JP2638957B2 - 画像形成装置用の用紙反転装置 - Google Patents

画像形成装置用の用紙反転装置

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JP2638957B2
JP2638957B2 JP63177215A JP17721588A JP2638957B2 JP 2638957 B2 JP2638957 B2 JP 2638957B2 JP 63177215 A JP63177215 A JP 63177215A JP 17721588 A JP17721588 A JP 17721588A JP 2638957 B2 JP2638957 B2 JP 2638957B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機等のような画像形成装置において、用
紙の片面に画像を転写して片面複写済み用紙として形成
したものを、多重コピー、または両面コピーの作成に向
けて搬送を行うための用紙取扱装置に関し、特に、多重
複写を行う場合の、片面複写済み用紙の反転部分での用
紙の取扱装置に関する。
(従来の技術) 複写機やファクシミリ、プリンター等のような、画像
情報に応じて用紙に画像を転写する画像形成装置におい
ては、印字部や、画像転写部分等を構成する画像担持体
に対して、給紙部から用紙搬送路を介して用紙を送り込
み、該画像担持体の画像転写部で、画像情報に応じて用
紙の位置決めを行い、設定された画像のモードに応じ
て、その画像の転写等を行うことが出来るようにされて
いる。
前記したような画像形成装置においては、例えば、複
写機等の装置の場合に、用紙の一方の面に画像を転写し
た通常のコピーのように、そのまま排出トレイに排出す
る場合が多い。しかし、単純なコピーを作成することの
みではなく、両面コピーを作成する場合等が多く用いら
れるようになっている。このような両面コピーとは別
に、通常の片面コピーとして形成した用紙の画像面に別
の画像を重ねて転写し、多重コピーとして形成するこ
と、または、黒の画像に重ねて赤の画像を転写して、2
色の画像を形成すること等の多くの使用方式が用いられ
る場合がある。
上記したような両面コピーを作成することや、多重コ
ピーを作成するためには、例えば、複写機本体の用紙搬
送路に対して反転機構を設けたり、片面複写済み用紙を
一旦収容して置くための中間トレイを設けたりすること
が一般に行なわれる。
そして、中間トレイに片面複写済み用紙を収容して、
裏面複写に向けて片面複写済み用紙を送り出すこと、ま
たは、反転装置によって用紙を反転した状態で、その片
面複写済み用紙の画像面が感光体ドラム等の画像担持体
に向いた状態にして、次の画像の転写に向けて送り出す
ことが出来るようにする手段等が用いられる。
上記したような用途に適当する複写機としては、例え
ば、特公昭61−56512号公報や、特公昭61−9629号公報
等に示されるような例がある。
これ等の従来例の複写機においては、片面複写済み用
紙として作成されたコピーを反転させた状態で、中間ト
レイに収容し、その片面複写済み用紙を、裏面コピーに
際して画像転写部に向けて送り出し、両面コピーを作成
すること出来るように構成されている。
上記したような従来例の装置とは別に、比較的大型の
複写機については、例えば、特開昭63−57437号公報等
に示されるような従来例がある。この従来例の装置にお
いては、複写機本体の内部に多数個の用紙トレイと、1
つの中間トレイとを設けておき、定着装置から排出トレ
イに至る用紙搬送路の途中に中間トレイに対して分岐手
段を設けている。
そして、前記中間トレイに収容された用紙を、そのコ
ピーのモードに対応させて、反転経路を介して裏面の複
写に向けて送り出すこと、または、直接送り出すことに
よって、多重複写に対応させることが出来る等、多様な
複写のモードに対処させ得るような手段が用いられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の装置において、
前記2つの公告公報に示される従来例においては、片面
複写済み用紙の反転送り出しを行うための用紙搬送路
は、比較的狭い場所に複雑に形成されるものである。そ
して、そのような複雑に形成された用紙搬送路において
は、該用紙搬送路内で用紙のジャムが発生した場合に
は、そのジャム紙の除去等の動作が比較的面倒である等
の問題がある。
また、用紙を限られた範囲内で急角度で湾曲させたり
する場合には、用紙にカール等が発生しやすく、そのカ
ールが発生した用紙を搬送する際に、用紙搬送路内でジ
ャムを生じやすい等の問題がある。
さらに、特開昭63−57437号公報に示されるような従
来例の場合には、前記したように、片面複写済み用紙を
比較的急角度で湾曲させるような用紙搬送路を構成する
ことも問題となり得るが、この問題は、中間トレイを配
置する位置によって解決出来るようになっている。しか
し、前記従来例の装置の場合には、複写機本体の内部に
多数の用紙トレイを収容可能に構成しているので、その
複写機本体内部での用紙搬送路の構成が複雑になるとい
う問題がある。
さらに、前記従来例の装置の場合には、複写機本体の
内部に余裕部分が少ないので、ジャム紙の処理等に際し
て、用紙搬送路のガイド板の一部を開閉して、その非常
に狭い空間に手を挿入したりして、ジャム紙の取り出し
を行う等、そのジャム紙の除去の動作が比較的面倒にな
る等の問題が発生することがある。
また、前記特開昭公報に従来例として示されるような
反転手段を用いる場合には、該反転手段による用紙の反
転の動作が比較的低速度で行われるものであるために、
高速複写機に対しては、コピーの作成速度等の点で対応
が困難であるが、他に適当な装置がないために、両面コ
ピー等の作成モードを選択する場合には、複写の速度の
低下は避けられないものとされている。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来より用いられている装
置の欠点を解消するもので、比較的小型の画像形成装置
において、給紙装置を本体の側部に設けることにより、
中間トレイや反転経路を本体内部に余裕を持たせた状態
で配置出来るようにするとともに、該反転経路を含む戻
し路での片面複写済み用紙の搬送を効率欲行い得るよう
にする装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明の画像形成装置の用紙反転装置は、画像担持体
等に形成された画像情報を転写し、定着装置を通って片
面複写済み用紙として形成された用紙に対して、さら
に、その画像面または裏面に別の画像を転写するように
構成してなる画像形成装置において、前記片面複写済み
用紙を画像担持体による転写部に向けて供給するための
戻し路を、コピーの搬出路に対して、分岐爪手段を介し
て分岐可能に設けている。
そして、前記戻し路に対して、分岐爪手段を介して反
転装置を設け、該反転装置をトレイと反転ローラ装置と
から構成して、多重複写を行う場合の片面複写済み用紙
の反転の動作を行い得るように構成し、前記戻し路の端
部に中間トレイを配置し、該中間トレイの端部に片面複
写済み用紙の送り出しを行うための給紙手段を設けると
ともに、前記中間トレイからの用紙搬送路を給紙装置か
らの用紙搬送路に接続する装置である。
また、本発明の画像形成装置の用紙反転装置において
は、前記反転装置における反転ローラ装置の駆動におい
て、戻し路の分岐爪の上流部分にセンサーを配置し、該
センサーにより用紙の先端部を検出すると用紙をトレイ
に搬入する方向に反転ローラを駆動し、その用紙の後端
を検出してから所定の時間経過後に、該反転ローラを逆
転方向に駆動するように、その反転ローラの駆動の制御
を行うこと、および、前記反転ローラ装置の駆動の制御
において、片面複写済み用紙が連続して搬送されてくる
場合に、先の用紙後端部の検出を行ってから所定の時間
経過後に、用紙をトレイから排出する方向に駆動を行
い、次の用紙の先端部をセンサーにより検知した場合に
は、その検知から所定の時間経過後に反転ローラを正転
させて、次の用紙の導入を行い得るように構成すること
が出来る。
さらに、本発明の装置においては、コピー排出路に対
して分岐爪手段を介して戻し路を設け、該戻し路に反転
装置を設ける載置において、前記コピー排出路における
用紙の搬送速度に対して、戻し路での用紙搬送速度を高
速度に設定するとともに、反転路の下流に設ける搬送ロ
ーラ装置での用紙に対するニップ圧力を、反転ローラ装
置または上流の搬送ローラ装置におけるニップ圧力より
も大きく設定することが出来る。
これに加えて、本発明の画像形成装置の用紙反転装置
においては、前記戻し路に反転装置を設け、搬送ローラ
装置と反転ローラ装置とを介して片面複写済み用紙を反
転させて搬送し、中間トレイに堆積させ得るように構成
してなる装置において、前記ローラ装置の駆動ローラ
を、片面複写済み用紙の画像面に接しない位置に配置す
ることが可能である。
したがって、上記したように構成された本発明の画像
形成装置の用紙反転装置においては、反転路を介して片
面複写済み用紙の反転の動作を行う場合に、戻し路の内
部で該用紙の移動を高速度で行うことが出来る。
また、反転路内で同時に2枚の用紙が移動されるよう
な状態が発生しても、各々の紙の搬送が良好に行われ得
るものとなるので、複写機等の装置のコピー速度が速い
場合でも、反転機構等が十分に対応出来るものとなる。
(実施例) 図示された例に従って、本発明の画像形成装置の用紙
反転装置の構成を説明する。
第1図に示される実施例は、画像形成装置として複写
機に用いる場合の例を示しており、該複写機には画像担
持体として、感光体ドラム10を設けている。そして、前
記感光体ドラム10に対して、図示を省略した光学系から
の原稿の画像情報が照射されて、静電潜像が形成され、
その静電潜像に現像装置からトナーが供給されて、トナ
ー画像が形成され、そのトナー画像を用紙に転写するよ
うになっていることは、一般の複写機の場合と同様に構
成される。
本発明の複写機においては、前記感光体ドラム10の画
像転写部に続いて、定着装置23を配置し、該定着装置23
から排出ローラ24に至る搬出路の途中の部分に、分岐爪
31を介して戻し路30を接続し、該戻し路30の端部を中間
給紙部50に接続している。
この戻し路30には、その所定の位置に分岐爪41を介し
て反転装置路40に接続しており、該反転装置40に片面複
写済み用紙を導入して、戻し路30を介して中間トレイに
搬送することによって、片面複写済み用紙の反転を行う
ことが出来るように構成する。
上記したように、本発明の中間トレイを構成すると、
片面複写済み用紙を戻し路を介して直接中間トレイ51に
収容し、該中間給紙部50の給紙ローラ53により、搬送路
55を介して感光体ドラムによる画像転写部に向けて搬送
すると、片面複写済み用紙の裏面が感光体ドラムの画像
面に接するものとなるので、反転装置を用いない場合に
は、自動的に両面コピーが作成されるモードが選択され
ることになる。
これに対して、反転装置40を用いて片面複写済み用紙
を反転させた状態で中間トレイに収容し、該中間トレイ
から片面複写済み用紙の送り出しを行う場合には、片面
複写済み用紙の画像面が感光体ドラムに対応することに
なるので、多重コピーが作成されるモードとなる。
[搬送ローラ装置、反転装置および用紙の反転の動作] 前記した本発明の戻し路30において、その途中の分岐
爪41の前後の部分と、戻し路の終端部には、それぞれ搬
送ローラ装置32〜34を配置しており、この等の搬送ロー
ラ装置を駆動ローラとピンチローラとを対向させた状態
で構成している。
また、本発明の複写機の戻し路を含む用紙搬送路に
は、その所定の位置に複数のセンサーS1〜S3を配置して
おり、それ等のセンサーによる用紙検知情報によって、
用紙搬送路内に設けた分岐爪31、41の切替の動作を行う
ようになっている。
上記した構成の本発明の装置において、反転装置40に
は、トレイ43と反転ローラ装置45とが設けられている。
この反転ローラ装置45は、正逆回転が行われる駆動ロー
ラと、該駆動ローラに対向して配置されるピンチローラ
とから構成されるもので、用紙を反転ローラ装置の両ロ
ーラの間にニップした状態で、トレイ43に向けて搬送
し、その後で、分岐爪の下部を通して戻し路30に搬出出
来るように構成される。
また、本発明の反転装置40を用いて片面複写み用紙の
反転を行い、多重コピーを作成する場合には、定着装置
23から排出される用紙をレジストレーションセンサーに
より検知すると、分岐爪31が揺動されて排出路を閉じ、
戻し路30に向けて用紙搬送路を接続する。その後で、分
岐爪41が揺動されて、戻し路30から反転装置40に至る用
紙搬送路が形成されるとともに、反転装置40内の反転ロ
ーラ装置45が、用紙をトレイ43に向けて搬入する方向
(正転方向)に駆動が開始される。
そして、戻し路30内を搬送される用紙は、分岐爪41の
案内面に沿ってトレイ43に搬入される。この用紙の搬入
に際して、該反転装置40の導入部に隣接するセンサーS2
が、用紙の後端部を検知し、その情報を制御装置に入力
すると、その検知の後で、所定の時間経過後に、反転ロ
ーラを用紙の排出方向(逆転方向)に駆動し、トレイ43
に導入されている用紙を排出する方向に送りの動作 を開始する。
前述した反転ローラの逆転方向への駆動は、用紙の後
端部が分岐爪41から離れて、その用紙が反転装置40に収
容された状態で、なお且つ、反転ローラ装置に用紙がニ
ップされた状態にあるようなタイミングで行なわれるも
のとなる。
また、複写機が高速複写機の場合で、用紙が連続して
戻し路30に案内されてくる場合には、先の用紙が反転装
置に導入されている間に、若干の間隔をおいて、次の用
紙が搬入される態勢となるのであるから、その場合に
は、先の用紙が反転装置に搬入されている間にも、次の
用紙の検知が行なわれることになる。
そこで、本発明の装置においては、先の用紙を反転装
置内で処理している間に、次の用紙の検知情報をセンサ
ーS2が出力すると、それから所定の時間経過後に、反転
ローラを正転方向に駆動を行うようなモードを設定する
ことが出来るようになっている。
つまり、先の用紙の搬送の途中で、次の用紙の検知を
行った場合に、先の用紙は反転ローラ装置の正転によっ
てトレイに導入されているか、あるいは、逆転の動作に
よって排出されているかのいずれかのモードになってい
る。
そこで、次の用紙が反転ローラ装置の位置に到達する
タイミングを見て、該反転ローラ装置の回転方向の切換
えを行うようにする。そして、この反転ローラの回転の
切換えを行うタイミングでは、先の用紙は分岐爪の下面
を通って搬送ローラ33によるニップ位置にまで到達して
いる状態に設定されるものとなる。
したがって、上記したようにして反転ローラ装置の駆
動の切換えを行うことによって、反転装置40の内部で
は、その反転ローラ装置の部分で、2枚の用紙がそれぞ
れ逆方向に移動されるような事態が発生する場合が生じ
る。
上記したような用紙の搬送状態においても、片面複写
済み用紙の搬送を正常に行うために、本発明の装置に設
ける戻し路30においては、第1図に示されるように配置
した搬送ローラ装置において、各ローラのニップ圧力を
異なるものとして設定している。
つまり、分岐爪41の上流の搬送ローラ装置32と、反転
装置での反転ローラ装置45のニップ圧力に比較して、分
岐爪41の下流の搬送ローラ装置33でのニップ圧力を大き
く設定する。
また、戻し路30の上流部の搬送ローラ装置32でのニッ
プ圧力は、定着装置23における用紙のニップ圧力よりは
小さく設定される。したがって、定着が行なわれている
間は、そのコピーの先端部が搬送ローラ装置32にニップ
されていても、その用紙の速度は定着装置による搬送速
度に設定されるものとなる。
さらに、用紙が同時に2枚反転ローラ装置45の部分で
ニップされ、その上の用紙が反転ローラ装置の正転によ
ってトレイに搬入される状態で、下の用紙が搬送ローラ
装置33により搬出されるようになっていても、その2枚
の用紙は、それぞれのローラ装置によって、互いに摺動
する状態で逆方向に移動が行われ得るようになってい
る。
上記したような状態が多く発生することは、用紙に対
して良好な影響を与えるものとはならないので、出来る
だけ、上記したように反転装置内で用紙が重ならないよ
うにするために、本発明の装置においては、戻し路30内
での用紙の搬送速度を大きく設定する。
例えば、感光体ドラム10の速度に合せて、定着装置23
の駆動速度が設定され、該定着装置23を通って片面複写
済み用紙として完成された用紙が、200mm/secの速度で
ある場合に、戻し路30に設けた搬送ローラ装置32〜34
と、反転ローラ装置45の駆動速度を450mm/secに設定す
る。
したがって、前記戻し路30に導入される片面複写済み
用紙は、その先端部が定着装置23にニップされている間
は、定着装置23による用紙の搬送速度に規制されるもの
となり、該用紙の後端部が定着装置によるニップ部分か
ら離れた後で、戻し路30内の搬送ローラ装置の速度で搬
送が行なわれるものとなる。
さらに、本発明の戻し路30に設ける搬送ローラ装置お
よび反転ローラ装置において、それぞれの駆動ローラ32
a、および46は、片面複写済み用紙の画像面とは反対側
に位置するように配置されている。
そして、上記したように駆動ローラを配置することに
よって、搬送ローラ装置の両ローラの間に用紙をニップ
した状態で、その用紙の画像面に対して駆動ローラがス
リップする等の、不都合な状態が発生することを防止出
来るように構成している。
すなわち、上記したように構成することによって、速
度の異なる搬送装置の間での用紙の引張り合い、また
は、用紙に対する逆転方向への駆動等の状態で、コピー
の画像面を駆動ローラがこする等の不都合な状態が発生
しないように構成している。また、排出ローラ34におい
ては、単に、用紙を中間トレイ51に排出するのみの動作
を行うので、その駆動ローラの位置は、特に限定される
ことはない。
さらに、片面複写済み用紙を反転させない場合(両面
コピーモードの場合)には、片面複写済み用紙に対して
は、定着装置23と搬送ローラ装置32との間での用紙の引
張り合いが発生するのみであるので、該搬送ローラ32に
おける駆動ローラ32aのみが、用紙の裏面でスリップす
るだけとなり、他の駆動ローラによる影響が発生するこ
とはない。
[反転ローラ装置の駆動装置] 前記したように構成される本発明の反転装置40におい
て、反転ローラ装置45の駆動ローラ46は、第2図および
第3図に示されるような駆動機構を用いることが出来
る。
この図示される実施例において、駆動ローラ46の軸47
は、該反転装置のフレームに支持されており、該軸47に
対して揺動アーム91を支持し、該アーム91に摩擦ローラ
86を設けている。また、前記揺動アーム91に対して、そ
の両側にリンク92、92aを突出して設け、一方のリンク9
2にはソレノイド90を接続し、他方のリンク92aにはスプ
リングP3を設けている。
前記駆動ローラ46の軸47は、第3図に示されるよう
に、端部にギヤ48を設けており、該ギヤ48が摩擦ローラ
86と一体の軸に設けたギヤ49に噛合い、駆動力の伝達を
行うように配置されている。
また、前記摩擦ローラ86は、第2図に示される伝導ギ
ヤ82、84に対して、同軸に設けた摩擦ローラ85……に対
して押圧されることによって、それぞれ反対方向に駆動
が行なれるようになっており、前記ソレノイド90によ
り、揺動アーム91を揺動させることによって、該反対ロ
ーラの駆動方向を設定することが出来るようにされる。
本発明の前記した駆動機構は、第2図に示されるよう
に、モータ等の駆動装置に設けた駆動プーリ95と駆動ギ
ヤ80のプーリとの間に、ベルト96等の伝導部材を配置し
ている。
そして、前記ベルト96を介して駆動が行なわれるプー
リと同軸の駆動ギヤ80に対して、中間ギヤ80、83を噛合
わせ、さらに、中間ギヤ81には伝導ギヤ82を、中間ギヤ
83には伝導ギヤ84をそれぞれ噛合わせるように配置し
て、それ等の端部の伝導ギヤ82、84での回転方向が逆方
向となるようにする。
したがって、上記したように構成することによって、
戻し路内での用紙の検知情報によって、その複写機の制
御装置からの指令で、ソレノイド90のオン・オフを行
い、摩擦ローラ86を伝導ギヤ82、84のいずれかに押圧す
ることによって、駆動ローラを任意の方向に回転させ、
用紙の反転排出の動作を自動的に行い得るようにするこ
とが出来る。
なお、上記した第2図および第3図に示される実施例
は、特に、図示されるように構成することは必要なこと
ではなく、その他に、任意の駆動伝導機構を採用するこ
とが出来るものである。
[複写機の構成] 第4図には、本発明の画像形成装置の用紙反転装置が
適用され得る複写機の構成を示している。この第4図に
示される複写機1においては、プラテン2の上部に原稿
の自動送りの動作を行い得るように自動原稿送り装置を
設けている。そして、原稿トレイ6にセットされた原稿
を給紙ローラ7によって搬入し、搬送ベルト8によりプ
ラテン2上の所定の位置にセットし、プラテンの下部に
配置される画像形成装置による走査に対応出来るように
構成する。
また、複写機本体の上部には、画像読取り装置として
の光学系3が、移動可能に設けられており、該光学系3
を一般の画像読取り装置の場合と同様に、ランプ3a、複
数のミラー3c……、およびレンズ3bにより構成してい
る。
そして、前記光学系3により得られた原稿の反射光
は、感光体ドラム10に対して露光部12で照射され、該感
光体ドラムに静電潜像が形成される。
前記した感光体ドラム10の周囲には、通常の複写機の
場合と同様に、帯電コロトロン11、現像装置13、13a、
および転写コロトロン14、剥離コロトロン15、剥離手段
16、クリーニング装置17等が配置されている。
そして、原稿の画像が露光部12で照射されて、感光体
ドラムに静電潜像を形成した後で、該静電潜像に対して
現像装置からトナーを供給して、トナー画像を形成し、
そのトナー画像を転写コロトロン14による放電で用紙に
転写する。トナー画像を用紙に転写した後で、感光体ド
ラムの表面に残留するトナーは、クリーニング装置17に
よって清掃されて、次の複写の動作に対応させ得るよう
にされる。
また、用紙は、給紙部70から送り出されて給紙路60を
通り、感光体ドラムの手前の部分でレジストレーション
ローラ20を介して、その用紙の先端部の搬送タイミング
がトナー画像に一致した状態で、画像の転写部分に至
り、感光体ドラムからのトナー画像の転写が行なわれた
後で、搬送装置22によって定着装置23に導入され、加熱
と加圧とが行なわれてコピーとして形成される。
本発明の複写機1においては、前記定着装置23のコピ
ー排出部分から、排出トレイ等に向けての搬出路の途中
の部分に分岐爪31を設けていて、複写機に設定された複
写のモードが両面コピーや多重コピーの場合には、該分
岐爪31を揺動させて排出路を閉じ、片面複写済み用紙と
して形成されたコピーを戻し路30に導入し、該戻し路に
設けた反転装置40、および、中間休止部50による片面複
写済み用紙の取扱部分に向けて供給する。
前記戻し路30には、所定の間隔で搬送ローラ装置32を
配置しており、該搬送ローラ装置32による搬送を行い、
片面複写済み用紙を、排出部34に介して中間給紙部50の
中間トレイ51に供給するように構成される。
それとともに、該戻し路30の途中の部分に分岐爪41を
設けており、該分岐部分を介して反転装置40が接続され
ている。この反転装置40は、上下のガイド板と反転ロー
45により構成され、そのガイド板による用紙案内部分の
先端部にトレイ43を配置し、長い用紙の場合の支持を行
うことが出来るようにされる。
中間給紙部50は、従来より用いられている中間トレイ
と同様な働きを行う機構を有するもので、戻し路30を介
して搬入される片面複写済み用紙を、該中間給紙部50の
トレイ51に一旦収容し、その片面複写済み用紙の整列を
行ってから、フィードローラ53、および、用紙さばき機
構等により構成される給紙手段52を介して、片面複写済
み用紙を1枚ずつ送り出すように構成される。
そして、中間給紙部50より送り出された片面複写済み
用紙は、搬送路55を介して給紙部60に向けて搬送され、
用紙に対する搬送モードにしたがって、感光体ドラム10
による画像の転写部に送り込まれる。
なお、前記した搬送路55においては、用紙を給紙路60
に引渡す前の段階で、その用紙のサイドレジを行うこと
が必要である。そこで、前記搬送路55に設けられる搬送
ローラ装置56としては、斜め送りローラを設けており、
該斜め送りローラによって用紙の搬送を行うとともに、
斜め方向に向けて移動させ、用紙を搬送路の奥の側に配
置した基準位置設定用のガイド手段に摺動させて、用紙
の位置決めを行った状態で給紙路60に送り込むことが出
来るようにされる。
前記第4図に示される本発明の複写機1において、給
紙部60を構成する両側一対のガイド手段61、62は、給紙
位置から揺動させることが出来るように構成されてい
る。そして、該給紙路60内部ジャムが発生した場合に
は、用紙搬送路を構成する両側のガイド板を組合せた状
態で揺動させることと、外側のガイド板61に対して内側
のガイド板62を離間させる状態に開くことが出来るよう
に構成される。
また、前述したように、給紙路60を構成する外側ガイ
ド板61には、ニップローラを配置しており、給紙部の本
体に設けた駆動ローラに対して、該ニップローラを所定
の圧力で押圧するようにして、用紙を搬送する状態に設
定する。
したがって、前記給紙路内で、用紙または片面複写済
み用紙がジャムを発生した場合には、そのジャムの発生
状態に応じて、ガイド板の揺動等を行うものとなる。つ
まり、給紙トレイからの搬出路におけるジャムの場合に
は、給紙路60をセットにして揺動させることによって、
該搬出路の部分で停止している用紙を取出すことが出来
ることになる。また、給紙路60の内部で用紙が停止して
いる場合には、給紙路60を揺動させた後で、内側のガイ
ド板62を開いて、その停止している用紙を取出すことが
出来ることになる。
さらに、本発明の複写機1においては、給紙部70の4
つの給紙トレイの他に、手差しトレイ78を設けており、
該手差しトレイ78からの給紙は、ローラ装置79を介して
行うことが出来るように構成されている。
上記したように構成された本発明の複写機において、
多重コピーを行う場合には、給紙トレイから搬出した用
紙に対して、通常の複写のモードによって片面複写済み
用紙を作成し、その片面複写済み用紙を分岐爪31を介し
て戻し路30に導入し、さらに、該燃し路30で分岐爪41を
介して反転装置40に導入する。
該反転装置40においては、片面複写済み用紙の後端部
が分岐爪の位置を越えると、その反転ローラ装置45の駆
動方向を切換えて、用紙を戻す方向に移動させ、分岐爪
41を下部分を通して戻し路30の下部に案内し、排出部34
を介して、中間給紙部50に画像面を上に向けた状態で片
面複写済み紙を排出する。
そして、中間給紙部のトレイ51に収容された片面複写
済み用紙は、該トレイの給紙手段52を介して搬送路55に
送り出され、給紙路60を介して感光体ドラム10による画
像転写部に搬送され、前に形成して画像の上に重ねた状
態で別の画像が転写され、定着装置23を通して定着され
て排出トレイに排出される。
また、両面コピーを作成する場合には、片面複写済み
用紙として作成された用紙を、分岐爪31から戻し路30を
通して直接排出部34に向けて搬送し、画像面を下に向け
た状態でトレイ51に収容する。
そして、該中間給紙部50の給紙ローラ装置によって送
り出され、搬送路55と給紙路60を介して感光体ドラム10
の画像転写部に搬送し、該片面複写み用紙の裏面に別の
画像の転写を行い、定着装置23を通すことによって両面
コピーとして完成する。
したがって、本発明の装置においては、戻し路に対し
て反転装置40と、中間給紙部50とを接続することによっ
て、多重コピーと、両面コピーとを任意に行い得るもの
となる他に、前述したように、給紙路での用紙の搬送状
態を設定することによって、コピーの作成の速度を上昇
させることが出来、複写機の能力を向上させることが出
来るものとなる。
前述した本発明の装置は、画像形成装置としての複写
機に適用する場合の例を示しているが、本発明の画像形
成装置の用紙反転装置は、複写機のみでなく、その他
に、レーザプリンター等のようなプリンター装置、また
は、ファクシミリ等のような装置等の装置一般に適用す
ることが可能である。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置の用紙反転装置は、上記したよ
うな構成を有するものであるから、コピーの画像面に他
の画像を重ねる場合、または、2色の画像を重ねて形成
する多重複写に際して、その用紙の搬送を良好に行うこ
とが出来る。
また、本発明の装置においては、戻し路内での用紙の
搬送速度を画像形成装置本体での用紙搬送速度よりも高
速度に設定しているので、該画像形成装置で用紙が接近
した状態で搬送される場合でも、戻し路内での用紙の取
扱を良好に行うことが出来、高速複写機等においても、
用紙の反転の動作を安定して行うことが出来る。
さらに、本発明の画像形成装置の用紙反転装置におい
ては、戻し路内での駆動ローラが片面複写済み用紙の画
像面に接しないように配置されているので、該駆動ロー
ラが用紙に対してスリップする場合でも、片面複写み用
紙の画像面を損傷する等の問題が発生することを防止す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の戻し路の構成を示す説明図、第2図は
反転装置での反転ローラの駆動機構の側面図、第3図は
反転ローラの駆動機構におけるギヤ等の係合関係の説明
図であり、第4図は本発明の画像形成装置の用紙反転装
置が適用され得る複写機の構成を示す説明図である。 図中の符号 1……複写機、2……プラテン、5……自動原稿送り装
置、10……感光体ドラム、20……レジストレーションロ
ーラ、21……レジストレーションゲート、23……定着装
置、30……戻し路、31……分岐爪、32〜34……搬送ロー
ラ装置、32a〜34a……駆動ローラ、40……反転装置、41
……分岐爪、45……反転ローラ装置、46……反転ロー
ラ、50……中間給紙部、53……給紙ローラ、55……搬送
路、60……給紙路、61・62……ガイド板、65……搬送ロ
ーラ装置、70……給紙部、71……用紙収容手段、73……
給紙ローラ、80……駆動ギヤ、81・83……中間ギヤ、82
・84……伝導ギヤ、85・86……摩擦ローラ、90……ソレ
ノイド、91……揺動アーム、95……駆動プーリ、96……
ベルト。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像担持体等に形成された画像情報を転写
    し、定着装置を通って片面複写済み用紙として形成され
    た用紙に対して、さらに、その画像面または裏面に別の
    画像を転写するように構成してなる画像形成装置におい
    て、 前記片面複写済み用紙を画像担持体による転写部に向け
    て供給するための戻し路を、コピーの搬送路に対して、
    分岐爪手段を介して分岐可能に設け、 前記戻し路に対して、分岐爪手段を介して反転装置を設
    け、該反転装置をトレイと反転ローラ装置とから構成し
    て、多重複写を行う場合の片面複写済み用紙の反転の動
    作を行い得るように構成し、 前記戻し路の端部に中間トレイを配置し、該中間トレイ
    の端部に片面複写済み用紙の送り出しを行うための給紙
    手段を設けるとともに、 前記中間トレイからの用紙搬送路を給紙装置からの用紙
    搬送路に接続することを特徴とする画像形成装置の用紙
    反転装置。
  2. 【請求項2】前記反転装置における反転ローラ装置の駆
    動において、戻し路の分岐爪の上流部分にセンサーを配
    置し、該センサーにより用紙の後端を検出してから所定
    の時間経過後に、該反転ローラを逆転方向に駆動するよ
    うに、その反転ローラの駆動の制御を行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置の用紙反
    転装置。
  3. 【請求項3】前記反転ローラ装置の駆動の制御におい
    て、片面複写済み用紙が連続して搬送されてくる場合
    に、先の用紙後端部の検出を行ってから所定の時間経過
    後に、用紙を反転トレイから排出する方向に駆動を行
    い、 次の用紙の先端部をセンサーにより検知した場合には、
    その検知から所定の時間経過後に反転ローラを正転させ
    て、次の用紙の導入を行い得るように構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の画像
    形成装置の用紙反転装置。
  4. 【請求項4】画像転写部および定着装置と排出トレイと
    を接続するコピー排出路に対して、分岐爪手段を介して
    戻し路を設け、該戻し路に反転装置を接続してなる装置
    において、 前記コピー排出路における用紙の搬送速度に対して、戻
    し路での用紙搬送速度を高速度に設定するとともに、反
    転路の下流に設ける搬送ローラ装置での用紙に対するニ
    ップ圧力を、反転ローラ装置または上流の搬送ローラ装
    置におけるニップ圧力よりも大きく設定したことを特徴
    とする画像形成装置の用紙反転装置。
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