JP2818830B2 - 多極電気コネクタ用配線接続箱 - Google Patents
多極電気コネクタ用配線接続箱Info
- Publication number
- JP2818830B2 JP2818830B2 JP2037917A JP3791790A JP2818830B2 JP 2818830 B2 JP2818830 B2 JP 2818830B2 JP 2037917 A JP2037917 A JP 2037917A JP 3791790 A JP3791790 A JP 3791790A JP 2818830 B2 JP2818830 B2 JP 2818830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- connection
- plating layer
- connection box
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/42—Plated through-holes or plated via connections
- H05K3/429—Plated through-holes specially for multilayer circuits, e.g. having connections to inner circuit layers
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
線を整然と行い、接続を容易にするための多極電気コネ
クタ用配線接続箱に関するものである。
うために、ジャンクションボックスと称される配線接続
箱が用いられる場合がある。この配線接続箱内において
は、第7図に示すように複数の機器M1、M2、・・・、の
それぞれが、電線束r、コネクタCを介して入出力線l1
1、l12・・・、l21、l22・・・により接続されている。
この際に、接続箱の内部では例えば入出力線l21はl12と
結線されて、l11とは非結線とする等の所定の結線が予
めなされており、使用に際してコネクタCによって各機
器を接続するだけで、複雑な配線が完了できるようにな
っている。
示すように筐体Bのコネクタ取付面に複数個の受コネク
タCaが取り付けられており、接続すべき図示しない相手
側コネクタとの接続部は筐体Bの外部に露出されてい
る。筐体Bの内部では、例えば第9図に示すように各受
コネクタCaの配線端子Cb間の配線が、電線Bを半田付け
又は圧着等の方法で接続することにより行われている。
端子Cb間を電線Bで配線しているので、大規模なシステ
ムにおいては回路ユニットや機器の数が増加したり、各
機器が複雑化して配線数が多くなると、電連Rが輻輳し
全体の嵩が増加して筐体Bの大型化が避けられない。ま
た、電線Rを配線端子Cbに接続する半田付けや圧着等の
作業の自動化は容易ではなく、更に手作業で行うには極
めて煩わしい工程が不可欠であり、誤配線等の危険も避
けられない。
ンを有する基板を用いて結線を簡便にかつ確実に行い得
る多極電気コネクタ用配線接続箱を提供することにあ
る。
ネクタ用配線接続箱は、複数の端子を有する多極コネク
タを、相手側コネクタとの接続部を外方に向け、前記端
子の後端に設けたピン端子を内方に配設するように取付
板に固定し、前記ピン端子の先端側に導電パターンを有
する複数枚の基板を重畳して配置し、該基板には該基板
の全層を貫通する複数個の貫通孔を設け、該貫通孔の内
壁に導体メッキ層を形成し、該導体メッキ層に前記導電
パターンの一部を接合し、前記ピン端子を前記貫通孔に
挿通して前記導体メッキ層に導体金属を介して固定した
ことを特徴とする。
は、多極電気コネクタのピン端子を導電パターンを有す
る基板の貫通孔に取り付けることにより、所定の結線関
係が実現される。
細に説明する。
子を有する複数個の受コネクタ1は接続すべき図示しな
い相手側コネクタとの接続部1aを上方に向けて、配線接
続箱2の取付板3に配設されている。取付板3の下面側
では、受コネクタ1の端子から多数本のピン端子1bが所
定の配列位置に突出されており、これらの各ピン端子1b
は後述するプリント配線板10の対応位置に設けられた各
取付貫通孔11aに挿通され、半田付け等の方法で固着す
ることにより所定の結線が実現されている。なお、この
ようにプリント配線板10により配線がなされる配線部、
即ち取付板3の下面側は、取付板3に固定された保護カ
バー4により囲まれている。また、取付板3には受コネ
クタ1の挿脱の際に加わる外力の配線部への影響を低減
できるように、充分な強度を持たせておくことが望まし
い。
縁性の基板12を重畳して成り、基板12には例えば銅箔等
の電気良導体により平面的に結線した導体パターン13が
設けられている。各基板12には、ピン端子1bを挿通する
ための取付貫通孔11aやピン端子1bを挿通せずに単に層
間を接続するための層間接続貫通孔11bが、各基板12を
共通に貫通して設けられている。基板12の互いに異なる
導体パターン13同士の結線は、第4図に示すように貫通
孔11を介してなされ、貫通孔11を介して接続される接続
導体13aと接続されない非接続導体13bが区別されてい
る。
体13aは貫通孔11の内壁に露出されているのに対し、非
接続導体13bは貫通孔11の内壁には達していない。ここ
で、貫通孔11の内壁には導体メッキ層14が筒状に形成さ
れており、接続導体13a同士はこの導体メッキ層14に接
触して電気的に接続がなされているが、非接続導体13b
は他の基板12の導体パターン13とは接続されないままと
なっている。
れた取付貫通孔11aでは、導体メッキ層14との隙間部に
導体金属15が半田付け等により充填され、ピン端子1aは
導体金属15、導体メッキ層14を介して接続導体13aと接
続されることになる。また、ピン端子1bが挿入されない
層間接続貫通孔11bにも導体金属15が充填され、基板12
間の所定の導体パターン13同士の接続がなされている。
貫通孔11aにピン端子1aを挿通し、裏面を溶融した導体
金属槽、例えば導体金属15を半田とした所謂半田槽に浸
触させる所謂半田浴により毛細管現象を利用して一挙に
行うことが可能であり、これにより作業能率は飛躍的に
向上する。また、層間接続貫通孔11bへの導体金属15の
充填も同時になされることになる。
間の配線が、平板状のプリント配線板10によって整然と
行えるため、接続箱2の小型化が可能となる。また、各
ピン端子1bはプリント配線板10の対応する各取付貫通孔
11aに直接的に取り付けられるので、誤配線の虞れも少
ない。ピン端子1bに接続された導体パターン13は、受コ
ネクタ1を介して相手側のコネクタにより外部機器に接
続されることになるが、必ずしも相手側のコネクタは全
ての接続端子に電線を接続せずに、ピン端子1bを層間の
接続のみに用いるようにしてもよい。
パターン13及び異層導体間を接続する貫通孔11を、所望
結線に応じて予め適宜に配置することにより、複雑な配
線を小さな領域内に実現できる。例えば、受コネクタ1
のピン端子1bが計1000個ある場合に、11枚の基板12を使
用することにより配線箱2の深さを約半分にすることが
できる。
断面図であり、プリント配線板10′は折曲して使用され
ており、受コネクタ1が取り付けられるコネクタ取付板
3を2面以上有している。このような構成は、配線接続
箱2′の最大面の面積を小さくする場合に有効である。
この場合には、プリント配線板10′には基板、導体パタ
ーンが共に可撓性を有する材料を用いたフレキシブルプ
リント配線板を部分的に用いればよい。また、全体的に
フレキシブル配線板とした場合には、配線部に外力が加
わることが問題とならないため、特に強度の大きいコネ
クタ取付板3は不要となる。
配線接続箱によれば、導電パターンを有する基板に電気
コネクタのピン端子を取り付けることができ、基板は所
定の結線関係を具備しておけば小型化が可能となり、製
造も容易であって誤配線が少なく信頼性が高い。
配線接続箱の実施例を示し、第1図は配線接続箱の断面
図、第2図は受コネクタ部の底面図、第3図はプリント
配線板の一部の平面図、第4図はプリント配線板の部分
断面図、第5図、第6図は他の実施例の配線接続箱の断
面図であり、第7図は従来例及び本発明の配線接続箱の
結線図、第8図(a)は従来例の配線接続箱の平面図、
(b)は側面図、第9図は従来例の配線接続箱の断面図
である。 符号1は受コネクタ、1bはピン端子、2は配線接続箱、
10はプリント配線板、11は貫通孔、12は基板、13は導体
パターン、14は導体メッキ層、15は導体金属である。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の端子を有する多極コネクタを、相手
側コネクタとの接続部を外方に向け、前記端子の後端に
設けたピン端子を内方に配設するように取付板に固定
し、前記ピン端子の先端側に導電パターンを有する複数
枚の基板を重畳して配置し、該基板には該基板の全層を
貫通する複数個の貫通孔を設け、該貫通孔の内壁に導体
メッキ層を形成し、該導体メッキ層に前記導電パターン
の一部を接合し、前記ピン端子を前記貫通孔に挿通して
前記導体メッキ層に導体金属を介して固定したことを特
徴とする多極電気コネクタ用配線接続箱。 - 【請求項2】前記ピン端子の前記導体メッキ層への固定
は半田浴により行うようにした請求項1に記載の多極電
気コネクタ用配線接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037917A JP2818830B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多極電気コネクタ用配線接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037917A JP2818830B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多極電気コネクタ用配線接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03240294A JPH03240294A (ja) | 1991-10-25 |
JP2818830B2 true JP2818830B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12510897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2037917A Expired - Lifetime JP2818830B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多極電気コネクタ用配線接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2818830B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58132412A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | Tokyo Seimitsu Sokki Kk | 管体の切断機 |
JPS61252017A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 切断装置 |
JPS6455927A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-02 | Nec Corp | Multi-direction multiplex communication system |
JPH078095Y2 (ja) * | 1988-03-10 | 1995-03-01 | 兼松株式会社 | 鋳物ゲート部の切断装置 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2037917A patent/JP2818830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03240294A (ja) | 1991-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3670409A (en) | Planar receptacle | |
JP2000251989A (ja) | コネクタの基板接続構造及び基板接続方法 | |
US6872595B1 (en) | Technique for electrically interconnecting signals between circuit boards | |
JP2757748B2 (ja) | プリント配線板 | |
CN214754244U (zh) | 内插件以及电子设备 | |
JP2818830B2 (ja) | 多極電気コネクタ用配線接続箱 | |
JPH06260226A (ja) | 基板接続方法及び基板接続端子 | |
JP3424685B2 (ja) | 電子回路装置とその製造方法 | |
JP2017139394A (ja) | 電子回路基板とfpcの電気接続構造および方法 | |
JPH03252192A (ja) | 混成集積回路部品及び組立方法 | |
RU2176857C2 (ru) | Плата проводного монтажа | |
JPH07221419A (ja) | 混成集積回路装置 | |
JPH09102657A (ja) | 電子内視鏡の固体撮像素子用回路基板 | |
JPS6114790A (ja) | Pc板装置及びその製造方法 | |
JPH02159791A (ja) | 電子部品の面実装方法 | |
JP2003332755A (ja) | 電子回路ユニット | |
JP3092972U (ja) | 面実装型電子回路ユニット | |
JP2715957B2 (ja) | 混成集積回路装置 | |
JP2573207B2 (ja) | 表面実装部品用パツケ−ジ | |
JP2003092458A (ja) | フレキシブルプリント基板及びそのチェック方法 | |
JPS62200788A (ja) | 多層プリント板 | |
JPH04359874A (ja) | 可撓性平型導体ケーブルの導体接続方法 | |
JP2023136446A (ja) | 部品モジュール | |
JP2003203688A (ja) | 電線接続装置 | |
JP3045592B2 (ja) | 複数の芯導体を有する層間接続体付き配線板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070828 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090828 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100828 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100828 Year of fee payment: 12 |