JP2003265317A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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Abstract
種の調理できる簡単な構成の調理器の提供を目的とす
る。 【解決手段】 水を供給する水タンク1と、前記水タン
クから供給された水を加熱する蒸気発生手段2と、前記
蒸気発生手段2からの蒸気をさらに高温に加熱する蒸気
過熱手段3と、調理容器4と、蓋5とにより構成され、
前記蒸気過熱手段からの過熱蒸気は、調理容器の上部お
よび下部から供給できるようにする調理器とすることに
より、調理容器の上と下とから過熱蒸気を被調理物にあ
てることができるため、ムラなく調理が行える。
Description
る誘導加熱を用いた調理器に関するものである。
ヒータによって金属製の鍋を加熱し、鍋からの熱伝導に
より調理物が加熱される構成である。また最近は誘導加
熱方式を用い、鍋を電磁誘導により直接加熱する電磁調
理器もある。しかしながらこれらの調理器では、鍋に接
する面と他方では温度に大きな差があり均一な焼き物調
理は困難である。また、蒸すなどの料理では、あらかじ
め水を大量に鍋内に入れ、100℃の蒸気で調理するた
め、調理時間が長くなるなどの課題があった。
題を解決するもので、100℃以上の過熱蒸気を用い、
水および蒸気をより有効かつ安全に循環させながら、食
材の水分を失うことなく早く調理できる簡単な構成の調
理器の提供を目的とする。
の本発明の手段のひとつは、水を供給する水タンクと、
前記水タンクから供給された水を加熱する蒸気発生手段
と、前記蒸気発生手段からの蒸気をさらに高温に加熱す
る蒸気過熱手段と、調理容器と、蓋とにより構成され、
前記蒸気過熱手段からの過熱蒸気は、調理容器の上部お
よび下部から供給できるようにしたもので、調理物の均
一な調理を可能とする調理器としたものである。
蒸気を被調理物にあてることができるため、ムラなく調
理が行えるものである。
1記載の発明は、水を供給する水タンクと、前記水タン
クから供給された水を加熱する蒸気発生手段と、前記蒸
気発生手段からの蒸気をさらに高温に加熱する蒸気過熱
手段と、調理容器と、蓋とにより構成され、前記蒸気過
熱手段からの過熱蒸気は、調理容器の上部および下部か
ら供給できるようにしたもので、調理物の均一な調理を
可能とする調理器としたものである。これにより、調理
容器の上と下とから過熱蒸気を被調理物にあてることが
できるため、ムラなく調理が行えるものである。
調理容器の蒸気供給口への流路に供給切換手段を設けた
ことを特徴としたものであり、上面のみの焦げ目や食材
容器込みの調理物などに対応できるようにしたものであ
る。
熱手段を設けたことで、蒸気温度の低下による結露で無
駄な水分の発生を防ぐようにしたものである。
面とし、蓋を凸面形状にすることで、結露水が被調理物
にあたる、あるいは結露水に熱を吸収されることが少な
いようにしたもので、調理性能の向上と熱の損失を防止
するようにしたものである。
設けた排水口により結露水を吸収し、フィルタを介して
浄水した水を水タンクへ供給するようにしたもので、無
駄な水の発生や手入れを容易にしたものである。
制的に吸引する吸引ファンを設けて、調理終了時の蓋開
閉時に高温の蒸気が漏れることを防ぐようにしたもの
で、より安全な構成としたものである。
過熱手段を停止させ、100℃の蒸気のみを調理容器内
に循環させることにより、容器内の汚れに水分を吸着さ
せて汚れを浮かして取りやすくしたものであり、手入れ
をより簡単としたものである。
の手段の実施例について図面を参照しながら説明する。
である。図1において、1は水タンク、2は蒸気発生手
段、3は蒸気過熱手段、4は調理容器、5は蓋、6は調
理物をのせる網、7は過熱蒸気発生口、8は筐体であ
る。図1において、水タンク1の水は2の蒸気発生手段
に入り、ヒータなどによって加熱される。ここで100
℃の蒸気になって、蒸気のみが蒸気過熱手段3に流れ込
む。ここで蒸気過熱手段3は発泡金属に加熱コイルが巻
かれた構成になっている。そこで蒸気が発泡金属の網の
目を通っていく際に、誘導加熱によって高温になった発
泡金属から熱が伝わり、100℃以上の高温の過熱蒸気
となる。
において、9はヒータ、10はスイッチ、11は加熱コ
イル、12はスイッチング素子、13はドライブ回路、
14は制御回路である。ここで制御回路14から出た制
御信号がドライブ回路13に入力され、このドライブ回
路によりスイッチング素子12を動作させ、加熱コイル
11に高周波電流を流す。この高周波電流による磁界で
加熱された発泡金属を通り、過熱された蒸気は流路を通
り、調理容器の上部と下部に通した2カ所の過熱蒸気発
生口7から調理物に当たるようするものである。この構
成で、調理容器4内に均一に過熱蒸気が行き渡り、焼き
物や蒸気を用いた蒸し料理などができる。
である。図3の15は供給切換手段である。この供給切
換手段15によつて、例えば調理開始が一定時間は蒸気
を通さず、蒸気の温度が上がた後に蒸気を通過させるこ
とが可能である。また、上下いずれか一方からのみ過熱
蒸気を供給することも可能であり、例えば容器に入った
冷凍の調理物などの場合は上からのみの蒸気の供給が効
率的である。このように供給切換手段15により被調理
物に合わせた調理方法が可能となるものである。
よび第五の手段の実施例について図面を参照しながら説
明する。図4、図5、図6は調理器の構成図である。
生手段、3は蒸気過熱手段、4は調理容器、5は蓋、6
は調理物をのせる網、7は過熱蒸気発生口、8は筐体、
16は調理容器の加熱手段である。調理容器全体が低温
の場合、過熱蒸気は調理容器へ入りすぐに結露してしま
う。これを防ぐために、アルミニウム製などの調理容器
にヒータなどからなる加熱手段16を埋め込むかあるい
は接触させ、容器の温度を100℃以上に保つことで、
過熱蒸気は温度低下がなく被調理物に熱を伝え、様々な
料理がおいしくできるものである。
7の様に周囲にくぼみを設けて、結露水を集め再度蒸発
して、庫内の温度を低下させないようにすることもでき
る。
て、結露水を回収して浄化させ、再度過熱蒸気として用
いると省エネにもなり、全体としての高効率かが図れ
る。
実施例について図面を参照しながら説明する。図7、図
8は調理器の構成図である。図7において、1は水タン
ク、2は蒸気発生手段、3は蒸気過熱手段、4は調理容
器、5は蓋、6は調理物をのせる網、7は過熱蒸気発生
口、8は筐体、18はフィルタ、19は吸引ファンであ
る。図7において、水タンク1の水は2の蒸気発生手段
に入り、ヒータなどによって加熱される。ここで100
℃の蒸気になって、蒸気のみが蒸気過熱手段3に流れ込
む。ここで蒸気過熱手段3により蒸気は100℃以上の
高温の過熱蒸気となる。そして調理物にあたって、調理
が可能となる。この際、調理終了後も調理容器4内には
蒸気や過熱蒸気が充満しており、蓋を開ける際に火傷の
恐れもある。そこで吸引ファン19によって容器内の蒸
気を急速に回収しフィルタ18を介して浄化することで
再利用が可能とする。この構成により、より安全な構成
の調理器を提供できるものである。
について図面を参照しながら説明する。図8は調理器の
構成図である。図8において、1は水タンク、2は蒸気
発生手段、3は蒸気過熱手段、4は調理容器、5は蓋、
6は調理物をのせる網、7は過熱蒸気発生口、8は筐
体、18はフィルタ、19は吸引ファン、20は温度検
出手段である。吸引ファンにより蒸気がなくなり、使用
者が出来上がった調理物を取り出した後、温度検出手段
22で蒸気の温度が100℃一定となる状態で、この蒸
気を容器内に送る。この送られた蒸気によって容器内の
網などに付着した汚れに蒸気がつき、汚れを浮かすこと
によって、皿に手入れのしやすい調理器を提供できるも
のである。
は、調理容器の上と下とから過熱蒸気を被調理物にあて
ることができるため、ムラなく調理が行えるものであ
る。
のどちらか一方でも供給でき、調理物を専用の容器や皿
に載せたままでも効率的に調理ができるものである。
めてやることで、結露をなくし、より少量の水で調理が
できるものである。
せることで、空気に触れる面積を少なくでき、より熱の
有効活用が可能となるし、掃除性も向上する。
て水を循環させることで、水の有効利用と省エネが図れ
るものである。
に循環させることができるため、調理終了時に庫内の蒸
気を一気に回収でき、蓋を開けても熱く感じなくできる
ものである。
吹き付けて汚れが浮き、掃除しやすくなるものである。
一例を示す構成図
回路構成図
一例を示す構成図
一例を示す構成図
一例を示す構成図
一例を示す構成図
一例を示す構成図
一例を示す構成図
Claims (7)
- 【請求項1】 水を供給する水タンクと、前記水タンク
から供給された水を加熱する蒸気発生手段と、前記蒸気
発生手段からの蒸気をさらに高温に加熱する蒸気過熱手
段と、調理容器と、蓋とにより構成され、前記蒸気過熱
手段からの過熱蒸気は、調理容器の上部および下部から
供給できることを特徴とする調理器。 - 【請求項2】 蒸気過熱手段から調理容器の蒸気供給口
への流路に供給切換手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の調理器。 - 【請求項3】 調理容器に容器加熱手段を設けたことを
特徴とする請求項1または2記載の調理器。 - 【請求項4】 調理容器底面を凹面とし、蓋を凸面形状
にすることで、結露水が被調理物にあたる、あるいは結
露水に熱を吸収されることが少ないことを特徴とする請
求項1〜3いずれか1項に記載の調理器。 - 【請求項5】 調理容器の下部に設けた排水口により結
露水を吸収し、フィルタを介して浄水した水を水タンク
へ供給することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項
に記載の調理器。 - 【請求項6】 排水口へ蒸気を強制的に吸引する吸引フ
ァンを設けて、調理終了時の蓋開閉時に高温の蒸気が漏
れることを防ぐことを特徴とする請求項1〜5いずれか
1項に記載の調理器。 - 【請求項7】 調理終了後に蒸気過熱手段を停止させ、
100℃の蒸気のみを調理容器内に循環させ、容器内の
汚れに水分を吸着させて汚れを浮かして取りやすくした
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の調
理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002075727A JP3671924B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002075727A JP3671924B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003265317A true JP2003265317A (ja) | 2003-09-24 |
JP3671924B2 JP3671924B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3671924B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100436946C (zh) * | 2005-06-20 | 2008-11-26 | 株式会社东芝 | 加热烹调装置 |
JP2017176669A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 輝馳開発有限会社 | 調理装置 |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002075727A patent/JP3671924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100436946C (zh) * | 2005-06-20 | 2008-11-26 | 株式会社东芝 | 加热烹调装置 |
JP2017176669A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 輝馳開発有限会社 | 調理装置 |
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---|---|
JP3671924B2 (ja) | 2005-07-13 |
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