JPH01116805A - シーケンス制御方法 - Google Patents

シーケンス制御方法

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JPH01116805A
JPH01116805A JP27672087A JP27672087A JPH01116805A JP H01116805 A JPH01116805 A JP H01116805A JP 27672087 A JP27672087 A JP 27672087A JP 27672087 A JP27672087 A JP 27672087A JP H01116805 A JPH01116805 A JP H01116805A
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Katsuyuki Onodera
小野寺 勝幸
Tatsuo Naito
内藤 辰男
Takayuki Kawakami
隆行 川上
Takatoshi Ito
伊藤 隆敏
Kei Shimizu
圭 清水
Wataru Kubota
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば工作機械等の動作を制御するシーケン
ス制御方法に係り、特に、動作変更及び故障時の復旧を
簡単に行なうことができるシーケンス制御方法に関する
、  (従来の技術) 近年、生産業界等においては各種の生産機械を制御させ
るためにプログラム可能なシーケンス制脚装置を用いる
ことが一般的になっている。
このようにシーケンス制御装置が普及したのは、ユーザ
ーがプログラムすることによって簡単に所望の回路を構
成することができ、また、改造等で機械の動きを変える
場合にもプログラムし直すだけで所望の動作をさせるこ
とが可能であり、がっ、安価であるという種々の特徴を
このシーケンス制御装置が有しているからであると考え
られる。
ところが、このような特徴を有しているシーケンス制御
装置であっても、通常では処理方式がリレーラダー式で
あるために、例えば、非常に大型′の生産機械装置に使
用した場合には、この生産機械装置を制御するシーケン
ス制御装置の有するプログラムが非常に膨大かつ複雑と
なり、修理や改造の必要が生じた際には、羊の修理や改
造には多大の時間が必要となる(ある部材が動かなくな
った場合には、その部材が動く条件をラダー図に基づい
て順次追っていくが、その条件が何十もあると、動かな
い原因を探し当てるには多大の時間が必要となる。)と
いう欠点もある。これは、ラダー図を見ただけでは機械
の動きが把握できないことに起因しているからである。
このようなりレーラダー式の欠点を解消するために、近
年では、処理方式がグラフセット式であるシーケンス制
御装置が使用されつつある。このグラフセット式のシー
ケンス制御装置は機械の動きに対応して処理行程を入力
することができるので、前記したような改造や修理を行
なう際には、このシーケンス制御装置に記憶させた処理
工程を出力させ、その出力させた処理工程を参照すれば
直に機械の動きがわかることになる。従って、リレーラ
ダー式のものに比較して改造や修理を簡単に行なうこと
ができることになる。
このような、グラフセット式のシーケンス制御装置を用
いて第13図に示すような動作をする機械の制御を行な
わせるには、まず、第14図に示すようなタイミングチ
ャ、−トを描き、このタイミングチャートに対応させて
第15図に示すような順序で処理行程を入力する。
つまり、まず、Ylをオンにしてリフターを上昇させ(
ステップ1)、リフターが上昇限まで上昇して移行条件
X1がオンすると、Ylをオフにすると共にY3をオン
し、同時にY5をオンしてクランプ1及びクランプ2を
出す(ステップ2゜3)。次に、移行条件X3.X5が
オンし、移行条件Aワークがオンすると、換言すればク
ランプ1及びクランプ2が前進限まで移動し、ワークが
Aワークであれば、Y3.Y5が同時にオフしてYlを
オンしくステップ4)、Aワークの加工が所定1行なわ
れて移行条件X7がオンになると、Ylをオフするとと
もにY8をオンする(ステップ5)。一方、移行条件X
3.X5がオンし、移行条件Bワークがオンすると、換
言すればクランプ1及びクランプ2が前進限まで移動し
、ワークがBワークであれば、Y3.Y5が同時にオフ
してY9をオンしくステップ6)、Bワークの加工が所
定1行なわれて移行条件X9がオンになると、Y9をオ
フするとともにYIOをオンする(ステップ7)。そし
て、AワークまたはBワークの加工が終了して移行条件
X8及びXIOがオンすると、Y8.YIOをオフにす
ると共にY4をオンし、同時にY6をオンしてクランプ
1及びクランプ2を戻す(ステップ8.9)。さらに、
クランプ1及びクランプ2が戻って移行条件X4.X6
がオンすると、Y4及びY6をオフし、Y2をオンして
リフターを下降させる(ステップ10)。
リフターが下降限まで移動して移行条件X2がオンする
と、Y2をオフする(ステップ11)。
このように、処理方式がグラフセット式のシーケンス制
御装置にあっては、第14図に示すようなタイミングチ
ャートに基づいて直接、処理行程を入力することが可能
であるから、改造や修理を比較的簡単に行なうことがで
きる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記したような特徴を有するグラフセッ
ト式のシーケンス制御装置にあっては、機械を自動で制
御する場合のみを考えると確かに多くの利点があるが、
機械にトラブルが発生し、ある部材を手動で動かさなけ
ればならない場合を考えると、種々の欠点が生じてくる
例えば、第15図に示したフローチャートにおいては、
リフターが何かのトラブルによって上昇限まで上昇しな
い場合には、ステップ1が永久に処理状態となってしま
う。この状態のままでは修理等ができないので、この処
理を強制的に中止させるステップが必要となる。つまり
、手動操作に切換えて手動操作によってこのリフターを
動かせるようにすることが必要となるが、このように、
トラブルを考慮して手動操作をも含めた処理工程をフロ
ーチャートにすると、−工程毎にこの手動操作のフロー
チャートを加える必要があることから、全体の動作のフ
ローチャートは非常に複雑なフローチャートになってし
まい、グラフセット式の利点が全く生かせなくなってし
まうという問題がある。
また、上記したように手動操作によって機械の各構成部
分を動かせるようにしても、手動操作の調整後、再度自
動操作に切換える場合には自動時における処理位置は手
動操作に切換えた時点で停止したままとなっているので
、手動操作の調整後、単に自動操作に切換えて起動させ
ることができないという問題もある。
本発明は、このような従来のシーケンス制御装置の問題
を解消するためになされたものであり、このシーケンス
制御装置の動作変更及び故障時の復旧を簡単に行なうこ
とができ、かつ、処理工程のプログラムが簡単であるシ
ーケンス制御方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明は、シリンダやモータ
等からなる作動部材を工程歩進方向に作動させる進行側
実行手段を進行側起動手段により起動させる一方、進行
側停止手段で停止させ、更に前記作動部材を行程歩進方
向とは逆方向に作動させる戻し側実行手段を、戻し側起
動手段で起動させる一方、戻し開停止手段で停止させる
ようにし、前記進行側実行手段と前記戻し側実行手段と
により1つの行程が構成される複数の行程を原次作動さ
せるようにしたシーケンス制御方法であって、前記進行
側起動手段と前記戻し開停止手段に接続された起動開始
側活性手段が前の行程が終了したときに活性化されると
ともに当該活性化状態の下で前記進行側起動手段がオン
されたときに前記進行側実行手段を起動させる一方、不
活性状態の下で前記戻し開停止手段がオンされると活性
状態となり、前記進行側実行手段と前記戻し側起動手段
に接続された起動終了側活性手段が前記進行側停止手段
がオンされたときに活性化され次工程の起動側活性手段
を活性状態に設定する一方、活゛  性化された状態で
前記戻し側起動手段がオンされると前記戻し側実行手段
を起動させ、1つの行程における前記起動終了側活性手
段と次の行程における前記起動開始側活性手段とを、一
方が活性化状態になると他方も活性化状態になるように
したことを特徴とするものである。
(作用) シーケンス制御装置をこのよう、な方法で動作させると
次のように動作する。この動作を第1図に基づいて説明
する。
起動側活性手段が活性化状態となり、進行側起動手段が
オンすると、前記起動側活性手段が不活性化状態となる
とともに進行側実行手段によって作動部材を行程歩道方
向に所定の順序で作動させる。次に、進行側停止手段が
オンすると、起動終了側活性手段が活性化状態となり、
同時に次工程の起動側活性手段も活性化状態となる。こ
の状態で戻し側起動手段がオンすると、前記起動終了側
活性手段が不活性化状態となるとともに戻し側実行手段
によって前記作動部材を行程歩道方向とは逆方向に所定
の順序で作動させることが可能になる。さらに、戻し開
停止手段がオンすると、起動側活性手段が活性化状態と
なるとともに前行程の起動終了側活性手段が活性化状態
となる。
したがって、−工程毎に前記作動部材を行程歩進方向あ
るいは行程歩進方向とは逆方向に作動させることができ
、手動操作から自動操作に切換えた場合であってもその
まま自動起動させることができ、かつ、処理行程のプロ
グラムも単純化されるので、改造作業や故障の復旧を迅
速に行なうことができることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図には、本発明に係るシーケンス制御方法を用いた
シーケンス制御装置の概略構成図が示しである。
同図に示すように、演算制御部及び記憶部を備えたCP
UIには、電源部2、入力部3及び出力部4がそれぞれ
接続されている。この入力部3には、リミットスイッチ
、押釦スイッチ、リレー接点などが接続されており、こ
れらの接点情報が入力される。そして、出力部4には、
電磁開閉器。
電磁弁、ランプなどが接続され、CPUIの命令に基づ
いてこれらの駆動機器が動作する。
また、CPUIには、プログラムを入力するプログラム
ローダ5が必要に応じて接続しうるようになっており、
CPUIに新規のプロゲラ°ムを入力する場合や設計変
更の際には、このプログラムローダ5によってプログラ
ムの追加や変更を行なうことになる。
第3図及び第4図には、本発明に係るシーケンス制御方
法を用いたシーケンス制御装置によって第13図及び第
14図に示したような動作をする機械の処理方式の概念
図が示しである。
この処理方式の概念図は、同図に示すように構成され、
同図中、POo、PI、R3,PIOは起動開始側活性
手段としての状態点を示し、PO,R2,R4,R20
は起動終了側活性手段としての状態点を示し、31’、
31、35.310は進行側起動手段としての遷移条件
を示し、S2“、 32.36.320は進行側停止手
段としての遷移条件を示し、S3°、 83.87.3
30は戻し側起動手段としての遷移条件を示し、S4°
、 34.38.340は戻し開停止手段としての遷移
条件を示し、Jlo、Jl、J3゜JIOは進行側実行
手段としての実行命令群を示し、J2’、J2.J4.
J20は戻し側実行手段としての実行命令群を示し、R
1,R2はルートの選択9合流を示し、831、 R3
2,R33,f?s4はルートの選択条件をそれぞれ示
している。
この概念図に示した各構成要素は、第5図に示した基本
動作を示すフローチャトに基づいて次の様に動作する。
以下にこの動作を第3図に基づいて説明する。
まず、シーケンス制御装置の動作を総括制御するCPU
により、状態点P1が活性であると判断されている場合
には、(ステップ20)、状態点P1が活性であれば状
態点POを活性化する(ステップ21)。そして、状態
点P1が活性であるがどうかの判断をし、活性でなけれ
ば、処理を終了しくステップ22)、活性であれば、遷
移条件s1が1であるかどうかの判断をする。つまり、
実行命令群J1を実行する条件が整っているかどうかを
判断する(ステップ23)。この判断の結果、遷移条件
S1が1でなければステップ22及びステップ23の処
理を繰返し、遷移条件S1が1ならば、状態点PO及び
Plを不活性化して実行命令群J1を実行する(ステッ
プ24.25.26)。次に、遷移条件S2が1である
かどうかの判断をする。すなわち、実行命令群J1の実
行を終了する条件が整っているかどうかを判断する(ス
テップ27)。この判断の結果、遷移条件S2が1でな
ければステップ26及びステップ27の処理を繰返して
実行命令群J1の実行を続行し、遷移条件S2が1なら
ば、状態点P2を活性化しくステップ28)、処理を終
了する。
また、CPUにより、状態点P2が活性であると判断さ
れている場合には(ステップ3o)、状態点P2が活性
であれば状態点P3を活性化する(ステップ31)。そ
して、状態点P2が活性であるがどうかの判断をし、活
性でなければ、処理を終了しくステップ32)、活性で
あれば、遷移条件s3が1であるかどうかの判断をする
。つまり、実行命令群J2を実行する条件が整っている
がどうかを判断する(ステップ33)。この判断の結果
、遷移条件S3が1でなければステップ32及びステッ
プ33の処理を繰返し、遷移条件S3が1ならば、状態
点P3及びR2を不活性化して実行命令群J2を実行す
る(ステップ34.35.36>。次に、遷移条件S4
が1であるかどうかの判断をする。すなわち、実行命令
群J2の実行を終了する条件が整っているかどうかを判
断する(ステップ37)。この判断の結果、遷移条件S
4が1でなければステップ36及びステップ37の処理
を繰返して実行命令群J2の実行を続行し、遷移条件S
4が1ならば、状態点P1を活性化しくステップ38)
、処理を終了する・ さらに、CPUにより、状態点P3が活性であると判断
されている場合には(ステップ40)、状態点P3が活
性であれば状態点P2を活性化する(ステップ41)。
そして、状態点P3が活性であるかどうかの判断をし、
活性でなければ、処理を終了しくステップ42)、活性
であれば、遷移条件S5が1であるかどうかの判断をす
る。つまり、実行命令群J3を実行する条件が整ってい
るかどうかを判断する(ステップ43)。この判断の結
果、遷移条件S5が1でなければステップ42及びステ
ップ43の処理を繰返し、遷移条件S5が1ならば、状
態点P2及びP3を不活性化して実行命令群J3を実行
する(ステップ44.45.46>。次に、遷移条件S
6が1であるかどうかの判断をする。すなわち、実行命
令群J3の実行を終了する条件が整っているかどうかを
判断する(ステップ47)。この判断の結果、遷移条件
S6が1でなければステップ46及びステップ47の処
理を繰返して実行命令群J3の実行を続行し、遷移条件
S6が1ならば、状態点P4を活性化しくステップ48
)、処理を終了する。
各構成要素は、以上のように動作し、−工程毎の処理を
行なうことになる。
次に、本発明に係るシーケンス制御方法を用いたシーケ
ンス制御装置によって第13図及び第14図に示したと
同様の動作をする機械を制御させる場合の動作フローチ
ャートが第6図から第12図に示しである。以下にこの
動作フローチャート−を第3図、第4図、第13図及び
第14図を参照しつつ説明する。
第6図に示すように、CPUは、状態点POが活性であ
る場合には、換言すれば、第13図に示したりフタ−が
上昇限に達した時にはくステップ50)、状態点P1及
びPloを活性化す゛る(ステップ51)。そして、状
態点POが活性であるかどうかの判断をし、活性でなけ
れば、処理を終了しくステップ52)、活性であれば、
遷移束°件S3°が1であるかどうかの判断をする。つ
まり、実行命令群J2°を実行する条件、具体的には、
前記したリフターを上昇限から下降限に移行させる条件
が整っているかどうかを判断する。なお、この条件は、
例えば、手動操作の押釦スイッチがオンの位置に操作さ
れることによって設定できる(ステップ53)。この判
断の結果、遷移条件S3°が1でなければステップ52
及びステップ53の処理を繰返し、遷移条件83″が成
立ししだい実行命令群J2’が実行されるようになって
いる。
そして、遷移条件S3°が1ならば、状態点PI。
PIO及びPOを不活性化して実行命令群J2’を実行
する。つまり、前記しなりフタ−を上昇限から下降限に
移行させる(ステップ54.55.56>。
次に、遷移条件34’が1であるかどうかの判断をする
。すなわち、実行命令群J2°の実行を終了する条件が
整っているかどうかを判断する。なお、この条件は、例
えば、手動操作の押釦スイッチがオフの位置に操作され
ることによって設定できる(ステップ57)。この判断
の結果、遷移条件S4°が1でなければステップ56及
びステップ57の処理を繰返して実行命令群J2°の実
行を続行し、つまり、前記したりフタ−を上昇限から下
降限に移行させ、遷移条件S4°が1ならば、状態点P
O。
を活性化しくステップ58)、処理を終了する。
つまり、このフローチャートでは、リフターを上昇限か
ら下降限に手動操作で移行させる場合の処理を示しであ
る。なお、実行命令群J2’の実行が行なわれている場
合には、実行命令群Jl’の実行とは相互にインターロ
ックされている。
また、状態点P1が活性となると(ステップ60)、状
態点PIOが活性であるかどうかの判断をし、換言すれ
ば前記したりフタ−が上昇限に移行したかどうかを判断
しくステップ61)、状態点PIOが活性でなければス
テップ63に進み、状態点P10が活性であれば状態点
POを活性化する(ステップ62)。そして、状態点P
1が活性であるかどうかの判断をし、活性でなければ、
処理を終了しくステップ63)、活性であれば、遷移条
件S1が1であるかどうかの判断をする。つまり、実行
命令群J1を実行する条件が整っているがどうかを判断
する(ステップ64)。この判断の結果、遷移条件S1
が1でなければステップ63及びステップ64の処理を
繰返し、遷移条件S1の条件が整いしだい実行命令群J
1を実行する準備をし、遷移条件S1が1ならば、状態
点PO及びPlを不活性化して実行命令群J1を実行す
る。つまり、クランプ1を出す。(ステップ65,66
.67>。次に、遷移条件S2が1であるかどうかの判
断をする。すなわち、実行命令群J1の実行を終了する
条件が整っているかどうか、換言すればクランプ1が出
限に移行したかどうかを判断する(ステップ68)。こ
の判断の結果、遷移条件S2が1でなければステップ6
7及びステップ68の処理を繰返して実行命令群J1の
実行を続行し、換言すればクランプ1を出限まで移行さ
せ、遷移条件S2が1ならば、つまり、クランプ1が出
限まで移行したら、状態点P2を活性化しくステップ6
9)、処理を終了する。
次に、状態点P10が活性となると(ステップ70)、
状態点P1が活性であるかどうかの判断をし、換言すれ
ば前記したリフターが上昇限に移行したかどうかを判断
しくステップ71)、状態点P1が活性でなければステ
ップ73に進み、状態点P1が活性であれば状態点PO
を活性化する(ステップ72)。そして、状態点PIO
が活性であるかどうかの判断をし、活性でなければ、処
理を終了しくステップ73)、活性であれば、遷移条件
S10が1であるかどうかの判断をする。つまり、実行
命令群JIOを実行する条件が整っているかどうかを判
断する(ステップ74)。この判断の結果、遷移条件3
10が1でなければステップ73及びステップ74の処
理を繰返し、遷移条件S10の条件が整いしだい実行命
令群JIOを実行する準備をし、遷移条件S10が1な
らば、状態点PO及びPloを不活性化して実行命令群
JIOを実行する。つまり、クランプ2を出す。(ステ
ップ75,76.77>。
次に、遷移条件320が1であるかどうかの判断をする
。すなわち、実行命令群J20の実行を終了する条件が
整っているかどうか、換言すればクランプ2が出限に移
行したかどうかを判断する(ステップ78)。この判断
の結果、遷移条件320が1でなければステップ77及
びステップ78の処理を繰返して実行命令群J10の実
行を続行し、換言すればクランプ2を出限まで移行させ
、遷移条件320が1ならば、つまり、クランプ2が出
限まで移行したら、状態点P20を活性化しくステップ
79)、処理を終了する。
以上のように、ステップ60からステップ79までの処
理を行なうことによってクランプ1及びクランプ2を出
限まで移行させることになる。
そして、状態点P2が活性となると(ステップ80)、
状態点P20が活性であるかどうかの判断をし、換言す
れば前記したクランプ2が出限に移行したかどうかを判
断しくステップ81)、状態点P20が活性でなければ
ステップ83に進み、状態点P20が活性であれば状態
点P3を活性化する(ステップ82)。そして、状態点
P2が活性であるかどうかの判断をし、活性でなければ
、処理を終了しくステップ83)、活性であれば、遷移
条件S3が1であるかどうかの判断をする。つまり、実
行命令群J2を実行する条件、具体的には、前記したク
ランプ1を出限から戻し限に移行させる条件が整ってい
るかどうかを判断する。なお、この条件は、例えば、手
動操作の押釦スイッチがオンの位置に操作されることに
よって設定できる(ステップ84)。この判断の結果、
遷移条件S3が1でなければステップ83及びステップ
84の処理を繰返し、遷移条件S3が成立ししだい実行
命令群J2が実行されるようになっている。そして、遷
移条件S3が1ならば、状態点P3及びP2を不活性化
して実行命令群J2を実行する。つまり、クランプ1を
戻す。(ステップ85,86.87)。次に、遷移条件
S4が1であるかどうかの判断をする。すなわち、実行
命令群J2の実行を終了する条件が整っているかどうか
、換言すればクランプ1が戻し限に移行したかどうかを
判断する(ステップ88)。
この判断の結果、遷移条件S4が1でなければステップ
87及びステップ88の処理を繰返して実行命令群J2
の実行を続行し、換言すればクランプ1を戻し限まで移
行させ、遷移条件S4が1ならば、つまり、クランプ1
が戻し限まで移行したら、状態点P1を活性化しくステ
ップ89)、処理を終了する。
また、状態点P20が活性となるとくステップ90)、
状態点P2が活性であるかどうかの判断をし、換言すれ
ば前記したクランプ1が出限に移行したかどうかを判断
しくステップ91)、状態点P2が活性でなければステ
ップ93に進み、状態点P2が活性であれば状態点P3
を活性化する(ステップ92)。そして、状態点P20
が活性であるかどうかの判断をし、活性でなければ、処
理を終了しくステップ93)、活性であれば、遷移条件
S30が1であるかどうかの判断をする。つまり、実行
命令群J20を実行する条件、具体的には、前記したク
ランプ2を出限から戻し限に移行させる条件が整ってい
るかどうかを判断する。なお、この条件は、例えば、手
動操作の押釦スイッチがオンの位置に操作されることに
よって設定できる(ステップ94)。この判断の結果、
遷移条件330が1でなければステップ93及びステッ
プ94の処理を繰返し、遷移条件330が成立ししだい
実行命令群J20が実行されるようになっている。そし
て、遷移条件330が1ならば、状態点P3及びP2O
を不活性化して実行命令群J20を実行する。つまり、
クランプ2を戻す。(ステップ95.96.97>。次
に、遷移条件340が1であるかどうかの判断をする。
すなわち、実行命令群J20の実行を終了する条件が整
っているかどうか、換言すればクランプ2が戻し眼に移
行したかどうかを判断する(ステップ98)。この判断
の結果、遷移条件340が1゜でなければステップ97
及びステップ98の処理を繰返して実行命令群J20の
実行を続行し、換言すればクランプ2を戻し限まで移行
させ、遷移条件340が1ならば、つまり、クランプ2
が戻し限まで移行したら、状態点P10を活性化しくス
テップ99)、処理を終了する。
以上のように、ステップ80からステップ9つまでの処
理を行なうことによって、クランプ1及びクランプ2を
手動操作によって戻し限まで移行させることになる。
そして、状態点P3が活性である場合には(ステップ1
00)、状態点P2及びP2Oを活性化する(ステップ
101)。そして、状態点P3が活性であるかどうかの
判断をし、活性でなければ、処理を終了しくステップ1
02>、活性であれば、遷移条件S5が1であるかどう
かの判断をする。つまり、実行命令群J3を実行する条
件が整っているかどうかを判断する(ステップ103)
。この判断の結果、遷移条件S5が1でなければステッ
プ102及びステップ103の処理を繰返し、遷移条件
S5が1ならば、状態点P2. P2O及びP3を不活
性化して実行命令群J3を実行する(ステップ104゜
105.106>。次に、遷移条件S6が1であるかど
うかの判断をする。すなわち、実行命令群J3の実行を
終了する条件が整っているかどうかを判断する(ステッ
プ107)。この判断の結果、遷移条件S6が1でなけ
ればステップ106及びステップ107の処理を繰返し
て実行命令群J3の実行を続行し、遷移条件S6が1な
らば、状態点P4を活性化しくステップ108)、処理
を終了する。
次に、第9図に示すように、CPUは、状態点POが活
性である場合には、換言すれば、第13図に示したクラ
ンプ1及びクランプ2が出限に達した時には(ステップ
110)、ルートの選択9合流を示すR1を活性化する
(ステップ111)。そして、状態点POが活性である
かどうかの判断をし、活性でなければ、処理を終了しく
ステップ112)、活性であれば、遷移条件33’が1
であるかどうかの判断をする。つまり、実行命令群J2
°を実行する条件、具体的には、前記したクランプ1及
びクランプ2を戻し限に移行させる条件が整っているか
どうかを判断する。なお、この条件は、例えば、手動操
作の押釦スイッチがオンの位置に操作されることによっ
て設定できる(ステップ113)。この判断の結果、遷
移条件S3°が1でなければステップ112及びステッ
プ113の処理を繰返し、遷移条件S3°が成立ししだ
い実行命令群J2’が実行されるようになっている。
そして、遷移条件S3°が1ならば、ルートの選択9合
流を示すR1及び状態点POを不活性化して実行命令群
J2°を実行する。つまり、前記したクランプ1及びク
ランプ2を戻し限に移行させる(ステップ114,11
5.116>。次に、遷移条件34’が1であるかどう
かの判断をする。すなわち、実行命令群J2°の実行を
終了する条件が整っているかどうかを判断する。なお、
この条件は、例えば、手動操作の押釦スイッチがオフの
位置に操作されることによって設定できる(ステップ1
17)。この判断の結果、遷移条件S4°が1でなけれ
ばステップ116及びステップ117の処理を繰返して
実行命令群J2°の実行を続行し、つまり、前記したク
ランプ1及びクランプ2を戻し限に移行させ、遷移条件
34’が1ならば、状態点PO°を活性化しくステップ
118)、処理を終了する。
つまり、このフローチャートでは、クランプ1及びクラ
ンプ2を戻し限に手動操作で移行させる場合の処理を示
しである。なお、実行命令群J2゜の実行が行なわれて
いる場合には、実行命令群J1の実行とは相互にインタ
ーロックされている。
次に、ルートの選択1合流を示すR1が活性であれば(
ステップ120>、状態点POを活性化しくステップ1
21)、ルートの選択条件R3IおよびR32が1であ
るかどうかの判断をする″。つまり、Aワーク加工かB
ワーク加工かの判断がされる。
この判断は、外部の制御装置から出力されたワーク社類
に関する信号やシーケンス制御装置に接続されたセンサ
から出力される信号によって行なわれる(ステップ12
2,123>。この判断の結果、ステップ122におい
てルートの選択条件R31が1であると判断されると、
つまり、Aワークを加工すべきであると判断されると、
状態点P1を活性化してルートの選択9合流を示すR1
が活性であるかどうかを判断しくステップ124,12
6>、また、ステップ123においてルートの選択条件
R32が1であると判断されると、つまり、Bワークを
加工すべきであると判断されると、状態点P10を活性
化してルートの選択2合流を示すR1が活性であるかど
うかを判断する(ステップ125゜126)。一方、ス
テップ122及びステップ123においてルートの選択
条件R31及びR32が共に1でないと判断されると、
換言すれば、外部の制御装置から出力されるワーク種類
に関する信号やシーケンス制御装置に接続されたセンサ
からの信号が出力されなければ、ルートの選択2合流を
示すR1が活性であるかどうかを判断する(ステップ1
27)。この判断の結果、ルートの選択1合流を示すR
1が活性ならば、ステップ122,123.127の処
理を繰返して、ルートの選択条件R3I又はR32のど
ちらかが1になるのを待つ。つまり、外部の制御装置か
ら出力されるワーク種類に関する信号やシーケンス制御
装置に接続されたセンサからの信号が出力されるまで待
つ。そして、ステップ126及びステップ127におい
てルートの選択1合流を示すR1が活性でなければ、状
態点PO,P1.P10を不活性化する(ステップ12
8〉。
以上のフローチャートでは、外部の制御装置から出力さ
れるワーク種類に関する信号やシーケンス制御装置に接
続されたセンサから出力されるワ−りの選別信号に基づ
いて、ワークの種別に応じた加工を行なうために処理行
程の選択を行なっている。
次に、第10図に示すように、CPUは、状態点P1が
活性であると判断すると(ステップ130)、ルートの
選択条件R3Iが1であるかどうかを判断する。つまり
、Aワーク加工かBワーク加工かの判断がされる。この
判断は、外部の制御装置から出力されたワーク種類に関
する信号やシーケンス制御装置に接続されたセンサから
の信号によって行なわれる(ステップ131)。この判
断の結果、ルートの選択条件R3Iが1でなければ、こ
の条件が1になるまで、換言すればAワーク加工の条件
が整うまでこのステップの処理を行ない、一方、ルート
の選択条件R3Iが1であればルートの選択1合流を示
すR1を活性化する(ステップ132)。そして、状態
点P1が活性であるかどうかの判断をし、活性でなけれ
ば、処理を終了しくステップ133)、活性であれば、
遷移条件S1が1であるかどうかの判断をする。つまり
、実行命令群Jlを実行する条件が整っているかどうか
を判断する(ステップ134)。この判断の結果、遷移
条件S1が1でなければステップ133及びステップ1
34の処理を繰返し、遷移条件S1の条件が整いしだい
実行命令群J1を実行する準備をし、遷移条件S1が1
ならば、ルートの選択9合流を示すR1及び状態点P1
を不活性化して実行命令群J1を実行する。つまり、A
ワーク加工を後退から前進に設定する。(ステップ13
5,136,137)。次に、遷移条件S2が1である
かどうかの判断をする。
すなわち、実行命令群J1の実行を終了する条件が整っ
ているかどうか、換言すればAワーク加工が前進に設定
されたかどうかを判断する(ステップ138)。この判
断の結果、遷移条件S2が1でなければステップ137
及びステップ138の処理を繰返して実行命令群J1の
実行を続行し、換言すればAワーク加工を前進まで移行
させ、遷移条件S2が1ならば、つまり、Aワーク加工
が前進まで移行したら、状態点P2を活性化しくステッ
プ139)、処理を終了する。
以上のフローチャートは、Aワークの加工を後退から前
進に設定する処理を示している。
一方、状態点P10が活性であると判断されると(ステ
ップ140)、ルートの選択条件R32が1であるかど
うかの判断がされる。つまり、Aワーク加工かBワーク
加工かの判断がされる。この判断は、外部の制御装置か
ら出力されたワーク種類に関する信号やシーケンス制御
装置に接続されたセンサからの信号によって行なわれる
(ステップ141〉。この判断の結果、ルートの選択条
件R32が1でなければ、この条件が1になるまで、換
言すればBワーク加工の条件が整うまでこのステップの
処理を行ない、一方、ルートの選択条件R32が1であ
ればルートの選択1合流を示すR1を活性化する(ステ
ップ142)。そして、状態点P10が活性であるかど
うかの判断をし、活性でなければ、処理を終了しくステ
ップ143)、活性であれば、遷移条件310が1であ
るかどうかの判断をする。つまり、実行命令群J10を
実行する条件が整っているかどうかを判断する(ステッ
プ144)。この判断の結果、遷移条件310が1でな
ければステップ143及びステップ144の処理を繰返
し、遷移条件S10の条件が整いしだい実行命令群JI
Oを実行する準備をし、遷移条件310が1ならば、ル
ートの選択2合流を示すR1及び状態点P10を不活性
化して実行命令群JIOを実行する。
つまり、Bワーク加工を後退から前進に設定する。
(ステップ145,146,147>。次に、遷移条件
320が1であるかどうかの判断をする。すなわち、実
行命令群J10の実行を終了する条件が整っているかど
うか、換言すればBワーク加工が前進に設定されたかど
うかを判断する(ステップ148)。この判断の結果、
遷移条件320が1でなければステップ147及びステ
ップ148の処理を繰返して実行命令群JIOの実行を
続行し、換言すればBワーク加工を前進まで移行させ、
遷移条件320が1ならば、つまり、Bワーク加工が前
進まで移行したら、状態点P20を活性化しくステップ
149>、処理を終了する。
以上のフローチャートは、Bワークの加工を後退から前
進に設定する処理を示している。
また、第11図に示すように、CPUは、状態点P2が
活性であると判断すると、換言すれば、第13図に示し
たAワークの加工が前進から後退に移行した時には(ス
テップ150)、ルートの選択条件R33が1であるか
どうかを判断する。つまり、Aワーク加工が終了して次
工程に移行可能であるかどうかの判断がされる。この判
断は、このCPU自体によって行なわれる(ステップ1
51)。この判断の結果、ルートの選択条件R33が1
でなければ、この条件が1になるまで、換言すればAワ
ーク加工終了の条件が整うまでこのステップの処理を行
ない、一方、ルートの選択条件R33が1であればルー
トの選択1合流を示すR2を活性化する(ステップ15
2)。そして、状態点P2が活性であるかど・うかの判
断をし、活性でなければ、処理を終了しくステップ15
3)、活性であれば、遷移条件S3が1であるかどうか
の判断をする。つまり、実行命令群J2を実行する条件
、具体的には、前記したAワークの加工を後退から前進
に移行させる条件が整っているかどうかを判断する。な
お、この条件は、例えば、手動操作の押釦スイッチがオ
ンの位置に操作されることによって設定できる(ステッ
プ154)。この判断の結果、遷移条件S3が1でなけ
ればステップ153及びステップ154の処理を繰返し
、遷移条件S3の条件が整いしだい実行命令群J2を実
行する準備をし、遷移条件S3が1ならば、ルートの選
択1合流を示すR2及び状態点P2を不活性化して実行
命令群J2を実行する。
つまり、Aワーク加工を後退から前進に設定する。
(ステップ155,156.157>。次に、遷移条件
S4が1であるかどうかの判断をする。すなわち、実行
命令群J2の実行を終了する条件が整っているかどうか
、換言すればAワーク加工が前進に設定されたかどうか
を判断する。なお、この条件は、例えば、手動操作の押
釦スイッチがオフの位置に操作されることによって設定
できる(ステップ158)。この判断の結果、遷移条件
S4が1でなければステップ157及びステップ158
の処理を繰返して実行命令群J2の実行を続行し、換言
すればAワーク加工を前進まで移行させ、遷移条件S4
が1ならば、つまり、Aワーク加工が前進まで移行した
ら、状態点P1を活性化しくステップ159)、処理を
終了する。
つまり、このフローチャートでは、Aワークの加工を後
退から前進に手動操作で移行させる場合の処理を示しで
ある。なお、実行命令群J2の実行が行なわれている場
合には、実行命令群J1の実行とは相互にインターロッ
クされている。
また、状態点P20が活性であると判断すると、換言す
れば、第13図に示したBワークの加工が前進から後退
に移行した時には(ステップ160〉、ルートの選択条
件R34が1であるかどうかを判断する。つまり、Bワ
ーク加工が終了して次工程に移行可能であるかどうかの
判断がされる。この判断は、このCPU自体によって行
なわれる(ステップ161)。この判断の結果、ルート
の選択条件R34が1でなければ、この条件が1になる
まで、換言すればBワーク加工終了の条件が整うまでこ
のステップの処理を行ない、一方、ルートの選択条件R
34が1であればルートの選択1合流を示すR2を活性
化する(ステップ162)。そして、状態点P20が活
性であるかどうかの判断をし、活性でなければ、処理を
終了しくステップ163)、活性であれば、遷移条件8
30が1であるがどうかの判断をする。つまり、実行命
令群J20を実行する条件、具体的には、前記したBワ
ークの加工を後退から前進に移行させる条件が整ってい
るかどうかを判断する。なお、この条件は、例えば、手
動操作の押釦スイッチがオンの位置に操作されることに
よって設定できる(ステップ164)。この判断の結果
、遷移条件330が1でなければステップ163及びス
テップ164の処理を繰返し、遷移条件S30の条件が
整いしだい実行命令群J20を実行する準備をし、遷移
条件330が1ならば、ルートの選択1合流を示すR2
及び状態点P20を不活性化して実行命令群J20を実
行する。つまり、Bワーク加工を後退から前進に設定す
る。(ステップ165,166.167>。次に、遷移
条件340が1であるかどうかの判断をする。すなわち
、実行命令群J20の実行を終了する条件が整っている
かどうか、換言すればBワーク加工が前進に設定された
かどうかを判断する。なお、この条件は、例えば、手動
操作の押釦スイッチがオフの位置に操作されることによ
って設定できる(ステップ168〉。この判断の結果、
遷移条件340が1でなければステップ167及びステ
ップ168の処理を繰返して実行命令群J20の実行を
続行し、換言すればBワーク加工を前進まで移行させ、
遷移条件340が1ならば、つまり、Bワーク加工が前
進まで移9テしたら、状態点P10を活性化しくステッ
プ169)、処理を終了する。
つまり、このフローチャートでは、Bワークの加工を後
退から前進に手動操作で移行させる場合の処理を示しで
ある。なお、実行命令群J20の実行が行なわれている
場合には、実行命令群J1の実行とは相互にインターロ
ックされている。
次に、ルートの選択1合流を示すR2が活性であれば(
ステップ170)、状態点P3を活性化しくステップ1
71)、ルートの選択条件R33およびR34が1であ
るかどうかの判断をする。つまり、Aワーク加工及びB
ワーク加工が終了したかどうかの判断がされる。この判
断は、シーケンス制御装置自体が行なう。(ステップ1
72,173>。
この判断の結果、ステップ172においてルートの選択
条件R33が1であると判断されると、つまり、Aワー
クの加工が終了したと判断されると、状態点P2を活性
化してルートの選択1合流を示すR2が活性であるかど
うかを判断しくステップ174.176>、また、ステ
ップ173においてルートの選択条件R34が1である
と判断されると、つまり、Bワークの加工が終了したと
判断されると、状態点P20を活性化してルートの選択
1合流を示すR2が活性であるかどうかを判断する(ス
テップ175.176>。一方、ステップ172及びス
テップ173においてルートの選択条件R33及びR3
4が共に1でないと判断されると、換言すれば、Aワー
クの加工もBワークの加工も終了していなければ、ルー
トの選択1合流を示すR2が活性であるかどうかを判断
する(ステップ177)。
この判断の結果、ルートの選択1合流を示すR2が活性
ならば、ステップ172,173,177の処理を繰返
して、ルートの選択条件R33又はR34のどちらかが
1になるのを待つ。つまり、AワークあるいはBワーク
のいずれかの加工が終了するのを待つ。そして、ステッ
プ176及びステップ177においてルートの選択1合
流を示すR2が活性でなければ、状態点P3. R2,
R20を不活性化する(ステップ178)。
以上のフローチャートでは、AワークあるいはBワーク
の加工の終了に伴なって次に移行できる行程の選択を行
なっている。
そして、CPUにより、状態点P3が活性であると判断
されている場合には(ステップ180)、状態点P3が
活性であれば状態点P2を活性化する(ステップ181
)。そして、状態点P3が活性であるかどうかの判断を
し、活性でなければ、処理を終了しくステップ182)
、活性であれば、遷移条件S5が1であるかどうかの判
断をする。つまり、実行命令群j3を実行する条件が整
っているかどうかを判断する(ステップ183)。この
判断の結果、遷移条件S5が1でなければステップ18
2及びステップ183の処理を繰返し、遷移条件S5が
1ならば、状態点P2及びR3を不活性化して実行命令
群J3を実行する(ステップ184,185゜186)
。次に、遷移条件S6が1であるかどうかの判断をする
。すなわち、実行命令群J3の実行を終了する条件が整
っているかどうかを判断する(ステップ187)。この
判断の結果、遷移条件S6が1でなければステップ18
6及びステップ187の処理を繰返して実行命令群J3
の実行を続行し、遷移条件S6が1ならば、状態点P4
を活性化しくステップ188)、処理を終了する。
このように、−工程毎に、自動で実行できる実行命令群
と手動操作が選択された際に実行できる実行命令群とを
共に設けているので、自動動作時に何らかの原因で機械
が停止した場合であっても、この停止原因を除去するた
めに手動操作に切換えて、操作者がその機械の構成部品
を任意に動かすことができることになる。そして、その
停止原因の除去後、手動操作から自動操作に切換えた場
合であっても、機械はその位置からそのまま自動起動さ
せることができることになる。
なお、本実施例においては、戻し側実行命令群の処理内
容は、進行側実行命令群の処理内容とは逆の動作のもの
を例示したが、この処理内容は進行側実行命令群の処理
内容と同一のものと逆のものを並存させたものであって
も適用可能である。
(発明の効果) 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、シ
リンダやモータ等からなる作動部材を工程歩進方向に作
動させる進行側実行手段を進行側起動手段により起動さ
せる一方、進行側停止手段で停止させ、更に前記作動部
材を行程歩進方向とは逆方向に作動させる戻し側実行手
段を、戻し側起動手段で起動させる一方、戻し開停止手
段で停止させるようにし、前記進行側実行手段と前記戻
し側実行手段とにより1つの行程が構成される複数の行
程を順次作動させるようにしたシーケンス制御方法であ
って、前記進行側起動手段と前記戻し開停止手段に接続
された起動開始側活性手段が前の行程が終了したときに
活性化されるとともに当該活性化状態の下で前記進行側
起動手段がオンされたときに前記進行側実行手段を起動
させる一方、不活性状態の下で前記戻し開停止手段がオ
ンされると活性状態となり、前記進行側実行手段と前記
戻し側起動手段に接続された起動終了側活性手段が前記
進行側停止手段がオンされたときに活性化され次工程の
起動側活性手段を活性状態に設定する一方、活性化され
た状態で前記戻し側起動手段がオンされると前記戻し側
実行手段を起動させ、1つの行程における前記起動終了
側活性手段と次の行程における前記起動開始側活性手段
とを、一方が活性化状態になると他方も活性化状態にな
るようにしたので、−工程毎に前記作動部材を行程歩進
方向あるいは行程歩進方向とは逆方向に作動させること
ができ、手動操作から自動操作に切換えた場合であって
もそのまま自動起動させることがでる。さらには、処理
行程のプログラムが一工程毎に1つのブロックとして表
わすことが可能になるので、改造作業や故障の復旧作業
時のプログラム入力処理が単純化され、これらの作業を
迅速に行なうことができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るシーケンス制御方法を用いたシ
ーケンス制御装置のブロック図、第2図は、本発明に係
るシーケンス制御方法を用いたシーケンス制御装置の概
略構成図、第3図及び第4図は、本発明に係るシーケン
ス制御方法の処理方式を示す概念図、 第5図から第12図は、本発明に係るシーケンス制御方
法を示すフローチャート、 第13図及び第14図は、単純な動作をする機械の動作
説明に供する図、 第15図は、グラフセット方式のシーケンス制御装置に
より、機械を第13図及び第14図に示したような動作
させる場合のフローチャート。 1・・・CPU、  2・・・電源部、3・・・入力部
、  4・・・出力部、5・・・プログラムローダ。 代理人 弁理士   八 1)幹 雄(ばか1名)↑↑
−−−− ↑ 第 7図 第8図 9図 第 10図 111図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリンダやモータ等からなる作動部材を工程歩進方向に
    作動させる進行側実行手段を進行側起動手段により起動
    させる一方、進行側停止手段で停止させ、更に前記作動
    部材を行程歩進方向とは逆方向に作動させる戻し側実行
    手段を、戻し側起動手段で起動させる一方、戻し側停止
    手段で停止させるようにし、前記進行側実行手段と前記
    戻し側実行手段とにより1つの行程が構成される複数の
    行程を順次作動させるようにしたシーケンス制御方法で
    あつて、 前記進行側起動手段と前記戻し側停止手段に接続された
    起動開始側活性手段が前の行程が終了したときに活性化
    されるとともに当該活性化状態の下で前記進行側起動手
    段がオンされたときに前記進行側実行手段を起動させる
    一方、不活性状態の下で前記戻し側停止手段がオンされ
    ると活性状態となり、 前記進行側実行手段と前記戻し側起動手段に接続された
    起動終了側活性手段が前記進行側停止手段がオンされた
    ときに活性化され次工程の起動側活性手段を活性状態に
    設定する一方、活性化された状態で前記戻し側起動手段
    がオンされると前記戻し側実行手段を起動させ、 1つの行程における前記起動終了側活性手段と次の行程
    における前記起動開始側活性手段とを、一方が活性化状
    態になると他方も活性化状態になるようにしてなるシー
    ケンス制御方法。
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EP88118149A EP0314190B1 (en) 1987-10-30 1988-10-31 Sequence control system and its method
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0414110A (ja) * 1990-05-08 1992-01-20 Mitsubishi Electric Corp プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラのsfcプログラム実行方法
DE10037243A1 (de) * 2000-07-31 2002-03-07 Infineon Technologies Ag Regelsystem für photolithographische Prozesse

Cited By (3)

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DE10037243C2 (de) * 2000-07-31 2002-06-20 Infineon Technologies Ag Regelsystem für photolithographische Prozesse

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