することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータから入力された印刷
    データをエミュレーションプログラムにより解析し
    力データを生成して印刷部で印刷させる印刷制御方法
    あって、第1ホストコンピュータ及び第2ホストコンピュータと
    から印刷データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された印刷データが前記第1ホ
    ストコンピュータから入力されたか、前記第2ホストコ
    ンピュータから入力されたかを判定する判定ステップ
    と、 前記第1ホストコンピュータから入力された印刷データ
    又は前記第2ホストコンピュータから入力された 印刷デ
    ータに含まれるコードを解析して当該印刷データの種
    類を判別し、複数のエミュレーションプログラムから前
    記印刷データに適合するエミュレーションプログラムを
    選択する選択ステップと、各エミュレーションプログラムについて、前記第1ホス
    トコンピュータから入力された印刷データに適合すると
    して選択された回数と、前記第2ホストコンピュータか
    ら入力された印刷データに適合するとして選択された回
    数とを計数する計数ステップと、 前記入力ステップで入力された印刷データに適合するエ
    ミュレーションプログラムが前記選択ステップで 選択で
    きない場合、前記計数ステップで計数された回数に基づ
    いて前記選択ステップで選択された回数が最も多いエミ
    ュレーションプログラムを当該印刷データに適合するエ
    ミュレーションプログラムとして選択する制御ステップ
    と、 を有することを特徴とする印刷制御方法。
  4. 【請求項4】 前記計数ステップは、前記ホストコンピ
    ュータ毎に、各エミュレーションプログラムについて、
    入力された印刷データに適合するとして選択された回数
    を計数することを特徴とする請求項3に記載の印刷制御
    方法。
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