JP2813196B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 34
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003702 image correction Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/60—Rotation of whole images or parts thereof
- G06T3/602—Rotation of whole images or parts thereof by block rotation, e.g. by recursive reversal or rotation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/40068—Modification of image resolution, i.e. determining the values of picture elements at new relative positions
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、解像度の粗い画像を解像度の大きい画像に
変換する画像処理装置に関する。
変換する画像処理装置に関する。
[従来の技術] グループ3ファクシミリ装置では、画像を読み取ると
きの解像度が標準解像度と、その標準解像度よりも副走
査方向の分解能が2倍に設定されている高解像度の2種
類が用いられている。
きの解像度が標準解像度と、その標準解像度よりも副走
査方向の分解能が2倍に設定されている高解像度の2種
類が用いられている。
この場合、標準解像度の画像を構成する画素は、主走
査方向の寸法LM1および副走査方向の寸法LS1がそれぞれ
1/8(mm)と1/3.85mmに設定されており(第7図(a)
参照)、高解像度の画像を構成する画素は、主走査方向
の寸法LM2が1/7.7(mm)に設定されている。
査方向の寸法LM1および副走査方向の寸法LS1がそれぞれ
1/8(mm)と1/3.85mmに設定されており(第7図(a)
参照)、高解像度の画像を構成する画素は、主走査方向
の寸法LM2が1/7.7(mm)に設定されている。
当然のことながら、高解像度の画像は、標準解像度の
画像よりも画素サイズが小さいために、高解像度で読み
取って得た画情報を送信して、受信側でも高解像度で画
像を記録した場合、受信側で得られる受信画像の品質が
かなり良好なものとなる。
画像よりも画素サイズが小さいために、高解像度で読み
取って得た画情報を送信して、受信側でも高解像度で画
像を記録した場合、受信側で得られる受信画像の品質が
かなり良好なものとなる。
また、近年では、高解像度よりも主走査方向および副
走査方向の分解能がおのおの2倍に設定されている細密
解像度で画像を読み取り、記録できるファクシミリ装置
も実用されている。
走査方向の分解能がおのおの2倍に設定されている細密
解像度で画像を読み取り、記録できるファクシミリ装置
も実用されている。
かかる細密解像度の画像を構成する画素は、主走査方
向の寸法LM2および副走査方向の寸法LS2がそれぞれ1/16
(mm)と1/15.4(mm)に設定されており(第7図(c)
参照)、したがって、細密解像度で読み取って得た画情
報を送信して、受信側でも細密解像度で画像を記録した
場合、受信側で得られる受信画像の品質は、高解像度の
受信画像の品質よりもさらに良好なものとなる。
向の寸法LM2および副走査方向の寸法LS2がそれぞれ1/16
(mm)と1/15.4(mm)に設定されており(第7図(c)
参照)、したがって、細密解像度で読み取って得た画情
報を送信して、受信側でも細密解像度で画像を記録した
場合、受信側で得られる受信画像の品質は、高解像度の
受信画像の品質よりもさらに良好なものとなる。
さて、このように、細密解像度で画像を読み取り/記
録できるファクシミリ装置が、細密解像度の読み取り機
能をもっていないファクシミリ装置から画情報を受信す
るとき、その送信側のファクシミリ装置が高解像度の読
み取り機能をもっている場合には、送信側のファクシミ
リ装置は高解像度で読み取り処理した画情報を送信して
くる。
録できるファクシミリ装置が、細密解像度の読み取り機
能をもっていないファクシミリ装置から画情報を受信す
るとき、その送信側のファクシミリ装置が高解像度の読
み取り機能をもっている場合には、送信側のファクシミ
リ装置は高解像度で読み取り処理した画情報を送信して
くる。
このようにして、細密解像度の記録装置をもっている
ファクシミリ装置が、高解像度の画情報を受信したと
き、その受信画情報をそのままの状態で記録出力する
と、縦横寸法がそれぞれ1/2の受信画像が得られる。
ファクシミリ装置が、高解像度の画情報を受信したと
き、その受信画情報をそのままの状態で記録出力する
と、縦横寸法がそれぞれ1/2の受信画像が得られる。
そこで、このような場合には、高解像度の画情報を縦
横にそれぞれ2倍に増やすことで、原画像と同じ寸法の
画像を記録出力できるようにしている。
横にそれぞれ2倍に増やすことで、原画像と同じ寸法の
画像を記録出力できるようにしている。
ところで、このようにして画情報を変換すると高解像
度の画質の受信画像が得られるが、この受信画像は、も
ともとそのファクシミリ装置が備えている細密解像度で
読み取って記録したときの画像に比べて画質が悪い。通
常、細密解像度を備えたファクシミリ装置は、高解像度
までの機能を備えたファクシミリ装置に比べて高価であ
るため、期待している画像よりも画質の悪い受信画像ば
かり記録出力されるのでは、そのファクシミリ装置の使
用者は不満を感じる。そこで、かかる不都合を解消する
ために、いわゆるスムージング処理が行なわれている。
度の画質の受信画像が得られるが、この受信画像は、も
ともとそのファクシミリ装置が備えている細密解像度で
読み取って記録したときの画像に比べて画質が悪い。通
常、細密解像度を備えたファクシミリ装置は、高解像度
までの機能を備えたファクシミリ装置に比べて高価であ
るため、期待している画像よりも画質の悪い受信画像ば
かり記録出力されるのでは、そのファクシミリ装置の使
用者は不満を感じる。そこで、かかる不都合を解消する
ために、いわゆるスムージング処理が行なわれている。
このスムージング処理は、ファクシミリ装置でやりと
りされる原稿画像に含まれている画像のうち、主走査方
向に対して45度傾斜している画像の白黒境界部分の解像
度を細密解像度に変換するものである。
りされる原稿画像に含まれている画像のうち、主走査方
向に対して45度傾斜している画像の白黒境界部分の解像
度を細密解像度に変換するものである。
一般に、主走査方向に平行な線、および、副走査方向
に平行な線を除いた場合、主走査方向に対して45度傾斜
している線の画像が、原稿画像に占める割合は50%であ
るといわれており、かかる画像の境界部分だけでも細密
解像度に変換すると、かなりの記録画像の画質の向上を
期待できる。
に平行な線を除いた場合、主走査方向に対して45度傾斜
している線の画像が、原稿画像に占める割合は50%であ
るといわれており、かかる画像の境界部分だけでも細密
解像度に変換すると、かなりの記録画像の画質の向上を
期待できる。
すなわち、高解像度の注目画素xに隣接している高解
像度の画素a,b,c,d,e,f,g,hを考え(第9図(a)参
照)、注目画素xが「黒(ハッチングで示す)」で、か
つ、それらの画素a,b,c,d,e,f,g,hがそれぞれ「白」、
「白」、「黒」、「白」、「黒」、「黒」、「黒」、
「黒」になっているときには(第10図(a)参照)、そ
の注目画素xを微細解像度の画素x00,x01,x10,x11(第
9図(b)参照)に変換するときに、それぞれ画素x00,
x01,x10,x11の内容を「白」、「黒」、「黒」、「黒」
に設定する。
像度の画素a,b,c,d,e,f,g,hを考え(第9図(a)参
照)、注目画素xが「黒(ハッチングで示す)」で、か
つ、それらの画素a,b,c,d,e,f,g,hがそれぞれ「白」、
「白」、「黒」、「白」、「黒」、「黒」、「黒」、
「黒」になっているときには(第10図(a)参照)、そ
の注目画素xを微細解像度の画素x00,x01,x10,x11(第
9図(b)参照)に変換するときに、それぞれ画素x00,
x01,x10,x11の内容を「白」、「黒」、「黒」、「黒」
に設定する。
また、注目画素xが「白」で、かつ、隣接する画素a,
b,c,d,e,f,g,hがそれぞれ「黒」、「黒」、「白」、
「黒」、「白」、「白」、「白」、「白」になっている
ときには(第10図(b)参照)、その注目画素xの変換
後の画素x00,x01,x10,x11の内容を「黒」、「白」、
「白」、「白」に設定する。
b,c,d,e,f,g,hがそれぞれ「黒」、「黒」、「白」、
「黒」、「白」、「白」、「白」、「白」になっている
ときには(第10図(b)参照)、その注目画素xの変換
後の画素x00,x01,x10,x11の内容を「黒」、「白」、
「白」、「白」に設定する。
それ以外の場合には、注目画素xの変換後の画素x00,
x01,x10,x11の内容は、全て注目画素xの内容と同一に
設定する。
x01,x10,x11の内容は、全て注目画素xの内容と同一に
設定する。
このようなスムージング処理により、例えば、第11図
(a)に示したような高解像度の画像が、同図(b)に
示したような細密解像度の画像に変換される。
(a)に示したような高解像度の画像が、同図(b)に
示したような細密解像度の画像に変換される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
不都合を生じていた。
すなわち、送信装置が高解像度の読み取り機能を備え
ていない場合には、標準解像度で読み取って処理した画
情報を送信してくる。
ていない場合には、標準解像度で読み取って処理した画
情報を送信してくる。
そこで、このような標準解像度の画像に対して、高解
像度の画像と同様のスムージング処理を適用しようとす
ると(第12図参照)、45度の斜線の上側の凸部および下
側の凹部の画素判定が適切に行われず、その結果、記録
画像がかえって劣化するという不都合を生じることがあ
った。
像度の画像と同様のスムージング処理を適用しようとす
ると(第12図参照)、45度の斜線の上側の凸部および下
側の凹部の画素判定が適切に行われず、その結果、記録
画像がかえって劣化するという不都合を生じることがあ
った。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、標
準解像度の画像を細密解像度の記録装置で記録したとき
の画質劣化を抑制できる画像処理装置を提供することを
目的としている。
準解像度の画像を細密解像度の記録装置で記録したとき
の画質劣化を抑制できる画像処理装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、標準解像度の画素を高解像度の画素に変換
するときその変換する注目画素およびその隣接画素で形
成される領域内で画像の白黒境界が主走査方向に対して
傾斜しておりかつその境界に注目画素が含まれる場合に
は注目画素の変換後の画素のうち前ライン側の画素の内
容を原画素の内容と反転する線密度変換処理手段と、こ
の線密度変換処理手段の変換後の画素を細密解像度の画
像に変換するときその変換する注目画素およびその隣接
する画素で形成される領域内での画素の白黒変化態様に
基づいて注目画素の変換後の内容を決定するスムージン
グ処理手段を備えたものである。
するときその変換する注目画素およびその隣接画素で形
成される領域内で画像の白黒境界が主走査方向に対して
傾斜しておりかつその境界に注目画素が含まれる場合に
は注目画素の変換後の画素のうち前ライン側の画素の内
容を原画素の内容と反転する線密度変換処理手段と、こ
の線密度変換処理手段の変換後の画素を細密解像度の画
像に変換するときその変換する注目画素およびその隣接
する画素で形成される領域内での画素の白黒変化態様に
基づいて注目画素の変換後の内容を決定するスムージン
グ処理手段を備えたものである。
[作用] したがって、標準解像度の画像を一旦高解像度の画像
に変換するとともに、その変換時には、主走査方向に対
して傾斜している部分を適切な標準解像度の画像に修正
し、その標準解像度の画像をスムージング処理すること
で細密解像度の画像を形成しているので、標準解像度の
画像を適切にスムージング処理することができる。
に変換するとともに、その変換時には、主走査方向に対
して傾斜している部分を適切な標準解像度の画像に修正
し、その標準解像度の画像をスムージング処理すること
で細密解像度の画像を形成しているので、標準解像度の
画像を適切にスムージング処理することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
まず、本発明の原理について説明する。
本発明では、まず、標準解像度の画像を、副走査方向
に画素を2分割した高解像度の画像に一旦変換するが、
そのときに、主走査方向に対して45度の傾きをもつ画像
の白黒境界を検出すると、変換後の画像もその白黒境界
部が主走査方向に対して45度の傾斜を保つように、変換
後の画像を修正する。
に画素を2分割した高解像度の画像に一旦変換するが、
そのときに、主走査方向に対して45度の傾きをもつ画像
の白黒境界を検出すると、変換後の画像もその白黒境界
部が主走査方向に対して45度の傾斜を保つように、変換
後の画像を修正する。
このとき、その変換する標準解像度の注目画素Xに隣
接している画素A,B,C,D,E,F,G,Hを考え(第1図(a)
参照)、注目画素Xが「黒」で、かつ、それらの画素A,
B,C,D,E,F,G,Hがそれぞれ「白」、「白」、「白」、
「白」、「黒」、「黒」、「不定(白または黒;破線の
ハッチングで示す)」、「不定」になっているときには
(同図(c)参照)その注目画素Xを高解像度の画素
X1,X2(第1図(b)参照)に変換するときに、それぞ
れ画素X1,X2の内容を「白」、「黒」に設定する。
接している画素A,B,C,D,E,F,G,Hを考え(第1図(a)
参照)、注目画素Xが「黒」で、かつ、それらの画素A,
B,C,D,E,F,G,Hがそれぞれ「白」、「白」、「白」、
「白」、「黒」、「黒」、「不定(白または黒;破線の
ハッチングで示す)」、「不定」になっているときには
(同図(c)参照)その注目画素Xを高解像度の画素
X1,X2(第1図(b)参照)に変換するときに、それぞ
れ画素X1,X2の内容を「白」、「黒」に設定する。
また、注目画素Xが「白」で、かつ、隣接する画素A,
B,C,D,E,F,G,Hがそれぞれ「不定」、「黒」、「黒」、
「黒」、「白」、「白」、「不定」、「不定」になって
いるときには(第1図(d)参照)、その注目画素Xの
変換後の画素X1,X2の内容を「黒」、「白」に設定す
る。
B,C,D,E,F,G,Hがそれぞれ「不定」、「黒」、「黒」、
「黒」、「白」、「白」、「不定」、「不定」になって
いるときには(第1図(d)参照)、その注目画素Xの
変換後の画素X1,X2の内容を「黒」、「白」に設定す
る。
それ以外の場合には、注目画素Xの変換後の画素X1,X
2の内容は、全て注目画素Xの内容と同一に設定する。
2の内容は、全て注目画素Xの内容と同一に設定する。
すなわち、注目画素Xが、主走査方向に対して45度に
傾斜している画像部分の境界を構成しているときには、
変換後の画素X1を注目画素Xと反対の状態に、また、変
換後の画素X2を注目画素Xと同じ状態にそれぞれ設定す
る。
傾斜している画像部分の境界を構成しているときには、
変換後の画素X1を注目画素Xと反対の状態に、また、変
換後の画素X2を注目画素Xと同じ状態にそれぞれ設定す
る。
したがって、第2図(a)に示したように、主走査方
向に対して45度に傾斜している画像を標準解像度で読み
取ったときにその標準解像度の画像にあらわれる境界部
分が、同図(b)に示すように、その画像を高解像度で
読み取ったときにその高解像度の画像にあらわれる境界
部分と同じ内容となる。
向に対して45度に傾斜している画像を標準解像度で読み
取ったときにその標準解像度の画像にあらわれる境界部
分が、同図(b)に示すように、その画像を高解像度で
読み取ったときにその高解像度の画像にあらわれる境界
部分と同じ内容となる。
そして、その高解像度の画像を、従来技術と同様のス
ムージング処理することにより、同図(c)に示すよう
に、細密解像度の画像が得られる。
ムージング処理することにより、同図(c)に示すよう
に、細密解像度の画像が得られる。
このようにして、標準解像度の画像をスムージング処
理することができる。
理することができる。
第3図は、本発明の一実施例にかかる画像処理装置を
示している。
示している。
この画像処理装置は、標準解像度の画像を高解像度の
画像に変換するための画像変換処理部1、高解像度の画
像を細密解像度の画像に変換するスムージング処理部
2、および、スムージング処理部2に入力する画像信号
を選択する選択回路3から構成されている。
画像に変換するための画像変換処理部1、高解像度の画
像を細密解像度の画像に変換するスムージング処理部
2、および、スムージング処理部2に入力する画像信号
を選択する選択回路3から構成されている。
画像変換処理部1において、線密度変換処理部5は、
図示しない主制御部から入力した3ライン分の標準解像
度の画信号DT1,DT2,DT3に基づいて、注目画素Xを高解
像度の画素X1,X2に変換するものであり、画素X1の画信
号DC1は3回路の切換回路6の切換接続端6bb,6caに加え
られるとともに、スイッチ7を介して1ライン分の記憶
容量をもつラインバッファ8の入力端に加えられる。な
お、画信号DT1,DT2,DT3は、図示しない画像メモリなど
から、それぞれ8ビットパラレルの状態で転送されてく
る。
図示しない主制御部から入力した3ライン分の標準解像
度の画信号DT1,DT2,DT3に基づいて、注目画素Xを高解
像度の画素X1,X2に変換するものであり、画素X1の画信
号DC1は3回路の切換回路6の切換接続端6bb,6caに加え
られるとともに、スイッチ7を介して1ライン分の記憶
容量をもつラインバッファ8の入力端に加えられる。な
お、画信号DT1,DT2,DT3は、図示しない画像メモリなど
から、それぞれ8ビットパラレルの状態で転送されてく
る。
画素X2の画信号DC2は、切換回路6の切換接続端6cbに
加えられるとともに、スイッチ9を介して1ライン分の
記憶容量をもつラインバッファ10の入力端に加えられて
いる。
加えられるとともに、スイッチ9を介して1ライン分の
記憶容量をもつラインバッファ10の入力端に加えられて
いる。
ラインバッファ8からの読み出し信号は、スイッチ11
を介して切換回路6の切換接続端6aaに加えられてお
り、また、ラインバッファ10からの読み出し信号は、切
換回路6の切換接続端6ab,6baに加えられている。
を介して切換回路6の切換接続端6aaに加えられてお
り、また、ラインバッファ10からの読み出し信号は、切
換回路6の切換接続端6ab,6baに加えられている。
切換回路6のコモン接続端6ac,6bc,6ccは、それぞれ
選択回路3の一方の選択入力端3ab,3bb,3cbに加えられ
ている。
選択回路3の一方の選択入力端3ab,3bb,3cbに加えられ
ている。
また、選択回路3の他方の選択入力端3aa,3ba,3caに
は、線密度変換処理部5より出力されている、隣接画素
Bの画信号DB、注目画素Xの画信号DX、および、隣接画
素Gの画信号DGがそれぞれ加えられている。
は、線密度変換処理部5より出力されている、隣接画素
Bの画信号DB、注目画素Xの画信号DX、および、隣接画
素Gの画信号DGがそれぞれ加えられている。
主制御部から出力され、画素X1についての変換処理を
行なうときには論理Hレベルに設定され、画素X2につい
ての変換処理を行なうときには論理Lレベルに設定され
る信号TGLは、スイッチ7,11、および、切換回路6に加
えられているとともに、インバータ12を介してスイッチ
9に加えられている。
行なうときには論理Hレベルに設定され、画素X2につい
ての変換処理を行なうときには論理Lレベルに設定され
る信号TGLは、スイッチ7,11、および、切換回路6に加
えられているとともに、インバータ12を介してスイッチ
9に加えられている。
信号TGLが論理Hレベルになっているときには、スイ
ッチ7,11がオンし、切換回路6が切換接続端6aa,6ba,6c
aをそれぞれコモン接続端6ac,6bc,6ccに接続し、スイッ
チ9がオフする。また、信号TGLが論理Lレベルになっ
ているときには、反対に、スイッチ7,11がオフし、切換
回路6が切換接続端6ab,6bb,6cbをそれぞれコモン接続
端6ac,6bc,6ccに接続し、スイッチ9がオンする。
ッチ7,11がオンし、切換回路6が切換接続端6aa,6ba,6c
aをそれぞれコモン接続端6ac,6bc,6ccに接続し、スイッ
チ9がオフする。また、信号TGLが論理Lレベルになっ
ているときには、反対に、スイッチ7,11がオフし、切換
回路6が切換接続端6ab,6bb,6cbをそれぞれコモン接続
端6ac,6bc,6ccに接続し、スイッチ9がオンする。
主制御部から出力され、標準解像度の画像を処理する
ときには論理Lレベルに設定され、高解像度の画像を処
理するときには論理Hレベルに設定される信号DTLは、
選択回路3に加えられている。
ときには論理Lレベルに設定され、高解像度の画像を処
理するときには論理Hレベルに設定される信号DTLは、
選択回路3に加えられている。
信号DTLが論理Lレベルになっているときには、選択
回路3は、選択入力端3ab,3bb,3cbに加えられている信
号をそれぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムージング処理
部2に出力し、また、信号DTLが論理Hレベルになって
いるときには、選択回路3は、選択入力端3aa,3ba,3ca
に加えられている信号DB,DX,DGをそれぞれ信号DI1,DI2,
DI3としてスムージング処理部2に出力する。
回路3は、選択入力端3ab,3bb,3cbに加えられている信
号をそれぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムージング処理
部2に出力し、また、信号DTLが論理Hレベルになって
いるときには、選択回路3は、選択入力端3aa,3ba,3ca
に加えられている信号DB,DX,DGをそれぞれ信号DI1,DI2,
DI3としてスムージング処理部2に出力する。
第4図は、線密度変換処理部5の一例を示している。
なお、同図においては、システムクロック信号などの同
期信号を省略している。
なお、同図においては、システムクロック信号などの同
期信号を省略している。
同図において、8ビットパラレルの画信号DT1,DT2,DT
3は、それぞれラッチ回路21,22,23に入力されて記憶さ
れ、このラッチ回路21,22,23の記憶信号は、パラレル/
シリアル変換器24,25,26に加えられている。
3は、それぞれラッチ回路21,22,23に入力されて記憶さ
れ、このラッチ回路21,22,23の記憶信号は、パラレル/
シリアル変換器24,25,26に加えられている。
パラレル/シリアル変換器24,25,26はクロック信号に
同期して、ラッチ回路21,22,23より入力した8ビットパ
ラレル信号をシリアル信号に変換するものであり、その
シリアル信号は、それぞれ標準解像度の注目画素Xの隣
接画素A,D,F(第1図(a)参照)の信号DA,DD,DFとし
て、Dフリップフロップ回路27,28,29にそれぞれ加えら
れているとともに、画素変換処理部30に加えられてい
る。
同期して、ラッチ回路21,22,23より入力した8ビットパ
ラレル信号をシリアル信号に変換するものであり、その
シリアル信号は、それぞれ標準解像度の注目画素Xの隣
接画素A,D,F(第1図(a)参照)の信号DA,DD,DFとし
て、Dフリップフロップ回路27,28,29にそれぞれ加えら
れているとともに、画素変換処理部30に加えられてい
る。
Dフリップフロップ回路27の出力信号は、隣接画素B
(第1図(a)参照)の信号DBとして、Dフリップフロ
ップ回路31および画素変換処理部30に加えられるととも
に、選択回路3に出力されている。
(第1図(a)参照)の信号DBとして、Dフリップフロ
ップ回路31および画素変換処理部30に加えられるととも
に、選択回路3に出力されている。
Dフリップフロップ回路28の出力信号は、注目画素X
(第1図(a)参照)の信号DXとして、Dフリップフロ
ップ回路32および切換回路33の一方の切換入力端33bに
加えられるとともに、インバータ34を介して切換回路33
の他方の切換入力端33aに加えられ、さらに、信号DC2と
して次段回路出力されるとともに、選択回路3に出力さ
れている。
(第1図(a)参照)の信号DXとして、Dフリップフロ
ップ回路32および切換回路33の一方の切換入力端33bに
加えられるとともに、インバータ34を介して切換回路33
の他方の切換入力端33aに加えられ、さらに、信号DC2と
して次段回路出力されるとともに、選択回路3に出力さ
れている。
Dフリップフロップ回路29の出力信号は、隣接画素G
(第1図(a)参照)の信号DGとして、Dフリップフロ
ップ回路35および画素変換処理部30に加えられるととも
に、選択回路3に出力されている。
(第1図(a)参照)の信号DGとして、Dフリップフロ
ップ回路35および画素変換処理部30に加えられるととも
に、選択回路3に出力されている。
Dフリップフロップ回路31,32,35の出力信号は、それ
ぞれ隣接画素C,E,H(第1図(a)参照)の信号DC,DE,D
Hとして、画素変換処理部30に加えられている。
ぞれ隣接画素C,E,H(第1図(a)参照)の信号DC,DE,D
Hとして、画素変換処理部30に加えられている。
切換回路33のコモン接続端33cの信号は、信号DC1とし
て次段回路に出力されている。
て次段回路に出力されている。
画素変換処理部30は、信号DA,DB,DCが白画素をあらわ
すデータ「1」になっており、かつ、信号DE,DFが黒画
素をあらわすデータ「0」になっている場合には、反転
信号INVを論理Hレベルに立ち上げて、切換回路33に切
換接続端33aを選択させる。
すデータ「1」になっており、かつ、信号DE,DFが黒画
素をあらわすデータ「0」になっている場合には、反転
信号INVを論理Hレベルに立ち上げて、切換回路33に切
換接続端33aを選択させる。
それ以外の場合には、反転信号INVを論理Lレベルに
立ち下げておき、切換回路33が切換接続端33bを選択す
る状態に設定しておく。
立ち下げておき、切換回路33が切換接続端33bを選択す
る状態に設定しておく。
したがって、注目画素Xが主走査方向に対して45度の
傾斜をもつ境界部分に一致していないときには反転さ
れ、それ以外の場合には非反転の状態で、信号DXが切換
回路33を介して信号DC1として次段回路に出力される。
傾斜をもつ境界部分に一致していないときには反転さ
れ、それ以外の場合には非反転の状態で、信号DXが切換
回路33を介して信号DC1として次段回路に出力される。
また、注目画素Xの信号DXは、信号DC2としてそのま
ま次段回路に出力される。
ま次段回路に出力される。
第5図は、スムージング処理部2の一例を示してい
る。なお、同図においては、システムクロック信号など
の同期信号を省略している。
る。なお、同図においては、システムクロック信号など
の同期信号を省略している。
信号DI1,DI2,DI3は、それぞれ高解像度の注目画素x
の隣接画素a,d,f(第9図(a)参照)の信号Da,Dd,Df
としてDフリップフロップ回路41,42,43に加えられると
ともに、画素変換テーブルROM(リード・オンリ・メモ
リ)44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加えられて
いる。
の隣接画素a,d,f(第9図(a)参照)の信号Da,Dd,Df
としてDフリップフロップ回路41,42,43に加えられると
ともに、画素変換テーブルROM(リード・オンリ・メモ
リ)44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加えられて
いる。
Dフリップフロップ回路41,42,43の出力信号は、それ
ぞれ隣接画素bの信号Db、注目画素xの信号Dx、およ
び、隣接画素gの信号Dgとして、それぞれDフリップフ
ロップ回路45,46,47に加えられるとともに、画素変換テ
ーブルROM44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加え
られている。
ぞれ隣接画素bの信号Db、注目画素xの信号Dx、およ
び、隣接画素gの信号Dgとして、それぞれDフリップフ
ロップ回路45,46,47に加えられるとともに、画素変換テ
ーブルROM44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加え
られている。
Dフリップフロップ回路45,46,47の出力信号は、それ
ぞれ隣接画素c,e,hの信号Dc,De,Dhとして、画素変換テ
ーブルROM44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加え
られている。
ぞれ隣接画素c,e,hの信号Dc,De,Dhとして、画素変換テ
ーブルROM44のそれぞれ対応するアドレス入力端に加え
られている。
画素変換テーブルROM44は、隣接画素a,b,c,d,e,f,g,h
および注目画素xのそれぞれの信号Da,Db,Dc,De,Df,Dg,
Dh,Dxの内容があらわすアドレス値に対応して、周知の
スムージング処理を適用して注目画素xを細密解像度の
画素x00,x01,x10,x11に変換したときのその画素x00,
x01,x10,x11の内容をあらわす4ビットのデータDMMを記
憶するものであり、この画素変換テーブルROM44から読
み出された4ビットのデータDMMは、パラレル/シリア
ル変換器48に加えられている。
および注目画素xのそれぞれの信号Da,Db,Dc,De,Df,Dg,
Dh,Dxの内容があらわすアドレス値に対応して、周知の
スムージング処理を適用して注目画素xを細密解像度の
画素x00,x01,x10,x11に変換したときのその画素x00,
x01,x10,x11の内容をあらわす4ビットのデータDMMを記
憶するものであり、この画素変換テーブルROM44から読
み出された4ビットのデータDMMは、パラレル/シリア
ル変換器48に加えられている。
パラレル/シリアル変換器48は、データDMMの最初の
2ビットデータを信号DSM1として、また、それ以外の2
ビットデータを信号DSM2としてそれぞれシリアル出力す
るものである。
2ビットデータを信号DSM1として、また、それ以外の2
ビットデータを信号DSM2としてそれぞれシリアル出力す
るものである。
以上の構成で、ラインNの標準解像度の画像を細密解
像度の画像に変換する場合について説明する。
像度の画像に変換する場合について説明する。
なお、以下の説明において、ライン(K)1,(K)2は、標
準解像度のラインKの画像を高解像度の画像に変換した
ときに得られた高解像度の画像のうちそれぞれ前ライン
側および後ライン側の画像をあらわし、画信号D(K)1,D
(K)2は、それぞれライン(K)1,(K)2の画信号をあらわ
す。また、ライン(L)1U,(L)1Lは、高解像度のライン(L)
1の画像を細密解像度の画像に変換して得られた画像の
うちそれぞれ前ライン側および後ライン側の画像をあら
わし、画信号D(L)1U,D(L)1Lは、ライン(L)1U,(L)1Lの画
信号をあらわす。
準解像度のラインKの画像を高解像度の画像に変換した
ときに得られた高解像度の画像のうちそれぞれ前ライン
側および後ライン側の画像をあらわし、画信号D(K)1,D
(K)2は、それぞれライン(K)1,(K)2の画信号をあらわ
す。また、ライン(L)1U,(L)1Lは、高解像度のライン(L)
1の画像を細密解像度の画像に変換して得られた画像の
うちそれぞれ前ライン側および後ライン側の画像をあら
わし、画信号D(L)1U,D(L)1Lは、ライン(L)1U,(L)1Lの画
信号をあらわす。
この場合、主制御部により信号DTLは論理Lレベルに
設定されており、したがって、選択回路3は画像変換処
理部1の出力信号を選択する状態になっている。また、
このときには、ラインバッファ8,9にそれぞれライン
(N−1)の画信号D(N-1)1,D(N-1)2が記憶されている
(第6図(d),(e)参照)。
設定されており、したがって、選択回路3は画像変換処
理部1の出力信号を選択する状態になっている。また、
このときには、ラインバッファ8,9にそれぞれライン
(N−1)の画信号D(N-1)1,D(N-1)2が記憶されている
(第6図(d),(e)参照)。
この状態で、主制御部は、ライン(N)1についての処理
を行なうために、信号TGLを論理Hレベルに立ち上げる
(第6図(f)参照)。
を行なうために、信号TGLを論理Hレベルに立ち上げる
(第6図(f)参照)。
これにより、切換回路6は、コモン接続端6ac,6bc,6c
cにそれぞれ切換接続端6aa,6ba,6caを接続し、また、ス
イッチ7,11がオンするとともに、スイッチ9がオフす
る。
cにそれぞれ切換接続端6aa,6ba,6caを接続し、また、ス
イッチ7,11がオンするとともに、スイッチ9がオフす
る。
そして、主制御部により、標準解像度のライン(N−
1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D(N),D
(N+1)が、ライン開始位置から8ビットずつの切り
出され、信号DT1,DT2,DT3として順次線密度変換処理部
5に入力される(第6図(a),(b),(c)参
照)。
1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D(N),D
(N+1)が、ライン開始位置から8ビットずつの切り
出され、信号DT1,DT2,DT3として順次線密度変換処理部
5に入力される(第6図(a),(b),(c)参
照)。
それによって、線密度変換処理部5からは、画信号D
(N)1,D(N)2が信号DC1,DC2として出力され、信号DC1はス
イッチ7を介してラインバッファ8に加えられる。
(N)1,D(N)2が信号DC1,DC2として出力され、信号DC1はス
イッチ7を介してラインバッファ8に加えられる。
それとともに、ラインバッファ8から出力される画信
号D(N-1)1、ラインバッファ10から出力される画信号D(N
-1)2、および、線密度変換処理部5から出力DC1として
出力される画信号D(N)1が、切換回路6および選択回路
3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムージン
グ処理部2に加えられる(第6図(g),(h),
(i)参照)。
号D(N-1)1、ラインバッファ10から出力される画信号D(N
-1)2、および、線密度変換処理部5から出力DC1として
出力される画信号D(N)1が、切換回路6および選択回路
3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムージン
グ処理部2に加えられる(第6図(g),(h),
(i)参照)。
したがって、この場合には、画信号D(N-1)2を変換し
て得られる画信号D(N-1)2U,D(N-1)2Lが、スムージング
処理部2より信号DSM1,DSM2として順次出力される。そ
れとともに、ラインバッファ8の記憶内容が画信号D(N-
1)1からD(N)1へと変更される。
て得られる画信号D(N-1)2U,D(N-1)2Lが、スムージング
処理部2より信号DSM1,DSM2として順次出力される。そ
れとともに、ラインバッファ8の記憶内容が画信号D(N-
1)1からD(N)1へと変更される。
このようにして、画信号D(N-1)2を画信号D(N-1)2U,D
(N-1)2Lに変換する処理が行なわれる。この処理の1ラ
イン分が終了すると、主制御部は、信号TGLを論理Lレ
ベルに立ち下げる。
(N-1)2Lに変換する処理が行なわれる。この処理の1ラ
イン分が終了すると、主制御部は、信号TGLを論理Lレ
ベルに立ち下げる。
これにより、切換回路6は、コモン接続端6ac,6bc,6c
cにそれぞれ切換接続端6ab,6bb,6cbを接続し、また、ス
イッチ7,11がオフするとともに、スイッチ9がオンす
る。
cにそれぞれ切換接続端6ab,6bb,6cbを接続し、また、ス
イッチ7,11がオフするとともに、スイッチ9がオンす
る。
そして、主制御部により、標準解像度のライン(N−
1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D(N),D
(N+1)が、上述と同様にして、信号DT1,DT2,DT3と
して順次線密度変換処理部5に入力されると、線密度変
換処理部5からは、画信号D(N)1,D(N)2が信号DC1,DC2と
して出力され、信号DC2はスイッチ9を介してラインバ
ッファ10に加えられる。
1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D(N),D
(N+1)が、上述と同様にして、信号DT1,DT2,DT3と
して順次線密度変換処理部5に入力されると、線密度変
換処理部5からは、画信号D(N)1,D(N)2が信号DC1,DC2と
して出力され、信号DC2はスイッチ9を介してラインバ
ッファ10に加えられる。
それとともに、ラインバッファ10から出力される画信
号D(N-1)2、線密度変換処理部5から信号DC1,DC2として
出力される画信号D(N)1,D(N)2が、切換回路6および選
択回路3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスム
ージング処理部2に加えられる。
号D(N-1)2、線密度変換処理部5から信号DC1,DC2として
出力される画信号D(N)1,D(N)2が、切換回路6および選
択回路3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスム
ージング処理部2に加えられる。
したがって、この場合には、画信号D(N)1を変換して
得られる画信号D(N)1U,D(N)1Lが、スムージング処理部
2より信号DSM1,DSM2として順次出力される。それとと
もに、ラインバッファ8の記憶内容が画信号D(N-1)2か
ら画信号D(N)2へと変更される。
得られる画信号D(N)1U,D(N)1Lが、スムージング処理部
2より信号DSM1,DSM2として順次出力される。それとと
もに、ラインバッファ8の記憶内容が画信号D(N-1)2か
ら画信号D(N)2へと変更される。
このようにして、画信号D(N)1を画信号D(N)1U,D(N)1L
に変換する処理が行なわれる。この処理の1ライン分が
終了すると、主制御部は、再度信号TGLを論理Hレベル
に立ち上げるとともに、次のラインについて同様の処理
を行なう。
に変換する処理が行なわれる。この処理の1ライン分が
終了すると、主制御部は、再度信号TGLを論理Hレベル
に立ち上げるとともに、次のラインについて同様の処理
を行なう。
このように、主制御部が、ライン単位に信号TGLの論
理レベルを切り替えるとともに、標準解像度のライン
(N−1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D
(N),D(N+1)を信号DT1,DT2,DT3として2回ずつ
転送すると、前ライン(N−1)の後半の2ライン分の
細密解像度の画信号と、そのラインNの前半の2ライン
分の細密解像度の画信号を、それぞれ得ることができ
る。
理レベルを切り替えるとともに、標準解像度のライン
(N−1),N,(N+1)の画信号D(N−1),D
(N),D(N+1)を信号DT1,DT2,DT3として2回ずつ
転送すると、前ライン(N−1)の後半の2ライン分の
細密解像度の画信号と、そのラインNの前半の2ライン
分の細密解像度の画信号を、それぞれ得ることができ
る。
また、高解像度の画信号を細密解像度の画信号に変換
するときには、主制御部は、信号DTLを論理Hレベルに
立ち上げる。これにより、選択回路3は、線密度変換処
理部5から出力される信号DB,DX,DGを選択する状態とな
る。
するときには、主制御部は、信号DTLを論理Hレベルに
立ち上げる。これにより、選択回路3は、線密度変換処
理部5から出力される信号DB,DX,DGを選択する状態とな
る。
この状態で、主制御部は、高解像度のライン(M−
1),M,(M+1)の画信号C(M−1),C(M),C
(M+1)を、上述と同様にして、信号DT1,DT2,DT3と
して線密度変換処理部5に転送する。
1),M,(M+1)の画信号C(M−1),C(M),C
(M+1)を、上述と同様にして、信号DT1,DT2,DT3と
して線密度変換処理部5に転送する。
これにより、線密度変換処理部5からは、シリアル信
号に変換された画信号C(M−1),C(M),C(M+
1)が信号DB,DX,DGとして出力され、その信号は、選択
回路3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムー
ジング処理部2に加えられる。
号に変換された画信号C(M−1),C(M),C(M+
1)が信号DB,DX,DGとして出力され、その信号は、選択
回路3を介し、それぞれ信号DI1,DI2,DI3としてスムー
ジング処理部2に加えられる。
それにより、高解像度のラインMの画信号C(M)を
細密解像度に変換した画信号が、信号DSM1,DSM2とし
て、スムージング処理部2より出力される。
細密解像度に変換した画信号が、信号DSM1,DSM2とし
て、スムージング処理部2より出力される。
以上のように、本実施例では、標準解像度の画信号お
よび高解像度の画信号が、それぞれスムージングされた
状態の細密解像度の画信号に変換される。
よび高解像度の画信号が、それぞれスムージングされた
状態の細密解像度の画信号に変換される。
ところで、上述した実施例では、主走査方向に対して
45度に傾斜している部分の画質を補正する場合に、本発
明を適用しているが、それ以外の傾斜角の部分の画質を
補正する場合にも、本発明を同様にして適用することが
できる。
45度に傾斜している部分の画質を補正する場合に、本発
明を適用しているが、それ以外の傾斜角の部分の画質を
補正する場合にも、本発明を同様にして適用することが
できる。
また、上述した実施例では、ファクシミリ装置の読取
画像の画像補正をする場合について説明しているが、標
準解像度の画素サイズ、高解像度の画素サイズ、およ
び、細密解像度の画素サイズの関係がファクシミリ装置
の解像度の画素サイズの関係と同様の場合には、本発明
を適用することができる。
画像の画像補正をする場合について説明しているが、標
準解像度の画素サイズ、高解像度の画素サイズ、およ
び、細密解像度の画素サイズの関係がファクシミリ装置
の解像度の画素サイズの関係と同様の場合には、本発明
を適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、標準解像度の
画像を、斜線の部分を修正した高解像度の画像に変換
し、さらに、その高解像度の画像をスムージング処理す
るようにしているので、標準解像度の画像を適切にスム
ージング処理した細密解像度の画像に変換することがで
き、画質が大幅に向上するという効果を得る。
画像を、斜線の部分を修正した高解像度の画像に変換
し、さらに、その高解像度の画像をスムージング処理す
るようにしているので、標準解像度の画像を適切にスム
ージング処理した細密解像度の画像に変換することがで
き、画質が大幅に向上するという効果を得る。
第1図(a)は標準解像度の注目画素と隣接画素の関係
を例示した概略図、同図(b)は標準解像度の注目画素
を変換して得た高解像度の画素を例示した概略図、同図
(c),(d)は標準解像度の注目画素を高解像度の画
素に変換する一例を示す概略図、第2図(a)〜(c)
は標準解像度の画像を細密解像度の画像に変換した一例
を示す概略図、第3図は本発明の一実施例にかかる画像
処理装置を示すブロック図、第4図は線密度変換処理部
の一例を示すブロック図、第5図はスムージング処理部
の一例を示すブロック図、第6図は第3図の装置の動作
を説明するための動作は系図、第7図(a),(b),
(c)は標準解像度、高解像度、細密解像度の画素サイ
ズの関係を例示した概略図、第8図は主走査方向に対し
て45度の角度を説明するためのグラフ図、第9図(a)
は高解像度の注目画素と隣接画素の関係を例示した概略
図、同図(b)は標準解像度の注目画素を変換して得た
細密解像度の画素を例示した概略図、第10図(a),
(b)は高解像度の画像を細密解像度の画像に変換する
ときのスムージング処理例を示す概略図、第11図
(a),(b)はスムージング結果を示す概略図、第12
図は標準解像度の画像をスムージングするときの問題点
を例示した概略図である。 2……スムージング処理部、5……線密度変換処理部、
6……切換回路、7,9,11……スイッチ、8,10……ライン
バッファ、12……インバータ。
を例示した概略図、同図(b)は標準解像度の注目画素
を変換して得た高解像度の画素を例示した概略図、同図
(c),(d)は標準解像度の注目画素を高解像度の画
素に変換する一例を示す概略図、第2図(a)〜(c)
は標準解像度の画像を細密解像度の画像に変換した一例
を示す概略図、第3図は本発明の一実施例にかかる画像
処理装置を示すブロック図、第4図は線密度変換処理部
の一例を示すブロック図、第5図はスムージング処理部
の一例を示すブロック図、第6図は第3図の装置の動作
を説明するための動作は系図、第7図(a),(b),
(c)は標準解像度、高解像度、細密解像度の画素サイ
ズの関係を例示した概略図、第8図は主走査方向に対し
て45度の角度を説明するためのグラフ図、第9図(a)
は高解像度の注目画素と隣接画素の関係を例示した概略
図、同図(b)は標準解像度の注目画素を変換して得た
細密解像度の画素を例示した概略図、第10図(a),
(b)は高解像度の画像を細密解像度の画像に変換する
ときのスムージング処理例を示す概略図、第11図
(a),(b)はスムージング結果を示す概略図、第12
図は標準解像度の画像をスムージングするときの問題点
を例示した概略図である。 2……スムージング処理部、5……線密度変換処理部、
6……切換回路、7,9,11……スイッチ、8,10……ライン
バッファ、12……インバータ。
Claims (1)
- 【請求項1】標準解像度の画像と、画素の副走査方向の
寸法が標準解像度の画素の副走査方向の1/nに設定され
ている高解像度の画像を、読取画素の主走査方向と副走
査方向がそれぞれ高解像度の画素の主走査方向と副走査
方向の寸法の1/mに設定されている細密解像度の画像に
変換する画像処理装置において、 標準解像度の画素を高解像度の画素に変換するとき、そ
の変換する注目画素および注目画素の隣接画素で形成さ
れる領域内で、画像の白黒領域の境界が主走査方向に対
して1/nに対応した傾斜率で傾斜しており、かつ、その
境界に注目画素が含まれる場合には、注目画素の変換後
の画素のうち、前ライン側の画素の内容を原画素の内容
と反転する線密度変換処理手段と、 この線密度変換処理手段の変換後の画素を細密解像度の
画素に変換するとき、その変換する注目画素および注目
画素に隣接する画素で形成される領域内での画素の白黒
変化態様に基づき、その領域内での白黒領域の境界の傾
斜を保持する態様に、注目画素の変換後の内容を決定す
るスムージング処理手段を備えたことを特徴とする画像
処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090757A JP2813196B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 画像処理装置 |
US07/500,950 US5117294A (en) | 1989-04-12 | 1990-03-29 | Image processing method and system |
DE4011758A DE4011758A1 (de) | 1989-04-12 | 1990-04-11 | Bildverarbeitungsverfahren und einrichtung zu dessen durchfuehrung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090757A JP2813196B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02270470A JPH02270470A (ja) | 1990-11-05 |
JP2813196B2 true JP2813196B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14007479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090757A Expired - Lifetime JP2813196B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 画像処理装置 |
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---|---|
US (1) | US5117294A (ja) |
JP (1) | JP2813196B2 (ja) |
DE (1) | DE4011758A1 (ja) |
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US5404233A (en) * | 1990-08-28 | 1995-04-04 | Kyocera Corporation | Method for smoothing image |
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