JPS62233408A - エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジンのシリンダヘッドカバーの構造に関
する。

（従来技術） 従来から、５ＯＨＣ（シングルオーバヘッドカム）を、
あるいはＤＯＨＣ（ダブルオーバヘッドカム）型のエン
ジンは、シリンダヘッドの上部にカムシャーノドを配置
してあり、このカムシャフトの上方はカムキャップで覆
われ、さらにこのカムキャップはシリンダヘッドカバー
で覆われている（特開昭５８−１４３１２号公＋ｉ１参
照）。ところで、上記シリンダヘッドカバーは動弁系の
撮動や騒盲などを外部に拡散させないようにする防振、
防音機能を有し、このような機能を高めるため、従来で
はフローティングの固定、シリンダヘッドカバーの肉厚
のアップ、リブ補強などが行４工われでいる。また上記
カム４゛ヤツブは、カムシャフトにかかる曲げ荷重に耐
えることができるようにカムシャフトの軸り向に対する
剛性を高めている。

ところで、従来の組付、工程においては、上記シリンダ
ヘッドカバーと」−配カム１ヤップと１１別々にシリン
ダヘッドに組付けられる構造どなっているので、カムキ
ャップとシリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに取付
けるための部品点数が多くなり、またカム４゛ヤツプと
シリンダヘッドｈバーとは別々に加−［されるので加［
点数６多くなり、したがって従来のヘッドカバー構造で
は組付性の改善を図ることが難しい傾向にあった。

（発明の目的） 本発明は上記従来の問題点を解決し、シリンダヘッドカ
バーとカム：１ヤツプとを一体化し、組付性の改善を図
り、低コスト化を回部とする。エンジンのシリンダヘッ
ドカバー構造を提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、エンジンのシリンダヘッド上部に取付けられ
るシリンダヘッドカバーであって、上記シリンダヘッド
の上部に設けられたカム軸受部と対向するシリンダヘッ
ドカバーの対向部はシリンダヘッド方向へ延長され、こ
の延長部はシリンダヘッドのカム軸受部と当接し、カム
軸受けの上側部分を構成し、上記延長部とカム軸受部と
はシリンダヘッドカバーをＬ１通した締結部材により結
合されるものである、。

この構成により、シリンダヘッドカバーは従来のカム４
．ヤップを兼ねることになり、組付、［数が減少する。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。こ
の実施例は、シリンダヘッドの上部に中心線を挟んでカ
ムシャフトが左右に配置される構造を有するＩ）　Ｏｌ
−Ｉ　Ｃ型エンジンに適用したちのである。

シリンダヘッド１には左右に位置して上方に延びるヘッ
ド延長部１ａ、１ｂが形成され、これらヘッド延長部１
ａ、１ｂ問にはほぼ中心線上に位冒し、かつ前後方向に
沿った凹溝２が形成され、この凹溝２には点火プラグ３
が配置されている。

ヘッド延長部１ａ、１ｂの各上端には、前後方向に延び
たカムシャフト４ａ、４ｂが配置されている。これらカ
ムシャフト４ａにはＩＪＩ気バルブ５を駆動させるため
の排気動弁カム６、カムシャフト４ｂには吸気バルブ７
を駆動さＵるための吸気動弁カム８がそれぞれ取付けら
れている。またカムシャフト４ａ、４ｂの各端部には、
クランク軸の回転をタイミングベルトなどにより受ける
カムプーリ４１ａ、４１ｂが取付けられている。

シリンダヘッド１の上部には、カムシャフト４ａ、４ｂ
を受けるカム軸受ＦＡ９ａ、９ｂが設けられている。本
発明の特徴とするシリンダヘッドカバー１０はカム軸受
部９ａ、９ｂと対向する対向部１１ａ、１１ｂと、これ
らの対向部１１ａ、１１ｂがシリンダヘッド１の方向へ
延長された延長部１２ａ、１２ｂとを有している。これ
らの延長部１２ａ、１２ｂは、シリンダヘッド１の上部
に設けられた上記カム軸受部９ａ、９ｂと当接し、この
カム軸受部９　ａ　、’９　ｂの上側部分を構成してい
る。上記風・良品１２ａ、１２ｂと上記カム軸受部９ａ
、９ｂとは、シリンダヘッドカバー１０を貫通したボル
トなどの締結部材１３によって結合されている。

上記実施例によれば、カム軸受部９ａ、９ｂとそれぞれ
対向するシリンダヘッドカバー１０の対向部１１ａ、１
１ｂはシリンダヘッド１の方向へ延長され、カム軸受部
９ａ、９ｂと当接し、カム軸受部９ａ、９ｂの上、側部
分を構成することにより、従来のカムキャップの機能を
兼ねるので、カムｔヤップを別個に設ける必要がなくな
り、また、延長Ｗ１２ａ、１２ｂとカム軸受部９ａ、９
ｂ！：は締結部材１３により結合され、シリンダヘッド
カバー１０がシリンダヘッド１の上部に固定される。こ
れにより、従来のカム４−ヤップの機能を有する延長部
１２ａ、１２ｂの剛性が高まり、延長部１２ａ、１２ｂ
はカムシャフト４ａ、４ｂ（７）曲げ荷重に耐えること
ができる。。

なお、上記実施例では、［）ＯＨＣ型エンジンのシリン
ダヘッドカバー構造Ａ造について説明したが、これに限
らすＳ　ＯＨＣ’１’！エンジンについても同様なシリ
ンダヘッドカバー構造にすることができる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、カム軸受部と対向するシ
リンダヘッドカバーの対向部をシリンダヘッド方向へ延
長させ、カムシャフトのカムキャップを兼ねた構成にす
ることにより、従来のようなカムキャップを廃止するこ
とができるので、紺付性が向上するとともに低」スト化
を図ることができる。

また、シリンダヘッドカバーの対向部がシリンダヘッド
方向へ延長された延長部とカム軸受部とはシリンダヘッ
ドカバーを貫通した締結部材により結合されるので、カ
ムギャップのＲ（ｍをイ１する部分の剛性が高まり、カ
ムシャフトの曲げ荷重に対しても充分に耐えることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るエンジンのシリンダヘ
ッドカバー構造を示す甲面図、第２図は第１図に承すｆ
ｆ−ＩＩ切！Ｆｉ線から見た上記シリンダヘッドカバー
の側面を示す簡略化した断面図である。 １・・・シリンダヘッド、９ａ、９ｂ・・・カム軸受部
、１０・・・シリンダヘッドカバー、１１ａ、１１ｂ・
・・（シリンダヘッドカバーの）対向部、１２ａ、１２
ｂ・・・（シリンダヘッドカバーの）延長部、１３・・
・締結部材。 第　　１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、エンジンのシリンダヘッド上部に取付けられるシリ
   ンダヘッドカバーであって、上記シリンダヘッドの上部
   に設けられたカム軸受部と対向するシリンダヘッドカバ
   ーの対向部はシリンダヘッド方向へ延長され、この延長
   部はシリンダヘッドのカム軸受部と当接し、カム軸受け
   の上側部分を構成し、上記延長部とカム軸受部とはシリ
   ンダヘッドカバーを貫通した締結部材により結合される
   ことを特徴とするエンジンのシリンダヘッドカバー構造
   。