JPH05332552A - 電子レンジ調理器 - Google Patents

電子レンジ調理器

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Publication number
JPH05332552A
JPH05332552A JP14129392A JP14129392A JPH05332552A JP H05332552 A JPH05332552 A JP H05332552A JP 14129392 A JP14129392 A JP 14129392A JP 14129392 A JP14129392 A JP 14129392A JP H05332552 A JPH05332552 A JP H05332552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave oven
heat insulating
container
food
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14129392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Takeyama
幸次郎 武山
Kunihito Mori
國人 森
Noboru Ishibashi
昇 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14129392A priority Critical patent/JPH05332552A/ja
Publication of JPH05332552A publication Critical patent/JPH05332552A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱火でトロトロと煮炊きをするような、煮豆
料理や、シチュウ料理や、関東煮、お粥、などの調理が
電子レンジで可能にしようとするものである。 【構成】 マイクロ波で食品を加熱する電子レンジ1
と、電子レンジ内にマイクロ波を透過する断熱保温容器
2を設け、この断熱保温容器2内に食品を入れて、マイ
クロ波による加熱調理をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ調理器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジによる調理の方法は単
に食品の再加熱か、又は精々簡単な加熱調理に利用され
る程度であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来は弱
火でトロトロと煮炊きするような、煮豆料理や、シチュ
ウ料理や、関東煮、お粥などの調理が電子レンジでは出
来なかった。本発明はかかる点に鑑み上記のような料理
を効率よく調理することができる電子レンジ調理器を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、マイクロ波で食品を加熱する電子レンジと、この電
子レンジ内にマイクロ波を透過する断熱保温容器を設
け、この断熱保温容器内に食品を入れて、マイクロ波に
よる加熱をし、沸点、又は沸点近くの温度に達するとマ
イクロ波による加熱を止め、その後、断熱保温容器は自
然放置のままで、断熱保温容器内の食品を保温調理する
電子レンジ調理器である。又、断熱保温容器はプラスチ
ックの二重層の間に断熱材を封入したものである。又、
沸点、又は沸点近くの温度に達すると、マイクロ波の照
射は一定時間間隔の間欠照射を行って、食品の長時間保
温調理をするものである。
【0005】
【作用】本発明は前述したような構成であり、断熱保温
容器内に食品を入れて、電子レンジ内で先ず沸点、又は
沸点近くまでマイクロ波による加熱をする。尚、この場
合、沸騰までの時間はコントローラーによる時間設定、
又は、センサーで沸騰を検知しコントローラーーにより
制御して、沸騰後に自動的にマイクロ波の照射を止める
方法のどちらでも選択できるようになっている。マイク
ロ波の照射を止めて食品が加熱沸騰された後は、断熱保
温容器の食品は外部から断熱保温された状態でそのまま
放置しておくと、断熱保温容器内の温度は少しずつ自然
放熱により低下するが、(断熱構造にもより異なるが)
実験的には60分以上経過しても90℃以上の保温が可
能であり、この間、食品の90℃以上の加熱による煮炊
きが継続される。従って、この方法はお粥など比較的時
間を掛けなくてもよいトロトロ煮に適している。更に、
もっと時間を必要とする煮豆や関東煮などでは、例え
ば、断熱保温容器内が90℃以下になった場合には、一
定時間間隔で間欠的にマイクロ波を照射して90℃以上
にして保温調理が出来るようになっているため、ほとん
どの弱火のトロトロ煮が電子レンジで可能になる。しか
も、断熱、保温しながらの加熱調理のために、省エネル
ギーにもなる。
【0006】尚、断熱保温容器内の食品を外部より加熱
することは、通常のヒーターや電磁加熱などの方法では
不可能である。しかし、マイクロ波を使った電子レンジ
による加熱方法では、断熱保温容器がマイクロ波を透過
する材料であれば、食品を外部より加熱することが可能
となり、この組合せによって、新しい保温調理が可能に
なった点に本発明の特徴がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の電子レンジ調理
器の部分断面図、図2は同じく電子レンジ調理器の断熱
保温容器内温度曲線図、図3は同じく回路図である。
【0009】図1、図3において、電子レンジ調理器1
内に置いたマイクロ波を透過する断熱保温容器2は、そ
の中に食品3と調理水4が入れてある。調理の種類、目
的に合わせて(この場合弱火のトロトロ煮コース)コン
トローラー5のメニューボタンを押すと、マグネトロン
6より電子レンジ調理器1の庫内にマイクロ波が入り、
断熱保温容器2内の食品3と調理水4を加熱して、沸
騰、又は沸騰近くまで加熱し、食品の量に合わせた時間
制御、又は、沸騰時に断熱保温容器2の蒸気小孔hから
洩れる蒸気の温度を庫内の側壁に図のように取りつけた
センサー7とコントローラー5よって沸騰検知制御して
マイクロ波の照射を止める。即ち、図2のA点まで加熱
する。
【0010】次に、そのまま放置すると、少しずつ自然
放熱により断熱保温容器2内の温度は低下するが、断熱
保温容器2の断熱効果がよいと、60分程度経過しても
90℃以上に保温出来るようになっているので、お粥な
ど比較的時間を掛けなくてもよいトロトロ煮をする場合
に適した調理が出来る。更に、もっと時間を必要とする
煮豆や関東煮などでは、例えば、断熱保温容器2内が9
0℃以下になった場合には、時間制御、又は上記のセン
サー7とコントローラー5の制御によって、一定時間間
隔で間欠的に短時間マイクロ波を照射して90℃以上に
なるように、図2に示すB点まで再加熱をし、これを繰
り返せば長時間の保温調理が出来るようになっているの
で、ほとんどの弱火のトロトロ煮が電子レンジで調理可
能になる。尚、本発明では断熱保温容器2はプラスチッ
クの二重層の間に断熱材を封入した例を示しているが、
強化ガラスを使った真空容器(魔法瓶)にしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、断熱保温容器内
に食品を入れて、電子レンジ内で沸騰、又は沸騰近くま
でマイクロ波による加熱をした後、断熱保温や断熱保温
と間欠加熱の組合せにより、弱火のトロトロ煮ができる
ようになり、従来、出来なかった煮豆料理や、シチュウ
料理や、関東煮、お粥、などの料理が電子レンジで調理
可能になった。更に、断熱保温容器を使った調理のた
め、省エネルギーにもなるなどの極めて大きな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例の電子レンジ調理器の
部分断面図
【図2】本発明における一実施例の電子レンジ調理器の
断熱保温容器内温度曲線を示す図
【図3】本発明における一実施例の電子レンジ調理器の
回路図
【符号の説明】
1 電子レンジ調理器 2 断熱保温容器 3 食品 4 調理水 5 コントローラー 6 マグネトロン 7 センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロ波で食品を加熱する電子レンジ
    と、この電子レンジ内にマイクロ波を透過する断熱保温
    容器を設け、この断熱保温容器内に食品を入れてマイク
    ロ波による加熱をし、前記食品が沸点、又は沸点近くの
    温度に達するとマイクロ波による加熱を止め、その後、
    断熱保温容器は自然放置のままで、断熱保温容器内の食
    品を保温調理することを特徴とする電子レンジ調理器。
  2. 【請求項2】断熱保温容器はプラスチックの二重層の間
    に断熱材を封入したことを特徴とする請求項1に記載の
    電子レンジ調理器。
  3. 【請求項3】沸点、又は沸点近くの温度に達すると、マ
    イクロ波の照射は一定時間間隔の間欠照射を行って、食
    品の長時間保温調理をすることを特徴とする請求項1、
    又は請求項2に記載の電子レンジ調理器。
JP14129392A 1992-06-02 1992-06-02 電子レンジ調理器 Pending JPH05332552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14129392A JPH05332552A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電子レンジ調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14129392A JPH05332552A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電子レンジ調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332552A true JPH05332552A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15288519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14129392A Pending JPH05332552A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電子レンジ調理器

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JP (1) JPH05332552A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238555A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Satoshi Horikoshi 誘電加熱用容器およびこれを用いた誘電加熱方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238555A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Satoshi Horikoshi 誘電加熱用容器およびこれを用いた誘電加熱方法

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