JP2693244B2 - リボン支持体搬送ベルトを備えた自動巻取機 - Google Patents

リボン支持体搬送ベルトを備えた自動巻取機

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JP2693244B2
JP2693244B2 JP1333029A JP33302989A JP2693244B2 JP 2693244 B2 JP2693244 B2 JP 2693244B2 JP 1333029 A JP1333029 A JP 1333029A JP 33302989 A JP33302989 A JP 33302989A JP 2693244 B2 JP2693244 B2 JP 2693244B2
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ハンス・グレツクシユ
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ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングスーゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/187Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins on individual supports, e.g. pallets

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、配列された巻成部から成る自動巻取機であ
って、自動巻取機の縦方向で案内され、かつ巻成部又は
それらのマガジンに、単ボビン支持体上に突設された繰
出しボビンを供給するボビン支持体搬送ベルトを備えて
いる形式のものに関する。
従来の技術 この種の自動巻取機は、そのままでは、繰出しボビン
の異なったグループを同時に処理できるような状態には
なっていない。例えば所定のセクションが通常のセクシ
ョンの外に他のセクションを処理しなければならないよ
うな場合には、後方の機械端部に位置するセクションだ
けしか使用することができない。その際繰出しボビン
は、このセクションに手動で装着され、一方その他のセ
クションには、繰出しボビン搬送機を用いて一方の終端
部から自動的に装着される。
異なったグループの繰出しボビンを、前後して1つの
しかも同一のボビン支持体搬送機上で搬送すること、又
セクションの装備を時間的に別々に分離して行うこと
も、原理的には可能である。しかしその際待ち時間が発
生する。これを克服するには、それに対応して大きな中
間マガジン部を個々の巻成部に設ける必要がある。巻成
部の過大な中間マガジンは、迅速なグループ交換の障害
になる。その理由は、先ずその内容物を取り除かなけれ
ばならないからである。
1つのしかも同一の巻成部上で異なったグループの処
理を行う別の可能性は、それ用に複雑な制御装置を準備
して、繰出しボビン搬送機に引き渡された繰出しボビン
を、所要のセクション乃至は所要の巻成部に常に直線状
に到達せしめることによって達成されうるであろう。し
かしこのような制御装置は、高価でかつ故障が極めて発
生し易い。そのためこの形式は一般的に、自動の無人式
巻取運転の対象にはなり得ない。
DE第3622004号明細書には自動巻取機が公開されてお
り、該自動巻取機は、夫々複数の巻成部を備えた互いに
接して並ぶセクションから成り、かつ繰出しボビンを備
えた巻成部又はそのマガジンを装着した繰出しボビン搬
送機を有している。少なくとも1つの別の繰出しボビン
搬送機が、自動巻取機の長手側部に配置されており、セ
クション境界部には、繰出しボビンを移行せしめるため
の制御可能な引渡しステーションが存在している。該引
渡しステーションは、別の繰出しボビン搬送機の1つか
ら、巻成部又はそのマガジンを装着した繰出しボビン搬
送機に繰出しボビンを移行せしめているか、又は、巻成
部又はそのマガジンを装着した繰出しボビン搬送機の近
くに位置する別の繰出しボビン搬送機に繰出しボビンを
移行せしめている。繰出しボビン搬送機は、搬送ベルト
として形成されており、引渡しステーションは、制御可
能な分岐部を有している。
又この種の装置は、コストが極めて高く、かつその取
扱い上の柔軟性に乏しい。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、自動巻取機を大きな費用をかけずに
各場合に応じて常に新しく異なった大きさに分割でき、
かつ任意に選択可能なセクションに分割できるように
し、その後このセクションには、単ボビン支持体上に起
立する異なったグループの繰出しボビンを供給すること
ができるようにすることにある。
課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、はじめに述べた形式の
自動巻取機において、ボビン支持体搬送ベルトの駆動装
置が、切換装置により搬送ベルトを右回り及び左回りに
切換可能であり、かつボビン支持体搬送ベルトが、繰出
しボビンが突設されている単ボビン支持体を供給する、
少なくとも2つの互いに離れて位置する供給部を有して
おり、かつボビン支持体搬送ベルトが、2つの前記供給
部の間に位置する区分に、単ボビン支持体のための切換
可能な搬送止め装置を有しており、かつボビン支持体搬
送ベルトが、選択された搬送止め装置により互いに分離
された異なる搬送区分に分割可能であることによって、
解決されている。
発明の効果 供給されるべき夫々のセクションの位置と大きさと
は、都度選択された搬送止め装置の配置に左右される。
供給部の離隔距離が大きければ大きい程、個々のセクシ
ョンは任意に形成することができる。右方走行又は左方
走行とに交互に切換えられる搬送ベルトは、同一時刻に
全グループを、夫々選択された巻成部に搬送することが
できるようになっている。その際受容可能なボビン支持
体はもはや、夫々途中に起立する搬送止め装置で滞るよ
うなことはない。ボビン支持体は、ボビン支持体搬送ベ
ルトがその走行方向を反転すれば、直ちに反対方向に、
再び戻り運搬される。その際過剰詰込みによる混乱は発
生しない。それはボビン支持体搬送ベルトが、更には搬
送されてこない単ボビン支持体の下方を通り抜けるから
である。従って供給作業時には、ボビン支持体搬送ベル
トの搬送区分に尚、単ボビン支持体が含有されているか
どうかということを特に考慮する必要がない。
本発明の別の構成にあっては、ボビン支持体搬送ベル
トの一方の端部に少なくとも1つの供給部が配置されて
いる。この形式は、一方向に一時的又は圧倒的な搬送が
行われ、反対方向には僅かの搬送しか行われないような
場合に有利である。
本発明の別の構成にあっては、巻成部の間に位置する
ボビン支持体搬送ベルトの搬送区分内に、少なくとも1
つの供給部が配置されている。この形式は、種々のグル
ープ、特に小さなグループが時折運ばれてくるような場
合に特に有利である。ボビン支持体搬送ベルトに沿うこ
のグループの搬送経路は、ここを通ることにより短縮さ
れることになる。
自動巻取機の端部並びに自動巻取機に沿って、互いに
隔離した供給部を設けることは、勿論可能であり、又有
利でもある。これが機能的であるかどうか、又成算的に
供給部が幾つ必要であるかということは、夫々の場合に
応じて決定しなければならない。しかし一方、2つだけ
又は少数の供給部を有する自動巻取機に、供給部の数を
後から追加することも、同様に搬送止め装置の数を追加
することも、共に問題なく実施することができる。
本発明の別の構成にあっては、ボビン支持体搬送ベル
トに沿う総ての巻成部の間に、夫々1つの調節可能な乃
至は切換可能な搬送止め装置が配置されている。
この種の配置にあっては、ここのグループに対し完全
に移動が自由な巻成部の構成を保障しており、又巻取機
の運転に充分な柔軟性を保障している。
本発明の別の構成にあっては、巻成部が夫々複数の巻
成部を有するセクションに分割されており、その際調節
可能な乃至は切換可能な搬送止め装置が、セクション境
界部に配置されている。その際考慮しなければならない
ことは、セクションの数を制限する必要があること、
又、各セクションの巻成部の数も前以て承知しておく必
要があることである。このような形式で、技術的な費用
が最小に抑えられる。
本発明の別の構成によれば、ボビン支持体搬送ベルト
の少なくとも1つの端部には、付加的に調節可能な乃至
は切換可能な搬送止め装置が配置されている。このこと
は、ボビン支持体搬送ベルトが時には空荷で運転される
必要がある場合に特に有利である。その他の場合には、
ボビン支持体搬送ベルトの端部に不動の搬送止め装置を
設けるか、又は同一の個所に搬送止め装置の代りに供給
部を設けるかのどちらかで充分である。
本発明の別の構成によれば、巻成部又はそれらのマガ
ジンが、右回り又は左回りの任意の方向で単ボビン支持
体搬送ベルト搬送されてきた単ボビン支持体を、当該巻
成部が単ボビン支持体の供給を必要とするときに、単ボ
ビン支持体を自動的に取上げる、ボビン支持体搬送ベル
トに接続する搬送手段を有している。該搬送手段は、例
えば、単ボビン支持体搬送ベルトで搬送された、繰出し
ボビンが突設されている単ボビン支持体の側方案内部に
よって制限された案内路内に侵入している。
各巻成部は、単ボビン支持体が必要であるときに、完
全自動的に、単ボビン支持体を単ボビン支持体搬送ベル
トから取上げる。必要が充たされれば、例えば巻成部の
搬送手段上にある最後尾の単ボビン支持体の次に続く単
ボビン支持体は、次の巻成部に向って更に移動する。
実施例 本発明の実施例を図面に示し、次にこれを詳しく説明
する。
全体が符号39で図示されている自動巻取機は、この簡
略化された実施例ではたんに5つの巻成部40乃至44を有
しており、それらの内第1図には巻成部42が図示されて
いる。
並列的に並んで位置する全ての巻成部は同一の基本装
備を有しており、巻成部42の例でその基本装備の説明を
行うことにする。
伝動装置部分を内蔵したケーシング5は、支持体48に
固定されている。支持体48は自動巻取機39の、ここには
図示されていない2つの端部フレームを互いに結合して
いる。ケーシング45はボビン枠50,51の旋回軸49を有
し、該ボビン枠50,51自体は綾巻きボビン52としての巻
上げボビンを回転可能に受容し支承している。綾卷きボ
ビン52はトラバース用ねじ溝付きローラ53上に載置さ
れ、その軸54は、ケーシング45に回転可能に支承されて
いる。該軸54は駆動手段によって、ケーシング45の内部
にある伝動装置部分を介して駆動される。ケーシング45
には旋回中心点55を中心に旋回可能な吸入管6が支承さ
れており、該吸収管56は、位置56′へ上方へ旋回せしめ
られ、それによって綾卷きボビン52の表面上の糸端部を
さがし出してこれを吸引し、再び出発位置へ旋回して戻
るさいに糸端部を自動糸撚り継ぎ(スプライシング)装
置59の供給アーム57,58の前方に置く。第2の吸入管60
が、旋回点中心61を中心にして旋回可能にケーシング45
に支承されている。吸入管60は、コップ20の形の繰出し
ボビンの糸端部をさがし出してこれを吸引してとらえる
ために使用されている。該コップ20は、巻成部42の繰出
し部42′で個々の単ボビン支持体13上に突設されてい
る。単ボビン支持体13には取付ピン25が設けられてお
り、該ピン25の上に、コップ20の形の繰出しボビンの巻
管が差しはめられている。
第1図によれば、巻成部42には、別の単ボビン支持体
14及び15の取付けピン26及び27上に、別のコップ21及び
22が差しはめられている。これらのコップは、巻成部42
に於て順次に綾卷きボビンに卷き換えられて行く。
更に第1図には、繰出されて空になった卷管31が取付
けピン29上に装着されている更に別の単ボビン支持体24
が、自動巻取機39に沿って案内されている巻管搬出ベル
ト32の方向へ向って、繰出し部42′から丁度出て行こう
としている状態が示されている。巻管搬出ベルト32上に
は、別の単ボビン支持体23が既に乗っており、その取付
けピン28上には、繰出されて空になった巻管30が装着さ
れている。
第2図から判るように、個々の巻成部40乃至44の繰出
し部には、常に走行する夫々1つの搬送ベルト33〜37が
存在しており、該搬送ベルトは、自動巻取機縦方向に延
びているボビン支持体搬送ベルト38から巻管搬出ベルト
32まで延びている。搬送ベルト33〜37は、夫々第2図に
図示の矢印の方向に走行している。つまり例えば巻成部
42の循環する搬送ベルト35の上側のベルト区分が、矢印
46の方向に走行している。搬送ベルト35のベルトガイド
ローラ68は、自動巻取機作動中常時運転されている駆動
モータに連結されており、同じ搬送ベルト35のベルトガ
イドローラ69は、リタンローラとして使用されている。
ここには図示されていないロック手段により、繰出し部
にある単ボビン支持体は、図示されていない切換可能な
ロック装置により、コップの巻取りが完了していない間
は、別の単ボビン支持体が繰出し部へ搬送されないよう
になっている。繰出す目的で搬送されてきたさらに別の
単ボビン支持体は、差し止められた単ボビン支持体の前
方で溜められる。従って搬送ベルト33〜37は、同時にマ
ガジンとしても機能する。このような形式で2つまでの
予備ボビンが、現に巻戻されているボビンの近傍にリザ
ーブされている。第2図には、個々の巻成部の繰出し部
が×印で示されている。
第1図によれば、コップ20から糸端部を取上げるため
に吸入管60は先ず、位置60′に移動し、最終的には位置
60″に運動可能である。位置60′で吸入管60は、糸端部
を吸引してとらえ、位置60″でこれをレーキパス62に挿
入し、その後吸入管60はさらに反時計方向で円形に旋回
して再びその出発位置に戻る。この間に吸入管60は、自
動的に糸端部を再び失う。
第3の吸入管63は、図示の静止位置から吸入位置63′
を経て引渡し位置63″に旋回可能である。吸入位置63′
で吸入管63は、レーキパス62によって不動に保持された
糸端部を受容し、引続いて引渡し位置63″で、これを糸
撚り継ぎ装置59の供給アーム57,58へ引渡す。
両供給アーム57,58が位置57′乃至58′へ動かされる
ことによって、両糸端部は糸撚り継ぎ装置59内へ入り、
該装置59はその後、通常の形式でスプライシングによ
り、両糸端部を結合する。その後、トラバース用ねじ溝
付きローラ53が矢印64の方向に回転を開始すると、糸65
は連続的にコップ20の頭部から引出され、レーキパス6
2、糸ブレーキ66及び糸クリーナ67の計測スリットを通
ってトラバース用ねじ溝付きローラ53、さらに綾卷きボ
ビン52に案内されて行く。
ボビン支持体搬送ベルト38の駆動装置は、切換装置と
して制御装置70を有しており、該装置70には、接続部7
1,72を介して2台の電気式アウタロータ型モータ、所謂
ベルトモータ73,74が接続されている。両ベルトモータ7
3,74は、ボビン支持体搬送ベルト38の端部に位置してい
る。該モータは制御装置70により、調節ボタン75によっ
て選択可能かつ調節可能である時間間隔で切換可能であ
る。例えばベルトモータ74がボビン支持体搬送ベルト38
の上側のベルト区分を引張ると、該ベルト38は矢印47の
方向へ走行する。これに反しバンドモータ73が上記上側
のベルト区分を引張ると、ボビン支持体搬送ベルト38は
逆方向に走行する。
ボビン支持体搬送ベルト38は、該ボビン支持体搬送ベ
ルト38上に該ベルト38に繰出しボビンが突設されている
単ボビン支持体1〜4を供給する全部で4つの互いに離
隔した供給部76乃至79を有している。供給部76〜79も、
搬送ベルトとして形成されており、該搬送ベルトは、常
時運転されているか又は単ボビン支持体1乃至4を供給
するときだけ運転される方式で、第2図に図示の矢印の
方向に運転される。
1つの供給部76が、ボビン支持体搬送ベルト38の一方
の端部に配置され、別の供給部79は、同じボビン支持体
搬送ベルト38の他方の端部に配置されている。供給部77
は、ボビン支持体搬送ベルト38の巻成部40と41との間に
位置する搬送区分に配置されており、供給部78は、巻成
部42と43との間に位置するボビン支持体搬送ベルト38の
搬送区分に配置されている。
ボビン支持体搬送ベルト38に沿って、幾つかの個別に
切換可能な搬送止め装置80乃至85が配置されている。搬
送止め装置80は、ボビン支持体搬送ベルト38に一方の端
部の供給部76の近くにあり、搬送止め装置85は、他方の
端部の供給部79の近くにある。その他の搬送止め装置81
乃至84は、ボビン支持体搬送ベルト38に沿い全ての巻成
部40〜44の間に、それも、全ての搬送止め装置が作動さ
れたときに、各供給部にそれぞれ固有の1つの巻成部が
割り当てられるように、配置されている。この場合第2
図の状態では、巻成部42へは供給が行われないことにな
る。搬送止め装置を選択的に配置することにより、巻成
部を含む複数のセクションを形成することも可能であ
り、その場合これらのセクションを、選択された供給部
に割り当てることができる。このような形式で第2図に
おいては、例えば、搬送止め装置80,83及び85だけが作
動されるようにすることにより、セクションIとIIとが
形成されている。これによりセクションIは巻成部40,4
1及び42から形成されており、セクションIIは巻成部43
と44とから形成されている。セクションIは供給部76及
び77から単ボビン支持体の供給を受け、セクションIIは
供給部78及び79から単ボビン支持体の供給を受ける。
装置は次のような形式で運転される: セクションI内では、セクションII内とは別の糸グルー
プが処理されているものとする。セクションIは供給部
77から、セクションIIは供給部78から、夫々供給を受け
る。供給部76及び79は運転されていないものとする。更
に個々のボビンの平均卷取速度は、特に散発的に発生す
る糸切れに制約されて、それぞれ異なるものとする。搬
送ベルト33〜37は、ボビン支持体搬送ベルト38よりもよ
り速く走行する。バンドモータ73及び74の切換の時間間
隔は、制御装置70によって、次のように調節されてい
る。即ち、例えば搬送止め装置80に当っている単ボビン
支持体が、ボビン支持体搬送ベルト38が矢印47の方向に
走行している間、搬送止め装置83まで到達し、また搬送
止め装置83に当っている単ボビン支持体が、ボビン支持
体搬送ベルト38が矢印47とは反対方向に走行する間、搬
送止め装置80に到達するように、調節されている。要す
るにボビン支持体搬送ベルト38は、交互に往方向及び復
方向に走行している。
第2図では、丁度単ボビン支持体5,6,7がボビン支持
体搬送ベルト38上にある。単ボビン支持体1及び4は、
供給部76及び79が運転されていないため、休止してい
る。単ボビン支持体2及び3は、間もなくボビン搬出ベ
ルト38上に移されるところである。全ボビン支持体の側
方案内のために、案内薄板86〜96が設けられており、そ
の内の案内薄板86〜90は、ボビン支持体搬送ベルト38の
片側並びに供給部76〜79の両側で、共に単ボビン支持体
の側方案内として機能している。案内薄板87,88,89に
は、窪み部97〜101が設けられている。窪み部は巻成部4
0〜44の正確に反対側に位置している。これらの窪み部
は、ボビン支持体搬送ベルト38上で搬送される単ボビン
支持体が、1つの巻成部に繰出しのために待機している
第3番目の単ボビン支持体の傍を、通り抜けることがで
きるようにするものである。
巻成部41及び42は、繰出しボビンの供給を必要として
いない。巻成部40及び43では、必要が丁度満たされよう
としている。即ち、単ボビン支持体5は、既に搬送ベル
ト33によって捉えられ、間もなく単ボビン支持体9に当
接する。単ボビン支持体7は既に搬送ベルト36によって
捉えられ、間もなく単ボビン支持体17に当接する。巻成
部44のボビン供給の必要は、単ボビン支持体3がボビン
支持体搬送ベルト38上に到達した後にはじめて満たされ
る。
巻成部が現時点で取上げることができる個数よりも多
くの単ボビン支持体が、ボビン支持体搬送ベルト38上に
移される場合、例えば2つから3つの単ボビン支持体か
ら成る小さな例が、ボビン支持体搬送ベルト38上に形成
される。これらの列は、搬送止め装置80,83及び85によ
って分割されたボビン支持体搬送ベルト38の搬送区分上
において往復に搬送される、それも、巻成部に単ボビン
供給の必要が生じてこれらの列が当該巻成部の搬送ベル
トにより次第次第に取り除かれて行くまで、往復に搬送
される。その際混乱は発生しない。ボビン支持体搬送ベ
ルト38より高い速度で走行する搬送ベルト33〜37は、比
較的低速に走行するボビン支持体搬送ベルト38から、単
ボビン支持体を極めて迅速に取上げることができる。
セクションの形成においては、選択的に、両外側の供
給部だけを運転することも、また3つ乃至4つの供給部
の総てを運転することも勿論可能である。
実地においては、搬送ベルトの上側のベルト区分は全
て、その下側に設けられた支持面上で該支持面に沿って
滑り、その結果搬送ベルトが下方に向って偏ることはな
い。第2図によれば、横方向に走行する搬送ベルト33〜
37及び76〜79のベルトガイドローラが、第2図では覆わ
れていて見えないけれども、ボビン支持体搬送ベルト38
の上側のベルト区分と下側のベルト区分との間にある。
これにより、一方搬送ベルトから他方の搬送ベルトへの
単ボビン支持体の段落のない移送が保証されている。
搬送止め装置80及び85を搬送止めを行わない開いた状
態にすることによりボビン支持体搬送ベルト38をいつで
も空にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動巻取機の1つの巻成部の側面図、第2図は
本発明の装置の主要部分を上から見た略示図である。 1〜19……単ボビン支持体、20,21,22……コップ、23,2
4……単ボビン支持体、25〜29……取付けピン、30,31…
…巻管、32……巻管搬出ベルト、33〜37……搬送ベル
ト、38……ボビン支持体搬送ベルト、39……自動巻取
機、40〜44……巻成部、42′……繰出し部、45……ケー
シング、46,47……矢印、48……支持体、49……旋回
軸、50,51……ボビン枠、52……綾巻きボビン、53……
トラバース用ねじ溝付きローラ、54……軸、55……旋回
中心点、56……吸入管、56′……位置、57,58……供給
アーム、57′,58′……位置、59……糸撚り継ぎ装置、6
0……吸入管、60′,60″……位置、61……旋回中心点、
62……レーキパス、63……吸入管、63′……吸入位置、
63″……引渡し位置、64……矢印、65……糸、66……糸
ブレーキ、67……糸クリーナ、68,69……ベルトロー
ラ、70……切換装置、71,72……接続部、73,74……ベル
トモータ、75……調節ボタン、76〜79……供給部、80〜
85……搬送止め装置、86〜96……案内薄板、97〜101…
…窪み部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列された巻成部から成る自動巻取機であ
    って、自動巻取機の縦方向で案内され、巻成部又はそれ
    らのマガジンに、単ボビン支持体上に突設された繰出し
    ボビンを供給するボビン支持体搬送ベルトを備えている
    形式のものにおいて、 ボビン支持体搬送ベルト(38)の駆動装置(70,73,74)
    が、切換装置(70)により搬送ベルト(38)を右回り及
    び左回りに切換可能であり、かつボビン支持体搬送ベル
    ト(38)が、繰出しボビンが突設されている単ボビン支
    持体(1,2,3,4)を供給する、少なくとも2つの、互い
    に離れて位置する供給部(76,77,78,79)を有してお
    り、かつボビン支持体搬送ベルト(38)が、2つの前記
    供給部(76,77,78,79)の間に位置する区分に、単ボビ
    ン支持体(5,6,7)のための切換可能な搬送止め装置(8
    1,82,83,84)を有しており、かつボビン支持体搬送ベル
    ト(38)が、選択された搬送止め装置により互いに分離
    された異なる搬送区分に分割可能であることを特徴とす
    る、ボビン支持体搬送ベルトを備えた自動巻取機。
  2. 【請求項2】ボビン支持体搬送ベルト(38)の少なくと
    も一方の端部に、単ボビン支持体をボビン支持体搬送ベ
    ルト(38)に供給する供給部(76,79)が配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の自動巻取機。
  3. 【請求項3】少なくとも1つの供給部(77;78)が、ボ
    ビン支持体搬送ベルト(38)の、巻成部(40,41;42,4
    3)間に位置する搬送区分に配置されていることを特徴
    とする、請求項1又は2記載の自動巻取機。
  4. 【請求項4】ボビン支持体搬送ベルト(38)に沿って総
    ての巻成部(40,41,42,43,44)の間に、夫々1つの調節
    可能な若しくは切換可能な搬送止め装置(81,82,83,8
    4)が配置されていることを特徴とする、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の自動巻取機。
  5. 【請求項5】巻成部(40,41,42,43,44)が、夫々複数の
    巻成部(40,41,42;43,44)を有するセクション(I,II)
    に分割されており又は分割可能であり、かつ調節可能な
    若しくは切換可能な搬送止め装置(80,81,82,83,84,8
    5)が、セクション境界部に配置されていることを特徴
    とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の自動
    巻取機。
  6. 【請求項6】ボビン支持体搬送ベルト(38)の少なくと
    も一方の端部に、付加的の、調節可能な若しくは切換可
    能な搬送止め装置(80,85)が配置されていることを特
    徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の自
    動巻取機。
  7. 【請求項7】巻成部(40,41,42,43,44)又はそれらのマ
    ガジン(33,34,35,36,37)が、右回り又は左回りの任意
    の方向で単ボビン支持体搬送ベルト(38)で搬送されて
    きた単ボビン支持体(5,7)を、当該巻成部(40,43)が
    単ボビン支持体の供給を必要とするときに、単ボビン支
    持体を自動的に取上げる、ボビン支持体搬送ベルト(3
    8)に接続する搬送手段(33,34,35,36,37)を有してい
    ることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1
    項記載の自動巻取機。
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