JP2000276211A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2000276211A
JP2000276211A JP11081759A JP8175999A JP2000276211A JP 2000276211 A JP2000276211 A JP 2000276211A JP 11081759 A JP11081759 A JP 11081759A JP 8175999 A JP8175999 A JP 8175999A JP 2000276211 A JP2000276211 A JP 2000276211A
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Takashi Suganuma
隆司 菅沼
Takashi Anmen
隆史 安面
Takashi Murozaki
隆 室崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SFCプログラムを実行する構成において、
プログラムの変更にかかわらず直ちに逆方向動作を実行
することができると共に制御対象を動作させながら修正
することができるようにする。 【解決手段】 PC1は、作動図制御部2、作動図テー
ブル3、順方向実行過程記憶部4から構成されている。
作動図制御部2のSFCプログラム実行手段5は、作動
図テーブル3のトランジションテーブル7及びアクショ
ンテーブル8に基づいて制御対象を制御すると共に、現
在実行中のステップNO.を活性ステップNO.記憶手段6
に記憶する。このとき、動作の実行に伴って順方向実行
過程記憶部4にステップNO.を順に記憶する。実行方向
切替スイッチ9が操作されたときは、活性ステップNO.
の制御動作に対応した戻し動作を実行することにより1
ステップずつ制御対象を元状態に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステップに対応し
て動作及び移行条件が記述され、実行中の活性ステップ
に対応する移行条件の成立に基づいて次のステップに移
行するSFCプログラムを実行することにより制御対象
を制御する動作実行手段を備えたプログラマブルコント
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラによ
り自動運転される自動機においては、自動的に運転され
る自動運転と異常処理等を行なう各個運転が設定されて
おり、それぞれを自動運転プログラムと各個運転プログ
ラムで制御するようにしているものの、各個運転プログ
ラムの作成が面倒であり、設計効率の低下を招来してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、プログラム設
計効率を高めるために特開平4−14110号公報のも
のを活用することにより、各個運転プログラムを設計し
ない方法を実現できる。つまり、特開平4−14110
号公報のものは、SFC(シーケンシャルファンクショ
ンチャート)プログラムを実行する構成において、正方
向の動作を行うフロー図テーブルと、この正方向動作と
逆方向動作を行うフロー図テーブルとを作成しておき、
異常の発生により自動組立装置が停止したときは、逆方
向動作を行うフロー図テーブルに基づいてステップを逆
向きに実行することにより異常原因を解消してから運転
を再開するようにしている。
【0004】しかしながら、このような方法では、正方
向動作のフロー図テーブルに加えて予め逆方向動作を実
行させるためのフロー図テーブルを作成しておく必要が
ある。このため、制御方法やプログラムの変更の都度、
逆方向ステップのテーブルを変更する必要があると共
に、逆ステップを予め用意しなくてはならず、メモリ処
理時間に無駄があり、さらには制御対象を動作させなが
ら修正できないという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、SFCプログラムを実行する構成にお
いて、プログラムの変更にかかわらず直ちに逆方向動作
を実行することができると共に制御対象を動作させなが
ら修正することができるプログラマブルコントローラを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、動作実行手段は、SFCプログラムを実行する。つ
まり、ステップに対応して記述された動作を実行すると
共に、実行中の活性プログラムに対応する移行条件の成
立に基づいて次のステップに移行する。ここで、活性ス
テップNO.記憶手段は現在実行中のステップNO.を記憶
し、順方向実行過程記憶手段は実行したステップNO.を
順に記憶する。
【0007】さて、動作の実行中に制御対象に異常が発
生して制御対象を元の状態に復帰させたいときは、逆方
向動作を指令する。すると、戻し動作実行手段は、活性
ステップNO.記憶手段に記憶されたステップNO.の動作
に対応した戻し動作を実行することにより制御対象を元
の状態に復帰させる。これにより、制御対象を現在の状
態から復帰させることができるので、異常が解消した時
点で動作実行手段を動作させることにより、制御対象に
対する自動運転を再開することができる。
【0008】請求項2の発明によれば、動作実行手段
は、動作実行用出力をオンすることにより制御対象を制
御する。このとき、異常が発生して動作実行手段が動作
した制御対象を元の状態に復帰したいときは、戻し動作
を指令する。すると、戻し動作実行手段は、動作実行用
出力に対応した戻し動作実行用出力をオンする。これに
より、制御対象に対して戻し動作が行われるので、制御
対象を元の状態に復帰させることができる。
【0009】請求項3の発明によれば、動作実行用出力
と戻し動作実行用出力とは連続した番号で示される出力
として設定されているので、戻し動作を容易に実行する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はプログラマブルコントロ
ーラ(以下、PCと略称する)の構成を示すブロック図
である。この図1において、PC1は、作動図制御部
2、作動図テーブル3及び順方向実行過程記憶部4から
構成されている。
【0011】作動図制御部2はSFCプログラム実行手
段5(動作実行手段、戻し動作実行手段に相当)及び活
性ステップNO.記憶手段6から構成されている。この活
性ステップNO.記憶手段6とは現在実行中のステップN
O.を記憶するためのものである。
【0012】作動図テーブル3は、トランジションテー
ブル7及びアクションテーブル8から構成されている。
このトランジションテーブル7及びアクションテーブル
8はSFCプログラム特有のもので、トランジションテ
ーブル7には各ステップNO.に対応した移行条件が記述
され、アクションテーブル8には各ステップNO.に対応
した出力動作が記述されている。
【0013】順方向実行過程記憶部4(順方向実行過程
記憶手段に相当)はLIFO(LastIn First Out )バ
ッファからなり、この順方向実行過程記憶部4は後述す
るようにステップを逆方向に実行するために設けられて
いる。
【0014】ここで、PC1は、トランジション条件が
成立したことを検出するためのオンオフ信号を所定の入
力番号の端子から入力すると共に、外部に接続された制
御対象を制御するためのオンオフ信号を所定の出力番号
の端子から出力するように構成されている。
【0015】また、PC1には実行方向切替スイッチ9
が接続されており、その実行方向切替スイッチ9の切替
状態に応じてプログラムを順方向と逆方向とに切替可能
となっている。つまり、図1に示すように実行方向切替
スイッチ9が正電圧側に切替えられた状態では順方向実
行指令がPC1に与えられ、負電圧側に切替えられた状
態では逆方向実行指令がPC1に与えられるようになっ
ている。
【0016】図2はPC1の動作を示すフローチャート
である。この図2において、PC1が動作開始すると、
作動図制御部2を構成するSFCプログラム実行手段5
は、活性ステップNO.記憶手段6から活性ステップNO.
を得る(S101)。この場合、動作開始時にあって
は、最初の開始ステップが設定される。
【0017】次に、活性ステップNO.のステップがEN
Dステップか否かを判断し(S102)、ENDステッ
プであれば(S102:YES)、そのまま終了する。
ENDステップでなければ(S102:NO)、順方向
実行指令信号がONしているかを判断する(S10
3)。このとき、実行方向切替スイッチ9から順方向実
行指令の入力状態であれば(S103:YES)、アク
ションテーブル8より活性ステップNO.に対応した動作
を得(S104)、その出力番号の出力端子をONする
(S105)。これにより、上記出力番号の出力端子に
接続された制御対象が動作する。
【0018】続いて、トランジションテーブル7より活
性ステップNO.に対応した入力番号を得(S106)、
その入力番号の入力端子から入力したオンオフ信号に基
づいてトランジション条件が成立しているか否かを判断
する(S107)。ここで、制御対象に対する制御に応
じて所定の入力番号の入力端子からオン信号が入力して
いることによりトランジション条件が成立しているとき
は(S107:YES)、トランジションテーブル7の
次のステップNO.を活性ステップNO.格納手段6にセッ
トすると共に(S108)、活性ステップNO.を順方向
実行過程記憶部4にセットしてから(S109)、ステ
ップ105でONした出力をOFFし(S110)、ス
テップ101に戻る。
【0019】以上のような動作の結果、ステップNO.に
対応してアクションテーブル8に記憶された動作に基づ
いて制御対象が制御されると共に、トランジションテー
ブル7に記憶されたトランジション条件の成立に応じて
次のステップに移行し、さらに、実行するステップが順
方向実行過程記憶部4に順にセットされる。
【0020】さて、上述のような制御対象の制御中に異
常が発生して制御対象を現在の状態から1ステップずつ
元の状態に復帰したいときは、実行方向切替スイッチ9
を操作して逆方向実行指令をPC1に与える。
【0021】すると、PC1は、ステップ103におい
て順方向実行指令がOFFとなるので(S103:N
O)、アクションテーブル8より活性ステップNO.に対
応した出力番号の戻し出力番号を得ると共に(S11
1)、上記出力番号をONしてから(S112)、トラ
ンジションテーブル7より活性ステップNO.に対応した
入力番号の戻し入力番号を得る(S113)。
【0022】ここで、ステップ111において活性ステ
ップNO.に対応した出力番号の戻し番号を得るとは、活
性ステップNO.に対応した出力番号の出力端子をONす
ることにより動作した制御対象を元の動作状態に復帰さ
せるためにONさせる出力端子の端子番号のことであ
る。以上のような動作の結果、制御対象には現在実行中
の制御を1ステップだけ元の状態に復帰させるような制
御が行われる。
【0023】次に、上述したような制御対象に対する戻
し制御によりトランジション条件が成立したか否かを判
断し(S114)、成立しているときは(S114:Y
ES)、トランジションテーブル7の前のステップNO.
を活性ステップNO.記憶手段6にセットし(S11
5)、順方向実行過程記憶部4より活性ステップNO.に
対応したステップをクリアし(S116)、さらにステ
ップ112でONした出力をOFFしてから(S11
7)、ステップ101に戻る。
【0024】次に、上記構成のPC1により制御される
ワーク搬送装置の概略構成を説明する。図3はワーク搬
送装置の平面を示している。この図3において、ワーク
搬送装置10はノック11の移動に応じてワーク12を
搬送テーブル13上に沿って搬送するように構成されて
いる。このノック11の移動動作としては、ノック11
を搬送テーブル13上まで前進させるノック入り動作、
ノック11を搬送テーブル13に沿って前進させるノッ
ク搬送前進動作、ノック11を搬送テーブル13から脱
出させるノック戻し動作、ノック11を搬送テーブル1
3に沿って後退させるノック搬送後退動作が設定されて
いる。
【0025】一方、ノック11の移動軌跡に対応して位
置検出用センサが設置されている。つまり、ノック11
の戻し位置に対応してノック戻し端センサ14が設置さ
れ、ノック11の入り位置に対応してノック入り端セン
サ15が設置され、ワーク12の搬送後退位置に対応し
てワーク搬送後退端センサ16が設置され、ワーク12
の搬送前進位置に対応してワーク搬送前進端センサ17
が設置されている。これらのセンサからの出力はPC1
の所定番号の入力端子に与えられるようになっている。
【0026】図4は上記構成のワーク搬送装置10によ
りワーク12を次工程に搬送するためのPC1の動作を
示すフロー図を示している。また、図5はステップNO.
に対応したトランジション条件が記述されたトランジシ
ョンテーブル7を模式的に示し、図6はステップNO.に
対応した出力動作が記述されたアクションテーブル8を
模式的に示している。
【0027】この実施の形態では、出力動作Q0がノッ
ク戻し動作を示し、出力動作Q1がノック入り動作を示
し、出力動作Q2がワーク搬送後退動作を示し、出力動
作Q3がワーク搬送前進動作を示している。このように
出力動作Qnを設定したのは、ノック入り動作とノック
戻し動作とを対応させると共に、ワーク搬送前進動作と
ワーク搬送後退動作とを対応させるためである。つま
り、出力動作Qn(nは奇数)に対して出力動作Qn-1
を戻し動作に設定することにより、出力動作Qnにより
ノック11を動作させたときにノック11を1ステップ
だけ元位置に復帰させるための戻し動作として出力動作
Qn-1 を実行すればよいのであり、このような設定を容
易に行うことができることが本発明の特徴となってい
る。
【0028】また、出力動作Qnに対応したトランジシ
ョン条件はInで示されることから、出力動作Qnに対
する戻し動作Qn-1 を設定したときのトランジション条
件はIn-1 となり、戻し動作Qn-1 の設定と同様に、戻
し動作Qn-1 に対応するトランジション条件を容易に設
定することができる。
【0029】尚、PC1が動作開始する初期状態では、
ノック11は図3に示すようにワーク搬送後退位置で且
つノック戻し位置の原点位置に位置し、この状態ではワ
ーク12は供給位置に既に供給されているものとする。
【0030】次にPC1によりワーク搬送装置10に対
する制御動作を説明する。PC1の制御動作を示す図4
において、PC1はステップ0の実行により全ての機能
を有効化する。
【0031】続いて、ステップ1を実行してからトラン
ジション条件が成立するまで待機する。つまり出力動作
Q1を実行することによりノック入り動作を実行してか
らノック入り端センサ15がONするまで待機する。こ
れにより、ノック11が搬送テーブル13上に突出し、
図8に示すようにノック11が搬送テーブル13上に位
置したところでノック入り端センサ15がONするよう
になる。このような動作により、ノック11がワーク1
2の背面に位置するようになる。
【0032】続いて、ステップ2を実行してからトラン
ジション条件が成立するまで待機する。つまり、出力動
作Q3を実行することによりワーク搬送前進動作を実行
してからワーク搬送前進端センサ17がONするまで待
機する。これにより、ノック11が搬送テーブル13上
を前進するので、図9に示すようにノック11の前進が
終了すると、ワーク搬送前進端センサ17がONするよ
うになる。このような動作により、ワーク12が所定位
置に搬送される。尚、このとき、搬送テーブル13には
次のワーク12が供給されるようになる。
【0033】続いて、ステップ3を実行してからトラン
ジション条件が成立するまで待機する。つまり、出力動
作Q0を実行することによりノック戻し動作を実行する
と同時にQ2を実行することによりワーク搬送後退動作
を実行してからノック戻しセンサ14及びワーク搬送後
退端センサ16がONするまで待機する。これにより、
ノック戻し動作とワーク搬送後退動作が同時に行なわれ
るので、ノック11が搬送テーブル13から脱出しなが
ら後退し、ノック戻し端センサ14及びワーク搬送後退
端センサ16がONするようになる。このような動作に
より、搬送テーブル13上の所定の供給位置に次のワー
ク12が供給されているにしても、ワーク12に干渉す
ることなくノック11を原点位置に復帰させることがで
きる。
【0034】ここで、PC1は上述のようにしてプログ
ラムの各ステップを実行したときは、順方向実行過程記
憶部4に順に記憶すると共に、活性ステップNO.記憶手
段6に現在実行中の活性ステップNO.を記憶する。従っ
て、ステップ2まで実行したときには、順方向実行過程
記憶部4には図7に示すようにステップ0,1,2が順
に記憶されると共に、活性ステップNO.として2が記憶
されることになる。
【0035】ところで、PC1によるワーク搬送装置1
0に対する制御中に異常が発生したときは、異常を復旧
するためにノック11を元位置に戻す必要があり、本実
施の形態では、次のようにしてノック11を1ステップ
ずつ順に戻すことができるようになっている。
【0036】即ち、例えばステップ2に対応した出力動
作Q3の実行状態で異常が発生したときは、ワーク搬送
前進の動作が停止するようになる。このような異常状態
で、逆方向に1ステップ戻してノック11をワーク搬送
後退位置に戻す場合は、実行方向切替スイッチ9を切替
えた状態でPC1を動作させる。すると、PC1は、順
方向実行過程記憶部4に記憶されている活性ステップN
O.に記憶されている出力動作Qnが奇数の場合には、n
−1を演算することにより戻し動作を実行するための出
力動作Qn-1 を求める。この場合、図7に示すように活
性ステップNO.記憶手段6に記憶されている出力動作は
Q3であり、戻し動作としてQ2を得ることができるの
で、出力動作Q2を実行する。つまり、出力動作Q3の
実行により出力をONした際に異常が発生したときは、
それに対処するには出力動作Q2を実行すればよいので
ある。これにより、ワーク搬送後退動作が実行され、ノ
ック11がワーク搬送後退位置に復帰するようになり、
ノック11を1ステップだけ戻すことができる。
【0037】ここで、戻し動作に対応してトランジショ
ン条件としてI2が設定されているので、ノック11が
ワーク搬送後退位置に戻ることによりワーク搬送後退端
センサ16がONしたところで、順方向実行過程記憶部
4に記憶されている活性ステップNO.を戻し、その活性
ステップNO.に記憶されている出力動作Qnのnが奇数
の場合は、出力動作Qn-1 を実行する。この場合、図7
に示すように活性ステップNO.記憶手段6には活性ステ
ップNO.として1が記憶されており、出力動作Qnは1
であるので、戻し動作として出力動作Q0を実行する。
これにより、ノック戻し動作が実行され、ノック11が
原点位置に復帰するようになる。
【0038】尚、活性ステップNO.に対応した出力動作
Qnにおけるnが偶数の場合は、この動作は戻し動作で
あり、戻し動作を実行する必要がないことから、対応す
る戻し動作は設定されていない。
【0039】このような実施の形態によれば、PC1に
よる制御対象の実行に応じて活性ステップNO.記憶手段
6に現在実行中のステップNO.を記憶すると共に順方向
実行記憶部4に実行したステップNO.を順に記憶し、逆
方向実行指令が与えられたときは順方向実行記憶部4に
記憶されたステップNO.の動作に対応した戻し動作を実
行するようにしたので、正方向動作に加えて逆方向動作
を行うためのフロー図テーブルを作成しなければならな
い従来例のものと違って、プログラムの変更にかかわら
ず直ちに逆方向動作を実行することができると共に制御
対象を動作させながら修正することができる。
【0040】また、制御対象を戻し動作するための出力
として制御対象を動作させるための出力番号に対して1
だけ小さな出力番号を設定するようにしたので、戻し動
作の出力番号を簡単に得ることができ、異常対処の処理
時間の短縮を図ることができる。
【0041】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、順方向実行と逆方向実行とにおけるトランジシ
ョンやアクションを、番号に代えて一定の表記基準のシ
ンボルを用いることで区別するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体構成を示す
概略図
【図2】プログラマブルコントローラの動作を示すフロ
ーチャート
【図3】ワーク搬送装置を概略的に示す平面図
【図4】ワーク搬送装置を駆動するためのSFCプログ
ラムを示すフロー図
【図5】トランジションテーブルを示す模式図
【図6】アクションテーブルを示す模式図
【図7】活性ステップNO.及びアクションテーブルの内
容の変化を示す模式図
【図8】ノック入り動作を示す図3相当図
【図9】ノック搬送前進動作を示す図3相当図
【符号の説明】
1はプログラマブルコントローラ、2は作動図制御部、
3は作動図テーブル、4は順方向実行過程記憶部、5は
SFCプログラム実行手段(動作実行手段、戻し動作実
行手段)、7はトランジションテーブル、8はアクショ
ンテーブル、9は実行方向切替スイッチ、10はワーク
搬送装置、11はノック、12はワーク、13は搬送テ
ーブル、14はノック戻し端センサ、15はノック入り
端センサ、16はワーク搬送後退端センサ、17はワー
ク搬送前進端センサである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室崎 隆 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H209 DD06 GG04 HH04 JJ01 JJ09 5H220 BB12 BB15 CC05 CX01 CX04 DD07 EE19 FF07 GG04 JJ02 JJ16 JJ22 JJ26 JJ51 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップに対応して動作及び移行条件が
    記述され、実行中の活性ステップに対応する移行条件の
    成立に基づいて次のステップに移行するSFCプログラ
    ムを実行することにより制御対象を制御する動作実行手
    段を備えたプログラマブルコントローラにおいて、 現在実行中のステップNO.を記憶する活性ステップNO.
    記憶手段と、 実行したステップNO.を順に記憶する順方向実行過程記
    憶手段と、 逆方向動作が指令されたときは前記活性ステップNO.記
    憶手段に記憶されたステップNO.の動作に対応した戻し
    動作を実行することにより制御対象を元の状態に復帰さ
    せる戻し動作実行手段とを備えたことを特徴とするプロ
    グラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記動作実行手段は、動作実行用出力を
    オンすることにより制御対象を制御し、 前記戻し動作実行手段は、前記動作実行手段の動作に対
    応した戻し動作を実行するときは前記動作実行用出力に
    対応した戻し動作実行用出力をオンすることを特徴とす
    る請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記動作実行用出力と前記戻し動作実行
    用出力とは連続した番号で示される出力として設定され
    ていることを特徴とする請求項2記載のプログラマブル
    コントローラ。
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