JPH0822441A - 情報処理装置およびその通信エラー検出方法 - Google Patents

情報処理装置およびその通信エラー検出方法

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JPH0822441A
JPH0822441A JP15448394A JP15448394A JPH0822441A JP H0822441 A JPH0822441 A JP H0822441A JP 15448394 A JP15448394 A JP 15448394A JP 15448394 A JP15448394 A JP 15448394A JP H0822441 A JPH0822441 A JP H0822441A
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error
processors
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JP15448394A
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Koji Saito
康治 斉藤
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムの信頼性を向上させるために、プロセ
ッサ間通信の通信動作のエラーを高速に検出できるよう
にした情報処理装置を提供する 【構成】他のプロセッサから発行される通信データを保
持するレジスタ10と、この通信データが有効か否かを
指すフラグレジスタ20と、このフラグに応答して受信
レジスタ10の信号CMD10dをデコードするデコー
ダ30と、あらかじめ定められたプロセッサ番号を保持
するレジスタ40と、このレジスタ40で指定される所
定値およびレジスタ10の信号DST10bの値を比較
して一致信号を検出する比較器50と、この一致信号が
検出されたときにデコーダ30の出力信号でセットされ
る割込みフラグレジスタ60,70,80およびエラー
フラグレジスタ90とを備え、レジスタ60,70およ
び80が設定された状態で再度通信データを受信すると
エラー検出信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッサで構成
される情報処理装置に係わり、特にこれらプロセッサ間
での通信動作に異常が発生したときに、その異常を検出
する情報処理装置およびその通信エラー検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこ種の情報処理装置は、例えばそ
の一例が特開平4−149764号公報に記載されてい
る。同公報記載のマルチプロセッサ通信方式は、その概
略の構成をブロック図で示した図7を参照すると、第1
のプロセッサ701、第2のプロセッサ702、バス7
03、共有メモリ704を備え、第1のプロセッサ70
1から第2のプロセッサ702へはデータ転送用バッフ
ァ要求メッセージ705および転送終了バッファアドレ
ス送信メッセージ706が送信され、第2のプロセッサ
から第1のプロセッサへは転送用バッファアドレス送信
メッセージ707が送信される。さらに第1のプロセッ
サ701および第2のプロセッサ702はバス703を
介してそれぞれ共有メモリ704をアクセスする。この
共有メモリ704は第1および第2のプロセッサによっ
て管理される第1および第2のデータバッファ708お
よび709が形成され、かつこれらのバッファにデータ
を書き込んだり、読み出したりすることができる。第1
のプロセッサ701は中央処理装置710と他のプロセ
ッサとの間で種々のメッセージを送受する受信部711
と共有メモリ704内の第1のデータバッファ708を
管理するために用いられるバッファ管理テーブル712
とを有し、同様に第2のプロセッサ702も中央処理装
置713と受信部714と第2のデータバッファ709
を管理するために用いられるバッファ管理テーブル71
5とを有する。
【0003】上述の構成よりなるこのマルチプロセッサ
通信方式は、データ通信を終了していないにもかかわら
ず、新たなデータ通信が開始された場合は先のデータ通
信にエラーを生じたと判定し、エラーを生じた先のデー
タ通信には共有メモリのアドレスが必要ないものとみな
してこのアドレスを後のデータ通信のために用いるよう
にしている。したがって、データ通信にエラーを生じて
も、共有メモリのアドレスが使用されないままの状態に
はならず、再利用することが不可能な領域を共有メモモ
リ内に形成してしまうことがないとするものであり、ま
た通信処理過程とデータのアドレスをメモリに記録する
ことにより装置間のエラーを検出できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したマルチプロセ
ッサ通信方式は、プロセッサ間の通信において共有メモ
リを効率よく使用し、かつ共有メモリに通信のためのデ
ータを設定し、通信過程とデータのアドレスをメモリに
記録することにより装置間のエラーを検出できるという
点では、従来の方式に比べて長所を有している。しかし
ながら、これらのプロセッサ間の通信動作において、デ
ータの通信を終了していないにもかかわらず、データの
通信手段が新たに開始された場合はエラーが発生したと
判定し、新たなデータ通信のために、データの通信手順
実行用メッセージを送受する毎に通信過程のデータが書
込まれる共有メモリのアドレスを用いる制御手段が、ソ
フトウェア(OS)またはマイクロプログラム(FW)
レベルで制御されるものであり、プロセッサのハードウ
ェアが故障した場合、その故障検出タイミングがソフト
ウェア処理の分遅れてしまうという欠点を有している。
そのため、プロセッサ間通信の通信動作異常を早期に検
出してシステムの信頼性をさらに向上させる必要があ
る。
【0005】本発明の目的は、上述の欠点に鑑みなされ
たものであり、システムの信頼性を向上させるために、
プロセッサ間通信の通信動作のエラーを高速に検出でき
るようにした情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置の
特徴は、複数のプロセッサと、これらプロセッサを結合
するシステムコントロールユニットとを備え、前記複数
のプロセッサ間で通信動作を許可するロックを取得した
ときにのみ前記システムコントロールユニットを介して
他方の前記プロセッサに通信発行が可能な排他制御を行
うマルチプロセッサシステムの情報処理装置において、
前記複数のプロセッサ間の通信動作開始時に、通信元プ
ロセッサが前記ロック要求を発行して通信先プロセッサ
にエラーが発生したか否かを監視するとともに、エラー
が発生した場合または前記通信元プロセッサがその内部
の故障により前記ロックが解除されたと判断して前記通
信先プロセッサに通信を発行した場合のいずれであって
も、前記通信先プロセッサが割込みフラグレジスタのフ
ラグと再割込みの信号とを用いて前記通信先プロセッサ
内部にエラー発生を通知する第1のエラー検出手段、お
よび通信元プロセッサが発行したエラーフラグセット信
号でセットされるエラーフラグレジスタのフラグを用い
て通信先プロセッサが内部にエラー発生を通知する第2
のエラー検出手段を有することにある。
【0007】また、前記第1のエラー検出手段は、前記
複数のプロセッサが、少なくとも前記通信先プロセッサ
にあらかじめ付された通信先プロセッサ番号と通信コマ
ンドとを含む通信データを一時記憶する受信レジスタ
と、あらかじめ定められたプロセッサ固有番号を一時記
憶するインデックスレジスタと、前記通信先プロセッサ
番号と前記プロセッサ固有番号との信号を比較し同じで
あれば一致信号を出力する比較器と、前記通信データが
有効であることを指す有効指示フラグレジスタと、前記
有効指示フラグレジスタの出力信号に応答して前記通信
コマンドから所定の割込みフラグセット信号を解読する
デコーダと、前記所定の割込みフラグセット信号を前記
比較器から供給される一致信号によりそれぞれ選択する
選択回路と、前記選択回路で選択された前記所定の割込
みフラグセット信号でセットされ自プロセッサの割込み
要因となる割込みフラグレジスタと、この割込みフラグ
レジスタがセットされた状態にあって再びこの割込みフ
ラグレジスタをセットするための通信動作が行なわれる
ときに、前記選択回路で選択された前記所定の割込みフ
ラグセット信号および前記割込みフラグレジスタのフラ
グを用いて前記通信先プロセッサにエラー発生を通知す
る通知手段とを有することができる。
【0008】さらに、前記第2のエラー検出手段は、前
記複数のプロセッサが、少なくとも前記通信先プロセッ
サにあらかじめ付された通信先プロセッサ番号と通信コ
マンドとを含む通信データを一時記憶する受信レジスタ
と、あらかじめ定められたプロセッサ固有番号を一時記
憶するインデックスレジスタと、前記通信先プロセッサ
番号と前記プロセッサ固有番号との信号を比較し同じで
あれば一致信号を出力する比較器と、前記通信データが
有効であることを指す有効指示フラグレジスタと、前記
有効指示フラグレジスタの出力信号に応答して前記通信
コマンドからエラー検出要因となるエラーフラグセット
信号を解読するデコーダと、前記エラーフラグセット信
号を前記比較器から供給される一致信号により選択する
選択回路と、前記選択回路で選択された前記エラーフラ
グセット信号でセットされることにより前記通信先プロ
セッサにエラー発生を通知するエラーフラグレジスタと
を有することができる。
【0009】本発明の情報処理装置の通信エラー検出方
法の特徴は、複数のプロセッサと、これらプロセッサを
結合するシステムコントロールユニットとを備え、前記
複数のプロセッサ間で通信動作を許可するロックを取得
したときにのみ前記システムコントロールユニットを介
して他方の前記プロセッサに通信発行が可能な排他制御
を行うマルチプロセッサシステムの情報処理装置の通信
エラー検出方法において、前記複数のプロセッサ間の通
信動作開始時に、通信元プロセッサが前記ロック要求を
発行して通信先プロセッサにエラーが発生したか否かを
監視するとともに、エラーが発生した場合または前記通
信元プロセッサがその内部の故障により前記ロックが解
除されたと判断して前記通信先プロセッサに通信を発行
した場合のいずれであっても、割込み要因となる所定の
割込みフラグセット信号で割込みフラグレジスタがセッ
トされた状態にあるときに再び前記割込みフラグレジス
タをセットするための通信動作が行なわれると、通信先
プロセッサがこの再割込みの信号と前記割込みフラグレ
ジスタのフラグとから得られるエラー検出信号により前
記通信先プロセッサ内にエラー発生を通知し、前記通信
元プロセッサが前記通信先プロセッサに通信を発行した
後、あらかじめ定められた所定時間内に前記通信先プロ
セッサから応答が無ければ、前記通信元プロセッサが再
度同一通信を発行して前記通信先プロセッサに前記エラ
ー検出信号を検出させることにある。
【0010】また、本発明の情報処理装置の通信エラー
検出方法の他の特徴は、複数のプロセッサと、これらプ
ロセッサを結合するシステムコントロールユニットとを
備え、前記複数のプロセッサ間で通信動作を許可するロ
ックを取得したときにのみ前記システムコントロールユ
ニットを介して他方の前記プロセッサに通信発行が可能
な排他制御を行うマルチプロセッサシステムの情報処理
装置の通信エラー検出方法において、通信元プロセッサ
から発行されかつエラー検出要因となるエラーフラグセ
ット信号で通信先プロセッサのエラーフラグレジスタが
セットされると、このセットされたフラグから得られる
エラー検出信号により前記通信先プロセッサはその内部
にエラー発生を通知し、前記通信元プロセッサが前記通
信先プロセッサに通信を発行した後、あらかじめ定めら
れた所定時間内に前記通信先プロセッサから応答が無け
れば、前記通信元プロセッサが、前記エラーフラグセッ
ト信号の通信を発行して前記通信先プロセッサに前記エ
ラー検出信号を検出させることにある。
【0011】
【実施例】本発明の情報処理装置およびその通信エラー
検出方法の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例による情報処理装
置の概要を示すブロック図ある。図1を参照すると、こ
の情報処理装置は、プロセッサCPU1およびCPU
2、転送装置IOP3と、これらの装置を結合するシス
テムコントロールユニットSCU4とを備え、SCU4
から発信する信号は受信パス6を介してCPU1、CP
U2およびIOP3とにそれぞれ供給され、CPU1、
CPU2およびIOP3から発信する信号は送信パス5
を介してSCU4にそれぞれ供給されるように接続して
構成する。ここでは転送装置IOP3もプロセッサ間の
通信という意味では1つのプロセッサとして扱うものと
する。
【0013】図2は、図1に示した情報処理装置のうち
CPU1がSCU4を介して他のプロセッサCPU2お
よびIOP3からの通信データを受信する構成をさらに
詳細に示したものであり、特に本実施例におけるプロセ
ッサ間通信の通信受信回路をブロック図で示したもので
ある。この図においては、説明を容易にするためにCP
U2およびIOP3を省略してある。また、SCU4お
よび受信パス6は図1と対応している。
【0014】図2を参照すると、この通信受信回路は、
他のプロセッサCPU2およびIOP3から供給される
通信データDAT10a、通信先プロセッサ番号DST
10b、通信元プロセッサ番号SRC10cおよび通信
コマンドCMD10eの各データを保持するレジスタ1
0と、レジスタ10に供給された通信データが有効か否
かを指す信号の供給を受けて受信レジスタ10の有効状
態を示すV(valid)ビットを出力する有効指示フ
ラグレジスタ20と、このVビットに応答して受信レジ
スタ10の信号CMD10dをデコードするデコーダ3
0と、あらかじめ定められた所定値が設定されるCPU
1のプロセッサ固有番号を一時保持するためのインデッ
クスレジスタ40と、このレジスタ40で指定される所
定値およびレジスタ10の信号DST10bの値を比較
して一致信号を検出する比較器50と、この一致信号が
検出されたときにデコーダ30の出力信号をゲートして
出力する論理回路100、110、120および130
と(ここではこれらのAND回路をまとめて選択回路と
称する)、これら選択回路のAND回路100、11
0、120および130のそれぞれの出力信号でセット
される割込みフラグレジスタ60、70、80およびエ
ラー検出を指示するエラーフラグレジスタ90と、これ
らのフラグレジスタのうち割込みフラグレジスタ60,
70および80の出力信号(フラグ)E60、E70お
よびE80のうちいずれか一方をゲートするOR回路1
40と、選択回路のAND回路100、110および1
20のうちいずれか一方をゲートするOR回路150
と、このOR回路150およびOR回路140の出力信
号をゲートするAND回路160と、このAND回路1
60およびエラーフラグレジスタ90のフラグE90の
いずれか一方をゲートしてエラー検出信号180を出力
するOR回路170とを備えて構成される。
【0015】なお、ここでプロセッサ番号をCPU1=
01、CPU2=02、IOP3=03とすると、イン
デックスレジスタ40には01という値(PID)が設
定されることになる。
【0016】また、フラグレジスタ60〜90のセット
条件は次の通りである。すなわち、 割込みフラグレジスタ60のセット(S60)=V・
(CMD=60)・(DST=PID) 割込みフラグレジスタ70のセット(S70)=V・
(CMD=70)・(DST=PID) 割込みフラグレジスタ80のセット(S80)=V・
(CMD=80)・(DST=PID) エラーフラグレジスタ90のセット(S90)=V・
(CMD=90)・(DST=PID) ここで、V・(CMD=60〜90)はそれぞれデコー
ダ30の出力信号を表わし、(DST=PID)は比較
器50の出力信号を表わす。
【0017】さらに、本実施例で検出するエラー検出信
号180は次式で表わされる。
【0018】ERR180=(S60+S70+S8
0)・(E60+E70+E80)+E90 このエラー検出信号ERR180は割込みフラグレジス
タ60〜80のいずれかがセットされている状態で、再
び割込みフラグレジスタ60〜80をセットしようとし
たときに異常を検出する。また、エラーフラグレジスタ
90がセットされたときにも異常を検出する。
【0019】次に、図1および図2に併せて本実施例の
CPU2からCPU1に対するプロセッサ間通信動作が
正常であるときの通信エラー検出方法説明用フローチャ
ートを示した図3を参照すると、まずCPU2でプロセ
ッサ間通信動作を開始する(ステップ301)。CPU
2は通信を発行するために、CPU1および2間の排他
制御を実行する。この排他制御のためにロック要求を発
行する(ステップ302)。このロックはSCU4また
はメインメモリ上に存在するもので、かつあるプロセッ
サがこのロック取得中は、他のプロセッサはこのロック
を取得することができないものである。ステップ303
でこのロックを取得できたかどうかを判定する。その場
合ロックが取得できたことをロック成功という。
【0020】ロックが成功(Y)のときは、CPU2は
送信パス5、SCU4および受信パス6を介し、CPU
1に対して通信コマンドCMD=60の通信を発行する
(ステップ304)。ロックが不成功(N)のときは、
再びロック要求(ステップ302)から処理を繰り返
す。
【0021】CPU2は、通信発行後、CPU1からの
応答を待ち合せる(ステップ305)。CPU1から送
信パス5、SCU4および受信パス6を介して応答が返
ると、CPU2はロックを解除し(ステップ306)、
プロセッサ間通信の処理を終える(ステップ307)。
【0022】一方、CPU1では、CPU2からの通信
により通信コマンドCMD=60が受信レジスタ10に
設定され、その出力信号が有効であることをSCU4か
ら通知されたフラグ20のVビットに応答して、デコー
ダ30が通信コマンドCMD=60をデコードする。
【0023】CPU2からの通信により設定されたCP
U1のレジスタ10内の通信先プロセッサ番号DST1
0b=01とレジスタ40にあらかじめ設定されたプロ
セッサ固有番号PID=01とが比較され、その一致出
力によりデコーダ出力のCMD=60がフラグレジスタ
60に設定される。このフラグレジスタ60の設定によ
りCPU1に割込みが発生し、CPU1の通信受信処理
が起動される(ステップ308)。
【0024】CPU1はCPU2から指示された通信処
理60を実行する(ステップ309)。CPU1は通信
処理60を終了すると、フラグレジスタ60をリセット
(ステップ310)後、CPU2へ通信処理の終了を応
答して(ステップ311)、処理を終了する(ステップ
312)。
【0025】次に、転送装置IOP3がCPU1に対し
て通信動作を行なっているときに、平行してCPU2も
CPU1に対して通信動作をする場合に、CPU2の要
求する排他制御の故障が原因となって、ロック成功の判
定が誤動作したときの通信エラー検出方法説明用フロー
チャートを示した図4を参照すると、この処理において
は、IOP3の動作(ステップ401〜407)とCP
U1の動作(ステップ408〜412は、IOP3が通
信でセットするCPU1のフラグレジスタがフラグレジ
スタ70であること以外は図3で示したCPU2の動作
(ステップ301〜307)とCPU1の動作(ステッ
プ308〜3012)と全く同様である。
【0026】すなわち、図4において、まずIOP3で
プロセッサ間通信動作を開始する(ステップ401)。
IOP3は通信を発行するために、CPU1およびIO
P3間の排他制御を実行する。この排他制御のためにロ
ック要求を発行する(ステップ402)。ステップ40
3でこのロックを取得できたかどうかを判定する。ロッ
ク成功のときは、IOP3は送信パス5、SCU4およ
び受信パス6を介し、CPU1に対して通信コマンドC
MD=70の通信を発行する(ステップ404)。ロッ
クが不成功のときは、再びロック要求(ステップ40
2)から処理を繰り返す。
【0027】IOP3は、通信発行後、CPU1からの
応答を待ち合せる(ステップ405)。CPU1から送
信パス5、SCU4および受信パス6を介して応答が返
ると、IOP3はロックを解除し(ステップ406)、
プロセッサ間通信の処理を終える(ステップ407)。
【0028】一方、CPU1では、IOP3からの通信
により通信コマンドCMD=70が受信レジスタ10に
設定され、その出力信号が有効であることをSCU4か
ら通知されたフラグレジスタ20のVビットに応答し
て、デコーダ30が通信コマンドCMD=70をデコー
ドする。
【0029】IOP3からの通信により設定されたCP
U1のレジスタ10内の通信先プロセッサ番号DST1
0b=01とレジスタ40にあらかじめ設定されたプロ
セッサ固有番号01とが比較器50で比較され、その一
致出力と通信コマンドCMD=70のデコード出力とに
より選択回路のAND回路110が能動状態となってデ
コード出力のCMD=70がフラグレジスタ70に設定
される。このフラグレジスタ70のフラグE70により
CPU1に割込みが発生し、CPU1の通信受信処理が
起動される(ステップ408)。
【0030】CPU1はIOP3から指示された通信処
理70を実行する(ステップ409)。CPU1は通信
処理70を終了すると、フラグレジスタ70をリセット
(ステップ410)後、IOP3へ通信処理の終了を応
答して(ステップ411)、処理を終了する(ステップ
412)。
【0031】一方、CPU2もプロセッサ間通信を開始
する(ステップ413)。CPU2がロック要求を行な
い(ステップ414)ロックの成功を判定する(ステッ
プ415)。このときIOP3がすでにロックを取得中
であるから、ロック成功の判定(ステップ415)は不
成功となり、CPU2はロック要求(ステップ414)
を繰り返さなけえばならない。
【0032】しかし、ここで、CPU2のロック成功の
判定が、何等かの故障により不成功となるべきところが
成功となってしまったとする。故障の原因は、SCU4
またはメモリのロック制御部(不図示)か、CPUのロ
ック判定部(不図示)のいずれかである。
【0033】CPU2はロック成功と判断し、CPU1
に対してCMD=60の通信を発行してしまうことにな
る(ステップ416)。このとき、CPU1ではフラグ
レジスタ70がすでにセットされている状態にあるか
ら、CPU1はCPU2からの通信により通信コマンド
CMD=60が受信レジスタ10に設定され、その出力
信号が有効であることをSCU4から通知されたフラグ
レジスタ20のVビットに応答して、デコーダ30が通
信コマンドCMD=60をデコードする。
【0034】CPU2からの通信により設定されたCP
U1のレジスタ10内の通信先プロセッサ番号DST1
0b=01とレジスタ40にあらかじめ設定されたプロ
セッサ固有番号01とが比較器50で比較され、その一
致出力と通信コマンドCMD=60のデコード出力とに
よりAND回路路100が能動状態となってデコード出
力のCMD=60がフラグレジスタ60に設定される。
このフラグレジスタ60の設定によりCPU1に割込み
が発生するが、AND回路100が能動状態となってい
るのに対し、他のAND回路110、120および13
0は非能動状態にあるからOR回路150は能動状態と
なる。しかしすでにフラグレジスタ70が設定されたフ
ラグE70によりOR回路140は能動状態で待機して
いるからAND回路160との論理結果はアクティブと
なりOR回路170の出力もアクティブとなってエラー
検出信号180を発生する。CPU2はこのエラー検出
信号180を発生した後もステップ417を繰り返して
CPU1からの応答を待合せる(ステップ417)。C
PU1から送信パス5、SCU4および受信パス6を介
して応答が返ると、IOP3はロックを解除し(ステッ
プ406)、プロセッサ間通信の処理を終える(ステッ
プ407)。
【0035】次に、CPU2がCPU1に対してプロセ
ッサ間通信動作を行なったときに、CPU1が故障でス
トールしCPU2への応答が不能となったときの通信エ
ラー検出方法説明用フローチャートを示した図5を参照
すると、この処理においては、まずCPU2でプロセッ
サ間通信動作を開始する(ステップ501)。CPU2
は通信を発行するために、CPU1およびCPU2間の
排他制御を実行するがこの排他制御のためにロック要求
を発行する(ステップ502)。ステップ503でこの
クロックを取得できたかどうかを判定する。
【0036】ロック成功のときは、CPU2は送信パス
5、SCU4および受信パス6を介し、CPU1に対し
て通信コマンドCMD=80の通信を発行する(ステッ
プ504)。ロックが不成功のときは、再びロック要求
(ステップ502)から処理を繰り返す。
【0037】CPU2から通信コマンドCMD=80を
受信したCPU1では、通信コマンドCMD=80が受
信レジスタ10に設定され、その出力信号が有効である
ことをSCU4から通知されたフラグレジスタ20のV
ビットに応答して、デコーダ30が通信コマンドCMD
=80をデコードする。
【0038】CPU2からの通信により設定されたCP
U1のレジスタ10内の通信先プロセッサ番号DST1
0b=01とレジスタ40にあらかじめ設定されたプロ
セッサ固有番号PID=01とが比較器50で比較さ
れ、その一致出力と通信コマンドCMD=80のデコー
ド出力とによりAND回路120が能動状態となってデ
コード出力のCMD=80がフラグレジスタ80に設定
される。このフラグレジスタ80のフラグE80により
CPU1に割込みが発生し、CPU1の通信受信処理が
起動される(ステップ510)。CPU1は通信処理8
0を開始するが、故障により動作不在となってストール
してしまいCPU2に対して応答が不能となる(ステッ
プ511)。
【0039】一方、CPU2ではCPU1からの応答を
待ちながら、一定時間を経過したかどうかの時間監視を
行なっている(ステップ505および506)。その結
果、一定時間を経過してもCPU1からの応答が得られ
ないときは、CPU2はタイムアウトと判定し、CPU
1に対して再び通信コマンドCMD=80の通信を発行
する(ステップ507)。
【0040】このとき、CPU1のフラグレジスタ80
はステップ504においてすでに設定されている。CP
U1はCPU2からの通信により通信コマンドCMD=
80が受信レジスタ10に再設定され、その出力信号が
有効であることをSCU4から通知されたフラグレジス
タ20のVビットに応答して、デコーダ30が通信コマ
ンドCMD=80を再デコードする。
【0041】この再デコードよりにより再びデコード出
力のCMD=80がフラグレジスタ80に設定される。
このフラグレジスタ80の設定によりCPU1に割込み
が発生するが、AND回路120が能動状態となってい
るのに対し、他のAND回路100、110および13
0は非能動状態にあるからOR回路150は能動状態と
なる。しかしすでにフラグレジスタ80が設定されたE
80によりOR回路140は能動状態で待機しているか
らAND回路160との論理結果はアクティブとなりO
R回路170の出力もアクティブとなる。すなわち2度
目のセットによりエラー検出信号180を発生する。
【0042】エラー検出信号を発生した後、CPU2は
ロックを解除し(ステップ508)、プロセッサ間通信
の処理を終える(ステップ509)。
【0043】次に、CPU2がCPU1に対してプロセ
ッサ間通信動作を行なったときに、CPU1が故障でス
トールしCPU2への応答が不能となってエラーフラグ
90を発生する場合の通信エラー検出方法説明用フロー
チャートを示した図6を参照すると、まずCPU2でプ
ロセッサ間通信動作を開始する(ステップ601)。C
PU2は通信を発行するために、CPU1およびCPU
2間の排他制御のためにロック要求を発行する(ステッ
プ602)。ステップ603でこのクロックを取得でき
たかどうかを判定する。
【0044】ロック成功のときは、CPU2は送信パス
5、SCU4および受信パス6を介し、CPU1に対し
て通信コマンドCMD=80の通信を発行する(ステッ
プ604)。ロックが不成功のときは、再びロック要求
(ステップ602)から処理を繰り返す。
【0045】CPU2から通信コマンドCMD=80を
受信したCPU1では、通信コマンドCMD=80が受
信レジスタ10に設定され、その出力信号が有効である
ことをSCU4から通知されたフラグレジスタ20のV
ビットに応答して、デコーダ30が通信コマンドCMD
=80をデコードする。
【0046】CPU2からの通信により設定されたCP
U1のレジスタ10内の通信先プロセッサ番号DST1
0b=01とレジスタ40にあらかじめ設定されたプロ
セッサ固有番号PID=01とが比較器50で比較さ
れ、その一致出力と通信コマンドCMD=80のデコー
ド出力とにより選択回路のAND回路120が能動状態
となってデコード出力のCMD=80がフラグレジスタ
80に設定される。このフラグレジスタ80のフラグE
80によりCPU1に割込みが発生し、CPU1の通信
受信処理が起動される(ステップ610)。CPU1は
通信処理80を開始するが、故障により動作不在となっ
てストールしてしまいCPU2に対して応答が不能とな
る(ステップ611)。
【0047】一方、CPU2ではCPU1からの応答を
待ち合せ、一定時間を経過したかどうかの時間監視を行
なっている(ステップ605および606)。その結
果、CPU1から送信パス5、SCU4および受信パス
6を介して応答が返ると、CPU2はロックを解除し
(ステップ608)、プロセッサ間通信の処理を終える
(ステップ609)。
【0048】一定時間を経過してもCPU1からの応答
が得られないときは、CPU2はタイムアウトと判定
し、CPU1に対して通信コマンドCMD=90の通信
を発行する(ステップ607)。
【0049】このとき、CPU1のフラグレジスタ80
はステップ610においてすでに設定されている。CP
U1はCPU2からの通信により通信コマンドCMD=
90が受信レジスタ10に設定され、その出力信号が有
効であることをSCU4から通知されたフラグレジスタ
20のVビットに応答して、デコーダ30が通信コマン
ドCMD=90をデコードする。
【0050】このデコードによりデコード出力のCMD
=90がエラーフラグレジスタ90に設定される。この
エラーフラグレジスタ90のフラグE90によってOR
回路170がアクティブとなり、エラー検出信号180
が発生する。その後CPU2はロックを解除し(ステッ
プ608)、プロセッサ間通信の処理を終える(ステッ
プ609)。
【0051】上述したように、CPU内にエラー検出の
ための通信受信回路を備えるので、転送装置IOP3が
CPU1に対して通信動作を行ない、かつIOP3のロ
ックが解除される前にCPU2もCPU1に対して通信
動作をする場合に、CPU2の要求する排他制御の故障
が原因となってロック不成功であるべきにもかかわらず
成功と判定される誤動作が生じたとき、およびCPU2
がCPU1に対してプロセッサ間通信動作を行なった場
合に、CPU1が故障でストールしCPU2への応答が
不能となったときに所定時間経過後同一コマンドを再送
信したときに、それぞれCPU1はエラー検出信号を発
生する。また、CPU2がCPU1に対してプロセッサ
間通信動作を行なった場合に、CPU1が故障でストー
ルしCPU2への応答が不能となったときにエラーフラ
グレジスタ90を設定してフラグレジスタ60、70お
よび80に係わらずCPU1に対して直接エラー検出信
号を発生させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマルチプロ
セッサシステムは、一方のプロセッサが、他方のプロセ
ッサから受信する通信コマンドをデコードしてセットす
る複数の割込み要因のフラグレジスタおよびエラーフラ
グレジスタを含むエラー検出のための通信受信回路をそ
れぞれの内部に備え、一方のプロセッサに対して他の複
数のプロセッサが通信動作を行なう場合であって、割込
み要因のフラグレジスタのうち一方のフラグレジスタが
先行のプロセッサの通信動作によりセットされている状
態において、後続のプロセッサが排他制御のためのロッ
ク要求をしたとき排他制御の故障が原因となって再度こ
のフラグレジスタがセットされるとエラー検出信号を発
生する手段と、一方のプロセッサに通信動作を発行し、
その応答が所定の時間経過しても得られないときに再度
発行する通信コマンドによりエラーフラグレジスタを直
接セットしてエラー検出信号を発生させる手段とをハー
ドウェアで有するので、プロセッサ間通信制御部のエラ
ーを高速に検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の情報処理装置が適用されるシステム
全体の概要を示すブロック図である。
【図2】本実施例の情報処理装置における通信制御部の
ブロック図である。
【図3】本実施例の通信エラー検出方法を説明するため
の第1のフローチャートである。
【図4】本実施例の通信エラー検出方法を説明するため
の第2のフローチャートである。
【図5】本実施例の通信エラー検出方法を説明するため
の第3のフローチャートである。
【図6】本実施例の通信エラー検出方法を説明するため
の第4のフローチャートである。
【図7】従来の情報処理装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,2 プロセッサ(CPU) 3 転送装置(IOP) 4 システムコントロールユニット(SCU) 5 送信パス 6 受信パス 10 受信レジスタ 20 通信データの有効を示す有効指示フラグレジス
タ 30 デコーダ 40 インデックスレジスタ 50 比較器 60,70,80 割込みフラグレジスタ 90 エラーフラグレジスタ 100,110,120,130,160 AND回
路 140,150,170 OR回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサと、これらプロセッサ
    を結合するシステムコントロールユニットとを備え、前
    記複数のプロセッサ間で通信動作を許可するロックを取
    得したときにのみ前記システムコントロールユニットを
    介して他方の前記プロセッサに通信発行が可能な排他制
    御を行うマルチプロセッサシステムの情報処理装置にお
    いて、前記複数のプロセッサ間の通信動作開始時に、通
    信元プロセッサが前記ロック要求を発行して通信先プロ
    セッサにエラーが発生したか否かを監視するとともに、
    エラーが発生した場合または前記通信元プロセッサがそ
    の内部の故障により前記ロックが解除されたと判断して
    前記通信先プロセッサに通信を発行した場合のいずれで
    あっても、前記通信先プロセッサが割込みフラグレジス
    タのフラグと再割込みの信号とを用いて前記通信先プロ
    セッサ内部にエラー発生を通知する第1のエラー検出手
    段、および通信元プロセッサが発行したエラーフラグセ
    ット信号でセットされるエラーフラグレジスタのフラグ
    を用いて通信先プロセッサが内部にエラー発生を通知す
    る第2のエラー検出手段を有することを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のエラー検出手段は、前記複数
    のプロセッサが、少なくとも前記通信先プロセッサにあ
    らかじめ付された通信先プロセッサ番号と通信コマンド
    とを含む通信データを一時記憶する受信レジスタと、あ
    らかじめ定められたプロセッサ固有番号を一時記憶する
    インデックスレジスタと、前記通信先プロセッサ番号と
    前記プロセッサ固有番号との信号を比較し同じであれば
    一致信号を出力する比較器と、前記通信データが有効で
    あることを指す有効指示フラグレジスタと、前記有効指
    示フラグレジスタの出力信号に応答して前記通信コマン
    ドから所定の割込みフラグセット信号を解読するデコー
    ダと、前記所定の割込みフラグセット信号を前記比較器
    から供給される一致信号によりそれぞれ選択する選択回
    路と、前記選択回路で選択された前記所定の割込みフラ
    グセット信号でセットされ自プロセッサの割込み要因と
    なる割込みフラグレジスタと、この割込みフラグレジス
    タがセットされた状態にあって再びこの割込みフラグレ
    ジスタをセットするための通信動作が行なわれるとき
    に、前記選択回路で選択された前記所定の割込みフラグ
    セット信号および前記割込みフラグレジスタのフラグを
    用いて前記通信先プロセッサにエラー発生を通知する通
    知手段とを有していることを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のエラー検出手段は、前記複数
    のプロセッサが、少なくとも前記通信先プロセッサにあ
    らかじめ付された通信先プロセッサ番号と通信コマンド
    とを含む通信データを一時記憶する受信レジスタと、あ
    らかじめ定められたプロセッサ固有番号を一時記憶する
    インデックスレジスタと、前記通信先プロセッサ番号と
    前記プロセッサ固有番号との信号を比較し同じであれば
    一致信号を出力する比較器と、前記通信データが有効で
    あることを指す有効指示フラグレジスタと、前記有効指
    示フラグレジスタの出力信号に応答して前記通信コマン
    ドからエラー検出要因となるエラーフラグセット信号を
    解読するデコーダと、前記エラーフラグセット信号を前
    記比較器から供給される一致信号により選択する選択回
    路と、前記選択回路で選択された前記エラーフラグセッ
    ト信号でセットされることにより前記通信先プロセッサ
    にエラー発生を通知するエラーフラグレジスタとを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 複数のプロセッサと、これらプロセッサ
    を結合するシステムコントロールユニットとを備え、前
    記複数のプロセッサ間で通信動作を許可するロックを取
    得したときにのみ前記システムコントロールユニットを
    介して他方の前記プロセッサに通信発行が可能な排他制
    御を行うマルチプロセッサシステムの情報処理装置の通
    信エラー検出方法において、前記複数のプロセッサ間の
    通信動作開始時に、通信元プロセッサが前記ロック要求
    を発行して通信先プロセッサにエラーが発生したか否か
    を監視するとともに、エラーが発生した場合または前記
    通信元プロセッサがその内部の故障により前記ロックが
    解除されたと判断して前記通信先プロセッサに通信を発
    行した場合のいずれであっても、割込み要因となる所定
    の割込みフラグセット信号で割込みフラグレジスタがセ
    ットされた状態にあるときに再び前記割込みフラグレジ
    スタをセットするための通信動作が行なわれると、通信
    先プロセッサがこの再割込みの信号と前記割込みフラグ
    レジスタのフラグとから得られるエラー検出信号により
    前記通信先プロセッサ内にエラー発生を通知し、前記通
    信元プロセッサが前記通信先プロセッサに通信を発行し
    た後、あらかじめ定められた所定時間内に前記通信先プ
    ロセッサから応答が無ければ、前記通信元プロセッサが
    再度同一通信を発行して前記通信先プロセッサに前記エ
    ラー検出信号を検出させることを特徴とする情報処理装
    置の通信エラー検出方法。
  5. 【請求項5】 複数のプロセッサと、これらプロセッサ
    を結合するシステムコントロールユニットとを備え、前
    記複数のプロセッサ間で通信動作を許可するロックを取
    得したときにのみ前記システムコントロールユニットを
    介して他方の前記プロセッサに通信発行が可能な排他制
    御を行うマルチプロセッサシステムの情報処理装置の通
    信エラー検出方法において、通信元プロセッサから発行
    されかつエラー検出要因となるエラーフラグセット信号
    で通信先プロセッサのエラーフラグレジスタがセットさ
    れると、このセットされたフラグから得られるエラー検
    出信号により前記通信先プロセッサはその内部にエラー
    発生を通知し、前記通信元プロセッサが前記通信先プロ
    セッサに通信を発行した後、あらかじめ定められた所定
    時間内に前記通信先プロセッサから応答が無ければ、前
    記通信元プロセッサが、前記エラーフラグセット信号の
    通信を発行して前記通信先プロセッサに前記エラー検出
    信号を検出させることを特徴とする情報処理装置の通信
    エラー検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330180B1 (ko) * 1999-10-25 2002-03-28 서평원 교환 시스템에서의 아이피씨 장애 검출 방법
KR100429953B1 (ko) * 1999-12-28 2004-05-03 엘지전자 주식회사 교환기에서 아이피씨 오류 발생 구간 검출 방법 및 그 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04149764A (ja) * 1990-10-12 1992-05-22 Fuji Xerox Co Ltd マルチプロセッサ通信方式

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