JPH05100966A - コマンド強制終結方式 - Google Patents

コマンド強制終結方式

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JPH05100966A
JPH05100966A JP3259193A JP25919391A JPH05100966A JP H05100966 A JPH05100966 A JP H05100966A JP 3259193 A JP3259193 A JP 3259193A JP 25919391 A JP25919391 A JP 25919391A JP H05100966 A JPH05100966 A JP H05100966A
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JP
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timer
workstation
setting area
flag setting
command
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JP3259193A
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Toshiyuki Kitami
稔之 北見
Kiyoshi Takahashi
高橋  清
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コマンド強制終結方式に関し、永
久待ち状態から抜け出る計時手段を単一にして実行中の
コマンドを強制終結させることを目的とする。 【構成】 複数のワークステーション(以下、WSとい
う。)がワークステーションチャネル(以下、WSCと
いう。)を介して中央処理装置に接続される情報処理装
置において、中央処理装置によるコマンド起動によりW
SCに設けられたWS対応の割込み待ちフラグ設定域及
びタイマー監視フラグ設定域にフラグをセットし、コマ
ンド起動後のWSからデータ要求割込み信号に応答して
前記両フラグをリセットさせ、単一のタイマー割込み信
号発生手段からのタイマー割込み信号に応答してタイマ
ー監視フラグをリセットさせ、次のタイマー割込み信号
の発生時にセットの割込み待ちフラグ及びリセットのタ
イマー監視フラグに応答してコマンド強制終結信号を送
出する強制終結手段とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワークステーシ
ョンのコマンド強制終結を単一のタイマーで行なうこと
のできるコマンド強制終結方式に関する。
【0002】情報処理システムにおいては、マンマシン
インタフェースを取る1つの手段としてワークステーシ
ョンを用いてそのシステムが構成されるに至っている。
そのワークステーションは複数設けられてそのシステム
全体が構成される場合が多い。いずれのシステム構成に
ついても、ワークステーションは情報処理システムのホ
ストコンピュータの統御の下に置かれる。例えば、デー
タのワークステーションへのライトも、又ワークステー
ションからのデータのリードも、ホストコンピュータか
ら送出されるコマンドにワークステーションが応答して
行なわれるように構成されている。その従来のライト、
リードは、次の通りである。
【0003】
【従来の技術】複数のワークステーションを用いて構成
される従来の情報処理システムの構成例を図10に示
す。ホストコンピュータ30は、CPU(中央処理装
置)31、メモリ32、及びワークステーションチャネ
ル34、並びにCPU31、メモリ32、及びワークス
テーションチャネル34を相互に接続するバス33を有
して構成される。そのワークステーションチャネル34
に、バス35を介して複数のワークステーション(以
下、WSとも記す。)36が接続されている。その各々
に#0乃至#5の参照符号を記してある。
【0004】このシステム構成におけるワークステーシ
ョンへのライト、又はワークステーションからのリード
は、通常次のように行なわれる。メモリ32に予め格納
されているワークステーション起動プログラムがCPU
31で実行されてコマンドがワークステーションに対し
起動されたとき(図11の201参照)、ワークステー
ションチャネル34がそのコマンドを受け取り、当該コ
マンドがどのようなコマンドであるかを判定してその判
定結果に対応するコマンドコードを起動先のワークステ
ーションに対して送出する(図11の203参照)。コ
マンドコードを受け取ったワークステーションは、当該
コマンドコードがライト系コマンドコードであるならデ
ータ受信準備を行ない、そのコマンドコードがリード系
コマンドコードであるならデータ送信準備を行なう。
【0005】当該ワークステーションで準備が整うと、
該ワークステーションからワークステーションチャネル
34に対してデータ要求信号の割込み通知(以下、デー
タ要求割込み信号ともいう。)を送出する(図11の2
05参照)。
【0006】データ要求割込み通知を受け取ったワーク
ステーションチャネル34では、送出したコマンドコー
ドがライト系か、リード系かによってその識別に対応し
てデータを送信し、又データを受信する(図11の20
7参照)。このデータの送信、又はデータの受信は、す
べてのデータについてデータ要求割込み信号の送出と、
これに対するデータの送信、又データの受信を反復して
行なう(図11の209、211参照)。
【0007】そして、前記発行されたコマンドに対する
データの送信、又は受信が完了したとき、そのワークス
テーションからワークステーションチャネル34に対し
てコマンド終了信号の割込み通知を送出する(図11の
213参照)。割込み通知を受け取ったワークステーシ
ョンチャネル34は、前記発行されたコマンドに対する
コマンド終結の入出力割込みをCPU31へ転送して当
該コマンドに対する一連の動作を終了させる(図11の
215参照)。
【0008】このように、ワークステーションに対して
開始されたコマンド動作に取り交わされるデータの送受
信にも、又そのコマンド動作の終了にも起動されたワー
クステーションからワークステーションチャネル34へ
の割込み通知を必要する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、ワークステー
ション側で生じることのある何らかの障害、例えば、ハ
ードウェアのエラー、ソフトウェアエラー等によって前
述の割込み通知がワークステーションからワークステー
ションチャネル34に対して送られて来ない状態が発生
すると、前述した交信シーケンスが取り交わされないこ
とになるから、ワークステーションにつき実行中のコマ
ンド動作を先に進めることができない状態、つまりCP
U31は、起動したコマンド終結の入出力割込みの永久
待ち状態に陥ってその状態に留まることになる。
【0010】このような永久待ち状態から抜け出る手段
の1つとして、各ワークステーション毎にタイマーを設
け、一定時間内にコマンド終了信号の割込み通知が送出
されて来なかったならば、当該実行中のコマンドを強制
終了させるという方法も考えられるが、タイマーを各ワ
ークステーション毎に設けねばならないことになるほ
か、その規模も又その制御も複雑になってしまうという
難点を有する。
【0011】本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作
されたもので、永久待ち状態から抜け出る計時手段を単
一にして実行中のコマンドを強制終結させ得るコマンド
強制終結方式を提供することをその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1及び請求項2に
係わる発明の原理ブロック図を示す。請求項1に係わる
発明は、図1に示すように、複数のワークステーション
i(i=1,2,・・・,n)がワークステーションチ
ャネル2を介して中央処理装置3に接続される情報処理
装置において、一定時間経過毎にタイマー割込み信号を
送出する単一のタイマー割込み信号発生手段4を前記中
央処理装置3に設けると共に、ワークステーション毎の
割込み待ちフラグ設定域5及びタイマー監視フラグ設定
域6と、前記中央処理装置3によるコマンド起動、又は
ワークステーションチャネル(2)によるワークステー
ション(i)へのデータの送受信終了により前記割込み
待ちフラグ設定域5及びタイマー監視フラグ設定域6に
フラグをセットするフラグ設定手段7と、前記コマンド
起動後のワークステーションiからデータ要求割込み信
号に応答して前記割込み待ちフラグ設定域5及びタイマ
ー監視フラグ設定域6にセットされたフラグをリセット
させる第1のリセット手段8と、前記タイマー割込み信
号に応答して前記タイマー監視フラグ設定域6にセット
されたフラグをリセットさせる第2のリセット手段9
と、前記タイマー割込み信号に直続する次のタイマー割
込み信号の発生時にセットされている前記割込み待ちフ
ラグ設定域5のフラグ、及びリセットされている前記タ
イマー監視フラグ設定域6のフラグに応答して前記中央
処理装置3に対しコマンド強制終結信号を送出する強制
終結手段10とを前記ワークステーションチャネル2に
設けたことを特徴とする。なお、図1において、3Aは
処理部を示す。
【0013】請求項2に係わる発明は、図2に示すよう
に、複数のワークステーションi(i=1,2,・・
・,n)がワークステーションチャネル2を介して中央
処理装置3に接続される情報処理装置において、一定時
間経過毎にタイマー割込み信号を送出する単一のタイマ
ー割込み信号発生手段4と、ワークステーション毎の割
込み待ちフラグ設定域5及びタイマー監視フラグ設定域
6と、前記中央処理装置3によるコマンド起動、又はワ
ークステーションチャネル(2)によるワークステーシ
ョン(i)へのデータの送受信終了により前記割込み待
ちフラグ設定域5及びタイマー監視フラグ設定域6にフ
ラグをセットするフラグ設定手段7と、前記コマンド起
動後のワークステーションiからデータ要求割込み信号
に応答して前記割込み待ちフラグ設定域5及びタイマー
監視フラグ設定域6にセットされたフラグをリセットさ
せる第1のリセット手段8と、前記タイマー割込み信号
に応答して前記タイマー監視フラグ設定域6にセットさ
れたフラグをリセットさせる第2のリセット手段9と、
前記タイマー割込み信号に直続する次のタイマー割込み
信号の発生時にセットされている前記割込み待ちフラグ
設定域5のフラグ、及びリセットされている前記タイマ
ー監視フラグ設定域6のフラグに応答して前記中央処理
装置3に対しコマンド強制終結信号を送出する強制終結
手段10とをワークステーションチャネル2に設けたこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】中央処理装置3からコマンド起動がワークステ
ーションチャネル2に対して掛けられると、フラグ設定
手段7によってコマンド起動ワークステーションi対象
の割込み待ちフラグ設定域5及びタイマー監視フラグ設
定域6にそれぞれフラグがセットされると共に、前記ワ
ークステーションチャネル2からそのワークステーショ
ンiに対してコマンドコードが送出される。
【0015】該ワークステーションiからデータ要求割
込み信号が返されて来ると、前記コマンド起動ワークス
テーションi対象の割込み待ちフラグ設定域5及びタイ
マー監視フラグ設定域6にセットされていたフラグはリ
セットされる。そして、データの送信、又はデータの受
信に入る度毎に、割込み待ちフラグ設定域5及びタイマ
ー監視フラグ設定域6のフラグをオンにする。所定数の
データの送信、又はデータの受信が終了すると、その旨
がフラグ設定手段7へ通知される。又、その時刻に当該
ワークステーションからもコマンド終了信号が転送され
て来てワークステーションチャネル2から中央処理装置
3へコマンド終結が通知される。これが、通常のデータ
の送信、又はデータの受信のシーケンスである。
【0016】しかし、前記データ要求割込み信号が返さ
れて来ない状態が単一のタイマー割込み信号発生手段4
で計時されている一定時間が経過してもなお継続する
と、そのときには、前記単一のタイマー割込み信号発生
手段4からタイマー割込み信号が発生されて前記タイマ
ー監視フラグ設定域6にセットされていたフラグはリセ
ットされる。
【0017】そして、なおも前記データ要求割込み信号
が返されて来ない状態が単一のタイマー割込み信号発生
手段4で計時されている一定時間が経過するまで継続す
ると、第2回目のタイマー割込み信号が発生される。こ
の第2回目のタイマー割込み信号の発生時の、セットさ
れている前記割込み待ちフラグ設定域5のフラグと、リ
セットされている前記タイマー監視フラグ設定域6のフ
ラグとに応答して前記中央処理装置3に対してコマンド
強制終結信号を送出する。
【0018】従って、単一のタイマー割込み信号発生手
段4によって複数のワークステーションに生ずることの
ある永久待ち状態に陥るのを回避することができる。情
報処理システムの信頼性の向上となる。
【0019】
【実施例】図3は本発明の一実施例を示す。図4は、図
3に示す実施例でのワークステーションチャネル38の
内部構成例を示す。図4に示す他の構成要素のうち、図
3に示す構成要素と同じ構成要素には同一参照番号を付
してその説明を省略する。図4において、37は、バス
33に接続されたタイマー回路(以下、タイマー機構と
いう。)であり、38はワークステーションチャネルで
ある。タイマー機構37は、所定の時間経過時にタイマ
ー割込み信号を送出するものであるが、その所定の時間
は、ワークステーションとの間での正常な交信を継続す
るのに要する時間、つまりコマンドコード送出があって
データ要求割込み信号がワークステーションから返され
て来るまでの時間、又はデータの送信,若しくはデータ
の受信からデータ要求割込み信号がワークステーション
から返されて来るまでの時間、或るいはデータの送信,
若しくはデータの受信からコマンド終了信号がワークス
テーションから返されて来るまでの時間などのうち、最
長の時間であって、ワークステーションチャネルでの処
理に負担が掛からないような時間に設定される。換言す
れば、永久待ち状態を正常に検出するのに最適な時間に
設定される。ワークステーションチャネル38は、図4
に示すように、本発明との関連ではマイクロプロセッサ
(以下、MPUという。)40、ホスト側インタフェー
ス回路41、ワークステーション側インタフェース回路
42、及びメモリ43を有して構成される。そのメモリ
43のメモリ領域43Aには、図6、図8、及び図9に
示す処理フローを実行するプログラムが予め格納されて
おり、このプログラムは、MPU40によって実行され
る。そのプログラムの実行に用いられる割込み待ちフラ
グ設定域43B、及びタイマー監視フラグ設定域43C
(図5参照)もメモリ43内にある。又、従来と同様
に、ワークステーションチャネル34で取り扱うサブチ
ャネルのチャネル制御に用いるサブチャネル領域43D
もメモリ43内にあって、前記プログラムの実行に関与
せしめられる。
【0020】なお、図3及び図4において、ワークステ
ーション36は、図1及び図2のワークステーションi
(i=1,2,・・・,n)に対応し、ワークステーシ
ョンチャネル38は、図1及び図2のワークステーショ
ンチャネル2に対応する。中央処理装置31は、図1の
処理部3A、及び図2の中央処理装置3に対応し、タイ
マー回路37は、図1及び図2の単一のタイマー割込み
信号発生手段4に対応する。割込み待ちフラグ設定域4
3B及びタイマー監視フラグ設定域43Cは、それぞれ
図1及び図2の割込み待ちフラグ設定域5及びタイマー
監視フラグ設定域6に対応する。MPU40、メモリ領
域43Aに格納の図8に示す処理フローのステップS
3、及び図9に示す処理フローのステップS5を実行す
るプログラム部分は、図1及び図2のフラグ設定手段7
に対応し、MPU40、メモリ領域43Aに格納の図9
に示す処理フローのステップS2を実行するプログラム
部分は、図1及び図2の第1のリセット手段8に対応す
る。MPU40、メモリ領域43Aに格納の図6に示す
処理フローのステップS6を実行するプログラム部分
は、図1及び図2の第2のリセット手段9に対応する。
MPU40、メモリ領域43Aに格納の図6に示す処理
フローのステップS1乃至S5のN、及びS8、S9を
実行するプログラム部分は、図1及び図2の強制終結手
段10である。
【0021】このシステム構成におけるコマンドの実行
過程を以下に説明する。従来同様に、ホストコンピュー
タ30によってコマンドの実行動作が起動されて(図7
の100、図8のS1参照)、起動されたコマンドがワ
ークステーションチャネル34で受け取られると、当該
コマンドに設定されているアドレスで指定されるワーク
ステーションに対してコマンドコードが送出される(図
7の102、図8のS2参照)。この起動されたワーク
ステーション対応に前記メモリ43の割込み待ちフラグ
設定域43B、及びタイマー監視フラグ設定域43C
(図5参照)にフラグをセット(以下、オンという。図
7において又同じ。)する。
【0022】前記コマンドコードを受け取ったワークス
テーションから当該コマンドコードに対してデータ要求
割込み信号(以下、データ転送要求信号という。)が返
されて来るとき(図7の104、図9のS1参照)、ワ
ークステーションチャネル34のMPU40は、割込み
待ちフラグ設定域43B、及びタイマー監視フラグ設定
域43Cのフラグをリセット(以下、オフという。図7
において又同じ。)させる(図5、図7の105、図9
のS2参照)。
【0023】前記データ転送要求信号に応答して所定数
のバイトをバイト毎に送信、又は受信するワークステー
ションチャネル38は、従来と同様にそのワークステー
ションに対してコマンド対応の処理(ライト系に対して
はデータの送出処理、リード系に対してはデータの受信
処理)を必要に応じて繰り返して行なうと共に(図7の
106、図9のS3,S4参照)、そのデータの送信、
又は受信を行なう度毎に、前記ワークステーション対応
に前記メモリ43の割込み待ちフラグ設定域43B、及
びタイマー監視フラグ設定域43C(図5参照)にフラ
グをオンにする(図7の107、図9のS5参照)。
【0024】このコマンド対応の処理を継続して行なっ
ている最中にタイマー機構37に予め設定されている一
定時間が経過すると、タイマー割込み信号がタイマー機
構37から送出されて図6に示すタイマー割込み処理が
開始される(図6のS1参照)。このタイマー割込み処
理において、割込み待ちフラグ設定域43B、及びタイ
マー監視フラグ設定域43Cのセット状態が読み込まれ
て(図6のS2,S3参照)両フラグの排他的論理和が
取られる(図6のS4参照)。この時に、コマンドの実
行動作が起動されていないワークステーションでは、割
込み待ちフラグ設定域43B、及びタイマー監視フラグ
設定域43Cのフラグは、共にオフのため排他的論理和
は“0”の判定となる。又、コマンド実行動作が起動さ
れているワークステーションでは、前述のようなデータ
の送信、又は受信が行なわれている限り、その開始時
に、前記メモリ43の割込み待ちフラグ設定域43B、
及びタイマー監視フラグ設定域43C(図5参照)のフ
ラグはオンにされるから(図7の109、図9のS5参
照)。前記両フラグの排他的論理和は、“0”の判定と
なる。従って、タイマー監視フラグのみオフにされるこ
とになり(図6のS6、図7の107参照)、そしてバ
ス35に接続されているすべてのワークステーションに
ついてのタイマー割込み処理が終了しているか否かの判
定が為されてその処理未了(全機番についての処理未
了。機番とは各ワークステーションに付された番号をい
う。)のときにはステップS2へ戻って同一の処理の繰
り返しに入る(図6のS7のN参照)。
【0025】割込み待ちフラグがオンでタイマー監視フ
ラグがオフの設定状態となって、ワークステーションよ
りデータ転送要求信号が返されたとき割込み待ちフラグ
はオフされ(図9のS2参照)、データの送信又はデー
タの受信を行なった後、再度両フラグを共にオンにする
(図9のS5参照)。
【0026】割込み待ちフラグがオンでタイマー監視フ
ラグがオフの設定状態となって、更に前述のようなデー
タの送信、又はデータの受信が行なわれて次のタイマー
割込みとなる前に、ワークステーションチャネル34が
前記所定数のバイトの送信、又は受信の終了を認識し、
又コマンドの処理動作に入っていたワークステーション
からコマンド終了信号がワークステーションチャネル3
4に対して返されて来たとき(図7の110参照)、そ
のコマンド終了信号に応答したワークステーションチャ
ネル34からホストコンピュータに対してコマンド終結
信号が転送されて当該コマンドの処理終結となる(図7
の112、図9のS6参照)。なお、このとき、前記タ
イマー監視フラグ設定域43Cのフラグはオフへ切り換
えられる(図9のS2、図7の111参照)。
【0027】前述のところは、起動されたコマンドの処
理が正常に終了した場合(図7の(A)参照)である
が、図7の(B)に示すように、コマンドの起動が為さ
れ(図7の300参照)、そしてワークステーションチ
ャネル34からコマンドコードの送出が行なわれたが
(図7の302参照)、ワークステーション側に何らか
のハード的、或るいはソフト的な異常が発生してデータ
転送要求信号、又はコマンド終了信号が、ワークステー
ション側から返されて来ない状態が続いてタイマー機構
37から、第1回目のタイマー割込み信号が発生されて
(図7の308参照)、前述と同様のタイマー割込み処
理が開始される。このタイマー割込み処理によりタイマ
ー監視フラグはオフに転ぜられ(図6のS6、図7の3
09参照)、その状態が更に続く場合には、タイマー機
構37から第2回目のリセット割込み信号が送出される
に至る(図7の318参照)。そうすると、この第2回
目のタイマー割込み処理において前記両フラグの排他的
論理和を取ったときには“1”の判定となり、その判定
結果としてタイマー監視フラグがオフで、割込み待ちフ
ラグがオンにあるから、当該ワークステーションからデ
ータ転送要求信号、又はコマンド終了信号を受け取って
いないと判断されて(図6のS5,S8参照)CPU3
2に対してコマンド強制終結信号を送出する(図6のS
9、図7の320参照)。又、割込み待ちフラグをオフ
にする(図6のS10参照)。
【0028】前記実施例においては、タイマー機構とし
て、ハードウェア構成のものについて説明したが、ソフ
トウェア構成であってもよい。タイマー機構は、ワーク
ステーションチャネル34に設けられてもよい。マルチ
ドロップ形式にワークステーションが接続される場合に
ついて説明したが、ループ形式に複数のワークステーシ
ョンが接続される場合にも、本発明は適用し得る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一のタイマー機構と、ワークステーション毎のタイマー
割込みフラグ及びタイマー監視フラグとを用いることに
より、ワークステーション毎のコマンド強制終結を行な
い得るから、ホストコンピュータは複数のワークステー
ションの各々との間に生じることのある永久待ち状態に
陥るのを回避し得る。従って、情報処理システムの信頼
性を向上させるのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わる発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に係わる発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1及び請求項2に係わる発明の一実施例
を示す図である。
【図4】ワークステーションチャネルの構成図である。
【図5】割込み待ちフラグ及びタイマー監視フラグの対
応付けを示す図である。
【図6】請求項1及び請求項2に係わる発明のタイマー
割込み処理フローを示す図である。
【図7】請求項1及び請求項2に係わる発明実施例のシ
ーケンスを示す図である。
【図8】ワークステーションチャネルでの起動処理フロ
ーを示す図である。
【図9】ワークステーションチャネルでの交信処理フロ
ーを示す図である。
【図10】従来の情報処理システムの構成図である。
【図11】図10に示すシステムのシーケンスを示す図
である。
【符号の説明】
1,2,・・・,n、36 ワークステーション 2,34 ワークステーションチャネル 3,31 中央処理装置 4 単一のタイマー割込み信号発生手段 5 割込み待ちフラグ設定域 6 タイマー監視フラグ設定域 7 フラグ設定手段 8 第1のリセット手段 9 第2のリセット手段 10 強制終結手段 37 タイマー回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワークステーション(i)(i=
    1,2,・・・,n)がワークステーションチャネル
    (2)を介して中央処理装置(3)に接続される情報処
    理装置において、 一定時間経過毎にタイマー割込み信号を送出する単一の
    タイマー割込み信号発生手段(4)を前記中央処理装置
    (3)に設けると共に、 ワークステーション毎の割込み待ちフラグ設定域(5)
    及びタイマー監視フラグ設定域(6)と、 前記中央処理装置(3)によるコマンド起動、又はワー
    クステーションチャネル(2)によるワークステーショ
    ン(i)へのデータの送受信終了により前記割込み待ち
    フラグ設定域(5)及びタイマー監視フラグ設定域
    (6)にフラグをセットするフラグ設定手段(7)と、 前記コマンド起動後のワークステーション(i)からデ
    ータ要求割込み信号に応答して前記割込み待ちフラグ設
    定域(5)及びタイマー監視フラグ設定域(6)にセッ
    トされたフラグをリセットさせる第1のリセット手段
    (8)と、 前記タイマー割込み信号に応答して前記タイマー監視フ
    ラグ設定域(6)にセットされたフラグをリセットさせ
    る第2のリセット手段(9)と、 前記タイマー割込み信号に直続する次のタイマー割込み
    信号の発生時にセットされている前記割込み待ちフラグ
    設定域(5)のフラグ、及びリセットされている前記タ
    イマー監視フラグ設定域(6)のフラグに応答して前記
    中央処理装置(3)に対しコマンド強制終結信号を送出
    する強制終結手段(10)とを前記ワークステーション
    チャネル(2)に設けたことを特徴とするコマンド強制
    終結方式。
  2. 【請求項2】 複数のワークステーション(i)(i=
    1,2,・・・,n)がワークステーションチャネル
    (2)を介して中央処理装置(3)に接続される情報処
    理装置において、 一定時間経過毎にタイマー割込み信号を送出する単一の
    タイマー割込み信号発生手段(4)と、 前記ワークステーションチャネル(2)に設けられたワ
    ークステーション毎の割込み待ちフラグ設定域(5)及
    びタイマー監視フラグ設定域(6)と、 前記中央処理装置(3)によるコマンド起動、又はワー
    クステーションチャネル(2)によるワークステーショ
    ン(i)へのデータの送受信終了により前記割込み待ち
    フラグ設定域(5)及びタイマー監視フラグ設定域
    (6)にフラグをセットするフラグ設定手段(7)と、 前記コマンド起動後のワークステーション(i)からデ
    ータ要求割込み信号に応答して前記割込み待ちフラグ設
    定域(5)及びタイマー監視フラグ設定域(6)にセッ
    トされたフラグをリセットさせる第1のリセット手段
    (8)と、 前記タイマー割込み信号に応答して前記タイマー監視フ
    ラグ設定域(6)にセットされたフラグをリセットさせ
    る第2のリセット手段(9)と、 前記タイマー割込み信号に直続する次のタイマー割込み
    信号の発生時にセットされている前記割込み待ちフラグ
    設定域(5)のフラグ、及びリセットされている前記タ
    イマー監視フラグ設定域(6)のフラグに応答して前記
    中央処理装置(3)に対しコマンド強制終結信号を送出
    する強制終結手段(10)とを前記ワークステーション
    チャネル(2)に設けたことを特徴とするコマンド強制
    終結方式。
JP3259193A 1991-10-07 1991-10-07 コマンド強制終結方式 Withdrawn JPH05100966A (ja)

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