JP2774271B2 - 自動巻取機 - Google Patents

自動巻取機

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JP2774271B2
JP2774271B2 JP8342091A JP34209196A JP2774271B2 JP 2774271 B2 JP2774271 B2 JP 2774271B2 JP 8342091 A JP8342091 A JP 8342091A JP 34209196 A JP34209196 A JP 34209196A JP 2774271 B2 JP2774271 B2 JP 2774271B2
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グレツクシユ ハンス
ブツケン ルネ
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ヴエー ライネルス フエルヴアルツングス−ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/187Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins on individual supports, e.g. pallets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1の上位概念
部に記載の形式の自動巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の日本国特公昭49−1212
8号公報によれば、自動巻取機であって、配列された巻
成部から成っていて自動巻取機縦方向で案内路に沿って
案内されているボビン支持体搬送ベルトを有するものが
公知になっている。巻成部は繰出しボビンを支持する個
別の単ボビン支持体のためのマガジンを有しており、こ
の場合、巻き返し中に、走行する糸のテクチャード加工
が行われる。ボビン支持体搬送ベルトから巻成部のマガ
ジンへの、繰出しボビンを支持する単ボビン支持体の供
給は制御可能なローディング装置によって行われる。単
ボビン支持体はボビン支持体搬送ベルトに必要なときに
だけ供給される。
【0003】ドイツ国特許出願公開第3308172号
明細書によれば、やはり自動巻取機であって、既に述べ
た自動巻取機の重要な特徴を具備しているものが公知に
なっている。この場合特別に制御可能なローディング装
置は存在しておらず、不動の案内板が設けられており、
該案内板がボビン支持体搬送ベルト上に来るすべての単
ボビン支持体を巻成部のマガジンの方向へ変向させる。
この案内板は、巻成部の、搬送ディスクを有するマガジ
ンの構成に関連して、ボビン支持体搬送ベルトの一搬送
方向での供給だけを行う。このため、巻成部における単
ボビン支持体の必要が個別的に探知されたときにだけ単
ボビン支持体がボビン支持体搬送ベルトへ供給されると
いうことと関連して、ボビン支持体搬送ベルトの端部に
到来せずかつ巻成部のマガジンにも受取られない単ボビ
ン支持体が互いに溜まり、最終的には巻成部への繰出し
ボビンの供給全体がブロックされるという問題が生じ
た。このためドイツ国特許出願公開第3308172号
明細書では、ボビン支持体搬送ベルトの入口の過剰な単
ボビン支持体をボビン支持体搬送ベルトに再び供給す
る、付加的な戻し案内路をボビン支持体搬送ベルトに対
して平行に配置する必要性が認識された。しかしこれに
よって、特に、自動巻取機に繰出しボビンを供給するた
めの装置の製作費及び所要スペースが増大した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、巻成
部に単ボビン支持体を分配する、所要スペースの僅かな
かつ安全に確実に機能する分配装置を有する、はじめに
述べた形式の自動巻取機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、請求項1記載の特徴を有する手段によって解決さ
れている。
【0006】
【発明の効果】突設された繰出しボビンを有する単ボビ
ン支持体の分配は、ボビン支持体搬送ベルトの単ボビン
支持体の供給時に繰出しボビン供給の必要性を正確に探
知する必要なしに、行われる。単ボビン支持体の分配は
ボビン支持体搬送ベルトの運転を逆転させることによっ
て行われる。この場合ボビン支持体搬送ベルトの一搬送
区分の各端部には一時的にせき止めが生じるが、これは
ボビン支持体搬送ベルトの運動方向の後続の逆転によっ
て完全に消失する。巻成部のマガジンの搬送手段が、ボ
ビン支持体搬送ベルト上で搬送されている単ボビン支持
体の案内路内へ侵入していることによって、マガジンの
溜め区間に単ボビン支持体が充たされておらず、従っ
て、ボビン支持体搬送ベルト上に乗って到来する単ボビ
ン支持体のマガジン内への入り込みが妨げられない場
合、マガジンの搬送手段は前を搬送される単ボビン支持
体を自動的に探知し取り込むことができる。
【0007】本発明は請求項1〜6記載の特徴を有する
手段によってさらに改良される。
【0008】マガジンの搬送手段として常時走行する搬
送ベルトを使用することは大きな経費を必要とすること
なく実施することができる。さらにこの搬送ベルトをボ
ビン支持体搬送ベルトに対して直角方向に配置すること
ができ、これにより、ボビン支持体搬送ベルトからマガ
ジンへの単ボビン支持体の取り上げを、ボビン支持体搬
送ベルトの瞬間的な搬送方向とは無関係に、同一に行う
ことができる。巻成部に切換可能なせき止め手段を配置
したことによって、常時走行するマガジンの搬送ベルト
と関連して、単ボビン支持体の安全でかつ自動的なせき
止めがえられる。ボビン支持体搬送ベルトに対して巻成
部のマガジンの搬送ベルトがより高い運動速度で駆動さ
れることによって、単ボビン支持体は必要なときに安全
にかつ迅速にボビン支持体搬送ベルトから巻成部のマガ
ジンへ取り上げられる。ボビン支持体搬送ベルトの上側
のベルト区分と下側のベルト区分との間にマガジンの搬
送ベルトのベルトガイドローラが配置されていることに
よって、ボビン支持体搬送ベルトから各巻成部の各マガ
ジンの搬送ベルト上への段落のない、ひいては衝撃のな
い単ボビン支持体の移送が保証される。
【0009】
【発明の実施の形態】全体が符号39で図示されている
自動巻取機は、この簡略化された実施例ではたんに5つ
の巻成部40乃至44を有しており、それらの内図1に
は巻成部42が図示されている。巻成部のマガジンは、
単ボビン支持体をせき止めている搬送ベルトのせき止め
区間によって形成されており、図示の実施例では、案内
薄板91〜96が、巻成部のマガジンの側方の制限部を
形成している。
【0010】並列的に並んで位置する全ての巻成部は同
一の基本装備を有しており、巻成部42の例でその基本
装備の説明を行うことにする。
【0011】伝動装置部分を内蔵したケーシング5は、
支持体48に固定されている。支持体48は自動巻取機
39の、ここには図示されていない2つの端部フレーム
を互いに結合している。ケーシング45はボビン枠5
0,51の旋回軸49を有し、該ボビン枠50,51自
体は綾巻きボビン52としての巻上げボビンを回転可能
に受容し支承している。綾卷きボビン52はトラバース
用ねじ溝付きローラ53上に載置され、その軸54は、
ケーシング45に回転可能に支承されている。該軸54
は駆動手段によって、ケーシング45の内部にある伝動
装置部分を介して駆動される。ケーシング45には旋回
中心点55を中心に旋回可能な吸入管6が支承されてお
り、該吸収管56は、位置56′へ上方へ旋回せしめら
れ、それによって綾卷きボビン52の表面上の糸端部を
さがし出してこれを吸引し、再び出発位置へ旋回して戻
るさいに糸端部を自動糸撚り継ぎ(スプライシング)装
置59の供給アーム57,58の前方に置く。第2の吸
入管60が、旋回中心点61を中心にして旋回可能にケ
ーシング45に支承されている。吸入管60は、コップ
20の形の繰出しボビンの糸端部をさがし出してこれを
吸引してとらえるために使用されている。該コップ20
は、巻成部42の繰出し部42′で個々の単ボビン支持
体13上に突設されている。単ボビン支持体13には取
付けピン25が設けられており、該ピン25の上に、コ
ップ20の形の繰出しボビンの巻管が差しはめられてい
る。
【0012】図1によれば、巻成部42には、別の単ボ
ビン支持体14及び15の取付けピン26及び27上
に、別のコップ21及び22が差しはめられている。こ
れらのコップは、巻成部42に於て順次に綾卷きボビン
に卷き換えられて行く。
【0013】更に図1には、繰出されて空になった卷管
31が取付けピン29上に装着されている更に別の単ボ
ビン支持体24が、自動巻取機39に沿って案内されて
いる巻管搬出ベルト32の方向へ向って、繰出し部4
2′から丁度出て行こうとしている状態が示されてい
る。巻管搬出ベルト32上には、別の単ボビン支持体2
3が既に乗っており、その取付けピン28上には、繰出
されて空になった巻管30が装着されている。
【0014】図2から判るように、個々の巻成部40乃
至44の繰出し部には、常に走行する夫々1つの搬送ベ
ルト33〜37が存在しており、該搬送ベルトは、自動
巻取機縦方向に延びているボビン支持体搬送ベルト38
から巻管搬出ベルト32まで延びている。搬送ベルト3
3〜37は、夫々図2に図示の矢印の方向に走行してい
る。つまり例えば巻成部42の循環する搬送ベルト35
の上側のベルト区分が、矢印46の方向に走行してい
る。搬送ベルト35のベルトガイドローラ68は、自動
巻取機作動中常時運転されている駆動モータに連結され
ており、同じ搬送ベルト35のベルトガイドローラ69
は、リタンローラとして使用されている。ここには図示
されていないロック手段により、繰出し部にある単ボビ
ン支持体以外には、図示されていない切換可能なロック
装置により、コップの巻取りが完了していない間は、別
の単ボビン支持体が繰出し部へ搬送されないようになっ
ている。繰出す目的で搬送されてきたさらに別の単ボビ
ン支持体は、差し止められた単ボビン支持体の前方で溜
められる。従って搬送ベルト33〜37は、同時にマガ
ジンとしても機能する。このような形式で2つまでの予
備ボビンが、現に巻戻されているボビンの近傍にリザー
ブされている。図2には、個々の巻成部の繰出し部が×
印で示されている。
【0015】図1によれば、コップ20から糸端部を取
上げるために吸入管60は先ず、位置60′に移動し、
最終的には位置60″に運動可能である。位置60′で
吸入管60は、糸端部を吸引してとらえ、位置60″で
これをレーキパス62に挿入し、その後吸入管60はさ
らに反時計方向で円形に旋回して再びその出発位置に戻
る。この間に吸入管60は、自動的に糸端部を再び失
う。
【0016】第3の吸入管63は、図示の静止位置から
吸入位置63′を経て引渡し位置63″に旋回可能であ
る。吸入位置63′で吸入管63は、レーキパス62に
よって不動に保持された糸端部を受容し、引続いて引渡
し位置63″で、これを糸撚り継ぎ装置59の供給アー
ム57,58へ引渡す。
【0017】両供給アーム57,58が位置57′乃至
は58′へ動かされることによって、両糸端部は糸撚り
継ぎ装置59内へ入り、該装置59はその後、通常の形
式でスプライシングにより、両糸端部を結合する。その
後、トラバース用ねじ溝付きローラ53が矢印64の方
向に回転を開始すると、糸65は連続的にコップ20の
頭部から引出され、レーキパス62、糸ブレーキ66及
び糸クリーナ67の計測スリットを通ってトラバース用
ねじ溝付きローラ53、さらに綾卷きボビン52に案内
されて行く。
【0018】ボビン支持体搬送ベルト38の駆動装置
は、切換装置として制御装置70を有しており、該装置
70には、接続部71,72を介して2台の電気式アウ
タロータ型モータ、所謂ベルトモータ73,74が接続
されている。両ベルトモータ73,74は、ボビン支持
体搬送ベルト38の端部に位置している。該モータは制
御装置70により、調節ボタン75によって選択可能か
つ調節可能である時間間隔で切換可能である。例えばベ
ルトモータ74がボビン支持体搬送ベルト38の上側の
ベルト区分を引張ると、該ベルト38は矢印47の方向
へ走行する。これに反しバンドモータ73が上記上側の
ベルト区分を引張ると、ボビン支持体搬送ベルト38は
逆方向に走行する。
【0019】ボビン支持体搬送ベルト38は、該ボビン
支持体搬送ベルト38上に、該ベルト38に繰出しボビ
ンが突設されている単ボビン支持体1〜4を供給する全
部で4つの互いに離隔した供給部76乃至79を有して
いる。供給部76〜79も、搬送ベルトとして形成され
ており、該搬送ベルトは、常時運転されているか又は単
ボビン支持体1乃至4を供給するときだけ運転される方
式で、図2に図示の矢印の方向に運転される。
【0020】1つの供給部76が、ボビン支持体搬送ベ
ルト38の一方の端部に配置され、別の供給部79は、
同じボビン支持体搬送ベルト38の他方の端部に配置さ
れている。供給部77は、ボビン支持体搬送ベルト38
の、巻成部40と41との間に位置する搬送区分に配置
されており、供給部78は、巻成部42と43との間に
位置するボビン支持体搬送ベルト38の搬送区分に配置
されている。
【0021】ボビン支持体搬送ベルト38に沿って、幾
つかの個別に切換可能な搬送止め装置80乃至85が配
置されている。搬送止め装置80は、ボビン支持体搬送
ベルト38に一方の端部の供給部76の近くにあり、搬
送止め装置85は、他方の端部の供給部79の近くにあ
る。その他の搬送止め装置81乃至84は、ボビン支持
体搬送ベルト38に沿い全ての巻成部40〜44の間
に、それも、全ての搬送止め装置が作動されたときに、
各供給部にそれぞれ固有の1つの巻成部が割り当てられ
るように、配置されている。この場合図2の状態では、
巻成部42へは供給が行われないことになる。搬送止め
装置を選択的に配置することにより、巻成部を含む複数
のセクションを形成することも可能であり、その場合こ
れらのセクションを、選択された供給部に割り当てるこ
とができる。このような形式で図2においては、例え
ば、搬送止め装置80,83及び85だけが作動される
ようにすることにより、セクションIとIIとが形成さ
れている。これによりセクションIは巻成部40,41
及び42から形成されており、セクションIIは巻成部
43と44とから形成されている。セクションIは供給
部76及び77から単ボビン支持体の供給を受け、セク
ションIIは供給部78及び79から単ボビン支持体の
供給を受ける。
【0022】装置は次のような形式で運転される:セク
ションI内では、セクションII内とは別の糸グループ
が処理されているものとする。セクションIは供給部7
7から、セクションIIは供給部78から、夫々供給を
受ける。供給部76及び79は運転されていないものと
する。更に個々のボビンの平均卷取速度は、特に散発的
に発生する糸切れに制約されて、それぞれ異なるものと
する。搬送ベルト33〜37は、ボビン支持体搬送ベル
ト38よりもより速く走行する。バンドモータ73及び
74の切換の時間間隔は、制御装置70によって、次の
ように調節されている。即ち、例えば搬送止め装置80
に当っている単ボビン支持体が、ボビン支持体搬送ベル
ト38が矢印47の方向に走行している間、搬送止め装
置83まで到達し、また搬送止め装置83に当っている
単ボビン支持体が、ボビン支持体搬送ベルト38が矢印
47とは反対方向に走行する間、搬送止め装置80に到
達するように、調節されている。要するにボビン支持体
搬送ベルト38は、交互に往方向及び復方向に走行して
いる。
【0023】図2では、丁度単ボビン支持体5,6,7
がボビン支持体搬送ベルト38上にある。単ボビン支持
体1及び4は、供給部76及び79が運転されていない
ため、休止している。単ボビン支持体2及び3は、間も
なくボビン搬出ベルト38上に移されるところである。
全ボビン支持体の側方案内のために、案内薄板86〜9
6が設けられており、その内の案内薄板86〜90は、
ボビン支持体搬送ベルト38の片側並びに供給部76〜
79の両側で、共に単ボビン支持体の側方案内として機
能している。案内薄板87,88,89には、窪み部9
7〜101が設けられている。窪み部は巻成部40〜4
4の正確に反対側に位置している。これらの窪み部は、
ボビン支持体搬送ベルト38上で搬送される単ボビン支
持体が、1つの巻成部に繰出しのために待機している第
3番目の単ボビン支持体の傍を、通り抜けることができ
るようにするものである。
【0024】巻成部41及び42は、繰出しボビンの供
給を必要としていない。巻成部40及び43では、必要
が丁度満たされようとしている。即ち、単ボビン支持体
5は、既に搬送ベルト33によって捉えられ、間もなく
単ボビン支持体9に当接する。単ボビン支持体7は既に
搬送ベルト36によって捉えられ、間もなく単ボビン支
持体17に当接する。巻成部44のボビン供給の必要
は、単ボビン支持体3がボビン支持体搬送ベルト38上
に到達した後にはじめて満たされる。
【0025】巻成部が現時点で取上げることができる個
数よりも多くの単ボビン支持体が、ボビン支持体搬送ベ
ルト38上に移される場合、例えば2つから3つの単ボ
ビン支持体から成る小さな列が、ボビン支持体搬送ベル
ト38上に形成される。これらの列は、搬送止め装置8
0,83及び85によって分割されたボビン支持体搬送
ベルト38の搬送区分上において往復に搬送される、そ
れも、巻成部に単ボビン供給の必要が生じてこれらの列
が当該巻成部の搬送ベルトにより次第次第に取り除かれ
て行くまで、往復に搬送される。その際混乱は発生しな
い。ボビン支持体搬送ベルト38より高い速度で走行す
る搬送ベルト33〜37は、比較的低速に走行するボビ
ン支持体搬送ベルト38から、単ボビン支持体を極めて
迅速に取上げることができる。
【0026】セクションの形成においては、選択的に、
両外側の供給部だけを運転することも、また3つ乃至は
4つの供給部の総てを運転することも勿論可能である。
【0027】実地においては、搬送ベルトの上側のベル
ト区分は全て、その下側に設けられた支持面上で該支持
面に沿って滑り、その結果搬送ベルトが下方に向って偏
ることはない。図2によれば、横方向に走行する搬送ベ
ルト33〜37及び76〜79のベルトガイドローラ
が、図2では覆われていて見えないけれども、ボビン支
持体搬送ベルト38の上側のベルト区分と下側のベルト
区分との間にある。これにより、一方の搬送ベルトから
他方の搬送ベルトへの単ボビン支持体の段落のない移送
が保証されている。
【0028】搬送止め装置80及び85を搬送止めを行
わない開いた状態にすることによりボビン支持体搬送ベ
ルト38をいつでも空にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動巻取機の1つの巻成部の側面図、
【図2】本発明の装置の主要部分を上から見た略示図で
ある。
【符号の説明】
1〜19 単ボビン支持体、 20,21,22 コッ
プ、 23,24 単ボビン支持体、 25〜29 取
付けピン、 30,31 巻管、 32 巻管搬出ベル
ト、 33〜37 搬送ベルト、 38 ボビン支持体
搬送ベルト、39 自動巻取機、 40〜44 巻成
部、 42′ 繰出し部、 45 ケーシング、 4
6,47 矢印、 48 支持体、 49 旋回軸、
50,51ボビン枠、 52 綾巻きボビン、 53
トラバース用ねじ溝付きローラ、54 軸、 55 旋
回中心点、 56…吸入管、 56′ 位置、 57,
58 供給アーム、 57′,58′ 位置、 59
糸撚り継ぎ装置、 60吸入管、 60′,60″ 位
置、 61 旋回中心点、 62 レーキパス、 63
吸入管、 63′ 吸入位置、 63″ 引渡し位
置、 64 矢印、 65 糸、 66 糸ブレーキ、
67 糸クリーナ、 68,69 ベルトローラ、
70 切換装置、 71,72 接続部、73,74
ベルトモータ、 75 調節ボタン、 76〜79 供
給部、 80〜85 搬送止め装置、 86〜96 案
内薄板、 97〜101 窪み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルネ ブツケン ドイツ連邦共和国 グレーフラート 1 ヴアルーアシユトラーセ 17 (56)参考文献 特公 昭49−12128(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 67/00 - 67/06 B65G 43/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列された巻成部から成る自動巻取機で
    あって、自動巻取機の縦方向で案内路に沿って案内され
    かつ巻成部のマガジンに単ボビン支持体上に突設された
    繰出しボビンを供給するボビン支持体搬送ベルトを有す
    る形式のものにおいて、 ボビン支持体搬送ベルト(38)の駆動装置(73,7
    4)が切換装置(70)によって予め設定可能な時間的
    間隔で交互にボビン支持体搬送ベルトを右回り及び左回
    りに切換可能であり、かつボビン支持体搬送ベルト(3
    8)の一搬送区分に、単ボビン支持体上に突設された繰
    出しボビンを供給する少なくとも1つの供給部(76〜
    79)が設けられており、かつ巻成部(40〜44)の
    マガジンが、ボビン支持体搬送ベルト(38)上におい
    て右回り又は左回りの任意の方向で搬送されてきた単ボ
    ビン支持体(5〜7)を、当該巻成部が単ボビン支持体
    の供給を必要とするときに、ボビン支持体搬送ベルト
    (38)から当該巻成部のマガジンへ自動的に取り上げ
    る、ボビン支持体搬送ベルト(38)に続く搬送手段
    (33〜37)を有しており、かつ該搬送手段(33〜
    37)が、単ボビン支持体(5〜7)の取り上げのため
    に、ボビン支持体搬送ベルト(38)上で搬送される単
    ボビン支持体(5〜7)の案内路内へ侵入しており、前
    記巻成部のマガジンが、単ボビン支持体(9,11,1
    2,14,15,17,19)のためのそれぞれのせき
    止め区間によって、搬送手段(33〜37)上に形成さ
    れていることを特徴とする、自動巻取機。
  2. 【請求項2】 巻成部のマガジンの搬送手段がそれぞれ
    1つの常時走行している搬送ベルト(33〜37)によ
    って形成されており、該搬送ベルト(33〜37)がボ
    ビン支持体搬送ベルト(38)から巻管搬出ベルト(3
    2)へ延びていることを特徴とする、請求項1記載の自
    動巻取機。
  3. 【請求項3】 巻成部の繰出し部に、繰出しボビンの繰
    出しが終わっていない限り単ボビン支持体(8,10,1
    3,16,18)の搬送を妨げる、切換え可能な搬送止め
    手段が配置されていることを特徴とする、請求項2記載
    の自動巻取機。
  4. 【請求項4】 巻成部のマガジンが、単ボビン支持体
    (9,11,12,14,15,17,19)のためのそれぞ
    れのせき止め区間によって、搬送ベルト(33〜37)
    上における、巻成部の繰出し部の手前に形成されている
    ことを特徴とする、請求項3記載の自動巻取機。
  5. 【請求項5】 巻成部のマガジンの常時走行している搬
    送ベルト(33〜37)が、ボビン支持体搬送ベルト
    (38)より高速で走行するように、駆動されることを
    特徴とする、請求項2から4までのいずれか1項記載の
    自動巻取機。
  6. 【請求項6】 一方の搬送ベルトから他方の搬送ベルト
    への段落のない被搬送物の移送を実現するため、自動巻
    取機横方向に走行する搬送ベルトのベルトガイドローラ
    (68,69)が、ボビン支持体搬送ベルト(38)の
    上側のベルト区分と下側のベルト区分との間にあること
    を特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載
    の自動巻取機。
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