JPH06210907A - プリンタ制御方法及び装置 - Google Patents

プリンタ制御方法及び装置

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JPH06210907A
JPH06210907A JP5005221A JP522193A JPH06210907A JP H06210907 A JPH06210907 A JP H06210907A JP 5005221 A JP5005221 A JP 5005221A JP 522193 A JP522193 A JP 522193A JP H06210907 A JPH06210907 A JP H06210907A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
printer
buffer memory
printer control
processing
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JP5005221A
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Inventor
Hiroshi Watabe
洋 渡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】受信バッファに格納したデータを記録するプリ
ンタにおいて、コマンドによってプリンタの記録動作を
停止するとともに、受信バッファをクリアすることを可
能とし、記録動作の中断を即時かつ容易に行うことを可
能とする。 【構成】ステップS1において受信したデータをバッフ
ァメモリへ格納する際に、ステップS2において受信デ
ータがプリンタを停止してバッファをクリアするための
リセットコマンドであるか否かを判別する。リセットコ
マンドでなければステップS3へ進み、そのまま受信デ
ータをバッファに格納するが、リセットコマンドを受信
した場合は、ステップS4へ進み、ステップS4でリセ
ット処理が可に設定されているか否かをチェックする。
そして、リセット処理が可であればステップS6へ進
み、プリンタにおける現在の記録動作の中断、データの
受信の停止、バッファメモリの内容のリセットを優先し
て実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの制御方法及
び装置に関するもので、特に受信したデータをバッファ
メモリに蓄えておき、それを順次読み出して記録を行う
プリンタの制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータから受信
したデータを大量に格納する受信バッファを備え、その
受信バッファよりデータを順次読み出して記録動作を行
うプリンタ装置がある。そして、この種のプリンタ装置
においては、記録動作の中断を指示しても、受信バッフ
ァ内のデータが無くなるまで記録動作が実行されてしま
う。
【0003】また、従来のプリンタ装置においては、特
定のコードに対応するデータのみを受け付け、記録を行
っている。即ち、プリンタ装置は特定のホスト装置に対
して1体1で対応している。また、複数種のホスト装置
と接続を可能としたプリンタ装置があるが、プリンタ装
置が受信する制御コードの意味はホスト装置毎に異なる
場合がある。各ホスト装置の各々のプロトコルに対応さ
せるために、エミュレーション機能がサポートされてお
り、プリンタ装置が受信したデータは先ずエミュレーシ
ョンプログラムによって解析され、受信データは当該プ
リンタ装置が使用可能な形式に変換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリンタ装
置において記録動作を中断させるためには、プリンタ装
置へのデータ送信を停止して初期化コマンドを送信す
る。しかしながら、この中断のための処理よりも以前に
記録開始命令を受信していると、記録開始命令以前に受
信されたデータの記録を完了するまでプリンタは記録動
作を続行してしまう。このため、例えば、現在行ってい
る記録を中断して別の文章を記録したい時に、受信バッ
ファに格納されたデータの記録が終了するのを待たねば
ならず、不便であるという問題がある。
【0005】一部のプリンタ装置においては、操作パネ
ル上からの操作によってプリンタをオフライン状態にし
た後リセットを行うものや、コマンドによってプリンタ
をディセレクト状態にしてデータの受信を停止する機能
を有するものなどがある。しかしながら、コマンドによ
ってプリンタの記録動作を停止するとともに、受信バッ
ファをクリアすることはできず、記録動作の中断に際し
て煩わしい操作が伴うという問題があった。
【0006】また、従来の複数のエミュレーション機能
を備えたプリンタ装置においては、エミュレーションの
変更をエミュレーションプログラムが記憶されたカート
リッジを差し替えて行うものがある。又、複数のエミュ
レーションを内部のメモリに備え、プリンタの操作パネ
ルからの指定操作、もしくはホスト装置からのコマンド
により、エミュレーションを切り替えるものがある。し
かしながら、いずれの場合においても、使用者は常にホ
ストのコマンド体系を意識し、それに合わせたエミュレ
ーションプログラムを選択する必要がある。又、異なる
ホストにたいするエミュレーションプログラムを選択し
てしまった場合には、無意味なデータを記録したりする
という問題があった。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、受信バッファに格納したデータを記録するプ
リンタにおいて、コマンドによってプリンタの記録動作
を停止するとともに、受信バッファをクリアすることを
可能とし、記録動作の中断を即時的かつ容易に行えるプ
リンタ制御方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0008】更に、本発明は、ホスト装置より受信した
データを解析して自動的に適切なエミュレーションプロ
グラムを選択することを可能とし、使用者がホスト装置
の違いを意識すること無く、正しいエミュレーションプ
ログラムを使用して記録を実行することを可能とするプ
リンタ制御方法及び装置を提供することを第2の目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるプリンタ制御装置は以下の構成を備え
る。即ち、外部装置から受信したデータを格納するバッ
ファメモリを有するプリンタ制御装置であって、外部装
置より受信したデータを前記バッファメモリに格納する
際に、該データが所定のコマンドであるか否かを判断す
る判断手段と、前記判断手段により受信したデータが前
記所定のコマンドであった場合、記録動作の中断及び前
記バッファメモリの内容のリセットを優先的に実行する
リセット手段と、を備える。
【0010】又、上記の目的を達成する本発明のプリン
タ制御方法は以下の工程を備える。即ち、外部装置から
受信したデータを格納するバッファメモリを有するプリ
ンタ制御方法であって、外部方法より受信したデータを
前記バッファメモリに格納する際に、該データが所定の
コマンドであるか否かを判断する判断工程と、前記判断
工程により受信したデータが前記所定のコマンドであっ
た場合、記録動作の中断及び前記バッファメモリの内容
のリセットを優先的に実行するリセット工程と、を備え
る。
【0011】更に、上記の第2の目的を達成するための
本発明によるプリンタ制御装置は以下の構成を備える。
即ち、外部装置から受信したデータを格納するバッファ
メモリを有するプリンタ制御装置であって、受信したデ
ータを解析、処理するためのエミュレーションを複数備
える処理手段と、前記バッファメモリに格納されたデー
タより抽出された制御コードに基づいて前記処理手段の
備えるエミュレーションの中から当該データの解析、処
理に用いるべきエミュレーションを選択する選択手段
と、を備える。
【0012】又、上記の第2の目的を達成するための本
発明によるプリンタ制御方法は以下の工程を備えてい
る。即ち、外部方法から受信したデータを格納するバッ
ファメモリを有するプリンタ制御方法であって、受信し
たデータを解析、処理するためのエミュレーションを複
数備える処理工程と、前記バッファメモリに格納された
データより抽出された制御コードに基づいて前記処理工
程の備えるエミュレーションの中から当該データの解
析、処理に用いるべきエミュレーションを選択する選択
工程と、を備える。
【0013】
【作用】上記の構成もしくは工程により、受信したデー
タをバッファメモリへ格納する際に、受信データがプリ
ンタを停止してバッファをクリアするための所定のコマ
ンドであるか否かを判別し、所定のコマンドのときは、
プリンタにおける現在の記録動作の中断、バッファメモ
リの内容のリセットを他の処理よりも優先して実行す
る。このため、所定のコマンドによりプリンタの記録動
作の即時的な中断が可能となる。
【0014】又、第2の目的を達成するための構成もし
くは工程によれば、プリンタ制御装置の備える複数のエ
ミュレーションの中から、バッファメモリに格納された
受信データに含まれる制御コードに基づいて、当該デー
タの解析、処理に用いるべきエミュレーションが選択さ
れる。このため、受信データに適したエミュレーション
が自動的に選択される。
【0015】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の好適
な実施例について説明する。
【0016】<実施例1>図1は本実施例1のプリンタ
装置の構成を表す図である。実施例1では、プリンタ装
置として、レーザビームプリンタを用いて説明する。
【0017】図1は実施例1のレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、こ
のLBPは不図示のデータ源から文字パターンの登録や
提携書式(フォームデータ9)などの登録が行える。
【0018】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る印刷情報(文字コード等)やフォーム情報或いはマク
ロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報
に従って対応する文字パターンやフォームパターンなど
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配
されている操作パネル、101はLBP100全体の制
御及びホストコンピュータから供給される文字情報など
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出
力する。
【0019】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切り換えする。このレーザ光104は
回転多面鏡105で左右方向に振らされて静電ドラム1
06上を走査露光する。これにより、静電ドラム106
上には文字パターンの静電潜像が形成されることにな
る。この潜像は静電ドラム106周囲に配設された現像
ユニット107により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート
記録紙はLBP100に装着した用紙カセット108に
収納され、給紙ローラ109及び搬送ローラ110と1
11とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム10
6に供給される。
【0020】図2は本実施例1のレーザビームプリンタ
100の制御ユニット101の概略構成を表すブロック
図である。
【0021】同図において、1は入力インターフェイス
であり、ホストコンピュータ等の外部装置20より記録
データを含むデータ(受信データ)を受信し、システム
バス9上に出力する。2はCPUであり、ROM6に格
納されている制御プログラムにより、本プリンタ装置1
0の各種制御を実行する。3は出力インターフェイスで
あり、RAM7上に展開されたイメージデータを読み取
り、これを出力部4に適合するデータに変換して出力部
4に対して出力する。4は出力部であり、上述のレーザ
ビーム方式により記録紙上への可視画像の形成を行う。
【0022】5は受信バッファであり、入力インターフ
ェイス1で受信した受信データをシステムバス9を介し
て入力し、これを格納する。6はROMであり、CPU
2が実行する各種制御プログラムを格納する。後述する
図3のフローチャートにより表される制御を実行するた
めのプログラムもこのROM6に格納されている。7は
RAMであり、CPU2が各種制御を実行する際に、使
用データ等を一時的に格納する作業領域や、各種設定デ
ータを格納する。また、受信バッファ5に格納された記
録データを展開して得られるイメージデータを格納する
ためのイメージデータ領域を備える。8はディップスイ
ッチであり、記録動作の中断及び受信バッファ5のクリ
アを実行するための外部装置20からのコマンド(リセ
ットコマンド)を受付可とするか否かを選択する。
【0023】上記の構成のレーザビームプリンタ100
において、外部装置20から送信された記録データを含
むデータは入力インターフェイス1を介して受信バッフ
ァ5に受信データとして格納される。受信バッファ5に
格納された受信データはCPU2により順次読み出され
て解析され、RAM7上にイメージデータとして展開さ
れる。そして、RAM7上に展開されたイメージデータ
は出力インターフェイス3を経て出力部4に出力され、
出力部4より記録紙上に画像形成される。
【0024】次に、本実施例1のプリンタ装置における
特徴的な動作について、図3のフローチャートを参照し
て説明する。図3は、本実施例1のプリンタ装置の動作
手順を表すフローチャートである。
【0025】ステップS1において、外部装置20より
入力インターフェイス1を介して記録データを含むデー
タを受信すると、ステップS2へ進み受信データがリセ
ットコマンドであるか否かを判断する。ステップS2で
受信データがリセットコマンドでなければ、ステップS
3へ進み、受信バッファ5へデータを格納し、ステップ
S1へ戻る。受信バッファ5に格納された受信データが
所定量となった場合もしくはデータの受信間隔が所定時
間を越えた場合は、CPU2により順次データの解析が
実行される。
【0026】一方ステップS2で受信データがリセット
コマンドである場合はステップS4へ進む。ステップS
4では、ディップスイッチ8の設定状態をチェックし、
リセットコマンドが受付可となっているか否かを判断す
る。リセットコマンドの受付が可でなければステップS
5へ進み、プリンタ装置100をディセレクト状態とし
て、外部装置20からのデータの受信を停止する。ま
た、ステップS4でディップスイッチ8の設定がリセッ
トコマンド受付可であればステップS6へ進む。ステッ
プS6では、全てのデータの処理及び記録動作に優先し
て記録動作の中断を実行するとともに、データの受信を
停止して、受信バッファ5内の受信データをクリアす
る。
【0027】以上説明したように、本実施例によれば外
部装置20からのリセットコマンドにより、記録動作の
即時的な中断及び受信バッファ5内の受信データのクリ
アが可能となり、記録動作の中断処理における操作性が
著しく向上する。即ち、所定のリセットコマンドを設定
し、そのコマンドを受信した時点で直ちにプリンタ装置
の記録動作を中断すると共に、データの受信を停止し、
受信バッファをクリアすることにより、記録開始命令以
前に受信されたデータの記録終了を待つことなく記録の
中断が可能となる。従って、現在記録中のデータを中断
して、新しいデータの記録を行うという処理を、プリン
タ装置にコマンドを送信することによって容易に実現で
きるという効果がある。また、ディップスイッチ8によ
って実際の動作がディセレクトコマンドと切換わるた
め、ディセレクトコマンドを含む既存のコマンド体系に
容易に組み込む事ができる。
【0028】<実施例2>次に、実施例2について説明
する。本実施例2では、複数のエミュレーションプログ
ラムを備え、受信データに応じて適切なエミュレーショ
ンプログラムを選択するプリンタ装置について説明す
る。
【0029】実施例2におけるプリンタ装置も実施例1
と同様にレーザビームプリンタとし、その構成は、図1
及び図2と同様とする。従って、ここではその詳細な説
明を省略する。但し、ROM6には、複数のエミュレー
ションプログラムと受信データに応じたエミュレーショ
ンの判別を行うためのエミュレーション判別プログラ
ム、制御コード参照テーブルが格納されている。
【0030】図4は実施例2のプリンタ装置におけるデ
ータの受信から記録出力までの動作手順を表すフローチ
ャートである。
【0031】まず、ステップS11で、外部装置20か
ら送信されたデータを入力インターフェース1を介して
受信バッファ5に格納する。次に、ステップS12にお
いて、受信バッファ5に格納されたデータが規定値以上
になるか、データの受信間隔が規定時間を越えたかによ
り、エミュレーションの判別を実行するタイミングであ
るか否かを判断する。ここで、エミュレーションの判別
開始のタイミングでなければステップS11へ戻りデー
タの受信を繰り返す。一方、エミュレーション判別開始
のタイミングであれば、ステップS13へ進み、エミュ
レーションの判別を実行する。エミュレーションの判別
方法については図8のフローチャートにより後述する。
【0032】ステップS13におけるエミュレーション
の判別により選択すべきエミュレーションプログラムが
確定したら、この判別結果に応じて、実行すべきエミュ
レーションプログラムを選択して受信データの解析を実
行する(ステップS14−1,14−2,…14−
n)。一方、ステップS13においてエミュレーション
の判別ができなかった場合は、ステップS19へ進み、
判別不可の旨を使用者に知らせるなどのエラー処理を行
い、本処理を終了する。
【0033】受信バッファ5に格納されている受信デー
タは、ステップS13にて選択されたエミュレーション
プログラムにより解析され、イメージデータに展開され
てRAM7に格納される(ステップS14−1,14−
2,…14−n)。そして、ステップS15にて、出力
インターフェイス1によりこれを読み出し、出力部4が
扱う形式に変換して出力する。ステップS18におい
て、出力部8はこの出力を受けて、記録媒体上への記録
処理を実行し、本処理を終了する。
【0034】次に、上述のステップS13におけるエミ
ュレーション判別方法について説明する。
【0035】受信バッファ5に格納されるデータは、書
式などを設定する制御コードと、テキストを表す文字コ
ードからなっている。エミュレーション判別において
は、これらのコードのうち、制御コードのみを取り出し
て解析を行う。ROM6には制御コード参照テーブルが
格納されており、図5に示すように各エミュレーション
で用いられる制御コードとそれに続くパラメータがエミ
ュレーション毎に登録されている。
【0036】エミュレーション判別は、ROM6に格納
されている制御コード参照テーブルを用いて、受信した
制御コードを以下の3種類に分類する。即ち、(1)あ
る体系に固有の制御コード、(2)複数の体系に存在す
るがパラメータ等のフォーマットの異なるもの、(3)
複数の体系に存在しパラメータ等のフォーマットも同一
のもの、である。そして、(1)に属する制御コードに
は2ポイント、(2)に属する制御コードには1ポイン
ト、(3)に属する制御コードには0ポイントの重み付
けを行なう。この解析を各々のエミュレーションについ
て行ない、対象となる制御コードを数値化し、その合計
ポイントpを求める。
【0037】このとき、対象となる制御コードを使用者
が限定することができる。プリンタに送信されるデータ
は、ホスト装置、又は使用しているアプリケーションに
より、大まかな傾向があり、本実施例2では図6に示す
ようなメニュー(Image ,2Byte Code Cha.,Text ONLY
)を用意しておく。そして、例えば、日本語ワードプ
ロセッサーを使用していれば、受信データ中に漢字モー
ド移行コマンドに対応する制御コードが存在するので、
「2 Byte Code Cha.」を選択する。また、プログラムリ
ストのプリントアウトのみに使用されているとすれば、
データは英数字の文字コードのみであるので、「Text O
NLY 」を選択する。更に、描画用のアプリケーションプ
ログラムを使用していれば、イメージ出力コマンドに対
応する制御コードがあるので、「Image 」を選択する。
このようにデータの特徴をメニュー形式で用意してお
き、使用者が操作パネルを操作することにより、メニュ
ーを選び、データの特徴を入力することができる。そし
て、エミュレーション判別時にはそれに対応したある一
定の機能を果たす制御コードについてのみ解析を行なう
ことになる。
【0038】上述のメニューの選択により、ROM6に
格納されている制御コード参照テーブルの必要な箇所が
実行用の制御コード参照テーブルとしてRAM7にコピ
ーされる(図7)。
【0039】図8はエミュレーション判別方法の一例を
表すフローチャートである。ステップS31において、
RAM7上の制御コード参照テーブルを用いて各制御コ
ードに重み付けを行い、それぞれのエミュレーションプ
ログラムに対する合計ポイントを求める。ここでは、エ
ミュレーションプログラムが2つ用意されている場合に
ついて説明するが、エミュレーションプログラムが3つ
以上用意されている場合についても同様である。
【0040】ステップS32において、求めた合計ポイ
ントが共にゼロであるか否かを判断する。共にゼロであ
る場合は、ステップS37へ進み、前述のメニュー選択
にて「Text ONLY 」が選択されているか否かを判断す
る。ここで、「Text ONLY 」が有効となっていれば、ス
テップS34へ進み、エミュレーションプログラム1を
選択する。一方、ステップS37で「Text ONLY 」が有
効となっていない場合は、ステップS36へ進み、デー
タの処理は行われず、エラー処理に移る。
【0041】一方、ステップS32において、p1及び
p2が共にゼロではない場合は、ステップS33へ進
み、p1とp2を比較する。そして、p2のほうが大き
ければ、ステップS35へ進み、エミュレーションプロ
グラム2を選択する。一方、ステップS33でp1がp
2と等しいか大きければ、ステップS34へ進み、エミ
ュレーションプログラム1が選択される。ここで、エミ
ュレーションプログラム1は、操作パネルを用いて設定
されたデフォルトのエミュレーションモードである。
【0042】以上説明したように本実施例2によれば、
複数の制御コード体系に対応するエミュレーションプロ
グラムを有し、外部装置より受信したデータを解析して
当該受信データに適するエミュレーションプログラムを
自動的に選択することが可能となる。即ち、プリンタ装
置を任意のホスト装置に接続するだけで、自動的にその
機種に適合した正しい記録を出力できるようになる。従
って、ホスト装置に合わせてエミュレーションプログラ
ムを切り替える必要がなくなり、ホスト装置との接続が
容易になる。更に、使用者が解析の対象となる制御コー
ドを限定することが可能となり、これにより、エミュレ
ーション判別における信頼性が向上するという効果があ
る。
【0043】尚、本実施例の画像形成装置として、レー
ザビームプリンタを例にして説明したが、これに限定さ
れるものでなく、以下で説明するインクジェットプリン
タ等にも適応可能である。
【0044】インクジェットプリンタ装置本体の概略を
説明する。図9は、本発明が適用できるインクジェット
記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆動
モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5
011,5009を介して回転するリードスクリュー5
005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジH
Cはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移動
される。このキャリッジHCには、インクジェットカー
トリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え板
であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン5
000に対して押圧する。5007,5008はフォト
カプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存
在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を
行うためのホームポジション検知手段である。5016
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材502
2を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0045】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0046】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について、図10に示すブロック図を参
照して説明する。制御回路を示す同図において、170
0は記録信号を入力するインターフェース、1701は
MPU、1702はMPU1701が実行する制御プロ
グラムを格納するプログラムROM、1703は各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておくダイナミック型のRAM(DRA
M)である。1704は記録ヘッド1708に対する記
録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタ
ーフェース1700、MPU1701、DRAM170
3間のデータ転送制御も行う。1710は記録ヘッド1
708を搬送するためのキャリアモータ、1709は記
録紙搬送のための搬送モータである。1705はヘッド
を駆動するヘッドドライバ、1706、1707はそれ
ぞれ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を駆
動するためのモータドライバである。
【0047】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。
【0048】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことが可能であ
り、本発明はレーザビームプリンタに限らず、上記イン
クジェットプリンタ等にも適用できることは明らかであ
る。
【0049】更に、他の例えば熱転写方式など、いかな
る方式のプリンタに対しても本発明が適用され得ること
は言うまでもない。
【0050】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリント制
御方法及び装置によれば、バッファメモリに格納したデ
ータを記録するプリンタにおいて、コマンドによってプ
リンタの記録動作を停止するとともに、受信バッファを
クリアすることを可能とし、記録動作の中断を即時的か
つ容易に行うことが可能となる。
【0052】更に、他の構成によれば、ホスト装置より
受信したデータを解析して自動的に適切なエミュレーシ
ョンプログラムを選択することが可能となり、使用者が
ホスト装置の違いを意識すること無く、正しいエミュレ
ーションプログラムを使用して記録を実行することが可
能となる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプリンタ装置の構成を表す図であ
る。
【図2】本実施例1のレーザビームプリンタの制御ユニ
ットの概略構成を表すブロック図である。
【図3】本実施例1のプリンタ装置の動作手順を表すフ
ローチャートである。
【図4】実施例2のプリンタ装置におけるデータの受信
から記録出力までの動作手順を表すフローチャートであ
る。
【図5】制御コード参照テーブルの登録状態を説明する
図である。
【図6】実施例2のプリンタ装置におけるメニュー選択
用の操作パネルを表す図である。
【図7】制御コード参照テーブルをROMからRAMへ
コピーする様子を表す図である。
【図8】エミュレーション判別方法の一例を表すフロー
チャートである。
【図9】インクジェット記録装置の概観図である。
【図10】インクジェット記録装置の記録制御を実行す
るための制御構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力インターフェース 2 CPU 3 出力インターフェース 4 出力部 5 受信バッファ 6 ROM 7 RAM 8 ディップスイッチ(選択手段) 9 内部バス 20 外部装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から受信したデータを格納する
    バッファメモリを有するプリンタ制御装置であって、 外部装置より受信したデータを前記バッファメモリに格
    納する際に、該データが所定のコマンドであるか否かを
    判断する判断手段と、 前記判断手段により受信したデータが前記所定のコマン
    ドであった場合、記録動作の中断及び前記バッファメモ
    リの内容のリセットを優先的に実行するリセット手段
    と、 を備えることを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記リセット手段は、前記判断手段によ
    り受信したデータが前記所定のコマンドであった場合に
    記録動作の中断、前記バッファメモリの内容のリセット
    及びデータ受信の停止を優先的に実行することを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記リセット手段による処理を実行する
    か否かの設定を行う設定手段を更に備えることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 外部装置から受信したデータを格納する
    バッファメモリを有するプリンタ制御装置であって、 受信したデータを解析、処理するためのエミュレーショ
    ンを複数備える処理手段と、 前記バッファメモリに格納されたデータより抽出された
    制御コードに基づいて前記処理手段の備えるエミュレー
    ションの中から当該データの解析、処理に用いるべきエ
    ミュレーションを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とするプリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段において用いる制御コード
    を指定する指定手段を更に備え、 前記選択手段は、前記バッファメモリに格納されたデー
    タより前記指定手段により指定された制御コードを抽出
    し、抽出された制御コードに基づいて前記処理手段の備
    えるエミュレーションの中から当該データの解析、処理
    に用いるべきエミュレーションを選択する、 ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 外部装置から受信したデータを格納する
    バッファメモリを有するプリンタ制御方法であって、 外部方法より受信したデータを前記バッファメモリに格
    納する際に、該データが所定のコマンドであるか否かを
    判断する判断工程と、 前記判断工程により受信したデータが前記所定のコマン
    ドであった場合、記録動作の中断及び前記バッファメモ
    リの内容のリセットを優先的に実行するリセット工程
    と、 を備えることを特徴とするプリンタ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記リセット工程は、前記判断工程によ
    り受信したデータが前記所定のコマンドであった場合に
    記録動作の中断、前記バッファメモリの内容のリセット
    及びデータ受信の停止を優先的に実行することを特徴と
    する請求項6に記載のプリンタ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記リセット工程による処理を実行する
    か否かの設定を行う設定工程を更に備えることを特徴と
    する請求項6又は7に記載のプリンタ制御方法。
  9. 【請求項9】 外部方法から受信したデータを格納する
    バッファメモリを有するプリンタ制御方法であって、 受信したデータを解析、処理するためのエミュレーショ
    ンを複数備える処理工程と、 前記バッファメモリに格納されたデータより抽出された
    制御コードに基づいて前記処理工程の備えるエミュレー
    ションの中から当該データの解析、処理に用いるべきエ
    ミュレーションを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とするプリンタ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記選択工程において用いる制御コー
    ドを指定する指定工程を更に備え、 前記選択工程は、前記バッファメモリに格納されたデー
    タより前記指定工程により指定された制御コードを抽出
    し、抽出された制御コードに基づいて前記処理工程の備
    えるエミュレーションの中から当該データの解析、処理
    に用いるべきエミュレーションを選択する、 ことを特徴とする請求項9に記載のプリンタ制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6975423B2 (en) 1993-11-08 2005-12-13 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and a control method therefor
US7567356B2 (en) 2002-10-23 2009-07-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
US7916316B2 (en) 2004-08-27 2011-03-29 Seiko Epson Corporation Printer and printer control method for resuming printing operation following an out of paper error
US7999953B2 (en) 2004-08-27 2011-08-16 Seiko Epson Corporation Printer having print and receive buffers and a printer control method for controlling same

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