JP2000231463A - 情報処理装置および情報処理方法およびプリントシステム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法およびプリントシステム

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JP2000231463A
JP2000231463A JP2000035272A JP2000035272A JP2000231463A JP 2000231463 A JP2000231463 A JP 2000231463A JP 2000035272 A JP2000035272 A JP 2000035272A JP 2000035272 A JP2000035272 A JP 2000035272A JP 2000231463 A JP2000231463 A JP 2000231463A
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哲哉 森田
Akihiro Shimura
明弘 志村
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義文 岡本
Toshiya Mihashi
俊哉 三橋
Satoshi Nagata
聡 永田
Masaki Unishi
真己 卯西
Takanori Nishijima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信可能に接続されたプリンタ等の外部装置
と情報処理装置とのプリンタ制御言語環境が不整合であ
っても、整合するプリンタ制御言語環境を自動設定する
ことである。 【解決手段】 ホストコンピュータ100がプリンタ1
500から識別情報を受信し、該受信した識別情報が示
すプリンタ制御言語に対応するプリンタドライバが選択
されているかどうかを判定し、該判定結果に基づき、選
択されているプリンタドライバPRD1〜PRDNの切
り替えを制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のプリンタド
ライバを有する情報処理装置とプリンタとが接続されて
いるプリンタシステムを構築可能な情報処理装置および
情報処理方法およびプリントシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の処理を実行可能な記録装
置または記録システムは、ホストコンピュータにインタ
フェース(例えばセントロニクスインタフェース等)を
介して接続されるプリンタとから構築され、ホストコン
ピュータから入力される出力情報を解析して、プリンタ
エンジン、例えばレーザビームプリンタの出力データと
してビットマップデータを展開し、この展開データに基
づいて変調されたレーザビームを感光ドラムに走査露光
して画像記録を行うように構成されている。
【0003】また、プリンタがエミュレーション機能を
備える場合には、複数のプリンタ制御言語系を処理可能
に構成されており、使用者が実行するアプリケーション
に従ってエミュレーションモードとネイティブモードと
を切り換えながらプリント処理を実行できるように構成
されており、プリンタにはプリンタの制御言語を切り換
えるためのスイッチや切り換え指示を行うカードスロッ
トがあらかじめ設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリンタに
設定されている言語環境の整合性を印字処理前にチェッ
クする機能がないため、プリンタに設定されている言語
環境と、アプリケーションが設定している言語環境が異
なる場合に、プリンタにプリントデータを転送してプリ
ント処理を開始させると、予期しない結果が印字されて
しまうという問題点があった。
【0005】このように、プリンタ制御システムにおけ
るプリンタ制御言語を使い分けるプリントシステム環境
下(複数のプリントドライバを選択実行できる環境下)
においては、使用者によるハード的な環境設定に依存し
て使用するプリンタ制御言語が確定されてしまうので、
ホストコンピュータとプリンタとで指定されたプリンタ
制御言語環境が不整合となる場合には、整合性をとるた
めの救済手段がないため、印字不良となってしまい、プ
リンタの配設位置がホストコンピュータから離れた位置
にあって、ページ数の多いプリントデータを処理した場
合には、その状態を容易に検出できないため、印字無駄
が発生して、紙資源を無駄に消費してしまう等の重大な
問題が生じる。
【0006】さらに、上記のような言語環境を切り換え
る際に、メモリ環境を解放すると、設定されているプリ
ンタのメモリ内のプリンタ設定内容(フォーム,外字,
RAMの各メモリ設定)が書き換えられて消失しまうた
め、同一言語環境に再び切り換わっても、上記フォー
ム,外字等の情報を再現することができなくなってしま
うとともに、RAMのメモリマップも正常に再現されな
くなってしまい、切り換え前の環境状態での印字を保証
できなくなってしまう。
【0007】一方、環境切り換え前の状態を維持するよ
うにメモリ環境を制御すると、切り換え後に使用できる
メモリ空間がかなり限定されるため、切り換え後の環境
下における記録処理効率が著しく低下してしまう等の問
題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第34の発
明の目的は、情報処理装置がプリンタ等の外部装置から
識別情報を受信し、該受信した識別情報が示すプリンタ
制御言語に対応するプリンタドライバが選択されている
かどうかを判定し、該判定結果に基づき、選択されてい
るプリンタドライバの切り替えを制御することにより、
情報処理装置が制御言語系が異なる種々のプリンタと接
続可能であって、通信可能に接続されたプリンタ等の外
部装置と情報処理装置とのプリンタ制御言語環境が不整
合であっても、整合するプリンタ制御言語環境を自動設
定できる情報処理装置および情報処理方法およびプリン
トシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のプリンタドライバを有する情報処理装置であ
って、プリンタ制御言語を特定する識別情報を外部装置
から受信する受信手段(図4に示すPRTC8に相当)
と、選択されているプリンタドライバが、前記受信手段
により受信された前記識別情報が示すプリンタ制御言語
に対応するか否かを判定する判定手段(図4に示すCP
U1の判定処理による)と、対応していないと前記判定
手段により判定された場合、前記受信手段により受信さ
れた前記識別情報が示すプリンタ制御言語にたいおうす
るプリンタドライバを複数のプリンタドライバ(図5に
示すプリンタドライバPDR1〜PDRN)の中から選
択する選択手段(図4に示すCPU1の選択処理によ
る)とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記識別情報
を要求するコマンドを前記外部装置に送信する送信手段
を有するものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、プリンタにお
いてプリンタ制御言語が切り替えられたことを検知する
検知手段を有し、プリンタ制御言語が切り替えられたこ
とが前記検知手段により検知されたことに応じて、前記
送信手段は前記コマンドを送信するものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、印刷開始に応
じて、前記送信手段は前記コマンドを送信するものであ
る。
【0013】本発明に係る第5の発明は、前記情報処理
装置が立ち上がったことに応じて、前記送信手段は前記
コマンドを送信するものである。
【0014】本発明に係る第6の発明は、前記選択手段
により選択されたプリンタドライバに応じたプリンタド
ライバ環境を設定する設定手段を有するものである。
【0015】本発明に係る第7の発明は、対応している
前記判定手段により判定された場合、前記選択手段によ
るプリンタドライバの選択を行わないものである。
【0016】本発明に係る第8の発明は、プリンタ制御
言語とプリンタドライバの対応を示す情報を記憶する記
憶手段を有するものである。
【0017】本発明に係る第9,第20の発明は、前記
外部装置は、プリンタであるものである。
【0018】本発明に係る第10,第21,第32の発
明は、前記プリンタは、レーザビームプリンタであるも
のである。こ本発明に係る第11,第22,第33の発
明は、前記プリンタは、インクジェット記録装置である
ものである。
【0019】本発明に係る第12,第23の発明は、前
記外部装置とはネットワークを介して接続されているも
のである。
【0020】本発明に係る第13の発明は、複数のプリ
ンタドライバを有する情報処理装置における情報処理方
法であって、プリンタ制御言語を特定する識別情報を外
部装置から受信する受信ステップ(図6に示すステップ
S602)と、選択されているプリンタドライバが、前
記受信ステップにより受信された前記識別情報が示すプ
リンタ制御言語に対応するか否かを判定する判定ステッ
プ(図6に示すステップS603)と、対応していない
と前記判定ステップにより判定された場合、前記受信ス
テップにより受信された前記織別情報が示すプリンタ制
御言語に対応するプリンタドライバを複数のプリンタド
ライバの中から選択する選択ステップ(図6に示すステ
ップS604,S605)とを有するものである。
【0021】本発明に係る第14の発明は、前記織別情
報を要求するコマンドを前記外部装置に送信する送信ス
テップを有するものである。
【0022】本発明に係る第15の発明は、プリンタに
おいてプリンタ制御言語が切り替えられたことを検知す
る検知ステップ(図6に示すステップS601)を有
し、プリンタ制御言語が切り替えられたことが前記検知
ステップにより検知されたことに応じて、前記送信ステ
ップは前記コマンドを送信するものである。
【0023】本発明に係る第16の発明は、印刷開始に
応じて、前記送信ステップは前記コマンドを送信するも
のである。
【0024】本発明に係る第17の発明は、前記情報処
理装置が立ち上がったことに応じて、前記送信ステップ
は前記コマンドを送信するものである。
【0025】本発明に係る第18の発明は、前記選択ス
テップにより選択されたプリンタドライバに応じたプリ
ンタドライバ環境を設定する設定ステップ(図6に示す
ステップS606)を有するものである。
【0026】本発明に係る第19の発明は、対応してい
ると前記判定ステップにより判定された場合、前記選択
ステップによるプリンタドライバの選択を行わないもの
である。
【0027】本発明に係る第24の発明は、複数のプリ
ンタドライバを有する情報処理装置とプリンタとが接続
されているプリンタシステムであって、前記プリンタの
プリンタ制御言語を特定する識別情報を前記プリンタか
ら前記情報処理装置に転送する転送手段(図4に示すC
PU1の転送処理による)と、前記情報処理装置で選択
されているプリンタドライバが、前記転送手段により転
送された前記識別情報が示すプリンタ制御言語に対応す
るか否かを判定する判定手段(図4に示すCPU1の判
定処理による)と、対応していないと前記判定手段によ
り判定された場合、前記転送手段により転送された前記
識別情報が示すプリンタ制御言語に対応するプリンタド
ライバを複数のプリンタドライバの中から選択する選択
手段(図4に示すCPU1の選択処理による)とを有す
るものである。
【0028】本発明に係る第25の発明は、プリンタの
プリンタ制御言語を示す情報を記憶する記憶手段(図4
に示すRAM3等による)を有するものである。
【0029】本発明に係る第26の発明は、プリンタに
おいてプリンタ制御言語が切り替えられたことを検知す
る検知手段(図4に示すCPU1の検知処理による)を
有し、プリンタ制御言語が切り替えられたことが前記検
知手段により検知されたことに応じて、前記転送手段は
前記識別情報を転送するものである。
【0030】本発明に係る第27の発明は、印刷開始に
応じて、前記転送手段は前記識別情報を転送するもので
ある。
【0031】本発明に係る第28の発明は、前記情報処
理装置が立ち上がったことに応じて、前記転送手段は前
記識別情報を転送するものである。
【0032】本発明に係る第29の発明は、前記選択手
段により選択されたプリンタドライバに応じたプリンタ
ドライバ環境を設定する設定手段を有するものである。
【0033】本発明に係る第30の発明は、対応してい
ると前記判定手段により判定された場合、前記選択手段
によるプリンタドライバの選択を行わないものである。
【0034】本発明に係る第31の発明は、プリンタ制
御言語とプリンタドライバの対応を示す情報を記憶する
記憶手段を有するものである。
【0035】本発明に係る第34の発明は、前記情報処
理装置とプリンタとはネットワークを介して接続されて
いるものである。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用可能な第1
の記録装置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビ
ームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0037】図において、1500はLBP本体(プリ
ンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像
を形成する。1501は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器等が配されている操作パネル、1000はL
BP本体1500全体の制御およびホストコンピュータ
から供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニ
ットである。このプリンタ制御ユニット1000は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1502に出力する。レーザドライ
バ1502は半導体レ−ザ1503を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レ−ザ
1503から発射されるレーザ光1504をオン・オフ
切り換えする。レーザ光1504は回転多面鏡1505
で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を走査露
光する。
【0038】これにより、静電ドラム1506上には文
字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜
像は、静電ドラム1506周囲に配設された現像ユニッ
ト1507により現像された後、記録紙に転写される。
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録
紙はLBP本体1500に装着した用紙カセット150
8に収納され、給紙ローラ1509および搬送ローラ1
510と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込
まれて、静電ドラム1506に供給される。また、LB
P本体1500には、図示しないカードスロットを少な
くとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプション
カード,言語系の異なる制御カード(エミュレーション
カード)を接続できるように構成されている。
【0039】図2は、本発明を適用可能な第2の記録装
置の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記
録装置(IJRA)の場合を示す。
【0040】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクタンクITとインクジェットヘッ
ドIJHとを備えるインクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙Pをプラテン5000に対し
て押圧する。
【0041】5007,5008はフォトカプラで、キ
ャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認し
て、駆動モータ5013の回転方向切り換え等を行うた
めのホームポジション検知手段として機能する。501
6は記録ヘッドの全面をキャップするキャップ部材50
22を指示する部材、5015はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、部材5019により前後方向に移動可能とな
る。5018は本体支持板で、上記クリーニングブレー
ド5017,部材5019を支持する。5012は、吸
引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと
係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モー
タ5013からの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の
伝達手段で移動制御される。
【0042】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャッリジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていればよい。
【0043】図3は、図2に示した第2の記録装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【0044】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラム等を格納する
プログラムROM、1703はDRAMで、各種データ
(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を
保存しておく。1704は記録ヘッド1708に対する
記録データの供給制御を行うゲートアレイで、インタフ
ェース1700,MPU1701,DRAM1703間
のデータの転送制御も行う。
【0045】1710は前記記録ヘッド1708を搬送
するためのキャリアモータ、1709は記録用紙搬送の
ための搬送モータ、1705は前記記録ヘッド1708
を駆動するヘッドドライバ、1706は前記搬送モータ
1709を駆動するモータドライバ、1707は前記キ
ャリアモータ1710を駆動するモータドライバであ
る。
【0046】このように構成された各記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より記録信号が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で記録信号がプ
リント用の記録データに変換される。そして、モータド
ライバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッ
ドドライバ1705に送られた記録データに従って記録
ヘッド1708が駆動され印字が実行される。
【0047】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介してホストコンピュータとの通信処理が可能
となっており、DRAM1703に関するメモリ情報お
よび資源データ等をホストコンピュータ100に通知可
能に構成され、さらに、ホストコンピュータ100(後
述する)が接続されたプリンタと通信してプリンタ環境
設定状態を自動判定して、相互に整合するプリンタ環境
を自動設定するように構成されている。
【0048】また、プリンタ制御言語切り換えに伴っ
て、プリンタのメモリに設定されているデータをホスト
コンピュータ100に一時登録ファイルとして転送し、
プリンタ制御言語切り換え後のプリンタ処理終了後、プ
リンタのプリンタ環境を再起させるために、一時登録フ
ァイルをプリンタに帰還転送して再設定可能に構成され
ている。
【0049】〔第1実施形態〕図4は本発明の第1実施
形態を示す情報処理装置を適用可能なプリンタ制御シス
テムの構成を説明するブロック図である。ここでは、レ
ーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。な
お、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器
であっても、複数の機器からなるシステムであっても、
LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステ
ムであっても本発明を適用できることは言うまでもな
い。
【0050】図において、100はホストコンピュータ
で、ROM2に記憶された文書処理プログラムに基づい
て図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混
在した文書処理を実行するCPU1を備え、システムバ
ス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0051】また、このROM2には、図6および図9
のフローチャートで示されたCPU1の制御プログラム
等を記憶する。3はRAMで、CPU1の主メモリ,ワ
ークエリア等として機能する。5はキーボードコントロ
ーラ(KBC)で、キーボード9からのキー入力を制御
する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、CRT
ディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。7はデ
ィスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム,
種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファ
イル,編集ファイル等を記憶するハードディスク(H
D)11,フロッピーディスク(FD)12とのアクセ
スを制御する。8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
13を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ
1500との通信制御処理を実行する。8a,18aは
インタフェース回路で、インタフェース13を介したプ
リンタ1500とホストコンピュータ100との種々の
コマンド通信処理,記録情報処理を制御する。
【0052】なお、CPU1は、例えばRAM3上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上のマウスカーソル等で指示されたコマンドに
基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデ
ータ処理を実行する。
【0053】プリンタ1500において、14はプリン
タCPU(CPU)で、ROM15に記憶された制御プ
ログラム等に基づいてシステムバス17に接続される各
種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部イ
ンタフェース19を介して接続される印刷部(プリンタ
エンジン)20にプリントデータとしての画像信号(V
DO)を出力する。また、CPU14は入力部18を介
してホストコンピュータ100との通信処理が可能とな
っており、RAM16に関するメモリ情報および資源デ
ータ等をホストコンピュータ100に通知可能に構成さ
れている。16はRAMで、図示しない増設ポートに接
続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張する
ことができるように構成されている。
【0054】また、図示しないカードスロットを少なく
とも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフ
ォントカード,言語系の異なる制御カード(エミュレー
ションカード)を接続できるように構成されている。さ
らに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル150
1からのプリンタモード設定情報を記憶する。
【0055】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、取得手段(CPU1)が所定のタイミング
でホストコンピュータ100に双方向性インタフェース
13を介して接続されるプリンタ1500のメモリ(R
OM15)に格納されているプリンタ制御言語データを
取得すると、指定手段(CPU1)が取得したプリンタ
制御言語データを解析してプリンタドライバの切り換え
を指定し、この切換え指定に従って環境設定手段(CP
U1)がホストコンピュータ100のプリンタドライバ
環境を整合設定することにより、通信可能に接続された
プリンタとホストコンピュータとのプリンタ環境が不整
合であっても、整合するプリンタ環境を自動設定する。
【0056】具体的には、双方向性のインタフェース1
3で接続されたホストコンピュータ100とプリンタ1
500のシステムにおいて、複数のプリンタ制御言語系
に対するドライバ(各種プリンタに対応する)が使用で
きる場合に、ホストコンピュータ100のCPU1がプ
リンタ制御言語に関する情報(プリンタ制御言語を特定
する識別情報等)をプリンタ1500のROM15から
取得し、ホストコンピュータ100内のRAM3のワー
クエリアで上記情報に基づいてプリンタドライバとプリ
ンタの制御言語系の整合性をチェックし、整合がとれな
い場合には、取得した情報に適合するプリンタドライバ
に切り換えて整合性を取る。これにより、ユーザはプリ
ンタドライバの選択設定をすることなく、適切なプリン
タドライバによるプリントが可能となる。なお、上記プ
リンタ制御言語に関する情報を取得するタイミングは、
システムを立ち上げた時(電源をONにした時)または
印刷開始時である。
【0057】以下、図5を参照しながら本発明に係る情
報処理装置を適用可能なプリンタ制御システムにおける
プリンタ環境整合設定処理動作について詳述する。
【0058】図5は、図4に示したホストコンピュータ
100とプリンタ1500との間におけるプリンタ環境
整合設定を説明するブロック図であり、図4と同一のも
のには同じ符号を付してある。
【0059】図において、11aはプリンタドライバフ
ァイルで、ドライブ可能なプリンタ制御言語に対応する
種々のプリンタドライバPRD1〜PRDNが格納され
ており、例えばハードディスク11に登録されている。
そして、プリンタドライバPRD1〜PRDNをプリン
タから取得したプリンタ制御言語に関する情報に基づい
て適宜切り換えて印刷処理を実行することができる。
【0060】16aは例えば第1言語系のプリンタ環境
データ格納領域で、フォーム(罫線データ)データ,外
字データ,RAMデータ等から構成されており、RAM
データには現在のプリンタ制御言語に関する情報(例え
ばPRCL1)が設定されている。1501は操作パネ
ルを示し、種々のモード設定のためのキー,エラー回復
のためのキー等が配設されている。Sはカードスロット
で、プリンタ1500をエミュレーション起動する際に
接続される制御カードCが装着され、この制御カードC
が装着されると、RAMデータに「PRCL1」が設定
されるものとする。なお、16bは記録データ展開領域
である。
【0061】ただし、あらかじめエミュレーション制御
情報を複数記憶している場合には、例えば操作パネル1
501からの選択指示により、対応するプリンタ制御言
語情報がRAMデータに設定される。
【0062】図6は、本発明に係るデバイスドライバ選
択方法の一実施形態を示すフローチャートである。な
お、S601〜S605は各ステップを示す。
【0063】先ず、ステップS601で、CPU1はプ
リンタ1500に制御言語の種別を確認するための問い
合わせ情報として、プリンタ制御言語情報取得要求をコ
マンドで指示する。ここで、上記取得要求の指示は、例
えばシステムの立ち上げ時、(例えば電源をONにした
時)あるいは印刷開始命令時等に行われる。この指示に
応じて、ステップS602でホストコンピュータ100
のCPU1が、プリンタ1500のROM15からプリ
ンタ制御言語情報を取得し、ステップS603で現在ホ
ストコンピュータ100で選択中のプリンタドライバと
プリンタ1500内で現在設定されている制御言語とが
整合するかどうかを取得したプリンタ制御言語情報とホ
ストコンピュータ100内のROM2に格納されている
複数のプリンタドライバの対応情報(対応するプリンタ
制御言語を特定する識別情報等)をRAM3上のワーク
エリアで参照して判断する。
【0064】ステップS603で、プリンタ1500の
制御言語とホストコンピュータ100のプリンタドライ
バが一致していれば整合処理を終了し、一方、一致して
いなければステップS604へ進む。
【0065】ステップS604では、プリンタの制御言
語に一致するプリンタドライバを探し、一致するプリン
タドライバが存在すればステップS605へ進み、存在
しなければ処理を終了する。
【0066】ステップS605では、取得したプリンタ
制御言語情報に基づいてプリンタドライバの切り換えを
指定し、この切り換え指定に従ってホストのプリンタド
ライバ環境を整合設定し処理を終了する。
【0067】以上のように、ホストコンピュータ100
に双方向性インタフェース13を介して接続されるプリ
ンタ1500のメモリ(本実施形態ではROM15)に
格納されているプリンタ制御言語データ(プリンタ制御
言語情報)を取得し、このプリンタ制御言語データ(プ
リンタ制御言語情報)に基づいてプリンタドライバの切
り換えを指定し、この切り換え指定に従ってホストのプ
リンタドライバ環境を整合設定することにより、通信可
能に接続されたプリンタとホストコンピュータとのプリ
ンタ環境が不整合であっても、整合するプリンタ環境を
設定して、最適なプリンタドライバを自動選択すること
を可能とする。
【0068】なお、プリンタ環境の整合判定を、ホスト
コンピュータ100が自動判定する場合について説明し
たが、プリンタ1500の操作パネル1501からの制
御言語切り換え指示または制御カードCの着脱状態を検
出して、プリンタ環境の整合処理を自動起動する構成で
あっても良い。
【0069】また、プリンタドライバとプリンタ制御言
語の一致する組み合わせを探す際に、ホストコンピュー
タ100内の複数のプリンタドライバに優先順位を持た
せても良い。さらに、上記実施形態のプリンタ制御シス
テムにおいて、プリンタ1500を用いて説明したが、
前述した図2,図3に示すインクジェットプリンタ等に
も本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0070】上記第1実施形態によれば、ホストコンピ
ュータ100のCPU1が所定のタイミングでホストコ
ンピュータに双方向性インタフェースを介して接続され
るプリンタのメモリに格納されているプリンタ制御言語
データを取得すると、指定手段が取得したプリンタ制御
言語データを解析してプリンタドライバの切り換えを指
定し、この切換え指定に従って環境設定手段がホストコ
ンピュータのプリンタドライバ環境を整合設定するよう
に構成したので、通信可能に接続されたプリンタとホス
トコンピュータとのプリンタ環境が不整合であっても、
整合するプリンタ環境を自動設定することができる。
【0071】なお、上記実施形態ではプリンタ1500
とホストコンピュータ100とのプリンタ環境を整合設
定する場合について説明したが、プリンタ制御言語毎に
プリンタ1500のメモリ(RAM16)を有効に利用
するためには、言語切り換え毎にプリンタ1500のメ
モリ(RAM16)をすべて解放するのが望ましいが、
解放に伴って既に登録されている内容が消失してしまう
ので、メモリの有効利用を図りつつ、かつ既に登録され
ているメモリの内容を再現性よく設定するように制御す
る必要がある。そこで、以下の第2実施形態に基づいて
上記の処理動作について説明する。
【0072】〔第2実施形態〕図4に示したプリンタ制
御システムの構成を説明するブロック図において、プリ
ンタ環境切り換え状態に基づいて第2の取得手段(CP
U1)がプリンタ1500のRAM16に格納されてい
る第1のプリンタ環境データを取得すると、取得した第
1のプリンタ環境データを登録手段(CPU1の機能処
理による)がホストコンピュータ100の内部ファイル
として、例えばハードディスク11に登録し、この登録
手段によるデータ登録終了後に、環境設定制御手段(C
PU1,14との通信制御機能による)が第2のプリン
タ環境に対応する第2のプリンタ環境データを前記RA
M16に設定するとともに、第2のプリンタ環境に対応
するプリント処理終了状態に基づいて前記内部ファイル
に登録されている第1のプリンタ環境データを前記RA
M16に再起設定することにより、プリンタ環境切り換
えが頻発しても各環境毎のプリンタ環境データ内容をR
AM16に再現性良く復帰設定することを可能とする。
【0073】具体的には、双方向性のインタフェース1
3で接続されたホストコンピュータ100とプリンタ1
500のシステムにおいて、複数のプリンタ制御言語系
が使用できる場合に、第1のプリンタ環境(第1の言語
系)から第2のプリンタ環境(第2言語系)へのコマン
ドモード切り換え時に、第1のプリンタ環境データ(登
録フォームデータ,外字データ等)をプリンタ1500
のRAM16からホストコンピュータ100に転送し、
ホストコンピュータ100側でファイル等、例えばハー
ドディスク11に保存する。そして、プリンタ1500
はRAM16の第1のプリンタ環境データ格納領域を解
放し、第2のプリンタ環境に対応するプリント処理を行
い、その後、第2のプリンタ環境から第1のプリンタ環
境へコマンドモードを戻す時に、ホストコンピュータ1
00で保存している第1のプリンタ環境データをプリン
タ1500に送り、プリンタ1500を第2のプリンタ
環境への切り換え前の状態に復帰設定させ、第2のプリ
ンタ環境に対するプリント処理時に、プリンタ1500
のメモリ(RAM16)の資源を有効に利用し、さら
に、すべてのプリント処理終了後にRAM16のプリン
タ環境データを処理前の状態に自動復帰させることを可
能とする。
【0074】以下、図7〜図9を参照しながら本発明に
係る情報処理装置を適用可能なプリンタ制御システムに
おける環境切り換えに伴うプリンタメモリ資源の解放処
理動作について詳述する。
【0075】図7は、図4に示したホストコンピュータ
100とプリンタ1500との間における環境設定切換
え処理を説明するブロック図であり、図4と同一のもの
には同じ符号を付してある。
【0076】図において、16aは例えば第1言語系の
プリンタ環境データ格納領域で、フォーム(罫線デー
タ)データ,外字データ,プリンタ固有の設定項目を記
憶するRAMデータ等から構成されている。16bは記
録データ展開領域で、印刷処理時におけるビットマップ
データが記憶されたり、ワークエリア等として使用され
る。また、後述する操作パネル1501からのプリンタ
モード設定情報を記憶するNVRAMがある。
【0077】この操作パネル1501には種々のモード
設定のためのキー,エラー回復のためのキー等が配設さ
れている。
【0078】図8は、図7に示したRAM16のメモリ
マップを示す模式図である。
【0079】図9は、本発明に係るデータ登録方法の一
実施形態を示すフローチャートである。なお、S901
〜S906は各ステップを示す。
【0080】先ず、ステップS901でCPU1はプリ
ンタ設定変更を行う指示がキーボード9または図示しな
いポインティングデバイス等の操作により指示されてい
るかどうかを判定する。ステップS901でNOならば
ステップS903へ進んで通常の印字処理が行われる。
【0081】一方、YESならばステップS902でC
PU1はCPU14に対してRAM16のプリンタ環境
データ格納領域16aの内容(例えば第1のプリンタ環
境データ)をホストコンピュータ100に送信する指示
を行う。
【0082】これに応じてステップS902で、プリン
タ1500のCPU14がプリンタ環境データ格納領域
16aの内容を読み出して、変更前の設定値(例えば第
1のプリンタ環境データ)をホストコンピュータ100
に送信し、内部ファイルに記憶させる。そして、ステッ
プS903で、環境切り換え後のプリンタ環境(第2の
プリンタ環境)が最大限メモリ(RAM16)を有効使
用できるように、プリンタ環境データ格納領域16aを
解放した後、公知の通信処理により記録情報を受信して
ビットマップ展開を行う等の印字処理を実行する。この
ようにして、ステップS904で環境切り換え後のプリ
ンタ環境に依存するプリントジョブが終了したら、ステ
ップS905でCPU1が内部ファイルとしてプリンタ
1500の設定情報(例えば第1のプリンタ環境デー
タ)を登録しているかどうかを判定する。ステップS9
05でNOならば処理を終了し、YESならばステップ
S906でその登録ファイルを読み出して、プリンタ1
500のCPU14に転送し、RAM16のプリンタ環
境データ格納領域16aを再設定して、環境切り換え前
の状態(第1のプリンタ環境)にRAM16の内容を再
現設定し、処理を終了する。
【0083】このように、ホストコンピュータ100に
双方向性インタフェース13を介して接続されるプリン
タ1500のメモリ(RAM16)に格納されている第
1のプリンタ環境データをプリンタ環境切り換え状態に
基づいて取得し、この第1のプリンタ環境データをホス
トコンピュータ100の内部ファイルとして登録し、こ
の登録終了後に、第2のプリンタ環境に対応する第2の
プリンタ環境データをプリンタのメモリに設定し、第2
のプリンタ環境に対応するプリント処理終了状態に基づ
いて内部ファイルに登録されている第1のプリンタ環境
データをプリンタのメモリに再起設定することにより、
プリンタ環境切り換えに伴う各環境毎のメモリの設定状
態を確実に再現することを可能とする。
【0084】また、プリンタ環境の切り換えが、プリン
タ制御言語系の切り換えに伴って発生することにより、
プリンタ制御言語系の切り換えに伴う各環境毎のメモリ
の設定状態を確実に再現することを可能とする。
【0085】なお、上記実施形態ではプリンタ制御言語
の切り換えをホストコンピュータ100のキーボード9
等から要求が発生した場合に、プリンタ1500のプリ
ンタ環境データをホストコンピュータ100に読み上げ
て一時ファイルとして登録する場合について説明した
が、図10に示すようにプリンタ1500の操作パネル
1501からの切り換え指示により、現在のプリンタ環
境をホストコンピュータ100に転送して、例えばRA
M3上に、またはハードディスク11上に個別登録ファ
イル3−1〜3−3として登録し、プリンタ1500か
らの登録ファイル呼出しに従って、最先登録された順に
個別登録ファイル3−1〜3−3をプリンタ1500に
返送して、RAM16のプリンタ環境データ格納領域1
6aに再現する構成であっても良い。
【0086】また、上記実施形態では、単一のホストコ
ンピュータ100上でのプリンタ制御言語系の切り換え
発生状態が発生したことをプリンタ設定変更条件として
いる場合について説明したが、複数のホストコンピュー
タとプリンタが共有するシステムである場合でも本発明
を適用することができる。また、前述したようにユーザ
による操作パネル1501からの指示を切り換え条件と
してもいいし、同一言語,同一ユーザによる複数の環境
モード設定ファイルを可能としおき、所望の環境モード
設定ファイルの呼出し指示を切り換え条件として、上記
RAM16のプリンタ環境データ格納領域16aに所望
のプリンタ設定情報を再現する構成であっても良い。な
お、上記実施形態のプリンタ制御システムにおいて、プ
リンタ1500を用いて説明したが、前述した図2,図
3に示すインクジェットプリンタ等にも本発明を適用で
きるのは言うまでもない。
【0087】上記第2実施形態によれば、ホストコンピ
ュータに双方向性インタフェースを介して接続されるプ
リンタのメモリに格納されている第1のプリンタ環境デ
ータをプリンタ環境切り換え状態に基づいて取得し、こ
の第1のプリンタ環境データをホストコンピュータの内
部ファイルとして登録し、この登録終了後に、第2のプ
リンタ環境に対応する第2のプリンタ環境データをプリ
ンタのメモリに設定し、第2のプリンタ環境に対応する
プリント処理終了状態に基づいて内部ファイルに登録さ
れている第1のプリンタ環境データをプリンタのメモリ
に再起設定するように構成したので、プリンタ環境切り
換えに伴う各環境毎のメモリの設定状態を確実に再現す
ることができる。
【0088】また、プリンタ環境の切り換えが、プリン
タ制御言語系の切り換えに伴って発生するように構成し
たので、プリンタ制御言語系の切り換えに伴う各環境毎
のプリンタのメモリの設定状態を確実に再現することが
できる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
処理装置によれば、複数のプリンタドライバを有する情
報処理装置であって、プリンタ制御言語を特定する識別
情報を外部装置から受信する受信手段と、選択されてい
るプリンタドライバが、前記受信手段により受信された
前記識別情報が示すプリンタ制御言語に対応するか否か
を判定する判定手段と、対応していないと前記判定手段
により判定された場合、前記受信手段により受信された
前記識別情報が示すプリンタ制御言語にたいおうするプ
リンタドライバを複数のプリンタドライバの中から選択
する選択手段とを有するので、情報処理装置側で正常に
印刷情報を出力可能なプリンタドライバを自動選択して
プリンタドライバの環境を自動的に整合させて、接続さ
れている外部装置より正常な出力を得ることができる印
刷処理環境を構築することができる。
【0090】本発明に係る情報処理方法によれば、複数
のプリンタドライバを有する情報処理装置における情報
処理方法であって、プリンタ制御言語を特定する識別情
報を外部装置から受信する受信ステップと、選択されて
いるプリンタドライバが、前記受信ステップにより受信
された前記識別情報が示すプリンタ制御言語に対応する
か否かを判定する判定ステップと、対応していないと前
記判定ステップにより判定された場合、前記受信ステッ
プにより受信された前記世紀別情報が示すプリンタ制御
言語に対応するプリンタドライバを複数のプリンタドラ
イバの中から選択する選択ステップとを有するので、情
報処理装置側で正常に印刷情報を出力可能なプリンタド
ライバを自動選択してプリンタドライバの環境を自動的
に整合させて、接続されている外部装置より正常な出力
を得ることができる印刷処理環境を構築することができ
る。
【0091】本発明に係るプリンタシステムによれば、
複数のプリンタドライバを有する情報処理装置とプリン
タとが接続されているプリンタシステムであって、前記
プリンタのプリンタ制御言語を特定する識別情報を前記
プリンタから前記情報処理装置に転送する転送手段と、
前記情報処理装置で選択されているプリンタドライバ
が、前記転送手段により転送された前記識別情報が示す
プリンタ制御言語に対応するか否かを判定する判定手段
と、対応していないと前記判定手段により判定された場
合、前記転送手段により転送された前記識別情報が示す
プリンタ制御言語に対応するプリンタドライバを複数の
プリンタドライバの中から選択する選択手段とを有する
ので、情報処理装置側で正常に印刷情報を出力可能なプ
リンタドライバを自動選択してプリンタドライバの環境
を自動的に整合させて、接続されている外部装置より正
常な出力を得ることができる印刷処理環境を構築するこ
とができる。
【0092】従って、情報処理装置が制御言語系が異な
る種々のプリンタと接続可能であって、通信可能に接続
されたプリンタ等の外部装置と情報処理装置とのプリン
タ制御言語環境が不整合であっても、整合するプリンタ
制御言語環境を自動設定できるので、操作者が接続され
ているプリンタ等の外部装置に対して間違ったプリンタ
制御言語環境を設定したとしても、接続されているプリ
ンタ等の外部装置に整合するようにプリンタ制御言語環
境を設定して、記録ミスのない正常印字結果を得ること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の記録装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明を適用可能な第2の記録装置の構成を示
す外観図である。
【図3】図2に示した第2の記録装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す情報処理装置を適用
可能なプリンタ制御システムの構成を説明するブロック
図である。
【図5】図4に示したホストコンピュータとプリンタと
の間における環境設定切換え処理を説明するブロック図
である。
【図6】本発明に係るデバイスドライバ選択方法の一実
施形態を示すフローチャートである。
【図7】図4に示したホストコンピュータとプリンタと
の間における環境設定切換え処理を説明するブロック図
である。
【図8】図7に示したRAMのメモリマップを示す模式
図である。
【図9】本発明に係るデータ登録方法の一実施形態を示
すフローチャートである。
【図10】図4に示したホストコンピュータとプリンタ
との間における他の環境設定切換え処理を説明するブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 14 CPU 15 ROM 16 RAM 100 ホストコンピュータ 1500 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 明弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岡本 義文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三橋 俊哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 永田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 卯西 真己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西島 孝徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリンタドライバを有する情報処
    理装置であって、 プリンタ制御言語を特定する識別情報を外部装置から受
    信する受信手段と、 選択されているプリンタドライバが、前記受信手段によ
    り受信された前記識別情報が示すプリンタ制御言語に対
    応するか否かを判定する判定手段と、 対応していないと前記判定手段により判定された場合、
    前記受信手段により受信された前記識別情報が示すプリ
    ンタ制御言語に対応するプリンタドライバを複数のプリ
    ンタドライバの中から選択する選択手段と、を有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報を要求するコマンドを前記
    外部装置に送信する送信手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 プリンタにおいてプリンタ制御言語が切
    り替えられたことを検知する検知手段を有し、 プリンタ制御言語が切り替えられたことが前記検知手段
    により検知されたことに応じて、前記送信手段は前記コ
    マンドを送信することを特徴とする請求項2記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 印刷開始に応じて、前記送信手段は前記
    コマンドを送信することを特徴とする請求項2記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置が立ち上がったことに
    応じて、前記送信手段は前記コマンドを送信することを
    特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段により選択されたプリンタ
    ドライバに応じたプリンタドライバ環境を設定する設定
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  7. 【請求項7】 対応している前記判定手段により判定さ
    れた場合、前記選択手段によるプリンタドライバの選択
    を行わないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 プリンタ制御言語とプリンタドライバの
    対応を示す情報を記憶する記憶手段を有することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記外部装置は、プリンタであることを
    特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記プリンタは、レーザビームプリン
    タであることを特徴とする請求項9記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記プリンタは、インクジェット記録
    装置であることを特徴とする請求項9記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記外部装置とはネットワークを介し
    て接続されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 複数のプリンタドライバを有する情報
    処理装置における情報処理方法であって、 プリンタ制御言語を特定する識別情報を外部装置から受
    信する受信ステップと、 選択されているプリンタドライバが、前記受信ステップ
    により受信された前記識別情報が示すプリンタ制御言語
    に対応するか否かを判定する判定ステップと、 対応していないと前記判定ステップにより判定された場
    合、前記受信ステップにより受信された前記織別情報が
    示すプリンタ制御言語に対応するプリンタドライバを複
    数のプリンタドライバの中から選択する選択ステップ
    と、を有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記織別情報を要求するコマンドを前
    記外部装置に送信する送信ステップを有することを特徴
    とする請求項13記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 プリンタにおいてプリンタ制御言語が
    切り替えられたことを検知する検知ステップを有し、 プリンタ制御言語が切り替えられたことが前記検知ステ
    ップにより検知されたことに応じて、前記送信ステップ
    は前記コマンドを送信することを特徴とする請求項14
    記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 印刷開始に応じて、前記送信ステップ
    は前記コマンドを送信することを特徴とする請求項14
    記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記情報処理装置が立ち上がったこと
    に応じて、前記送信ステップは前記コマンドを送信する
    ことを特徴とする請求項14記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記選択ステップにより選択されたプ
    リンタドライバに応じたプリンタドライバ環境を設定す
    る設定ステップを有することを特徴とする請求項13記
    載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 対応していると前記判定ステップによ
    り判定された場合、前記選択ステップによるプリンタド
    ライバの選択を行わないことを特徴とする請求項13ま
    たは18記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記外部装置は、プリンタであること
    を特徴とする請求項13または14記載の情報処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記プリンタは、レーザビームプリン
    タであることを特徴とする請求項20記載の情報処理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記プリンタは、インクジェット記録
    装置であることを特徴とする請求項20記載の情報処理
    方法。
  23. 【請求項23】 前記外部装置とはネットワークを介し
    て接続されていることを特徴とする請求項13または1
    4記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 複数のプリンタドライバを有する情報
    処理装置とプリンタとが接続されているプリントシステ
    ムであって、 前記プリンタのプリンタ制御言語を特定する識別情報を
    前記プリンタから前記情報処理装置に転送する転送手段
    と、 前記情報処理装置で選択されているプリンタドライバ
    が、前記転送手段により転送された前記識別情報が示す
    プリンタ制御言語に対応するか否かを判定する判定手段
    と、 対応していないと前記判定手段により判定された場合、
    前記転送手段により転送された前記識別情報が示すプリ
    ンタ制御言語に対応するプリンタドライバを複数のプリ
    ンタドライバの中から選択する選択手段と、を有するこ
    とを特徴とするプリントシステム。
  25. 【請求項25】 プリンタのプリンタ制御言語を示す情
    報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項
    24記載のプリントシステム。
  26. 【請求項26】 プリンタにおいてプリンタ制御言語が
    切り替えられたことを検知する検知手段を有し、 プリンタ制御言語が切り替えられたことが前記検知手段
    により検知されたことに応じて、前記転送手段は前記識
    別情報を転送することを特徴とする請求項24記載のプ
    リントシステム。
  27. 【請求項27】 印刷開始に応じて、前記転送手段は前
    記識別情報を転送することを特徴とする請求項24記載
    のプリントシステム。
  28. 【請求項28】 前記情報処理装置が立ち上がったこと
    に応じて、前記転送手段は前記識別情報を転送すること
    を特徴とする請求項24記載のプリントシステム。
  29. 【請求項29】 前記選択手段により選択されたプリン
    タドライバに応じたプリンタドライバ環境を設定する設
    定手段を有することを特徴とする請求項24記載のプリ
    ントシステム。
  30. 【請求項30】 対応していると前記判定手段により判
    定された場合、前記選択手段によるプリンタドライバの
    選択を行わないことを特徴とする請求項24または29
    記載のプリントシステム。
  31. 【請求項31】 プリンタ制御言語とプリンタドライバ
    の対応を示す情報を記憶する記憶手段を有することを特
    徴とする請求項24記載のプリントシステム。
  32. 【請求項32】 前記プリンタは、レーザビームプリン
    タであることを特徴とする請求項24乃至26のいずれ
    かに記載のプリントシステム。
  33. 【請求項33】 前記プリンタは、インクジェット記録
    装置であることを特徴とする請求項24乃至26のいず
    れかに記載のプリントシステム。
  34. 【請求項34】 前記情報処理装置とプリンタとはネッ
    トワークを介して接続されていることを特徴とする請求
    項24記載のプリントシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8355144B2 (en) 2004-12-24 2013-01-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of changing printer driver, and printing system and method using the same

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