JP2818406B2 - ポジチブ及びネガチブ処理感放射線混合物用ポリマー結合剤及びその結合剤を含む混合物の画像形成方法 - Google Patents

ポジチブ及びネガチブ処理感放射線混合物用ポリマー結合剤及びその結合剤を含む混合物の画像形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリマー結合剤及び
その結合剤を含む混合物の画像形成方法に関し、特に放
射線の作用下で強酸を形成する有機化合物との混合使用
で、ポジチブ及びネガチブ処理可能な感放射線混合物を
形成するポリマー結合剤及びその結合剤を含む混合物を
短波長紫外にて露光する混合物の画像形成方法に関す
る。本発明のポリマー結合剤を用いた上記混合物は、紫
外線、電子線、及びX線に対して感応し、ことにレジス
ト材料として好適である。
【0002】
【従来の技術】ポジチブ処理感放射線混合物に使用され
ている結合剤として、アルカリ水溶液に可溶性の結合
剤、例えばノボラック或はポリ−(p−ビニルフェノー
ル)が知られている。しかしながら、このような結合剤
をo−キノンジアジドと共に使用したポジチブ処理感放
射線混合物は、ことに短波長放射線に対する感度が部分
的に不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的乃至課題
は、放射線の作用で強酸を形成する有機化合物との混合
使用で、アルカリ水溶液で現像され、しかもポジチブ処
理もネガチブ処理も可能なレリーフパターン作製用の高
活性感放射線組成物に好適なポリマー結合剤及び良好な
画像が得られる、ポリマー結合剤を含む感放射線混合物
を短波長紫外にて露光する画像形成方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のポリマー結合剤
からは、何らの追加的処理工程を必要とすることなくポ
ジチブ処理もネガチブ処理も可能な、高感度のアルカリ
現像しうる感放射線混合物が調製されうることが見出さ
れた。
【0005】本発明の対象は、フェノール性ヒドロキシ
ル基含有ポリマーのヒドロキシル基とジヒドロピラン或
はアルキルビニルエーテルとの反応生成物、或はフェノ
ール性ヒドロキシル基含有モノマー化合物のヒドロキシ
ル基とジヒドロピラン或はアルキルビニルエーテルとの
反応生成物の重合或は重縮合により得られる重合体或は
重縮合物からなることを特徴とするポリマー結合剤及び
ポリマー結合剤を含む感放射線混合物を短波長紫外にて
露光することを特徴とする画像形成方法である。
【0006】本発明のポリマー結合剤中において、ポリ
マー中に当初から存在するフェノール性ヒドロキシル基
の10乃至100%をジヒドロピラン或はアルキルビニ
ルエーテルと反応させることが好ましく、このポリマー
結合剤としてp−クレゾール/ホルムアルデヒドを主体
とするノボラックとジヒドロピラン或はアルキルビニル
エーテルとの反応生成物か、或はポリ−(p−ヒドロキ
シスチレン)、ポリ−(p−ヒドロキシ−α−メチルス
チレン)、或はp−ヒドロキシスチレン/p−ヒドロキ
シ−α−メチルスチレンの共重合体と、ジヒドロピラン
或はアルキルビニルエーテルとの反応生成物を使用する
のが好ましい。
【0007】本発明のポリマー結合剤と好適に共使用
し、感放射線組成物を調製しうる有機化合物の一例とし
て一般式(I):
【0008】
【化1】 [式中、R1 、R2 及びR3 は互いに同じであっても異
なっていてもよく、それぞれ場合によりヘテロ原子を含
有する脂肪族及び/或は芳香族基を意味し、或はR1
至R3 の2個が互いに結合して環を形成するが、R1
至R3 の少なくとも1個は少なくとも1個の、酸により
分裂可能の基を有し、R1 乃至R3 の1個は1個或は複
数個のさらに他のスルホニウム塩基と、場合により酸に
より分裂可能の基を介して、結合されることができ、X
- は非求核性反対イオンを意味する]のスルホニウム塩
を使用することが好ましい。
【0009】本発明のポリマー結合剤を用いた感放射線
混合物を露光後、60乃至90℃の温度に加熱し、次い
でアルカリ現像剤で現像することにより、ポジチブレジ
ストパターンが得られる。又上記と同様にして、但し露
光後に120乃至200℃の温度に加熱することにより
ネガチブレジストパターンが得られる。
【0010】本発明のポリマー結合剤を用いて調製され
た感放射線混合物の各組成分を以下に逐一説明する。
【0011】本発明のポリマー結合剤を製造するための
出発材料としては、フェノール樹脂、例えばノボラッ
ク、ことにp−クレゾール/ホルムアルデヒドを主体と
するノボラック、ポリ−(p−ヒドロキシスチレン)、
ポリ−(p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン)或はp
−ヒドロキシスチレン/p−ヒドロキシ−α−メチルス
チレン共重合体が挙げられる。これらは全体的或は部分
的にジヒドロピラン或はアルキルビニルエーテルと反応
せしめられ、例えばジヒドロピランとの反応生成物の場
合には、一般式(II)
【0012】
【化2】 [式中、Rは水素或は炭素原子1乃至3個を有するアル
キルを意味する]の基が導入される。
【0013】ノボラック(出発材料)としては、例えば
「ソリッド、ステイト、テクノロジー」1984年6月
号115−120頁におけるT.パンパローン(Pam
palone)の論稿「ノボラック、レジンス、ユーズ
ド、イン、ポジチブ、レジスト、システムズ」に記載さ
れているものが使用される。特殊な用途、例えば短波長
紫外線露光用には、p−クレゾール及びホルムアルデヒ
ドからのノボラックが好ましい。
【0014】次いでノボラックは、例えばエチルアセタ
ート中において、触媒的量の塩酸の存在下に、ジヒドロ
ピラン或はアルキルビニルエーテルと反応せしめられ、
フェノール性OH基が全部或は部分的に代替される。
【0015】ヒドロキシスチレンを主体とするフェノー
ル樹脂は、慣用の方法により種々の不飽和モノマーをラ
ジカル共重合或はイオン共重合して製造される。共重合
せしめられるべき不飽和コモノマーは、置換或は非置換
ヒドロキシスチレン、例えばp−ヒドロキシスチレン、
m−ヒドロキシスチレン、p−(テトラヒドロピラニル
−オキシ)−スチレン及びp−ヒドロキシ−α−メチル
スチレンが好ましい。
【0016】ヒドロキシスチレンを主体とするこれらの
ポリマーは、重合類似反応により、例えばポリ−(p−
ヒドロキシスチレン)をそれぞれ化学量論的量の或はこ
の理論量より少ない量の、例えばジヒドロピラン或はア
ルキルビニルエーテルと反応せしめられる。
【0017】アルキルビニルエーテルとしては、1乃至
8個の、好ましくは2乃至6個、ことに2乃至4個の炭
素原子をアルキル基中に有する、直鎖、分岐或は環式の
ものが挙げられる。ことに好ましいのはフェノール性ヒ
ドロキシ基を有する縮合物或は重合体をジヒドロピラン
とにより変換したものである。
【0018】本発明の結合剤におけるフェノール性ヒド
ロキシル基の10乃至100%、ことに15乃至30%
が、アルキルビニルエーテル或はジヒドロピランでエー
テル化されるのが好ましい。
【0019】共重合体(ポリマー結合剤)の組成はH−
NMRスペクトロスコープにより測定される。
【0020】本発明の結合剤から調製される感放射線混
合物中には、ポリマー結合剤が70乃至98%、ことに
80乃至95%含有され得る。
【0021】感放射線混合物を調製するために、本発明
の結合剤と混合される好ましい有機化合物は、少なくと
も1個のスルホニウム塩基と、少なくとも1個のt−ブ
チルカルボナート基或は少なくとも1個のシリルエーテ
ル基とを含有するものが好ましい。しかしながら、放射
線照射により強酸を形成し、同一分子内に酸により分裂
可能の基を含有するものであれば上記以外の化合物も使
用されうる。
【0022】好ましいこのような有機化合物は一般式
(I):
【0023】
【化3】 で表されるものである。
【0024】R1 、R2 及びR3 は互いに同じであって
も異なっていてもよく、それぞれ場合によりヘテロ原子
を有する脂肪族及び/或は芳香族基を意味し、或はR1
乃至R3 のうちの2個が結合して環を形成するが、R1
乃至R3 の少なくとも1個は少なくとも1個の酸により
分裂可能の基を含有し、R1 乃至R3 の1個は1個或は
複数個の他のスルホニウム塩基と、場合により酸により
分裂可能の基を介して、結合されることができ、X-
非求核性反対イオンを意味する。具体的には例えば反対
イオンとしてヘキサフルオロアルセナート、ヘキサフル
オロアンチモナート、ヘキサフルオロホスファート及び
/或はヘキサフルオロカルボナートを有するジメチル−
4−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル−スルホニ
ウム塩、上記反対イオンを有するフェニル−ビス−(4
−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル)−スルホニ
ウム塩、上記反対イオンを有するトリス−(4−t−ブ
トキシカルボニルオキシフェニル)−スルホニウム塩、
上記反対イオンを有する4−ヒドロキシフェニル−ビス
−(4−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル)−ス
ルホニウム塩或は上記反対イオンを有する1−ナフチル
−4−トリメチルシリルオキシテトラメチレン−スルホ
ニウム塩である。
【0025】ことに好ましい有機化合物は一般式(II
I):
【0026】
【化4】 で表されるものである。Rは水素、t−ブトキシカルボ
ニル及び/或はトリアルキルシリルを意味するが、Rの
うち少なくとも1個は水素であってはならない。
【0027】上記スルホニウム塩の製造法は、例えば西
独特許出願公開3721741号及び3721740号
公報に記載されている。
【0028】本発明の結合剤含有感放射線混合物中、結
合剤及び有機化合物の合計量に対し、この有機化合物は
好ましくは2乃至30重量%、ことに5乃至20重量%
含有される。
【0029】本発明のポリマー結合剤を含む感放射線混
合物は、X線、電子ビーム、紫外線に対して感応する。
長波長紫外線から可視光線波長域まで感応するように、
場合により微量の増感剤、例えばピレン、ペリレンを添
加することができる。特殊な波長範囲、例えば短波長紫
外線帯域(<300nm)における露光のため、それぞ
れの露光波長における高い透明度が要求される。水銀灯
を主体とする慣用の露光装置においては254nmライ
ンが使用され、また248nm(KrF)のエキシマレ
ーザ光が使用される。したがって、感放射線記録材料は
この波長帯域においてなるべく低い光学密度を持たねば
ならない。このような用途のためにはノボラックを主体
とする本発明におけるポリマー結合剤は、ヒドロキシス
チレンを主体とするポリマー結合剤がこの特殊な用途の
ために使用される場合に比し不適当である。
【0030】本発明のポリマー結合剤を含む感放射線混
合物からポジチブレリーフパターンの作製において、感
放射線混合物からなる感放射線記録層は、60乃至90
℃の温度に加熱することにより露光領域の水性アルカリ
溶媒に対する溶解性が増大せしめられ、この露光領域が
水性アルカリ現像剤により選択的に洗除されうる程度に
画像形成露光される。
【0031】ネガチブレリーフパターン作製において
は、感放射線記録層は、120乃至200℃の温度に加
熱することにより露光領域の水性アルカリ現像剤に対し
て最早溶解しなくなる程度に画像形成露光される。非露
光領域はこの処理により逆に水性アルカリ現像剤により
完全に洗除される。
【0032】フェノール系モノマー組成分の10乃至1
00%がアルキルビニルエーテル或はジヒドロピランと
反応せしめられたポリマー結合剤、例えばポリ−p−ヒ
ドロキシスチレンと、ポリマー結合剤と放射線の作用で
強酸を形成する有機化合物の合計量に対して5乃至20
重量%、ことに5乃至15重量%の有機化合物とを、適
当な不活性溶媒、例えばメチルグリコールアセタート或
はメチル−プロピレングリコール−アセタートに溶解さ
せ、固体分含有量を10乃至30重量%となるようにす
る。
【0033】この溶液を0.2μm網目のフィルターで
濾過する。このレジスト溶液を1000乃至10000
rpmの回転数でウエハ(例えば表面を酸化させた珪素
ウエハ)上に遠心力塗布して、レジストフィルム(厚さ
約1μm)を形成する。このウエハを90乃至80℃で
1乃至5分間加熱する。形成層をクロム被覆石英マスク
を介して水銀灯紫外線、エキシマレーザー光、電子ビー
ム或はX線により露光処理する。露光層を60乃至80
℃で5秒乃至2分間、或は120乃至200℃で10秒
乃至2分間加熱する。このように熱処理された層をアル
カリ現像剤で現像処理し、60乃至80℃の低温熱処理
をした場合には露光領域が選択的に溶解洗除され、12
0℃以上の高温熱処理した場合には非露光領域が選択的
に溶解洗除される。
【0034】現像剤としては市販の、例えばナトリウム
ヒドロキシド、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム或はテト
ラアルキルアンモニウムヒドロキシドを主体とする市販
のものが使用される。
【0035】本発明のポリマー結合剤を含む感放射線混
合物は、ことに高感度、良好な解像度、処理の容易性を
示し、従って短波長紫外線によるリトグラフィーに特に
適する。
【0036】以下の実施例における部及びパーセントは
明示されない限りすべて重量部及び重量%である。
【0037】
【実施例】
ポリマー結合剤の合成 分子量Mw(光散乱)62000g/モルのポリ−(p
−ヒドロキシスチレン)2部をエチルアセタート20部
に溶解させる。これにジヒドロピラン10部及び濃塩酸
0.5部を添加する。この混合物を室温において62時
間反応させ、次いでリグロイン中に沈殿させる。生成ポ
リマーを希釈炭酸水素ナトリウムで洗浄し、50℃減圧
下に乾燥する。そのIRスペクトロープ及びH−NMR
スペクトロープ分析により、フェノール性OHが完全に
エーテル化されており、ポリ−(p−ヒドロキシスチレ
ン)のテトラヒドロピラニルエーテルが形成されている
ことが認められる。
【0038】同様にしてそれぞれ理論量のジヒドロピラ
ンを添加して、部分的にエーテル化されたフェノール基
を有するポリマーが製造される。
【0039】また、ジヒドロピランの代わりに、それと
同じ当量のアルキルビニルエーテルを添加して、エーテ
ル化されたフェノール基を有するポリマーが製造され
る。
【0040】ポリマー結合剤の用途例1 レジスト溶液の調製 10部のトリス−(4−t−ブトキシカルボニルオキシ
フェニル)−スルホニウムヘキサフルオロアルセナー
ト、90部の、p−ヒドロキシスチレン/p−2−テト
ラヒドロピラニル−オキシスチレン(75:25)共重
合体(分子量Mn=22000g/モル(GPC))及
び400部のメチルプロピレングリコールアセタートか
らフォトレジスト溶液を調製する。この溶液を0.2μ
m網目のフィルターで濾過する。
【0041】リトグラフィー試験 (a)ポジチブ法 レジスト溶液を7900rpmの回転数でSiO2 被覆
珪素ウエハ上に遠心力塗布し、1.07μm厚さの層を
形成する。このウエハを90℃で1分間乾燥し、次いで
テストマスクを通して波長248nmのエキシマレーザ
ー光で15秒間コンタクト法で画像形成露光に付し、次
いで70℃で60秒間熱処理し、アルカリ現像剤(pH
値12.3)で60秒間現像処理する。露光領域は完全
に洗除され、マスクに忠実なポジチブ画像を有するレジ
ストパターンが得られる。感度は100mJ/cm2
ある。 (b)ネガチブ法 上記(a)のようにしてレジスト溶液を遠心力塗布し
(層厚さ1.005μm)、90℃で1分間加熱する。
次いでテストマスクを介して、波長248nmのエキシ
マレーザー光で20秒間画像形成露光し、次いで120
℃で1分間熱処理する。アルカリ性現像剤(pH12.
3)により90秒間現像すると、非露光領域は完全に洗
除されるが、露光領域は約1μmの厚さの層が残存す
る。感度は70mJ/cm2 で、マスクのネガチブパタ
ーンが形成される。
【0042】ポリマー結合剤の用途例2 10部のトリス−(4−t−ブトキシカルボニルオキシ
フェニル)−スルホニウムヘキサフルオロホスファー
ト、90部の、p−ヒドロキシスチレン/p−2−テト
ラヒドロピラニル−オキシスチレン(90:10)共重
合体(分子量Mn=16500g/モル(GPC))及
び400部のメチルプロピレングリコールアセタートか
らフォトレジスト溶液を調製する。次いでこの溶液を
0.2μm網目のフィルターで濾過する。
【0043】このレジスト溶液を9820rpmの回転
数でSiO2 被覆珪素ウエハ上に遠心力塗布して0.9
9μm厚さの層を形成する。このウエハを90℃で1分
間乾燥し、次いでテストマスクを介してして波長248
nmのエキシマレーザー光で15秒間画像形成露光し、
次いで80℃で60秒間熱処理する。pH値12.3の
現像液で60秒間現像処理すると、露光領域は完全に洗
除され、マスクのポジチブ再生画像を有するレリーフパ
ターンが得られる。感度は250mJ/cm2である。
【0044】上記混合物を120℃で熱処理すると相当
するネガチブパターンが得られる。感度は100mJ/
cm2 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 125/18 C09D 125/18 161/08 161/08 G03F 7/023 511 G03F 7/023 511 7/038 601 7/038 601 H01L 21/027 H01L 21/30 502R (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00 - 7/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール性ヒドロキシル基含有ポリマ
    ーのヒドロキシル基とジヒドロピラン或はアルキルビニ
    ルエーテルとの反応生成物、或はフェノール性ヒドロキ
    シル基含有モノマー化合物のヒドロキシル基とジヒドロ
    ピラン或はアルキルビニルエーテルとの反応生成物の重
    合或は重縮合により得られる重合体或は重縮合物からな
    ることを特徴とするポジチブ及びネガチブ処理感放射線
    混合物用ポリマー結合剤。
  2. 【請求項2】 前記ポリマー中に当初から存在するフェ
    ノール性ヒドロキシル基の10乃至100%とジヒドロ
    ピラン或はアルキルビニルエーテルとの反応生成物から
    なることを特徴とする請求項1記載のポリマー結合剤。
  3. 【請求項3】 フェノール性ヒドロキシル基含有ポリマ
    ーが、p−クレゾール/ホルムアルデヒドを主体とする
    ノボラックであることを特徴とする請求項1又は2記載
    のポリマー結合剤。
  4. 【請求項4】 フェノール性ヒドロキシル基含有ポリマ
    ーが、ポリ−(p−ヒドロキシスチレン)、ポリ−(p
    −ヒドロキシ−α−メチルスチレン)、或はp−ヒドロ
    キシスチレン/p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン共
    重合体であることを特徴とする請求項1又は2記載のポ
    リマー結合剤。
  5. 【請求項5】 請求項3のポリマー結合剤を含む感放射
    線混合物を短波長紫外にて露光することを特徴とする感
    放射線混合物の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項4のポリマー結合剤を含む感放射
    線混合物を248nm(KrF)のエキシマレーザ光に
    て露光することを特徴とする感放射線混合物の画像形成
    方法。
JP9060810A 1988-05-19 1997-03-14 ポジチブ及びネガチブ処理感放射線混合物用ポリマー結合剤及びその結合剤を含む混合物の画像形成方法 Expired - Fee Related JP2818406B2 (ja)

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