JPH0219212B2 - - Google Patents
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- JPH0219212B2 JPH0219212B2 JP57126543A JP12654382A JPH0219212B2 JP H0219212 B2 JPH0219212 B2 JP H0219212B2 JP 57126543 A JP57126543 A JP 57126543A JP 12654382 A JP12654382 A JP 12654382A JP H0219212 B2 JPH0219212 B2 JP H0219212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- winder
- pipe
- spinning machine
- empty
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 33
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000007378 ring spinning Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/02—Arrangements for removing spent cores or receptacles and replacing by supply packages at paying-out stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は精紡機上りの管糸をワインダーへ搬送
するシステムに関する。
するシステムに関する。
一般に精紡機特にリング精紡機によつて巻取ら
れた糸は、糸の欠陥部の除去あるいは後工程に適
した大きさ、形状のパツケージに巻返す、いわゆ
る巻返し工程を通過する。従つて精紡機とワイン
ダー間を搬送される管糸は、従来は管糸収容箱に
多数本整然とまたはランダムに収納された状態で
搬送され、ワインダーの管糸供給装置へいつたん
補給し、該装置から各巻取ユニツトへ供給された
り、あるいはコンベア上を各管糸が載置されて巻
取ユニツトの管糸マガジンまで搬送され、ユニツ
トの管糸要求毎に一本ずつ切出されて供給された
りしている。
れた糸は、糸の欠陥部の除去あるいは後工程に適
した大きさ、形状のパツケージに巻返す、いわゆ
る巻返し工程を通過する。従つて精紡機とワイン
ダー間を搬送される管糸は、従来は管糸収容箱に
多数本整然とまたはランダムに収納された状態で
搬送され、ワインダーの管糸供給装置へいつたん
補給し、該装置から各巻取ユニツトへ供給された
り、あるいはコンベア上を各管糸が載置されて巻
取ユニツトの管糸マガジンまで搬送され、ユニツ
トの管糸要求毎に一本ずつ切出されて供給された
りしている。
このような搬送システムでは管糸の糸層がコン
ベア上、あるいは他の管糸の糸層表面と接触し、
毛羽立ちあるいは糸層の崩れ等を生じて糸質を低
下させる原因となつていた。出願人は、このよう
な欠点を解消するために、管糸を個々に独立した
搬送媒体(以下トレイと称す)に直立して挿着
し、該トレイに挿着された状態で管糸を搬送する
システムを提案している。
ベア上、あるいは他の管糸の糸層表面と接触し、
毛羽立ちあるいは糸層の崩れ等を生じて糸質を低
下させる原因となつていた。出願人は、このよう
な欠点を解消するために、管糸を個々に独立した
搬送媒体(以下トレイと称す)に直立して挿着
し、該トレイに挿着された状態で管糸を搬送する
システムを提案している。
本発明は、このようなシステムにおいて、管糸
供給路に混入する空ボビンをワインダーへ供給す
ることなく、精紡機へリターンさせるシステムを
提供するもので、精紡機側には何ら変更すること
なく空ボビンをリターンさせるものである。
供給路に混入する空ボビンをワインダーへ供給す
ることなく、精紡機へリターンさせるシステムを
提供するもので、精紡機側には何ら変更すること
なく空ボビンをリターンさせるものである。
以下本発明システムの実施例を図面に従つて説
明する。
明する。
第1図において、1a〜1nは多数の紡糸ユニ
ツトを並設した精紡機で、各精紡機は例えば公知
のリング精紡機で、各台の両サイドにおいて紡績
糸が管糸に巻取られる形式のものである。一方、
上記複数台の精紡機に対して一台のワインダー2
が配置され、各精紡機1a〜1nとワインダー2
間には管糸供給路3および空ボビン帰還路4が配
設されて、精紡機とワインダー2が直結される。
即ち、精紡機の生産能力は1ユニツト当り15〜20
m/分であり、一方ワインダーの処理能力は1ユ
ニツト当り約1000m/分であり、1巻取ユニツト
には50〜60の紡糸ユニツトが対応する。
ツトを並設した精紡機で、各精紡機は例えば公知
のリング精紡機で、各台の両サイドにおいて紡績
糸が管糸に巻取られる形式のものである。一方、
上記複数台の精紡機に対して一台のワインダー2
が配置され、各精紡機1a〜1nとワインダー2
間には管糸供給路3および空ボビン帰還路4が配
設されて、精紡機とワインダー2が直結される。
即ち、精紡機の生産能力は1ユニツト当り15〜20
m/分であり、一方ワインダーの処理能力は1ユ
ニツト当り約1000m/分であり、1巻取ユニツト
には50〜60の紡糸ユニツトが対応する。
上記精紡機1a〜1nにおいては、後述するト
レイが搬送または待機するための通路5,6,7
が連続的に設けられ、従つてボビン帰還路4から
返送されてくる空ボビンは第1図の如く精紡機1
a〜1nの両サイド5,7および端部6に連続し
て位置決めされ、即ち通路5,7上のトレイTは
各精紡ユニツトに対応した位置であり、該位置の
空ボビンは各精紡ユニツトで得られる管糸と手動
または自動で交換されて、管糸を挿着したトレイ
となる。一方端部の通路6のトレイt1〜t5上
の空ボビンは対応する精紡ユニツトが存在せず、
従つて精紡機側の管糸を挿着したトレイが一斉に
矢印8方向に搬送されれば、上記数個の空ボビン
は多数の管糸の途中に混入した状態で管糸供給路
3上を搬送されることになる。
レイが搬送または待機するための通路5,6,7
が連続的に設けられ、従つてボビン帰還路4から
返送されてくる空ボビンは第1図の如く精紡機1
a〜1nの両サイド5,7および端部6に連続し
て位置決めされ、即ち通路5,7上のトレイTは
各精紡ユニツトに対応した位置であり、該位置の
空ボビンは各精紡ユニツトで得られる管糸と手動
または自動で交換されて、管糸を挿着したトレイ
となる。一方端部の通路6のトレイt1〜t5上
の空ボビンは対応する精紡ユニツトが存在せず、
従つて精紡機側の管糸を挿着したトレイが一斉に
矢印8方向に搬送されれば、上記数個の空ボビン
は多数の管糸の途中に混入した状態で管糸供給路
3上を搬送されることになる。
上記管糸供給路3の途次には管糸の糸端を口出
しする口出し装置10が配置される。さらに上記
口出し装置10の手前側には上記空ボビンを帰還
路4にリターンさせるリターン通路11が設けら
れている。12は口出し装置において口出しミス
した管糸あるいはワインダーにおいて口出しミス
した管糸を貯溜、搬送するバイパスである。
しする口出し装置10が配置される。さらに上記
口出し装置10の手前側には上記空ボビンを帰還
路4にリターンさせるリターン通路11が設けら
れている。12は口出し装置において口出しミス
した管糸あるいはワインダーにおいて口出しミス
した管糸を貯溜、搬送するバイパスである。
第2図にリターン通路11、バイパス12の実
施例を示す。管糸供給路3およびボビン帰還路4
はベルトコンベアと、トレイをガイドする両サイ
ドのガイド板13,14によつて構成される。リ
ターン通路11は、管糸供給路3とボビン帰還路
4間の間隔に略等しい直径の円盤15と該円盤1
5上の片側に設けたガイド板16,17によつて
空ボビンリターン通路11が形成される。管糸供
給路側には空ボビンと管糸の判別を行うセンサー
18および該センサーの判別信号により管糸供給
路3上に出没する可動ゲート19が配置される。
20は該位置で管糸をいつたん停止させるストツ
プ装置である。なお、上記円盤15上の他側の通
路21は口出しミスの管糸を再度管糸供給路3へ
供給するもので、バイパス12上を貯溜、搬送さ
れる口出しミス管糸が、センサー22と可動ゲー
ト23により上記通路21へ移送される。円盤1
5は軸24を中心に自由回転するもので、即ち円
盤の上面または下面の外周付近が搬送路を構成す
るコンベアに押接することにより矢印25方向へ
回転し、該円盤上の管糸あるいは空ボビンを一方
のコンベアから他方のコンベアへ移送する。
施例を示す。管糸供給路3およびボビン帰還路4
はベルトコンベアと、トレイをガイドする両サイ
ドのガイド板13,14によつて構成される。リ
ターン通路11は、管糸供給路3とボビン帰還路
4間の間隔に略等しい直径の円盤15と該円盤1
5上の片側に設けたガイド板16,17によつて
空ボビンリターン通路11が形成される。管糸供
給路側には空ボビンと管糸の判別を行うセンサー
18および該センサーの判別信号により管糸供給
路3上に出没する可動ゲート19が配置される。
20は該位置で管糸をいつたん停止させるストツ
プ装置である。なお、上記円盤15上の他側の通
路21は口出しミスの管糸を再度管糸供給路3へ
供給するもので、バイパス12上を貯溜、搬送さ
れる口出しミス管糸が、センサー22と可動ゲー
ト23により上記通路21へ移送される。円盤1
5は軸24を中心に自由回転するもので、即ち円
盤の上面または下面の外周付近が搬送路を構成す
るコンベアに押接することにより矢印25方向へ
回転し、該円盤上の管糸あるいは空ボビンを一方
のコンベアから他方のコンベアへ移送する。
なお、口出し装置10の左側即ちワインダー側
には前記リターン通路11と同様に円盤26とガ
イド板27,28によつて管糸供給路3上の口出
しミス管糸をバイパス通路へ移送する別の通路2
9が形成される。また上記バイパス12には空ボ
ビン帰還路4から分岐した通路30が接続され、
ワインダーにおいて口出しミスした管糸をバイパ
ス12へ移送するものである。上記各分岐点に
は、可動ゲート31,32が配置され、可動ゲー
ト31は口出し装置10からの指令によつて作動
し、可動ゲート32はセンサー33によつて作動
する。即ちゲート31は口出し装置10において
管糸から引出された糸端を直接検出するフイーラ
によつて指令され、ゲート32は帰還路4上のセ
ンサー位置におけるトレイT上の管糸の糸層の有
無を光電式センサ等で検出することにより作動す
る。即ち糸層を有した管糸が帰還路4上にあると
いうことは(イ)ワインダーにおいて管糸側から糸端
が口出し不可能で、パツケージ側糸端と糸結びで
きないために排出されたもの、または(ロ)パツケー
ジ側から糸端が出ない場合である。(ロ)の場合は排
出された管糸は口出し装置10により口出し可能
であるが、(イ)の場合は、口出し装置10において
も口出し不可能な場合があり、このためこのよう
な管糸はバイパス12上で貯溜されている間に作
業者によつて手直しされるのである。
には前記リターン通路11と同様に円盤26とガ
イド板27,28によつて管糸供給路3上の口出
しミス管糸をバイパス通路へ移送する別の通路2
9が形成される。また上記バイパス12には空ボ
ビン帰還路4から分岐した通路30が接続され、
ワインダーにおいて口出しミスした管糸をバイパ
ス12へ移送するものである。上記各分岐点に
は、可動ゲート31,32が配置され、可動ゲー
ト31は口出し装置10からの指令によつて作動
し、可動ゲート32はセンサー33によつて作動
する。即ちゲート31は口出し装置10において
管糸から引出された糸端を直接検出するフイーラ
によつて指令され、ゲート32は帰還路4上のセ
ンサー位置におけるトレイT上の管糸の糸層の有
無を光電式センサ等で検出することにより作動す
る。即ち糸層を有した管糸が帰還路4上にあると
いうことは(イ)ワインダーにおいて管糸側から糸端
が口出し不可能で、パツケージ側糸端と糸結びで
きないために排出されたもの、または(ロ)パツケー
ジ側から糸端が出ない場合である。(ロ)の場合は排
出された管糸は口出し装置10により口出し可能
であるが、(イ)の場合は、口出し装置10において
も口出し不可能な場合があり、このためこのよう
な管糸はバイパス12上で貯溜されている間に作
業者によつて手直しされるのである。
上記管糸供給路3によつて搬送される管糸のワ
インダーにおける各巻取ユニツトへの配送路を第
3図に示す。巻取ユニツト34〜34nの一側に
は全ユニツトに沿つてのび、閉ループを構成した
管糸配送路35がコンベア36とガイド板37,
38によつて形成され、各ユニツト位置には配送
路35上を移送されてくる管糸39を取込む取込
み口40が設けられる。一方、巻取ユニツト34
a〜34nの他側にはユニツトから排出される空
ボビン、残糸付ボビンを搬送する帰還路4が全ユ
ニツトに沿つて設けられる。上記各巻取ユニツト
34a〜34nには管糸配送路35と帰還路4間
に連る通路41が形成され、該通路41の一箇所
が巻取位置Pとされる。
インダーにおける各巻取ユニツトへの配送路を第
3図に示す。巻取ユニツト34〜34nの一側に
は全ユニツトに沿つてのび、閉ループを構成した
管糸配送路35がコンベア36とガイド板37,
38によつて形成され、各ユニツト位置には配送
路35上を移送されてくる管糸39を取込む取込
み口40が設けられる。一方、巻取ユニツト34
a〜34nの他側にはユニツトから排出される空
ボビン、残糸付ボビンを搬送する帰還路4が全ユ
ニツトに沿つて設けられる。上記各巻取ユニツト
34a〜34nには管糸配送路35と帰還路4間
に連る通路41が形成され、該通路41の一箇所
が巻取位置Pとされる。
第4図は上記巻取ユニツト34の一例を示し、
回転円盤42とガイド板43,44,45により
管糸の配送路35上からの取込みが行われる。上
記回転円盤42はやゝ傾斜し、管糸配送路側が帰
還路側より高くなつている。回転円盤42の上方
には回転円盤上面と一定の間隔を有してガイド板
43,44が固定され、ガイド板43,45によ
り取込み口40が形成され、ガイド板44,45
により余剰管糸送り出し口46が形成される。ま
た上記ガイド板43,44には所定数の管糸をス
トツクしておく管糸待機構47と、ボビン排出溝
48が形成されている。49は巻取位置の空ボビ
ン、残糸付ボビンの排出用旋回レバーである。巻
取位置Pの下方には図示しない圧空供給源に連る
導管50に接続する空気噴射ノズル51が設けら
れ、噴射空気は回転円盤に形成した図示しない円
弧状スリツトを通つて第5図に示すトレイTのペ
グ52内部の空間53を通つてペグ上端に穿設し
た孔54より管糸55の中心孔56内へ噴出し、
管糸の中心孔内に垂下している管糸の糸端57を
上方へ吹き上げる。該吹き上げられた糸端は上方
で待機する中継パイプ58aに吸引把持されて糸
結び装置へ案内され、図示しないパツケージより
サクシヨンマウスにより引出されたパツケージ側
糸端と糸結びされる。59は吹上げられた管糸側
糸端を中継パイプ58へガイドし、巻取中は糸の
バルーンを制御するバルンブレーカである。従つ
て配送路35上を移送される管糸はユニツト34
の取込み口40より回転円盤42上へ移載され、
待機溝47中へ移送される。待機溝47中に所定
数の管糸がストツクされれば、後続の管糸は余剰
管糸送り出し溝46より送り出され次のユニツト
へ向かう。従つて閉ループ状の上記配送路35上
に管糸を巡回させておけば、ストツクに空きが生
じたユニツトへは自動的に新しい管糸が供給され
る。また巻取位置Pにおいて巻取りを終了した空
ボビンは排出レバー49の旋回により押し出さ
れ、排出溝48より帰還路4上へ排出されて、ト
レイTに空ボビン60が挿着された状態で精紡機
域へ返送される。
回転円盤42とガイド板43,44,45により
管糸の配送路35上からの取込みが行われる。上
記回転円盤42はやゝ傾斜し、管糸配送路側が帰
還路側より高くなつている。回転円盤42の上方
には回転円盤上面と一定の間隔を有してガイド板
43,44が固定され、ガイド板43,45によ
り取込み口40が形成され、ガイド板44,45
により余剰管糸送り出し口46が形成される。ま
た上記ガイド板43,44には所定数の管糸をス
トツクしておく管糸待機構47と、ボビン排出溝
48が形成されている。49は巻取位置の空ボビ
ン、残糸付ボビンの排出用旋回レバーである。巻
取位置Pの下方には図示しない圧空供給源に連る
導管50に接続する空気噴射ノズル51が設けら
れ、噴射空気は回転円盤に形成した図示しない円
弧状スリツトを通つて第5図に示すトレイTのペ
グ52内部の空間53を通つてペグ上端に穿設し
た孔54より管糸55の中心孔56内へ噴出し、
管糸の中心孔内に垂下している管糸の糸端57を
上方へ吹き上げる。該吹き上げられた糸端は上方
で待機する中継パイプ58aに吸引把持されて糸
結び装置へ案内され、図示しないパツケージより
サクシヨンマウスにより引出されたパツケージ側
糸端と糸結びされる。59は吹上げられた管糸側
糸端を中継パイプ58へガイドし、巻取中は糸の
バルーンを制御するバルンブレーカである。従つ
て配送路35上を移送される管糸はユニツト34
の取込み口40より回転円盤42上へ移載され、
待機溝47中へ移送される。待機溝47中に所定
数の管糸がストツクされれば、後続の管糸は余剰
管糸送り出し溝46より送り出され次のユニツト
へ向かう。従つて閉ループ状の上記配送路35上
に管糸を巡回させておけば、ストツクに空きが生
じたユニツトへは自動的に新しい管糸が供給され
る。また巻取位置Pにおいて巻取りを終了した空
ボビンは排出レバー49の旋回により押し出さ
れ、排出溝48より帰還路4上へ排出されて、ト
レイTに空ボビン60が挿着された状態で精紡機
域へ返送される。
なお上記管糸供給路3、配送路35、帰還路4
は第5図示の如くベルトコンベア61とトレイ両
側のガイド板13,14とより構成され、トレイ
Tは上下、左右に一定の規制を受けつつ搬送さ
れ、管糸の転到、管糸同士の接触が防止されるよ
うな搬送路が形成されている。
は第5図示の如くベルトコンベア61とトレイ両
側のガイド板13,14とより構成され、トレイ
Tは上下、左右に一定の規制を受けつつ搬送さ
れ、管糸の転到、管糸同士の接触が防止されるよ
うな搬送路が形成されている。
さらに搬送路の途次に設けられる管糸ストツプ
装置(第2図の20,64,62,63等)は第
6図、第7図に示すように、コンベア61の外方
に固定した軸65に旋回自在に支持されたプレー
ト66と、該プレート66上に支持された3個の
ローラ67,68,69と、ロータリソレノイド
70の軸71に固定されたカム板72とよりな
り、ローラ68,69がコンベア61上のトレイ
T1に係合、非係合の二位置をとるようにカム板
72に山部73と谷部74が形成されている。カ
ム板72が実線位置にある時はローラ69がトレ
イT1と係合し、トレイT1を該位置に停止さ
せ、トレイT1を切出す際はロータリソレノイド
70の作動によりカム板72が二点鎖線位置72
aへ旋回し、従つて反時計針方向にバネ付勢され
たプレート66上のローラ67も二点鎖線位置6
7aへ移動し、ローラ69がトレイT1より外
れ、トレイT1はコンベア61の回動に従つて移
送されると共に、後続のトレイT2は若干移動し
て二点鎖線位置T2aに至るとローラ68aに係
合していつたん停止する。トレイT1が切り出さ
れてしまうと、ローラ69が再び実線位置へ戻
り、二点鎖線位置のトレイT2aが位置T1に至
つて停止する。
装置(第2図の20,64,62,63等)は第
6図、第7図に示すように、コンベア61の外方
に固定した軸65に旋回自在に支持されたプレー
ト66と、該プレート66上に支持された3個の
ローラ67,68,69と、ロータリソレノイド
70の軸71に固定されたカム板72とよりな
り、ローラ68,69がコンベア61上のトレイ
T1に係合、非係合の二位置をとるようにカム板
72に山部73と谷部74が形成されている。カ
ム板72が実線位置にある時はローラ69がトレ
イT1と係合し、トレイT1を該位置に停止さ
せ、トレイT1を切出す際はロータリソレノイド
70の作動によりカム板72が二点鎖線位置72
aへ旋回し、従つて反時計針方向にバネ付勢され
たプレート66上のローラ67も二点鎖線位置6
7aへ移動し、ローラ69がトレイT1より外
れ、トレイT1はコンベア61の回動に従つて移
送されると共に、後続のトレイT2は若干移動し
て二点鎖線位置T2aに至るとローラ68aに係
合していつたん停止する。トレイT1が切り出さ
れてしまうと、ローラ69が再び実線位置へ戻
り、二点鎖線位置のトレイT2aが位置T1に至
つて停止する。
なお18aはトレイの中心に向けて投射される
光センサで管糸と空ボビンを判別し、光センサ1
8bは空ボビンの外周面より若干離れた位置を投
射し、残糸の有無を検出するものである。このよ
うなセンサが適宜分岐路位置に設けられる。例え
ば第2図におけるセンサ18,22,33等に適
用される。
光センサで管糸と空ボビンを判別し、光センサ1
8bは空ボビンの外周面より若干離れた位置を投
射し、残糸の有無を検出するものである。このよ
うなセンサが適宜分岐路位置に設けられる。例え
ば第2図におけるセンサ18,22,33等に適
用される。
以上のようなシステムにおいて、第1図の精紡
機1a〜1nで玉揚された管糸は各精紡機毎一斉
に管糸供給路3上へ移送され、前述したように、
管糸列の途中に複数本の空ボビンを有した状態で
矢印8方向へ、即ちワインダーに向かつて移送さ
れ、途次の口出し装置10に至るまでに、管糸と
空ボビンが振り分けられる。即ち、第2図におい
て、管糸供給路3を移送される管糸および空ボビ
ンはリターン通路11の手前位置においていつた
ん停止し、センサー18によつて管糸と空ボビン
の判別が行われる。該位置のストツプ装置の解除
はセンサー75の作用により行われる。即ち、口
出し装置10に連る管糸供給路3a上のストツク
されている管糸76a〜76nは1個ずつ間欠的
に口出し装置10に供給されるため間欠的に移送
され、最後尾の管糸76nがセンサー75位置か
ら1ピツチ前進すると、該センサー75がオフま
たはオンに切変わり、センサー75位置にもはや
管糸が無いことを検出し、該検出信号によつて、
第6図示のストツプ装置20のロータリソレノイ
ド70が励磁され、ストツパ用ローラ69が反時
計針方向に旋回して1個のトレイT1が切出され
る。この時、切出されたトレイT1上に管糸が挿
着されている場合は、リターン通路11に振り分
けられることなく直進する。一方、切出されたト
レイ上に空ボビンが挿着されている場合はセンサ
ー18の空ボビン検出によつて予めゲートのロー
タリソレノイドが作動して可動ゲート19が第2
図示の位置に移動、位置決めされているため、空
ボビンはリターン通路11へ乗り移り、通路11
を矢印方向に移送され、帰還路4上へ移送され、
再び精紡機域へ返送される。
機1a〜1nで玉揚された管糸は各精紡機毎一斉
に管糸供給路3上へ移送され、前述したように、
管糸列の途中に複数本の空ボビンを有した状態で
矢印8方向へ、即ちワインダーに向かつて移送さ
れ、途次の口出し装置10に至るまでに、管糸と
空ボビンが振り分けられる。即ち、第2図におい
て、管糸供給路3を移送される管糸および空ボビ
ンはリターン通路11の手前位置においていつた
ん停止し、センサー18によつて管糸と空ボビン
の判別が行われる。該位置のストツプ装置の解除
はセンサー75の作用により行われる。即ち、口
出し装置10に連る管糸供給路3a上のストツク
されている管糸76a〜76nは1個ずつ間欠的
に口出し装置10に供給されるため間欠的に移送
され、最後尾の管糸76nがセンサー75位置か
ら1ピツチ前進すると、該センサー75がオフま
たはオンに切変わり、センサー75位置にもはや
管糸が無いことを検出し、該検出信号によつて、
第6図示のストツプ装置20のロータリソレノイ
ド70が励磁され、ストツパ用ローラ69が反時
計針方向に旋回して1個のトレイT1が切出され
る。この時、切出されたトレイT1上に管糸が挿
着されている場合は、リターン通路11に振り分
けられることなく直進する。一方、切出されたト
レイ上に空ボビンが挿着されている場合はセンサ
ー18の空ボビン検出によつて予めゲートのロー
タリソレノイドが作動して可動ゲート19が第2
図示の位置に移動、位置決めされているため、空
ボビンはリターン通路11へ乗り移り、通路11
を矢印方向に移送され、帰還路4上へ移送され、
再び精紡機域へ返送される。
以上のように本発明は、精紡機とワインダー間
に管糸供給路と空ボビン帰還路を配置して、精紡
上りの管糸を搬送媒体によつて個々に独立して直
接精紡機からワインダーへ搬送するシステムであ
つて、上記管糸供給路の途次において、該管糸供
給路と帰還路間に渡る分岐リターン路を設け、前
記供給路の分岐点において空ボビンを判別するセ
ンサーと前記空ボビンをリターン路に案内する可
動ゲートを設けて、管糸供給路上を移送される空
ボビンを上記リターン通路を介して帰還路に反送
するようにしたので、空ボビンを口出し装置ある
いはワインダーへ供給する恐れがなく、ワインダ
ーの稼動効率がアツプすると共に、従来の精紡機
に何ら変更を加えることなくワインダーとの直接
搬送システムを可能にすることができる。また、
空ボビンがワインダーへ供給されるとパツケージ
側糸端が無駄に引出され糸継動作が行われ、パツ
ケージに巻取られた糸のある長さの糸をすてるこ
とになるが、本発明では空ボビンをリターン路か
ら直ちに精紡機へ返送するので、無駄な糸継動作
が行われることが防止される。
に管糸供給路と空ボビン帰還路を配置して、精紡
上りの管糸を搬送媒体によつて個々に独立して直
接精紡機からワインダーへ搬送するシステムであ
つて、上記管糸供給路の途次において、該管糸供
給路と帰還路間に渡る分岐リターン路を設け、前
記供給路の分岐点において空ボビンを判別するセ
ンサーと前記空ボビンをリターン路に案内する可
動ゲートを設けて、管糸供給路上を移送される空
ボビンを上記リターン通路を介して帰還路に反送
するようにしたので、空ボビンを口出し装置ある
いはワインダーへ供給する恐れがなく、ワインダ
ーの稼動効率がアツプすると共に、従来の精紡機
に何ら変更を加えることなくワインダーとの直接
搬送システムを可能にすることができる。また、
空ボビンがワインダーへ供給されるとパツケージ
側糸端が無駄に引出され糸継動作が行われ、パツ
ケージに巻取られた糸のある長さの糸をすてるこ
とになるが、本発明では空ボビンをリターン路か
ら直ちに精紡機へ返送するので、無駄な糸継動作
が行われることが防止される。
また、口出し装置に置いても、空ボビンに対す
る無駄な口出し動作が回避できる。
る無駄な口出し動作が回避できる。
第1図は本発明システムの実施例を示すレイア
ウト図、第2図は同システムにおける要部レイア
ウト図、第3図はワインダーにおける管糸搬送路
を示す平面図、第4図は本システムに適用される
ワインダーの巻取ユニツトを示す斜視図、第5図
は管糸の搬送媒体の一例を示す断面正面図、第6
図はストツプ装置の一例を示す概略構成平面図、
第7図は同断面正面図である。 1a〜1n……精紡機、2……ワインダー、3
……管糸供給路、4……ボビン帰還路、11……
リターン通路、39,55……管糸、60……空
ボビン、T……トレイ、18……センサ、19…
…可動ガイド。
ウト図、第2図は同システムにおける要部レイア
ウト図、第3図はワインダーにおける管糸搬送路
を示す平面図、第4図は本システムに適用される
ワインダーの巻取ユニツトを示す斜視図、第5図
は管糸の搬送媒体の一例を示す断面正面図、第6
図はストツプ装置の一例を示す概略構成平面図、
第7図は同断面正面図である。 1a〜1n……精紡機、2……ワインダー、3
……管糸供給路、4……ボビン帰還路、11……
リターン通路、39,55……管糸、60……空
ボビン、T……トレイ、18……センサ、19…
…可動ガイド。
Claims (1)
- 1 精紡機とワインダー間を管糸供給路と空ボビ
ン帰還路とにより連結し、精紡上がりの管糸を
個々に独立したトレーに挿着してワインダーに供
給し、ワインダーから排出される空ボビンを上記
トレイに挿着したまま精紡機へ返送するようなシ
ステム、とくに前記精紡機はその両サイドおよび
端部に沿う通路上に連続して空ボビンを位置決め
して玉揚に備えるようなシステムにおいて、上記
管糸供給路の途次に設けられる糸端の口出し装置
の手前側には、上記供給路から分岐して上記帰還
路に合流する空ボビンリターン路を設け、かつ上
記管糸供給路の分岐点の適所において空ボビン判
別センサーと、その判別された空ボビンをリター
ン路に案内するために、前記センサーの判別信号
によつて作動される可動ゲートを設けたことを特
徴とする精紡機・ワインダー連結システムにおけ
る管糸搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12654382A JPS5917465A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 管糸搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12654382A JPS5917465A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 管糸搬送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917465A JPS5917465A (ja) | 1984-01-28 |
JPH0219212B2 true JPH0219212B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=14937780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12654382A Granted JPS5917465A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 管糸搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917465A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3601832C2 (de) * | 1986-01-22 | 1995-04-06 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Transportsystem für Vorgarnspulen an Spinnmaschinen |
JPH02251621A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-09 | Murata Mach Ltd | 給糸パッケージ搬送システムのトレイ停止装置 |
JP2501382Y2 (ja) * | 1991-06-25 | 1996-06-19 | 村田機械株式会社 | ダブルツイスタの給糸交換システム |
JP2576715Y2 (ja) * | 1991-11-06 | 1998-07-16 | 株式会社東芝 | 特定用途向けicの出力バッファ故障検出回路 |
JP2019131365A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 村田機械株式会社 | 糸巻取機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225139A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-24 | Kanebo Ltd | Method of conveying bobbins of textile machine |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP12654382A patent/JPS5917465A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225139A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-24 | Kanebo Ltd | Method of conveying bobbins of textile machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5917465A (ja) | 1984-01-28 |
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