JP2770321B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2770321B2
JP2770321B2 JP63135260A JP13526088A JP2770321B2 JP 2770321 B2 JP2770321 B2 JP 2770321B2 JP 63135260 A JP63135260 A JP 63135260A JP 13526088 A JP13526088 A JP 13526088A JP 2770321 B2 JP2770321 B2 JP 2770321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像形成装置本体に対して中間トレイや追
加の用紙トレイを装着可能に構成するとともに、前記中
間トレイに対する片面記録済み用紙の供給の動作と、コ
ピーの反転排出の動作とを行うための用紙取扱ユニット
を画像形成装置本体に装備し、コピーの反転排出、多重
コピー、両面コピーの作成等の任意の動作を行い得るよ
うに構成してなる画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来より一般に用いられている複写機等の画像形成装
置等の装置においては、画像形成装置本体に対して多数
のサイズの異なる用紙を収容する給紙カセットや用紙ト
レイを装備しておき、これ等の給紙カセット等から原稿
のサイズやコピーの倍率等に対応して、必要とされるサ
イズの用紙を選択し、複写の動作を行うようなことが行
われる。例えば、従来より用いられている画像形成装置
のうち、自動両面コピーが可能な形式の複写機において
は、特開昭56−36662号公報等に示されるように、複写
機本体の内部に複数の用紙トレイを設けるとともに、片
面記録済み用紙を収容しておくための中間トレイを設け
ている。
そして、両面複写のモードが選択されると、用紙トレ
イから取出した用紙に対して通常の複写の場合と同様に
して片面記録済み用紙を作成し、前記片面記録済み用紙
を中間トレイに一旦収容しておき、裏面複写のモード
で、前記中間トレイから片面記録済み用紙を取り出し
て、複写機本体の内部の用紙搬送路を通って、裏面複写
の動作に向けて送り出して、両面コピーを作成すること
が出来るようになっている。
また、上記したような複写機本体の内部に中間トレイ
を設けることに代えて、実開昭58−13259号公報に示さ
れるような自動両面複写機を用いる場合がある。この従
来例に示される装置においては、中間トレイを複写機本
体の側部に突出させるようにして装備するとともに、中
間トレイには用紙のサイズに対応して、用紙の位置決め
手段を設け、片面記録済み用紙の基準位置に対する整合
の動作を良好に行い得るようにすることによって、両面
コピーの動作を容易に行い得るように構成している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の画像形成装置に
おいては、例えば、複写機の場合には、複雑な機能を複
写機本体に装備することによって、多重コピー、両面コ
ピーの作成の動作は任意に行い得るものもあるが、他の
画像形成装置、例えば、プリンターやファクシミリ等の
ような装置においては、単純な片面コピーの作成の動作
のみを行い得るような装置として構成されているので、
その使用形態が限定されるという問題がある。
これに加えて、1台の画像形成装置を複写機、ファク
シミリ、プリンター等のような複数の機能を複合した装
置として構成しようとする場合には、1つの画像形成装
置の内部に多くの機能を装備することが必要となり、装
置全体が非常に大型なものとなることの他に、使用性が
良くないものとなる等の多くの問題が発生することにも
なる。さらに、一般に複写機を使用する場合には、多く
の記録紙は通常の片面コピーで十分であり、自動両面複
写機の機能を十分に発揮させることを必要とする例は比
較的少ないものである。
また、従来より用いられている自動両面複写機の場合
には、中間トレイが複写機本体の内部に一体に組込まれ
ており、その機能を必要としないユーザーに対しては、
前記中間トレイを装備しないものを提供する等の手段が
用いられているが、そのような中間トレイを取外した装
置の場合でも、複写機本体のサイズに変更がないので、
内部に余分な空間を持つ複写機を使用する場合が多い。
上記したような自動両面複写機の場合とは別に、小型の
複写機等の装置において、複数個の給紙カセットを装備
しようとすると、複写機本体の両側に給紙カセットをそ
れぞれ突出させて設けたりすることが必要となり、その
複写機本体の給紙系統の構成が複雑になるとともに、両
側に突出した給紙カセット等によって、複写機の操作性
が阻害される等の問題が発生する。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来より用いられている画
像形成装置の欠点を解消するもので、小型に構成した画
像形成装置本体に対して、両面コピーや多重コピー機
能、反転排出機能等の手段を任意に組込めるように構成
するとともに、中間トレイを装備しない場合には、その
中間トレイの部分に用紙トレイを装着出来るように構成
した多機能装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、装置本体に設けた給紙装置より給紙を行う
機能を備え、入力された画像情報に応じて記録紙を作成
する画像形成装置に関する。本発明の請求項1の発明
は、前記画像形成装置本体の記録紙排出部分に対して、
用紙搬送路の切換え手段、用紙搬送路および反転路を有
する用紙取扱ユニットを配置し、画像形成装置本体の下
部に追加給紙ユニットを設け、前記追加給紙ユニットを
用紙トレイおよび中間トレイを配置し、画像形成装置本
体の記録紙排出部分に対して、前記用紙取扱ユニットに
設けた用紙搬送路切換え手段、用紙搬送路および反転路
を介して、追加給紙ユニットの中間トレイに対して片面
記録済み用紙を挿入可能に構成し、前記追加給紙ユニッ
トの用紙搬送路を、画像形成装置本体の用紙搬送路の画
像転写部分の前段階に接続し、前記追加給紙ユニットの
用紙トレイからの給紙と、中間トレイからの再給紙とを
行い得るように構成するとともに、前記追加給紙ユニッ
トに設ける中間トレイは、1枚の片面記録済み用紙を受
け入れた後、前記片面記録済み用紙の姿勢を一定の基準
線に合せた状態で、再び画像形成装置本体に向けて送り
出し得るような機能を備えたトレイレス手段として構成
することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記追加給紙ユニットには、中間
トレイに代えて用紙トレイを装着可能に構成し、各々の
用紙トレイから画像形成装置本体に向けて給紙を行い得
るように構成したことを特徴とする。請求項3の発明
は、前記追加給紙ユニットには、中間トレイおよび、複
数個の用紙トレイを装着可能に構成し、前記中間トレイ
および各々の用紙トレイから画像形成装置本体に向けて
給紙可能に構成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、画像形成装置本体の記録紙排出部
分に対して用紙取扱ユニットを設け、複数の用紙トレイ
または用紙トレイと中間トレイとを設けた追加給紙ユニ
ットを、前記用紙取扱ユニットの用紙搬送路と画像形成
装置本体の用紙搬送路にそれぞれ接続し、前記追加給紙
ユニットの画像形成装置本体に接続され、用紙搬送路を
構成する外側シュート部材とカバーとをリンク手段によ
り接続し、本体に対して揺動可能に設け、前記用紙搬送
路を構成する内側シュート部材が、前記外側シュート部
材の揺動に追従して揺動され、用紙搬送路を解放可能に
構成することを特徴とする。
(作用) 上記した本発明の各機構は、画像形成装置本体に対し
て追加給紙ユニットを設ける場合の例であるが、本発明
の画像形成装置においては、本体の給紙装置に複数の用
紙トレイを装着して任意の用紙トレイから給紙を行う得
るように構成することが可能であるとともに、前記給紙
装置に設けた複数の用紙トレイのうちの1つを中間トレ
イに交換することが出来る。そして、前記したような用
紙取扱ユニットを本体に装備することによって、コピー
の反転排出、多重コピー、両面コピーの作成を任意に行
い得るように構成構成することも可能である。
したがって、本発明の画像形成装置においては、画像
形成装置本体の基本的な構成に加えて、前記本体に対し
て設けた用紙取扱ユニット、追加給紙ユニット等の機能
を任意に付加することが出来、画像形成装置を用いる場
合に、ユーザーの要求に十分に対応させることが出来る
ものとなる。また、本発明の画像形成装置は、他の追加
ユニットを装備する場合でも、前記ユニットがコンパク
トに構成されているので、本体の側部に突出したりする
ことがなく、本体の投映面積内に全部の機構を配置する
ことが出来るものとすることが可能である。そして、本
発明の複写機においては、ユーザーの要求に十分に対処
出来るように、そのオプション機能を充実させることが
出来、複写機本体を小型に構成した装置においても、自
動両面複写機としての機能を十分に満足させることが出
来るものとなる。
(実施例) 図示された例に従って、本発明の画像形成装置の構成
を説明する。まず、本発明の構成を示す各図面におい
て、第1図ないし第8図は本発明の画像形成装置の基本
的な構成の組合せの例を示しており、第9図以降には、
各装置の詳細な構成を説明している。
第1図に示される本発明の実施例において、画像形成
装置本体の給紙装置には、用紙トレイ25を装備し、前記
用紙トレイ25から給紙ローラ25a等のような用紙送り出
し手段を用いて用紙の送り出しを行うようにしている。
前記画像形成装置としては、例えば、複写機やファクシ
ミリ、または、プリンター等の装置を適用することが可
能であるが、説明を簡単にするために、以下に示される
本発明の実施例においては、画像形成装置として複写機
1を用いる場合について説明を行う。
複写機1の給紙装置に設けられる用紙トレイ25は、図
示される例においては本体内部に収容された形式の装置
であるが、これとは別に、通常の本体の側部から装着す
る形式の給紙カセットであっても良いことは、従来より
用いられている一般的な複写機の場合と同様である。本
発明の複写機1においては、複写機本体の記録紙排出部
分に対して用紙搬送路を接続する状態で、用紙取扱ユニ
ット30を設けることが出来るものであり、さらに、複写
機本体の下部に用紙搬送路を接続する状態で、追加給紙
ユニット40を設け、前記追加給紙ユニット40に設けた複
数の用紙トレイ41…、または、中間トレイ50から、複写
機本体の画像転写部分に対して、任意に用紙を送り出す
ことが出来るように構成されている。
そして、上記したような各ユニットを複写機本体に装
着する場合でも、前記複写機本体の平面的な投映面積内
に、それらの各ユニットを収容することが出来るように
して、本体の側部に他の追加手段が突出したりすること
がないような状態で、本体をコンパクトに構成すること
が出来るようにされる。
本発明の上記用紙取扱ユニット30としては、本体の記
録紙排出部分と排出トレイとを接続する搬送路と、前記
搬送路の下部に設けた用紙搬送路32とを設け、両搬送路
を分岐爪31によって分岐させ得るように構成している。
なお、この実施例においては、前記分岐爪31は、3方向
の用紙に対する案内の動作を行う部材として構成される
ものである。前記用紙搬送路32には、所定の位置に分岐
爪34を設けて、その下部の搬送路を反転路32aとして構
成し、横方向の搬送路を中間トレイに対する給紙路とし
て使用することが出来るようにされる。
つまり、上記した本発明の用紙取扱ユニット30におい
ては、 複写機本体から排出される片面記録済み用紙を、そ
のままの状態で排出トレイに向けて排出すること。
コピーを用紙搬送路32に導入した後で、分岐爪31を
切換えて排出トレイに向けて排出することにより、反転
排出を行い得ること。
片面記録済み用紙を用紙搬送路32から分岐爪34を介
して中間トレイに搬入し、次の複写の動作に際して、コ
ピーの画像面を感光体ドラム等に向けた状態で送ること
によって、多重複写を行うことが出来るようにするこ
と。
片面記録済み用紙を用紙搬送路32から反転路32aに
導入し、前記反転路32aから分岐爪34の下部を通して中
間トレイに搬入し、次の裏面複写の際に、片面記録済み
用紙の裏面が感光体ドラム等に対応する状態で搬送する
ことによって、両面コピーを作成すること。
以上の複数の複写モードは、複写機本体のコントロー
ルパネルに入力されたコピーのモードによって設定され
るものであり、その複写のモードに対応させて、その用
紙の搬送の動作を行うことによって、任意の状態のコピ
ーを得ることと、ソーターや排出トレイ、または、排出
部分に接続される後処理装置の要求に応じた搬出状態の
設定を行うことが出来るようにされる。
第2図に示される本発明の別の実施例においては、追
加給紙ユニット40には、用紙トレイのみを装備する場合
の例を示しているが、これらの追加給紙ユニットに収容
される用紙トレイのうちの1つは、中間トレイ50と交換
することが出来るように構成されている。前記実施例に
おいて、交換可能な用紙トレイ43は、給紙ローラ44と一
体の状態で追加給紙ユニット40から取り外すことが出来
るように構成されているもので、前記用紙トレイ43と交
換される中間トレイ50にも、送り出しローラ51がユニッ
トとして設けられていて、前記中間トレイ50を追加給紙
ユニットに装着することによって、その送り出しローラ
51の駆動系が接続されて、中間トレイからの給紙を行う
ことが出来るようになっている。そして、上記したよう
に、追加給紙ユニット40に対して中間トレイ50を装備し
た場合には、第1図に示される実施例と同様な用紙の搬
送モードを設定出来るものとなる。しかし、第2図の基
本図に示されるように、追加給紙ユニットに複数の用紙
トレイを装着する場合には、用紙取扱ユニット30は、コ
ピーの反転排出を行う装置として使用されるものとな
る。
また、第3図に示される本発明の実施例は、用紙取扱
ユニット30と、追加給紙ユニット40とを一体に形成し
て、複写機1に対して装着する場合の例を示している。
この実施例においては、追加給紙ユニット40には、1つ
の中間トレイ50のみを設けており、前記中間トレイによ
って多重コピーと、両面コピーの動作を行うことが出来
るような装置として用いられる。
第4図に示される装置の例では、複写機本体1に対し
て、その本体内部に複数の用紙トレイを装備してなるも
のにおいて、コピーの排出部分に用紙取扱ユニット30を
設けて、前記用紙取扱ユニット30によってコピーの反転
排出を行うことが出来るように構成した場合を示してい
る。
第5図に示される例では、複写機本体に対して、用紙
トレイ25と中間トレイ50を設けておき、前記複写機1本
体に対して用紙取扱ユニット30を接続することによっ
て、自動両面コピーと、多重コピー等の任意のモードで
の複写の動作を行うことが出来るものとして構成されて
いる。さらに、上記第4図と第5図との両方の装置を別
個のものとして構成することに代えて、第6図に示され
るように、複写機本体に設けられる複数の用紙トレイの
うちの1つを、中間トレイ50に変換することが出来るよ
うに構成することも可能である。そして、前記したよう
に、用紙トレイと中間トレイとを交換することが出来る
ようにする装置においては、第2図で説明したように、
各々の給紙手段をユニットとして構成しておき、それら
を複写機本体に装着すると同時に駆動源が接続されて、
任意の給紙の動作を行うことが出来るものとされ得るの
である。
上記したように構成された本発明の複写機1において
は、第7図および第8図に示されるように、用紙取扱ユ
ニット30からの記録紙排出部分に対して、通常の排出ト
レイを設けることに代えて、ソーター16を設けること
や、大容量の排出トレイ18を設けることが可能である。
そして、大量の作成したコピーの収納を、大容量の用紙
排出トレイ18によって行うことや、ソーター16を用いて
コピーの仕分けの動作を自動的に行うことが出来る等の
コピーの後処理の動作を、用紙取扱ユニットに接続した
後処理装置によって行うことが出来るものとなる。
上記したように構成される本発明の複写機において
は、具体的には、以下に示されるような機構、装置によ
って行うものである。これ等の各ユニットの機構の例を
第9図以降の図示される例にしたがって説明を行う。な
お、以下に示される実施例において、用紙取扱ユニット
が複写機本体の側面突出部分よりも、その本体の側部に
突出した状態で描かれているが、これは説明を簡単にす
るためのものであって、実際には、用紙取扱ユニットは
画像形成装置本体の記録紙排出部分で、その本体の側部
に対する突出部分の下部に収容され得るように薄いもの
として構成されている。
第9図に示される本発明の実施例においては、複写機
本体1に対して、その側部に1個の給紙ユニット20を装
備するとともに、複写機本体の下部に追加給紙ユニット
40を装着し、前記追加給紙ユニット40に中間トレイ50
と、用紙トレイ41とを装着して構成した場合の装置を示
している。また、前記第9図に示される複写機におい
て、複写機本体の記録紙排出部分に対して用紙取扱ユニ
ット30を設け、前記用紙取扱ユニット30によってコピー
の反転排出、両面コピーに向けて片面記録済み用紙を中
間トレイに挿入する動作と、多重コピーに向けての片面
記録済み用紙の搬送の、3通りの片面記録済み用紙の取
扱の動作を行い得るようにしている。
さらに、本発明の第10図に示される例は、上記した第
9図に示される複写機1に付属させて設ける用紙取扱ユ
ニット30の用紙搬送系を示しているもので、以下の説明
においては、上記第9図と第10図とを総合して説明を行
う。
まず、本発明の複写機の構成を説明すると、複写機1
の本体の上部に設けるプラテン3に対して、原稿をセッ
トするためのプラテンカバーが設けられているが、この
プラテンカバーは、原稿の搬送機能を有する自動原稿搬
送装置2として構成することが可能であり、複写機本体
が自動両面複写機として構成される場合には、その両面
コピーに対応させて自動原稿送り装置を設けることが良
いものとなる。
複写機本体の内部には、上記したプラテン3の下部
で、原稿の画像の走査を行う光学系の装置が配置され
る。この光学系の装置は、従来より用いられている画像
読取り装置と同様なものであり、ランプによって原稿を
照射して、その反射光を複数個のミラーによって反射す
るとともに、それ等のミラーの光路の途中に設けたレン
ズによって反射光を結像し、感光体ドラム5に照射する
ようにしている。感光体ドラム5の周囲には、通常のゼ
ログラフィー装置の場合と同様に、帯電コロトロン6、
2つの現像装置7、7a、転写・剥離コロトロン8、クリ
ーニング装置9が配置されている。そして、帯電コロト
ロン6によって感光体ドラムの表面に一様な帯電を行わ
せ、画像読取り装置からの光を照射することによって、
感光体ドラムの表面に帯電潜像を形成し、その静電潜像
に対して画像装置からトナーを供給することによって、
前記静電潜像をトナー画像として可視像化し、転写・剥
離コロトロン8による放電で、そのトナー画像を用紙に
転写する。前述したようにしてトナー画像の転写を行っ
た後で、感光体ドラムの表面に残留するトナーをクリー
ニング装置9によって除去して、次の複写に対処させ得
るようになっている。
上記したようにして、感光体ドラムの画像転写部でト
ナー画像が転写される用紙は、前記用紙が給紙ユニット
から給紙される場合には、用紙トレイ25から給紙ローラ
25aによって用紙搬送路に向けて搬出され、レジスト装
置10を介して、その用紙の先端部が感光体ドラムの画像
に一致するようなタイミングで送り出され、感光体ドラ
ム5に対応する画像転写部で、転写・剥離コロトロン8
の放電によって転写が行われる。また、手差しトレイ21
から給紙が行われる場合には、前記手差しトレイに対応
して設けられるパドル等によって、ハガキ等のような特
殊な用紙に対する手差し給紙が行われ、前記手差しトレ
イから複写機本体の用紙搬送路に向けて搬送される。そ
して、未定着トナー画像を担持する用紙は、搬送手段12
によって定着装置13に搬送され、前記定着装置13で加熱
と加圧とが行なわれて、コピーとして完成され、通常の
コピーの場合にはそのままの状態で、排出トレイに向け
て排出されるものとなる。
前記複写機1において、2つの現像装置7、7aを装着
した例を示しているが、これ等の現像装置は、それぞれ
色の異なるトナーを収容することが出来る。そして、多
重コピーを作成する場合に、黒と赤のトナーを用いて複
写を行い、2色の画像を重ねて複写の動作を行うこと、
または、黒のトナー画像を重ねて転写する等、通常の複
写機に用いられているような4色のトナーを任意に組合
せて、コピーを作成することが出来るものとなる。
本発明の複写機においては、本体の記録紙排出に用紙
取扱ユニット30を設け、さらに、前記用紙取扱ユニット
30の用紙搬送路32に設けた分岐爪34の部分からの分岐路
に対して、中間トレイ50を設けた追加給紙ユニット40を
配置している。そして、前記用紙取扱ユニット30によ
り、複写機本体において作成されたコピーを前記用紙取
扱ユニット30に導入して、反転排出、中間トレイへの用
紙の案内を行うことが出来るように構成されている。
前記用紙取扱ユニット30の用紙搬送路32に導入された
コピーを、中間トレイ50に導入するに際しては、多重コ
ピーの場合と、両面コピーの作成の場合とでは、用紙の
画像面の方向が逆になる。つまり、多重コピーの場合に
は、分岐爪31を介して用紙搬送路32に導入されたコピー
は、分岐爪34の上側の案内部分を通って、中間トレイ50
にそのままの状態で案内され、画像面が下を向いた状態
で収容される。そして、次の画像の転写に向けて、その
画像面が感光体ドラム5に対応する状態で送り出される
ものとなる。
また、両面コピーの場合には、コピーをそのまま用紙
搬送路32の下部にまで搬送し、その用紙の後端部が分岐
爪34の部分を通過して反転路32aに導入された後で、分
岐爪34の切換えと、反転ローラ33の逆回転とを行い、コ
ピーを前記反転路32aから分岐爪34の下側の案内面を介
して、中間トレイ50に向けて搬送する。そして、そのコ
ピーの画像面を上に向けた状態で前記トレイ50に収容
し、次の感光体ドラムからのトナー画像の転写を行う場
合には、その片面記録済み用紙の裏面が感光体ドラム5
に対応する状態で送り出されるものとなる。
前記用紙取扱ユニット30に接続される追加給紙ユニッ
ト40は、第9図および第10図に示されるように、1つの
用紙トレイ41と、中間トレイ50とを上下に装備した形式
のものとして構成することが出来るようになっている。
そして、上記したように構成した場合には、前述したよ
うに、用紙取扱ユニットから送り込まれる片面記録済み
用紙の状態にしたがって、多重コピーと両面コピーとを
任意に作成することが出来るものとなる。
これに対して、本発明の装置においては、第11図に示
されるように、追加給紙ユニット40の内部に2つの用紙
トレイ41、43を収容するようなものとして構成すること
が可能である。この第11図に示される実施例の場合に
は、中間トレイ50を追加給紙ユニット40から抜き出し、
その部分に対して、別のユニットとして構成された用紙
トレイ43を装着することが出来るものとなる。そして、
前記追加給紙ユニット40に2つの用紙トレイを装着する
場合には、上記用紙取扱ユニット30は、コピーの反転排
出の作用のみを行い得るものとなる。
また、前述したように、追加給紙ユニット40に対して
2つの用紙トレイを装着した場合には、上部の用紙トレ
イ43は、中間トレイの部分に対応する空間に収容させる
ようにすることが必要であるために、下側の用紙トレイ
41よりも小型に構成されるものとなる。つまり、下側の
用紙トレイがA3サイズの用紙を収納可能なものである場
合には、上側の用紙トレイ43は、それよりも小さいB4サ
イズ、または、A4サイズの用紙を収容可能なものとして
構成される。それとともに、追加給紙ユニット40の内部
のスペースの関係より、上側の用紙トレイ43に対する給
紙ローラ44は、下側の用紙トレイの給紙ローラ42に対し
て、斜め上方にズレた位置に配置され、それによって、
追加給紙ユニット40の内部での用紙トレイと給紙装置と
のバランスを取ることが出来るようになる。
なお、上記した本発明の追加給紙ユニットにおいて
は、中間トレイに代えて、別体の用紙トレイを装着する
場合には、前記用紙トレイは中間トレイに収容部分に装
着出来るような小型のものとして構成されるが、その下
部に収容される用紙トレイは、小サイズの用紙を収容可
能なもの、または、上部の用紙トレイと同一のサイズの
用紙を収容することが出来るような装置として構成され
ることも可能である。つまり、本発明の追加給紙ユニッ
トに装着される用紙トレイは、通常のユニバーサルタイ
プの用紙トレイを用いること、または、用紙サイズに対
応させた専用の用紙トレイを用いること等、任意のサイ
ズの用紙トレイと用紙とを装備することが可能である。
しかし、それらの追加給紙ユニットを設ける給紙装置と
しては、図示されるように、上下に斜めの方向にズレた
状態で、その給紙ローラ等を配置することが、そのスペ
ースの制約等の問題の解決のためには必要な要件とな
る。
次に、上記したように構成された本発明の複写機の各
装置について、詳細に説明を行う。
(1) 用紙取扱ユニット30: 第9図に示される実施例において、複写機1の記録紙
排出部分に接続される用紙取扱ユニット30は、複写機本
体の排出路14に接続される用紙搬送路を有し、その上部
の搬送路に対して、分岐爪31を介して用紙搬送路32を設
けている。前記用紙搬送路32の下の部分は、追加給紙ユ
ニット40の下部にまで延長されて、反転路32aとして構
成されているもので、その両搬送路の接続部分には、中
間トレイ50に対する分岐爪34を設け、前記反転路32aの
途中の部分には、反転ローラ装置33を配置している。
そして、上記したような構成の用紙取扱ユニット30に
おいては、用紙搬送路32に導入したコピーを、そのまま
分岐爪31の他の案内面を介して排出させるような動作を
行う場合には、前記追加給紙ユニットが、コピーの反転
排出可能な装置として作用する。また、多重コピーを行
う場合には、用紙搬送路から直接分岐爪34を介して中間
トレイ50に案内し、次の複写の動作に向けて、前記中間
トレイ50から感光体ドラムの画像転写部に向けて送り出
すような動作を行う。
前述したようにして、多重複写を行う場合に、同一の
黒トナーを用いた画像を重ねて複写を行うことも可能で
あるが、2色の画像を重ねる場合には、最初の黒の画像
を形成しておき、その上に赤の画像を重ねて転写する
等、任意の状態のコピーを作成することが出来るものと
なる。また、両面コピーの場合には、用紙搬送路32に導
入した片面記録済み用紙を、分岐爪34部分を通過させて
反転路32aに導入した後で、反転ローラ装置33を逆回転
させて、片面記録済み用紙を、分岐爪34の下側の面を介
して中間トレイ50に送り込むようにする。
そして、片面記録済み用紙の画像面が上を向いた状態
で中間トレイ50に収容され、前記中間トレイ50から送り
出される片面記録済み用紙が、感光体ドラムに対応する
画像転写部で、その裏面に画像が転写されるようにな
り、それによって両面コピーが作成されるものとなる。
なお、第10図に示される実施例において、用紙搬送路32
および反転路32aの外側の部分を設定するガイド板は、
用紙取扱ユニットの本体の外側の開閉カバー35を開くこ
とによって、容易に解放を行い得るように構成すること
が出来、前記用紙搬送路32内でジャムが発生した場合に
は、その開閉カバー35を開いて、ジャム紙の除去の動作
等を容易に行うことが出来るものとして構成される。
(2) 追加給紙ユニット40: 複写機1本体の下部に設けられる追加給紙ユニット40
は、第9図に示される実施例の場合には、その上部に中
間トレイ50を設け、前記中間トレイ50の下部に用紙トレ
イ41を収容するものとして示されている。この実施例に
示される用紙トレイ41としては、前記追加給紙ユニット
の本体の側部からトレイを挿脱するタイプのものではな
く、複写機本体の前側から引き出すタイプの用紙トレイ
を使用することが出来るようになっている。そして、そ
の用紙トレイ41からの給紙に際しては、前記用紙トレイ
に対応させて設けた給紙ローラ42によって、用紙搬送路
45に向けて用紙を送り出し、前記用紙搬送路45に対応し
て、複写機本体の下部に設けた開口部から、用紙トレイ
25からの用紙搬送路に合流され、レジスト装置10を経
て、画像転写部に送り込まれるようになる。
(3) 追加給紙ユニット40に2つの用紙トレイを装着
する場合: 第11図に示されるように、本発明の追加給紙ユニット
40のフレームの内部には、そのフレームの両側に、それ
ぞれ対向した状態で配置される上下のレール46、46が設
けられている。そして、前記レールを用いて、両側にス
ライド47を設けた用紙トレイ41、43を、それぞれ案内す
ることが出来るようにする。前記追加給紙ユニット40内
に装着される用紙トレイ41、43は、それぞれの送り出し
側の端部に給紙ローラ42、44を設けており、それ等の給
紙装置から搬送ローラ装置を設けた用紙搬送路45を介し
て、複写機本体の画像転写部に至る用紙搬送路の途中の
部分に接続されるようになっている。
第11図に示されるように、追加給紙ユニット40内に収
容される用紙トレイ41、43は、下側の用紙トレイ41が大
サイズの用紙を収容可能にするために、上側の用紙トレ
イ43を小サイズの用紙を収容可能なものとして構成して
いる。前述したように、上下の用紙トレイのサイズが異
なるものとして構成する理由は、上側の用紙トレイの部
分には、通常の組合せの場合に、中間トレイが装備され
るので、その部分に装着される用紙トレイ43を、その中
間トレイのサイズに一致させるようにすることが必要と
されるためである。また、上記した実施例においては、
追加給紙ユニットの本体フレームの内部に配置される用
紙搬送路45は、固定位置に配置されるものであるため
に、上側の用紙トレイ43からの給紙手段を、図示される
ように、下側の給紙ローラ42に対して、斜め上方にズラ
した状態で設けている。
したがって、上記した本発明の追加給紙ユニット40に
おいては、上下の用紙トレイのサイズが異なるものとし
て形成されることが必要となり、その用紙トレイに応じ
て大サイズの用紙と小サイズの用紙とが各々収容される
ことになる。しかし、上記したように、上下の用紙トレ
イのサイズを異なるものとして設定しても、それらの用
紙トレイに収容される用紙のサイズには特に限定するこ
とは必要ではない。
つまり、用紙トレイを、いわゆるユニバーサルタイプ
の用紙トレイとして構成する場合には、その用紙トレイ
に収容される用紙のサイズは、その用紙トレイの最大能
力の範囲以内であれば、任意のサイズの用紙を収容させ
ることが出来るものであり、上の用紙トレイに小サイズ
の用紙を、下の用紙トレイに大サイズの用紙を限定して
収容することは必要とされないる。さらに、特に、下の
用紙トレイのサイズを限定する必要がある場合には、下
の用紙トレイを小さく構成し、その用紙トレイに小サイ
ズの用紙を収容するようなことも当然可能になる。そし
て、上記したように構成した場合には、複写機本体に対
して3種類の用紙トレイを装着することが出来るものと
なり、原稿のサイズや縮小/拡大の比率等に応じて、任
意のサイズのコピーを作成することが可能な複写機を構
成することも出来るものとなる。
(4) 追加給紙ユニットに用紙トレイと中間トレイと
を装備する場合: 第12図に示される実施例は、第9図に示される場合と
同様に、追加給紙ユニット40に対してその下部に用紙ト
レイ41を装着し、前記用紙トレイ41の上部に中間トレイ
50を配置している。これ等の2つの用紙取扱手段は、上
記第11図の実施例の場合と同様に、追加給紙ユニット本
体の両側に設けたレール46に、スライド47を介して摺動
可能に支持されており、用紙トレイ41を複写機本体の手
前側に引き出して、前記用紙トレイ41に対する用紙の補
給等の動作を容易に行うことが出来るようになってい
る。また、本発明の中間トレイ50は、そのトレイ内で用
紙がジャムを発生した場合等には、そのトレイ50を引き
出して、ジャムの処理を行うことが出来るものとなり、
その中間トレイを取出して、用紙トレイを装着する場合
には、前記第11図について説明したように、2つのサイ
ズの異なる用紙トレイを装備する装置として構成される
ものとなる。
(5) 中間トレイ50: a:本発明の中間トレイ50としては、2種類のトレイ手段
を用いることが可能である。まず、通常の中間トレイを
用いる場合には、例えば、特開昭56−36662号公報等に
示されるように、複数枚の片面記録済み用紙を収容し
て、その用紙に対する裏面複写に向けて、順次1枚ずつ
送り出し得るようにする形式の用紙トレイを用いること
が出来る。
b:また、前記したような通常の中間トレイを用いること
に代えて、第12図に示されるような構成の中間トレイを
用いることが可能である。この第12図に示される中間ト
レイにおいては、片面記録済み用紙を1枚受け入れる
と、その用紙のレジ合せ等を行い、裏面複写等の動作に
向けて送り出し得るように構成している装置である。
第12図に示される中間トレイにおいては、そのトレイ
の一方の側部にサイドガイド53を突出させて形成し、そ
のサイドガイド53に対して用紙の一方の側面を当接させ
るようにして、その用紙のレジストレーションの作用を
行い、片面記録済み用紙の姿勢を複写機本体の用紙搬送
路の基準線に合せることが出来るように構成されてい
る。また、中間トレイ50に導入された用紙に対しては、
前後2組のスキューローラ54、54abにより幅よせの動作
を行い、用紙の一方の側部をサイドガイド53に当接させ
た状態で搬送し、その用紙の先端部をゲート52に当てて
停止させる。
そして、前記中間トレイ50に収容された片面記録済み
用紙を、次の裏面の複写、または多重コピーの動作に向
けて搬送する場合には、ゲート52を開き、スキューロー
ラ54、54a、および、送り出しローラ51を駆動すると、
片面記録済み用紙はその側部がガイド53に当接された状
態で用紙搬送路45に向けて搬送され、前記用紙搬送路45
の搬送ローラ装置によって、複写機本体の用紙搬送路に
送り込まれるものとなる。
本発明の中間トレイ50の場合には、上記したように、
前後に2組のスキューローラ54、54aを設けており、前
記ローラ装置によって、中間トレイの側部に配置したサ
イドガイド53に接した状態で、用紙のスキュー補正を行
うとともに、その中間トレイからの用紙の送り出しの動
作を行うことが出来るものとなる。
本発明の中間トレイ50において、前述したように、2
組のスキューローラを設けたために、その用紙に対する
斜め送りの性能が非常に良好なものとなるが、その反
面、用紙の先端部の角部分が、サイドガイドに対して強
く押圧され、用紙の角の部分を折曲げてしまったり、そ
の折れ曲がった部分が引掛かって、トレイ内でのジャム
の原因となる等の問題が発生する。
そこで、本発明の装置においては、前記用紙取扱ユニ
ット30の用紙搬送路32の途中の部分に、第10図に示され
るような斜めローラ装置37を設けることが出来る。この
斜めローラ装置37は、駆動ローラとニップローラとを対
向させて配置し、そのローラ間にニップされた用紙を、
一方の側に向けて斜め送りさせるように構成している。
前記斜めローラ装置37は、第13図に示されるような構成
の駆動ローラと、同一の径のローラで形成されるニップ
ローラとにより構成され、ニップローラを駆動ローラに
向けて押圧することによって、その間にニップされる用
紙に対して、その小径のローラの側に向けて用紙を斜め
送りさせることが出来るようにする。
なお、第13図に示されるローラ装置は、軸38aに対し
て所定の間隔を置いて、大ローラ38aと小ローラ38bとを
設けているもので、前記2つのローラによる送り速度が
異なることによって、前記駆動ローラとニップローラと
の間にニップされた用紙は、直径の小さい方に斜め送り
されて、基準線lから離れる方向に移動されるものとな
る。
したがって、本発明の複写機においては、定着装置13
によって定着が行なわれ、その用紙が定着装置13から排
出される際に、用紙の側部が基準線に沿って搬送される
ようになっていても、中間トレイ50に導入される直前の
段階で、用紙を基準線から離す方向に幅よせを行うこと
によって、中間トレイに導入された用紙は、サイドガイ
ドから離れた状態になっていて、中間トレイ上でスキュ
ーローラによってガイドに向けて斜め方向に移動させ、
用紙の位置決めの動作を正確に行うことが出来るものと
なる。なお、上記した本発明の追加給紙ユニットにおい
ては、下部の用紙トレイ41の給紙ローラの駆動は、複写
機本体の給紙機構の駆動源に接続することによって、複
写機本体の給紙の動作にしたがって行なわれるように構
成することが出来る。
また、中間トレイに代えて、第11図に示されるように
上部の用紙トレイを用いる場合にも、その用紙トレイを
装着することによって、下部の用紙トレイ41の給紙ロー
ラ42の場合と同様に、複写機本体の駆動部材に、用紙ト
レイ43の給紙ローラ44の軸が接続されて、その給紙ロー
ラの駆動が行なわれるものとなる。さらに、追加給紙ユ
ニット40に対して中間トレイを装着する場合には、前記
中間トレイ50の各駆動ローラ等は、用紙取扱ユニット30
の駆動系のモータMを使用することが出来るものである
が、図示される本発明の装置においては、その駆動系の
詳細な構成は省略している。
(6) 追加給紙ユニットの用紙搬送路 前記第9図に示されるように、複写機本体に対する追
加給紙ユニットからの用紙搬送路45は、複写機本体の下
部の開口部に接続されるようになっているが、前記用紙
搬送路45には、その用紙搬送路内でのジャム処理等のた
めに、第14図および第14a図に示されるように、用紙ト
レイ41と中間トレイ50からの用紙搬送路45のガイド板を
開閉可能に構成している。
前記第14図および第14a図に示される実施例におい
て、追加給紙ユニットの用紙搬送路側のフレームには、
ヒンジ60aを介して後カバー60を開閉可能に設けてお
り、後カバー60にリンク61を介して、第1シュート部材
65が接続されている。前記第1シュート部材65は、後カ
バーと同様に、本体フレームに対してヒンジ65aを介し
て揺動可能に設けられ、前記第1シュート部材65を介し
て第2シュート部材67の位置決めが行なわれるように構
成される。
本発明の上記した装置において、第1シュート部材65
の外側ガイド面66と、第2シュート部材67の内側ガイド
面68とは、用紙を案内することが出来る程度の間隔をお
いて対向した状態に配置され、用紙トレイから複写機本
体の給紙路に接続される用紙搬送路を構成する。また、
前記第2シュート部材67の内側ガイド面68と反対の部分
は、中間トレイ50からの用紙搬送路として構成されるも
ので、前記用紙搬送路を第2シュート部材67の外側ガイ
ド面と、第3シュート部材の内側ガイド面71とによって
構成している。
上記したように構成した本発明の追加給紙ユニット
と、複写機本体の用紙搬送路とを接続する用紙搬送路に
おいて、前記追加給紙ユニットの用紙搬送路側に設けた
後カバー60は、スプリング62を介して本体フレームに対
して閉じる方向に付勢されており、それを外側に引いた
場合にのみ、スプリング62の力に反して開かれるものと
なる。また、前記後カバー60に対して、リンク61を介し
て第2シュート部材67が接続されており、後カバー60を
開くと同時に、第1シュート部材65がヒンジ65aを介し
て揺動され、用紙トレイ41からの用紙搬送路を開くこと
になる。
さらに、前述したように、第1シュート部材65が揺動
されると、前記第1シュート部材65の奥の部分に配置さ
れ、用紙搬送路の内側のガイドと、中間トレイ50からの
用紙搬送路の外側のガイドとを構成している第2シュー
ト部材67がその支えを失って、ヒンジ67aを介して時計
方向に揺動されるものとなる。そして、上記したような
第2シュート部材67の揺動によって、中間トレイからの
用紙搬送路が開かれることになる。
前述した本発明の追加給紙ユニットからの用紙搬送路
の開閉の状態は、第14a図に示されるようになり、第1
シュート部材65と第2シュート部材67とを揺動させる
と、第3シュート部材70の内側ガイド面71が露出される
ようになる。上記したようにして、後カバーとともに他
のシュート部材を揺動させることによって、いずれの用
紙搬送路をも解放することが出来、前記用紙搬送路内で
ジャムが発生した場合には、後カバーを開くことによっ
て、ジャム紙の除去の動作を容易に行うことが出来る。
そして、用紙搬送路を元の状態に戻す場合には、後カ
バー60をヒンジ60aを介して反時計方向に揺動させるこ
とによって、第2シュート部材67と第1シュート部材65
とが所定の位置に戻され、追加給紙ユニットからの用紙
搬送路を設定することが出来る。なお、本発明の追加給
紙ユニットからの用紙搬送路を設定する場合には、前記
2つの用紙搬送路のそれぞれ両側のガイド板に対して、
間隔設定部材を突出させて設け、外側ガイド面66と内側
ガイド面68との間と、外側ガイド面69と内側ガイド面71
との間隔を自動的に設定することが出来る。
前述したように、本発明の追加給紙ユニットにおい
て、用紙トレイ等の給紙手段から複写機本体に接続され
る用紙搬送路を、各々揺動可能なガイド板により構成す
ることによって、複数設けられる用紙搬送路のうち、い
ずれの用紙搬送路でジャムが発生しても、本体の外側の
後カバーを開くことによって、そのジャムを生じた用紙
搬送路を容易に開くことが可能になる。したがって、従
来の用紙搬送路を構成するガイド板のように、各々のガ
イド板をネジ等を緩めて取り外し、複雑な工程を経てそ
のジャムを生じた用紙搬送路を解放する等の手間を必要
とせず、容易にジャム処理の動作を行い得るものとな
る。
(7) 用紙搬送路でのローラのニップ解除機構: 前記したように構成された本発明の追加給紙ユニット
において、前記追加給紙ユニットからの用紙の送り出し
のための用紙搬送路45には、その途中の部分に、駆動ロ
ーラとニップローラとから構成される搬送ローラ装置72
が配置されており、用紙を複写機本体に向けて搬送する
ようになっている。また、中間トレイ50から排出される
片面記録済み用紙に対しては、前記中間トレイ50の送り
出し側の端部に、送り出しローラ51を設け、前記ローラ
51によって、片面記録済み用紙を複写機本体に向けて搬
送するようにしている。
ところが、上記した追加給紙ユニットの各用紙搬送装
置は、用紙を複写機本体の搬送ローラに引き渡した後で
は、前記搬送ローラによって用紙の搬送を行う必要がな
くなる。つまり、本発明の用紙搬送装置において、複写
機本体の搬送ローラ等に用紙がニップされた状態では、
その本体側の搬送ローラによる搬送力が大きいものとし
て設定されているので、追加給紙ユニット側のローラ装
置は、本体側のローラ装置により回転が制限されること
になり、その際に異音等が発生するという問題が生じ
る。また、用紙の搬送に際して、本体側の搬送ローラに
よって用紙の搬送が行われる場合には、追加給紙ユニッ
ト側の用紙搬送装置が作動される必要がなく、その追加
給紙ユニット側の搬送ローラ装置によって、用紙の搬送
を行うような状態を継続する場合には、本体側のローラ
装置によって、用紙のレジストレーションを行う際の障
害となることがある。
そこで、本発明の装置においては、上記したような異
音が発生したりすることを防止するために、追加給紙ユ
ニット40から送り出される用紙が、複写機本体側のロー
ラ装置にニップされた後で、追加給紙ユニット側の搬送
ローラ装置における用紙のニップを解除するように構成
している。前述したような問題を解消するために、本発
明においては、第15図に示すような機構を設けている。
すなわち、前記第15図に示すように、用紙搬送路45の搬
送ローラ装置72のニップローラ73を、リンク74を介して
揺動可能に設けるとともに、中間トレイ50の送り出しロ
ーラ51のニップローラ51aを、同様に、リンク51bを介し
て揺動可能に設けている。
そして、前記したようにリンクを介して支持された2
つのニップローラに対して、1つの駆動アーム装置75を
用いて、その揺動の動作を行わせ得るように構成してい
る。本発明の駆動アーム装置75は、図示されるようにヒ
トデ状の複雑な形状の部材であるが、このような形状に
構成される理由としては、第14図に示されるように、追
加給紙ユニットからの用紙排出部を構成する用紙搬送路
の各ガイド板が、揺動可能に設けられるために、追加給
紙ユニットの側部フレームの限られた部分に対して、す
べての機能を満足させ得るように配置することが必要と
なるため等である。
上記した本発明の駆動アーム装置75は、本体フレーム
に対して、軸76を介して揺動可能に支持されており、そ
の端部の突出部材を被作動部79にソレノイド等の駆動機
構を接続することにより、前記軸76を介して揺動され得
るようになっている。また、駆動アーム装置75の押圧部
材として上押圧部77と、下押圧部78とを設けており、そ
れ等の2つの押圧部材が、中間トレイ50の送り出しロー
ラのニップローラ51aと、用紙搬送路の搬送ローラ装置7
2に設けたニップローラ73との、それぞれの揺動の動作
を行うようにされている。
したがって、上記したように構成された駆動アーム装
置75を、ソレノイドとスプリング等を組合せて構成した
駆動手段によって、軸76を介して揺動させると、上押圧
部77はニップローラ51aのリンク51bを押圧して、前記ニ
ップローラを駆動ローラから離間させるような動作を行
う。また、それと同時に、下押圧部78は搬送ローラ装置
72に対して、そのニップローラ73のリンク74を押圧し
て、前記ニップローラ73が、駆動ローラから離間される
方向に揺動させ得るようにする。上記したような駆動ア
ーム装置75が揺動される動作は、追加給紙ユニットから
送り出した用紙が、複写機本体の搬送ローラにニップさ
れた場合に、その用紙の前後の部分をローラ機構によっ
てニップすることにより、前記したような不都合な状態
が発生することを防止するためである。そして、その場
合には、用紙の先端部が複写機本体の搬送ローラにニッ
プされた状態で、複写機本体の制御装置からの指令によ
り、ソレノイド等の駆動部材が作動されて、追加給紙ユ
ニットの用紙搬送路内での用紙のニップを解除する動作
を行う。
したがって、本発明の装置においては、追加給紙ユニ
ット内に設けた搬送ローラ機構の駆動解除の動作を容易
に行うことが出来るものとなり、従来の装置の場合のよ
うに、用紙の前後の部分が2つの搬送ローラ装置によっ
て送られる際に、異音が発生することがないので、複写
機の騒音を低下させ得るものとなる。また、上記したよ
うに、ニップローラを揺動させて、用紙のニップを解除
した後で、所定の時間経過後、または、用紙の後端部が
前記搬送ローラ装置を過ぎたことを検知する等の情報に
よって、ソレノイドの通電が解除されて、各搬送ローラ
装置は、用紙をニップする位置に戻されるものとなる。
(8) 追加給紙ユニットと別体に大容量トレイを装着
する場合: 上記した本発明の実施例においては、複写機本体に用
紙取扱ユニットと、追加給紙ユニットとを装備し、追加
給紙ユニットに複数個の用紙トレイを装着する場合に
は、本体の給紙装置に装着した用紙トレイとともに、追
加給紙ユニットの用紙トレイからの給紙を行い得るよう
にした場合の例を示している。上記した多数の用紙トレ
イを複写機本体に対して装備することの他に、本発明の
複写機においては、追加給紙ユニットに対して、大容量
の用紙トレイを装着出来るように構成することが可能で
ある。
例えば、第16図に示される実施例において、複写機1
本体に対して、そのコピーの排出部分に用紙取扱ユニッ
ト30を接続し、複写機本体の給紙路に対して別体に設け
た追加給紙ユニット40から給紙を行い得るように構成し
てなる装置において、その追加給紙ユニット40の用紙搬
送路45に対して、延長した用紙搬送路45aを設けてい
る。そして、前記搬送路45aに大容量の給紙装置90を接
続出来るようにし、前記搬送路45aを介して、給紙装置9
0からの給紙を行い得るようにすることが出来る。本実
施例において、大容量の給紙装置90には、従来より用い
られているエレベータトレイ等と同様な構成の用紙トレ
イ91を設けておき、前記用紙トレイ91から給紙ローラ等
の回転手段によって用紙を搬出し、延長用紙搬送路45a
を介して、複写機本体の感光体ドラム5に至る用紙搬送
路に給紙を行うことが出来るようにする。
したがって、上記したように、大容量の用紙トレイを
用いる場合には、大量に複写を行う場合でも、用紙の補
給の回数を少なくして、その複写の能率を向上させるこ
とが出来るものとなる。
上記したように、大容量の給紙装置90を追加給紙ユニ
ット40の下部に設けることに代えて、本発明の複写機に
対する給紙装置としては、第16a図に示されるように、
大容量の給紙装置90を追加給紙ユニット40に並べて設け
ること、または、複写機本体に並べた状態で配置するこ
とも可能である。前記第16a図に示される実施例におい
ては、追加給紙ユニット40の用紙搬送路45から横方向に
向けて延長用紙搬送路45aを設けている。そして、前記
延長用紙搬送路45aに対して、大容量給紙装置90の給紙
口部分を接続出来るように構成している。前記実施例の
場合には、追加給紙ユニットの用紙搬送路に対して、そ
の大容量給紙装置の搬送路を接続するのであるから、第
16図に示される実施例の場合のように、複写機本体と上
下の関係を配慮して給紙装置90を形成する必要がなく、
任意の機構の給紙装置を構成することが可能になる。上
記したように、本発明の複写機においては、複写機本体
に対して用紙取扱ユニット30を装備しておき、前記用紙
取扱ユニットを用いることによって、コピーの反転排出
等の機能を持たせることが出来る。
また、前記用紙取扱ユニットに対して、追加給紙ユニ
ットのユニットを装着することによって、前記複写機を
自動両面複写が可能な装置として構成することが出来る
ものであり、また、同様な中間トレイを用いることによ
って、多重コピーが可能な装置として構成することが出
来る。さらに、追加給紙ユニットに対して、2種類の用
紙トレイを設ける場合には、複写機本体に対して3種類
の用紙トレイを装備させることが出来、オペレータの用
紙の選択に際しての自由度が増加し、複写の作業を容易
に行うことが出来るものとなる。
なお、上記した本発明の実施例においては、画像形成
装置として、複写機を用いる場合の例を示しているが、
画像形成装置としては、複写機の他に、ファクシミリや
プリンター等の装置を用いる場合にも、本発明の各機構
は任意に組み合わせることが出来るものである。さら
に、1つの画像形成装置に対して、複写機の機能の他
に、従来より一般に用いられているようなファクシミリ
やプリンターの機構を組み合わせて、複合的な性能を有
する装置を構成することが出来るものであり、そのよう
な画像形成装置に対して本発明の各ユニットを接続して
使用することによって、新たな複合された多機能を供え
た画像形成装置を形成することが出来るものとなる。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置は、上記したような構成を有す
るものであるから、比較的小型の装置本体に対して、そ
のオプションとしての用紙取扱ユニットと、追加給紙ユ
ニットを装備することによって、その画像形成装置の機
能を大幅に拡大することが出来、ユーザーの多様な要求
を十分に対応させることが出来る。また、本発明の画像
形成装置本体に装備する追加給紙ユニットにおいては、
中間トレイと用紙トレイを装備することと、2つの用紙
トレイを装備することの、2通りの使用形態を選ぶこと
が出来るので、ユーザーの使用状態に十分に対応させる
ことが可能である。
本発明の画像形成装置として複写機を使用する場合に
は、その複写機本体に1つの用紙トレイと、手差しトレ
イとを装備した状態でも、通常の複写機と同様に複写の
作業を行うことが出来るものであり、その構成をコンパ
クトなものとすることが出来る。そして、上記したよう
に複写機本体に追加の装置を設けることにより、機能を
増大させ得るとともに、従来の複写機の場合のように、
1つの機能を外した場合でも、その空間に対して他の機
能を付加することが出来るので、全ての場所を有効に利
用することが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置に用紙取扱ユニットと追
加給紙ユニットとを組み合わせた例を示す説明図、第2
図は追加給紙ユニットに設けた用紙トレイを中間トレイ
と交換可能な場合の説明図、第3図は2つのユニットを
一体に形成した場合の例を示す説明図、第4図は画像形
成装置に対して用紙取扱ユニットを接続する場合の説明
図、第5図は本体に用紙トレイと中間トレイとを装備す
る画像形成装置に対して、用紙取扱ユニットを接続する
場合の説明図、第6図は本体に設けた用紙トレイを中間
トレイと交換可能な装置の例を示す説明図、第7図は用
紙取扱ユニットにソーターを装備する場合の説明図、第
8図は用紙取扱ユニットに大容量トレイを装備する場合
の説明図、第9図は本発明の複写機の構成を示す側面
図、第10図は本発明の複写機に装備する用紙取扱ユニッ
トと追加給紙ユニットとにより構成される用紙搬送路の
側面図、第11図は追加給紙ユニットに2つの用紙トレイ
を装備する場合の側面図、第12図は追加給紙ユニットに
中間トレイと用紙トレイを装備する場合の側面図、第13
図は用紙搬送路に設けるスキューローラの平面図、第14
図は追加給紙ユニットの用紙搬送路の構成を示す説明
図、第14a図は前記用紙搬送路の開閉状態の説明図、第1
5図は追加給紙ユニットにおけるニップローラの揺動機
構の説明図、第16図は本発明の複写機に大容量の給紙装
置を装備する場合の説明図であり、第16a図は本発明の
複写機に大容量の給紙装置を装備する他の場合の説明図
である。 図中の符号 1……複写機、2……原稿搬送装置、3……プラテン、
5……感光体ドラム、13……定着装置、20……給紙ユニ
ット、21……手差しトレイ、30……用紙取扱ユニット、
31……分岐爪、32……用紙搬送路、32a……反転路、33
……反転ローラ装置、34……分岐爪、35……開閉カバ
ー、37……斜めローラ装置、40……追加給紙ユニット、
41……用紙トレイ、42……給紙ローラ、45……用紙搬送
路、46……レール、47……スライド、50……中間トレ
イ、51……送り出しローラ、52……ゲート、53……サイ
ドガイド、54……スキューローラ、60……後カバー、65
……第1シュート部材、67……第2シュート部材、70…
…第3シュート部材、72……搬送ローラ装置、75……駆
動アーム装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 匡二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭61−101336(JP,A) 特開 昭62−175353(JP,A) 特開 昭62−108263(JP,A) 特開 昭59−225976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 510 - 534 G03G 15/00 106 B65H 29/00 G03G 15/00 554

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に設けた給紙装置より給紙を行う
    機能を備え、入力された画像情報に応じて記録紙を作成
    する画像形成装置において、 前記画像形成装置本体の記録紙排出部分に対して、用紙
    搬送路の切換え手段、用紙搬送路および反転路を有する
    用紙取扱ユニットを配置し、 画像形成装置本体の下部に追加給紙ユニットを設け、前
    記追加給紙ユニットに用紙トレイおよび中間トレイを配
    置し、 画像形成装置本体の記録紙排出部分に対して、前記用紙
    取扱ユニットに設けた用紙搬送路切換え手段、用紙搬送
    路および反転路を介して、追加給紙ユニットの中間トレ
    イに対して片面記録済み用紙を挿入可能に構成し、 前記追加給紙ユニットの用紙搬送路を、画像形成装置本
    体の用紙搬送路の画像転写部分の前段階に接続し、前記
    追加給紙ユニットの用紙トレイからの給紙と、中間トレ
    イからの再給紙とを行い得るように構成するとともに、 前記追加給紙ユニットに設ける中間トレイは、1枚の片
    面記録済み用紙を受け入れた後、前記片面記録済み用紙
    の姿勢を一定の基準線に合せた状態で、再び画像形成装
    置本体に向けて送り出し得るような機能を備えたトレイ
    レス手段として構成することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記追加給紙ユニットには、中間トレイに
    代えて用紙トレイを装着可能に構成し、 各々の用紙トレイから画像形成装置本体に向けて給紙を
    行い得るように構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記追加給紙ユニットには、中間トレイお
    よび、複数個の用紙トレイを装着可能に構成し、 前記中間トレイおよび各々の用紙トレイから画像形成装
    置本体に向けて給紙可能に構成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】画像形成装置本体の記録紙排出部分に対し
    て用紙取扱ユニットを設け、 複数の用紙トレイまたは用紙トレイと中間トレイとを設
    けた追加給紙ユニットを、前記用紙取扱ユニットの用紙
    搬送路と画像形成装置本体の用紙搬送路にそれぞれ接続
    し、 前記追加給紙ユニットの画像形成装置本体に接続され、
    用紙搬送路を構成する外側シュート部材とカバーとをリ
    ンク手段により接続し、 本体に対して揺動可能に設け、前記用紙搬送路を構成す
    る内側シュート部材が、前記外側シュート部材の揺動に
    追従して揺動され、用紙搬送路を解放可能に構成するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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