JP2829576B2 - 2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置 - Google Patents
2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置Info
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- JP2829576B2 JP2829576B2 JP7308678A JP30867895A JP2829576B2 JP 2829576 B2 JP2829576 B2 JP 2829576B2 JP 7308678 A JP7308678 A JP 7308678A JP 30867895 A JP30867895 A JP 30867895A JP 2829576 B2 JP2829576 B2 JP 2829576B2
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- Japan
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- cam
- transmission member
- banks
- bank
- camshaft
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのバンクを有
するエンジンで各バンクの頭部にそれぞれ2本のカム軸
を配設したDOHCエンジンの動弁装置に関するもので
ある。
するエンジンで各バンクの頭部にそれぞれ2本のカム軸
を配設したDOHCエンジンの動弁装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、2つのバンクを有するDOH
Cエンジンにおいて、各バンクのカム軸をクランク軸と
同期して駆動するために、例えば、特開昭61−232305号
公報に見られるように、両バンクの各々一方のカム軸と
クランク軸間にタイミングベルトを掛けると共に、両バ
ンク内で一方のカム軸から他方のカム軸に対してチェー
ンを掛けるようにした動弁装置が公知である。
Cエンジンにおいて、各バンクのカム軸をクランク軸と
同期して駆動するために、例えば、特開昭61−232305号
公報に見られるように、両バンクの各々一方のカム軸と
クランク軸間にタイミングベルトを掛けると共に、両バ
ンク内で一方のカム軸から他方のカム軸に対してチェー
ンを掛けるようにした動弁装置が公知である。
【0003】また、上記先行例では2つのバンクを有す
るエンジンにおける各バンクのシリンダは、他側のバン
クに対してクランク軸方向にオフセットして配設される
ことから、前記各バンクにおける端部のスペースに余裕
のある部分にカム軸間の駆動用チェーンを配設してい
る。
るエンジンにおける各バンクのシリンダは、他側のバン
クに対してクランク軸方向にオフセットして配設される
ことから、前記各バンクにおける端部のスペースに余裕
のある部分にカム軸間の駆動用チェーンを配設してい
る。
【0004】さらに、特開昭60−230503号公報には、2
つのバンクを有するDOHCエンジンで、各バンクにお
ける一方のカム軸をクランク軸によってベルト駆動し、
他方のカム軸と一方のカム軸との間にベルトを巻き掛け
ている動弁装置が開示されている。この先行例では、各
バンクにおけるカム軸間に巻き掛けられたタイミングベ
ルトを、両方のバンクともにクランク軸による駆動側と
反対側に配置している。
つのバンクを有するDOHCエンジンで、各バンクにお
ける一方のカム軸をクランク軸によってベルト駆動し、
他方のカム軸と一方のカム軸との間にベルトを巻き掛け
ている動弁装置が開示されている。この先行例では、各
バンクにおけるカム軸間に巻き掛けられたタイミングベ
ルトを、両方のバンクともにクランク軸による駆動側と
反対側に配置している。
【0005】上記のような先行技術では共に各バンクの
カム軸間に駆動部材を配置して一方のカム軸から他方の
カム軸を駆動するため、2つのカム軸にそれぞれプーリ
ーを配置し、両カム軸共に直接クランク軸によって駆動
する構造と比較して、カム軸間の距離が短くなり、シリ
ンダヘッドの幅がコンパクトになる。特に、V型エンジ
ンに適用したとき、エンジン外形のコンパクト化が図れ
る利点がある。
カム軸間に駆動部材を配置して一方のカム軸から他方の
カム軸を駆動するため、2つのカム軸にそれぞれプーリ
ーを配置し、両カム軸共に直接クランク軸によって駆動
する構造と比較して、カム軸間の距離が短くなり、シリ
ンダヘッドの幅がコンパクトになる。特に、V型エンジ
ンに適用したとき、エンジン外形のコンパクト化が図れ
る利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかして、2つのバン
クを有するDOHCエンジンをコンパクトにかつ高性能
に構成する場合に、前記先行例のようにカム軸にはクラ
ンク軸からの伝達部材と係合するカムプーリとカム軸間
の駆動伝達を行うプーリとを設け、さらに、各気筒のシ
リンダに配設された吸気弁もしくは排気弁と当接するカ
ムを設け、このカム軸を各バンクのシリンダヘッドに対
し高い剛性状態で軸受支持することが必要であるが、こ
れらをコンパクトに形成することが要望されている。
クを有するDOHCエンジンをコンパクトにかつ高性能
に構成する場合に、前記先行例のようにカム軸にはクラ
ンク軸からの伝達部材と係合するカムプーリとカム軸間
の駆動伝達を行うプーリとを設け、さらに、各気筒のシ
リンダに配設された吸気弁もしくは排気弁と当接するカ
ムを設け、このカム軸を各バンクのシリンダヘッドに対
し高い剛性状態で軸受支持することが必要であるが、こ
れらをコンパクトに形成することが要望されている。
【0007】しかしながら、前記特開昭61−232305号公
報に記載の技術では、シリンダヘッド幅方向のコンパク
ト化は図ることができるものの、両側バンクのシリンダ
ヘッドの共通化を目的としているためシリンダヘッド長
は大きくなり、エンジンをコンパクト化するための設計
自由度が低下する。
報に記載の技術では、シリンダヘッド幅方向のコンパク
ト化は図ることができるものの、両側バンクのシリンダ
ヘッドの共通化を目的としているためシリンダヘッド長
は大きくなり、エンジンをコンパクト化するための設計
自由度が低下する。
【0008】また、特開昭60−230503号公報に記載され
ている技術も共に、クランク軸によってカム軸を駆動す
る第1の駆動手段と、カム軸間の駆動を行う第2の駆動
手段との間にカム軸のカムが配置されているため、カム
軸の回転によりカムが吸気弁および排気弁を開閉作動す
ることに伴うトルク変動により、第2の駆動手段が影響
を受ける懸念がある。これにより、バルブタイミングの
精度に対し悪影響を及ぼす懸念がある。
ている技術も共に、クランク軸によってカム軸を駆動す
る第1の駆動手段と、カム軸間の駆動を行う第2の駆動
手段との間にカム軸のカムが配置されているため、カム
軸の回転によりカムが吸気弁および排気弁を開閉作動す
ることに伴うトルク変動により、第2の駆動手段が影響
を受ける懸念がある。これにより、バルブタイミングの
精度に対し悪影響を及ぼす懸念がある。
【0009】そこで、本発明は上記事情に鑑み、2つの
バンクを有するDOHCエンジンのコンパクト設計を行
うための設計自由度を向上すると共にバルブタイミング
の精度確保を両立できるようにした2つのバンクを有す
るDOHCエンジンの動弁装置を提供せんとするもので
ある。
バンクを有するDOHCエンジンのコンパクト設計を行
うための設計自由度を向上すると共にバルブタイミング
の精度確保を両立できるようにした2つのバンクを有す
るDOHCエンジンの動弁装置を提供せんとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の2つのバンクを有するDOHCエンジンの動弁装置
は、各バンクの頭部にそれぞれ配設された2本のカム軸
と、両バンクそれぞれのカム軸のうち一方のカム軸をク
ランク軸の駆動力を伝達することにより駆動する第1の
伝達部材と、両バンクそれぞれのカム軸のうち他方のカ
ム軸を上記一方のカム軸の駆動力を伝達することにより
駆動する第2の伝達部材とを備え、各カム軸に、各シリ
ンダに対応する2つのカムを配置するとともに、この2
つのカム間にカム軸受を配置した2つのバンクを有する
DOHCエンジンにおいて、上記第1の伝達部材をエン
ジンのクランク軸方向一端側に配置すると共に、上記両
バンクの第2の伝達部材を、第1の伝達部材と第1の伝
達部材に最も近いカムとの間に配置し、一方のバンクは
他方のバンクに比して、第1の伝達部材から離れるよう
に互いにクランク軸方向にオフセットして配置され、さ
らに、前記一方のバンクにおいて、2本のカム軸は第2
の伝達部村と第1の伝達部材に最も近いカムとの間に配
置したカム軸受で支持され、該カム軸受は前記カムより
第2の伝達部材の方へ近接して配置され、前記カムは該
カム軸受よりも上記カム間のカム軸受に近接して配置さ
れ、前記第2の伝達部材は前記第1の伝達部材に最も近
いカムよりも前記第1の伝達部材に近接して配置され、
両バンクの各第2の伝達部材をクランク軸方向において
同列位置に配置させるとともに、エンジンのクランク軸
方向他端側で、前記他方のバンクは一方のバンクに比し
て、所定距離だけ短く設けたことを特徴とするものであ
る。
明の2つのバンクを有するDOHCエンジンの動弁装置
は、各バンクの頭部にそれぞれ配設された2本のカム軸
と、両バンクそれぞれのカム軸のうち一方のカム軸をク
ランク軸の駆動力を伝達することにより駆動する第1の
伝達部材と、両バンクそれぞれのカム軸のうち他方のカ
ム軸を上記一方のカム軸の駆動力を伝達することにより
駆動する第2の伝達部材とを備え、各カム軸に、各シリ
ンダに対応する2つのカムを配置するとともに、この2
つのカム間にカム軸受を配置した2つのバンクを有する
DOHCエンジンにおいて、上記第1の伝達部材をエン
ジンのクランク軸方向一端側に配置すると共に、上記両
バンクの第2の伝達部材を、第1の伝達部材と第1の伝
達部材に最も近いカムとの間に配置し、一方のバンクは
他方のバンクに比して、第1の伝達部材から離れるよう
に互いにクランク軸方向にオフセットして配置され、さ
らに、前記一方のバンクにおいて、2本のカム軸は第2
の伝達部村と第1の伝達部材に最も近いカムとの間に配
置したカム軸受で支持され、該カム軸受は前記カムより
第2の伝達部材の方へ近接して配置され、前記カムは該
カム軸受よりも上記カム間のカム軸受に近接して配置さ
れ、前記第2の伝達部材は前記第1の伝達部材に最も近
いカムよりも前記第1の伝達部材に近接して配置され、
両バンクの各第2の伝達部材をクランク軸方向において
同列位置に配置させるとともに、エンジンのクランク軸
方向他端側で、前記他方のバンクは一方のバンクに比し
て、所定距離だけ短く設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】上記のような動弁装置においては、第1の
伝達部材および第2の伝達部材を2つのバンク共にエン
ジンのクランク軸方向の一端側に配置し、かつ第1の伝
達部材と第1の伝達部材に最も近いカムとの間に十分な
スペースを有する上記一方のバンクにおいて、第2の伝
達部材をできるだけ第1の伝達部材に近づけて、両バン
クの各第2の伝達部材をクランク軸方向において同列位
置に配置させたことで、両バンクにおける第1の伝達部
材と第2の伝達部材との距離を同等、かつ短かくでき、
両バンクともに、上記一方のカム軸上において、駆動力
と駆動反力が作用する第1の伝達部材と第2の伝達部材
との間のカム軸のねじれが極めて少なくなり、又、第1
の伝達部材と第2の伝達部材との間にカムが配置されて
いないことで、第1の伝達部材から第2の伝達部材に動
力を伝達する間に、カムのトルク変動を受ける懸念がな
くなり、バルブタイミングの精度を向上させることがで
きる。また、エンジンのクランク軸方向の他端側には、
第2の伝達部材を配置していないため、シリンダヘッド
の長さ方向のコンパクト設計を図ることが可能となると
共に、シリンダヘッドの幅方向のコンパクト化も可能で
ある。
伝達部材および第2の伝達部材を2つのバンク共にエン
ジンのクランク軸方向の一端側に配置し、かつ第1の伝
達部材と第1の伝達部材に最も近いカムとの間に十分な
スペースを有する上記一方のバンクにおいて、第2の伝
達部材をできるだけ第1の伝達部材に近づけて、両バン
クの各第2の伝達部材をクランク軸方向において同列位
置に配置させたことで、両バンクにおける第1の伝達部
材と第2の伝達部材との距離を同等、かつ短かくでき、
両バンクともに、上記一方のカム軸上において、駆動力
と駆動反力が作用する第1の伝達部材と第2の伝達部材
との間のカム軸のねじれが極めて少なくなり、又、第1
の伝達部材と第2の伝達部材との間にカムが配置されて
いないことで、第1の伝達部材から第2の伝達部材に動
力を伝達する間に、カムのトルク変動を受ける懸念がな
くなり、バルブタイミングの精度を向上させることがで
きる。また、エンジンのクランク軸方向の他端側には、
第2の伝達部材を配置していないため、シリンダヘッド
の長さ方向のコンパクト設計を図ることが可能となると
共に、シリンダヘッドの幅方向のコンパクト化も可能で
ある。
【0016】上記のような本発明によれば、シリンダヘ
ッドのコンパクト化がえられるカム軸駆動装置のレイア
ウト変更という簡単な構成で、シリンダヘッド長につい
てのコンパクト化の設計自由度が向上するとともに、バ
ルブタイミングの精度確保を両立することができる。
ッドのコンパクト化がえられるカム軸駆動装置のレイア
ウト変更という簡単な構成で、シリンダヘッド長につい
てのコンパクト化の設計自由度が向上するとともに、バ
ルブタイミングの精度確保を両立することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。第1図はV型DOHCエンジンの各
バンクの上部構造を水平状態に展開した概略平面図を示
す。
に沿って説明する。第1図はV型DOHCエンジンの各
バンクの上部構造を水平状態に展開した概略平面図を示
す。
【0018】V型6気筒エンジン1は、中央下部のシリ
ンダブロック2上に右シリンダヘッド3および左シリン
ダヘッド4が傾斜配設されて、互いに角度をもってピス
トン(図示せず)が摺動するシリンダCを3気筒ずつ有
する右バンクRと左バンクLとが形成されてなる。そし
て、右バンクRのシリンダ列は左バンクLのシリンダ列
に対して、後側の一側(図の右方)にオフセットして、
すなわち、後述の第1の伝達部材11を配置したエンジ
ン1の一端側から離れる方向にオフセットして配設され
ている。なお、5は各シリンダCのプラグホールを示
す。
ンダブロック2上に右シリンダヘッド3および左シリン
ダヘッド4が傾斜配設されて、互いに角度をもってピス
トン(図示せず)が摺動するシリンダCを3気筒ずつ有
する右バンクRと左バンクLとが形成されてなる。そし
て、右バンクRのシリンダ列は左バンクLのシリンダ列
に対して、後側の一側(図の右方)にオフセットして、
すなわち、後述の第1の伝達部材11を配置したエンジ
ン1の一端側から離れる方向にオフセットして配設され
ている。なお、5は各シリンダCのプラグホールを示
す。
【0019】各気筒に4弁(吸気2弁、排気2弁)ずつ
配設された吸排気弁(図示せず)を開閉する動弁機構
は、右左シリンダヘッド3,4の上部両側にそれぞれ2
本の第1ないし第4カム軸6〜9が並設されたDOHC
型に構成されている。
配設された吸排気弁(図示せず)を開閉する動弁機構
は、右左シリンダヘッド3,4の上部両側にそれぞれ2
本の第1ないし第4カム軸6〜9が並設されたDOHC
型に構成されている。
【0020】右バンクRの第1カム軸6と左バンクLの
第3カム軸8の各端部には、バンクR,Lの一側(前
方)に突出して、図示しないクランク軸からの駆動力を
カム軸6〜9に伝達する第1の伝達部材11が配設され
ている。この第1の伝達部材11は、前記第1および第
3カム軸6,8に固着されたカムプーリ13,14と、
この両カムプーリ13,14に図示しないクランク軸の
クランクプーリとに係合されたタイミングベルト15と
で構成され、エンジン回転と同期してカム軸6〜9を駆
動する。
第3カム軸8の各端部には、バンクR,Lの一側(前
方)に突出して、図示しないクランク軸からの駆動力を
カム軸6〜9に伝達する第1の伝達部材11が配設され
ている。この第1の伝達部材11は、前記第1および第
3カム軸6,8に固着されたカムプーリ13,14と、
この両カムプーリ13,14に図示しないクランク軸の
クランクプーリとに係合されたタイミングベルト15と
で構成され、エンジン回転と同期してカム軸6〜9を駆
動する。
【0021】また、上記第1および第3カム軸6,8よ
り短く略シリンダヘッド3,4の長さに形成された第2
および第4カム軸7,9には、それぞれの一側(前方)
に各バンクR,L内のカム軸間の動力伝達を行う第2の
伝達部材12A,12Bが配設されている。この第2の
伝達部材12A,12Bは、各カム軸6〜9にギヤ16
〜19(ヘリカルギヤ)が配設されてなり、第1カム軸
6に対して第2カム軸7が同一回転数で、第3カム軸8
に対して第4カム軸9が同一回転数で回転するように噛
合されている。
り短く略シリンダヘッド3,4の長さに形成された第2
および第4カム軸7,9には、それぞれの一側(前方)
に各バンクR,L内のカム軸間の動力伝達を行う第2の
伝達部材12A,12Bが配設されている。この第2の
伝達部材12A,12Bは、各カム軸6〜9にギヤ16
〜19(ヘリカルギヤ)が配設されてなり、第1カム軸
6に対して第2カム軸7が同一回転数で、第3カム軸8
に対して第4カム軸9が同一回転数で回転するように噛
合されている。
【0022】前記両バンクR,Lにおける上記第1の伝
達部材11と第2の伝達部材12A,12Bとは、第1
の伝達部材11がエンジン1のクランク軸方向の一端側
(前側)に配置され、第2の伝達部材12A,12B
が、この第1の伝達部材11と、該第1の伝達部材11
に最も近い前端部のカム25との間に配置されている。
達部材11と第2の伝達部材12A,12Bとは、第1
の伝達部材11がエンジン1のクランク軸方向の一端側
(前側)に配置され、第2の伝達部材12A,12B
が、この第1の伝達部材11と、該第1の伝達部材11
に最も近い前端部のカム25との間に配置されている。
【0023】なお、上記ヘリカルギヤ16〜19の噛合
において、第2および第4カム軸7,9のギヤ17,1
9に対して相対回転自在にヘリカルのフリクションギヤ
20,21が設けられ、これを第1および第3カム軸
6,8のギヤ16,18に噛合させると共に、スプリン
グ22,23によりギヤ17,19側に押し付けられて
いる。該フリクションギヤ20,21はギヤ17,19
よりも軸方向の厚みが薄く形成されている。また、該フ
リクションギヤ20,21の歯数は上記ギヤ17,19
の歯数よりも1枚多く設けられていて、フリクションギ
ヤ20,21によりギヤ17,19をその回転方向に付
勢し、ギヤ間のバックラッシュを少なくして歯打ち音を
低減するようにしている。
において、第2および第4カム軸7,9のギヤ17,1
9に対して相対回転自在にヘリカルのフリクションギヤ
20,21が設けられ、これを第1および第3カム軸
6,8のギヤ16,18に噛合させると共に、スプリン
グ22,23によりギヤ17,19側に押し付けられて
いる。該フリクションギヤ20,21はギヤ17,19
よりも軸方向の厚みが薄く形成されている。また、該フ
リクションギヤ20,21の歯数は上記ギヤ17,19
の歯数よりも1枚多く設けられていて、フリクションギ
ヤ20,21によりギヤ17,19をその回転方向に付
勢し、ギヤ間のバックラッシュを少なくして歯打ち音を
低減するようにしている。
【0024】また、上記シリンダヘッド3,4には上記
各カム軸6〜9を支承するためのジャーナル軸受が設け
られ、各カム軸6〜9の中間部は、各シリンダ3,4に
対する2つのカム25,25の間に配設された中間カム
軸受26で支承されている。
各カム軸6〜9を支承するためのジャーナル軸受が設け
られ、各カム軸6〜9の中間部は、各シリンダ3,4に
対する2つのカム25,25の間に配設された中間カム
軸受26で支承されている。
【0025】右バンクRにおける前側の支持は、第1カ
ム軸6では、カムプーリ13とギヤ16間の軸部6aが
シリンダヘッド3の前端カム軸受3aに支承され、ギヤ
16の後方はフランジ部6bがスラスト規制溝29に支
持されると共に、端部のカム25との間に配設された端
部カム軸受27によって支持されている。第2カム軸7
では、ギヤ17の前側は支持されておらず、後方が第1
カム軸6と同様に、フランジ部7bがスラスト規制溝3
0に支持されると共に、端部のカム25との間に配設さ
れた端部カム軸受28によって支持されている。また、
上記端部カム軸受27,28は、端部のカム25より第
2の伝達部材12A(ギヤ16,17)の方へ近接して
配置されている。
ム軸6では、カムプーリ13とギヤ16間の軸部6aが
シリンダヘッド3の前端カム軸受3aに支承され、ギヤ
16の後方はフランジ部6bがスラスト規制溝29に支
持されると共に、端部のカム25との間に配設された端
部カム軸受27によって支持されている。第2カム軸7
では、ギヤ17の前側は支持されておらず、後方が第1
カム軸6と同様に、フランジ部7bがスラスト規制溝3
0に支持されると共に、端部のカム25との間に配設さ
れた端部カム軸受28によって支持されている。また、
上記端部カム軸受27,28は、端部のカム25より第
2の伝達部材12A(ギヤ16,17)の方へ近接して
配置されている。
【0026】なお、第1カム軸6の後端部のシリンダヘ
ッド3には、ディストリビュータ(図示せず)の軸受部
3bが形成され、第1カム軸6の端部に係合されて同期
駆動される。また、第2カム軸7の前方のシリンダヘッ
ド3の壁部には、機械加工用孔が開口されプラグ31に
よって塞がれている。
ッド3には、ディストリビュータ(図示せず)の軸受部
3bが形成され、第1カム軸6の端部に係合されて同期
駆動される。また、第2カム軸7の前方のシリンダヘッ
ド3の壁部には、機械加工用孔が開口されプラグ31に
よって塞がれている。
【0027】一方、左バンクLにおける前側の支持は、
第3カム軸8では、シリンダヘッド4に対しカムプーリ
14とギヤ18間の軸部8aが端部カム軸受33に支承
され、ギヤ18の後方は直ぐに前端部のカム25が位置
してこの部分は軸受されていない。第4カム軸9では、
ギヤ19の前側に突出形成された軸部9aが前端カム軸
受34に支持され、ギヤ19の後方は第3カム軸8と同
様に直ぐに前端部のカム25が位置してこの部分は軸受
されていない。なお、上記第3および第4カム軸8,9
の後端部は、フランジ部8b,9bがスラスト規制溝3
5,36に支持されている。また、第4カム軸9の前方
の開口部はプラグ37によって塞がれている。
第3カム軸8では、シリンダヘッド4に対しカムプーリ
14とギヤ18間の軸部8aが端部カム軸受33に支承
され、ギヤ18の後方は直ぐに前端部のカム25が位置
してこの部分は軸受されていない。第4カム軸9では、
ギヤ19の前側に突出形成された軸部9aが前端カム軸
受34に支持され、ギヤ19の後方は第3カム軸8と同
様に直ぐに前端部のカム25が位置してこの部分は軸受
されていない。なお、上記第3および第4カム軸8,9
の後端部は、フランジ部8b,9bがスラスト規制溝3
5,36に支持されている。また、第4カム軸9の前方
の開口部はプラグ37によって塞がれている。
【0028】上記のような各カム軸6〜9の支持は、両
バンクR,LのシリンダCのオフセットに対応して行わ
れ、前記第1ないし第4カム軸6〜9における端部のシ
リンダCから前方に延びる軸端部の支持を、第2の伝達
部材12A,12B(ギヤ16〜19)に隣接したカム
軸受によって行うについて、相対的にシリンダCが一側
(後側)にオフセットした右バンクRでは主として第2
の伝達部材12A(ギヤ16,17)と端部のカム25
との間すなわち第1の伝達部材11(カムプーリ13)
と反対側に配置したカム軸受27,28によって行い、
他方のバンクLでは第2の伝達部材12B(ギヤ18,
19)と第1の伝達部材11(カムプーリ14)との間
すなわち端部のシリンダCと反対側に配置したカム軸受
33,34によって行うように配置したものである。
バンクR,LのシリンダCのオフセットに対応して行わ
れ、前記第1ないし第4カム軸6〜9における端部のシ
リンダCから前方に延びる軸端部の支持を、第2の伝達
部材12A,12B(ギヤ16〜19)に隣接したカム
軸受によって行うについて、相対的にシリンダCが一側
(後側)にオフセットした右バンクRでは主として第2
の伝達部材12A(ギヤ16,17)と端部のカム25
との間すなわち第1の伝達部材11(カムプーリ13)
と反対側に配置したカム軸受27,28によって行い、
他方のバンクLでは第2の伝達部材12B(ギヤ18,
19)と第1の伝達部材11(カムプーリ14)との間
すなわち端部のシリンダCと反対側に配置したカム軸受
33,34によって行うように配置したものである。
【0029】さらに上記構造において、前記第1の伝達
部材11および第2の伝達部材12A,12Bの設置さ
れていないエンジン1のクランク軸方向他端側で、シリ
ンダCのオフセットに対応して左バンクLは右バンクR
に比して、クランク軸方向の長さが所定距離Tだけ短く
設けられている。
部材11および第2の伝達部材12A,12Bの設置さ
れていないエンジン1のクランク軸方向他端側で、シリ
ンダCのオフセットに対応して左バンクLは右バンクR
に比して、クランク軸方向の長さが所定距離Tだけ短く
設けられている。
【0030】その他、図において、38はバンクR,L
間に配設され、各バンクR,Lのシリンダに吸気を供給
する吸気マニホールドを示す。
間に配設され、各バンクR,Lのシリンダに吸気を供給
する吸気マニホールドを示す。
【0031】上記のような実施例によれば、各バンク
R,Lの一方のカム軸6,8をクランク軸で駆動し、他
方のカム軸7,9をカム間駆動することで、これに伴う
コンパクト化が得られると共に、シリンダCのオフセッ
トに対応して例えば左バンクLで所定距離Tのコンパク
ト化が可能である。さらに、エンジン1のクランク軸方
向一方側で、第1の伝達部材11、第2の伝達部材12
A,12B、端部のカム25の順に配置し、第1の伝達
部材11と第2の伝達部材12A,12Bとの間にカム
25を配置していないことで、バルブタイミングの精度
を確保している。
R,Lの一方のカム軸6,8をクランク軸で駆動し、他
方のカム軸7,9をカム間駆動することで、これに伴う
コンパクト化が得られると共に、シリンダCのオフセッ
トに対応して例えば左バンクLで所定距離Tのコンパク
ト化が可能である。さらに、エンジン1のクランク軸方
向一方側で、第1の伝達部材11、第2の伝達部材12
A,12B、端部のカム25の順に配置し、第1の伝達
部材11と第2の伝達部材12A,12Bとの間にカム
25を配置していないことで、バルブタイミングの精度
を確保している。
【図1】本願発明の一つの実施の形態に係るV型DOH
Cエンジンの各バンクの上部構造を水平状態に展開して
示す概略平面図
Cエンジンの各バンクの上部構造を水平状態に展開して
示す概略平面図
1 エンジン 3,4 シリンダヘッド C シリンダ R,L バンク 6〜9 カム軸 11 第1の伝達部材 12 第2の伝達部材 13,14 カムプーリ 15 タイミングベルト 16〜19 ギヤ 25 カム 26 中間カム軸受 27,28,33,34 端部カム軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−232305(JP,A) 特開 昭59−74312(JP,A) 特開 昭61−1810(JP,A) 特開 昭62−233408(JP,A) 実開 昭61−197230(JP,U) 実開 昭60−167103(JP,U) 実開 昭63−40509(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01L 1/02 F01L 1/04
Claims (1)
- 【請求項1】 各バンクの頭部にそれぞれ配設された2
本のカム軸と、両バンクそれぞれのカム軸のうち一方の
カム軸をクランク軸の駆動力を伝達することにより駆動
する第1の伝達部材と、両バンクそれぞれのカム軸のう
ち他方のカム軸を上記一方のカム軸の駆動力を伝達する
ことにより駆動する第2の伝達部材とを備え、各カム軸
に、各シリンダに対応する2つのカムを配置するととも
に、この2つのカム間にカム軸受を配置した2つのバン
クを有するDOHCエンジンにおいて、上記第1の伝達
部材をエンジンのクランク軸方向一端側に配置すると共
に、上記両バンクの第2の伝達部材を、第1の伝達部材
と第1の伝達部材に最も近いカムとの間に配置し、一方
のバンクは他方のバンクに比して、第1の伝達部材から
離れるように互いにクランク軸方向にオフセットして配
置され、さらに、前記一方のバンクにおいて、2本のカ
ム軸は第2の伝達部村と第1の伝達部材に最も近いカム
との間に配置したカム軸受で支持され、該カム軸受は前
記カムより第2の伝達部材の方へ近接して配置され、前
記カムは該カム軸受よりも上記カム間のカム軸受に近接
して配置され、前記第2の伝達部材は前記第1の伝達部
材に最も近いカムよりも前記第1の伝達部材に近接して
配置され、両バンクの各第2の伝達部材をクランク軸方
向において同列位置に配置させるとともに、エンジンの
クランク軸方向他端側で、前記他方のバンクは一方のバ
ンクに比して、所定距離だけ短く設けたことを特徴とす
る2つのバンクを有するDOHCエンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308678A JP2829576B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308678A JP2829576B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63180658A Division JP2724723B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | V型dohcエンジンの動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08319807A JPH08319807A (ja) | 1996-12-03 |
| JP2829576B2 true JP2829576B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=17983977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7308678A Expired - Lifetime JP2829576B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829576B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4219227B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2009-02-04 | 本田技研工業株式会社 | カムホルダを備える内燃機関 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5974312A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-26 | Honda Motor Co Ltd | V型エンジンの動弁装置 |
| JPS60167103U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-06 | トヨタ自動車株式会社 | 多弁式内燃機関のカムシヤフト支持構造 |
| JPS611810A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関のカム軸駆動装置 |
| JP2534472B2 (ja) * | 1985-04-09 | 1996-09-18 | ヤマハ発動機株式会社 | V形dohcエンジンのカム軸駆動構造 |
| JPH021459Y2 (ja) * | 1985-05-29 | 1990-01-16 | ||
| JPS62233408A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 | Mazda Motor Corp | エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 |
| JPS6340509U (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-16 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7308678A patent/JP2829576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08319807A (ja) | 1996-12-03 |
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