JP2017139394A - 電子回路基板とfpcの電気接続構造および方法 - Google Patents

電子回路基板とfpcの電気接続構造および方法 Download PDF

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尚志 寺山
Hisashi Terayama
尚志 寺山
藤村 裕基
Hironori Fujimura
裕基 藤村
石橋 広生
Hiroo Ishibashi
広生 石橋
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Abstract

【課題】電子回路基板の入出力部や配線スペースを大きくすることなく、電子回路基板とFPCの接続強度を高める。【解決手段】電子回路基板2の入出力部に接続穴12を貫設し、接続穴12に導電性の接続部材13を挿入し、接続部材13の両端面13a,13bを電子回路基板2の表裏両面に露出させる。電子回路基板2の導線パターン7は、電子部品6から絶縁母材5の裏面側に延びる導線15と、接続穴12の内周面を覆う導電被膜16とを含み、両者15,16の接続部分が基板側端子部14となっている。絶縁母材5の裏面側において、接続部材13の一方の端面13aをメッキ17で基板2の端子部14に電気接続する。絶縁母材5の表面側において、FPC4の端子部10をレーザー溶接18によって接続部材13の他方の端面13bに電気接続する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子回路基板にFPC(フレキシブルプリント配線板)を電気的に接続する構造と方法に関する。
従来、電子回路基板にFPCをはんだ等の接合材料で電気的に接続する構造が知られている。例えば、図8に示す接続構造50では、電子回路基板51の母材52上に電子部品53が実装されるとともに、導線54が所定のパターンで形成され、導線54の端子部55にFPC56の端子部57が接合材料によって接続されている。
しかし、この種の接続構造50によると、FPC56に過大な引張力が作用した場合に、導線54の端子部55が基板51の母材52から剥がれてしまうことがあった。そこで、特許文献1には、基板導線の端子部を幅広く形成し、端子部と基板母材の接着力を強化する接続構造が記載されている。特許文献2には、FPCの幅方向両側縁に切欠部を形成し、FPCの引き剥がし応力を軽減する接続構造が提案されている。
特開平8−23148号公報 特開2002−134860号公報
ところが、特許文献1の接続構造によると、基板導線の端子部を幅広く形成しているため、導線の本数に比例して電子回路基板の入出力部が大型化するという問題点があった。また、特許文献2の接続構造によると、FPCの両側縁に切欠部を形成しているので、FPCの全幅が広くなり、電子回路基板の周辺に大きな配線スペースが必要になるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、電子回路基板の入出力部や配線スペースを大きくすることなく、電子回路基板とFPCの接続強度を高めることができる電気接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、次のような特徴的手段を提供する。
(1) FPCが電子回路基板に電気接続された構造であって、電子回路基板に接続穴が形成され、該接続穴に導電性の接続部材が挿入され、該接続部材を介して電子回路基板の端子部とFPCの端子部が電気的に接続されていることを特徴とする電気接続構造。
(2) 上記構造において、接続穴が電子回路基板に貫設され、接続部材が電子回路基板の表裏両側に露出する2つの端面を含み、一方の端面に電子回路基板の端子部が電気接続され、他方の端面にFPCの端子部が電気接続されていることを特徴とする電気接続構造。
(3) 上記構造において、接続部材がFPCの端子部と同じ金属材料を含んで形成されていることを特徴とする電気接続構造。
(4) 上記構造において、接続部材の一方の端面がFPCの端子部の幅寸法よりも大きな差し渡し寸法で形成されていることを特徴とする電気接続構造。
(5) FPCを電子回路基板に電気接続する方法であって、電子回路基板に接続穴を形成する工程と、該接続穴に導電性の接続部材を挿入する工程と、該接続部材の端面に電子回路基板の端子部とFPCの端子部を溶接、メッキ又はロウ付けのうち少なくとも一つの手段で電気接続する工程とを備えたことを特徴とする電気接続方法。
(6) 上記方法において、接続穴を形成する工程が、該接続穴を電子回路基板に貫設する手順を含み、接続部材を挿入する工程が、該接続部材の2つの端面を電子回路基板の表裏両面に露出させる手順を含み、端子部を電気接続する工程が、接続部材の一方の端面に電子回路基板の端子部をメッキにより電気接続する手順と、接続部材の他方の端面にFPCの端子部を溶接により電気接続する手順とを含むことを特徴とする電気接続方法。
本発明の電気接続構造および方法によれば、電子回路基板の接続穴に挿入された接続部材を介して電子回路基板およびFPCの端子部を電気接続したので、電子回路基板の入出力部や配線スペースを大きくすることなく、電子回路基板とFPCの接続強度を高めることができるという効果がある。
本発明の一実施形態を示す灯具用電子ユニットの斜視図である。 電子回路基板とFPCの電気接続構造を示す図1の要部斜視図である。 電気接続構造の一実施例を示す断面図である。 電子回路基板とFPCの電気接続方法を示す工程図である。 図2と異なる端子部を備えたFPCの接続構造を示す断面図である。 さらに異なる端子部を備えたFPCの接続構造を示す断面図である。 電気接続構造の別の実施例を示す断面図である。 従来の電気接続構造とその問題点を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す灯具用電子ユニット1では、電子回路基板2の入出力部3にFPC4が接続されている。電子回路基板2は絶縁母材5を備え、その表面に複数の電子部品6が実装され、絶縁母材5の表裏両面に導線パターン7(図3参照)が形成されている。FPC4は、絶縁被膜8中に複数本の導線9を備え、各導線9の先端に端子部10が設けられている。そして、電子回路基板2とFPC4が以下に詳述する構造によって電気的に接続されている。
図2は、電子回路基板2とFPC4の電気接続構造11を示す。この実施形態の電気接続構造11は、図2(a)に示すように、電子回路基板1の入出力部3に形成された複数の接続穴12と、各接続穴12に挿入される複数の導電性の接続部材13とを含み、図2(b)に示すように、各接続部材13を介してFPC4の端子部10と電子回路基板2の端子部14(図3参照)とを電気的に接続するように構成されている。
図3に示すように、接続穴12は、絶縁母材5を貫通するように電子回路基板2に貫設されている。接続部材13は、FPC4の端子部10と同じ金属材料(例えば銅やその合金)によって円柱または角柱状に形成され、両端面13a,13bが絶縁母材5の表裏両面に露出している。電子回路基板2の導線パターン7は、電子部品6の電極6aから絶縁母材5の裏面側に延びる導線15と、接続穴12の内周面を覆う導電被膜16とを含み、導線15と導電被膜16の接続部分が基板2側の端子部14となっている。
そして、絶縁母材5の裏面側において、接続部材13の一方の端面13aが電子回路基板2の端子部14にメッキ17で電気接続されるとともに、絶縁母材5の表面側において、FPC4の端子部10が接続部材13の他方の端面13bにレーザー溶接18によって電気接続されている。なお、図3の上側に示すように、絶縁母材5の表面に露出する接続部材13の端面13bは、FPC4の端子部10の幅寸法Wよりも大きな直径Dまたは差し渡し寸法で形成されている(D>W)。
次に、電子回路基板2とFPC4の電気接続方法を図4に従って説明する。まず、図4(a)に示すように、所要の大きさに成形された電子回路基板2に接続穴12を形成するとともに、導線パターン7をエッチングやメッキ等の手段で形成し、その導線パターン7の所定位置に電子部品6をロウ付けにより実装する。次に、図4(b)に示すように、電子回路基板2の接続穴12に接続部材13を圧入し、その両端面13a,13bを絶縁母材5の表裏両面に露出させる。
続いて、図4(c)に示すように、メッキ17により接続部材13の一方の端面13aを電子回路基板2の端子部14に電気接続し、接続穴12から脱落しないように接続部材13を絶縁母材5上に保持する。次いで、図4(d)に示すように、端子部10が露出したFPC4を用意し、図4(e)に示すように、その端子部10をレーザー溶接18により接続部材13の他方の端面13bに溶接する。これによって、電子回路基板2とFPC4の電気接続構造11が完成する。
なお、FPC4は、図4(d)に示すように、端子部10が全体的に露出したものに限定されず、図5に示すように、端子部10の溶接面のみが露出したもの、あるいは、図6に示すように、端子部10の全体が絶縁被膜8で被覆されたものを使用することもできる。この場合、絶縁被膜8はレーザー溶接に伴う熱で溶けるので、端子部10の接続強度に悪影響が及ぶ心配はない。
この実施形態の電気接続構造11および方法によれば、電子回路基板2に貫設された接続穴12に導電性の接続部材13が挿入され、この接続部材13を介してFPC4の端子部10が電子回路基板2の端子部14に電気的に接続されているので、例えば、車両用灯具の配線時にFPC4に過大な引張力が作用した場合でも、その引張力に抗して接続部材13が端子部10,14の電気接続を確実に維持する。したがって、FPC4の導線9および電子回路基板2の導線15の幅を広くすることなく、端子部10,14の接続強度を高めることができる。
特に、接続部材13が基板2の絶縁母材5を貫通するように挿着されているので、導線パターン7が表裏両面に形成された小型かつ高機能の電子回路基板2において、その入出力部3を大形化することなく、FPC4を強力に接続することができる。また、接続部材13がFPC4の端子部10と同じ金属材料で形成されるとともに、接続部材13の端面13bがFPC4の端子部10の幅Wよりも大きな直径Dで形成されているため、微細な導線9が配線された幅狭のFPC4をレーザー溶接18によって基板側端子部14に確実に接続でき、もって、基板2周辺の配線スペースを縮小できるという利点もある。
なお、上記実施形態では、電子回路基板2の導線パターン7が絶縁母材5の表裏両面に形成されているが、図7に示すように、導線パターン7が母材5の表面のみに形成された電子回路基板2に本発明を適用することもできる。図7(a)に示す実施例では、導線パターン7の端子部14が基板2の表面側に配置されるとともに、レーザ溶接18により接続部材13を介してFPC4の端子部10に電気接続されている。図7(b)に示す実施例では、接続穴12が母材5の表面に凹設され、短めの接続部材13の上端面13bにFPC4の端子部10が溶接されている。その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 電子ユニット
2 電子回路基板
4 FPC
10 FPCの端子部
11 電気接続構造
12 接続穴
13 接続部材
14 電子回路基板の端子部
17 メッキ
18 レーザー溶接

Claims (6)

  1. FPCが電子回路基板に電気接続された構造であって、電子回路基板に接続穴が形成され、該接続穴に導電性の接続部材が挿入され、該接続部材を介して前記電子回路基板の端子部と前記FPCの端子部が電気接続されていることを特徴とする電気接続構造。
  2. 前記接続穴が電子回路基板に貫設され、前記接続部材が電子回路基板の表裏両側に露出する2つの端面を含み、一方の端面に電子回路基板の端子部が電気接続され、他方の端面にFPCの端子部が電気接続されている請求項1記載の電気接続構造。
  3. 前記接続部材がFPCの端子部と同じ金属材料を含んで形成されている請求項1又は2記載の電気接続構造。
  4. 前記接続部材の一方の端面がFPCの端子部の幅寸法よりも大きな差し渡し寸法で形成されている請求項2又は3記載の電気接続構造。
  5. FPCを電子回路基板に電気接続する方法であって、
    電子回路基板に接続穴を形成する工程と、
    該接続穴に導電性の接続部材を挿入する工程と、
    該接続部材の端面に前記電子回路基板の端子部と前記FPCの端子部を溶接、メッキ又はロウ付けのうち少なくとも一つの手段で電気接続する工程とを備えたことを特徴とする電気接続方法。
  6. 前記接続穴を形成する工程が、該接続穴を電子回路基板に貫設する手順を含み、
    前記接続部材を挿入する工程が、該接続部材の2つの端面を電子回路基板の表裏両面に露出させる手順を含み、
    前記電気接続する工程が、接続部材の一方の端面に電子回路基板の端子部をメッキにより電気接続する手順と、接続部材の他方の端面にFPCの端子部を溶接により電気接続する手順とを含む請求項5記載の電気接続方法。
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