JPH1091567A - 入出力インタフェース延長装置 - Google Patents

入出力インタフェース延長装置

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JPH1091567A
JPH1091567A JP24068896A JP24068896A JPH1091567A JP H1091567 A JPH1091567 A JP H1091567A JP 24068896 A JP24068896 A JP 24068896A JP 24068896 A JP24068896 A JP 24068896A JP H1091567 A JPH1091567 A JP H1091567A
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JP
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input
extension device
channel
output
sense
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JP24068896A
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Inventor
Hitomi Ichikawa
仁美 市川
Shunpei Nishikawa
俊平 西川
Hideo Suzuki
英男 鈴木
Jiyunko Yanagiura
じゅん子 柳浦
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、入出力インタフェース延長装置に
関し、入出力装置でエラーが発生した時での入出力イン
タフェース延長装置の遅延による影響を少なくし、入出
力装置の報告するエラーを性能を落とすことなく処理す
る。 【解決手段】 チャネルと入出力装置との間に、入出力
インタフェース用のチャネル側延長装置と入出力装置側
延長装置と、これらの延長装置間を接続する回線とを備
えた入出力インタフェース延長装置であって、入出力装
置側延長装置内で入出力装置からの異常(ユニットチェ
ック)を検出したとき、チャネルに報告する前に、入出
力装置にセンスコマンドを発行して、上記異常のステー
タス情報、及びセンス情報を先行取得する手段と、該取
得した異常ステータス情報とセンス情報とをチャネル側
延長装置に送信する手段とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャネルと入出力
装置との間に、入出力インタフェース用のチャネル側延
長装置と入出力装置側延長装置と、これらの延長装置間
を接続する回線とを備えた入出力インタフェース延長装
置に係り、特に、該入出力インタフェース延長装置に起
因した遅延の大きな遠隔の複数の入出力装置が同時に動
作するようなシステムにおいて、入出力装置からのエラ
ー報告の時間を保証すると共に、そのエラー処理を向上
させる技術に関する。
【0002】一般に、チャネルと入出力装置との間に、
入出力インタフェース用のチャネル側延長装置と入出力
装置側延長装置と、これらの延長装置間を接続する回線
とを備えた入出力インタフェース延長装置においては、
チャネルと入出力装置との間でのコマンド、データの伝
送時間が長くなる。
【0003】然しながら、ホスト上のプログラム/アプ
リケーションプログラム間では、通常入出力資源を共有
しているが、特定のホスト上のプログラム/アプリケー
ションプログラムが、一つの入出力装置を占有してしま
わないように、各処理区分毎に時間監視処理が設けられ
ており、入出力装置の故障によって、入出力装置の特定
のポートにてタイムアウトが発生しても、他のポートか
らアクセスするプログラム処理が止まることがないこと
が要求される。
【0004】
【従来の技術】図4は、従来の入出力インタフェース延
長装置を説明する図である。ホスト 1のチャネル、例え
ば、ブロックマルチプレクサチャネル (以下、単に、チ
ャネル、又はBMC ということがある) 10の下に、チャネ
ル側延長装置 (以下、BMCAということがある) 2 を接続
する。又、入出力装置 (以下、I/O,I/O#1,I/O#2 という
ことがある) 4 側には、入出力装置側延長装置 (以下、
IOA ということがある) 3 を接続する。
【0005】そして、ホスト 1の BMC 10 と BMCA 2
間、および、IOA 3 と I/O 4間は、通常のホスト 1と I
/O 4を直接接続するのと同じ TAG/BUSケーブルで接続さ
れる。上記 BMCA 2 は、チャネル 10 に対して I/O 4と
同じ動作をし、チャネル 10 からの指示/データを受け
取ると独自のプロトコルに変換し、入出力装置側延長装
置(IOA) 3 に回線 5を経由して伝達する。
【0006】IOA 3 はデータを受け取ると、チャネル 1
0 と同じ動作をして、 I/O 4を制御し、結果を BMCA 2
に報告し、該報告を受け取った BMCA 2 がチャネル 10
に結果を報告する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上記図4で説
明した入出力インタフェース延長装置での、従来のユニ
ットチェックシーケンスを説明する図である。
【0008】該ユニットチェックシーケンスは、入出力
インタフェース延長装置において、チャネル 10 の指示
を I/O 4側に伝達し、 I/O 4側での結果をチャネル 10
に報告するシーケンスである。
【0009】先ず、 I/O 4に、命令 (コマンド) を発行
した場合に、 I/O 4の起動と、実行結果がI/O ステータ
スに示される。該 I/O 4内で異常を検出した場合は、異
常ステータスバイト内のユニットチェック (以下、UCK
ということがある) ビットがオンとなる。該異常 (エラ
ー) の内容は、上記 UCKを検出後、I/O 4 にセンスコマ
ンド(sense) を発行することよって得られる。
【0010】図4で説明した入出力インタフェース延長
装置の場合、データを伝達するための往復の回数が、入
出力処理の性能に大きく影響する。例えば、プリンタの
場合、プリンタ内部にもページバッファと呼ばれる内部
バッファがあり、プリンタが印字するよりも早くページ
バッファに次のデータが補充できれば、該プリンタはチ
ャネル 10 に直接接続したのと同じ性能を出すことがで
きる。
【0011】然し、プリンタはメカニカルなトラブル以
外でも、プリントできない文字の検出(Unprintable Cha
racter) や、文字コードテーブルのロード要求、更に、
古い機種では印字不能な領域(CH9と呼ばれている) への
印字等を通知するための割り込み(CH9割り込みと呼ばれ
る) など、現在のプリンタでは実際にプリントした行
(位置) をカウントして認識しているので、実質的には
意味のない異常の通知でも、エラー通知、即ち、上記 U
CKを出力してくることがある。
【0012】上記入出力インタフェース延長装置では、
これらの異常通知をできる限り少ない往復回数で、チャ
ネル 10 に報告する必要がある。図5に示したシーケン
スにおいて、あるポートからI/O#1 4 を起動後、別のポ
ートからI/O#2 4 を起動して、該 I/O#1 4において上記
UCKが発生した場合、I/O#1 4 に対応する IOA 3と I/O
#2 4との間の動作のため、上記 I/O#1 4からの UCKに対
するチャネル(BMC) 10からのセンスコマンド(sense) が
IOA 3で待たされ、チャネル(BMC) 10で該センス情報を
受け取るまでの時間が、直接接続に比較して大幅に大き
く (図示のT1)なってしまうという問題があった。
【0013】つまり、 (1) 入出力インタフェース延長装置において、回線 5等
を通じて通信するため、該入出力インタフェース延長装
置内のディレイや回線 5のディレイ/エラー認識→セン
スコマンド(sense) の送出などに遅延が発生し、この遅
延による影響は往復回数が多くなるほど大きくなる。
【0014】(2) 複数の I/O 4を接続する形態の場合、
UCK を検出後、他の機番の処理が始まってしまった場
合、図5に示されているように、そのコマンドチェーン
が切れるまで、該 UCKを発生した I/O 4をセンスするこ
とができない。
【0015】(3) 前述のプリンタの非同期処理で異常通
知を検出した場合、入出力インタフェース延長装置内に
は、未だ未処理のデータが残っているが、これらのデー
タを保持したまま、チャネル 10 にエラーを報告し、な
お且つ、後の処理を継続する動作を高速に処理したい。
具体的には、該入出力インタフェース延長装置での往復
回数を少なくしたい。
【0016】(4) プリンタによっては、前述のように、
現在の機種では意味のない旧仕様に従って不要な割り込
みを、上記UCK で報告してくる場合があるが、このエラ
ー報告を性能を落とすことなく処理をしたい。
【0017】(5) 又、エラーの種類によっては、プリン
タ内部のデータが破棄されたことを通知してくる場合(C
ancel Key 操作等) があるが、その場合には、入出力イ
ンタフェース延長装置が非同期で取り込んでいるデータ
を他のI/O 4 への処理に影響を与えることなく破棄して
ければならない。等の問題があった。
【0018】本発明は上記従来の欠点に鑑み、チャネル
と入出力装置との間に、入出力インタフェース用のチャ
ネル側延長装置と入出力装置側延長装置と、これらの延
長装置間を接続する回線とを備えた入出力インタフェー
ス延長装置において、該入出力インタフェース延長装置
の遅延による影響を少なくし、入出力装置の報告するエ
ラーを、入出力処理の性能を落とすことなく処理するこ
とができる入出力インタフェース延長装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0019】
【発明が解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明する図であり、図2、図3は、本発明の一実施例を
ユニットチェックシーケンスで示した図である。上記の
問題点は下記の如くに構成した入出力インタフェース延
長装置によって解決される。
【0020】(1) チャネル(BMC) 10と入出力装置(I/O)
4 との間に、入出力インタフェース用のチャネル側延長
装置(BMCA) 2と入出力装置側延長装置(IOA) 3 と、これ
らの延長装置間を接続する回線 5とを備えた入出力イン
タフェース延長装置であって、入出力装置側延長装置(I
OA) 3 内で入出力装置(I/O) 4 からの異常を検出したと
き、チャネル(BMC) 10に報告する前に、入出力装置(I/
O) 4 にセンスコマンド(sense) を発行して、前記異常
のステータス情報、及びセンス情報を先行取得する手段
と、該取得した異常ステータス情報とセンス情報とをチ
ャネル側延長装置(BMCA) 2に送信する手段とを備えるよ
うに構成する。
【0021】(2) 上記(1) 項に記載の入出力インタフェ
ース延長装置であって、入出力装置側延長装置(IOA) 3
で、上記先行取得した異常ステータス情報とセンス情報
を解析して、入出力装置(I/O) 4 からの特定の割り込み
(CH9) を検出したとき、該特定の割り込みを無視して処
理を続行する手段、具体的には、所定の動作モードに遷
移する手段を備えるように構成する。
【0022】(3) 上記(1) 項に記載の入出力インタフェ
ース延長装置であって、入出力装置側延長装置(IOA) 3
で、上記先行取得したセンス情報を解析して、入出力装
置からの所定の異常(SRR=1のプリンタ内での異常、又は
オペレータ操作)を検出したとき、該入出力インタフェ
ース延長装置で先取りしているデータを破棄する手段を
備えるように構成する。
【0023】即ち、本発明の入出力インタフェース延長
装置では、チャネル側延長装置(BMCA) 2に、ユニットチ
ェック(UCK) を報告したとき、該チャネル側延長装置(B
MCA)2から発行されるコマンドはセンスコマンド(sense)
しかあり得ないことに着目して、該センスコマンド(se
nse) の発行を予測して、入出力装置側延長装置(IOA) 3
内で、入出力装置(I/O) 4 からのユニットチェック(UC
K) を検出すると、チャネル(BMC) 1 に報告する前に、
センスコマンド(sense) の発行を先行して実行し、取得
したセンス情報は、異常ステータス情報{ユニットチェ
ック(UCK) ビットを含む}と一緒にしてチャネル側延長
装置(BMCA) 2に通知される。該チャネル側延長装置(BMC
A) 2はチャネル(BMC) 10にユニットチェック(UCK) を報
告して、該チャネル(BMC) 10からセンスコマンド(sens
e) が発行されると、既に通知されているセンス情報、
異常ステータス情報をチャネル(BMC) 10に通知するよう
にしたものである。
【0024】このように制御することにより、図1に示
されているように、チャネル(BMC)10がセンスコマンド
(sense) を発行して、センス情報を取得する迄の時間T
2を、直接入出力装置(I/O) 4 がチャネル(BMC) 10に接
続されている場合と同等に短縮することができる。
【0025】又、入出力装置側延長装置(IOA) 3では、
入出力装置(I/O) 4 から先行取得したセンス情報を解析
して、現在のプリンタではあまり意味のない不要な割り
込み(CH9)(古い機種ではサポートしていた前述の印字不
能領域への印字) を検出したとき、即、該割り込みをチ
ャネル(BMC) 10に報告することなく無視して、処理を続
行することで、チャネル側延長装置(BMCA) 2との間のエ
ラー報告を削除した高速処理を実現することができる。
【0026】又、入出力装置側延長装置(IOA) 3では、
入出力装置(I/O) 4 から先行取得したセンス情報を解析
して、例えば、プリンタ内部のバッファエラーや、プリ
ンタの Cancel キーの操作により、出力中のデータが途
中で消される事象を検出すると、入出力インタフェース
延長装置で先取りしているデータは不要であるとして破
棄するように制御することで、チャネル側延長装置(BMC
A) 2との間のエラー報告を削除した高速処理を実現する
ことができる。
【0027】従って、本発明の入出力インタフェース延
長装置では、回線の状態や、他の入出力装置(I/O) 4 へ
のアクセスに依存せず、チャネル(BMC) 10側において、
ユニットチェック(UCK) 検出後のセンスの完了時間を、
入出力装置をチャネル(BMC)10に直接接続した場合と同
等にすることができる。
【0028】又、センス動作は、入出力装置側延長装置
(IOA) 3 までの往復がないので、チャネル(BMC) 10←→
チャネル側延長装置(BMCA) 2間の実行時間だけで済み、
入出力装置(I/O) 4 を直結した時と同等のレスポンスと
することができる。
【0029】又、チャネル側延長装置(BMCA) 2内では、
非同期ライト、非同期リード等の各種の先行制御が行わ
れるが、入出力装置側延長装置(IOA) 3 でセンス情報を
早く認識することにより、後の動作を予測することがで
き、全体的な性能を改善する事ができる。例えば、前述
のように、プリンタでページ単位でコマンドを一括先取
りするような処理があったとして、プリンタ異常でユニ
ットチェック(UCK) が報告された場合、先行取得したセ
ンス情報を解析して、プリンタ内でのデータが消えるよ
うなエラーであったか否かを認識することにより、後の
処理が続行可能かどうかを、入出力装置側延長装置(IO
A) 3 側で知ることができ、一々、チャネル(BMC) 10に
報告する往復処理を低減させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面によっ
て詳述する。前述の図1が、本発明の原理を説明する図
であり、図2、図3が、本発明の一実施例をユニットチ
ェックシーケンスで示した図である。
【0031】本実施の形態では、チャネル(BMC) 10と入
出力装置(I/O) 4 との間に、入出力インタフェース用の
チャネル側延長装置(BMCA) 2と入出力装置側延長装置(I
OA)3 と、これらの延長装置間を接続する回線 5とを備
えた入出力インタフェース延長装置であって、入出力装
置側延長装置(IOA) 3 内で入出力装置(I/O) 4 からの異
常を検出したとき、チャネル(BMC) 10に報告する前に、
入出力装置(I/O) 4 にセンスコマンド(sense) を発行し
て、前記異常のステータス情報、及びセンス情報を先行
取得する手段と、該取得した異常ステータス情報とセン
ス情報とをチャネル側延長装置(BMCA) 2に送信する手
段、更に具体的には、入出力装置側延長装置(IOA) 3
で、上記先行取得した異常ステータス情報とセンス情報
を解析して、入出力装置(I/O) 4 からの特定の割り込み
(CH9) を検出したとき、該特定の割り込みを無視して処
理を続行する手段、例えば、所定の動作モードに遷移す
る手段、或いは、入出力装置側延長装置(IOA) 3 で、上
記先行取得したセンス情報を解析して、入出力装置から
の所定の異常(SRR=1のプリンタ内での異常、又はオペレ
ータ操作) を検出したとき、該入出力インタフェース延
長装置で先取りしているデータを破棄する手段が、本発
明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して
同じ符号は同じ対象物を示している。
【0032】以下、図1、及び図2、図3によって、本
発明の入出力インタフェース延長装置の構成と動作を説
明する。前述の図4に示したように、本発明の入出力イ
ンタフェース延長装置は、チャネル(BMC) 10と入出力装
置(I/O) 4 との間に、入出力インタフェース用のチャネ
ル側延長装置(BMCA) 2と入出力装置側延長装置(IOA) 3
と、これらの延長装置間を接続する回線 5とを備えてい
る。
【0033】そして、該入出力装置側延長装置(IOA) 3
に、入出力装置(I/O) 4 からの異常を検出したとき、チ
ャネル(BMC) 10に報告する前に、入出力装置(I/O) 4 に
センスコマンド(sense) を発行して、前記異常のステー
タス情報、及びセンス情報を先行取得する手段と、該取
得した異常ステータス情報とセンス情報とをチャネル側
延長装置(BMCA) 2に送信する手段とを備える。
【0034】本実施の形態では、図1のシーケンスにお
いて、1)チャネル(BMC) 10から I/O#1 4にライトの起動
がきた場合を例にして説明する。図1中の 1) 〜10)
は、以下の各シーケンス動作を示している。
【0035】2)このとき、チャネル側延長装置(BMCA) 2
は、該ライトコマンドとデータを受け取り、回線 5を介
して入出力装置側延長装置(IOA) 3 に送出する。 3)該入出力装置側延長装置(IOA) 3 は、I/O#1 4 に対し
て、上記ライトコマンド、及びデータを送出する。 4)該ライトコマンド、データを転送中に、I/O#1 4 が異
常をユニットチェック(UCK) として報告したとする。 5)本発明の入出力インタフェース延長装置では、入出力
装置側延長装置(IOA) 3が、該ユニットチェック(UCK)
を検出すると、即、センスコマンド(sense) を先行して
発行する。 6)I/O#1 4 から入出力装置側延長装置(IOA) 3 に対し
て、UCK ステータス情報とセンス情報を転送する。 7)入出力装置側延長装置(IOA) 3 は、チャネル側延長装
置(BMCA) 2に対して、UCK ステータス情報とセンス情報
を転送する。 8)チャネル側延長装置(BMCA) 2はチャネル(BMC) 10に対
してユニットチェック(UCK) の検出を報告する。 9)チェック(BMC) 10は、該受信したユニットチェック(U
CK) に対して、センスコマンド(sense) をチャネル側延
長装置(BMCA) 2に発行する。 10) チャネル側延長装置(BMCA) 2は、上記7)で、予め、
受信しているUCK ステータス情報とセンス情報をチャネ
ル(BMC) 10に渡す。
【0036】1)' 〜4)',7)',8)' で示したシーケンス
は、チャネル(BMC) 10から上記I/O#14 に対してライト
コマンドを発行した後、I/O#2 4 に対して発行したライ
トコマンドに対応するシーケンスである。
【0037】上記のようなシーケンスをとるように構成
することで、図5に示した従来のユニットチェックシー
ケンスと比較して、チャネル(BMC) 10からのI/O#1 4 に
対するライトコマンドに対して、I/O#1 4 からユニット
チェック(UCK) が報告されたときでも、本発明の入出力
インタフェース延長装置では、1回の往復{2)〜8)参
照}シーケンスで、該チャネル(BMC) 10は該I/O#1 4 で
報告されたユニットチェック(UCK) に対応したセンス情
報を受け取ることができる。{請求項1に対応する実施
例} 図2は、入出力装置(I/O) 4 、例えば、プリンタにおい
て、不要な割り込み(CH9) を報告した場合のシーケンス
例を示している。
【0038】入出力インタフェース延長装置のプリンタ
の非同期処理では、チャネル側延長装置(BMCA) 2で、一
定量のコマンド(cmd+4まで) を取り込んだ後、次のコマ
ンド(cmd-n+5) に対して、リトライ指示(retry) をチャ
ネル(BMC) 10に送出しておく。このリトライ指示(retr
y) は、従来の入出力インタフェース延長装置でも備え
ている機能で、入出力装置側延長装置(IOA) 3 側での処
理が終了すると、該チャネル側延長装置(BMCA) 2で該リ
トライを解除することで、チャネル(BMC) 10は、該リト
ライが指示されていたコマンド(cmd-n+5) を再発行する
ことで、該入出力インタフェース延長装置は、該再発行
されたコマンド(cmd-n+5) から次の処理を行うことがで
きるようにしたものである。
【0039】図2において、チャネル側延長装置(BMCA)
2で、一定量のコマンド(図2では、cmd-n 〜n+4)を取
り込んだ時点で、チャネル(BMC) 10にリトライ指示(ret
ry)を出しておく。
【0040】入出力装置側延長装置(IOA) 3 では、コマ
ンド(cmd-n,n+1) を、例えば、プリンタ 4に発行した時
点で、該プリンタでユニットチェック(UCK) を報告した
とする。
【0041】プリンタ 4で報告するエラー報告の中に
は、前述のように、現在のプリンタでは余り意味のない
割り込み(CH9) のユニットチェック(UCK) 報告もある。
本発明の入出力インタフェース延長装置では、該ユニッ
トチェック(UCK) の報告を入出力装置側延長装置(IOA)
3 で検出すると、即、プリンタ 4に対してセンスコマン
ド(sense) を発行する。
【0042】該センスコマンド(sense) の発行で取得し
たセンス情報を、該入出力装置側延長装置(IOA) 3 で解
析して、上記現在のプリンタでは余り意味のない割り込
み(CH9) を認識すると、例えば、動作モードを変更し
て、チャネル側延長装置(BMCA)2にユニットチェック(UC
K) の報告をすることなく、該割り込み(CH9) を無視し
て、次のコマンドの処理に遷移するように動作させる。
そして、先取りしているコマンド(cmd n+4) まで実行す
ると、先行して取り込んでいるコマンドの処理の終了を
チャネル側延長装置(BMCA) 2に報告することで、該チャ
ネル側延長装置(BMCA) 2は、リトライを解除すると、チ
ャネル(BMC) 10からリトライ指示のされていたコマンド
(cmd n+5) を再発行してくるので、該コマンド(cmd-n+
5) から次の処理を行えば良い。
【0043】このようなシーケンス制御を採用すること
で、入出力装置側延長装置(IOA) 3では、不要な割り込
み(CH9) によるユニットチェック(UCK) に対して、チャ
ネル(BMC) 10にエラー報告をすることなく、センス情報
を先行して取得するだけの処理で事足り、高速なユニッ
トチェック(UCK) 処理を実現することができる。{請求
項2に対応する実施例} 次に、図3は、プリンタ内のデータが破棄されるような
エラーが報告された場合のユニットチェック(UCK) の動
作シーケンスの例を示している。
【0044】図2の場合の同様に、入出力装置側延長装
置(IOA) 3 において、コマンド(cmd-n+1) を発行した時
点で、プリンタ 4でユニットチェック(UCK) を報告した
とする。
【0045】プリンタ 4内部のバッファのエラーや、プ
リンタのキャンセルキー(Cancel Key)の操作により、出
力中のデータが途中で消される場合がある。これらの事
象もエラー報告として報告される場合があるが、そのエ
ラー報告を検出した場合、入出力インタフェース延長装
置内には、未処理のコマンドのデータが残っている場合
がある。これらのデータはプリンタ 4に出力してはなら
ないし、並列して動作しているプリンタの処理が既に動
作可能であるならば、できるだけ速やかに制御を渡さな
ければならない。この種のエラーはセンス情報の中の C
ancel Key のビットがオンになるか、又は、システムリ
スタート要求(System Restart Require:SRR)のビットが
オンになることをチェックすることにより認識すること
ができる。
【0046】そこで、本発明の入出力インタフェース延
長装置では、該ユニットチェック(UCK) の報告を入出力
装置側延長装置(IOA) 3 で検出すると、即、プリンタ 4
に対してセンスコマンド(sense) を発行する。
【0047】該センスコマンド(sense) の発行で取得し
たセンス情報を、該入出力装置側延長装置(IOA) 3 で解
析して、上記SRR ビットがオン(SRR=1) になっているこ
とを検出すると、入出力インタフェース延長装置内に残
っているデータは不要であると認識して、該先取りデー
タを破棄し、チャネル側延長装置(BMCA) 2に、上記 SRR
=1のエラー報告をする。
【0048】該チャネル側延長装置(BMCA) 2では、上記
リトライを解除して、チャネル(BMC) 10から次のコマン
ド(cmd-n+5) を再発行されるので、該コマンド(cmd-n+
5) を受け取り、上記ユニットチェック(UCK) をチャネ
ル 10 に報告すると、チャネル10 は、該再発行したコ
マンド(cmd-n+5) に対するユニットチェック(UCK) と認
識してセンスコマンド(sense) を発行する。
【0049】このようにして受信したセンス情報を解析
して、上記 SRR=1を認識すると、最早、チャネル(BMC)
10から受け取っているコマンド列は実行しても意味がな
いとして、以降での処理をキャンセルする。
【0050】このようなシーケンス制御を取ることで、
最低限の往復動作となり、又、同時に動作しているプリ
ンタの動作への影響を最小源にすることができる。{請
求項3に記載の実施例} このように、本発明の入出力インタフェース延長装置
は、チャネルと入出力装置との間に、入出力インタフェ
ース用のチャネル側延長装置と入出力装置側延長装置
と、これらの延長装置間を接続する回線とを備えた入出
力インタフェース延長装置であって、入出力装置側延長
装置内で入出力装置からの異常(ユニットチェック)を
検出したとき、チャネルに報告する前に、入出力装置に
センスコマンド(sense) を発行して、上記異常のステー
タス情報、及びセンス情報を先行取得する手段と、該取
得した異常ステータス情報とセンス情報とをチャネル側
延長装置に送信する手段とを備える。又、入出力装置側
延長装置で、上記先行取得したセンス情報を解析して、
エラー状況に対応して、入出力装置からの特定の割り込
みを無視するとか、或いは、先取りデータの破棄を行う
ようにしたところに特徴がある。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
入出力インタフェース延長装置によれば、回線の状態
や、他の入出力装置(I/O) 4 へのアクセスに依存せず、
チャネル(BMC) 10側において、ユニットチェック(UCK)
検出後のセンスの完了時間を、直接接続の場合と同等に
することができる。
【0052】又、センス動作は、入出力装置側延長装置
(IOA) 3 までの往復がないので、チャネル(BMC) 10←→
チャネル側延長装置(BMCA) 2間の実行時間だけで済み、
入出力装置(I/O) 4 を直結した時と同等のレスポンスと
することができる。
【0053】又、チャネル側延長装置(BMCA) 2内では、
非同期ライト、非同期リード等の各種の先行制御が行わ
れるが、センス情報を早く認識することにより、後の動
作を予測することができ、全体的な性能を改善する事が
できる。例えば、前述のように、プリンタでページ単位
でコマンドを一括先取りするような処理があったとし
て、プリンタ異常でユニットチェック(UCK) が報告され
た場合、先行取得したセンス情報を解析して、プリンタ
内でのデータが消えるようなエラーであったか否かを認
識することにより、後の処理が続行可能かどうかを、入
出力装置側延長装置(IOA) 3 側で知ることができ、一
々、チャネル(BMC) 10に報告する往復処理を低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図
【図2】本発明の一実施例をユニットチェックシーケン
スで示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例をユニットチェックシーケン
スで示した図(その2)
【図4】従来の入出力インタフェース延長装置を説明す
る図
【図5】従来のユニットチェックシーケンスを説明する
【符号の説明】
1 ホスト 10 チャネル(B
MC),チャネル,BMC 2 チャネル側延長装置(BMCA),BMCA 3 入出力装置側延長装置(IOA),IOA 4 入出力装置(I/O),I/O,I/O#1,I/O#2,プリンタ 5 回線 1)〜10),1)' 〜 各シーケンス UCK ユニットチェック sense センスコマンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 英男 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 柳浦 じゅん子 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャネルと入出力装置との間に、入出力イ
    ンタフェース用のチャネル側延長装置と入出力装置側延
    長装置と、これらの延長装置間を接続する回線とを備え
    た入出力インタフェース延長装置であって、 入出力装置側延長装置内で入出力装置からの異常を検出
    したとき、チャネルに報告する前に、入出力装置にセン
    スコマンドを発行して、前記異常のステータス情報、及
    びセンス情報を先行取得する手段と、 該取得した異常ステータス情報とセンス情報とをチャネ
    ル側延長装置に送信する手段とを備えたことを特徴とす
    る入出力インタフェース延長装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の入出力インタフェース延
    長装置であって、入出力装置側延長装置で、上記先行取
    得した異常ステータス情報とセンス情報を解析して、入
    出力装置からの特定の割り込みを検出したとき、該特定
    の割り込みを無視して処理を続行する手段を備えたこと
    を特徴とする入出力インタフェース延長装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の入出力インタフェース延
    長装置であって、入出力装置側延長装置で、上記先行取
    得した異常ステータス情報とセンス情報を解析して、入
    出力装置からの所定の異常を検出したとき、該入出力イ
    ンタフェース延長装置で先取りしているデータを破棄す
    る手段を備えたことを特徴とする入出力インタフェース
    延長装置。
JP24068896A 1996-09-11 1996-09-11 入出力インタフェース延長装置 Pending JPH1091567A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013115282A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社ユニテックス インタフェース変換装置及びインタフェース変換方法、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2013156878A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Unitex:Kk 変換装置、情報処理システム、変換方法、プログラム及び記録媒体
US9468041B2 (en) 2011-05-18 2016-10-11 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Electrical heating device for heating a liquid, method for producing same, and use in the electrical simulation of nuclear fuel rods
US10474617B2 (en) 2017-07-04 2019-11-12 Fujitsu Limited Control method for transmission and reception system, transmitting apparatus, and receiving apparatus

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WO2013115282A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社ユニテックス インタフェース変換装置及びインタフェース変換方法、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
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