JPH0816336A - 印刷装置および印刷装置の状態切替え方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置の状態切替え方法

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JPH0816336A
JPH0816336A JP6150072A JP15007294A JPH0816336A JP H0816336 A JPH0816336 A JP H0816336A JP 6150072 A JP6150072 A JP 6150072A JP 15007294 A JP15007294 A JP 15007294A JP H0816336 A JPH0816336 A JP H0816336A
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JP6150072A
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Inventor
Manabu Takebayashi
学 竹林
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オンライン状態からオフライン状態へのキー
指示後、オンライン状態に自動復帰させることができ
る。 【構成】 RAM19に蓄積された情報からCPU12
により逐次記録情報を生成する第1の状態と、RAM1
9蓄積された情報から特定の情報を抽出して実行する第
2の状態とのいずれかの状態がRAM19のフラグとし
て保持されている場合に、該保持された状態をいずれか
の切替え手段が前記第2の状態から第1の状態に切り替
える構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置から入力され
る情報に基づいて記録情報を生成し、該生成された記録
情報に基づいて記憶媒体に印刷を行う印刷装置および印
刷装置の状態切替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、状態として、第1の状態をオンラ
イン状態とし、第2の状態をオフライン状態とするプリ
ンタを例として説明する。
【0003】従来、レーザビームプリンタ等の一般的な
プリンタでは、RS−232Cの通信設定やフォントの
選択やカセットの選択などのプリンタの設定をするため
にオフラインにする機能を有している。
【0004】上記オフライン状態は、ホストコンピュー
タとの通信に関る基本的な機能をユーザに提供するため
の必要不可欠な機能である。そこで、オフライン状態へ
の移行は一般的に操作パネル上に置かれたオンライン/
オフライン・キーにより実行される。
【0005】この場合において、オンライン状態でオン
ライン/オフライン・キーを押すとオフライン状態に移
行しプリンタの各種の設定ができ、オフライン状態でオ
ンライン/オフライン・キーを再度押すと、オンライン
状態に移行しオフライン状態で設定された情報に基づい
て印刷することができる。
【0006】一方、オフライン状態ではホストコンピュ
ータからプリンタにデータを送信することはできるが、
データはプリンタ内部のバッファに蓄積されるのみで印
刷するための動作は行われない。
【0007】しかし、ダイレクトコマンドと呼ばれる特
定の印刷命令はオフライン状態でも実行処理される。ダ
イレクトコマンドは描画に直接関係する命令ではなく、
描画などの制御に関係する命令だからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタではオフライン状態からオンライン状態に移行
するには操作パネル上のオンライン/オフライン・キー
だけの操作でしかできないので、しばしばプリンタの設
定を行った後、オンライン状態にすることを忘れてホス
トコンピュータから印刷を行い、印刷物を取りにプリン
タのところに行ってから初めてオフライン状態であるこ
とに気づくという、すなわち使い勝手が悪いという問題
があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第6の発明の目的
は、印刷装置をオフライン状態にした後、ホスト側から
のコマンド指示,印刷装置側のオンラインキー指示,オ
フラインキー指示後の計時処理等によりオンライン状態
に自動復帰させることにより、オンライン状態にするこ
とを忘れてホストコンピュータから印刷データを送って
バッファに蓄積されて印刷されないという状態を確実に
回避できる、すなわち、オフライン状態をオンライン状
態に自動復帰させることができる操作性に優れた印刷装
置および印刷装置の状態切替え方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部装置から情報を入力する情報入力手段と、前記
情報入力手段により入力される入力情報に基づいて記録
情報を生成する記録情報生成手段と、前記記録情報生成
手段によって生成された記録情報を記録する情報印刷手
段を有する印刷装置において、前記情報入力手段により
入力される入力情報を一時的に蓄える入力情報蓄積手段
と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報から前記記
録情報生成手段により逐次記録情報を生成する第1の状
態と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報から特定
の情報を抽出して実行する第2の状態とのいずれかの状
態を保持する保持手段と、この保持手段に保持された状
態を前記第2の状態から第1の状態に切り替える複数の
切替え手段を設けたものである。
【0011】本発明に係る第2の発明は、いずれかの切
替え手段は、キー指示に基づいて前記保持手段に保持さ
れた状態を第2の状態から第1の状態に切り替えるよう
に構成したものである。
【0012】本発明に係る第3の発明は、いずれかの切
替え手段は、入力情報蓄積手段に蓄積された情報から特
定の情報からなる命令を抽出して実行して保持手段に保
持された状態を第2の状態から第1の状態に切り替える
ものである。
【0013】本発明に係る第4の発明は、第2の状態中
に、外部装置から情報入力手段により入力される特定の
情報を抽出して入力情報蓄積手段に蓄積するように構成
したものである。
【0014】本発明に係る第5の発明は、外部装置から
情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段によ
り入力される入力情報に基づいて記録情報を生成する記
録情報生成手段と、前記記録情報生成手段によって生成
された記録情報を記録する情報印刷手段を有する印刷装
置において、前記情報入力手段により入力される入力情
報を一時的に蓄える入力情報蓄積手段と、前記入力情報
蓄積手段に蓄積された情報から前記記録情報生成手段に
より逐次記録情報を生成する第1の状態と、前記入力情
報蓄積手段に蓄積された情報から特定の情報を抽出して
実行する第2の状態とのいずれかの状態を保持する保持
手段と、所定のキー指示により、第1の状態から第2の
状態に移行した後の所定時間を計時する計時手段と、こ
の計時手段による前記所定時間計時終了状態に応じて前
記保持手段に保持されている第2の状態を第1の状態に
切り替える切替え手段とを設けたものである。
【0015】本発明に係る第6の発明は、外部装置から
情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段によ
り入力される入力情報に基づいて記録情報を生成する記
録情報生成手段と、前記記録情報生成手段によって生成
された記録情報を記録する情報印刷手段と、前記情報入
力手段により入力される入力情報を一時的に蓄える入力
情報蓄積手段と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情
報から前記記録情報生成手段により逐次記録情報を生成
する第1の状態と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された
情報から特定の情報を抽出して実行する第2の状態との
いずれかの状態を保持する保持手段とを有する印刷装置
のオフライン切替え方法において、第2の状態中に、外
部装置から情報入力手段により入力される特定の情報を
抽出して入力情報蓄積手段に蓄積する蓄積工程と、該蓄
積された情報から特定の情報からなる命令を抽出する命
令抽出工程と、該抽出された命令を実行して保持手段に
保持された状態を第2の状態から第1の状態に切り替え
る切替え工程とを有するものである。
【0016】
【作用】第1の発明においては、保持手段に入力情報蓄
積手段に蓄積された情報から前記記録情報生成手段によ
り逐次記録情報を生成する第1の状態と、前記入力情報
蓄積手段に蓄積された情報から特定の情報を抽出して実
行する第2の状態とのいずれかの状態が保持手段が保持
されている場合に、該保持された状態をいずれかの切替
え手段が前記第2の状態から第1の状態に切り替えて、
印刷装置側または外部装置側からも第2の状態から第1
の状態に切り替えを可能とする。
【0017】第2の発明においては、いずれかの切替え
手段は、キー指示に基づいて前記保持手段に保持された
状態を第2の状態から第1の状態に切り替えて、ユーザ
の直接的な指示で該保持された状態を第2の状態から第
1の状態に切り替える。
【0018】第3の発明においては、いずれかの切替え
手段は、入力情報蓄積手段に蓄積された情報から特定の
情報からなる命令を抽出して実行して保持手段に保持さ
れた状態を第2の状態から第1の状態に切り替えて、第
2の状態中に外部装置からの命令を抽出して該保持され
た状態を第2の状態から第1の状態に切り替える。
【0019】第4の発明においては、第2の状態中に、
外部装置から情報入力手段により入力される特定の情報
を抽出して入力情報蓄積手段に蓄積して、第2の状態中
であっても第1の状態に切り替るための情報を外部装置
から受信可能とする。
【0020】第5の発明においては、入力情報蓄積手段
に蓄積された情報から前記記録情報生成手段により逐次
記録情報を生成する第1の状態と、前記入力情報蓄積手
段に蓄積された情報から特定の情報を抽出して実行する
第2の状態とのいずれかの状態が保持手段に保持された
状態で、所定のキー指示により、計時手段が第1の状態
から第2の状態に移行した後の所定時間の計時を開始
し、所定時間計時終了状態に応じて切替え手段が保持手
段に保持されている第2の状態を第1の状態に切り替え
て、第2の状態へのキー指示がなされてから所定時間経
過したら第1の状態に自動切替えする。
【0021】第6の発明においては、第2の状態中に、
外部装置から情報入力手段により入力される特定の情報
を抽出して入力情報蓄積手段に蓄積し、該蓄積された情
報から特定の情報からなる命令を抽出し、該抽出された
命令を実行して保持手段に保持された状態を第2の状態
から第1の状態に切り替えて、第2の状態中に外部装置
からの命令を抽出して該保持された状態を第2の状態か
ら第1の状態に切り替える。
【0022】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図1〜図3を参照しなが
ら説明する。なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0023】図1は本発明を適用可能な印刷装置の構成
を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ(以
下LBPと称す)の場合を示す。
【0024】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
1501は操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている操作パネル、1000は前記LBP本体
1500全体の制御およびホストコンピュータから供給
される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットであ
る。
【0025】このプリンタ制御ユニット1000は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1502に出力する。レーザドライ
バ1502は半導体レーザ1503を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1503から発射されるレーザ光1504をオン・オフ
切り換えする。レーザ光1504は回転多面鏡1505
で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を走査露
光する。
【0026】これにより、静電ドラム1506上には文
字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜
像は、静電ドラム1506周囲に配設された現像ユニッ
ト1507により現像された後、記録紙に転写される。
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録
紙はLBP本体1500に装着した用紙カセット150
8に収納され、給紙ローラ1509および搬送ローラ1
510と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込
まれて、静電ドラム1506に供給される。
【0027】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード,言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されている。
【0028】図2は本発明を適用可能な他の印刷装置の
構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記録装
置(IJRA)の場合を示す。
【0029】図において、駆動モータ5013の正常回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。5002は紙押え板であり、キャリッジ
移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッ
ジのレバー5006のこの域での存在を確認して、駆動
モータ5013の回転方向切り換え等を行うためのホー
ムポジション検知手段として機能する。5016は記録
ヘッドの全面をキャップするキャップ部材5022を支
持する部材、5015はこのキャップ内を吸引する吸引
手段で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの
吸引回復を行う。5017はクリーニングブレードで、
部材5019により前後方向に移動可能となる。501
8は本体支持板で、上記クリーニングブレード501
7,部材5019を支持する。5012は吸引回復の吸
引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカ
ム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆
動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御
される。
【0030】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていれば良い。
【0031】図3は、図2に示した他の印刷装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【0032】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラムやホスト印刷
情報を格納するROM、1703はDRAMで、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておく。
【0033】1704は記録ヘッド1708に対する出
力データの供給制御を行うゲートアレイで、インタフェ
ース1700,MPU1701,DRAM1703間の
データの転送制御も行う。1710は前記記録ヘッド1
708を搬送するためのキャリアモータ、1709は記
録用紙搬送のための搬送モータ、1705は前記記録ヘ
ッド1708を駆動するヘッドドライバ、1706は前
記搬送モータ1709を駆動するモータドライバ、17
07は前記キャリアモータ1710を駆動するモータド
ライバである。
【0034】このように構成された上記印刷装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ3000より入力情報が入力されると、ゲー
トアレイ1704とMPU1701との間で入力情報が
プリント用の出力情報に変換される。そして、モータド
ライバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッ
ドドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘ
ッドが駆動され印字が実行される。
【0035】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介して後述するホストコンピュータ3000と
接続されており、ホストコンピュータ3000からプリ
ンタへの一方向通信または双方向通信が可能となってい
る。
【0036】図4は本発明に係る印刷装置とホストコン
ピュータと制御構成を説明するブロック図であり、印刷
装置として、例えば図1に示したレーザビームプリンタ
の場合に対応する。
【0037】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0038】図において、3000はホストコンピュー
タで、RAM2やROM3に記憶された文書プログラム
等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含
む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、
システムデバイス4に接続される各デバイスをCPU1
が総括的に制御する。
【0039】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。6はディスプレ
イコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。7はディスクコント
ローラ(DKC)で、ブートプログラム,種々のアプリ
ケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集フ
ァイル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピ
ーディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを
制御する。
【0040】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の一方向インタフェースまたは双方向性インタ
フェース(インタフェース)21,入力部18を介して
プリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との
通信制御処理を実行する。
【0041】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としても良い。また、CPU1は、
CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示された
コマンドに基づいて登録された種々のウィンドウを開
き、種々のデータ処理を実行する。
【0042】プリンタ1500において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷
部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信
号を出力する。また、このROM13のプログラムRO
Mには、図7,図8のフローチャートで示されるような
CPU12の制御プログラム等を記憶する。
【0043】ROM13のフォント用ROMには上記出
力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等
の外部メモリ14がないプリンタの場合には、ホストコ
ンピュータ上で利用される情報等を記憶している。19
は前記CPU12の主メモリ,ワークエリア等として機
能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオ
プションRAMによりメモリ容量を拡張することができ
るように構成されている。20はディスクコントローラ
である。
【0044】なお、RAM19は、出力情報展開領域,
環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD),ICカード等の外部メモ
リ14は、オプションとして接続され、フォントデー
タ,エミュレーションプログラム,フォームデータ等を
記憶する。また、入力部18は前述した操作パネル15
01で操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配
されている。
【0045】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語形の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。 〔第1実施例〕以下では、操作パネル1501でオフラ
イン状態にされたときの動作について説明する。 図5
は本発明の第1実施例を示す印刷装置の要部構成を説明
するブロック図であり、図4に示したプリンタ1500
側の制御回路の説明に必要な部分を抜き出し、少し具体
的に示したものに対応する。
【0046】図において、200は通信用LSI、20
1は通信用LSIから発生する割り込み信号、202は
アドレスバス、203はデータバスである。
【0047】先ず、CPU12はプリンタの電源投入直
後に、通信用LSI200を初期化する。なお、初期化
のためのパラメータはROM13に記憶されている設定
情報や、不図示のNVRAMに記憶された設定情報を用
いる。
【0048】初期化された通信用LSI200はデータ
線TX ,Rx を介して、制御線RTS,CTSで制御し
ながらホストコンピュータ3000とデータのやり取り
を行う。
【0049】ここで受信データに着目すると、データが
受信されると通信用LSI200は割り込み信号201
をアクティブにして、不図示の割り込みコントローラを
介してCPU12にデータが受信されたことを知らせ
る。
【0050】以下、本実施例と第1〜第4の発明の各手
段との対応及びその作用について図4,図5等を参照し
て説明する。
【0051】第1の発明は、外部装置(ホストコンピュ
ータ3000)から情報を入力する情報入力手段(入力
部18)と、前記情報入力手段により入力される入力情
報に基づいて記録情報を生成する記録情報生成手段(C
PU12の機能による)と、前記記録情報生成手段によ
って生成された記録情報を記録する情報印刷手段(印刷
部17)を有する印刷装置において、前記情報入力手段
により入力される入力情報を一時的に蓄える入力情報蓄
積手段(RAM19上に確保される受信バッファ)と、
前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報から前記記録情
報生成手段により逐次記録情報を生成する第1の状態
(オンライン状態)と、前記入力情報蓄積手段に蓄積さ
れた情報から特定の情報を抽出して実行する第2の状態
(オフライン状態)とのいずれかの状態を保持する保持
手段(RAM19に確保される)と、この保持手段に保
持された状態を前記第2の状態から第1の状態に切り替
える複数の切替え手段(CPU12の機能による,キー
指示,キー指示とタイマ計時による等)を設け、RAM
19に蓄積された情報からCPU12により逐次記録情
報を生成する第1の状態と、RAM19に蓄積された情
報から特定の情報(後述するダイレクトコマンド)を抽
出して実行する第2の状態とのいずれかの状態がRAM
19のフラグとして保持されている場合に、該保持され
た状態をいずれかの切替え手段が前記第2の状態から第
1の状態に切り替えて、印刷装置側または外部装置側か
らも第2の状態から第1の状態に切り替えを可能とす
る。
【0052】第2の発明は、いずれかの切替え手段は、
キー指示(操作パネル1501)に基づいてRAM19
に保持された状態を第2の状態から第1の状態に切り替
えて、ユーザの直接的な指示で該保持された状態を第2
の状態から第1の状態に切り替える。
【0053】第3の発明は、いずれかの切替え手段は、
CPU12の機能として構成し、RAM19に蓄積され
た情報から特定の情報からなる命令を抽出して実行して
RAM19のフラグとして保持された状態をCPU12
が第2の状態から第1の状態に切り替えて、第2の状態
中に外部装置からの命令を抽出して該保持された状態を
第2の状態から第1の状態に切り替える。
【0054】第4の発明は、第2の状態中に、外部装置
(ホストコンピュータ3000)から情報入力手段(入
力部18)により入力される特定の情報(本実施例で
は、ダイレクトコマンド)を抽出して入力情報蓄積手段
に蓄積して、第2の状態中であっても第1の状態に切り
替るための情報を外部装置から受信可能とする。
【0055】ここで、オフライン状態における受信デー
タの流れを図6に示す。
【0056】図6は、図5に示した通信用LSI200
によるデータ通信処理状態を説明する要部ブロック図で
あり、図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0057】図6において、ホストコンピュータ300
0から送信されたデータは通信用LSI200内バッフ
ァ206内に保持される。
【0058】通信用LSI200内バッファ206は1
〜数バイトであり、割り込み処理により通信用LSI内
バッファ206からRAM19内に確保されたバッファ
1に読み込まれる。
【0059】一方、バッファ1としてのバッファ204
に読み込まれたデータはダイレクトコマンドを探すため
に逐次読み出され、不図示のworkエリアを介して、
バッファ2としてのバッファ205に書き込まれる。バ
ッファ205はバッファ204と同様にRAM19に確
保された領域である。
【0060】ここで、バッファはリングバッファとして
作成すると効率がよい。また、バッファ1とバッファ2
が同一の領域でもよい。さらに、ここではRAM19内
にバッファを確保したが専用のハードウェアを用意して
も良い。
【0061】さて、図5において割り込みが発生した時
に実行される割り込み処理動作について図7に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0062】図7は本発明に係る印刷装置における割込
み処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0063】先ず、割り込みが発生するとCPU12は
割り込み禁止にして割り込み処理プログラムを実行開始
する。ここでは、通信用LSI200内のバッファ20
6は1バイトと仮定して、通信用LSI200内バッフ
ァから1文字読み込む(1)。そして、読み込んだデー
タをバッファ1に書き込む(2)。そしてバッファ1が
いっぱいかどうかを調べ(3)、もしバッファ1がいっ
ぱいならば通信用LSI200を制御して受信不可とす
る制御を行う(4)。その後、割り込みを許可して
(5)、割り込み発生時に行っていた処理を再開する。
【0064】図8は本発明に係る印刷装置のオンライン
切替え方法の一実施例を示すフローチャートであり、本
実施例では、特に図6に示したバッファ1からバッファ
2にデータを移動する処理により、オフライン時にホス
トコンピュータ3000から受信するダイレクトコマン
ドを識別して実行することにより、プリンタ1500の
オフライン状態をオンライン状態に切り替えを行う場合
を例とする。なお、(0)〜(10)は各ステップを示
す。
【0065】まず、バッファ1が「1」となるのを待機
し(0)、バッファ1から1文字読み出す(1)。も
し、バッファ1が空の場合は、データが書き込まれるま
で待つ。ここで、バッファ1が一杯かどうかを判定し
(2)、もしバッファ1から1文字読み出す前にバッフ
ァ1がいっぱいだったら、通信用LSI200を制御し
てホストコンピュータ3000側に受信可能状態である
ことを伝える(3)。
【0066】そして、以前に読み込まれたデータからの
情報と今読み込んだ1文字からコマンドの解析処理を行
い(4)、コマンドを受け取ったかどうかを判断する
(5)。 もしコマンドを受け取った場合は、さらにそ
のコマンドはダイレクトコマンドかどうかを判断し
(6)、ダイレクトコマンドならば、すぐにコマンドを
実行し(7)、そうでなければコマンドの文字列をバッ
ファ2に格納して(8)、ステップ(1)に戻る。
【0067】一方、ステップ(5)の判定で、すなわ
ち、コマンドの解析処理の結果、コマンドを受信してい
ないときは、さらにコマンドの途中なのか、あらかじめ
定められた文法に沿わない正しくないデータ列を受信し
たのかを判断し(9)、もし、正しくないデータなら
ば、エラー処理をして(10)、ステップ(1)に戻る
場合があるかもしれない。
【0068】一方、ダイレクトコマンド以外のコマンド
を受け取った時、書き込むバッファ2がいっぱいになっ
たならば処理を中断する必要がある。
【0069】以下、本実施例と第6の発明の各工程との
対応及びその作用について図4,図8等を参照して説明
する。
【0070】第6の発明は、外部装置(ホストコンピュ
ータ3000)から情報を入力する情報入力手段(入力
部18)と、前記情報入力手段により入力される入力情
報に基づいて記録情報を生成する記録情報生成手段(C
PU12の機能による)と、前記記録情報生成手段によ
って生成された記録情報を記録する情報印刷手段(印刷
部17)と、前記情報入力手段により入力される入力情
報を一時的に蓄える入力情報蓄積手段(RAM19上に
確保される受信バッファ)と、前記入力情報蓄積手段に
蓄積された情報から前記記録情報生成手段により逐次記
録情報を生成する第1の状態と、前記入力情報蓄積手段
に蓄積された情報から特定の情報のみを抽出して実行す
る第2の状態とのいずれかの状態を保持する保持手段
(RAM19上のフラグ)とを有する印刷装置の状態切
替え方法において、第2の状態中に、外部装置から情報
入力手段から入力される特定の情報を抽出して入力情報
蓄積手段に蓄積する蓄積工程(図7のステップ(2),
図8のステップ(1)の前ステップ(図示しない)と、
該蓄積された情報から特定の情報からなる命令を抽出す
る命令抽出工程(図8のステップ(4)〜(6))と、
該抽出された命令を実行して保持手段に保持された状態
を第2の状態から第1の状態に切り替える切替え工程
(図8のステップ(7))とを実行して、第2の状態中
に外部装置からの命令を抽出して該保持された状態を第
2の状態から第1の状態に切り替える。
【0071】以上がホストインタフェースを中心にした
オフライン状態におけるプリンタ側の制御の概要であ
る。
【0072】ここでは、詳しく説明しないがオフライン
状態において操作パネルによる各種設定を行うための制
御が必要である。
【0073】ここで、以下の説明で必要なダイレクトコ
マンドの機能を間単に説明する。
【0074】一つ目は、プリンタの状態を問い合わせる
コマンドである。このコマンドが送られてきた場合、プ
リンタ1500は現在の状態をホスト側に返す。状態に
は、オンライン/オフラインや正常/異常などがある。
【0075】もう一つは、プリンタ1500がオフライ
ン状態のときオンラインにするダイレクトコマンドであ
る。このようなダイレクトコマンドをバッファ204に
蓄えられたことをCPU12が識別し、オフライン→オ
ンライン切替えのダイレクトコマンドのときは、オフラ
イン状態をオンライン状態に復帰させるように通信用L
SI200上のオンラインフラグをオン状態に切り替え
設定する制御を行い、操作パネル1501のオンライン
LED等を消灯状態から点灯状態にして、印刷データ処
理待機状態となる。なお、ダイレクトコマンドは、オフ
ライン中でもすぐに実行されるコマンドでオフライン→
オンライン状態に移行させるコマンド以外もある。
【0076】次に、ホストコンピュータ3000側の制
御について図9に示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0077】図9は、図4に示したホストコンピュータ
3000側の通信処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0078】ホストコンピュータ3000は印刷動作を
するとき、まずプリンタ側の状態を問い合わせるコマン
ドを発行する(1)。そして、状態(ステータス)を受
信し(2)、エラー状態かどうかを判定し(3)、もし
異常(エラー)状態だったら、そのことをユーザに報告
して(5)、印刷動作を終了するか、もしくは、ユーザ
が終了させるまで、正常状態になるまで待っても良い。
【0079】一方、ステップ(3)の判定でNOの場合
は、オンライン状態かどうかを判定して(4)、プリン
タ1500が正常状態である場合で、かつオンライン状
態の時は印刷命令を発行する(9)。
【0080】一方、プリンタが正常状態で、かつオフラ
イン状態の時は、すなわち、ステップ(3)でNO、か
つステップ(4)でYESの場合は、ユーザに報告して
オンライン状態にするかを問い合わせる(6)。
【0081】ここで、オンラインにするかどうかを判定
し(7)、もし、オンライン状態にするならば、オンラ
イン状態にするダイレクトコマンドを発行して(8)、
オンライン状態にして印刷命令を発行する(9)。
【0082】一方、ステップ(7)の判定で、オンライ
ン状態にしないならば、印刷動作を終了する。
【0083】以上のソフトウェアによる処理の一部、ま
たは全てをハードウェアにより実現しても、また、逆に
ハードウェアによる処理の一部、または全てをソフトウ
ェアにより実現しても良いことは言うまでもない。 〔第2実施例〕第1実施例ではダイレクトコマンドを使
ってオフライン状態からオンライン状態に変更する場合
について説明したが、以下の第2実施例では、タイマを
使ってオフライン状態からオンライン状態に変更する例
について図10に示すオフライン/オンライン制御回路
図を参照して説明する。
【0084】図10は本発明に係る印刷装置におけるオ
フライン/オンライン制御の構成を示す回路図である。
【0085】図10において、600はプリンタの操作
パネル、601はオンライン/オフライン・キー、60
2〜606はその他の操作キー、607はチャタリング
防止装置、608が状態保持装置、609がタイマ、6
10は異常検知装置である。なお、G1,G2はアンド
ゲートである。また、タイマ609をプログラマブルタ
イマで構成して、所望の時間を計時して、ユーザがオフ
ライン後のオンラインへの復帰時間を自在にカスタマイ
ズできるように構成してもよい。
【0086】611は現在の状態(オンラインまたはオ
フライン)である。
【0087】まず、状態保持装置608の状態がオフラ
インの時、オンライン/オフライン・キー601を押す
とチャタリング防止装置607によりチャタリング防止
され、オンライン/オフライン・キー601の上げ下げ
によりパルスが発生する。
【0088】状態保持装置608では、入力aの立ち上
がりを検知して、保持している状態を切り替える。そし
て、端子cがHigh状態になる。この時、ドアオープ
ンや紙なし等の異常状態を検知しなければ、異常検知装
置610の出力はHigh状態になり、現在の状態61
1はHigh状態、つまりオンライン状態となる。
【0089】タイマ609による計時中に操作キー60
2〜606を押して離す操作を行うと、タイマ609の
端子Bは立ち上がりを検知し、タイマ609の値を初期
化し、初めから計時をし直す。
【0090】上記で説明した回路により、オンラインと
オフラインの状態をキー操作とタイマ609により変更
することができる。
【0091】現在の状態611の変化を検出して、オン
ライン状態で実行するソフトウェアとオフライン状態で
実行するソフトウェアを切り替えることができる。
【0092】このようなシステムを構築することによ
り、プリンタ1500がオフライン状態にされてパネル
操作がされなくなってから、一定時間経過後、プリンタ
1500がエラー状態でなければ、自動的にオンライン
状態に復帰させることができる。
【0093】以下、本実施例と第5の発明の各手段との
対応及びその作用について図4,図10等を参照して説
明する。
【0094】第5の発明は、外部装置(ホストコンピュ
ータ3000)から情報を入力する情報入力手段(入力
部18)と、前記情報入力手段により入力される入力情
報に基づいて記録情報を生成する記録情報生成手段(C
PU12の機能による)と、前記記録情報生成手段によ
って生成された記録情報を記録する情報印刷手段(印刷
部17による)を有する印刷装置において、入力部18
により入力される入力情報を一時的に蓄える入力情報蓄
積手段(RAM19に確保される受信バッファ等)と、
前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報から前記記録情
報生成手段により逐次記録情報を生成する第1の状態
と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報から特定の
情報のみを抽出して実行する第2の状態とのいずれかの
状態を保持する保持手段(RAM19に確保されるフラ
グ)と、所定のキー指示により、第1の状態から第2の
状態に移行した後の所定時間を計時する計時手段(タイ
マ609)とを有し、タイマ609による前記所定時間
計時終了状態に応じてフラグにより保持されている第2
の状態を第1の状態に切り替えるように構成し、RAM
19に蓄積された情報からCPU12により逐次記録情
報を生成する第1の状態と、RAM19に蓄積された情
報から特定の情報を抽出して実行する第2の状態とのい
ずれかの状態がフラグに保持された状態で、所定のキー
指示(例えば操作キー601)により、タイマ609が
第1の状態から第2の状態に移行した後の所定時間の計
時を開始し、所定時間計時終了状態に応じてCPU12
がフラグにより保持されている第2の状態を第1の状態
に切り替えて、第2の状態へのキー指示がなされてから
所定時間経過したら第1の状態に自動切替えする。
【0095】以上はハードウェアで説明したが、可能な
ところはソフトウェアで実現しても良い。
【0096】また、第1実施例および第2実施例のどち
らもプリンタは1つのホストコンピュータだけに接続し
て説明したが、複数のホストインタフェースを持ち、複
数のホストコンピュータに接続してもよいことは言うま
でもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、入力情報蓄積手段に蓄積された情報か
ら前記記録情報生成手段により逐次記録情報を生成する
第1の状態と前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報か
ら特定の情報を抽出して実行する第2の状態とのいずれ
かの状態が保持手段が保持されている場合に、該保持さ
れた状態をいずれかの切替え手段が前記第2の状態から
第1の状態に切り替えるので、印刷装置側または外部装
置側からも第2の状態から第1の状態に切り替えること
ができる。
【0098】第2の発明によれば、いずれかの切替え手
段は、キー指示に基づいて前記保持手段に保持された状
態を第2の状態から第1の状態に切り替えるので、ユー
ザの直接的な指示で該保持された状態を第2の状態から
第1の状態に切り替えることができる。
【0099】第3の発明によれば、いずれかの切替え手
段は、入力情報蓄積手段に蓄積された情報から特定の情
報からなる命令を抽出して実行して保持手段に保持され
た状態を第2の状態から第1の状態に切り替えるので、
第2の状態中に外部装置からの命令を抽出して該保持さ
れた状態を第2の状態から第1の状態に切り替えること
ができる。
【0100】第4の発明によれば、第2の状態中に、外
部装置から情報入力手段により入力される特定の情報を
抽出して入力情報蓄積手段に蓄積するので、第2の状態
中であっても第1の状態に切り替るための情報を外部装
置から受信することができる。
【0101】第5の発明によれば、入力情報蓄積手段に
蓄積された情報から前記記録情報生成手段により逐次記
録情報を生成する第1の状態と前記入力情報蓄積手段に
蓄積された情報から特定の情報を抽出して実行する第2
の状態とのいずれかの状態が保持手段に保持された状態
で、所定のキー指示により、計時手段が第1の状態から
第2の状態に移行した後の所定時間の計時を開始し、所
定時間計時終了状態に応じて切替え手段が保持手段に保
持されている第2の状態を第1の状態に切り替えるの
で、第2の状態へのキー指示がなされてから所定時間経
過したら第1の状態に自動切替えすることができる。
【0102】第6の発明によれば、第2の状態中に、外
部装置から情報入力手段により入力される特定の情報を
抽出して入力情報蓄積手段に蓄積し、該蓄積された情報
から特定の情報からなる命令を抽出し、該抽出された命
令を実行して保持手段に保持された状態を第2の状態か
ら第1の状態に切り替えるので、第2の状態中に外部装
置からの命令を抽出して該保持された状態を第2の状態
から第1の状態に切り替えることができる。
【0103】従って、第1の状態から印刷装置側で第2
の状態に移行指示した後、第2の状態から第1の状態へ
の復帰のキー指示等がなされない場合でも、第1状態の
状態へ自動復帰させて印刷開始可能な状態にすることが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な印刷装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明を適用可能な他の印刷装置の構成を示す
外観図である。
【図3】図2に示した他の印刷装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図4】本発明に係る印刷装置とホストコンピュータと
制御構成を説明するブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す印刷装置の要部構成
を説明するブロック図である。
【図6】図5に示した通信用LSIによるデータ通信処
理状態を説明する要部ブロック図である。
【図7】本発明に係る印刷装置における割込み処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷装置のオンライン切替え方法
の一実施例を示すフローチャートである。
【図9】図4に示したホストコンピュータ側の通信処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る印刷装置におけるオフライン/
オンライン制御の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
12 CPU 13 ROM 19 RAM 200 通信用LSI

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から情報を入力する情報入力手
    段と、前記情報入力手段により入力される入力情報に基
    づいて記録情報を生成する記録情報生成手段と、前記記
    録情報生成手段によって生成された記録情報を記録する
    情報印刷手段を有する印刷装置において、前記情報入力
    手段により入力される入力情報を一時的に蓄える入力情
    報蓄積手段と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報
    から前記記録情報生成手段により逐次記録情報を生成す
    る第1の状態と前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報
    から特定の情報を抽出して実行する第2の状態とのいず
    れかの状態を保持する保持手段と、この保持手段に保持
    された状態を前記第2の状態から第1の状態に切り替え
    る複数の切替え手段を設けたことを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 いずれかの切替え手段は、キー指示に基
    づいて前記保持手段に保持された状態を第2の状態から
    第1の状態に切り替えることを特徴とする請求項1記載
    の印刷装置。
  3. 【請求項3】 いずれかの切替え手段は、入力情報蓄積
    手段に蓄積された情報から特定の情報からなる命令を抽
    出して実行して保持手段に保持された状態を第2の状態
    から第1の状態に切り替えることを特徴とする請求項1
    記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 第2の状態中に、外部装置から情報入力
    手段により入力される特定の情報を抽出して入力情報蓄
    積手段に蓄積することを特徴とする請求項3記載の印刷
    装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から情報を入力する情報入力手
    段と、前記情報入力手段により入力される入力情報に基
    づいて記録情報を生成する記録情報生成手段と、前記記
    録情報生成手段によって生成された記録情報を記録する
    情報印刷手段を有する印刷装置において、前記情報入力
    手段により入力される入力情報を一時的に蓄える入力情
    報蓄積手段と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情報
    から前記記録情報生成手段により逐次記録情報を生成す
    る第1の状態と、前記入力情報蓄積手段に蓄積された情
    報から特定の情報を抽出して実行する第2の状態とのい
    ずれかの状態を保持する保持手段と、所定のキー指示に
    より、第1の状態から第2の状態に移行した後の所定時
    間を計時する計時手段と、この計時手段による前記所定
    時間計時終了状態に応じて前記保持手段に保持されてい
    る第2の状態を第1の状態に切り替える切替え手段とを
    具備したことを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 外部装置から情報を入力する情報入力手
    段と、前記情報入力手段により入力される入力情報に基
    づいて記録情報を生成する記録情報生成手段と、前記記
    録情報生成手段によって生成された記録情報を記録する
    情報印刷手段と、前記情報入力手段により入力される入
    力情報を一時的に蓄える入力情報蓄積手段と、前記入力
    情報蓄積手段に蓄積された情報から前記記録情報生成手
    段により逐次記録情報を生成する第1の状態と、前記入
    力情報蓄積手段に蓄積された情報から特定の情報を抽出
    して実行する第2の状態とのいずれかの状態を保持する
    保持手段とを有する印刷装置の状態切替え方法におい
    て、第2の状態中に、外部装置から情報入力手段により
    入力される特定の情報を抽出して入力情報蓄積手段に蓄
    積する蓄積工程と、該蓄積された情報から特定の情報か
    らなる命令を抽出する命令抽出工程と、該抽出された命
    令を実行して保持手段に保持された状態を第2の状態か
    ら第1の状態に切り替える切替え工程とを有することを
    特徴とする印刷装置の状態切替え方法。
JP6150072A 1994-06-30 1994-06-30 印刷装置および印刷装置の状態切替え方法 Pending JPH0816336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6766392B2 (en) 1998-10-27 2004-07-20 Fujitsu Limited Electronic apparatus, control circuit for electronic apparatus, and method of controlling electronic apparatus
WO2016006268A1 (ja) * 2014-07-10 2016-01-14 スター精密株式会社 ファームウェアの更新システムおよび更新制御方法

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