JP2792432B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2792432B2
JP2792432B2 JP8957694A JP8957694A JP2792432B2 JP 2792432 B2 JP2792432 B2 JP 2792432B2 JP 8957694 A JP8957694 A JP 8957694A JP 8957694 A JP8957694 A JP 8957694A JP 2792432 B2 JP2792432 B2 JP 2792432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品などの被加熱物を
加熱調理するための電子レンジなどの加熱調理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジ等の加熱調理装置は、
例えば図8に示す構成のものが実用化されている。
【0003】図8は電子レンジの構成を示す断面図であ
る。同図において、筐体1の内部には、誘電加熱を行う
場合の食品置載部であるターンテーブル2上に食品3が
置かれている。5はターンテーブルを駆動するモータで
ある。又、2450MHzの高周波電波により電波加熱
する電波加熱手段であるマグネトロン6が設けられ、導
波管7を介してオーブン4に電波を供給して食品3を電
波加熱する構成となっている。マグネトロン6は、駆動
部8により高圧電力を供給されて発振し、前述の高周波
電波を発生する。9はこれら発熱部品の冷却ファンであ
る。
【0004】このような従来の電子レンジは、高周波電
波の誘電加熱による食品内部からの加熱により食品を加
熱調理するものであり、食品の再加熱(温めなおし)や
解凍が非常に簡単に素早くしかも効率よくできるという
特徴がある便利な加熱調理装置であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の食生活
は、社会情勢の変化を受けて大きく変化してきており、
特に、冷凍食品や冷蔵食品の製造、保存、流通技術の進
歩は、調理済食品又はそれに準じる食品の流通、普及を
大きく進展させてきている。したがって、近年の食生活
は調理済食品を中心とした簡便・合理的なものへと変化
してきており、調理機器に対する要望も再加熱調理を中
心としたものに変貌してきている。
【0006】このような状況に対し、従来の加熱調理装
置は、その加熱機構の故に十分な再加熱調理ができなか
った。すなわち、調理済食品は、フライ、空揚げあるい
は天ぷらなどの油物食品、生野菜やゆで野菜などの野菜
食品、そして、煮物や蒸し物など多岐にわたっており、
単なる電波加熱するだけでは十分な食材のおいしさの引
き出しや栄養分を維持した健康的な調理を行うことが難
しく、食材の諸条件に適した再加熱が可能な調理装置が
必要とされていた。また冷凍食品も種々の形状のものや
複数の素材を混合したもの等が増加し、このため電子レ
ンジによる解凍では電波吸収特性の差による加熱ムラが
発生しやすくなる傾向が強まっており、よりすぐれた解
凍性能を有する調理装置が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下の構成より成る。すなわち、被加熱物を
収納するオーブンと、蒸気を発生する蒸気発生器と、前
記蒸気発生器より発生した蒸気を前記オーブンに搬送す
る循環流路を有する搬送手段と、前記蒸気を加熱する加
熱器と、前記搬送手段の流路を切り替えて前記オーブン
外空気の前記流路への流入を可能にする流路切替手段
と、前記蒸気発生器、搬送手段、加熱器、及び流路切替
え手段を制御して前記オーブン内の状態を調節する制御
部とを備え、前記オーブン内の被加熱物を任意温度の蒸
気で加熱する構成としている。
【0008】また、加熱器又は前記加熱器により加熱さ
れた蒸気の温度を検知する温度検知手段を設け、前記温
度検知手段の信号に基づいて制御部が前記蒸気の温度を
調節する構成としている。
【0009】また、オーブン内の蒸気の温度、湿度、圧
力、ガス濃度の少なくとも1つを検知する状態検知手段
を設け、この状態検知手段の信号に基づいて制御部が被
加熱物の加熱状態を調節する構成としている。
【0010】また、蒸気発生手段をゼオライトなどの水
分子吸着材と吸着された水分子にエネルギーを与え吸着
材から離脱させる励起手段とで構成し、前記吸着材に吸
着された空気中の水分子により蒸気を発生する構成とし
ている。
【0011】さらに、磁性材または金属材を含んで吸着
材を構成するとともに、励起手段を誘導加熱手段で構成
し、誘導加熱エネルギーにより吸着された水分子を離脱
させて蒸気を発生させる構成としている。
【0012】また、複数の通路を有する磁性材又は金属
材を含んだ発熱部と、この発熱部を誘導加熱する誘導加
熱手段とにより加熱器を構成するとともに、前記発熱部
の複数通路を蒸気が通過する構成とし、前記蒸気を加熱
する構成としている。
【0013】また、オーブンに被加熱物を出し入れする
ドアを設けると共に、前記ドアとオーブンとの間をシー
ルするシール部を設け、実質上、蒸気の漏洩を防止する
構成としている。
【0014】さらに、誘導加熱手段を、誘導加熱コイル
とインバータ回路とで構成し、前記インバータ回路を1
つ又はそれ以上の共振回路を有する共振型インバータで
構成している。
【0015】また、被加熱物の種類や量に応じた蒸気の
温度に制御する温度調節部を制御部に設け、前記被加熱
物に応じた1つ又はそれ以上の蒸気温度で加熱する構成
としている。
【0016】また、オーブンの上方部分と下方部分に蒸
気吐出口と蒸気流入口とを設け、前記オーブン内部の蒸
気が上方から下方もしくは下方から上方へ拡散する構成
としている。
【0017】
【作用】上記構成により本発明の加熱調理装置は以下の
作用を果たす。すなわち、オーブンと、蒸気発生器と、
循環流路を有する搬送手段と、加熱器と、流路切替手段
と、前記オーブン内の状態を調節する制御部とを備え、
前記オーブン内の被加熱物を任意温度の蒸気で加熱する
構成により、オーブン内の食品などの被加熱物を任意の
温度の水蒸気雰囲気中にて加熱することができる。した
がって、被加熱物の種類や量に応じた60〜70℃程度
の低温度の水蒸気加熱、100℃程度のスチーム加熱、
150〜200℃程度のドライスチーム加熱、あるいは
それらの組合せ加熱を行うことができる。そして、水蒸
気による伝熱であるために通常の空気伝熱に比べて高い
熱流速での加熱が可能であるので高速加熱が可能とな
り、かつ、ドライスチームによる乾燥加熱やウエットス
チームによる蒸し加熱あるいはそれらの組合せ加熱を自
由に行うものであり、均一で食品の種類や量に応じた最
適なスピード加熱を行える。
【0018】また、温度検知手段の信号に基づいて制御
部が前記蒸気の温度を調節する構成により、加熱器によ
り加熱された上記の温度を所望の温度に確実に自動調節
し、被加熱物の種類や量に応じた適切な蒸気加熱を行え
る。
【0019】また、オーブン内の蒸気の温度、湿度、圧
力、ガス濃度の少なくとも1つを検知する状態検知手段
の信号に基づいて制御部が被加熱物の加熱状態を調節す
る構成により、被加熱物の蒸気加熱過程を所望の温度に
調節すると共にその加熱仕上がりを自動的に判別し、蒸
気加熱による調理の自動化を実現できる。
【0020】また、蒸気発生手段をゼオライトなどの水
分子吸着材と吸着された水分子にエネルギーを与え吸着
材から離脱させる励起手段とで構成し、前記吸着材に吸
着された空気中の水分子により蒸気を発生する構成によ
り、水の補給を空気中から自動的に行い、水補給不要な
蒸気加熱装置を実現できる。また、オーブン内に吐出さ
れた水蒸気を再吸着してオーブン内に水蒸気が結露する
ことを防止し、オーブン内が水びたしになったり、それ
による機器の腐食や故障を防止することができる。
【0021】さらに、磁性材または金属材を含んで吸着
材を構成するとともに、励起手段を誘導加熱手段で構成
し、誘導加熱エネルギーにより吸着された水分子を離脱
させて蒸気を発生させる構成により、非接触で吸着材に
熱エネルギーを与え、吸着された水分子を離脱させて水
蒸気を発生させることができる。特に吸着材と磁性材ま
たは金属材とを一体化することにより、実質上吸着材そ
のものを発熱させる構成とすることができ、高効率な水
分子分離を実現することができる。さらに吸着材を誘導
加熱手段と絶縁分離構成とすることが可能であり、安全
性と機密性を実現できる。
【0022】また、複数の通路を有する磁性材又は金属
材を含んだ発熱部とこの発熱部を誘導加熱する誘導加熱
手段とにより加熱器を構成し前記通路を蒸気が通過する
構成により、誘導加熱により非接触で通路自身を加熱
し、この加熱された通路を蒸気が通過する際に効率的か
つ均一に熱を受けて加熱される。誘導加熱により極めて
速やかに、しかも電気的絶縁を保って通路自身が加熱さ
れるので、加熱効率が高く均一であり、さらに安全性の
高い蒸気加熱器を実現できる。
【0023】また、オーブンに被加熱物を出し入れする
ドアを設けると共に前記ドアとオーブンとの間をシール
するシール部を設け実質上蒸気の漏洩を防止する構成に
より、搬送手段により送られる蒸気がドア部分からオー
ブン外に漏れるのを防止しつつ被加熱物の出し入れを容
易にすることができる。特に、高温蒸気のオーブン外へ
の漏洩は火傷などの危険性があるので安全性確保のため
の重要な作用がある。さらに、搬送手段により蒸気をオ
ーブンを含む閉循環経路内で循環させる場合は、漏れの
ない循環系を実現して効率の良い蒸気加熱装置を実現す
ることができる。
【0024】さらに、誘導加熱手段に誘導加熱コイルと
共振型インバータを用いる構成により、電気的特性にと
らわれる事なく誘導加熱コイルを加熱効率や加熱分布の
良い構造としても高効率な変換動作を実現できるインバ
ータ回路を実現し、結果として安全で均一性に優れかつ
効率の高い加熱器または蒸気発生器を実現できる。
【0025】また、最適な蒸気の温度に制御する温度調
節部を制御部に設け1つ又はそれ以上の蒸気温度で加熱
する構成により、被加熱物の種類や量に応じた最適な加
熱温度の蒸気をオーブンに供給するよう加熱器を制御
し、自動的に所望の温度の蒸気で加熱調理することがで
きる。
【0026】また、オーブンの上方部分と下方部分に蒸
気吐出口と蒸気流入口とを設け前記オーブン内部の蒸気
が上方から下方もしくは下方から上方へ拡散する構成に
より、被加熱物の全周囲を重力方向に平行に蒸気を拡散
させることができる。このためオーブン内の被加熱物に
対して温度や流速の均一性が高い蒸気を照射させ、均一
加熱することができる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0028】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、蒸気発生器10により発生した
蒸気は、搬送手段11により加熱器12に送られ所定の
温度に加熱される。加熱器12は制御部13の温度調節
部14により制御され蒸気を所定の温度に加熱する構成
となっている。加熱器12により所定の温度に加熱され
た蒸気は流路切替手段を構成する弁A15を通ってオー
ブン16に供給される。オーブン16から排出された蒸
気は流路切替手段を構成する弁B17を通って搬送手段
11に戻る構成となっており、図のような循環流路が形
成されている。
【0029】温度センサ18は加熱器12により加熱さ
れた蒸気の温度を検知し制御部13にその検知信号を送
るものであり、この信号に基づいて加熱器12は温度調
節部14に制御され、その加熱電力量を適切な値に調節
される。
【0030】また状態センサ19は、オーブン16内の
被加熱物である食品20の発生するガス、あるいはオー
ブン内部の温度、湿度、圧力などの少なくとも1つを検
知し、その信号を制御部13に送るものである。制御部
13はこの検知信号に基づいて、蒸気発生器10、搬送
手段11、加熱器12、弁A15、弁B17などを制御
し、食品20の蒸気加熱を自動調節するものである。
【0031】また、流路切替手段である弁A15、弁B
17は、図の太実践矢印で示した循環流路以外に、オー
ブンと外部との間の空気や蒸気の排出あるいは流入を可
能にするための太破線矢印で示された流路を形成する目
的で設けられたものである。すなわち、前述した循環流
路内への空気の排出や流入、あるいは過多蒸気の排出な
どを行い、圧力や成分などのオーブン16内部の気体状
況が食品20の加熱に最適かつ安全な状態となるよう制
御部13がこれらの弁A15、B17を制御するもので
ある。
【0032】図2は本発明の1実施例の加熱調理装置の
断面図であり、図1と同符号のものはそれに相当する構
成要素であり、詳しい説明は省略する。
【0033】図2において、オーブン16には開閉自在
のドア21が設けられ、食品20の出し入れが容易に行
える構成である。ドア21の内周にはパッキン22が設
けられ、蒸気がドア周囲から漏洩するのを防止して、高
温蒸気による火傷や蒸気の結露水などによる機器の故障
発生などの防止を行うように構成されている。
【0034】搬送手段であるファン11は、ゼオライト
となどの吸着材と磁性材とよりなる吸着部23とこの吸
着部23を誘導加熱する加熱コイル24より構成された
蒸気発生手段10に空気を送り、発生蒸気を搬送する。
この蒸気発生器10の詳細構成は後述する。蒸気発生器
10で発生した蒸気は加熱器12に送られ加熱される。
加熱器12は、多数の通路を有する蜂の巣状のステンレ
ス薄板で構成された発熱部25とこれを誘導加熱する加
熱コイル26とで構成されており、温度センサ19によ
り検出される蒸気温度信号に基づいて制御部13により
加熱電力が調節される。
【0035】このようにして所望の温度に加熱された蒸
気は図の実践矢印のように弁A15を通ってオーブン1
6に送られ、オーブン上方から下方に向かって拡散して
食品20に均一な温度でかつ均一な流速で到達し、良好
な蒸気加熱を行う。そしてオーブン16の下方から弁B
17を通ってファン11に戻る循環流路が構成されてい
る。
【0036】制御部13は、機器の動作開始時や終了時
において、オーブン16やその他の循環経路と外部との
蒸気と空気の置換あるいは排出などのために弁A15あ
るいは弁B17を切替え、図の矢印のように外部と循環
経路との間の空気や蒸気のやり取りを行うよう制御す
る。また、吸着材部23のゼオライトに水を吸着するた
めに外部空気を取り入れることが必要な場合があるが、
この場合も図の破線のような流路となるよう流路切替え
を行うよう制御部13が制御する。なお、27は冷却フ
ァンであり、加熱コイル24、26や制御部13の冷却
を行い安全性と信頼性を保証するものである。
【0037】図3(a)は蒸気発生器10の断面図と平
面図であり、図2と同符号のものはそれに相当する構成
要素である。図において吸着部23はゼオライト粒子と
鉄粉とを混合した成型材料で構成され、ゼオライトは水
分子の吸着を行う。鉄粉は加熱コイル24により誘導加
熱されてゼオライトを加熱して水分子に離脱エネルギー
を与えるので吸着された水分子は誘導加熱されると水蒸
気となって放出されるものである。この吸着部23の外
周は、非磁性材料であるセラミックなどで構成された外
筒28と、断熱と加熱コイル24の保持を兼ねたセラミ
ック製ボビン29で囲まれており、加熱コイル24の過
熱を防止すると共に吸着部23の加熱効率を高めてい
る。
【0038】この吸着部23は、ゼオライトなどの吸着
粒子とアルミ粒子などとの混合物でも良いし、ゼオライ
ト粒子を蜂の巣状あるいは同心円筒状のステンレス薄板
構造体やアルミ薄板構造体に収納した構造でも良い。ま
た、図3(b)に示すように、ゼオライト粒子23’の
下方にリング状のシーズヒータ30を配置し、このシー
ズヒータ30を吸着された水分子放出のための励起手段
としてもよい。いずれにしても、励起手段として誘導加
熱を利用する場合は、ゼオライトなどの吸着材と磁性材
あるいは金属材とを一体化する構成とすればよく、ま
た、誘導加熱を用いない場合はシーズヒータなどで熱的
にエネルギーをあたえればよい。
【0039】図4は加熱器12の構造を示す断面図およ
び平面図であり、図2と同符号のものは相当する構成要
素である。図において、発熱部25は沢山の蜂の巣状格
子構造の薄いステンレス板で構成され、図の縦方向に蒸
気が流れる。この発熱部25は、非磁性のセラミックな
どの断熱外筒31にて保持され、その外側に加熱コイル
26を保持すると共に断熱するセラミック製のボビン3
2が設けられている。
【0040】加熱コイル26と発熱部25との位置関係
は、発熱部25の均一な加熱と十分な断熱が保証できる
ようになっており、したがって加熱コイル26と発熱部
25との間の電気的な結合は十分高く取ることは困難で
あって、結合係数で約0.7〜0.8程度である。この
ような加熱コイル26と発熱部25との電気的結合は、
図3(a)で示した蒸気発生器10の加熱コイル24と
吸着部23との電気的結合係数と同様であり、このよう
な誘導コイル24あるいは26を高効率で駆動するため
には図5のようなインバータ回路が適している。
【0041】図5は加熱コイル24または26を駆動す
るためのインバータ回路である。図において、商用電源
32の電力は、整流器33、インダクタ34、コンデン
サ35、共振コンデンサ36、トランジスタ37、ダイ
オード38より主回路を構成するインバータ回路39に
送られる。共振コンデンサ36と加熱コイル26または
24とは共振回路を形成するので共振型インバータ回路
として動作し、インバータ回路39の出力は、例えば2
0〜100KHzの高周波電流として加熱コイル26ま
たは24に供給される。したがって、吸着部23や発熱
部25を誘導加熱できる。さらに加熱コイル24あるい
は26は、前述したように結合係数が低い構成とならざ
るを得ないので、かなり大きな漏洩インダクタンスが発
生するが、このような共振型インバータ回路構成とする
ことによりトランジスタ37などの損失が小さく押さえ
られ高効率の電力変換ができる。したがって、このよう
な誘導加熱を用いた蒸気発生器10や加熱器12を高効
率なものにすることができる。図5において、39、4
0は前述した共振回路と同期してトランジスタ37を駆
動回路41が駆動するための検知回路であり、42は増
幅器、43は電流検出器であってインバータ回路39か
ら吸着部23や発熱部25に供給する電力の安定化を行
うためのものである。なお、44は制御端子であり、制
御部13内部での制御信号を受けるものである。
【0042】以上のような構成の加熱調理装置は、制御
部13により例えば図6のような加熱調理動作を行う。
例えば食品Aの場合は、調理開始と共に200℃のドラ
イスチームで加熱され、乾燥しながら加熱される。そし
て、所定の乾燥が終了すると80℃の低温スチームで短
時間の仕上げ加熱を行い加熱調理が終了する。また、食
品Bの場合は、120℃の若干の過熱スチームで過熱し
た後、170℃で乾燥加熱し、加熱調理を終了する。ま
た、食品Cでは、60℃の低温スチームで低温加熱調理
を行い、終了前に170℃の過熱スチームで加熱して調
理が終了するものである。このように、本発明の加熱調
理装置は、食品の種類や量に応じて蒸気温度を調節して
加熱調理を行うことができ、素材に応じた優れた加熱調
理を行うことができる。
【0043】図7は本発明の他の実施例の加熱調理装置
の構成断面図であり、図2と同符号のものは相当する構
成要素であり、詳細な説明を省略する。図7の実施例
は、蒸気のオーブン内での拡散が下方から上方に向かっ
て行われる構成となっており、加熱調理される食品の種
類によってはこのように下方から上方への蒸気拡散が望
ましい場合もある。例えば食品20の容器45が食品2
0よりも高温である方が望ましい調理の場合は、このよ
うな実施例が適している。いずれにしても、図2の実施
例のように上方から下方へ蒸気が拡散するか、図7のよ
うに下方から上方へ蒸気が拡散するかいずれかの構成を
取ることが、食品20に蒸気が触れる瞬間の蒸気温度や
流速の分布が少なく良質な加熱を行う上で効果がある。
【0044】また、前記実施例では蒸気の発生を、蒸気
発生器10から発生した蒸気を加熱器12で加熱しオー
ブン16に供給し、オーブン内の食品などの被加熱物を
加熱し、その後蒸気発生器10に送られ、ここに吸着さ
れることになる(弁A15、弁B17を使用した場合は
異なる)。しかし、オーブン16に多量の蒸気を必要と
するときは、前期過程で蒸気を循環して使うことにな
る。この場合、環流した蒸気を蒸気発生器10に吸着さ
せ、再度蒸発させるのでは効率が悪い。そこで、蒸気発
生器10にバイパス路を設け、環流してきた蒸気をバイ
パス路を通して加熱器12に導くようにすると効率がよ
くなる。
【0045】なお、本実施例では吸着材としてゼオライ
トを用いた場合について述べたが、これに限定されるも
のではなく、吸水性がすぐれ食品衛生上安全であるもの
であればよい。例えば、セラミック、プラスチック等か
らなる連続気泡を有する多孔質体、紙、セラミック繊
維、プラスチック繊維および紙や木綿などの天然繊維か
らなる繊維質体、またはこれらの積層体、並びに吸水処
理を施したセラミックまたはプラスチック等であっても
よい。但し、過熱蒸気と接する場合は耐熱性を考慮して
材料を選択する必要がある。
【0046】さらに、吸着部23の外周は構成によって
は外筒28とセラミック製ボビン29(耐熱性ボビン)
のどちらか一方でもよい。
【0047】また、加熱器の構成としては実施例では多
数の通路を有する蜂の巣状のステンレス薄板で構成され
た場合を説明したが、これに限定されるものでなく、多
数の貫通孔を有する導電体であればよい。また、加熱手
段として誘導加熱以外の加熱手段を用いる場合は、多数
の貫通孔を有する熱伝導性のよい材料から構成してもよ
い。
【0048】さらに、形状は蜂の巣状に限定されるもの
ではなく、前記貫通孔であれば格子状等どのような形状
構成であってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加熱調理装
置は、以下に述べる効果を有するものである。
【0050】すなわち、オーブンと、蒸気発生器と、搬
送手段と、加熱器と、流路切替手段と、制御部とを備
え、前記オーブン内の被加熱物を任意温度の蒸気で加熱
するという構成により、オーブン内の食品などの被加熱
物を任意の温度の水蒸気雰囲気中にて加熱することがで
きる。したがって、被加熱物の種類や量に応じた低温度
水蒸気加熱、スチーム加熱、ドライスチーム加熱、ある
いはそれらの組合せ加熱を行うことができ、高熱流速加
熱によるスピード調理、乾燥加熱調理、ウエットスチー
ムによる蒸し加熱調理、あるいはそれらの組合せ加熱調
理を自由に行うことができ、加熱分布がない均一加熱調
理、均一加熱解凍、そして油物再加熱が良好に行うこと
ができる加熱調理装置を提供することができる。さらに
種々の温度の蒸気による加熱調理ができるので、さまざ
まな形状、量あるいは素材の加工済み食品をおいしくし
かも健康的に再加熱処理あるいは再生処理できる調理装
置を実現することができる。
【0051】温度検知手段の信号に基づいて制御部が蒸
気温度を調節するという構成により、加熱器による加熱
電力調節を確実に自動調節して被加熱物の種類や量に応
じた適切な蒸気加熱を行うことができるので、種々の食
品に最適な状態の蒸気を確実に発生して加熱調理を行う
ことができる加熱調理装置を提供できる。また、電源電
圧の変動などの加熱調理装置の環境条件変化に対して
も、蒸気温度が安定で、かる加熱器の温度過昇などの危
険や信頼性低下の無い、調理性能と品質の優れた安全性
の高い加熱調理装置を実現できる。
【0052】状態検知手段の信号に基づいて制御部が被
加熱物の加熱状態を調節するという構成により、被加熱
物の蒸気加熱過程を所望の温度に調節し、かつ、調理仕
上がりを自動的に判別し蒸気加熱による調理の自動化を
実現できるので、蒸気による調理加熱過程の最適化と自
動調理化を実現した加熱調理装置を提供することができ
る。
【0053】蒸気発生手段を吸着材と励起手段とで構成
し前記吸着材に吸着された空気中の水分子により蒸気を
発生するという構成により、水補給不要で結露水などの
水処理が非常に簡単な、取扱いのしやすい加熱調理装置
を提供できる。また、結露が生じにくいので信頼性が高
く、かつ、機器から室内へ排出される蒸気も大きく低減
できるので壁や空気が蒸気で汚損するなどの室内環境へ
の悪影響を防止した加熱調理装置を実現できる。
【0054】磁性材または金属材を含んだ吸着材を誘導
加熱手段で励起し誘導加熱エネルギーにより吸着された
水分子を離脱させて蒸気を発生させるという構成によ
り、非接触で吸着材に熱エネルギーを与えて水蒸気を発
生させることができるので、加熱構造、蒸気通路構成、
断熱構造などがきわめて簡単であり、したがって加熱効
率が高く、製造が容易で低コストな加熱調理装置を提供
できる。特に、吸着材と磁性材または金属材とを一体化
し、実質上吸着材そのものを発熱させる構成であるの
で、高い加熱効率と高機密性、高安全性が実現できる。
【0055】複数の通路を有する磁性材又は金属材を含
んだ発熱部を誘導加熱手段で加熱して蒸気を加熱すると
いう構成により、非接触で通路自身を加熱して蒸気を加
熱できるので、効率的かつ均一に蒸気加熱を行うことが
でき、加熱効率が高く均一温度蒸気を発生可能な調理性
能の優れた加熱調理装置を提供できる。そして、誘導加
熱により極めて速やかに、電気的絶縁を保って通路自身
を加熱して蒸気加熱を行うので、加熱効率が高く、しか
も安全性の高い加熱調理装置を実現できる。さらに、誘
導加熱により加熱器を加熱するので、通常のシーズヒー
タなどの電気ヒータを用いるのに比べて、きわめて構造
が簡単で加熱効率が高く断熱も容易な加熱調理装置を実
現できる。しかも、通路構成材料の耐熱温度(ステンレ
スなら600℃程度)までの高温加熱も容易であるの
で、食品に応じた任意の温度の蒸気を発生して調理性能
の優れた加熱調理装置を実現できる。
【0056】ドアを設けてこのドアとオーブンとの間に
シール部を設け実質上蒸気の漏洩を防止するという構成
により、蒸気がオーブン外に漏れるのを防止しつつ被加
熱物の出し入れを容易にすることができ、火傷などの危
険性がなく安全で信頼性が高く、しかも、蒸気漏れがな
いので加熱効率の良い高使い勝手の蒸気加熱装置を提供
することができる。
【0057】誘導加熱手段に誘導加熱コイルと共振型イ
ンバータを用いるという構成により、誘導加熱コイルの
加熱効率や加熱分布の良い構造を実現し、かつ、高効率
変換動作を実現できるインバータ回路を実現できるの
で、蒸気温度の均一性に優れるとともに装置全体の効率
が高く、しかも、安全性と信頼性の優れた加熱調理装置
を提供できる。
【0058】最適な蒸気の温度に制御する温度調節部を
制御部に設け1つ又はそれ以上の蒸気温度で加熱すると
いう構成により、被加熱物の種類や量に応じた最適な加
熱温度の蒸気に自動的に調節して加熱調理することがで
き、種々の食品に応じて自動的に最適な加熱調理が可能
なきわめて使い勝手の良い加熱調理装置を提供すること
ができる。
【0059】オーブン内部で蒸気が上方から下方もしく
は下方から上方へ拡散するという構成により、重力方向
に平行に蒸気を拡散させ食品全体に均一性の高い状態の
蒸気を照射することができ、さまざまな食品に対して最
適な状態の蒸気による優れた加熱調理性能の加熱調理装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加熱調理装置のブロック図
【図2】同加熱調理装置の断面図
【図3】(a)同加熱調理装置の蒸気発生器の一実施例
の断面図 (b)同加熱調理装置の蒸気発生器の他の実施例の断面
【図4】同加熱調理装置の加熱器の一実施例の断面図
【図5】同加熱調理装置のインバータ回路の一実施例の
回路図
【図6】同加熱調理装置の加熱調理温度制御例のシーケ
ンス図
【図7】本発明の他の実施例の加熱調理装置断面図
【図8】従来の加熱調理装置の断面図
【符号の説明】
10 蒸気発生器 11 搬送手段 12 加熱器 13 制御部 14 温度調節部 15、17 流路切替手段 16 オーブン 18 温度検知手段 19 状態検知手段 20 被加熱物(食品) 21 ドア 22 シール部 24 誘導加熱コイル(加熱コイル) 39 インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 昇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山口 公明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−42750(JP,A) 特開 平7−139741(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 1/00 310 F24C 1/00 320 F24C 1/00 340

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納するオーブンと、蒸気を発
    生する蒸気発生器と、前記蒸気発生器より発生した蒸気
    を前記オーブンに搬送する循環流路を有する搬送手段
    と、前記蒸気を加熱する加熱器と、前記搬送手段の流路
    を切り替えて前記オーブン外空気の前記流路への流入を
    可能にする流路切替手段と、前記蒸気発生器、搬送手
    段、加熱器、及び流路切替え手段を制御して前記オーブ
    ン内の状態を調節する制御部とを備え、前記オーブン内
    の被加熱物を蒸気で加熱する構成とした加熱調理装置。
  2. 【請求項2】加熱器又は前記加熱器により加熱された蒸
    気の温度を検知する温度検知手段を設け、前記温度検知
    手段の信号に基づいて制御部が前記蒸気の温度を調節す
    る構成とした請求項1記載の加熱調理装置。
  3. 【請求項3】オーブン内の蒸気の温度、湿度、圧力、ガ
    ス濃度の少なくとも1つを検知する状態検知手段を設
    け、この状態検知手段の信号に基づいて制御部が被加熱
    物の加熱状態を調節する構成とした請求項1記載の加熱
    調理装置。
  4. 【請求項4】蒸気発生手段をゼオライトなどの水分子吸
    着材と吸着された水分子にエネルギーを与え吸着材から
    離脱させる励起手段とで構成し、前記吸着材に吸着され
    た空気中の水分子により蒸気を発生する構成とした請求
    項1記載の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】磁性材または金属材を含んで吸着材を構成
    するとともに、励起手段を誘導加熱手段で構成し、誘導
    加熱エネルギーにより吸着された水分子を離脱させて蒸
    気を発生させる構成とした請求項4記載の加熱調理装
    置。
  6. 【請求項6】複数の通路を有する磁性材又は金属材を含
    んだ発熱部と、この発熱部を誘導加熱する誘導加熱手段
    とにより加熱器を構成するとともに、前記発熱部の複数
    通路を蒸気が通過する構成とし、前記蒸気を加熱する構
    成とした請求項1記載の加熱調理装置。
  7. 【請求項7】オーブンに被加熱物を出し入れするドアを
    設けると共に、前記ドアとオーブンとの間をシールする
    シール部を設ける構成とした請求項1記載の加熱調理装
    置。
  8. 【請求項8】誘導加熱手段を、誘導加熱コイルとインバ
    ータ回路とで構成し、前記インバータ回路を1つ又はそ
    れ以上の共振回路を有する共振型インバータで構成した
    請求項5又は6記載の加熱調理装置。
  9. 【請求項9】被加熱物の種類や量に応じた蒸気の温度に
    制御する温度調節部を制御部に設け、前記被加熱物に応
    じた1つ又はそれ以上の蒸気温度で加熱する構成とした
    請求項1記載の加熱調理装置。
  10. 【請求項10】オーブンの上方部分と下方部分に蒸気吐
    出口と蒸気流入口とを設け、前記オーブン内部の蒸気が
    上方から下方もしくは下方から上方へ拡散する構成とし
    た請求項1記載の加熱調理装置。
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