JP2754583B2 - 擬似障害発生システム - Google Patents

擬似障害発生システム

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JP2754583B2 JP63203153A JP20315388A JP2754583B2 JP 2754583 B2 JP2754583 B2 JP 2754583B2 JP 63203153 A JP63203153 A JP 63203153A JP 20315388 A JP20315388 A JP 20315388A JP 2754583 B2 JP2754583 B2 JP 2754583B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、情報処理装置における障害を解析するた
めに情報処理装置に対して擬似障害を発生させる擬似障
害発生システムに関し、特に擬似障害の条件をランダム
に選択して障害を発生させる擬似障害発生システムに関
するものである。
〔従来の技術〕
この種の擬似障害発生システムにおいて、情報処理装
置に対して与える障害の条件は次のものがある。すなわ
ち、複数の情報処理装置の中のどれに対して障害を発生
させるか、情報処理装置内のどのポイントに障害を発生
させるか、固定障害か間欠障害かである。従来は、オペ
レータがこのような障害条件を毎回設定し入力してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従つて、オペレータが障害条件を擬似障害システムに
入力するための時間を要し、また、入力の際に入力ミス
が発生するという問題が生じていた。また、オペレータ
が入力した障害条件とこれによつて情報処理装置で発生
した障害状態の情報とが一体となつて記録されていない
ので擬似障害の解析時、これらの情報整理に時間を要す
るという欠点もあつた。
また、オペレータなしでこのシステムを稼動させ長時
間にわたり擬似障害を発生させて擬似障害の評価を継続
して行うことはできなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の擬似障害発生システムにおいては、サービ
スプロセツサは次の各手段を有する。
(a)擬似障害発生をサービスプロセツサアダプタに指
示する手段 (b)サービスプロセツサアダプタのログアウトエリア
から擬似障害情報とログアウト情報を読出してこれを記
憶装置に格納する手段 サービスプロセツサアダプタは次の各手段を有する。
(a)情報処理システムを構成する情報処理装置をラン
ダムに選択する手段 (b)選択した情報処理装置内にあらかじめ定められた
擬似障害発生ポイントをランダムに選択する手段 (c)選択した擬似障害発生ポイントに発生させる障害
の種類を間欠障害にするか固定障害にするかをランダム
に選択する手段 (d)サービスプロセツサから擬似障害発生指示を受け
取つてから選択した擬似障害発生ポイントに擬似障害を
発生させるまでの待ち時間をあらかじめ定められた時間
の中から選択する手段 (e)待ち時間待機した後、選択した擬似障害発生ポイ
ントの指定および選択した擬似障害の種類の指定を行う
擬似障害コードを作成して送出する手段 (f)擬似障害コードの送出後、擬似障害情報を記憶手
段に退避するとともに擬似障害指示済フラグをセツトす
る手段 (g)擬似障害指示済フラグがセツト状態であるときに
情報処理システムから障害発生情報を受取ると退避され
ている擬似障害情報をログアウトエリアに格納した後、
擬似障害指示済フラグをリセットし、その時のログアウ
ト情報すなわち障害発生時のハードウェア情報を収集
し、この収集したログアウト情報をログアウトエリアに
格納する手段 情報処理システムは次の各手段を有する。
(a)擬似障害コードに従つて擬似障害を発生する手段 (b)障害発生情報をサービスプロセツサアダプタに送
出する手段 また、この発明の擬似障害発生システムは、サービス
プロセツサに、この擬似障害発生システムにおいてシス
テムダウンが発生するとシステムリスタートを実行する
手段を有する。
また、この発明の擬似障害発生システムは、サービス
プロセツサに、あらかじめ決められた時間間隔で擬似障
害発生をサービスプロセツサアダプタに指示する手段を
有する。
〔作用〕
サービスプロセツサは、擬似障害発生をサービスプロ
セツサアダプタに指示し、これに応じてサービスプロセ
ツサアダプタは、擬似障害の条件,すなわち情報処理装
置、擬似障害発生ポイント、間欠障害か固定障害か、擬
似障害を発生させるまでの待ち時間などをランダムに選
択し、選択した待ち時間待機した後、選択した擬似障害
の条件を指定する擬似障害コードを作成して情報処理シ
ステムへ送出した後、擬似障害指示済フラグをセツトす
る。情報処理システムは、受取つた擬似障害コードに応
じた擬似障害を発生し、障害発生情報をサービスプロセ
ツサアダプタへ送出する。サービスプロセツサアダプタ
は、擬似障害指示済フラグがセツト状態であるときに障
害発生情報を受取ると退避されている擬似障害情報をロ
グアウトエリアに格納した後、擬似障害指示済フラグを
リセットし、その時のログアウト情報を収集し、この収
集したログアウト情報をログアウトエリアに格納する。
このため、擬似障害条件の設定のための複雑な操作を必
要とせずランダムに設定される条件で擬似障害を発生す
るとともに擬似障害情報およびログアウト情報を収集し
得る。
また、サービスプロセツサは、この擬似障害発生シス
テムにおいてシステムダウンが発生するとシステムリス
タートを実行するので稼動中にこのシステムが停止して
しまうことがない。
また、サービスプロセツサは、あらかじめ決められた
時間間隔で擬似障害の発生をサービスプロセツサアダプ
タに指示するため任意に設定した時間間隔で擬似障害を
発生させ得る。
〔実施例〕
次にこの発明について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図である。
情報処理システム1は、以下に示す複数の情報処理装
置から構成される。すなわち、システム制御装置(SCU
A)11aを中心にこれに接続される入出力制御プロセツサ
(IOP A)12a、中央処理装置(CPU A)13A、主記憶装置
(MEM A)14a(これらを系Aとする)、およびこの系A
と同様に、システム制御装置(SCU B)11bを中心にこれ
に接続される入出力制御プロセツサ(IOP B)12b、中央
処理装置(CPU B)13b、主記憶装置(MEM B)14b(これ
を系Bとする)、さらにこれら2つの系に共通に接続さ
れる拡張記憶装置(E MEM)15である。2a,2bは、各々情
報処理システム1の系A,系Bの各情報処理装置および拡
張記憶装置15に接続されるサービスプロセツサアダプタ
(SVA A),(SVA B)であつて、擬似障害の条件をラン
ダムに選択して擬似障害発生を指示し、障害処理を実行
するなどの作用を行うものである。なお、第1図におい
て、サービスプロセツサアダプタ2a,2bと各情報処理装
置間の接続を示す線は、図が繁雑になるためこれを省略
して表現した。3a,3bは、サービスプロセツサ(SVP
A),(SVP B)であつて、情報処理システム1と独立し
たサブシステムを構成しており、中央処理装置、記憶装
置、表示装置、およびキーボードなど(図示せず)から
なるものであり、サービスプロセツサアダプタ2a,2bを
介して情報処理システム1と接続されこの擬似障害シス
テムを運用するために必要な機能を有するものである。
4a,4bはサービスプロセツサ3a,3bと接続されるデイスク
装置(DKU A),(DKU B)であり、5,6はサービスプロ
セツサアダプタ2a,2bとサービスプロセツサ3a,3bとを接
続するバスである。
なお、第1図に示すように情報処理システム1におい
て複数の系,すなわち複数のシステム制御装置(SCU)
が存在する場合、これらが同一のオペレーテイングシス
テムの下で同時に動作するようなシステムをマルチSCU
システムといい、また個々のシステム制御装置が互いに
独立して動作するシステムをシングルSCUシステムとい
う。また、以下の説明は、特に断らない限り系A,すなわ
ちシステム制御装置11aを中心にしたシングルSCUシステ
ムの場合について行う。
第2図は、サービスプロセツサアダプタ2aの内部構成
図である。
21は他装置インターフエース制御回路(ICU)であつ
て、各情報処理装置と接続されて擬似障害を発生させる
情報処理装置の選択、割込み処理、データ保持などの動
作を行う。また、この他装置インターフエース制御回路
21は、他方の系Bのサービスプロセツサアダプタ(SVA
B)2bとも接続され必要に応じて相互のサービスプロセ
ツタアダプタ2a,2bの動作切替などの動作を行う。22は
サービスプロセツサアダプタ内部制御プロセツサ(SVAP
P)であつて、擬似障害の条件の選択、障害状態情報の
保持などの動作を行う。23はサービスプロセツサインタ
ーフエース制御プロセツサ(SVPIP)であつて、サービ
スプロセツサ3a,3bとバス5,6を介してデータの授受を行
つたり、割込み処理を行つたりなどの動作を行う。
次に、擬似障害指示動作について第3図のフローチヤ
ートを参照して説明する。
サービスプロセツサ3aは、オペレータにより擬似障害
発生の指示を受けると、サービスプロセツサアダプタ2a
に対して擬似障害発生の指示を通知する。この指示は、
サービスプロセツサアダプタ2aのサービスプロセツサイ
ンターフエース制御プロセツサ23を介してサービスプロ
セツサアダプタ内部プロセツサ22に伝達され、同、プロ
セツサの擬似障害指示ルーチンが起動される。
まず、サービスプロセツサアダプタ内部プロセツサ
(以下SVAPPという)22は、擬似障害を発生させる情報
処理装置を以下の方法でランダムに選択する。すなわ
ち、第1表はSVAPP22に用意されている擬似障害発生装
置選択表であり、SVAPP22の内部で作動するタイマ出力
の下位ビツト(この場合は下位4ビツト)に応じて各情
報処理装置が割当てられる。
ここで、動作中のタイマ出力の下位ビツトは読出され
る度にランダムに変化した値をとる。このことからSVAP
P22は、適宜タイマ出力を読出してこの下位ビツトを求
め、この下位ビツトに従つて第1表から選択を行うこと
によつて各情報処理装置をランダムに選択することがで
きるのである(ステツプ101)。
なお、第1表において、シングルSCUシステムとマル
チSCUシステムの2つの例を示しているが、前者の場合
は情報処理装置が1組であるため装置名の略語に
「A」,「B」の文字を付けずに示した。
次に、SVAPP22は、前ステツプで選択した情報処理装
置のどのポイントに擬似障害を発生させるか,すなわち
擬似障害ポイントを前ステツプと同様の方法を用いてラ
ンダムに選択する。ここで、SVAPP22のタイマ出力の下
位ビツトを利用するのは前ステツプと全く同様であり、
擬似障害ポイントの選択表は第2表(A)〜(D)に示
すようなものである。
第2表の(A)〜(D)が示す情報処理装置は各々、
第1図の構成図における入出力制御プロセツサ12a、中
央処理装置13a、主記憶装置14a、拡張記憶装置15であ
る。また、この第2表で、擬似障害ポイントを指定する
部分の擬似障害コードが決定する(ステツプ102)。
次に、SVAPP22は、前ステツプで選択した情報処理装
置の擬似障害ポイントに発生させる障害を間欠的に生じ
る間欠障害にするか、固定的に生じる固定障害にするか
を前ステツプと同様の方法(表には示さず)でランダム
に選択するとともにこの選択結果に応じて、間欠障害ま
たは固定障害を指定する部分の擬似障害コードが決定す
る(ステツプ103)。
次に、SVAPP22は、擬似障害コードを該当装置に送出
するまでの待合せ時間を前ステツプと同様の方法で、第
3表に示す待合せ時間選択表からランダムに選択して、
この選択によつて決定した待合せ時間待機する(ステツ
プ104,105)。
この後、SVAPP22は、ステツプ102,103で選択された2
種類の擬似障害コードを結合して擬似障害コードを完成
させる。この結果、完成された擬似障害コードは擬似障
害発生ポイントと間欠障害か固定障害かの区別とを示す
ことができるようになる。これに続き、SVAPP22は、第
2図に示す他装置インターフエース制御回路21を介して
ステツプ101において選択した情報処理装置に対して前
述の完成された擬似障害コードを送出する(ステツプ10
6)。
次に、SVAPP22は、前ステツプで送出した擬似障害情
報,すなわち擬似障害コードおよびそれを送出した情報
処理装置名をSVAPP22内のメモリなどの記憶手段に格納
する(ステツプ107)。
そして、SVAPP22は、同メモリ内において擬似障害指
示済フラグをセツトし、この時点で擬似障害指示ルーチ
ンは終了する(ステツプ108)。
次に、前述のステツプ106で送出された擬似障害コー
ドを受取つた情報処理装置において、擬似障害が発生す
る様子を説明する。
第4図は、情報処理装置の擬似障害指示信号発生回路
の一部を示す回路図である。
サービスプロセツサアダプタ2aから送出された擬似障
害コードAは、所定のタイミング信号T0に応じたタイミ
ングで擬似障害コード受信レジスタ40に取込まれる。受
信レジスタ40に取込まれた擬似障害コードAはここで2
つのコード,すなわち、擬似障害発生ポイントを指定す
る障害ポイントコードBおよび間欠障害か固定障害かを
指定する間欠/固定コードCに分割される。障害ポイン
トコードBは受信レジスタ40からデコーダ41へ出力され
る。同デコーダ41は、Dフリツプフロツプ42により1ク
ロツク分遅延したタイミング信号T1をORゲート45を介し
て入力する。すなわち、これがデコーダ41に対するデコ
ード指示信号となる。なお、ここで1クロツク分遅延し
たタイミング信号T1を使用するのは、擬似障害コード受
信レジスタ40の出力が確立してからデコード41に対して
デコード指示信号を入力するためである。デコーダ41
は、デコード指示信号の入力とともに障害ポイントコー
ドを擬似障害指示信号S1〜Snにデコードして所定の擬似
障害発生ポイントに対して出力する。また、間欠/固定
コードCは擬似障害コード受信レジスタ40からANDゲー
ト43へ出力されてタイミング信号T1と同期して次段のRS
フリツプフロツプ44のセツト入力へ入力する。ここで、
間欠/固定コードが間欠障害を指示する場合は、タイミ
ング信号T1に同期したANDゲート43の出力はRSフリツプ
フロツプ44をリセツト状態にするのでORゲート45の出
力,すなわちデコード指示信号はタイミング信号T1とな
る。従つてデコーダ41は、タイミング信号T1に応じて間
欠的にデコードの動作を行ない、所定の擬似障害発生ポ
イントにデコードした擬似障害指示信号S1〜Snを送出す
ることになる。一方、間欠/固定コードCが固定障害を
指示する場合は、タイミング信号T1に同期したANDゲー
ト43の出力はRSフリツプフロツプ44をセツト状態にする
のでORゲート45の出力,すなわちデコード指示信号はRS
フリツプフロツプ44がリセツトするまで保持される。従
つてデコーダ41は、RSフリツプフロツプ44がリセツトさ
れるまで所定の擬似障害発生ポイントへいつたんデコー
ドした擬似障害指示信号S1〜Snを送出し続けることにな
る。
次に、擬似障害指示信号S1〜Snによつて障害が発生す
る動作の一例を第5図の回路図を参照して説明する。
第5図において、I1〜Inはレジスタ50へ入力する入力
信号、O1〜Onは同レジスタの出力信号、52は出力信号O1
〜Onのパリテイチエツクを行うパリテイチエツカであ
る。ここで、レジスタ50に障害を発生させるため、入力
信号I1と前述の擬似障害指示信号S1をEX−OR(排他的論
理和)ゲート51を介してレジスタ50へ出力する。この結
果、擬似障害指示信号S1が入力したとき(アクテイブに
なつたとき)には、入力信号I1を反転した信号がEX−OR
ゲート51からレジスタ50へ出力することになり、従つて
パリテイチエツカ52は障害検出信号E1を出力することに
なる。
次に、このようにして発生した障害が検出される動作
の一例を第6図の回路図を参照して説明する。
F1〜Fnは各障害検出信号E1〜Enによつてエラーの発生
を表示するためのエラー表示フリツプフロツプである。
前述の第5図でパリテイチエツカ52から出力された障害
検出信号E1がエラー表示フリツプフロツプF1に入力して
同フリツプフロツプをセツトするため、この出力はORゲ
ート62を介して割込み信号INTとなつてサービスプロセ
ツサアダプタ(図示せず)へ出力され、この結果、サー
ビスプロセツサアダプタは障害発生を検出する。また、
ORゲート61を介してエラー表示フリツプフロツプF2に擬
似障害発生指示信号S2を入力することによつてエラー表
示フリツプフロツプF2を直接セツトし、上記と同様にOR
ゲート62を介して割込み信号INTを出力することもでき
る。
次に、障害処理動作について第7図のフローチヤート
を参照して説明する。
前述の第6図において発生した割込み信号INTは、第
2図に示すサービスプロセツサアダプタ2aの他装置イン
ターフエース制御回路21を経由してSVAPP22に入力す
る。これによつて、SVAPP22の障害処理ルーチンが起動
される。
まず、SVAPP22は、擬似障害指示済フラグがセツトさ
れているか否かを判断する(ステツプ201)。
同フラグがセツトされていれば、SVAPP22内のメモリ
に退避されていた擬似障害情報,すなわち擬似障害コー
ドおよびそれの送出先である情報処理装置名をログアウ
トエリアに転送して格納する(ステツプ202)。なお、
ログアウトエリアとは、ログアウト情報,すなわち障害
発生時のハードウエア情報を格納するためのメモリエリ
アのことである。
続いて、SVAPP22は擬似障害指示済フラグをリセツト
する(ステツプ203)。
そして、その時のログアウト情報すなわち障害発生時
のハードウェア情報を収集し、この収集したログアウト
情報をログアウトエリアへ格納することを含む所定の障
害処理を実行する(ステツプ204)。
その後、SVAPP22は第1図のサービスプロセツサ3aに
対してログアウト処理,すなわちSVAPP22のログアウト
エリアから擬似障害情報およびログアウト情報を読出し
てこれをデイスク装置4aに転送し格納するなどの一連の
処理を実行するよう指示してこの障害処理ルーチンは終
了する(ステツプ205)。
なお、サービスプロセツサ3aは、デイスク装置4aの情
報をCRTデイスプレイ装置、プリンタおよび遠隔保守セ
ンタなどへ送信する機能を有することはいうまでもな
い。
第8図はサービスプロセツタ3aのログアウト処理ルー
チンの実施例を示すフローチヤートである。
まず、サービスプロセツサ(以下SVPという)3aは、S
VAPP22からの指示に従つて擬似障害情報およびログアウ
ト情報をデイスク装置4aに格納する(ステツプ301)。
次に、SVP3aは、この擬似障害システムが擬似障害の
発生によつて停止したか否かを(テストして)判断し、
停止していなければこのルーチンを終了し、停止してい
れば次のステツプへ処理を進める(ステツプ302)。
SVP3aはシステムが停止していれば、システムに対し
てシステムリスタートを指示してシステムを始動させる
(ステツプ303)。
これに続いてSVP3aは、サービスプロセツサアダプタ2
aに対して擬似障害指示ルーチンの開始を指示する(ス
テツプ304)。
このようなログアウト処理を行うことにより、擬似障
害の発生によつてシステムの停止が発生しても自動的に
システムリスタートが指示され再び第3図に示す擬似障
害指示ルーチンの開始が指示されることになり、この結
果、継続して擬似障害を発生するとともに擬似障害情報
およびログアウト情報を収集することができる。
第9図はSVP3aのログアウト処理ルーチンの他の実施
例である。
ステツプ401〜403は前述の実施例のステツプ301〜303
と同様である。
SVP3aは、システムリスタートを指示した後、一定間
隔あるいはあらかじめ定められたシーケンスに従つて擬
似障害指示ルーチンの開始をサービスプロセツサアダプ
タ2aに指示する。このことによつて第8図の場合と同様
に情報の収集を継続して行うことができる(ステツプ40
4)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の擬似障害発生システ
ムによれば、サービスプロセツサアダプタによつて擬似
障害条件,すなわち、情報処理装置、擬似障害発生ポイ
ント、間欠障害か固定障害か、擬似障害を発生させるま
での待ち時間等がランダムに選択されて擬似障害が発生
するため、従来のようにオペレータによる擬似障害条件
の入力時間を必要とせず、また、入力ミスも解消され
る。さらに、サービスプロセツサによつて、サービスプ
ロセッサアダプタのログアウトエリアから擬似障害情報
とログアウト情報が読み出されて記憶装置に格納される
ため、すなわち擬似障害情報とログアウト情報が関連づ
けて記憶装置に格納されるため、従来のようにこれらの
情報整理に時間を必要とせず、障害内容の解析の効率化
が達成される。
さらに、サービスプロセツサが、このシステムの停止
時にシステムリスタートを行なつて擬似障害の発生を指
示する場合は、継続して擬似障害を発生することができ
るため、無人状態で長時間にわたり擬似障害の評価を行
うことが可能となる。
これに加えて、サービスプロセツサが、一定の時間間
隔あるいは所定のシーケンスに従つて擬似障害の発生を
指示する場合は、所定の時間間隔で継続して擬似障害を
発生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は同
実施例におけるサービスプロセツサアダプタの構成図、
第3図は擬似障害指示動作のフローチヤート、第4図は
擬似障害指示信号発生回路の一部を示す回路図、第5図
は擬似障害発生回路の一例を示す回路図、第6図は障害
発生検出回路の一例を示す回路図、第7図は障害処理動
作のフローチヤート、第8図,第9図はログアウト処理
動作のフローチヤートである。 1……情報処理システム、2a,2b……サービスプロセツ
サアダプタ、3a,3b……サービスプロセツサ、5,6……バ
ス。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理システムにサービスプロセッサア
    ダプタを介してサービスプロセッサを接続してこの情報
    処理システムに擬似障害を発生させる擬似障害発生シス
    テムであって、 前記サービスプロセッサには、擬似障害発生を前記サー
    ビスプロセッサアダプタに指示する手段と、このサービ
    スプロセッサアダプタのログアウトエリアから擬似障害
    情報とログアウト情報を読み出してこれを記憶装置に格
    納する手段とを設け、 前記サービスプロセッサアダプタには、前記情報処理シ
    ステムを構成する情報処理装置をランダムに選択する手
    段と、この選択した情報処理装置内にあらかじめ定めら
    れた擬似障害発生ポイントをランダムに選択する手段
    と、この選択した擬似障害発生ポイントに発生させる障
    害の種類を間欠障害にするか固定障害にするかをランダ
    ムに選択する手段と、前記サービスプロセッサから擬似
    障害発生指示を受取ってから前記選択した擬似障害発生
    ポイントに擬似障害を発生させるまでの待ち時間をあら
    かじめ定められた時間の中から選択する手段と、その待
    ち時間待機した後、前記選択した擬似障害発生ポイント
    の指定および前記選択した擬似障害の種類の指定を行う
    擬似障害コードを作成して送出する手段と、前記擬似障
    害コードの送出後、擬似障害情報を記憶手段に退避する
    とともに擬似障害指示済フラグをセットする手段と、こ
    の擬似障害指示済フラグがセット状態であるときに前記
    情報処理システムから障害発生情報を受取ると前記記憶
    手段に退避されている擬似障害情報をログアウトエリア
    に格納した後、擬似障害指示済フラグをリセットし、そ
    の時のログアウト情報すなわち障害発生時のハードウェ
    ア情報を収集し、この収集したログアウト情報を前記ロ
    グアウトエリアに格納する手段とを設け、 前記情報処理システムには、前記擬似障害コードに従っ
    て擬似障害を発生する手段と、障害発生情報を前記サー
    ビスプロセッサアダプタに送出する手段とを設けたこと を特徴とする擬似障害発生システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、サービスプロセッサに
    は、この擬似障害発生システムにおいてシステムダウン
    が発生するとシステムリスタートを実行する手段を設け
    たことを特徴とする擬似障害発生システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、サービスプロセッサに
    は、あらかじめ決められた時間間隔で擬似障害発生をサ
    ービスプロセッサアダプタに指示する手段を設けたこと
    を特徴とする擬似障害発生システム。
JP63203153A 1988-08-17 1988-08-17 擬似障害発生システム Expired - Lifetime JP2754583B2 (ja)

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