JP3199950B2 - プリンタ装置及びプリンタシステム及びその制御方法 - Google Patents

プリンタ装置及びプリンタシステム及びその制御方法

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JP3199950B2 JP06340694A JP6340694A JP3199950B2 JP 3199950 B2 JP3199950 B2 JP 3199950B2 JP 06340694 A JP06340694 A JP 06340694A JP 6340694 A JP6340694 A JP 6340694A JP 3199950 B2 JP3199950 B2 JP 3199950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばホストコンピュ
ータから受け取ったデータを解析し、出力処理を行うプ
リンタ装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置として、ホストコン
ピュータから送られてきたコマンドに従って、文字や図
形やイメージなどを描画して文書出力を行ったり、プリ
ンタの初期化などの装置の制御を行ったりするものが知
られている。
【0003】また同様に、ホストから送られてきたコマ
ンドに従って、プリンタ装置の状態や、プリンタ環境の
設定、文書出力の経過、使用するフォントなどの情報な
どを、双方向インターフェイスを介して、ホストへ応答
する機能を持ったプリンタ装置も知られている。
【0004】このような各種プリンタ情報をコマンドに
従ってホストに伝達する機能を、「ステータス応答」な
どと呼ぶ。
【0005】ステータス応答で用いられる双方向インタ
ーフェイスとしては、従来から一般的なRS-232C や、近
年登場したBi-Centronics 、イーサネットなどなどとい
ろいろな方式がある。
【0006】近年のプリンタ装置では、従来の単方向イ
ンターフェイスに代わり、これら双方向インターフェイ
スが標準となりつつある。
【0007】今後この双方向インターフェイスを用い
て、ステータス応答を利用するプリンタシステムがます
ます増加していくと考えられる。
【0008】ステータス応答の機能を用いることで、ホ
ストコンピュータは、接続されているプリンタの状態を
把握することができる。
【0009】例えば、プリンタ装置が現在印字可能な状
態であるかをステータス応答させたり、紙切れや紙詰ま
りなどの障害が発生した場合にそれを連絡してもらった
りすれば、ホストコンピュータから離れたところにプリ
ンタ装置が設置されていたりしても、いちいちプリンタ
装置の状態を確認しに出向いたりする必要がなくなる。
【0010】また、そのプリンタ装置で使用できるフォ
ントの種類、描画できる図形の種類、実行できるプリン
タ言語の種類などの情報をステータス応答してもらえ
ば、文書出力データを作成する時に、どの様なフォント
を使い、どのプリンタ言語を使って描画すればいいか、
などの指針となる。
【0011】従来の単方向インターフェイスプリンタ装
置では、ホストコンピュータ側は、データを送ったら送
ったきりで、プリンタ装置が正しく描画してくれたか、
何か障害が起こって停止しているのではないか、などと
いったことがまったく把握できず、また、データ作成時
にも、このプリンタ装置には、このフォントやこの描画
機能が用意されているはずだから、といった推測で描画
データを作らなければならなかった。このため、今後
は、この双方向インターフェイスとステータス応答機能
を用いて、ホスト側でプリンタ装置の情報を獲得して管
理するようなシステムが一般的になってくると考えられ
る。
【0012】双方向インターフェースを用いてステータ
ス応答を行う場合、まずステータス応答を要求するコマ
ンドをホストがプリンタに対して発行する。
【0013】プリンタ側では、これを言語解析し、ステ
ータス応答を要求しているコマンドであると認識し、該
当するプリンタの情報を調べ、これを転送データ形式で
記述し、ホストコンピュータへ送信する。
【0014】ホストではこれを受け取り、データ解析し
て、プリンタの状態を知ることになる。
【0015】これで分かるように、ホストとプリンタと
のインターフェイスとしては、ホストからプリンタへの
送信と、プリンタからホストへの返信の、2つの方向が
ある。
【0016】この2方向のデータのやり取りは、その双
方向通信の形式により異なる。例えば、送信と返信が完
全に独立したタイミングで行われる方式もあれば、送信
か返信のどちらか片方だけ一時期に実行でき、必要に応
じて送信、返信を切替える方式もある。
【0017】プリンタ装置の場合、通常の使われ方では
ホストからプリンタ装置へのデータの流れが、そのほと
んどを占める。
【0018】このため、プリンタからホストへの転送よ
りも、ホストからプリンタへの転送に重点をおき、この
方向の流れが効率よく実行されるように、そのインター
フェイスのアルゴリズムや、ハードウエアなどが調整さ
れている。
【0019】このため、送信と返信が必ずしも1対1の
タイミングで実行されるとは限らない。例えば、ステー
タス応答を含む出力データを送った場合、出力処理を優
先するために、ある程度出力データ処理をしてからでな
いと、ステータス応答を返せない場合がある。応答をす
るためには、出力データの受取を一時ストップしたり、
CPUの処理をそれに割り振らなければならず、効率良
いプリンタ処理を妨げてしまうからである。
【0020】これはホスト側の送受信部の動作について
も同様である。
【0021】一般的に、ホスト側がプリンタからの応答
を受ける処理は、出力データを送る処理よりも、プライ
オリティを低くしている。また、転送速度もプリンタへ
の送信速度に比べて、プリンタからの受信はスピードが
遅い場合が多い。
【0022】このように一般のプリンタ装置では、ホス
トからプリンタへのデータ転送に重点がおかれており、
応答に関しては扱いが低いために、ステータス応答要求
コマンドを発行しても、すぐに応答が戻ってくるとは限
らないのである。
【0023】次に、プリンタ装置では行われるステータ
ス応答処理である。
【0024】応答の内容によっては、その情報を獲得す
るのに時間がかかるものがある。例えば、内蔵されてい
るフォントの全文字をサーチして情報を得るようなステ
ータス応答を指令したとする。用意されているフォント
の状態にもよるが、場合によっては数秒を要することが
ある。
【0025】また、プリンタの状態が変化したら、それ
をホスト側に連絡するようなステータス応答を要求した
とする。
【0026】例えば、文書出力を行っていて、全ページ
が完全に出力し終わったら、ホスト側にそれを通知する
ようなステータス応答を要求する。
【0027】すると、要求コマンドを発行してから、全
ページ排出し終わって、応答が返るまで数十秒から数分
の時間差が生じることがある。
【0028】このような時に応答が返るまでホストから
の出力データ送信を止めるわけには行かないので、要求
コマンドと、ステータス応答のタイミングは、完全にず
れることとなる。
【0029】以上に述べたように、ステータス応答の返
信は、必ずしもホストがステータス応答要求コマンドを
発行してすぐに返されるとは限らない。
【0030】即時に応答される場合もあれば、数秒から
数分以上も経って応答される場合もある。ホストコンピ
ュータ側では、これを待ち構えておき、解析しプリンタ
の状態を知ることとなる。
【0031】従来のプリンタ装置のようにステータス応
答を用いる頻度が低い場合には、多少の時間差があって
も、許容範囲として処理することができた。
【0032】しかし、今後ますますこのステータス応答
を用いたプリンタ装置との情報交換は盛んになり、その
使用頻度も高くなってくる。
【0033】こうなると、この送信と応答のタイミング
のズレは、大きな問題をはらんでくる。例えば、いろい
ろなステータス応答をプリンタ装置に要求するようなプ
リンタシステムがあったとする。図7はそのシステムに
おけるホストコンピュータとプリンタとのメッセージの
やりとりの例を示すジグザグチャートである。ステータ
スはその種類によっては、該当する情報を照査するのに
時間を要したり、何らかのプリンタ状態変化が起こらな
いと返されないものがある。
【0034】図7において、今、ホストコンピュータ
は、プリンタに対して、(1)「現在印字途中のページ
が排出したら連絡しろ」、(2)「このプリンタに内蔵
されているフォントのなかで、文字の大きさが12ポイ
ント以上のものはいくつあるか応えよ」、(3)「今、
このプリンタはデータを受信できる状態であるかどうか
を応えよ」といった情報を要求する3つのステータス応
答状態コマンドを、文書出力データのなかで、この順番
に従って順々に発行したとする。
【0035】プリンタ装置は受け取ったコマンドを順番
に解析し、該当するステータス応答や、文書出力や、プ
リンタ装置制御の処理を行う。
【0036】順番に従い(1)のステータス応答を返答
しようとするが、現在印字途中のページは、まだプリン
タを行っている最中なので、すぐに応答する訳に行かな
い。このためこの応答は、ページ排出が完了するまで待
ちの状態になる。この待ちの処理で全ての処理が停止し
てしまっては、処理効率が悪いので、次のコマンド処理
に移る。
【0037】(2)のステータス応答を返答するために
は、プリンタ装置に用意されている膨大なのフォント
情報を検索し、指定された条件に該当するフォントを捜
し出さなくてはならない。用意されているフォントの量
などにもよるが、この検索にも多少の時間がかかる。や
はりこの検索処理により他の処理を停止してしまうと、
処理効率が落ちる。
【0038】並列に処理が行えるようなシステムの場合
には、この検索処理の間にも、次のコマンド処理を行う
ことができる。
【0039】そこで、(3)のステータス応答を処理す
る。このステータスは、プリンタ装置がデータを受け付
けられるかどうかをたずねる簡単なもので、即座に返答
することができる。またこの応答内容は、今プリンタに
データを送出しても大丈夫かを判別するものであり、た
ずねた時にすぐ答えてもらわないとその意味が無くなっ
てしまう。
【0040】プリンタ装置はこの(3)の応答を即時に
ホストコンピュータに送り返す(3’)。
【0041】しばらく経つと(2)のフォントの検索が
完了した。そこでこのステータス応答をホストコンピュ
ータに送り返す(2’)。
【0042】そして、また時間が経過してページの排出
が終わり、(1)に対するステータス応答が送り返され
る(1’)。
【0043】このように、ステータス応答がプリンタか
ら返信される順番やタイミングは、ホストがステータス
応答要求命令を発行した順番やタイミングと同じになる
とは限らないのである。このため、ホスト側では、返っ
てきた応答がどのコマンドに関する応答であるかを判別
する必要がある。
【0044】単純に「OK」や「34」等といった応答
だけを受けたのでは、それが何の応答であるのか分から
なくなる。
【0045】これに対する従来の判別方法としては、何
に関する応答であるかを表す文字列等の情報を付記して
返信する方法が知られている。
【0046】例えば、(3)のプリンタ装置がデータを
受け付けられるかをたずねるステータス応答では、「ST
ATUS ONLINE = OK」などの形式で返答する。
【0047】これにより、プリンタステータスの受信可
能状態「ONLINE」が、可能である「OK」ことが識別でき
る。
【0048】この文字列等の付加情報は、その応答する
内容一つ一つについて異なる文字列が割り当てられてい
るので、ホスト側ではこの文字列をいっしょに判別すれ
ば、返信されたステータス応答が何に関するものである
かを知ることができる。
【0049】前述の各種ステータス応答を受け取る場合
にも、このような内容を表す付加情報が添付されていれ
ば、例え送り返される順番やタイミングが不確定であっ
ても、これを元に何の情報であるかを知ることができ
る。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは解決
されない問題がある。
【0051】この方法では、異なる項目のステータス応
答を識別することは可能だが、同じ項目のステータス応
答を何回も要求した場合に、返信された応答がどのステ
ータス応答要求コマンドに対するものであるか判別でき
ない。
【0052】応答で返される文字列等の情報には、何の
項目に対する応答であるかは記述されているが、同じ項
目のステータス応答の場合には、この項目識別のための
情報が同一なので、それ以上の判別ができないのであ
る。
【0053】例えば、ホストコンピュータがプリンタ装
置にフォントデータを登録しようとしていたとする。図
8はその場合のホストコンピュータとプリンタとのメッ
セージのやりとりの例を示している。図8において、ホ
ストはこのような時に、そのプリンタの記憶装置に対し
て、例えばこれから行うフォントデータ登録のための領
域の確保や初期化等といった準備作業を指令する
(1)。
【0054】プリンタ装置ではこの指令に従い記憶装置
の準備をし、それが完了したらステータス応答「STATUS
FONT-DOWNLOAD = OK 」をホストに送り返すことで、準
備ができたことを伝達する(2)。ホストはこの情報に
基づき、プリンタ装置に対してフォントデータの登録を
開始する(3)。ところが実はこのステータス応答
(2)は、この(1)のフォント登録宣言に対するもの
ではなく、その前に別のプロセスなどが行った、同様に
フォント登録宣言コマンド(4)に対する応答あるこ
とも有り得る。
【0055】司令(1)に対する本当のフォント登録準
備完了のステータス応答は、この後で送られる返信であ
った(5)としても、同じ項目のステータス応答である
ために、それを表す文字列等の情報は同一のものとな
り、区別することができない。
【0056】実際には準備ができていないのに、異なる
記憶領域に対してフォントを登録しようとして、この登
録は失敗に終わる。また、この前に別のプロセスなどが
行うとしていた登録も、同様に失敗する。
【0057】近年では、ひとつのプリンタ装置は同時に
複数のホストやプロセスやユーザが共用して使用する例
が増えている。
【0058】そのような環境では、このような混乱が頻
繁に起こる。
【0059】また一対一の関係であっても、ステータス
応答要求コマンドとそれに対するステータス応答の返信
の順番やタイミングが不確定であることは、複雑なステ
ータス応答によるホストとプリンタ装置の情報交換を妨
げ、ホストとプリンタの制御が一体となった高度なプリ
ンタシステムの構築の障害となっている。
【0060】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ホストコンピュータ側で確実にその状態を正確に把
握することができるプリンタ装置およびその制御方法を
提供することを目的とする。
【0061】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のプリンタ装置は次のような構成から成る。
すなわち、データ元からの処理要求に従ってプリント処
理を行うプリンタ装置であって、処理要求を受信する受
信手段と、該受信手段により受信した処理要求それぞれ
に固有の識別子を割り当てる割り当て手段と、該割り当
て手段により割り当てられた識別子をデータ元に対して
返信する識別子返信手段と、前記受信手段により受信し
た処理要求に対する処理の完了応答である情報を、該処
理要求に対して割り当てられた識別子と共にデータ元に
返信する情報返信手段とを備える。
【0062】また、本発明のプリンタシステムは次のよ
うな構成から成るすなわち、データ源とプリンタとが接
続されたプリンタシステムであって、処理要求ごとに固
有の識別子を生成する識別子生成手段と、該識別子と共
に処理要求を送信する送信手段と、を有するデータ源
と、前記データ源からの処理要求をそれに固有の識別子
と共に受信する受信手段と、該受信手段により受信した
処理要求に対する完了応答を、それに固有の識別子と共
に前記データ源に返信する識別子返信手段と、前記処理
要求に対する応答情報を、その処理要求に固有の識別子
と共に返信する情報返信手段と、を有するプリンタ装置
と、を備える。
【0063】また、他の態様として次のような構成から
成る。
【0064】データ源とプリンタとが接続されたプリン
タシステムであって、時刻を計時する第1の計時手段
と、処理要求が発生した時刻を記憶する時刻記憶手段
と、前記処理要求を送信する送信手段と、を有するデー
タ源と、前記データ源からの処理要求を受信する受信手
段と、時刻を計時する第2の計時手段と、前記受信手段
により処理要求を受信した時刻とともに、前記受信手段
により受信した処理要求に対する処理の完了応答情報を
前記データ源に返信する返信手段と、を有するプリンタ
装置と、を備える。
【0065】また、本発明のプリンタ装置の制御方法は
次のような構成から成る。すなわち、データ元からの処
理要求に従ってプリント処理を行うプリンタ装置の制御
方法であって、処理要求を受信する受信工程と、該受信
工程により受信した処理要求それぞれに固有の識別子を
割り当てる割り当て工程と、該割り当て工程により割り
当てられた識別子をデータ元に対して返信する識別子返
信工程と、前記受信工程により受信した処理要求に対す
る処理の完了応答である情報を、該処理要求に対して割
り当てられた識別子と共にデータ元に返信する情報返信
工程とを備える。
【0066】また、他の態様として次のような構成から
成る。
【0067】データ源とプリンタとが接続されたプリン
タシステムの制御方法であって、処理要求ごとに固有の
識別子を生成する識別子生成工程と、該識別子と共に処
理要求を送信する送信工程と、前記送信工程による処理
要求をそれに固有の識別子と共に受信する受信工程と、
該受信工程により受信した処理要求に対する応答を、そ
れに固有の識別子と共に前記データ源に返信する識別子
返信工程と、前記処理要求に対する処理の完了応答情報
を、その処理要求に固有の識別子と共に返信する情報返
信工程とを備える。
【0068】また、他の態様として次のような構成から
成る。
【0069】データ源とプリンタとが接続されたプリン
タシステムの制御方法であって、処理要求が発生した時
刻を第1のタイマより読出して記憶する時刻記憶工程
と、前記処理要求を送信する送信工程と、前記送信工程
による処理要求を受信する受信工程と、前記受信工程に
より処理要求を受信した時刻を第2のタイマより読出
し、該時刻と共に、前記受信工程により受信した処理要
求に対する処理の完了応答情報を前記データ源に返信す
る返信工程とを備える。
【0070】
【作用】上記構成により、処理要求に固有の識別子を付
し、各処理要求に対する識別子と、各処理要求に対する
応答の識別子とをデータ源が認識して、たとえ、ステー
タス応答が送り返されるまでに時間が経過してしまって
いても、あるいは、複数のステータス応答が送り返され
る順番が、その応答を要求するコマンドの順番と異なっ
てしまっていても、どのコマンドに対する応答であるか
を明確に提示することを可能とする。
【0071】
【実施例1】以下、添付図面に従って、本発明の第1の
実施例を説明する。
【0072】図1は本実施例のプリンタ装置の構成を示
すブロック図である。
【0073】本実施例では、1実施例としてページプリ
ンタについて記述してある。
【0074】図において、1はホストコンピュータであ
り、文字、図形等の出力データ及び各種制御コマンドを
発生する他、プリンタ装置の各種情報を知るためのステ
ータス応答要求コマンドを発生し、出力装置の主要部を
なすプリンタ装置2に入力する。
【0075】ホストコンピュータ1とプリンタ装置2の
間は、双方向インターフェイスにより接続されており、
ホスト1からプリンタ2へのデータ転送の他、プリンタ
装置2からホスト1へのデータの返信を可能としてい
る。
【0076】プリンタ装置2において、3はデータ受信
管理部であり、ホストコンピュータ1より入力される文
字や図形等の出力データ、各種制御コマンド、ステータ
ス応答要求コマンドを受け取り、これを管理する。
【0077】このデータ受信管理部3は、ホスト1から
のデータを受け取り、一時的に蓄えておくための受信バ
ッファを備えている。
【0078】データ受信管理部3では、ホスト1より出
力データや各種制御コマンドやステータス応答要求コマ
ンドを受け取ると、それぞれのコマンドに対して管理I
Dを自動的に割り振る。
【0079】この管理IDは、各コマンドを他のコマン
ドと区別するためのもので、例えば、コマンドを受け付
けた順番に振られる番号であったり、或は、何らかの独
立した文字であったりする。
【0080】この管理IDは、仮に種類が同じコマンド
であっても、全て異なるIDでなければならない。そし
てこのコマンド毎に割り振られた管理IDを、この受け
取ったデータの各コマンドに対して、コマンド管理ID
情報として付加して管理する。
【0081】さらにこれと同時に、データ受信管理部3
は、このコマンド管理ID情報を、双方向インターフェ
イスを介して、即時にホストコンピュータ1へ返送す
る。
【0082】この時の返送は、コマンドを受け取った順
番に、すぐに実行される。
【0083】4は、これらコマンドの内容を詳しく解析
し、その命令に従って関連する制御を指示するプリンタ
言語解析部である。
【0084】ここでは、データ受信管理部3が保持して
いる各コマンドを一つ一つ順番に受け取り、その内容を
プリンタ言語の記述ルールに従って調査し、そのコマン
ドがどのような処理の実行を要求しているか判別する。
【0085】この判別の結果、そのコマンドが文字や図
形やイメージ等の描画を指令するものであった場合に
は、描画出力部5に対して該当する描画出力を指令す
る。
【0086】プリンタ装置の制御を指令するものであっ
た場合には、プリンタ装置制御部6に対して該当する制
御を指令する。
【0087】また、なんらかのステータス応答を要求す
るものであった場合には、ステータス応答処理部7に対
して該当するステータス応答要求の指令を発行する。
【0088】5は、プリンタ出力を行うための文字や図
形やイメージ等の描画展開を行い出力するための、描画
出力部である。
【0089】ここでは、プリンタ言語解析部4からの描
画出力指令に従って、該当する文字パターンを作成した
り、図形の計算、描画を行ったり、イメージデータの展
開を行い、これら出力展開データをプリンタエンジン8
に送出する。
【0090】プリンタエンジン8は、例えばレーザビー
ムプリンタエンジン等のような装置で、描画出力部5か
ら受け取った出力展開データに従い、電子写真方式等の
仕組みを用いて、実際のプリント出力処理を行う。
【0091】6は、プリンタ装置制御部である。ここで
は、プリンタ言語解析部4からのプリンタ装置制御指令
に従い、例えば使用する用紙の選択や、プリンタ装置の
初期化等といった、プリンタ装置の制御及び管理を行
う。
【0092】7は、ステータス応答処理部である。ここ
では、プリンタ言語解析部4から受け取ったステータス
応答要求指令に従い、該当するプリンタ環境の内容を調
査する。
【0093】調査する内容は、各種フォント情報や、描
画機能の内容、データを受け付けられる状態かどうか、
プリンタ装置のステータス、プリンタ出力の進行状態な
どなどと、多岐にわたるものである。
【0094】このステータス応答処理部7では、これら
各種プリンタ環境を調査し、その結果の内容に従って、
文字列等の形式によりこの内容を表現するステータス応
答情報を作成する。
【0095】この時、プリンタ装置2では、この応答の
元となったステータス応答要求コマンドに対して、デー
タ受信管理部3が割り振った管理ID情報を、この応答
情報に付加する。
【0096】そして、このステータス応答情報をデータ
送信管理部9に伝達する。
【0097】データ送信管理部9では、ステータス応答
処理部7から返されたこのステータス応答情報を受け取
ると、送信バッファ等に一時的に蓄え、双方向インター
フェイスのタイミングを見はからって、この管理ID情
報が付加された形式で、ステータス応答をホスト1に対
して返信する。
【0098】図2は、図7に示した要求並びに応答のシ
ーケンスを本実施例のシステムで行った際の、ステータ
ス応答の一例を表すものである。今、ホストコンピュー
タは、プリンタに対して、(1)「現在印字途中のペー
ジが排出したら連絡しろ」、(2)「このプリンタに内
蔵されているフォントの中で、文字の大きさが12ポイ
ント以上のものはいくつあるか答えよ」、(3)「今、
このプリンタはデータを受信できる状態であるかどうか
答えよ」といった情報を要求する3つのステータス応答
要求コマンドを、文書出力データの中で、この順番に従
って順々に発行したとする。
【0099】本実施例のプリンタ装置では、これらステ
ータス応答要求コマンドを受け取った時点で、データ受
信管理部3が即座にそして順番に管理IDを割り振って
いく。
【0100】そして、データ受信管理部3は、この割り
振られた管理ID情報を付加した形で各コマンドを管理
する。
【0101】例えば、(1)のコマンドに割り振られた
管理IDが「1339」、(2)が「1340」、
(3)が「1341」だったとする。
【0102】前述の例で述べたように、これらのステー
タス応答は、プリンタの状態やその応答の内容等によっ
ては、必ずしもこのステータス応答要求コマンドの順番
通りに返信できるとは限らない。例えば、まず(3)の
ステータス応答は、即時にホストに送り返ことができ
たとする(3’)。
【0103】このとき、データ送信管理部9では、従来
のステータス応答情報に、各コマンドに割り振られた管
理ID情報を付加した形式で、ホストコンピュータ1に
返信を行う。
【0104】例えば、図中(3’)に例示したように、
このステータス応答を要求するコマンドが受信された管
理ID情報「1341」を、応答データの前に付加して
返信を行っている。
【0105】続いて(2)のフォントの検索が完了し
た。そこでこのステータス応答を(2’)の形式でホス
トに送り返す。
【0106】最後にページの排出が終わり、(1)に対
するステータス応答が(1’)の形式で送り返される。
【0107】これらのステータス応答を受け取るホスト
コンピュータ1では、例えば自分が発行したステータス
応答要求がコマンドに対して、プリンタ装置2側で自動
的に割り振って返信した管理IDを記憶しておく。
【0108】例えば、(3)のコマンドを発行した時
に、プリンタ装置2から即座に返信されたコマンド管理
ID「1341」を、この(3)のコマンドのIDとし
て記憶しておくのである。
【0109】そして、プリンタ装置からステータス応答
が返信された時に、このステータス応答に付加されたコ
マンド管理ID情報をチェックし、ホスト側で記憶して
おいたコマンド管理IDに該当するものを探す。
【0110】(3’)の応答には、図に示したように、
このコマンドに割り振られた管理ID「1341」の情
報が付加されている。
【0111】コマンド発行の順番から考えると、
(3’)の応答より先に(2’)や(1’)が返信され
る可能性がある。しかし、この付加されたコマンド管理
ID情報を手がかりにすることで、この先に返ってきた
応答が、(1)や(2)に対する応答ではなく、(3)
に対する応答であることが判別できる訳である。
【0112】このように、コマンドに割り振られた管理
IDの情報を、従来のステータス応答に付加して、返信
してやることにより、どのステータス応答が、どのステ
ータス応答要求コマンドに対応するものであるかを推測
することが可能となる。
【0113】なお、この実施例では、管理ID情報とし
て、通し番号形式のIDを例に説明したが、これはどの
ようなIDであっても構わない。
【0114】要するに本発明の本質としては、プリンタ
装置がコマンドを管理しているIDが、ホストコンピュ
ータに提示できるものであれば、どのようなものでも構
わない訳である。
【0115】また、データ受信管理部3で行うコマンド
毎の管理ID割り振り管理は、ステータス応答が発生す
るコマンドに関してのみ行っても良いし、コマンドチェ
ックの簡略化のために全コマンドに対して一律に行って
も良い。
【0116】要するに、ステータス応答を返信する時
に、それを要求したコマンドを一意的に識別するための
管理IDの情報を付加できれば、それまでのデータ管理
はどのようなものでも構わない。
【0117】図3は本実施例のプリンタの動作を示すフ
ローチャートであり、データ受信管理部3が、ホストコ
ンピュータ1からデータを受け取り管理する処理につい
て表現したものである。
【0118】まず、ホストコンピュータ1から各種描画
や、制御、及びステータス応答を要求するコマンド等の
データコードをデータ受信管理部3が受信する(S30
1)。
【0119】データ受信管理部3は、送られてくるデー
タコードを監視し、1つのコマンドの区切りがくるのを
判別して、コマンドごとに受信バッファに格納する(S
302)。
【0120】また、こうして受信されたコマンドに対し
て、各コマンド毎にコマンド管理IDを割り振る(S3
03)。
【0121】次に、ステップS303で割り振られたコ
マンド管理IDを、双方向インターフェイスを介してホ
ストコンピュータ1に即時に返信する(S304)。
【0122】コマンド単位でデータコードを管理し、そ
れをコマンド管理IDと一緒に受信バッファ等の領域に
一時的に記憶し管理する(S305)。
【0123】1つのコマンドの受け取りが完了したら、
ステップS301に戻り、次のコマンドを受け取り、同
様の処理を繰り返す。
【0124】この一連の処理により、ホストから送られ
たコマンドは、データ受送信管理部3により、コマンド
管理ID情報と共に記憶管理される。
【0125】この一連の処理は、ホストコンピュータ1
からのコマンド発行が行われると速やかに実行される。
また、この一連の処理は、マルチタスク処理等の手法に
より、他の処理とは独立して頻繁に実行されるので、他
の処理の進行状態等に影響されずに、確実にコマンドを
受信した順番に即時に管理を行うことが可能である。
【0126】図4は、プリンタ言語解析部4が、コマン
ド単位にデータを処理し、各種描画制御処理、及び各種
ステータス応答処理を行うようすについて表現したフロ
ーチャートである。
【0127】まず、プリンタ言語解析部4は、受信バッ
ファを定期的に監視し、図3のフローチャートで示した
データ受信管理部3の動作により、コマンド単位のデー
タが入力されるのを待つ。そしてデータを見付けると、
コマンド単位でこれを受け取る(S401)。
【0128】そして、このコマンドが、どのような処理
の実行を指令しているものであるかを判別する(S40
2)。各種描画制御を指令している場合には、描画出力
部6に対してこの指令を伝達し、該当する文字や図形や
イメージ等の描画展開処理を実行され、実際のプリンタ
出力を行う(S403)。
【0129】各種プリンタ制御を指令するコマンドであ
った場合には、プリンタ装置制御部6に対し指令を伝達
し、該当する各種プリンタ制御を実行する(S40
4)。
【0130】各種ステータス応答を要求するコマンドで
あった場合には、ステータス応答処理部8に対して指令
を伝達する。ステータス応答処理部7では、該当するプ
リンタ環境の状態を調査する(S405)。
【0131】この調査は、大量の情報を探索したり、或
は何らかのプリンタ状態の変化等といった、タイミング
によって確定したりする場合もある、即時に調査できな
い場合がある。このような場合には、ここで全ての処理
を中断するものではなく、マルチタスク処理等の手法を
用いることで、続く他のデータ処理を行いながら、この
調査を並行して行い、調査が完了するのを待つ。
【0132】調査が完了すると、その結果を文字列等の
ステータス応答データ形式情報に変換する。この時プリ
ンタ装置では、この調査情報に、この応答を指令したス
テータス応答要求コマンドに割り振られたコマンドID
の情報を付加し、ステータス応答データ形式の文字列等
による応答データを作成する(S406)。
【0133】そして、このコマンド管理ID情報が付加
された形式のステータス応答データは、データ送信管理
部9に渡され、一時的に送信バッファ等に蓄えられ、双
方向インターフェイスのタイミングに従い、ホストコン
ピュータ1に返信される(S407)。
【0134】プリンタ言語解析部4は、新たに次のコマ
ンドを受信バッファより受け取り、解析し、以上に述べ
てきた処理を繰り返す。
【0135】以上の処理によって、ホストコンピュータ
は、ステータス応答を要求するコマンドを発行し、これ
に対するステータス応答を受け取った場合に、前もっ
て、そのステータス応答要求コマンドに対して割り振ら
れた、プリンタ内部でのコマンド管理IDを認識し、ま
た、返信されるステータス応答の情報として、そのステ
ータス応答要求コマンドのコマンド管理ID情報を参照
することができるので、ステータス応答が順番通りに返
信されなかったり、返信されるまでに時間が経過してし
まった場合にも、そのステータス応答が、どのステータ
ス応答要求コマンドに対する返信であるかを容易に判別
することが可能となり、プリンタ装置の状態をホストコ
ンピュータ側で確実に把握することが可能となる。
【0136】なお、図17に本実施例のプリンタエンジ
ン8として用いられるレーザービームプリンタの機構を
示す。
【0137】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0138】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0139】尚、本実施例のプリンタエンジンとして、
レーザビームプリンタを例にして説明したが、これに限
定されるものでなく、以下で説明するインクジェットプ
リンタ等にも適応可能である。
【0140】<装置本体の概略説明>図18は、本発明
が適用できるインクジェット記録装置IJRAの概観図
である。同図において、駆動モータ5013の正逆回転
に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介して
回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004に
対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有
し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッジ
HCには、インクジェットカートリッジIJCが搭載さ
れている。5002は紙押え板であり、キャリッジの移
動方向に亙って紙をプラテン5000に対して押圧す
る。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段である。5016は記録ヘッドの前面を
キャップするキャップ部材5022を支持する部材で、
5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段で、キャ
ップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行
う。5017はクリーニングブレードで、5019はこ
のブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本
体支持板5018にこれらが支持されている。ブレード
は、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本例
に適用できることは言うまでもない。又、5021は、
吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジ
と係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モ
ータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手
段で移動制御される。
【0141】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0142】
【実施例2】以下、添付図面に従って、本発明の第2の
実施例を説明する。
【0143】本実施例では、コマンド管理IDをデータ
受信管理部3で自動的に割り振るのではなく、各種コマ
ンドと一緒にホストコンピュータ1から送られてきた、
ホスト側で指定したコマンド管理IDを用いて、コマン
ド管理する。
【0144】以下に図5を用いて処理の流れを説明す
る。
【0145】実施例2では、ホストコンピュータ1は、
各コマンド毎に、それぞれのコマンドを識別するための
管理IDを付加し、コマンド発行を行う。
【0146】各コマンド毎とは、全てのコマンドに対し
て付加しても良いし、ステータス応答を要求するコマン
ドに対してのみ付加しても良い。
【0147】また、この管理IDは、仮に種類が同じコ
マンドであっても、全て異なるIDでなければならな
い。データ受信管理部3は、ホストコンピュータ1か
ら、各種コマンドとそれに割り振られたコマンド管理I
Dを受け取ると、これをコマンド単位で格納し、送られ
てきたコマンド管理IDを付加して管理する。
【0148】データ受信管理部3自体が、自分でコマン
ド管理IDを割り振ることはしない。
【0149】これ以降の処理は、前述実施例1と同様で
ある。
【0150】即ち、ステータス応答に付加されるコマン
ド管理IDは、プリンタ装置2内で割り振ったものでは
なく、ホストコンピュータ1側で指定したものとなる。
【0151】図6は、この実施例2におけるデータ受信
管理部3の動作を示すフローチャートである。
【0152】まず、ホストコンピュータ1から各種描画
や、制御、及びステータス応答を要求するコマンド、各
コマンドに対してホスト側が割り振った管理ID等のデ
ータコードをデータ受信管理部3が受信する(S60
1)。
【0153】データ受信管理部3は、送られてくるデー
タコードを監視し、1つのコマンドの区切りがくるのを
判別して受信バッファに格納する(S602)。
【0154】また、このコマンドに対してホスト側が指
定してきたコマンド管理IDを獲得する(S603)。
【0155】コマンド単位でデータコードを管理し、ス
テップS603で獲得したコマンド管理IDと一緒に受
信バッファ等の領域に一時的に記憶し管理する(S60
4)。
【0156】1つのコマンドの受け取りが完了したら、
ステップS601に戻り、次のコマンドを受け取り、同
様の処理を繰り返す。
【0157】以上の処理によって、ホストコンピュータ
は、ステータス応答を要求するコマンドを発行し、これ
に対するステータス応答を受け取った場合に、前もっ
て、そのステータス応答要求コマンドと一緒にホスト側
からそのステータス応答要求コマンドを識別するための
コマンド管理IDを指定しておき、また、返信されるス
テータス応答の情報として、その指定しておいたステー
タス応答要求コマンドのコマンド管理ID情報を参照す
ることができるので、ステータス応答が順番通りに返信
されなかったり、返信されるまでに時間が経過してしま
った場合にも、そのステータス応答が、どのステータス
応答要求コマンドに対する返信であるかを容易に判別す
ることが可能となり、プリンタ装置の状態をホストコン
ピュータ側で確実に把握することが可能となる。
【0158】
【実施例3】以下、添付図面にしたがって、本発明の第
3の実施例を説明する。
【0159】図9は実施例のプリンタ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0160】本実施例では、ページプリンタについて記
述してある。
【0161】図において、1はホストコンピュータであ
り、文字,図形などの出力データ及び各種制御コマンド
を発生する他、プリンタ装置の各種情報を知るためのス
テータス応答要求コマンドを発生し、出力装置の主要部
をなすプリンタ装置2’に入力する。
【0162】ホストコンピュータ1とプリンタ装置2’
の間は、双方向インターフェースにより接続されてお
り、ホスト1からプリンタ2’へのデータ転送の他、プ
リンタ装置2からホスト1へのデータの返信を可能とし
ている。
【0163】プリンタ装置2’において、3はデータ受
信管理部であり、ホストコンピュータ1より入力される
文字や図形などの出力データ、各種制御コマンド、ステ
ータス応答要求コマンドを受け取り、これを管理する。
【0164】このデータ受信管理部3は、ホスト1から
のデータを受け取り、一時的に蓄えておくための受信バ
ッファを備えている。
【0165】10は、このプリンタ装置の内部で時刻管
理を行なっているタイマ管理部である。ここには時刻を
つかさどる時計が用意されており、プリンタ内部で時刻
の変化を把握している。この時計は例えば標準時などの
一般的な時刻で管理されており、プリンタ外部と同一の
時刻を計測しているものである。
【0166】データ受信管理部3では、ホスト1より出
力データや各種制御コマンドやステータス応答要求コマ
ンドを受け取ると、この受け取りと同時にこのタイマ管
理部10に対して現在の時刻を要求する。
【0167】そしてタイマ管理部10から受け取った現
在の時刻を、この受け取ったデータの各コマンドに対し
て、受信時刻情報として付加して管理する。
【0168】4は、これらコマンドの内容を詳しく解析
し、その命令に従って関連する制御を指示するプリンタ
言語解析部である。
【0169】ここでは、データ受信管理部3が保持して
いる各コマンドを一つ一つ順番に受け取り、その内容を
プリンタ言語の記述ルールに従って調査し、そのコマン
ドがどのような処理の実行を要求しているか判別する。
【0170】この判別の結果、そのコマンドが文字や図
形やイメージなどの描画を指令するものであった場合に
は、描画出力部5に対して該当する描画出力を指令す
る。
【0171】プリンタ装置の制御を指令するものであっ
た場合には、プリンタ装置制御部6に対して該当する制
御を指令する。
【0172】また、なんらかのステータス応答を要求す
るものであった場合には、ステータス応答処理部7に対
して該当するステータス応答要求の指令を発行する。
【0173】5は、プリンタ出力を行なうための文字や
図形やイメージなどの描画展開を行ない出力するための
描画出力部である。
【0174】ここでは、プリンタ言語解析部4からの描
画出力指令に従って、該当する文字パターンを作成した
り、図形の計算、描画を行なったり、イメージデータの
展開を行ない、これら出力展開データをプリンタエンジ
ン8に送出する。
【0175】プリンタエンジン8は、例えばレーザビー
ムプリンタエンジンなどのような装置では、描画出力部
5から受け取った出力展開データに従い、電子写真方式
などの仕組みを用いて、実際のプリント出力処理を行な
う。
【0176】6は、プリンタ装置制御部である。ここで
は、プリンタ言語解析部4からのプリンタ装置制御指令
に従い、例えば使用する用紙の選択や、プリンタ装置の
初期化などといった、プリンタ装置の制御及び管理を行
なう。
【0177】7は、ステータス応答処理部である。ここ
では、プリンタ言語解析部4から受け取ったステータス
応答要求指令に従い、該当するプリンタ環境の内容を調
査する。
【0178】調査する内容は、各種フォント情報や、描
画機能の内容、データを受け付けられる状態かどうか、
プリンタ装置のステータス、プリンタ出力の進行状態等
々と、多岐に渡るものである。
【0179】このステータス応答処理部7では、これら
各種プリンタ環境を調査し、その結果の内容に従って、
文字列などの形式によりこの内容を表現するステータス
応答情報を作成する。
【0180】この時、プリンタ装置2’では、この応答
の元となったステータス応答要求コマンドがホストから
送られてきた時刻の情報を、この応答情報に付加する。
【0181】そして、このステータス応答情報をデータ
送信管理部9に伝達する。
【0182】データ送信管理部9では、ステータス応答
処理部7から返されたこのステータス応答情報を受け取
ると、送信バッファなどに一時的に蓄え、双方向インタ
ーフェースのタイミングを見はからって、この時刻情報
が付加された形式で、ステータス応答をホスト1に対し
て送信する。
【0183】図10は、図7の例として示したシーケン
スに対応して、本実施例のシステムによるステータス応
答の一例を表すものである。
【0184】今、ホストコンピュータ1は、プリンタに
対して、(1)「現在印字途中のページが排出したら連
絡しろ」、(2)「このプリンタに内蔵されているフォ
ントの中で、文字の大きさが12ポイント以上のものは
いくつあるか答えよ」、(3)「今、このプリンタはデ
ータを受信できる状態であるかどうかを答えよ」といっ
た情報を要求する3つのステータス応答要求コマンド
を、文書出力データの中で、この順番に従って順々に発
行したとする。
【0185】プリンタ装置2’では、これらステータス
応答要求コマンドを受け取った時点で、データ受信管理
部3がタイマ管理部10に時刻情報を要求する。そし
て、データ受信管理部3は、この時刻情報を付加した形
で各コマンドを管理する。
【0186】例えば、(1)を受信したのが「16:25:4
3」、(2)が「16:25:50」、(3)が「16:26:03」だ
ったとする。
【0187】前述の例で述べたように、これらのステー
タス応答は、プリンタの状態やその応答の内容などによ
っては、必ずしもこのステータス応答要求コマンドの順
番通りに返信出来るとは限らない。
【0188】例えば、まずコマンド(3)のステータス
応答は、即時にホストに送り返すことができたとする
(3′)。
【0189】この時、データ送信管理部9では、従来の
ステータス応答情報に、各コマンドを受信した時刻の情
報を付加した形式で、ホストコンピュータ1に返信を行
なう。
【0190】例えば、図中(3′)に例示したように、
このステータス応答を要求するコマンドが受信された時
刻「16:26:03」を、応答データの前に付加して返信を行
なっている。
【0191】続いて(2)のフォントの検索が完了し
た。そこでこのステータス応答を(2′)の形式でホス
トに送り返す。
【0192】最後にページの排出が終り、(1)に対す
るステータス応答が(1′)の形式で送り返される。こ
れらステータス応答を受け取るホストコンピュータ1で
は、例えば自分がステータス応答要求コマンドを発行し
た時刻を記憶しておく。
【0193】例えば、(3)のコマンドを発行した時刻
を「16:26:03」であると記憶しておくのである。
【0194】そして、プリンタ装置2’からステータス
応答が返信されると、この付加されたプリンタ側のコマ
ンド受信時刻情報をチェックし、ホスト側で記憶してお
いたコマンド発行時刻に該当するものを探す。
【0195】(3′)の応答には、図示したように、こ
のコマンドをプリンタ装置が受信した時刻「16:26:03」
の情報が付加されている。
【0196】コマンド発行の順番から考えると、
(3′)の応答より先に(2′)や(1′)が返信され
る可能性がある。
【0197】しかし、この付加された受信情報時刻を手
がかりにすることで、この先に返ってきた応答が、
(1)や(2)に対する応答ではなく、(3)に対する
応答であることが判別できる訳である。
【0198】このように、コマンドを受け取った時刻の
情報を、従来のステータス応答に付加して、返信してや
ることにより、どのステータス応答が、どのステータス
応答要求コマンドに対応するものであるかを推測するこ
とが可能となる。
【0199】なお、この実施例では、時刻情報として、
「秒」の単位を最小単位として例にし説明したが、これ
より細かい精度の単位や、粗い単位でも構わない。ま
た、「時:分:秒」の記述も、どのような形式のもので
も構わない。例えば、「時」、「分」を用いずに「秒」
だけの単位で記述しても良い。
【0200】さらに、この時刻情報は、基準となる時刻
はどのようなものでも構わない。
【0201】日本標準時などの各国の標準時刻を用いて
も良いし、運用するコンピュータシステムが固有に管理
している時刻を基準にしてもよい。
【0202】要するに、プリンタ装置がコマンドを受信
した時刻が、ホストコンピュータに提示できるものであ
れば、どのようなものでも構わない訳である。
【0203】また、データ受信管理部3で行うコマンド
毎の受信時刻情報管理は、ステータス応答が発生するコ
マンドに関してのみ行なっても良いし、コマンドチェッ
クの簡略化のために全コマンドに対して一律に行っても
良い要するに、ステータス応答を返信する時に、それを
要求したコマンドを受信した時刻が付加できれば、それ
までのデータ管理はどのようなものでも構わない。
【0204】図11は本実施例のプリンタの動作を示す
フローチャートであり、データ受信管理部3が、ホスト
コンピュータ1からデータを受け取り管理する処理につ
いて表現したものである。
【0205】まず、ホストコンピュータ1から各種描画
や、制御、及びステータス応答を要求するコマンドなど
のデータコードをデータ受信管理部3が受信する(S1
11)。
【0206】すると、データ受信管理部3は、即時にタ
イマ管理部10に対して時刻情報を要求する(S11
2)。
【0207】データ受信管理部3は、送られてくるデー
タコードを監視し、1つのコマンドの区切りがくるのを
判別し、コマンドごとに受信バッファに格納する(S1
13)。
【0208】これによりコマンド単位でデータコードを
管理し、ステップS112で受け取った受信時刻と一緒
に受信バッファなどの領域に一時的に記憶し管理する
(S114)。
【0209】1つのコマンドの受け取りが完了したら、
ステップS111に戻り、次のコマンドを受け取り、同
様の処理を繰り返す。
【0210】この一連の処理により、ホストから送られ
たコマンドは、データ受信管理部3により、コマンド受
信時刻情報とともに記憶管理される。
【0211】この一連の処理は、ホストコンピュータ1
からのコマンド発行が行われると速やかに実行される。
また、この一連の処理は、マルチタスク処理などの手法
により、他の処理とは独立して頻繁に実行されるので、
他の処理の進行状態などに影響されず、確実にコマンド
を受信した時刻の管理を行うことが可能である。
【0212】図12は本実施例のプリンタの動作を示す
フローチャートであり、プリンタ言語解析部4が、コマ
ンド単位にデータを処理し、各種描画処理、各種制御処
理、及び、各種ステータス応答処理を行なう様子につい
て表現したものである。
【0213】図12において、プリンタ言語解析部4
は、受信バッファを定期的に監視し、図11のフローチ
ャートで示したデータ受信管理部3の動作により、コマ
ンド単位のデータが入力されるのを待つ。そしてデータ
を見つけると、コマンド単位でこれを受け取る(S12
1)。
【0214】そして、このコマンドが、どのような処理
実行を指令しているものであるかを判別する(S12
2)。
【0215】各種描画制御を指令している場合には、描
画出力部5に対してこの指令を伝達し、該当する文字や
図形やイメージなどの描画展開処理を実行させ、実際の
プリンタ出力を行なう(S123)。
【0216】各種プリンタ制御を指令するコマンドであ
った場合には、プリンタ装置制御部6に対し指令を伝達
し、該当する各種プリンタ制御を実行する(S12
4)。
【0217】各種ステータス応答を要求するコマンドで
あった場合には、ステータス応答処理部7に対して指令
を伝達する。ステータス応答処理部7では、該当するプ
リンタ環境の状態を調査する(S125)。
【0218】この調査は、大量の情報を探索したり、何
らかのプリンタ状態の変化などといった、タイミングに
よって確定したりする場合もあり、即時に調査出来ない
場合がある。このような場合には、ここで全ての処理を
中断するのではなく、マルチタスク処理などの手法を用
いることで、続く他のデータ処理を行いながら、この調
査を並行して行い、調査が完了するのを待つ。
【0219】調査が完了すると、その結果を文字列など
のステータス応答データ形式情報に変換する。
【0220】この時本発明によるプリンタ装置では、こ
の調査情報に、この応答を指令したステータス応答要求
コマンドが受信された時刻の情報を付加し、ステータス
応答データ形式の文字列などによる応答データを作成す
る(S126)。
【0221】そして、このコマンド受信情報が付加され
た形式のステータス応答データは、データ送信管理部9
に渡され、一時的に送信バッファなどに蓄えられ、双方
向インターフェースのタイミングに従い、ホストコンピ
ュータ1に送信される(S127)。
【0222】プリンタ言語解析部4は、新たに次のコマ
ンドを受信バッファより受け取り、解析し、以上に述べ
てきた処理を繰り返す。
【0223】以上の処理によって、ホストコンピュータ
1は、ステータス応答を要求するコマンドを発行し、こ
れに対するステータス応答を受け取った場合に、返信さ
れるステータス応答の情報として、その応答の元となっ
たステータス応答要求コマンドがプリンタ装置に受信さ
れた時刻の情報を参照することが出来るので、ステータ
ス応答が順番通りに返信されなかったり、返信されるま
でに時間が経過してしまった場合にも、そのステータス
応答が、どのステータス応答要求コマンドに対する返信
であるかを容易に判別することが可能となり、プリンタ
装置の状態をホストコンピュータ側で確実に把握するこ
とが可能となる。
【0224】
【実施例4】以下、添付図面にしたがって、本発明の第
4の実施例を説明する。
【0225】本実施例では、実施例3で示したタイマ管
理部10で管理してる時刻情報に関して改善を行った例
である。
【0226】実施例3ではステータス応答の付加情報と
して、ステータス応答要求コマンドを受け取った時刻を
一緒に返信しているが、ホストコンピュータ内で管理し
ている時刻と、プリンタ装置内で管理している時刻が異
なっていては、本実施例で付加したコマンド受信時刻情
報も役に立たない。
【0227】そこで実施例4では、ホストコンピュータ
より時刻設定を行う指令を受け付けることにより、プリ
ンタ装置内の時刻を設定し、ホストコンピュータ内の時
刻と一致させる機能を追加した。
【0228】以下に図13を用いて処理の流れを説明す
る。
【0229】本実施例では、実際のプリントジョブを開
始する前に、ホストコンピュータ1から、プリンタ装置
2’内の時刻を設定する指令を発行する。
【0230】するとデータ受信管理部3がこれを判別
し、即座に指定された時刻の情報をタイマ管理部10に
伝達する。
【0231】タイマ管理部10では、この伝達されてき
た時刻情報に従って、タイマ管理部10が管理している
時刻を設定し直す。
【0232】以降、プリンタ装置2’内の時刻は、ここ
で設定された時刻に基づいて管理されることになる。
【0233】即ち、ステータス応答に付加されるコマン
ド受信時刻情報も、ホストコンピュータ1が管理してい
る時刻を基準としたものとなり、装置間の時刻の差によ
る問題も解決する。
【0234】これ以外の処理は、前述実施例3と同様で
ある。
【0235】なお、このホストコンピュータ1からの時
刻設定を指令を、プリンタ言語解析部4ではなく、デー
タ受信管理部3で解析処理してしまうのは、このような
時刻設定の処理は、指令を受けて瞬時に処理を行わない
と、その設定時刻精度が悪くなるためである。
【0236】例えば、プリンタ言語解析部4で処理をし
たために、ホストコンピュータ1がこの時刻設定指令を
発行してから3秒遅れて、タイマ管理部10がプリンタ
装置2’内の時刻設定を行ったとする。すると、ステー
タス応答に付加される時刻情報も、3秒づつ遅れること
になる。これを避けるためのものである。
【0237】図14は、この実施例2におけるデータ受
信管理部3の動作を示すフローチャートである。
【0238】まず、ホストコンピュータ1から各種描画
や、制御、及びステータス応答を要求するコマンド、プ
リンタ装置2’で管理している時刻を設定する指令など
のデータコードをデータ受信管理部3が受信する(S1
41)。
【0239】データ受信管理部3は、送られてきたもの
が、時刻設定指令ではないかを判定する(S142)。
【0240】もし時刻設定指令であった場合には、すぐ
にこの指令をタイマ管理部10に伝達し、プリンタ装置
2’内の時刻をこの指定された時刻に更新する(S14
3)。
【0241】そして処理は、最初に戻る。
【0242】以降の時刻はこれを基準に管理する。
【0243】時刻設定指令でなかった場合には、データ
受信管理部3は、即時にタイマ管理部10に対して時刻
情報を要求する(S144)。
【0244】データ受信管理部3は、送られてくるデー
タコードを監視し、一つのコマンドの区切りがくるのを
判別する(S145)。
【0245】これによりコマンド単位でデータコードを
管理し、ステップS144で受け取った受信時刻と一緒
に受信バッファなどの領域に一時的に記憶し管理する
(S146)。
【0246】1つのコマンドの受け取りが完了したら、
ステップS141に戻り、次のコマンドを受け取り、同
様の処理を繰り返す。
【0247】以上の処理によって、ホストコンピュータ
1内の時刻と、プリンタ装置2’内の時刻は一致し、本
発明のステータス応答に付加されたコマンド受信時刻情
報は、より確実なものとなる。これにより、ホストコン
ピュータは、ステータス応答を要求するコマンドを発行
し、これに対するステータス応答を受け取った場合に、
返信されるステータス応答の情報として、その応答の元
となったステータス応答要求コマンドがプリンタ装置に
受信された時刻の情報を参照することが出来るので、ス
テータス応答が順番通りに返信されなかったり、返信さ
れるまでに時間が経過してしまった場合にも、そのステ
ータス応答が、どのステータス応答要求コマンドに対す
る返信であるかを容易に判別することが可能となり、プ
リンタ装置の状態をホストコンピュータ側で確実に把握
することが可能となる。
【0248】
【実施例5】以下、添付図面にしたがって、本発明の第
5の実施例を説明する。
【0249】本実施例では、実施例3で示したデータ受
信管理部3に関して改善を行った例である。
【0250】実施例3では、ステータス応答の付加情報
として、ステータス応答要求コマンドを受け取った時刻
を一緒に返信しているが、ホストコンピュータ内で管理
している時刻と、プリンタ装置内で管理している時刻は
必ずしも一致しているとは限らない。
【0251】従って、ホストコンピュータが自分自身で
管理している時刻と、プリンタ装置2’より応答された
時刻情報とを比較しても役に立たない可能性がある。
【0252】そこで実施例3では、ホストコンピュータ
よりコマンドを受け取り、プリンタ内部でコマンド受信
時刻が確定した時点で、即座にその時刻情報をホスト側
に返信し、このコマンド受信時刻情報と、後でステータ
ス応答に付加されて返されるコマンド受付時刻情報とを
比較させる機能を追加した。
【0253】以下に図15を用いて処理の流れを説明す
る。
【0254】本実施例では、データ受信管理部3が、ホ
スト1より出力データや各種制御コマンドやステータス
応答要求コマンドを受け取ると(1,2,3)、実施例
3に述べたように、この受け取りと同時にこのタイマ管
理部10に対して現在の時刻を要求する。そしてタイマ
管理部10から受け取った現在の時刻を、この受け取っ
たデータの各コマンドに対して、受信時刻情報として付
加して管理する。
【0255】さらにこれと同時に、このコマンド受信時
刻の情報を、双方向インターフェースを介して、即時に
ホストコンピュータ1へ返送する(1″,2″,
3″)。
【0256】この時の返送は、コマンドを受け取った順
番に、すぐに実行される。
【0257】即ち、ホストコンピュータ1は、自分が発
行したコマンドが、プリンタ装置2’が管理している時
刻を基準として、いつ受信されたかが、この返信により
確認できる訳である。
【0258】ホストコンピュータ1は、自分が発行した
コマンドについて、ここで返信されたプリンタ側のコマ
ンド受信時刻を各コマンド毎に記憶しておく。
【0259】そして、この後で返信されているステータ
ス応答を受け取った時点で(1′,2′,3′)、この
受け取って記憶しておいたコマンド受信時刻と、このス
テータス応答に付加されてきたコマンド受信時刻情報を
比較することで、確実にどのコマンドに対するステータ
ス応答であるかを判別することが出来る。
【0260】つまりこれにより、ホストコンピュータ1
とプリンタ装置2’との管理している時刻の差異は、問
題とされなくなる。
【0261】これ以外の処理は、前述の実施例3と同様
である。
【0262】図16は、この実施例2におけるデータ受
信管理部3の動作を示すフローチャートである。
【0263】まず、ホストコンピュータ1から各種描画
や、制御、及びステータス応答を要求するコマンドなど
のデータコードをデータ受信管理部3が受信する(S1
61)。
【0264】すると、データ受信管理部3は、即時にタ
イマ管理部10に対して時刻情報を要求する(S16
2)。
【0265】データ受信管理部3は、送られてくるデー
タコードを監視し、1つのコマンドの区切りがくるのを
判別する(S163)。
【0266】これによりコマンド単位でデータコードを
管理し、ステップS162で受け取った受信時刻と一緒
に受信バッファなどの領域に一時的に記憶し管理する
(S164)。
【0267】そして、このコマンド受信時刻情報を、双
方向インターフェースを介して、即時にホストコンピュ
ータ1に返信する(S165)。
【0268】1つのコマンドの受け取りが完了したら、
ステップS161に戻り、次のコマンドを受け取り、同
様の処理を繰り返す。
【0269】以上の処理によって、ホストコンピュータ
1内の時刻と、プリンタ装置2’内の時刻は一致してい
なくても、前もってコマンド受信時刻をコマンドを受け
取った時点で即時にホストコンピュータ1に返信するこ
とで、本発明のステータス応答に付加されたコマンド受
信時刻情報は、より確実なものとなる。
【0270】これにより、ホストコンピュータは、ステ
ータス応答を要求するコマンドを発行し、これに対する
ステータス応答を受け取った場合に、返信されるステー
タス応答の情報として、その応答の元となったステータ
ス応答要求コマンドがプリンタ装置に受信された時刻の
情報を参照することが出来るので、ステータス応答が順
番通りに返信されなかったり、返信されるまでに時間が
経過してしまった場合にも、そのステータス応答が、ど
のステータス応答要求コマンドに対する返信であるかを
容易に判別することが可能となり、プリンタ装置の状態
をホストコンピュータ側で確実に把握することが可能で
ある。
【0271】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0272】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
装置およびその制御方法によれば、データの送信元で、
確実にプリンタ装置の正確な状態を把握することができ
る。
【0273】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1,2のページプリンタ装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】実施例1により改善されたステータス応答処理
を表す模式図である。
【図3】実施例1のプリンタ装置における、データ受信
管理部の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施例1のプリンタ装置における各種コマンド
処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】実施例2により改善されたステータス応答処理
を表す模式図である。
【図6】実施例2における、データ受信管理部の動作を
示すフローチャートである。
【図7】従来のステータス応答処理の一例を表す模式図
である。
【図8】従来のステータス応答処理の一例を表す模式図
である。
【図9】実施例3,4,5のページプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。
【図10】実施例3により改善されたステータス応答処
理を表す模式図である。
【図11】実施例3のプリンタ装置における、データ受
信管理部の動作を示すフローチャートである。
【図12】実施例3のプリンタ装置における各種コマン
ド処理の動作を示すフローチャートである。
【図13】実施例4により改善されたステータス応答処
理を表す模式図である。
【図14】実施例4における、データ受信管理部の動作
を示すフローチャートである。
【図15】実施例5により改善されたステータス応答処
理を表す模式図である。
【図16】実施例5における、データ受信管理部の動作
を示すフローチャートである。
【図17】レーザビームプリンタの構成を示す断面図で
ある。
【図18】インクジェットプリンタの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、 2…プリンタ装置、 3…データ受信管理部、 4…プリンタ言語解析部、 5…描画出力部、 6…プリンタ装置制御部、 7…ステータス応答処理部、 8…プリンタエンジン、 9…データ送信管理部、 10…タイマ管理部である。

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データからの処理要求に応じてプリン
    ト処理を行うプリンタ装置であって、 処理要求を受信する受信手段と、前記 受信手段により受信した処理要求それぞれに固有の
    識別子を割り当てる割り当て手段と、前記 割り当て手段により割り当てられた識別子をデータ
    に対して返信する識別子返信手段と、 前記受信手段により受信した処理要求に対する応答情報
    該処理要求に対して割り当てられた識別子とデータ
    に返信する情報返信手段とを備えることを特徴とする
    プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記情報返信手段は、受信した処理要求
    の種類を判定し、処理要求の種類に応じて、プリンタ装
    置の状態と識別子を返信することを特徴とする請求項
    1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記割り当て手段は、処理要求ごとに1
    ずつ増加した値を識別子として割り当てることを特徴と
    する請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 時刻を計る計時手段を更に備え、前記割
    り当て手段は、処理要求を受信した時刻を識別子として
    割り当てることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】 データ源とプリンタとが接続されたプリ
    ンタシステムであって、 処理要求ごとに固有の識別子を生成する識別子生成手段
    と、処理要求と該処理要求に固有の識別子とを前記データ源
    から前記プリンタに送信する送信手段と、 前記データ源からの処理要求それに固有の識別子と
    受信する受信手段と、前記 受信手段により受信した処理要求に対する応答情報
    と当該処理要求に固有の識別子とを前記プリンタから
    記データ源に返信する返信手段とを備えることを特徴と
    するプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 前記識別子生成手段は、処理要求ごとに
    1ずつ増加した値を識別子として生成することを特徴と
    する請求項5記載のプリンタシステム。
  7. 【請求項7】 前記データ源は、前記識別子生成手段に
    より生成された識別子と、前記返信手段により返信され
    た識別子とを比較し、送信した処理要求とそれに対する
    応答情報とを対応付けることを特徴とする請求項5記載
    のプリンタシステム。
  8. 【請求項8】 データ源とプリンタとが接続されたプリ
    ンタシステムであって、 処理要求が発生した時刻を記憶する時刻記憶手段と、 前記処理要求を前記データ源から前記プリンタに送信す
    る送信手段と、 前記データ源からの処理要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により処理要求を受信した時刻前記受信
    手段により受信した処理要求に対する応答情報とを前記
    プリンタから前記データ源に返信する返信手段とを備え
    ることを特徴とするプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 前記データ源は、前記返信手段により返
    信された時刻と前記時刻記憶手段により記憶された時刻
    とを比較して、送信した処理要求と、それに対する応答
    情報とを対応付けることを特徴とする請求項8記載のプ
    リンタシステム。
  10. 【請求項10】 前記データ源から前記プリンタに時刻
    設定を要求する時刻設定要求手段、前記時刻設定要求
    に応じて前記プリンタの時刻を設定する時刻設定手段と
    を更に有することを特徴とする請求項8記載のプリンタ
    システム。
  11. 【請求項11】 データからの処理要求に従ってプリ
    ント処理を行うプリンタ装置の制御方法であって、 処理要求を受信する受信工程と、前記 受信工程により受信した処理要求それぞれに固有の
    識別子を割り当てる割り当て工程と、前記 割り当て工程により割り当てられた識別子をデータ
    に対して返信する識別子返信工程と、 前記受信工程により受信した処理要求に対する応答情報
    該処理要求に対して割り当てられた識別子とを前記
    ータに返信する情報返信工程とを備えることを特徴と
    するプリンタ装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記応答返信工程は、受信した処理要
    求の種類を判定し、処理要求の種類に応じて、プリンタ
    装置の状態識別子とを返信することを特徴とする請求
    項11記載のプリンタ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記割り当て工程は、処理要求ごとに
    1ずつ増加した値を識別子として割り当てることを特徴
    とする請求項11記載のプリンタ装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記割り当て工程は、前記プリンタ装
    置が備える計時手段により計られた、処理要求を受信し
    た時刻を識別子として割り当てることを特徴とする請求
    項11記載のプリンタ装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 データ源とプリンタとが接続されたプ
    リンタシステムの制御方法であって、 処理要求ごとに固有の識別子を生成する識別子生成工程
    と、処理要求と当該処理要求に固有の 識別子とを前記データ
    源から前記プリンタに送信する送信工程と、 前記送信工程により送信された処理要求それに固有の
    識別子と受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した処理要求に対する応答情報
    その処理要求に固有の識別子とを前記プリンタから前
    記データ源に返信する返信工程とを備えることを特徴と
    するプリンタシステムの制御方法。
  16. 【請求項16】 前記識別子生成工程は、処理要求ごと
    に1ずつ増加した値を識別子として生成することを特徴
    とする請求項15記載のプリンタシステムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記識別子生成工程により生成された
    識別子と、前記返信工程により返信された識別子とを比
    較し、送信した処理要求とそれに対する応答情報とを対
    応付けることを特徴とする請求項15記載のプリンタシ
    ステムの制御方法。
  18. 【請求項18】 データ源とプリンタとが接続されたプ
    リンタシステムの制御方法であって、 処理要求が発生した時刻を第1のタイマより読出して記
    憶する時刻記憶工程と、 前記処理要求を前記データ源から前記プリンタに送信す
    る送信工程と、 前記送信工程による処理要求を受信する受信工程と、 前記受信工程により処理要求受信された時刻を第2の
    タイマより読出し、該時刻と前記受信工程により受信し
    た処理要求に対する応答情報と前記プリンタから前記
    データ源に返信する返信工程と、 を備えることを特徴とするプリンタシステムの制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記第1のタイマ時刻を前記第2の
    タイマへ時刻設定する要求を前記データ源から前記プリ
    ンタに出す時刻設定要求工程と、前記時刻設定要求に応
    じて前記第2のタイマに時刻を設定する時刻設定手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項18記載のプリン
    タシステムの制御方法。
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