JP3253174B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3253174B2
JP3253174B2 JP12418993A JP12418993A JP3253174B2 JP 3253174 B2 JP3253174 B2 JP 3253174B2 JP 12418993 A JP12418993 A JP 12418993A JP 12418993 A JP12418993 A JP 12418993A JP 3253174 B2 JP3253174 B2 JP 3253174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向性インターフェ
ースを介して接続されるプリンタ等の出力装置へ情報を
送出する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータにインタフェ
ース(例えばセントロニクスインタフェース等)を介し
て接続されるプリンタは、ホストコンピュータから入力
されるデータを解析して、例えばレーザビームプリンタ
の出力データとしてビットマップデータを展開し、この
展開データに基づいて変調されたレーザビームを感光ド
ラムに走査露光して画像データの出力を行うように構成
されている。
【0003】また、プリンタがエミュレーション機能を
備える場合には、複数のプリンタ制御言語系(コマンド
体系)を処理可能に構成されており、使用者が実行する
アプリケーションプログラムに従ってエミュレーション
モードとネイティブモードとを切り換えながらプリント
処理を実行できるように構成されており、プリンタには
上記プリンタ制御言語を解釈するプログラムを切り換え
るためのスイッチや切り換え指示を行うカードスロット
があらかじめ設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリンタに
設定されている言語環境の整合性を印字処理前にチェッ
クする機能がないため、プリンタに設定されている言語
環境と、アプリケーションが設定している言語環境が異
なる場合に、プリンタにプリントデータを転送してプリ
ント処理を開始させると、予期しない結果が印字されて
しまうという問題点があった。
【0005】このように、プリンタ制御言語を使い分け
るプリントシステム環境下(複数のプリントドライバを
選択実行できる環境下)においては、使用者によるハー
ド的な環境設定に依存して使用するプリンタ制御言語が
確定されてしまうので、ホストコンピュータとプリンタ
とで指定されたプリンタ制御言語環境が不整合となる場
合には、整合性をとるための救済手段がないため、印字
不良となってしまい、プリンタの配設位置がホストコン
ピュータから離れた位置にあって、ページ数の多いプリ
ントデータを処理した場合には、その状態を容易に検出
できないため、印字無駄が発生して、紙資源を無駄に消
費してしまう等の重大な問題が生じる。
【0006】さらに、上記のような言語環境を切り換え
る際に、メモリ環境を解放すると、設定されているプリ
ンタのメモリ内のプリンタ設定内容(フォーム,外字,
RAMの各メモリ設定)が書き換えられて消失しまうた
め、同一言語環境に再び切り換わっても、上記フォー
ム,外字等の情報を再現することができなくなってしま
うとともに、RAMのメモリマップも正常に再現されな
くなってしまい、切り換え前の環境状態での印字を保証
できなくなってしまう。
【0007】一方、環境切り換え前の状態を維持するよ
うにメモリ環境を制御すると、切り換え後に使用できる
メモリ空間がかなり限定されるため、切り換え後の環境
下における記録処理効率が著しく低下してしまう等の問
題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、プリンタ側のプリンタ制御言語に適合す
るプリンタドライバを自動選択することにより、通信可
能に接続されたプリンタとのプリンタ環境の整合を図
り、正しい印刷結果を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プリンタ装置が、複数の制御言語に対応
し、制御言語に優先順位が付けられているプリンタ装置
と通信可能な情報処理装置において、前記プリンタ装置
の制御言語のうち優先順位の高い制御言語を示す情報を
取得し、取得された情報が示す制御言語に対応するプリ
ンタドライバを、複数のプリンタドライバの中から選択
することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
は、複数の制御言語に対応し、制御言語に優先順位が付
けられているプリンタ装置と、前記プリンタ装置と通信
可能な情報処理装置とから構成されるプリンタ制御シス
テムにおいて、前記プリンタ装置が対応している制御言
語を前記プリンタ装置に問い合わせ、問い合わせに応じ
て、前記プリンタ装置が対応している制御言語のうち優
先順位の高い制御言語を示す情報を前記情報処理装置に
送り、送られた情報が示す制御言語に対応するプリンタ
ドライバを、複数のプリンタドライバの中から選択する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】かかる構成において、取得した情報に基づい
て、複数の制御言語のうち優先度の高い制御言語に対応
するプリンタドライバを自動選択することができる。
【0012】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図1〜図3を参照しなが
ら説明する。なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0013】図1は本発明を適用可能な第1の記録装置
の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ(LBP)の場合を示す。
【0014】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。
1501は操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている操作パネル、1000はLBP本体15
00全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1502に出力する。レーザドライバ1502は
半導体レ−ザ1503を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1503から
発射されるレーザ光1504をオン・オフ切り換えす
る。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左右方向
に振らされて静電ドラム1506上を走査露光する。こ
れにより、静電ドラム1506上には文字パターンの静
電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラ
ム1506周囲に配設された現像ユニット1507によ
り現像された後、記録紙に転写される。この記録紙には
カットシートを用い、カットシート記録紙はLBP15
00に装着した用紙カセット1508に収納され、給紙
ローラ1509および搬送ローラ1510と搬送ローラ
1511とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム
1506に供給される。また、LBP本体1500に
は、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備
え、内蔵フォントに加えてオプションカード,言語系の
異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続で
きるように構成されている。
【0015】図2は本発明を適用可能な第2の記録装置
の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記録
装置(IJRA)の場合を示す。
【0016】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。5002は紙押え板であり、キャリッジ
移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッ
ジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モー
タ5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポ
ジション検知手段として機能する。5016は記録ヘッ
ドの全面をキャップするキャップ部材5022を指示す
る部材、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段
でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回
復を行う。5017はクリーニングブレードで、部材5
019により前後方向に移動可能となる。5018は本
体支持板で、上記5017,5019を支持する。50
12は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達手段で移動制御される。
【0017】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャッリジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていればよい。
【0018】図3は、図2に示した第2の記録装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【0019】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラム等を格納する
プログラムROM、1703はDRAMで、各種データ
(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を
保存しておく。1704は記録ヘッド1708に対する
記録データの供給制御を行うゲートアレイで、インタフ
ェース1700,MPU1701,DRAM1703間
のデータの転送制御も行う。1710は前記記録ヘッド
1708を搬送するためのキャリアモータ、1709は
記録用紙搬送のための搬送モータ、1705は前記記録
ヘッドを駆動するヘッドドライバ、1706は前記搬送
モータ1709を駆動するモータドライバ、1707は
前記キャリアモータ1710を駆動するモータドライバ
である。
【0020】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より記録信号が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で記録信号がプ
リント用の記録データに変換される。そして、モータド
ライバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッ
ドドライバ1705に送られた記録データに従って記録
ヘッドが駆動され印字が実行される。
【0021】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介して後述するホストコンピュータ100との
通信処理が可能となっており、DRAM1703に関す
るメモリ情報および資源データ等を後述するホストコン
ピュータ100に通知可能に構成され、さらに、ホスト
コンピュータ100が接続されたプリンタと通信してプ
リンタ環境設定状態を自動判定して、相互に整合するプ
リンタ環境を自動設定するように構成されている。
【0022】また、プリンタ制御言語切り換えに伴っ
て、プリンタのメモリに設定されているデータをホスト
コンピュータ100に一時登録ファイルとして転送し、
プリンタ制御言語切り換え後のプリンタ処理終了後、プ
リンタのプリンタ環境を再起させるために、一時登録フ
ァイルをプリンタに帰還転送して再設定可能に構成され
ている。
【0023】〔第1実施例〕図4は本発明の第1実施例
を示すプリンタ制御システムの構成を説明するブロック
図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)を
例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるの
であれば、単体の機器であっても、複数の機器からなる
システムであっても、LAN等のネットワークを介して
処理が行われるシステムであっても本発明を適用できる
ことは言うまでもない。
【0024】図において、100はホストコンピュータ
で、ROM2に記憶された文書処理プログラムに基づい
て図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混
在した文書処理を実行するCPU1を備え、システムデ
バイス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に
制御する。
【0025】また、このROM2には、図6、図9、図
11、図12、図13のフローチャートで示されたCP
U1の制御プログラム等を記憶する。3はRAMで、C
PU1の主メモリ,ワークエリア等として機能する。5
はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9
からのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ
(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の
表示を制御する。7はディスクコントローラ(DKC)
で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォ
ントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等、後述す
るプリンタドライバファイル11a等を記憶するハード
ディスク(HD)11,フロッピーディスク(FD)1
2とのアクセスを制御する。8はプリンタコントローラ
(PRTC)で、所定の双方向性インタフェース(イン
タフェース)13を介してプリンタ1500に接続され
て、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。8
a,18aはインタフェース回路で、インタフェース1
3を介したプリンタ1500とホストコンピュータ10
0との種々のコマンド通信処理,記録情報処理を制御す
る。
【0026】なお、CPU1は、例えばRAM3上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上のマウスカーソル等で指示されたコマンドに
基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデ
ータ処理を実行する。
【0027】プリンタ1500において、14はプリン
タCPUで、ROM15に記憶された制御プログラム等
に基づいてシステムバス17に接続される各種のデバイ
スとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェー
ス19を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)
20にプリントデータとしての画像信号を出力する。ま
た、CPU14は入力部18を介してホストコンピュー
タとの通信処理が可能となっており、RAM16に関す
るメモリ情報および資源データ等をホストコンピュータ
100に通知可能に構成されている。16はCPU14
の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、
図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMに
よりメモリ容量を拡張することができるように構成され
ている。なお、RAM16は、後述する記録データ展開
領域16b、環境データ格納領域16a、NVRAM等
に用いられる。
【0028】また、図示しないカードスロットを少なく
とも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフ
ォントカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈
するプログラムを格納したカード(エミュレーションカ
ード)を接続できるように構成されている。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からの
プリンタモード設定情報を記憶する。
【0029】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、CPU1が所定のタイミングでホストコン
ピュータに双方向性インタフェース13を介して接続さ
れるプリンタ1500の後述するRAM16に格納され
ているプリンタ制御言語に関する情報を取得すると、取
得したプリンタ制御言語に関する情報をCPU1が解析
してプリンタドライバの切り換えを指定し、この切換え
指定に従ってCPU1がホストコンピュータ100のプ
リンタドライバ環境を整合設定することにより、通信可
能に接続されたプリンタとホストコンピュータとのプリ
ンタ環境が不整合であっても、整合するプリンタ環境を
自動設定する。なお、上記プリンタ制御言語に関する情
報は、プリンタ1500のROM15に格納されている
プリンタ制御言語を解釈するためのプログラム(エミュ
レーションプログラム)或いは、前述したエミュレーシ
ョンカードに格納されているプリンタ制御言語を解釈す
るためのプログラム(エミュレーションプログラム)を
示す。
【0030】具体的には、双方向性のインタフェース1
3で接続されたホストコンピュータ100とプリンタ1
500のシステムにおいて、複数のプリンタ制御言語系
に対するドライバ(各種プリンタに対応する)が使用で
きる場合に、ホストコンピュータ100のCPU1がプ
リンタ制御言語に関する情報(プリンタ制御言語を解釈
するプログラムを特定する識別情報等)をプリンタ15
00のRAM16から取得し、ホストコンピュータ10
0内のRAM3のワークエリアで、RAM3上のテーブ
ル(プリンタ制御言語に関する情報とプリンタドライバ
の対応表)を参照しながら上記情報に基づいてプリンタ
ドライバとプリンタの制御言語系の整合性をチェック
し、整合がとれない場合には、取得した情報に適合する
プリンタドライバに切り換えて整合性を取る。これによ
り、ユーザはプリンタドライバの選択設定をすることな
く、適切なプリンタドライバによるプリントが可能とな
る。なお、上記プリンタ制御言語に関する情報を取得す
るタイミングは、システムを立ち上げた時(電源をON
にした時)または印刷開始時である。なお、上記RAM
3上のテーブルは、ホストコンピュータ100で使用可
能なプリンタドライバ、それに対応するプリンタ制御言
語に関する情報を表わすものである。このテーブルは、
ホストコンピュータ100の電源立ち上げ時に作成され
る。
【0031】以下、図5を参照しながら本発明に係るプ
リンタ制御システムにおけるプリンタ環境整合設定処理
動作について詳述する。
【0032】図5は、図4に示したホストコンピュータ
100とプリンタ1500との間におけるプリンタ環境
整合設定を説明するブロック図であり、図4と同一のも
のには同じ符号を付してある。
【0033】図において、11aはプリンタドライバフ
ァイルで、ドライブ可能なプリンタ制御言語に対応する
種々のプリンタドライバPRD1〜PRDNが格納され
ており、例えばハードディスク11に登録され、所望と
するプリンタドライバを選択できる。そして、プリンタ
ドライバPRD1〜PRDNをプリンタから取得したプ
リンタ制御言語に関する情報に基づいて適宜切り換えて
印刷処理を実行することができる。なお、プリンタドラ
イバファイル11aに格納されているプリンタドライバ
とそれに対応するプリンタ制御言語の関係は、上述した
RAM3内のテーブル(不図示)に記憶されている。
【0034】16aは、例えば第1のプリンタ言語系の
環境データ部で、フォーム(罫線データ)データ,外字
データ,RAMデータ等から構成される後述するRAM
16の環境データ格納領域であり、RAMデータには現
在指定されているプリンタ制御言語に関する情報(例え
ばPRCL1)が設定されている。1501は操作パネ
ルを示し、種々のモード設定のためのキー,エラー回復
のためのキー等が配設されている。Sはカードスロット
で、プリンタ1500をエミュレーション起動する際に
接続される制御カードCが装着され、この制御カードC
が装着されると、例えばPRCL1が指定され、RAM
データに「PRCL1」が設定されるものとする。
【0035】ただし、あらかじめエミュレーション制御
情報を複数ROM15に記憶している場合には、例えば
操作パネル1501からの選択指示により、対応する指
定されたプリンタ制御言語に関する情報がRAMデータ
に設定される。
【0036】図6は本発明の第1実施例を示すプリンタ
環境整合設定処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、S601〜S605は各ステップを示す。
【0037】先ず、ステップS601で、CPU1はプ
リンタ100に制御言語の種別を確認するための問い合
わせ情報として、プリンタ制御言語情報取得要求をコマ
ンドで指示する。ここで、上記取得要求の指示は、例え
ばシステムの立ち上げ時、(例えば電源をONにした
時)あるいは印刷開始命令時等に行われる。この指示に
応じて、ステップS602でホストコンピュータ100
のCPU1が、プリンタ1500のRAM16内の前述
したRMAデータ領域からプリンタ制御言語情報を取得
し、ステップS603で現在ホストコンピュータ100
で選択中のプリンタドライバとプリンタ1500内で現
在設定されているプリンタ制御言語とが整合するかどう
かを取得したプリンタ制御言語情報とをRAM3上のワ
ークエリアで前述したテーブルを参照して判断する。
【0038】ステップS603で、プリンタ1500の
プリンタ制御言語とホストコンピュータ100のプリン
タドライバが一致していれば整合処理を終了し、一方、
一致していなければステップS604へ進む。
【0039】ステップS604では、プリンタの制御言
語に一致するプリンタドライバを前述したテーブルを参
照して探し、一致するプリンタドライバが存在すればス
テップS605へ進み、存在しなければ処理を終了す
る。
【0040】ステップS605では、CPU1が取得し
たプリンタ制御言語情報に基づいてプリンタドライバの
切り換えを指定し、この切り換え指定に従ってホストの
プリンタドライバ環境を整合設定し処理を終了する。
【0041】以上のように、ホストコンピュータ100
に双方向性インタフェース13を介して接続されるプリ
ンタ1500のメモリ(本実施例ではRAM16)に格
納されているプリンタ制御言語情報を取得し、このプリ
ンタ制御言語情報に基づいてプリンタドライバの切り換
えを指定し、この切り換え指定に従ってホストコンピュ
ータのプリンタドライバ環境を整合設定することによ
り、通信可能に接続されたプリンタとホストコンピュー
タとのプリンタ環境が不整合であっても、整合するプリ
ンタ環境を設定して、最適なプリンタドライバを自動選
択することを可能とする。
【0042】なお、プリンタ環境の整合判定を、ホスト
コンピュータ100が自動判定する場合について説明し
たが、プリンタ1500の操作パネル1501からの制
御言語切り換え指示または制御カードCの着脱状態を検
出して、プリンタ環境の整合処理を自動起動する構成で
あっても良い。
【0043】また、プリンタドライバとプリンタ制御言
語の一致する組み合わせを探す際に、ホストコンピュー
タ100内の複数のプリンタドライバに優先順位を持た
せても良い。さらに、上記実施例のプリンタ制御システ
ムにおいて、レーザビームプリンタ1500を用いて説
明したが、前述した図2,図3に示すインクジェットプ
リンタ等にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
【0044】なお、上記実施例ではプリンタ1500と
ホストコンピュータ100とのプリンタ環境を整合設定
する場合について説明したが、プリンタ制御言語毎にプ
リンタ1500のメモリ(RAM16)を有効に利用す
るためには、プリンタ制御言語切り換え毎にプリンタ1
500のメモリ(RAM16)をすべて解放するのが望
ましいが、解放に伴って既に登録されている内容が消失
してしまうので、メモリの有効利用を図りつつ、かつ既
に登録されているメモリの内容を再現性よく設定するよ
うに制御する必要がある。そこで、以下の第2実施例に
基づいて上記の処理動作について説明する。
【0045】〔第2実施例〕図4に示したプリンタ制御
システムの構成を説明するブロック図において、プリン
タ環境切り換え状態に基づいてCPU1がプリンタ15
00のRAM16に格納されている第1のプリンタ環境
データを取得すると、取得した第1のプリンタ環境デー
タをCPU1の機能処理にホストコンピュータ100の
内部ファイルとして、例えばハードディスク11やフロ
ッピーディスク12等に登録し、このCPU1によるデ
ータ登録終了後に、CPU1,CPU14との通信制御
機能によって、第2のプリンタ環境に対応する第2のプ
リンタ環境データを前記RAM16内の16aに設定す
るとともに、第2のプリンタ環境に対応するプリント処
理終了状態に基づいて前記内部ファイルに登録されてい
る第1のプリンタ環境データを前記RAM16内の16
aに再起設定することにより、プリンタ環境切り換えが
頻発しても各環境毎のプリンタ環境データ内容をRAM
16に再現性良く復帰設定することを可能とする。
【0046】具体的には、双方向性のインタフェース1
3で接続されたホストコンピュータ100とプリンタ1
500のシステムにおいて、複数のプリンタ制御言語系
が使用できる場合に、第1のプリンタ環境(第1のプリ
ンタ言語系)から第2のプリンタ環境(第2のプリンタ
言語系)へのコマンドモード切り換え時に、第1のプリ
ンタ環境データ(登録フォームデータ,外字データ等)
をプリンタ1500のRAM16内の16aからホスト
コンピュータ100に転送し、ホストコンピュータ側で
ファイル等、例えばハードディスク11等に保存する。
そして、プリンタ1500はRAM16の第1のプリン
タ環境データ格納領域16aを解放し、第2のプリンタ
環境に対応するプリント処理を行い、その後、第2のプ
リンタ環境から第1のプリンタ環境へコマンドモードを
戻す時に、ホストコンピュータ100で保存している第
1のプリンタ環境データをプリンタ1500に送り、プ
リンタ1500を第2のプリンタ環境への切り換え前の
状態に復帰設定させ、第2のプリンタ環境に対するプリ
ント処理時に、プリンタのメモリ(RAM16)の資源
を有効に利用し、さらに、すべてのプリント処理終了後
にRAM16のプリンタ環境データを処理前の状態に自
動復帰させることを可能とする。
【0047】以下、図7〜図9を参照しながら本発明に
係るプリンタ制御システムにおける環境切り換えに伴う
プリンタメモリ資源の解放処理動作について詳述する。
【0048】図7は、図4に示したホストコンピュータ
100とプリンタ1500との間における環境設定切換
え処理を説明するブロック図であり、図4と同一のもの
には同じ符号を付してある。
【0049】図において、16aは例えば第1言語系の
環境データ格納領域で、フォーム(罫線データ)デー
タ,外字データ,プリンタ固有の設定項目等を記憶する
RAMデータ等から構成されている。16bは記録デー
タ展開領域で、印刷処理時におけるビットマップデータ
が記憶されたり、ワークエリア等として使用される。ま
た、後述する操作パネル1501からのプリンタモード
設定情報を記憶するNVRAMがある。
【0050】この操作パネル1501には種々のモード
設定のためのキー,エラー回復のためのキー等が配設さ
れている。
【0051】図8は、図7に示したRAM16のメモリ
マップを示す模式図である。
【0052】図9は本発明の第2実施例を示す環境設定
切換え処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、S901〜S906は各ステップを示す。
【0053】先ず、ステップS901でCPU1はプリ
ンタ設定変更を行う指示がキーボード9または図示しな
いポインティングデバイス等の操作により指示されてい
るかどうかを判定する。ステップS901でNOならば
ステップS903へ進んで通常の印字処理が行われる。
【0054】一方、YESならばステップS902でC
PU1はCPU14に対してRAM16のプリンタ環境
データ格納領域16aの内容(例えば第1のプリンタ環
境データ)をホストコンピュータ100に送信する指示
を行う。
【0055】これに応じてステップS902で、プリン
タ1500のCPU14がプリンタ環境データ格納領域
16aの内容を読み出して、変更前の設定値(例えば第
1のプリンタ環境データ)をホストコンピュータ100
に送信し、内部ファイルに記憶させる。そして、ステッ
プS903で、環境切り換え後のプリンタ環境(第2の
プリンタ環境)が最大限メモリ(RAM16)を有効使
用できるように、プリンタ環境データ格納領域16aを
解放した後、公知の通信処理により記録情報を受信して
ビットマップ展開を行う等の印字処理を実行する。この
ようにして、ステップS904で環境切り換え後のプリ
ンタ環境に依存するプリントジョブが終了したら、ステ
ップS905でCPU1が内部ファイルとしてプリンタ
1500の設定情報(例えば第1のプリンタ環境デー
タ)を登録しているかどうかを判定する。ステップS9
05でNOならば処理を終了し、YESならばステップ
S906でその登録ファイルを読み出して、プリンタ1
500のCPU14に転送し、RAM16のプリンタ環
境データ格納領域16aを再設定して、環境切り換え前
の状態(第1のプリンタ環境)にRAM16の内容を再
現設定し、処理を終了する。
【0056】このように、ホストコンピュータ100に
双方向性インタフェース13を介して接続されるプリン
タ1500のメモリ(RAM16)に格納されている第
1のプリンタ環境データをプリンタ環境切り換え状態に
基づいて取得し、この第1のプリンタ環境データをホス
トコンピュータ100の内部ファイルとして登録し、こ
の登録終了後に、第2のプリンタ環境に対応する第2の
プリンタ環境データをプリンタのメモリに設定し、第2
のプリンタ環境に対応するプリント処理終了状態に基づ
いて内部ファイルに登録されている第1のプリンタ環境
データをプリンタのメモリに再起設定することにより、
プリンタ環境切り換えに伴う各環境毎のメモリの設定状
態を確実に再現することを可能とする。
【0057】また、プリンタ環境の切り換えが、プリン
タ制御言語系の切り換えに伴って発生することにより、
プリンタ制御言語系の切り換えに伴う各環境毎のメモリ
の設定状態を確実に再現することを可能とする。
【0058】なお、上記実施例ではプリンタ制御言語の
切り換えをホストコンピュータ100のキーボード9等
から要求が発生した場合に、プリンタ1500のプリン
タ環境データをホストコンピュータ100に読み上げて
一時ファイルとして登録する場合について説明したが、
図10に示すようにプリンタ1500の操作パネル15
01からの切り換え指示により、現在のプリンタ環境を
ホストコンピュータ100に転送して、例えばRAM3
上に、またはハードディスク11上に個別登録ファイル
3−1〜3−3として登録し、プリンタ1500からの
登録ファイル呼出しに従って、最先登録された順に個別
登録ファイル3−1〜3−3をプリンタ1500に返送
して、RAM16のプリンタ環境データ格納領域16a
に再現する構成であっても良い。
【0059】また、上記実施例では、単一のホストコン
ピュータ100上でのプリンタ制御言語系の切り換え発
生状態が発生したことをプリンタ設定変更条件としてい
る場合について説明したが、複数のホストコンピュータ
とプリンタが共有するシステムである場合でも本発明を
適用することができる。また、前述したようにユーザに
よる操作パネル1501からの指示を切り換え条件とし
てもいいし、同一言語,同一ユーザによる複数の環境モ
ード設定ファイルを可能としおき、所望の環境モード設
定ファイルの呼出し指示を切り換え条件として、上記R
AM16のプリンタ環境データ格納領域16aに所望の
プリンタ設定情報を再現する構成であっても良い。な
お、上記実施例のプリンタ制御システムにおいて、レー
ザビームプリンタ1500を用いて説明したが、前述し
た図2,図3に示すインクジェットプリンタ等にも本発
明を適用できるのは言うまでもない。
【0060】〔第3実施例〕上述した第1実施例におい
て、プリンタ1500内の複数のプリンタ制御言語に優
先順位が設定されている場合、最も優先度の高いプリン
タ制御言語に対応するプリンタドライバ、ホストコンピ
ュータ100が自動的にプリンタドライバを切り替える
と共に、プリンタ1500で使用するプリンタ制御言語
を、最も優先度の高いプリンタ制御言語に切り替える処
理を以下で説明する。
【0061】図11は、本発明の第3実施例を示す環境
設定切換え処理の一例を示すフローチャートである。
【0062】ここでは、図4に示したホストコンピュー
タ100とプリンタ1500との間における環境設定切
換え処理を説明するブロック図を用いて説明する。な
お、プリンタ1500で使用する複数のプリンタ制御言
語の優先順位は、予め固定され、例えばROM15に記
憶されていても良いし、プリンタの操作パネル1501
等で優先順位が任意に設定され、例えば、RAM16に
記憶されていても良い。
【0063】まず図11のステップS2001では、ホ
ストコンピュータ100内のCPU1が印刷装置本体1
500に対し、印刷装置本体1500が対応しているプ
リンタ制御言語の種類を問い合わせ、ステップS200
2へ進む。
【0064】ステップS2002では、ホストコンピュ
ータ100へ情報を伝えていないプリンタ制御言語の情
報が印刷装置1500に残っているかどうかを印刷装置
1500内のCPU14が調べ、残っていたらステップ
S2003へ進み、残っていなかったら処理を終了す
る。
【0065】ステップS2003では、ステップS20
02で調べたまだホストコンピュータ100に情報を伝
えていないプリンタ制御言語のうちで、一番優先順位の
高いプリンタ制御言語の情報を印刷装置1500内の例
えば、RAM16に記憶されている優先度情報に基づい
てCPU14がホストコンピュータ100へ伝え、ステ
ップS2004へ進む。ここで参照される優先順位の情
報は、例えば、RAM16等に記憶されている。
【0066】ステップS2004では、ステップS20
03で、伝えたプリンタ制御言語がどれかという情報を
印刷装置1500内のRAM16に記憶し、ステップS
2005へ進む。ここではRAM16上に確保された領
域に情報が書き込まれることにより、情報が管理され
る。
【0067】ステップS2005では、印刷装置150
0内のCPU14がステップS2003で送った情報を
ホストコンピュータ100内のCPU1が受けとり、ス
テップS2006へ進む。
【0068】ステップS2006では、ステップS20
05で受けとったプリンタ制御言語情報に対応するプリ
ンタドライバをホストコンピュータ100が持っている
かどうか実施例1で説明した不図示のテーブルを参照し
て調べ、持っている場合はステップS2007へ進み、
持っていない場合はステップS2001へ戻る。
【0069】ステップS2007では、ステップS20
06で対応性のとれたプリンタドライバを用いて印刷処
理を行なうために、ホストコンピュータ100のCPU
1がプリンタドライバをそのプリンタドライバへ切替
え、ステップS2008へ進む。
【0070】ステップS2008では、ステップS20
06で対応性のとれたプリンタ制御言語を用いて印刷処
理を行なうために、プリンタ制御言語を切替える命令を
ホストコンピュータ100内のCPU1が印刷装置15
00に対して送出し、ステップS2009へ進む。
【0071】ステップS2009では、ステップS20
08で送出された命令を印刷装置1500内のCPU1
4が受けとり、動作するプリンタ制御言語を指定された
プリンタ制御言語に切替え、処理を終了する。
【0072】以上説明したように、プリンタが対応して
いるプリンタ制御言語とホストコンピュータの対応して
いるプリンタドライバの整合性を、プリンタ側で定めた
プリント制御言語の優先順位に従って自動的にとること
により、常に正しい印刷結果を得ることができる。
【0073】〔第4実施例〕上述した第1実施例におい
て、ホストコンピュータ100内の複数のプリンタドラ
イバ(例えば、図4に示すハードディスク11に格納さ
れている)に優先順位が設定されている場合、プリンタ
1500から取得したプリンタ1500で使用可能なプ
リンタ制御言語情報に対応するプリンタドライバの内、
最も優先度の高いプリンタドライバに、ホストコンピュ
ータ100が自動的にプリンタドライバを切り替えると
共に、その切り替えに応じて、切り替えたプリンタドラ
イバに対応するプリンタ制御言語に、プリンタ1500
で使用するプリンタ制御言語を切り替える処理を以下で
説明する。
【0074】図12、図13は、本発明の第4実施例を
示す環境設定切り替え処理の一例を示すフローチャート
である。
【0075】ここでは、図4に示したホストコンピュー
タ100とプリンタ1500との間における環境設定切
替え処理を説明するブロック図を用いて説明する。
【0076】なお、ホストコンピュータ100で使用す
る複数のプリンタドライバの優先順位は、予め固定さ
れ、例えば、ROM2に記憶されていても良いし、キー
ボード9や不図示のポインティングデバイス等を用いて
任意に優先順位が設定され、例えば、RAM3に記憶さ
れていても良い。
【0077】まず図12のステップS3002では、ホ
ストコンピュータ100内のCPU1が印刷装置150
0に対し、印刷装置1500が対応しているプリンタ制
御言語の種類を問い合わせ、ステップS3002へ進
む。
【0078】ステップS3002では、印刷装置150
0が対応しているプリンタ制御言語情報をプリンタ15
00内のCPU14がホストコンピュータ100へ返
し、ステップS3003へ進む。複数のプリンタ制御言
語に印刷装置1500が対応している場合は、一度に複
数のプリンタ制御言語情報をプリンタ1500内のCP
U14がホストコンピュータ100へ返す。
【0079】ステップS3003では、ステップS30
02で印刷装置1500内のCPU14が送った情報を
ホストコンピュータ100が受けとり、ステップS30
04へ進む。
【0080】ステップS3004では、ステップS30
03で受けとった情報の中で以下で説明するステップS
3005からステップS3007の処理を行なっていな
いものがあるかどうか調べ、処理を行なっていないもの
がある場合はステップS3005へ進み、ない場合は
を経て図13のステップS4001へ進む。
【0081】なお、上記ステップS3005からステッ
プS3007までの処理は、実施例1で説明した比較処
理であり、プリンタ制御言語情報に対応するプリンタド
ライバがホストコンピュータ100内にあるか否かは、
実施例1で前述したRAM3内の不図示のテーブルを参
照して判断する。
【0082】ステップS3005では、ステップS30
04で調べた未処理のプリンタ制御言語に関する情報の
中から一つを処理対象として選択し、ステップS300
6へ進む。
【0083】ステップS3006では、ステップS30
05で選択されたプリンタ制御現御に関する情報を基
に、そのプリンタ制御言語に対応しているプリンタドラ
イバをホストコンピュータ100が持っているかどうか
を前述したテーブルを参照してCPU1が調べ、持って
いる場合はステップS3007へ進み、持っていない場
合はステップS3004へ戻る。
【0084】ステップS3007では、処理対象のプリ
ンタ制御言語に対応しているプリンタドライバが何かと
いう情報を記憶し、ステップS3004へ戻る。ここで
はRAM3上に確保された領域に情報が書き込まれるこ
とにより、情報が記憶される。
【0085】図13のステップS4001では、図12
のステップS3007で記憶した情報をRAM3からC
PU1が読みだし、印刷装置1500が持っているプリ
ンタ制御言語に対応しているプリンタドライバがホスト
コンピュータ100内に存在していたかどうか調べ、存
在していた場合はステップS4002へ進み、存在して
いなかった場合は処理を終了する。
【0086】ステップS4002では、図12のステッ
プS3007で記憶した情報を更にCPU1が調べ、印
刷装置1500の持つプリンタ制御言語に対応している
プリンタドライバのうち、一番優先順位の高いものを選
び出し、ステップS4003へ進む。プリンタドライバ
の優先順位の情報は、RAM3、ROM2、ハードディ
スク11等に格納されている。
【0087】ステップS4003では、ステップS40
02で選択したプリンタドライバを用いて印刷処理を行
なうために、ホストコンピュータ100内のCPU1が
プリンタドライバをそのプリンタドライバへ切替え、ス
テップS4004へ進む。
【0088】ステップS4004では、ステップS40
02で選択したプリンタ制御言語を用いて印刷処理を行
なうために、プリンタ制御言語を切替える命令をホスト
コンピュータ100内のCPU1か印刷装置1500に
伝え、ステップS4005へ進む。
【0089】ステップS4005では、ステップS40
04で伝えられた命令を印刷装置1500内のCPU1
4が受けとり、動作するプリンタ制御言語を印刷装置1
500内のCPU14が切替え、処理を終了する。
【0090】以上説明したように、プリンタが対応して
いるプリンタ制御言語とホストコンピュータの対応して
いるプリンタドライバの整合性を、ホストコンピュータ
側で定めたプリンタドライバの優先順位に従って自動的
にとることにより、常に正しい印刷結果を得ることがで
きる。
【0091】なお、上記実施例3、4において、プリン
タ制御言語情報を取得するタイミングは、印刷開始時ま
たは、システムを立ち上げた時(電源をONにした時)
または、ユーザから実行を指示された時である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、複数の制御言語に
対応し、各制御言語に優先順位が付けられているプリン
タ装置と通信可能な場合において、プリンタ装置の制御
言語のうち優先順位の高い制御言語を示す情報を取得し
て、取得された情報が示す制御言語に対応するプリンタ
ドライバを、複数のプリンタドライバの中から選択する
ことにより、情報処理装置とプリンタ装置のプリンタ環
境に不整合があっても、プリンタ装置が対応する制御言
語のうち優先度の高い制御言語に対応するプリンタドラ
イバを選択し、整合のとれたプリンタ環境を選定するこ
とができ、正しい印刷結果を得ることができる。
【0093】
【0094】
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の記録装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明を適用可能な第2の記録装置の構成を示
す外観図である。
【図3】図2に示した第2の記録装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図5】図4に示したホストコンピュータとプリンタと
の間における環境設定切換え処理を説明するブロック図
である。
【図6】本発明の第1実施例を示す環境設定切換え処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図4に示したホストコンピュータとプリンタと
の間における環境設定切換え処理を説明するブロック図
である。
【図8】図7に示したRAMのメモリマップを示す模式
図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す環境設定切換え処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図4に示したホストコンピュータとプリンタ
との間における他の環境設定切換え処理を説明するブロ
ック図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す環境設定切換え処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施例を示す環境設定切換え処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4実施例を示す環境設定切換え処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 14 CPU 15 ROM 16 RAM 100 ホストコンピュータ 1500 プリンタ

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御言語に対応し、制御言語に優
    先順位が付けられているプリンタ装置と通信可能な情報
    処理装置であって、 前記プリンタ装置の制御言語のうち優先順位の高い制御
    言語を示す情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された情報が示す制御言語に対
    応するプリンタドライバを、複数のプリンタドライバの
    中から選択する選択手段とを有することを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、取得された情報が示す
    制御言語に対応するプリンタドライバを有していない場
    合、次に優先順位の高い制御言語を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置のプリンタドライバの
    環境を、前記選択手段により選択されたプリンタドライ
    バの環境に切り替える切替手段を有することを特徴とす
    る請求項1或いは2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 制御言語を示す情報は、当該制御言語を
    解釈するプログラムを特定する情報であることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段により選択されたプリンタ
    ドライバに対応する制御言語に切替える命令を前記プリ
    ンタ装置に送出する送出手段を有することを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 制御言語の優先順位は、プリンタ装置の
    操作パネルで設定されることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記プリンタ装置は、レーザビームプリ
    ンタ或いはインクジェット記録装置であることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の制御言語に対応し、制御言語に優
    先順位が付けられているプリンタ装置と、前記プリンタ
    装置と通信可能な情報処理装置とから構成されるプリン
    タ制御システムであって、 前記プリンタ装置が対応している制御言語を前記プリン
    タ装置に問い合わせる問い合わせ手段と問い合わせに応
    じて、前記プリンタ装置が対応している制御言語のうち
    優先順位の高い制御言語を示す情報を前記情報処理装置
    に送る送信手段と、 前記送信手段により送られた情報が示す制御言語に対応
    するプリンタドライバを、複数のプリンタドライバの中
    から選択する選択手段とを有することを特徴とするプリ
    ンタ制御システム。
  9. 【請求項9】 前記選択手段により選択されたプリンタ
    ドライバに対応する制御言語に切替える命令を前記プリ
    ンタ装置に送出する送出手段と、 前記命令に応じて、前記プリンタ装置で使用する制御言
    語を切り替える切替手段とを有することを特徴とする請
    求項8に記載のプリンタ制御システム。
  10. 【請求項10】 制御言語の優先順位は、プリンタ装置
    の操作パネルで設定されることを特徴とする請求項8或
    いは9に記載のプリンタ制御システム。
  11. 【請求項11】 複数の制御言語に対応し、制御言語に
    優先順位が付けられているプリンタ装置と通信可能な情
    報処理装置でプリンタドライバを選択するプリンタドラ
    イバ選択方法であって、 前記プリンタ装置の制御言語のうち優先順位の高い制御
    言語を示す情報を取得し、 取得された情報が示す制御言語に対応するプリンタドラ
    イバを、複数のプリンタドライバの中から選択すること
    を特徴とするプリンタドライバ選択方法。
  12. 【請求項12】 取得された情報が示す制御言語に対応
    するプリンタドライバを有していない場合、次に優先順
    位の高い制御言語を示す情報を取得することを特徴とす
    る請求項11に記載のプリンタドライバ選択方法。
  13. 【請求項13】 前記情報処理装置のプリンタドライバ
    の環境を、前記選択手段により選択されたプリンタドラ
    イバの環境に切り替えることを特徴とする請求項11或
    いは12に記載のプリンタドライバ選択方法。
  14. 【請求項14】 制御言語を示す情報は、当該制御言語
    を解釈するプログラムを特定する情報であることを特徴
    とする請求項11乃至13のいずれかに記載のプリンタ
    ドライバ選択方法。
  15. 【請求項15】 前記選択手段により選択されたプリン
    タドライバに対応する制御言語に切替える命令を前記プ
    リンタ装置に送出することを特徴とする請求項11乃至
    14のいずれかに記載のプリンタドライバ選択方法。
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