JP2848075B2 - シーケンスコントローラ及びその順序制御方法 - Google Patents

シーケンスコントローラ及びその順序制御方法

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JP2848075B2
JP2848075B2 JP4003229A JP322992A JP2848075B2 JP 2848075 B2 JP2848075 B2 JP 2848075B2 JP 4003229 A JP4003229 A JP 4003229A JP 322992 A JP322992 A JP 322992A JP 2848075 B2 JP2848075 B2 JP 2848075B2
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    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
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    • GPHYSICS
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    • G05B2219/13085Plc controls several machines in sequence

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御対象を予め作成
されたプログラムに従い、工程順に順序制御を行うシ−
ケンスコントロ−ラ(プログラマブルコントローラ)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御対象を工程順序に従い順序制御する
用途において、予め作成されたシ−ケンスプログラムに
従い、制御対象を順序制御するシ−ケンスコントロ−ラ
(プログラマブルコントローラ)が多用されている。シ
−ケンスプログラムとして、後述のSFC(Seque
ncial Function Chart)プログラ
ムが多用されている。
【0003】図7は、シ−ケンスプログラムとしてSF
Cプログラムを用いた従来のシ−ケンスコントロ−ラの
構成を示すブロック図である。図において、1はシ−ケ
ンスコントロ−ラ、2は制御対象を示す。3は後述の工
程順序動作テ−ブル31、現在実行中ステップ番号格納
テ−ブル32、ステップ動作プログラム格納テ−ブル3
3及び移行条件プログラム格納テ−ブル34からなるテ
−ブル、4は工程順序制御手段としての工程順序制御
部、7はシ−ケンスコントロ−ラ1の入出力信号を示
す。
【0004】シ−ケンスコントロ−ラ1はハ−ドウエア
としてはCPU、メモリ、I/Oインタフエイス等(図
示せず)にて構成されており、工程順序制御手段として
の工程順序制御部4は上記CPUがメモリに格納されて
いる工程順序制御用プログラム(SFCプログラムを実
行するプログラム)を実行することにより発生する機能
を示すものであり、SFCプログラムを格納するテ−ブ
ル3等は上記メモリに記憶される。
【0005】図8はシ−ケンスコントロ−ラ1にて制御
される制御対象の例を示したものである。図8におい
て、50は基盤、51、52はそれぞれワ−クA、ワ−
クB、53はワ−クA51又はワ−クB52のクラン
パ、54、55はそれぞれワ−クA51又はワ−クB5
2を加工する加工手段を備えた駆動モ−タA、駆動モ−
タBを示す。56〜58は常時OFFのリミットスイッ
チ(以下、それぞれ[LS1]、[LS2]、[LS
3]と記す)であり、[LS1]56はワークBがセッ
トされたとき、[LS2]57はワークAがセットされ
たとき、[LS3]58はワークがセットされなかった
とき、クランパ53にてONされる。59及び60はそ
れぞれワークA51、ワークB52の位置ずれを検出す
る位置検出用光センサ(以下、それぞれ[L1]、[L
2]と記す)であり、別途設けた光源(図示せず)から
の受光により、[L1]59は、ワークA51が正常に
セットされた状態ではON、位置ずれ状態にあればOF
Fとなり、[L2]60はワークB52が正常にセット
された状態ではON、位置ずれ状態にあればOFFとな
る。61は再開指示用の押しボタンスイッチ(以下、P
Bと記す)を示す。
【0006】図9は図8に示した制御対象をシ−ケンス
コントロ−ラ1にて制御する場合におけるシ−ケンスプ
ログラムとしてのSFCプログラム例を示したものであ
る。図9において、S0はSFCの開始を示すイニシャ
ルステップのステップ番号を、S1〜S7は具体的な制
御動作を示す動作ステップのステップ番号を、T1〜T
8は動作ステップから次の動作ステップへの移行条件の
番号を、J1はジャンプ動作のジャンプ先番号を示す。
ENDはSFCの終了を示すENDステップである。
【0007】以下、図8に示した制御対象の動作を図9
に示したSFCを用いて説明する。図9に示したSFC
におけるイニシャルステップS0で制御開始し、ワ−ク
A51を搬入して基盤50の所定位置にワ−クA51を
セットする。次に、移行条件T0でワ−クA51のセッ
ト完了を確認したら、ステップS1でクランパ53によ
りワ−クA51をクランプする。次に、移行条件T1で
ワ−クA51のクランプ完了と位置正常を[LS2]5
7がON、[L1]59及び[L2]60がONにて確
認したら、ステップS2で駆動モ−タA54を作動させ
てワ−クA51を加工する。次に、移行条件T3でワ−
クA51の加工完了を確認したら、ステップS4でクラ
ンパ53を作動させ、ワ−クA51をアンクランプし、
移行条件T5でワ−クA51のアンクランプを確認した
ら、ステップS5でワ−クA51を基盤50から搬出
し、移行条件T6でワ−クA51の搬出を確認したらE
NDステップにてこのSFCを終了する。
【0008】ワ−クB52が搬入された場合には、移行
条件T1の代りに、移行条件T2の成立にて、即ち、ワ
−クB52のクランプ完了と位置正常を[LS1]56
がON、[L1]59及び[L2]60がONにて確認
され、ステップS3で駆動モ−タB55を作動させてワ
−クB52を加工する。
【0009】図10は、図7に示したテ−ブル3におけ
る工程順序動作テ−ブル31及び現在実行中ステップ番
号を格納する現在実行中ステップ番号格納テ−ブル32
の構成を示す。図11はテ−ブル3におけるステップ動
作プログラムをテ−ブル化したステップ動作プログラム
テ−ブル33及び移行条件プログラムをテ−ブル化した
移行条件プログラムテ−ブル34の構成を示す。SFC
プログラムはテ−ブル31、33及び34に展開されて
シ−ケンスコントロ−ラ1内に保持される。
【0010】工程順序動作テ−ブル31はシ−ケンスコ
ントロ−ラ1が図9に示したSFCに従って制御動作を
行なうときにその動作順序を読み出す工程順序プログラ
ムををテ−ブル化したもの、現在実行中ステップ番号格
納テ−ブル32はシ−ケンスコントロ−ラ1が現在実行
中のステップ番号を格納するものである。又、ステップ
動作プログラムテ−ブル33は工程順序動作テ−ブル3
1に記載された工程順序のステップ番号に対応する動作
命令のステップ動作プログラムを、移行条件プログラム
テ−ブル34は工程順序動作テ−ブル31に記載された
工程順序番号に対応する次のステップへの移行条件とし
ての移行条件プログラムをテ−ブル化したものである。
【0011】図12は、図7に示した工程順序制御部4
における処理手順のフロ−チャ−トを示す。以下、図1
2により、図9に示したSFCを実行する処理手順につ
いて説明する。
【0012】図12に示したフロ−チャ−トにおいて、
工程順序制御部4はステップ100で起動されると、ス
テップ101で現在実行中ステップ番号格納テ−ブル3
2に格納されるステップ番号、即ち、現在実行ステップ
番号を0にする。次に、ステップ102で、テ−ブル3
2に格納されているステップ番号を読みだし、このステ
ップ番号対応のステップ動作プログラムをステップ動作
プログラムテ−ブル33から取得して実行する。さら
に、ステップ103で、次に動作するステップ番号を得
るために、工程順序動作テ−ブル31から、実行ステッ
プ番号と、テ−ブル32に格納されている現在実行ステ
ップ番号と一致する行を検索し、ステップ104で、一
致した行の移行条件番号を得、その番号に対応する移行
条件プログラムを移行条件プログラムテ−ブル34から
取得して実行する。
【0013】次に、ステップ105で、移行条件が成立
したかどうか調べ、成立していたならステップ106
で、工程順序動作テ−ブル31における次実行ステップ
番号A3より、次に実行するステップ番号を得、このス
テップ番号をテ−ブル32に格納し、ステップ102に
戻る。ステップ105で条件が成立しなかった場合は、
ステップ102に戻る。
【0014】次に、図9に示したSFCのステップS1
にて異常が生じた場合について、説明する。ステップS
1にて異常が生じた場合には移行条件T1及びT2の何
れも成立せず、動作が先に進まなくなる。これを避ける
ため、工程順序のプログラム自体に、異常時の処理を記
述していた。即ち、図9の移行条件T7〜ジャンプJ1
に示すごとく、移行条件T7でクランプの異常を確認
し、ステップS7でワ−クA51又はワ−クB52をア
ンクランプして故障原因を除去し、移行条件T8にて故
障原因の除去を確認後、ジャンプJ1でステップS1に
ジャンプし、ステップS1以下の動作を繰り返すもので
あり、図10の工程順序動作テ−ブル31において*印
にて示している。移行条件T7は移行条件T1及びT2
の何れも成立しなかった時、即ち、ワークがセットされ
ず[LS3]58がクランパ53にてONされた場合、
ワークA51又はワークB52の位置ずれにより[L
1]59又は[L2]60がOFFとなった場合、又は
クランパ53自身の故障等により所定時間が経過しても
[LS1]56、[LS2]57及び[LS3]58の
何れもONされなかった場合に成立する。移行条件T8
における故障原因の除去を確認は作業者により、行わ
れ、作業者による再開指示用の[PB]61のONによ
り、ステップ1のクランプから動作を再開する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のシ−ケンスコン
トロ−ラは以上のように構成されているので、シーケン
スプログラムを制御しているときの異常発生時の処理と
して、まず、正常か異常かを判断し、異常発生であれば
所定の処理を行うように、予めSFCプログラム自体に
記述しなければならないので、プログラムの記述の手間
が多く、かつ、プログラムの容量も大きくなるという問
題点があった。
【0016】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、プログラムの記述が容易なシ
−ケンスコントロ−ラ及びその順序制御方法を得ること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるシ−
ケンスコントロ−ラは、制御対象を所定の実行ステップ
順に順序制御する工程順序制御手段と、上記制御対象の
順序制御プログラムにおける停止動作が予測される実行
ステップ番号に対応させ、停止時に実行するステップ番
及び再開時に実行するステップ番号を、実行ステップ
におけるステップ番号を用いて設定し格納する停止時動
作実行テーブルと、各工程毎に入力信号の変化の有無を
検出する入力信号変化検出手段と、上記入力信号の変化
に基づき上記順序制御を停止し、上記停止時動作実行テ
ーブルから上記停止時に実行するステップ番号を読み出
してこのステップを実行し、入力信号の変化が元に戻っ
たとき、上記再開時に実行するステップ番号を読み出し
てこのステップから実行を再開する停止時動作実行手段
を備えたものである。
【0018】第2の発明に係わるシ−ケンスコントロ−
ラの順序制御方法は、順序制御プログラムを実行し、制
御対象を所定の実行ステップ順に順序制御するに際し、
上記順序制御プログラムにおける停止が予測される実行
ステップ番号に対応させ、停止時に実行するステップ番
及び再開時に実行するステップ番号を、実行ステップ
におけるステップ番号を用いて設定し停止時動作実行テ
ーブルに予め記憶しておく段階と、上記制御対象の順序
制御における各工程毎に入力信号の変化の有無を検出す
る段階と、上記入力信号の変化時に上記順序制御を停止
する段階と、上記停止時動作実行テーブルから上記停止
時に実行するステップ番号を読み出してこのステップを
実行する段階と、上記入力信号が元に戻ったとき、上記
再開時に実行するステップ番号を読み出してこのステッ
プから順序制御プログラムの実行を再開する段階と
らなる方法である。
【0019】
【作用】第1の発明における停止時動作実行手段は、停
止時動作実行テーブルから停止時のステップ番号に対応
する上記停止時に実行するステップ番号を読み出してこ
のステップを実行し、入力信号の変化が元に戻ったと
き、上記停止時のステップ番号に対応する再開時に実行
するステップ番号を読み出してこのステップより実行を
再開する。
【0020】第2の発明においては、上記順序制御プロ
グラムにおける停止が予測されるステップ番号に対応さ
せ、停止時に実行するステップ番号と、再開時に実行す
るステップ番号とを停止時動作実行テーブルに予め記憶
され、上記制御対象の順序制御における各工程毎に入力
信号の変化の有無が検出され、上記入力信号の変化時に
上記順序制御を停止され、上記停止時動作実行テーブル
から上記停止時のステップ番号に対応する上記停止時に
実行するステップ番号が読み出されてこのステップが実
行され、上記入力信号の変化が元に戻ったときに上記停
止時のステップ番号に対応する上記再開時に実行するス
テップ番号が読み出されてこのステップより順序制御プ
ログラムの実行が再開される。
【0021】
【実施例】
実施例1.第1および第2の発明の一実施例を図1〜図
6、図8、図10、図11により説明する。図中、従来
例と同じ符号で示されたものは従来例のそれと同一もし
くは同等なものを示す。
【0022】図1は第1、第2の発明の一実施例として
のシ−ケンスコントロ−ラの構成を示す。図において、
1Aはシ−ケンスコントロ−ラ、3Aはテ−ブルであ
り、図7に示した従来例のテ−ブル3に、後述する停止
時実行動作テ−ブル35を追加したものである。5は各
工程毎に入力信号の変化の有無を検出する入力信号変化
検出手段としての停止信号検出部、6は上記入力信号の
変化に基づき上記順序制御を停止して停止時動作を実行
し、上記入力信号の変化が元に戻ったとき、変化を検出
した時点の工程より順序制御を再開する停止時動作実行
手段としての停止時実行動作部を示す。
【0023】図2は図8に示した制御対象をシ−ケンス
コントロ−ラ1にて制御する場合におけるシ−ケンスプ
ログラム3をSFCにて例示したものである。図9に示
した従来例のSFCと比較するに、故障時のフロ−が省
かれている。即ち、移行条件T7、ステップS7、移行
条件T8、ジャンプJ1が記載されない点を除き図9と
同じである。
【0024】図3はテ−ブル3Aを構成する停止時実行
動作テ−ブル35の構成を示す。テ−ブル35は制御対
象を順序制御するSFCプログラムにおける停止が予測
されるステップ番号E1、ステップ番号E1にて停止時
に実行するステップ番号E2、再開時に実行するステッ
プ番号E3により構成されている。
【0025】テ−ブル3Aにおける工程順序動作テ−ブ
ル31Aは図10に示したテ−ブル31において、*印
の行、即ち、異常時の実行ステップを除いたものであ
る。テ−ブルA31における*印の行を含まない代り
に、図3に示した停止時実行動作テ−ブル35を備え
る。
【0026】図4は工程順序制御部4Aの処理フロ−
を、図5は停止信号検出部5の処理フロ−を、図6は停
止時実行動作部6の処理フロ−を示す。工程順序制御部
4Aは起動されると工程順序動作テ−ブル31Aに従っ
て、実行ステップ番号A1記載のステップを順番に実行
してゆく。このとき、停止信号検出部5にて停止信号が
検出されると停止時実行動作部6が起動され、停止時実
行動作テ−ブル35に設定されている停止時のステップ
番号のステップを実行する。この後、停止信号がOFF
すると、テ−ブル35の再開時実行するステップ番号E
3より実行を再開する。
【0027】以下、この処理の詳細について、図4〜図
6に示したフローチャートを用いて説明する。図4に示
したフローチャートにおいて、ステップ100で工程順
序制御部4Aが起動されると、ステップ101で現在実
行ステップ番号格納テ−ブル32を0にする。以下、ス
テップ106までは図9に示した従来例のフローチャー
トと同一であり、説明を省略する。
【0028】ステップ106で、工程順序動作テ−ブル
31の次実行ステップ番号A3より次に実行するステッ
プ番号を得、テ−ブル32に格納し、ステップ107に
進む。ステップ105で条件が成立しなかった場合もス
テップ107に進む。ステップ107では停止信号検出
部5を呼び出して停止信号の有無を検出し、即ち、異常
の有無を検出し、異常有の場合には後述の異常時の処理
を実行する。ステップ107の処理を完了すると、ステ
ップ102に戻り、ステップ102以下の処理を繰り返
す。
【0029】ステップ107の処理の詳細を図5に示し
たフローチャートにより説明する。図5に示したフロー
チャートにおけるステップ110で、停止信号検出部5
が起動されると、ステップ111にて、制御対象からの
入力信号7の中で停止信号に予め割り付けられている信
号を調べ、ONか否(OFF)か判断する。ONでなけ
れば、ステップ113に進み、そのままリタ−ンする。
ONならば、ステップ112に進み、停止時実行動作部
6を呼び出して後述の異常時の処理を実行する。次に、
ステップ113に進み、リタ−ンする。
【0030】ステップ112の異常時における処理の詳
細を図6に示したフローチャートにより説明する。図6
に示したフローチャートにおけるステップ120で、停
止時実行動作部6が起動されると、ステップ121で現
在実行ステップ番号格納テ−ブル32から現在実行ステ
ップ番号を得る。次に、ステップ122で停止時実行動
作テ−ブル35にて停止時のステップ番号E1と現在実
行しているステップ番号との一致している行を検索し、
ステップ123で、テ−ブル35の停止時実行するステ
ップ番号E2のステップ番号を、テ−ブル32に現在実
行ステップ番号として格納する。
【0031】次に、ステップ124でテ−ブル32に格
納されている現在実行ステップ番号に対応する動作ステ
ップのプログラムをステップ動作プログラムテ−ブル3
3から読みだして実行する。次に、ステップ125で、
制御対象からの入力信号7の中で停止信号に予め割り付
けられている信号がOFFになったか否か調べ、OFF
でなければステップ 126に進み、ステップ 126
で、テ−ブル35における停止時実行するステップ番号
E2に、次の実行ステップ番号があるか判断し、あれ
ば、ステップ127で、次の実行ステップ番号をテ−ブ
ル32に格納する。次に、ステップ124に戻り、ステ
ップ124以下の処理を繰り返す。
【0032】ステップ125で、OFFと判断すると、
ステップ128に進む。ステップ128では、テ−ブル
35における再開時実行するステップ番号E3を調べ、
そのステップ番号を、テ−ブルB32に現在実行ステッ
プ番号として格納し、ステップ129に進み、リタ−ン
する。
【0033】次に、図2に示したSFCプログラムと関
連させて説明する。図2における移行条件T1及びT2
の何れが成立した時の動作は図8に示した従来例の場合
と同様である。しかし、ステップS1にて異常が生じ、
移行条件T1及びT2の何れも成立しなかったとき、即
ち、ワークがセットされず[LS3]58がクランパ5
3にてONされ場合、ワークA51又はB52の位置ず
れにより[L1]59又は[L2]60がOFFとなっ
た場合、又はクランパ53自身の故障等により所定時間
が経過しても[LS1]56、[LS2]57及び[L
S3]58の何れもONされなかった場合にはステップ
S1で停止信号がONするように予め割り付けておく。
【0034】ステップS1で停止信号がONすると、停
止時実行動作テーブル35より停止時実行するステップ
を選択するが、停止時実行動作テーブル35における停
止時のステップ番号1(S1)に対応する停止時実行す
るステップ番号は4であるから、ステップ動作プログラ
ムテーブル33におけるステップ番号4に対応するプロ
グラム[OUT Y11](ワークアンクランプ)を実
行する。停止信号のOFFは再開指示用[PB]61の
ONにより生ずるように予め割り付けておく。それゆえ
に、作業者が、例えば、ワークの位置ずれ等を修正し、
[PB]61をONすると、停止信号がOFFし、停止
時実行動作テーブル35における停止時のステップ番号
1(S1)に対応する再開時実行するステップ番号1
(ステップS1)から処理を実行開始する。
【0035】以上のように、実施例1では、制御対象の
順序制御用シ−ケンスプログラムとしてSFCプログラ
ムを作成するにあたり、故障等の異常処理に関するプロ
グラムを本来のシ−ケンスプログラムと切り離して作成
し、異常時の処理のために、停止時実行動作テ−ブル3
5を別途作成し、動作ステップの実行ごとに所定の入力
信号の変化より異常の有無を調べ、異常の場合には順序
制御処理を停止すると共に、テ−ブル35における停止
時の動作ステップに対応する停止時実行ステップ番号の
動作ステップを実行しするようにした。そして、異常処
理が完了し、正常に復した後は再開時実行ステップ番号
の動作ステップから実行開始するようにした。
【0036】即ち、実施例1では、順序制御処理用のシ
−ケンスプログラム中に異常処理のプログラムを記述不
要であり、正常処理と異常処理のプログラムが混在せ
ず、プログラムが作成容易で見やすい。さらに、異常処
理をステップ番号を指定するだけで可能としたので、こ
の異常処理のプログラム作成も極めて容易である。
【0037】なお、実施例1では、順序制御処理中にお
ける異常処理に関するものを例示したが、この発明は順
序制御処理中における異常処理に限定されるものではな
く、自動運転中に手動運転を割り込ませるような場合に
おいても同様な効果が得られる。例えば、定常的な自動
運転中に(この自動運転を一旦停止させ)多様で非定常
的な手動運転を割り込ませる必要がある場合において、
自動運転部分のシ−ケンスプログラム中に手動運転部分
のプログラムの記述を避け、代わりに停止時実行動作テ
−ブルを別途作成して実行することにより、多様で非定
常的な手動運転部分のプログラムを定常的な自動運転部
分のシ−ケンスプログラム中に記載不要となる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、第1及び第2の発明によ
れば、停止動作時及び停止動作再開時の処理は、実行ス
テップにおけるステップ番号を用いて設定することか
ら、プログラム中における停止動作を行うためのプログ
ラム記述を不要とし、プログラム容量の削減を図ると共
に、プログラミング作成の作業性が向上する。また、停
止動作再開時に、設定したステップ番号に応じた実行ス
テップから再開できるので、再開動作のためのプログラ
ム記述をも不要とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の発明の一実施例におけるシ−ケ
ンスコントロ−ラの構成を示す図である。
【図2】図1に示したシ−ケンスコントロ−ラのSFC
(工程順序動作プログラム)の一例を示す図である。
【図3】図1に示したシ−ケンスコントロ−ラの内部テ
−ブルとしての停止時実行動作テーブルを示す図であ
る。
【図4】図1に示したシ−ケンスコントロ−ラにおける
工程順序制御部の処理フロ−を示す図である。
【図5】図1に示したシ−ケンスコントロ−ラにおける
停止信号検出部の処理フロ−を示す図である。
【図6】図1に示したシ−ケンスコントロ−ラにおける
停止時実行動作部の処理フロ−を示す図である。
【図7】従来のシ−ケンスコントロ−ラの構成を示す図
である。
【図8】図1又は図2に示すシ−ケンスコントロ−ラに
より制御される制御対象の例を示す図である。
【図9】図7に示したシ−ケンスコントロ−ラのSFC
(工程順序動作プログラム)の一例を示す図である。
【図10】図1又は図2に示したシ−ケンスコントロ−
ラの内部テ−ブルとしての工程順序動作テーブル及び現
在実行ステップ番号格納テ−ブルを示す図である。
【図11】図1又は図2に示したシ−ケンスコントロ−
ラの内部テ−ブルとしてのステップ動作プログラムテ−
ブル及び移行条件プログラムテ−ブルを示す図である。
【図12】図7に示したシ−ケンスコントロ−ラにおけ
る工程順序制御部の処理フロ−を示す図である。
【符号の説明】
1A シ−ケンスコントロ−ラ 2 制御対象 3A テ−ブル 4A 工程順序制御部 5 停止信号検出部 6 停止時実行動作部 7 入出力信号 21A 工程順序動作テ−ブル 22 現在実行ステップ番号格納テ−ブル 23 ステップ動作プログラムテ−ブル 24 移行条件プログラムテ−ブル 25 停止時実行動作テ−ブル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象を所定の実行ステップ順に順序
    制御する工程順序制御手段と、 上記制御対象の順序制御プログラムにおける停止動作が
    予測される実行ステップ番号に対応させ、停止時に実行
    するステップ番号及び再開時に実行するステップ番号
    、実行ステップにおけるステップ番号を用いて設定し
    格納する停止時動作実行テーブルと、 各工程毎に入力信号の変化の有無を検出する入力信号変
    化検出手段と、 上記入力信号の変化に基づき上記順序制御を停止し、上
    記停止時動作実行テーブルから上記停止時に実行する
    テップ番号を読み出してこのステップを実行し、入力信
    号の変化が元に戻ったとき、上記再開時に実行するステ
    ップ番号を読み出してこのステップから実行を再開する
    停止時動作実行手段と を備えたシ−ケンスコントロ−ラ。
  2. 【請求項2】 順序制御プログラムを実行し、制御対象
    所定の実行ステップ順に順序制御するに際し、 上記順序制御プログラムにおける停止が予測される実行
    ステップ番号に対応させ、停止時に実行するステップ番
    及び再開時に実行するステップ番号を、実行ステップ
    におけるステップ番号を用いて設定し停止時動作実行テ
    ーブルに予め記憶しておく段階と、 上記制御対象の順序制御における各工程毎に入力信号の
    変化の有無を検出する段階と、 上記入力信号の変化時に上記順序制御を停止する段階
    と、 上記停止時動作実行テーブルから上記停止時に実行する
    ステップ番号を読み出してこのステップを実行する段階
    と、 上記入力信号が元に戻ったとき、上記再開時に実行する
    ステップ番号を読み出してこのステップから順序制御プ
    ログラムの実行を再開する段階と からなるシ−ケンスコントロ−ラの順序制御方法。
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