JPH07234559A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JPH07234559A
JPH07234559A JP6049856A JP4985694A JPH07234559A JP H07234559 A JPH07234559 A JP H07234559A JP 6049856 A JP6049856 A JP 6049856A JP 4985694 A JP4985694 A JP 4985694A JP H07234559 A JPH07234559 A JP H07234559A
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JP
Japan
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double
image forming
sided
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JP6049856A
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English (en)
Inventor
Masaji Kamei
匡二 亀井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の給紙部に配置する両面トレイ
を給紙トレイと一体のユニットとして構成し、中間トレ
イ機能が占めるスペースを少なくするとともに、ジャム
処理の作業等を容易に行い得るようにする。 【構成】 画像形成装置1の本体フレーム2には、感光
体ドラム4と画像形成の機構、定着手段等を配置し、両
面コピーに対応する用紙搬送装置を構成する。前記本体
フレームの下部には、装置のフロント側に複合給紙トレ
イ40を挿脱可能に設け、複合給紙トレイ40にはトレ
イの底板をガイド部材として用いる下部搬送路50を配
置する。そして、下部搬送路50に対応させて駆動ロー
ラ部材55……を設けた下部ガイド板51を開閉可能に
設け、片面コピー用紙を反転させて収容し、裏面のコピ
ーに向けて送り出し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動両面複写機等の画
像形成装置における両面トレイに関し、特に、給紙トレ
イと両面トレイとを一体化したユニットとして構成し、
両面トレイの占めるスペースを省略可能にするととも
に、取扱い性を向上させ得る画像形成装置の給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やレーザビームプリンタ
等の画像形成装置においては、用紙の片面に画像を記録
して片面コピー用紙として排出する他に、両面コピーを
自動的に作成可能な機構を装備したものが用いられる場
合がある。両面コピーの作成可能な画像形成装置として
は、例えば、前記自動両面複写機が多く用いられている
ものであり、実開昭63−190246号公報等に示さ
れるような装置が知られている。前記従来例の自動両面
複写機は、図4に示されるように構成されるもので、画
像形成装置1aの本体の上部には、一般の電子写真方式
を用いた装置の場合と同様に、感光体ドラム4を配置
し、プラテン3に載置した原稿の画像を走査した光を照
射して、感光体ドラムにトナー画像を形成し、前記トナ
ー画像を用紙に転写する方式を用いている。そして、感
光体ドラムから画像が転写された用紙を、定着装置11
を通して定着し、片面コピー用紙として排出する場合に
は、排出ローラ12を介して排出トレイ13に排出させ
るようにしている。
【0003】また、両面コピーを作成する場合には、定
着装置を通して定着し、片面コピー用紙として作成した
用紙を、ゲート14を介して再給紙のための搬送路に案
内する。前記再給紙のための搬送路は、搬送ローラ装置
16を複数配置する戻し路15と、反転路18とから構
成しており、戻し路15から反転路18に送り込んだ用
紙は、前記反転路18に設けた正逆駆動ローラ19を用
いて戻し方向に搬送し、ゲート17を介して中間トレイ
25に収容させるようにする。前記中間トレイ25は、
上部に複数の搬送ローラ装置26……と、ゲート27…
…を配置しており、前記ゲートを用紙サイズに対応させ
て開き、用紙の先端部がトレイの給紙側先端部に位置決
めされる状態で収容する。そして、中間トレイ25から
用紙を送り出す際には、給紙側先端部に配置した給紙ロ
ーラ28により、用紙を送り出す機構を構成している。
【0004】前記画像形成装置1aの給紙部には、中間
トレイ25の他に、任意の数の給紙トレイ20……を配
置しており、各トレイから送り出される用紙は、用紙搬
送路30を通って感光体ドラム4からの画像転写位置に
向けて搬送される。また、前記感光体ドラムの画像転写
部の直前部には、用紙整合装置35を設けており、用紙
搬送路30を通って搬送されてくる用紙を、レジストロ
ーラ装置36のニップ位置に突入させる状態で停止さ
せ、用紙にループを形成して用紙に対する整合作用を行
い、用紙が斜めになったりしない状態で、画像の転写を
行い得るようにする。前記用紙搬送路30に対して、中
間トレイ25からの用紙路を接続しておくことにより、
片面コピー用紙を中間トレイ25に対して反転させた状
態で収容し、片面コピー用紙を1枚ずつ順次送り出し
て、その後の用紙の裏面に対する画像の転写を行い、両
面コピーを作成することができるようにされる。
【0005】前記図4に示される画像形成装置の構造
は、原稿の画像を走査した光を直接感光体ドラムに伝達
する方式の装置では、一般的な機構とされるものであ
る。そして、原稿を自動原稿搬送装置等を用いて走査し
ながら、両面コピーを作成する場合には、中間トレイを
多数枚の用紙を収容可能なものとして構成することによ
り、両面コピーの作成能率を向上させることができる。
これに対して、デジタル方式の電子写真複写機等におい
ては、前記図4の画像形成装置のように、片面コピー用
紙を多数枚中間トレイに収容しておき、その後に裏面の
コピーを行う必要がなく、片面コピー用紙として作成し
た後で、直ちに裏面のコピーを行わせることが可能にな
る。そこで、前述したようなデジタル方式の電子写真複
写機では、例えば、特開平2−231342号公報に示
されるように、中間トレイ機能を両面トレイにより構成
した給紙装置を構成している。前記従来例では、図5に
示されるように、中間トレイ装置を用紙を通過させるた
めの両面トレイとして構成し、他の給紙トレイからの給
紙の合間に、片面コピー用紙を画像転写部に向けて送り
出すことができるようにしている。
【0006】前記図5に示す画像形成装置1bでは、感
光体ドラム4に対してレーザ光による書込み装置5を配
置し、前記書込み装置5に対して画像信号出力装置6を
設けて、画像情報を出力させるようにしている。また、
前記画像信号出力装置6に対しては、コンピュータ等の
装置から画像信号を送ることができ、それ等の画像情報
の出力頁を任意に設定しながら、両面コピーを作成でき
るようにしている。前記画像形成装置1bにおいては、
感光体ドラム4からの画像転写部の直前部に、ゲート3
7とレジストローラ装置36により構成される用紙整合
装置35を配置し、用紙の整合を行うようにする。さら
に、前記感光体ドラム4の周囲には、現像装置7とクリ
ーニング装置8および、転写コロトロン9を配置して、
感光体ドラムにトナー画像を形成するとともに、転写コ
ロトロン9からの放電によりトナー画像を用紙に転写す
る作用を行い、感光体ドラムをクリーニング装置8によ
り清掃する手段を設けている。
【0007】前記感光体ドラム4からトナー画像を転写
した用紙は、搬送装置10により定着装置11に向けて
搬送し、定着装置で熱と圧力とを加えて定着し、コピー
用紙として完成したものを排出トレイ13に向けて送り
出すようにする。また、両面コピーを行う場合には、片
面コピー用紙をゲート14を介して戻し路15に送り、
用紙を反転させて両面トレイ22に送り込み、両面トレ
イ22の用紙路24に配置する斜め送りローラ装置23
により、用紙の移動方向の一方の側面を基準ガイドに押
圧しながら整合する。そして、両面トレイに収容されて
いる用紙に対して裏面コピーのための給紙信号により、
両面トレイから用紙を用紙搬送路に向けて送り出し、給
紙トレイから送り出される用紙と同様にして搬送され
る。
【0008】前記画像形成装置1bでは、その給紙部に
複数の給紙トレイ20、20a……を配置しており、そ
れぞれの給紙トレイの給紙部に対応させて給紙ユニット
21、21a……を設けている。また、前記給紙ユニッ
ト21、21a……は、画像形成装置の給紙部に対して
上下方向に段積み状に配置し、各ユニットを上下方向に
貫通する用紙搬送路30を構成するとともに、各トレイ
からの用紙路を用紙搬送路に接続する機構を構成してい
る。そして、前記用紙搬送路30においては、各給紙ユ
ニットに搬送ローラ装置33、33a……を配置して、
用紙搬送路内での用紙の搬送を行うようにする。前記画
像形成装置に配置する給紙トレイと両面トレイ22は、
装置本体のフロント側から引き出し可能に設けているも
ので、給紙トレイに対して用紙を補給する際や、両面ト
レイ内でのジャム処理等を行う際には、それぞれのトレ
イや両面トレイを装置から引き出した状態で作業を行う
ことができるようにされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図5の画像形成装
置に設ける両面トレイは、給紙トレイと互換性を持たせ
るために、給紙トレイと同じサイズのものとして構成し
ており、中間トレイ機能を使用しない場合には、給紙ト
レイを1個増加させることができるものとされる。とこ
ろが、前記両面トレイの内部でジャム等が生じた場合に
は、両面トレイを給紙部から引き出してから、搬送路を
開放させることが必要であり、その搬送路を開放するた
めには、ガイド機構やローラ装置等の部材を揺動フレー
ムに支持させて、開閉可能に設けることが要求される。
したがって、両面トレイに配置する部材の構成が複雑に
なり、前記図4の中間トレイの場合と同様に、操作性を
良好なものとすることが困難である。
【0010】前記問題に加えて、電子写真複写機等の装
置を小型化しようとする場合に、給紙トレイと同じサイ
ズの両面トレイを配置すると、通常の給紙トレイを装備
するスペースが少なくなるという問題が発生する。ま
た、両面トレイの機能は、非常に薄いものとすることが
できるものの、その両面トレイの機構に対するメンテナ
ンス等の点を考えると、装置本体から引き出し得るもの
とすることが必要である。しかしながら、従来の画像形
成装置では、独立した機構として両面トレイを構成する
と、前記図5の従来例のような機構を採用せざるを得
ず、両面トレイのスペースの問題の解消可能な装置の開
発が望まれているのが現状である。
【0011】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来の中間ト
レイ機能の小型化の問題を解消するもので、給紙トレイ
に対して両面トレイの機能を一体化して設け、両面トレ
イに対するメンテナンスを必要とする際には、両面トレ
イを装備した給紙トレイを給紙部から引き出して行うこ
とができ、画像形成装置の給紙部の機構を簡素化できる
画像形成装置の給紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、定着装置の下
流部に、少なくとも1つの用紙搬送分岐手段と前記分岐
装置に連結する再給紙のための搬送路を設け、片面コピ
ーとして作成した用紙を再び画像記録部に向けて送り、
両面コピーを作成する画像形成装置に関する。本発明に
おいては、画像形成装置の給紙部に装着する給紙トレイ
に対して、トレイ本体に対して両面トレイを一体にユニ
ット化して配置し、前記給紙トレイに対して再給紙のた
めの搬送路を用紙搬送路に接続する手段を設けている。
また、本発明においては、前記給紙トレイの底板を両面
トレイの上部ガイドとして用い、前記トレイの底板の下
部に所定の間隔を介して下部ガイド板を配置し、前記下
部ガイド板を揺動可能に設けることができる。さらに、
本発明においては、前記両面トレイを構成する給紙トレ
イに対して、底板または下部ガイド板のいずれか一方に
駆動ローラを配置し、他方には用紙を駆動ローラに対し
て押圧する手段を配置し、前記駆動ローラに対して画像
形成装置本体から駆動を伝達する手段を設けることが可
能である。前記構成に加えて、本発明においては、前記
両面トレイを構成する下部ガイド板、駆動ローラおよび
押圧部材は、給紙トレイ本体に対して一体に設けられ、
前記給紙トレイを給紙部に挿脱する動作により、画像形
成装置本体から着脱可能に構成することが可能である。
【0013】
【作用】前述したように、給紙トレイの下部に両面トレ
イの機能を一体に設けて、1つのユニットを構成したこ
とにより、給紙トレイのスペースに複合機能を持ったユ
ニットを装備することが可能になり、自動両面複写機等
を小型化する場合でも、両面トレイの機能を装備させる
ことができる。また、前記給紙トレイに対してユニット
化した両面トレイを装備する場合に、両面トレイ内で用
紙の搬送を行うための手段を、下部搬送路の一方の面に
対して駆動ローラ部材を設け、前記ローラ部材に対して
用紙を押圧するための手段を、板バネ等により構成する
ことで対応させることができる。さらに、両面トレイの
下部搬送路に対して、トレイの底板の下面を1つのガイ
ド面として利用することが可能であるから、下部ガイド
板を底板に対応させて配置するのみで良く、用紙搬送路
を開閉するためには、下部ガイド板を開閉可能に構成す
ることにより対処でき、ジャム処理の作業等を容易に行
うことができる。
【0014】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の給紙装置を説明する。図1に示される本発明の
画像形成装置1は、自動両面複写機または両面コピーの
作成が可能なレーザビームプリンタとして構成し、前記
図5に示された装置と同様に、感光体ドラムに対してレ
ーザ光による画像の書込みを行う手段を設ける。前記画
像形成装置1では、従来の電子写真方式を用いた画像形
成装置の場合と同様に、感光体ドラム4の周囲に現像装
置7、転写コロトロン9、クリーニング装置8を配置し
ている。そして、レーザ光を照射して感光体ドラムに静
電潜像を形成した後で、現像装置からトナーを供給して
トナー画像を形成し、転写コロトロン9の放電により用
紙にトナー画像を転写させ、その後で感光体ドラムの表
面に残留したトナー等をクリーニング装置8により除去
するようにする。
【0015】前記画像形成装置1では、本体フレーム2
の画像形成部の下部に給紙部を配置し、前記給紙部に給
紙トレイと両面トレイの機能をユニット化した複合給紙
トレイ40を装備している。また、図1に示す実施例で
は、給紙トレイを1個のみ配置した場合で説明するが、
前記給紙部には図5の場合と同様に、複数の給紙トレイ
を配置することが可能である。さらに、感光体ドラムを
設けた本体に対して、1個の給紙トレイを配置し、下部
のユニットに対して複数個の給紙トレイを装着する装置
を組み合わせて、両面コピー機能を持った画像形成装置
を構成することができる。
【0016】前記給紙トレイと両面トレイの機能を複合
し、1つのユニットとして構成した複合給紙トレイ40
では、トレイからの給紙部に対応させて給紙ローラ43
を配置し、用紙を1枚ずつ給紙する手段を構成してお
り、用紙を用紙搬送路に向けて送り出すことができる。
なお、前記トレイからの給紙機構としては、スナバー爪
と半月ローラを組み合わせた用紙さばき装置を構成する
ことや、リタードローラと給紙ローラを組み合わせた用
紙さばき装置を構成することも可能である。前記複合給
紙トレイ40は、本体フレーム2との間に配置するガイ
ドレール49、49aを用いて、本体フレームに対して
引き出し可能に設け、従来の給紙部に配置する給紙トレ
イの場合と同様に、用紙を補給する際等に、装置本体の
フロント側に複合給紙トレイを引き出して作業を行うこ
とができるようにする。
【0017】また、前記複合給紙トレイ40のトレイの
下部に配置する両面トレイは、トレイ底板の下部に所定
の間隔を介して下部ガイド板51を配置し、前記トレイ
底板と下部ガイド板51の間に下部搬送路50を構成す
る。そして、前記下部搬送路50に対して複数の駆動ロ
ーラ部材55、55a、55bを配置して、両面トレイ
内での用紙の搬送を行う手段を構成し、用紙搬送作用を
行い得るようにしている。さらに、前記下部搬送路50
の上流部は、片面コピー用紙を搬送する搬送路に接続さ
れ、下部搬送路の下流部を用紙搬送路30に接続してい
る。
【0018】前記複合給紙トレイ40のトレイ部から給
紙ローラ43により送り出される用紙と、両面トレイの
下部搬送路から送り出される用紙は、用紙搬送路30を
搬送ローラ装置33により搬送され、用紙整合装置35
で整合作用が行われて、感光体ドラム4からの画像転写
部に向けて搬送される。前記用紙整合装置35では、ゲ
ート37により用紙の先端部を係止して用紙を整合する
作用を行い、感光体ドラムに形成されるトナー画像の位
置にタイミングを合わせてゲートを開放し、用紙の先端
部をレジストローラ装置36に突入させてニップする。
そして、感光体ドラムの回転に同期する速度で、レジス
トローラ装置により用紙を搬送しながら画像の転写を行
うようにする。
【0019】前記感光体ドラムからのトナー画像の転写
が行われた用紙は、搬送装置10により定着装置11に
案内され、トナー画像を定着してコピーを作成する。そ
して、片面コピー用紙をそのまま排出する場合と、両面
コピーとして完成した用紙は定着装置11から排出ロー
ラ12を介して、排出トレイ13に排出するが、片面コ
ピー用紙を裏面のコピーに向けて送る場合には、定着装
置と排出ローラの間に配置するゲート14を介して戻し
路15に向けて案内する。前記戻し路15に案内される
用紙は、搬送ローラ装置16により下部に向けて搬送
し、反転路18に設けた正逆駆動ローラ19を正転させ
て、用紙全体が反転路に入った状態で一旦停止される。
そして、その後で、ゲート17が用紙を反転路18から
下部搬送路に向けて切り換えられた状態で、反転路18
に設けた正逆駆動ローラ19を逆転方向に駆動し、用紙
を下部搬送路50に向けて搬送し、前記下部搬送路50
に配置する駆動ローラ部材55……を駆動して用紙の搬
送を行い、下部搬送路の内部の所定の位置で用紙を停止
保持して、両面トレイに対する給紙の指令を待つように
する。
【0020】なお、前記図1に示される画像形成装置1
では、用紙搬送路30に対して手差しトレイ31からの
給紙手段を設けており、手差しトレイ31に対して特殊
な用紙やシート類、トレイに収容していないサイズの用
紙等を給紙させるようにしている。そして、前記手差し
トレイ31にセットした用紙類は、給紙ローラ32によ
り用紙搬送路に向けて送り出し、通常のコピーの作成の
場合と同様にして、コピーを作成できるようにする。さ
らに、前記感光体ドラム4に対応させて2つまたは複数
の現像装置を配置し、前記現像装置のそれぞれに対して
色の異なるトナーを収容することにより、2色またはフ
ルカラーのコピーを作成することができる。また、前述
したようにして、片面コピー用紙を作成した後で、片面
コピー用紙の画像面に別の色の異なるトナー画像を重ね
て転写し、多重コピーを作成する場合には、片面コピー
用紙を戻し路からゲート17を介して下部搬送路50に
向けて送り込み、コピーの画像面に重ねて別の画像を記
録する方式を用いることもできる。
【0021】前述したように構成した本発明の複合給紙
トレイ40において、トレイの下部に一体に配置する両
面トレイ機能は、図2、3に示されるように構成するこ
とができる。前記図2に示される例では、下部ガイド板
51に対して所定の間隔を介して駆動ローラ部材55を
配置し、前記駆動ローラ部材に対して、装置本体から駆
動力を伝達する手段(図示を省略)を配置する。また、
トレイ底板45には、駆動ローラ部材55に対応させて
凹部46を配置し、前記凹部46に対して板バネ部材4
7の基部を固定ネジ等を用いて取付け、前記板バネ部材
47の先端部を駆動ローラ部材55に押圧させるように
構成する。したがって、トレイの下部に配置する下部搬
送路50では、用紙を駆動ローラ部材55と板バネ部材
47の間でニップする状態で、駆動ローラ部材55……
を駆動することにより、用紙搬送作用を行うことができ
る。
【0022】また、図3に示す例では、複合給紙トレイ
40を本体フレームからガイドレール49、……を介し
て引き出し、下部ガイド板51を開いてジャム処理等の
作業を行う場合を示している。前記図3に示されるよう
に、複合給紙トレイ40には、上部に用紙収容部41を
設けて、図1のように用紙Pをボトムプレート44によ
り上昇させ、給紙ローラに対して用紙を押圧することが
できるようにする。また、前記複合給紙トレイ40の下
部には、リヤ側に配置するヒンジ53を介して下部ガイ
ド板51を揺動可能に設けており、前記下部ガイド板5
1には複数の搬送ローラ装置55、55a……を配置す
る。さらに、前記下部ガイド板のフロント側の端部に
は、ハンドル52を配置しており、前記ハンドル52を
用いて下部ガイド板を開閉するが、下部ガイド板を閉じ
た位置に保持するためには、任意の固定保持手段を下部
ガイド板とトレイ底板との間に配置することができる。
【0023】前記複合給紙トレイ40では、フロント側
に前カバー42を設けており、前記前カバー42にハン
ドル手段を設けておき、トレイに用紙を補給する場合
や、両面トレイでのジャム処理、および複合給紙トレイ
に対するメンテナンスを行う場合等には、オペレータが
複合給紙トレイを装置から引き出すようにする。また、
前記本発明の実施例において、トレイから用紙を送り出
すための給紙装置を本体フレームの内部に配置し、トレ
イ内でボトムプレートの揺動のために使用する上昇アー
ム部材等も、本体フレームに配置すると、複合給紙トレ
イの構成をより簡素化することができる。
【0024】なお、前記本発明の実施例において、複合
給紙トレイの下部に一体に設ける下部搬送路50では、
トレイ底板45側に駆動ローラ部材を配置し、下部ガイ
ド板51には板バネ部材を配置することにより、複合給
紙トレイの着脱の動作を行う際に、駆動ローラ部材の駆
動源との離接の機構を簡素化することも可能になる。さ
らに、下部搬送路の内部で用紙を駆動ローラ部材に対し
て押圧するためには、一般の用紙搬送装置の場合のよう
に、ピンチローラ部材を設けることが可能であり、ピン
チローラ部材を駆動ローラ部材に向けて押圧するために
は、ピンチローラの軸にスプリング等を設ける手段を構
成することも可能である。前記構成に加えて、本発明の
複合給紙トレイは、前記図5に示した画像形成装置のよ
うに、本体フレームには1つの給紙トレイと、画像形成
手段等を収容し、下部の給紙部に対しては、複数の給紙
トレイを段積み状に配置して、多数の給紙トレイを装備
した画像形成装置を構成することができる。
【0025】そして、前記本体フレームに配置する給紙
トレイに対応する位置に、本発明の複合給紙トレイを配
置すると、本体フレームの下部に配置する給紙部の機構
を簡素化することが可能になる。したがって、メンテナ
ンスの頻度の大きな両面トレイ等を装置の上部に配置す
ることによって、オペレータが複合給紙トレイを引き出
してジャム処理等を行う際の作業姿勢を良好に維持する
ことを可能にする。
【0026】
【発明の効果】本発明の複合給紙トレイは、前述したよ
うに構成したものであるから、給紙トレイの下部に両面
トレイの機能を一体に設けて、1つのユニットを構成し
たことにより、給紙トレイのスペースに複合機能を持っ
たユニットを装備することが可能になり、自動両面複写
機等を小型化する場合でも、両面トレイの機能を装備さ
せることができる。また、前記給紙トレイに対してユニ
ット化した両面トレイを装備する場合に、両面トレイ内
で用紙の搬送を行うための手段を、下部搬送路の一方の
面に対して駆動ローラ部材を設け、前記ローラ部材に対
して用紙を押圧するための手段を、板バネ等により構成
することで対応させることができる。さらに、両面トレ
イの下部搬送路に対して、トレイの底板の下面を1つの
ガイド面として利用することが可能であるから、下部ガ
イド板を底板に対応させて配置するのみで良く、用紙搬
送路を開閉するためには、下部ガイド板を開閉可能に構
成することにより、ジャム処理等の作業を容易に行うこ
とができる。そして、本発明の複合給紙トレイを画像形
成装置のプロセス機構に近接させて配置する場合には、
両面・多重コピー機能に対応する用紙搬送機構のメンテ
ナンスを容易に行うことができ、オペレータの負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の複合給紙トレイを装備する画像形成
装置の構成を示す説明図である。
【図2】 本発明の複合給紙トレイにおける用紙搬送装
置の構成を示す説明図である。
【図3】 複合給紙トレイを本体フレームから引き出し
た状態の説明図である。
【図4】 従来の画像形成装置の構成を示す説明図であ
る。
【図5】 従来の別の画像形成装置の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 本体フレーム、 4
感光体ドラム、11 定着装置、 15 戻し路、
18 反転路、20 給紙トレイ、 22 両
面トレイ、 25 中間トレイ、30 用紙搬送
路、 35 用紙整合装置、 40 複合給紙トレ
イ、41 用紙収容部、 44 ボトムプレート、
45 トレイ底板、47 板バネ部材、 49
ガイドレール、 50 下部搬送路、51 下部
ガイド板、 55 駆動ローラ部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着装置の下流部に、少なくとも1つの
    用紙搬送分岐手段と前記分岐装置に連結する再給紙のた
    めの搬送路を設け、片面コピーとして作成した用紙を再
    び画像記録部に向けて送り、両面コピーを作成する画像
    形成装置において、 画像形成装置の給紙部に装着する給紙トレイに対して、
    トレイ本体に対して両面トレイを一体にユニット化して
    配置し、 前記給紙トレイに対して、再給紙のための搬送路を用紙
    搬送路に接続する手段を設け、複合機能を有する給紙ト
    レイを構成することを特徴とする画像形成装置の給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記給紙トレイの底板を両面トレイの上
    部ガイドとして用い、前記トレイの底板の下部に所定の
    間隔を介して下部ガイド板を配置し、前記下部ガイド板
    を揺動可能に設けることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記両面トレイを構成する給紙トレイに
    対して、底板または下部ガイド板のいずれか一方に駆動
    ローラを配置し、他方には用紙を駆動ローラに対して押
    圧する手段を配置し、 前記駆動ローラに対して画像形成装置本体から駆動を伝
    達する手段を設けることを特徴とする請求項1または2
    に記載の画像形成装置の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記両面トレイを構成する下部ガイド
    板、駆動ローラおよび押圧部材は、給紙トレイ本体に対
    して一体に設け、 前記給紙トレイを給紙部に挿脱する動作により、画像形
    成装置本体から着脱可能に構成することを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置の給紙
    装置。
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