JPH0664251A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JPH0664251A
JPH0664251A JP4222715A JP22271592A JPH0664251A JP H0664251 A JPH0664251 A JP H0664251A JP 4222715 A JP4222715 A JP 4222715A JP 22271592 A JP22271592 A JP 22271592A JP H0664251 A JPH0664251 A JP H0664251A
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job
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Masaki Unishi
真己 卯西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある1つの印刷データに対する処理を行っ
ている最中でも、それより高い優先度の印刷データを受
けた場合には、現在の処理を中断して優先度の高い印刷
データに対する処理を行うことを可能にする。 【構成】 受信した或る印刷データ(JOB)に対す
る処理を行っている最中に、それより優先度の高いJO
Bを入力した場合、それまで処理していたJOBの処理
中のデータを外部記憶装置1に待避する。そして、優先
度の高いJOBに対する処理を行い、それは終了した時
点で待避してあったデータに基づく処理を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置及びその制御方
法、詳しくは外部装置から送られてきた印刷データに基
づいく画像を所定の記録媒体上に形成し、出力する印刷
装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、ネットワークに接続されているこ
の種の印刷装置では、或る1つの端末から印刷データ
(以下、JOBという)を受けるとその印刷処理が終了
するまでは、次のJOBを処理に移ることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、例えば、多量
の枚数の印刷を行うようなJOBに対する処理を行って
いる最中、たとえ緊急を要するJOB、換言すれば、現
在印刷処理中のJOBより優先度の高いJOBが発生し
ても、現在のJOBに対する処理が終了するまで待たね
ばならず、問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来技術
に鑑みなされたものであり、ある1つの印刷データに対
する処理を行っている最中でも、それより高い優先度の
印刷データを受けた場合には、現在の処理を中断して優
先度の高い印刷データに対する処理を行うことを可能に
する印刷装置及びその制御方法を提供しようとするもの
である。
【0005】この課題を解決するため、本発明の印刷装
置は以下に示す構成を備える。すなわち、複数の印刷デ
ータを受信する受信手段と、該受信した印刷データ中に
含まれる優先度情報を判別する判別手段と、該判別手段
で、現在処理中の印刷データより高い優先度の印刷デー
タの受信が入力されたことを判別した場合、当該処理中
の印刷データに関わるデータを所定の記憶媒体に待避
し、優先度の高い印刷データに基づく処理を実行する第
1の制御手段と、該第1の制御手段で優先度の高い印刷
データに基づく処理が終了した場合、前記所定の記憶媒
体に待避したデータに基づいて印刷処理を再開する第2
の制御手段とを備える。
【0006】また、本発明の印刷装置の制御方法は以下
の行程を備える。すなわち、受信した印刷データ中に含
まれる優先度情報を判別する行程と、現在処理中の印刷
データより高い優先度の印刷データの受信が入力された
ことを判別した場合、当該処理中の印刷データに関わる
データを所定の記憶媒体に待避し、優先度の高い印刷デ
ータに基づく処理を実行する行程と、優先度の高い印刷
データに基づく処理が終了した場合、前記所定の記憶媒
体に待避したデータに基づいて印刷処理を再開する行程
とを備える。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成或いは行程において、優先
度の高い印刷データを受けた場合には、現在処理中の印
刷データに関わるデータを所定の記憶媒体に記憶させ、
優先度の高い印刷データに基づく処理を実行する。そし
て、その処理が終了した場合には、待避したデータに基
づく処理を再開する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明にかかる実施
例を詳細に説明する。
【0009】尚、本実施例では印刷装置としてレーザビ
ームプリンタに適応させた例について説明する。
【0010】図2は実施例のレーザビームプリンタ(以
下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、このL
BPは不図示のデータ源から文字パターンの登録や提携
書式(フォームデータ)などの登録が行える。
【0011】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る印刷情報(文字コード等)やフォーム情報或いはマク
ロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報
に従って対応する文字パターンやフォームパターンなど
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配
されている操作パネル、101はLBP100全体の制
御及びホストコンピュータから供給される文字情報など
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出
力する。
【0012】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切り換えするレーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振らされて静電ドラム106上
を走査露光する。これにより、静電ドラム106上には
文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この
潜像は静電ドラム106周囲に配設された現像ユニット
107により現像された後、記録紙に転写される。この
記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙は
LBP100に装着した用紙カセット108に収納さ
れ、給紙ローラ109及び搬送ローラ110と111と
により、装置内に取り込まれて、静電ドラム106に供
給される。以下、レーザドライバ102や静電ドラム1
06をはじめとする画像形成を行う部分を印刷部とい
う。
【0013】図1は、実施例におけるLBPのブロック
構成図である。
【0014】プリンタ制御ユニット101内には、主と
して装置全体の制御を司るCPU1、このCPU1の動
作処理手順(後述する図3、45フローチャートに対応
するプログラムを含む)及び文字コードに対応するパタ
ーンを記憶しているROM2、CPU1のワークエリア
や印刷部102に印刷出力するイメージを展開するため
のRAM3、更には、ハードディスク或いは光磁気ディ
スク装置等の大容量の外部記憶装置4から構成されてい
る。勿論、図示のネットワークに接続するためのインタ
ーフェースなども含まれている。また、外部記憶装置4
はROMに記憶されているフォント以外の種類のフォン
トをも記憶している。
【0015】さて、上記実施例の構成における動作概要
を説明すると以下の通りである。
【0016】ネットワーク200を介して、そのネット
ワーク上に接続されている端末から印刷データ(JO
B)が送られてくる。尚、JOBの先頭にはJOBの開
始であることを示す制御コード(JOB開始コマンド)
が設けられ、その後に実際の印刷データが存在し、最後
にはJOBの終了を示す制御コード(JOB終了コマン
ド)が付加されてくる。さて、CPU1はJOBを受け
取ると外部記憶装置4に1つのファイルとして順次取り
込むと共に、その取り込んだファイルの先頭から順次デ
ータ取り出して印刷処理を行う。つまり、この外部記憶
装置41をバッファメモリとして活用する。JOBがあ
る程度大きいサイズである場合には、そのJOBの全体
を受信が完了しても(JOB終了コマンドを受信して
も)、実際に印刷処理が完了しているのは全体の一部分
であることがあり得る。なぜなら、ネットワーク200
のデータ転送速度が、印刷処理なで処理される処理速度
よりはるかに早いからである。
【0017】さて、このように、1つのJOBの受信が
完了しても、そのJOBに対する印刷処理は行われるこ
とになるが、その間においても実施例のLBPはJOB
受信可のステータスをネットワーク上に出力する。これ
によって、他の端末からは次々とJOBを送出すること
が可能になる。送られてきたJOBは上述した如く、外
部記憶装置4に記憶管理されるが、その順序で印刷待ち
行列に加えられる。
【0018】本実施例では、かかる処理を行っている最
中、例えば、ある端末で緊急を要するJOBを出力させ
たいという要求が発生した場合、現在処理中のJOBを
中断し、その緊急を要するJOBに対する処理を行おう
とするものである。
【0019】その為、そのJOBが緊急を要することを
本LBPに認識してもらう必要がある。そこで、実施例
ではJOB開始コマンドにその旨の情報を付加するよう
にした。以下、この緊急を要する情報が付加されたJO
B開始コマンドを単に優先制御コマンドといい、そのJ
OBを優先JOBという。また、優先制御コマンドのな
い通常のJOBを単に通常JOBという。
【0020】こうして、優先制御コマンドを受信した場
合には、今現在処理中のJOBを中断し(現在処理中の
JOBが通常JOBの場合)、優先制御コマンド以降に
送られてきたJOBに対する処理を実行する。尚、この
場合にも、外部記憶装置4がバッファとして機構する。
そして、緊急JOBに対する処理が終了した時点で、中
断していたJOBを再開する。
【0021】実施例では、ネットワークを介して送られ
てきたJOBが外部記録装置4に順次ファイルとして記
憶するので、結果として複数のJOBが外部記憶装置4
に記憶されることがある。そこで、このようにして記憶
された複数のJOBの印刷順序を管理するテーブルを設
けた。以下、このテーブルを単に待ち行列という。
【0022】そして、実施例では、この待ち行列を操作
することで、上記処理を行うものである。
【0023】今、図3に示す符号30で示すように、3
つの通常JOB−A,B,Cがこの順序でネットワーク
200から受信され、外部記憶装置4に記憶されている
場合を考える。印刷処理は、常にその待ち行列の先頭に
あるJOBに対する処理を行う。また、待ち行列には、
図示の如く、各JOBが通常JOBであるのか、優先J
OBであるのかを識別する情報、及び、そのJOBが現
在どのような状態にあるのかを示す情報を含んでいる。
図示の符号30の状態では、通常JOB−Aが現在処理
中であって、JOB−B,Cは未処理の待機待ちである
ことを示している。
【0024】さて、ここでネットワーク200から優先
JOB“JOB−1”が受信された場合には、待ち行列
中の先頭に位置する通常JOBの前の位置に、受信した
優先JOBを配置させる。つまり、通常JOBを1つづ
つシフトダウンさせる。ただし、それまで処理中であっ
た通常JOB−Aについては、その処理を行っていた全
ての状態を外部記憶装置4に待避し、後でその続きを行
えるようにしておく。この結果、待ち行列が図3の符号
31に示す様に更新されることになる。尚、符号31で
示す状態で、新たな優先JOBを受信した場合には、上
記処理によってJOB−Aの前に配置されることにな
る。
【0025】以下、本実施例の具体的処理内容を図4、
5のフローチャートに従って説明する。ただし、JOB
の受信及びそれを外部記憶装置4に格納する処理は、別
個の割り込み処理によって行われるものとし、その説明
は省略する。
【0026】図4はネットワーク200からJOB開始
コマンドを受けた場合に行われる処理を示している。
【0027】先ず、ステップS1では、受信したJOB
開始コマンドが優先制御コマンドであるかどうか、つま
り、優先JOBかどうかが判断される。優先制御コマン
ドでない、つまり、通常のJOB開始コマンドであると
判断した場合には、ステップS2に進んで、待ち行列の
最後にそのJOBを待機させる。このとき、当該JOB
は未処理であることを示す情報を待ち行列に書き込む。
【0028】また、優先制御コマンドであると判断され
た場合には、ステップS3に進み、待ち行列中の先頭の
通常JOBの前に受信した優先JOBを配置させる。例
えば、優先JOBが今回はじめて受信した場合には、結
果として待ち行列の先頭に配置される。
【0029】さて、次に処理はステップS4に進んで、
現在処理中のJOBが通常JOBであるかどうかが判断
される。処理中のJOBがない、或いは処理中のJOB
が優先JOBであると判断した場合には、本処理を終え
メイン処理に戻る。
【0030】また、現在処理中のJOBが通常JOBで
あると判断した場合には、ステップS5に進んで、処理
中のJOBを外部記憶装置4に待避する。ここで言う待
避する情報としては、生成されつつあるビットイメージ
及び対応するJOBの処理中の位置情報等を含む。待避
先は外部記憶装置4である。このとき、これまで処理し
ていた通常JOBは待ち行列においてシフトダウンされ
るが、このとき、当該通常JOBは“中断中”の状態に
なっていることを待ち行列に書き込む。
【0031】次に実施例のLBPのメイン処理を図5を
参照して説明する。
【0032】先ず、ステップS11において、処理すべ
きJOBが存在するか否かを判断し、なければ外部記憶
装置4に処理すべきJOBが格納されはじめるまで待
つ。尚、この場合の処理すべきJOBとは、現在処理中
のJOBも含んでいる。
【0033】処理すべきJOBがあると判断すると、ス
テップS12に進んで、待ち行列の先頭のJOBは中断
されたJOBであるかどうかを判断する。中断されてい
ないJOBであると判断した場合には、ステップS14
に処理を進める。
【0034】また、ステップS12の判断で、待ち行列
の先頭のJOBが中断されていたJOBである場合に
は、ステップS13に進んで、待避していた情報を復帰
し、ステップS14に進む。ただし、このとき、中断さ
れたJOBは再開されることになるから、その状態を
“中断中”から“処理中”に変更する。
【0035】ステップS14に処理が進むと、待ち行列
の先頭に位置しているJOBを開始、或いは続行し、ス
テップS11に戻る。ここで、ステップS14の処理を
行って、当該JOBに対する印刷処理が完了したと判断
した場合には、待ち行列の先頭のデータを削除し、その
後に控えていた他のJOBをシフトアップさせる。
【0036】以上説明したように、本実施例によれば、
ネットワークから順次送られてくるJOB中において、
優先度の高いJOBを受信した場合には、そのJOBの
処理を優先して処理することが可能になる。そして、そ
れによって一時中断を強いられた通常のJOBは、優先
度の高いJOBの全ての処理が完了した後に再開される
ようになる。
【0037】[他の実施例の説明]上述した実施例(第
1の実施例)では、優先JOBと通常JOBの2通りの
場合について説明したが、優先JOBにもいくつかラン
クを設けるようにしてもよい。ランクは、JOB開始コ
マンドにそれ相当の情報が付加されてくるものとする。
【0038】この例を第2の実施例として説明する。
尚、優先JOBにランク付けをすると、複数のJOBが
中断中になる可能性がある。従って、外部記憶装置4に
は中断中になって待避されるファイルが複数個存在する
ことになる。
【0039】図6は本第2の実施例におけるJOB開始
コマンドを受信した場合の処理を示している。
【0040】先ず、ステップS21では、入力したJO
B開始コマンドを調べて、それら通常JOBの開始コマ
ンドであるかどうかを判断する。
【0041】通常JOBの開始コマンドであると判断さ
れた場合には、ステップS22に進んで、そのJOBを
待ち行列の最後尾に追加する。このとき、当該JOBは
未処理状態になるのは言うまでもない。
【0042】また、優先制御コマンドであると判断した
場合には、ステップS23に済んで、現在処理中のJO
Bより優先度が高いか否かを判断する。現在処理中のJ
OBより低いと判断した場合には、ステップS24に進
んで、待ち行列を調べて、対応する位置に当該JOBを
配置させる。この場合も、当該JOBは当然ながら未処
理状態になる。
【0043】また、ステップS23において、現在処理
中のJOBより新たに指示されたJOBの方が優先度が
高いと判断された場合にはステップS25に進んで、入
力されたJOBを待ち行列の先頭に配置し、いままで処
理していたJOBの処理中のデータを外部記憶装置4に
待避させる。待避したJOBの状態は“中断中”とな
る。説明が前後するが、待避するJOBは複数個発生す
る可能性があるので、個々のJOBと待避されたデータ
との対応がとれるようにしておく。簡単なのは、図3の
待ち行列に待避したデータをファイル名(装置自動的に
決定する)を追加させればよい。
【0044】こうして、優先JOBが入力された場合
に、待ち行列が順次更新されることになる。印刷処理は
先に示した図5の処理で実現できるので、ここでの説明
は省略する。
【0045】また、通常JOBを受信し、その後で優先
JOBが順次を発生した場合、その通常JOBはどんど
ん後回しにされるが、印刷装置がフル稼働状態が長く続
くことはほとんどないのが現状であるので、さしたる問
題はない。ただし、ネットワーク上に多数の端末が接続
されている場合には、ある程度このような事態になるこ
とが予想されるが、本装置をネットワークに複数台接続
すれば吸収できる。
【0046】また、通常JOBでも、中断されてから所
定JOB数経過した場合には、最優先度にするように設
定するようにしても良い。このようにしれば、少なくと
もこうした危惧が一掃される。
【0047】尚、実施例では印刷装置の原理としてLB
P(レーザビームプリンタ)を例にして説明したが、印
刷方式はこれに限るものではなく、他の方式を用いても
良いのは勿論である。例えば、以下に説明するインクジ
ェットプリンタ等にも適応可能である。
【0048】図7は、本発明が適用できるインクジェッ
ト記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆
動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア
5011,5009を介して回転するリードスクリュー
5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジ
HCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移
動される。このキャリッジHCには、インクジェットカ
ートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え
板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン
5000に対して押圧する。5007,5008はフォ
トカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での
存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知手段である。501
6は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記
録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブ
レードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可
能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支
持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリ
ーニングブレードが本例に適用できることは言うまでも
ない。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動
に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切
り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0049】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0050】かかる構成において、中断したJOBを待
避するだけのメモリを備えれば上述した第1、第2の実
施例と同様の処理が行えるのは明かである。
【0051】尚、中断したJOBの処理中のデータを待
避する記憶装置として、実施例ではハードディスク装置
或いは光磁気ディスク装置として説明したが、これ以外
の記憶媒体を用いてもよいのは勿論である。
【0052】また、実施例ではネットワークに接続され
た印刷装置を例にして説明したが、これに限るものでは
なく、印刷装置自身に複数の入力インターフェースを備
え、そこに複数のホストコンピュータを接続するように
した場合にも同様の処理が行えるのは明かである。この
場合、印刷データは各入力インターフェース毎に管理す
れば良いから、JOB開始コマンド及び終了コマンドで
挟まれている必要はない。
【0053】更には、実施例では1つのJOBを外部記
憶装置に格納した後に、その次のJOBを受信するよう
に説明したが、一度に複数のJOBを入力できる場合に
も適応できる。一度に複数のJOBが入力できる環境と
は、例えば、先に説明したように複数の入力インターフ
ェースを備える場合と、ネットワーク上の各端末からパ
ケット形式で印刷データを送ってくる場合が考えられ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
る1つの印刷データに対する処理を行っている最中で
も、それより高い優先度の印刷データを受けた場合に
は、現在の処理を中断して優先度の高い印刷データに対
する処理を行うことが可能になる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における印刷装置のブロック構成図であ
る。
【図2】実施例の印刷装置の構造断面図である。
【図3】実施例における待ち行列を管理するテーブルの
推移を示す図である。
【図4】実施例における印刷データ中に含まれるJOB
開始コマンド解析処理のフローチャートである。
【図5】実施例における印刷処理に係るメイン処理のフ
ローチャートである。
【図6】第2の実施例におけるJOB開始コマンド解析
処理のフローチャートである。
【図7】実施例が適応する他の印刷方式の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶装置 100 LBP 101 プリンタ制御ユニット 102 印刷部 200 ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷データを受信する受信手段
    と、 該受信した印刷データ中に含まれる優先度情報を判別す
    る判別手段と、 該判別手段で、現在処理中の印刷データより高い優先度
    の印刷データの受信が入力されたことを判別した場合、
    当該処理中の印刷データに関わるデータを所定の記憶媒
    体に待避し、優先度の高い印刷データに基づく処理を実
    行する第1の制御手段と、 該第1の制御手段で優先度の高い印刷データに基づく処
    理が終了した場合、前記所定の記憶媒体に待避したデー
    タに基づいて印刷処理を再開する第2の制御手段とを備
    えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 受信した印刷データ中に含まれる優先度
    情報を判別する行程と、 現在処理中の印刷データより高い優先度の印刷データの
    受信が入力されたことを判別した場合、当該処理中の印
    刷データに関わるデータを所定の記憶媒体に待避し、優
    先度の高い印刷データに基づく処理を実行する行程と、 優先度の高い印刷データに基づく処理が終了した場合、
    前記所定の記憶媒体に待避したデータに基づいて印刷処
    理を再開する行程とを備えることを特徴とする印刷装置
    の制御方法。
JP4222715A 1992-08-21 1992-08-21 印刷装置及びその制御方法 Withdrawn JPH0664251A (ja)

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