JP2727616B2 - 耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂の製造方法 - Google Patents

耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂の製造方法に
関し、さらに詳細には特定のポリブタジエンまたはスチ
レン−ブタジエン共重合体(以下「ブタジエン系(共)
重合体」という)の存在下に芳香族ビニル化合物をグラ
フト重合し、得られる樹脂中の分散ゴム粒子を特定の粒
子径に調節し、それによって耐衝撃性および外観特性に
優れた耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂を製造する方法に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、スチレン系樹脂などの芳香族ビニル系樹脂
は、成形時の流れ易さ、成形品の透明性および表面の光
沢などが良好であるという多くの優れた性質を持ってい
るが、耐衝撃性に劣るという大きな欠点がある。
この欠点を改良する方法として、例えば 樹脂中にゴム状重合体を機械的にブレンドする方法、 ゴム状重合体に芳香族ビニル化合物(例えばスチレ
ン)をグラフト重合する方法、 などが知られている。
特に、前記ゴム状重合体に芳香族ビニル化合物をグ
ラフト重合する方法は、一般には塊状重合法あるいは塊
状−懸濁重合法によって行われ、例えばゴム状重合体と
してはポリブタジエンゴム、芳香族ビニル化合物として
はスチレンを用いたものは、耐衝撃性ポリスチレン樹脂
として知られており、テレビ、ラジオ、ビデオ、クリー
ナーなどの家庭用電機製品のハウジングや電機冷蔵庫の
内箱の素材として広く利用されている。その場合、実用
上、耐衝撃性に優れることはもちろんであるが、同時に
表面光沢のよいことが望まれる。
一般に、前記の方法で製造された樹脂の耐衝撃性は、
ゴム状重合体の量を増すか、または分散粒子の粒子径を
大きくすることによって改良することができるが、この
場合、表面光沢が悪化する。
一方、ゴム状重合体の量を減らすか、または分散ゴム
粒子の粒子径を小さくすることによって、表面光沢を向
上させることができるが、この場合、耐衝撃性は著しく
低下する。
このように、耐衝撃性と表面光沢は、相反する特性で
あるため、高い耐衝撃性を維持し、かつ良好な表面光沢
を有する耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂を得ることは困難
であった。
従来、これら耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂の特性を改
良する方法として、特公昭61−50488号公報、特開昭59
−20334号公報、特開昭60−203618号公報などにより、
ポリブタジエンの溶液粘度、ミクロ構造、分岐構造など
の特性を特定のものにする方法が提案されている。
しかしながら、これらの方法について詳細に検討して
みると、確かに従来のポリブタジエンを用いた場合に較
べて光沢は改良されるものの、耐衝撃性については実用
的に満足の行くものは得られていない。
一方、特公昭42−17492号公報、特公昭48−18594号公
報、特開昭61−143415号公報、特開昭63−48317号公
報、特開昭63−165413号公報などでは、芳香族ビニル系
樹脂と強い親和性を有するスチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体を使用する方法が提案されている。これらの
方法によると、得られる樹脂の光沢は改良されるが、耐
衝撃性が著しく低下することが多く、耐衝撃性と光沢の
バランスが不充分であり、耐衝撃性の低下をいかに抑え
るかが課題であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来技術の課題を背景になされたもの
で、特定の構造を有するブタジエン系(共)重合体の存
在下に、芳香族ビニル化合物をグラフト重合し、かつ得
られる樹脂中の分散ゴム粒子を特定の粒子径範囲に調節
することにより、耐衝撃性と光沢を高度にバランスさせ
た耐衝撃性芳香族ビニル系樹脂を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、有機リチウム化合物を開始剤として、ブタ
ジエンあるいはブタジエンとスチレンとを(共)重合し
たものであって、 (i)−SO3K基または−OSO3K基(ここで、Kはカリ
ウム原子を示す)を有するアニオン性界面活性剤の1種
以上、および (ii)一般式;CH2=C=CHR(ここで、Rは水素原子ま
たは炭素数1〜3のアルキル基を示す)で表される1,2
−ジエン化合物の1種以上、 を共存させて製造したプレポリマーをハロゲン化ケイ素
でカップリングして得られるブタジエン系(共)重合体
の存在下に、芳香族ビニル化合物をグラフト重合するに
際し、 該(共)重合体がハロゲン化ケイ素化合物によるカッ
プリング率が50〜80%のカップリングポリマーであり、 分子量分布が2山であって、低分子量側ピークのMw/M
nと高分子量側ピークのMw/Mnが、 (低分子量側のMw/Mn)≧(高分子側のMw/Mn)×1.05を
満たし、 25℃で測定した5重量%スチレン溶液粘度が100cps以
下、 スチレン含量が0〜20重量%、 ブタジエン部分のビニル結合含量が30%以下、 であるブタジエン系(共)重合体を用い、 得られる樹脂中に分散した分散ゴム粒子の平均粒子径
を0.3〜1.4μmの範囲に調節する、ことを特徴とする耐
衝撃性芳香属ビニル系樹脂の製造方法を提供するもので
ある。
本発明に使用されるブタジエン系(共)重合体は、有
機リチウム化合物を触媒に用いて炭化水素溶媒中におい
て、以下に示す方法によって得られる。
本発明に使用されるブタジエン系(共)重合体の製造
方法は、炭化水溶媒中で有機リチウム化合物を開始剤と
して、ブタジエンあるいはブタジエンとスチレンとを
(共)重合するに際し、 (i)−SO3K基または−OSO3K基(ここで、Kはカリ
ウム原子を示す)を有するアニオン性界面活性剤の1種
以上、および (ii)一般式;CH2=C=CHR(ここで、Rは水素原子ま
たは炭素数1〜3のアルキル基を示す)で表される1,2
−ジエン化合物の1種以上、 を共存させて製造したプレポリマーをハロゲン化ケイ素
でカップリングする方法が挙げられる。
前記炭化水素溶媒は特に制限はないが、重合条件下で
液状である脂肪族、脂環族および芳香族炭化水素を使用
することができる。好ましい炭化水素溶媒としては、例
えばペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、イソオク
タン、n−デカン、シクロヘキサン、メチルシクロペン
タン、ベンゼン、ジエチルベンゼンなどが挙げられ、こ
れらは1種のみならず2種以上の混合物であってもよ
い。
また、前記有機リチウム化合物は、少なくとも1個の
リチウム原子が炭化水素に結合したものであり、例えば
メチルリチウム、エチルリチウム、n−プロピルリチウ
ム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t−
ブチルリチウム、n−ヘキシルリチウム、シクロヘキシ
ルリチウム、リチウムベンゼン、リチウムナフタレン、
1,4−ジリチオブタン、1,5−ジリチオペンタン、1,10−
ジリチオデカン、1,3,5−トリリチオシクロヘキサンな
どであり、好ましくはn−ブチルリチウム、sec−ブチ
ルリチウム、t−ブチルリチウムなどのモノリチウム炭
化水素化合物である。
この有機リチウム化合物の使用量は、0.02〜0.2kg/モ
ノマー100gの範囲が好ましい。
なお、前記製造方法において、ミクロ構造調整剤とし
て、エーテルや第3級アミン化合物を添加することもで
きる。このエーテルおよび第3級アミンの具体例として
は、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、トリエチルアミン、ピリジ
ン、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミンなど
が挙げられる、 また、前記(i)−SO3K基または−OSO3K基を有す
るアニオン性界面活性剤としては、以下の化合物が挙げ
られる。
(a)アルキルアリールスルホン酸カリウム塩; ドデシルベンゼンスルホン酸塩、テトラデシルベンゼ
ンスルホン酸塩、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸塩、
オクタデシルベンゼンスルホン酸塩、ジブチルナフタリ
ンスルホン酸塩、n−ヘキシルナフタリンスルホン酸
塩、ジブチルフェニルスルホン酸塩、ナフタリンスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物など。
これらのうち、好ましいものは、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸カ
リウム、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸カリウムおよ
びオクタデシルベンゼンスルホン酸カリウムである。
(b)アミド結合を有するスルホン酸カリウム塩; N−メチル−N−オレイルタウレート、N−メチル−
N−ラウリルタウレート、N−フェニル−N−ステアリ
ルタウレート、N−メチル−N−メタンスルホン酸ラウ
リルアミドなど。
これらのうち、好ましいものは、N−メチル−N−メ
タンスルホン酸カリウムラウリルアミドである。
(c)エステル結合を有するスルホン酸カリウム塩; オキシエタンスルホン酸とオレイン酸との縮合物の塩
(C17H35COOCH2CH2SO3K)、スルホコハク酸ジオクチル
塩、スルホマレイン酸ジオクチル塩など。
これらのうち好ましいものは、スルホコハク酸ジオク
チルのカリウム塩である。
(d)高級アルコール硫酸エステルのカリウム塩; ラウリルアルコールの硫酸エステル塩、オレイン酸ア
ルコールの硫酸エステル塩、ステアリルアルコールの硫
酸エステル塩など。
これらのうち好ましいものは、ラウリルアルコールの
硫酸エステルのカリウム塩である。
(e)エステル結合を有する硫酸エステルのカリウム
塩; ラウロイルトリメチレングリコール硫酸エステル(C
11H23COOCH2CH2CH2OSO3K)、カプロイルエチレングリコ
ール硫酸エステル塩(C5H11COOCH2CH2OSO3K)など。
そのほか、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫
酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルの硫酸エステル塩などの種々の硫酸エステル塩お
よびスルホン酸塩を使用することができる。
これらのうち好ましいものは、ラウロイルトリメチレ
ングリコール硫酸エステルのカリウム塩である。
この(i)アニオン性界面活性剤の使用量は、有機リ
チウム化合物に対し、モル比で0.01〜0.1の範囲が好ま
しい。
さらに、これらの(i)アニオン性界面活性剤と同時
に使用する、(ii)一般式;CH2=C=CHRで表される1,
2−ジエン化合物の例としては、プロパジエン、1,2−ブ
タジエンなどが挙げられる。
この(ii)1,2−ジエン化合物の使用量は、モノマー
に対し50〜1,000ppmの範囲が好ましい。
重合温度は、通常、−20℃〜150℃で、好ましくは30
〜120℃である。重合反応は、回分式でも、連続式でも
よい。
なお、炭化水素溶媒中の単量体濃度は、通常、5〜50
重量%、好ましくは10〜30重量%である。
また、重合中、リビングポリマーを製造する際、本発
明に使用される有機リチウム化合物およびリビングポリ
マーを失活させないために、重合系内に酸素、水素ある
いは炭酸ガスなどの失活作用のある化合物の混入を極力
少なくする配慮が必要である。
本発明では、このようにして有機リチウム化合物を用
い、特定の(i)アニオン性界面活性剤および(ii)1,
2−ジエン化合物の存在下に、ブタジエンあるいはブタ
ジエンとスチレンとを重合し、引続き得られるリビング
ポリマーの活性末端にハロゲン化ケイ素化合物を反応さ
せ、カップリングすることにより重合体中にケイ素−炭
素結合を形成させる。これにより、耐衝撃性芳香属ビニ
ル系樹脂の着色性および光沢の向上効果が得られる。
このハロゲン化ケイ素化合物としては、四塩化ケイ
素、メチルシランジクロリド、ジメチルシランジクロリ
ド、メチルシラントリクロリドなどであり、これらは2
種以上組み合わせて用いることもできる。このハロゲン
化ケイ素化合物の使用量は、有機リチウム化合物1モル
あたり、0.1〜0.5モルの範囲が好ましい。
このカップリング反応は、160℃以下、好ましくは50
〜100℃の温度下で攪拌下に0.1〜10時間、好ましくは0.
2〜5時間実施することが好ましい。
本発明のブタジエン系(共)重合体のカップリング率
は、50〜80%、好ましくは60〜80%、さらに好ましくは
65〜75%であり、50%未満では5重量%スチレン溶液粘
度が高くなる場合があり好ましくなく、一方80%を超え
るとムーニー粘度が高くなりすぎスチレンへの溶解性が
悪くなる場合があり好ましくない。
本発明に使用されるブタジエン系(共)重合体あって
は、ゲルバーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
によって得られる低分子量側ピークのMw/Mnと、高分子
側ピークのMw/Mnとの比は、1.05以上、好ましくは1.10
以上、さらに好ましくは1.10〜1.50であり、1.05未満の
場合は、得られる樹脂の耐衝撃性が劣り好ましくない。
なお、本発明で使用されるブタジエン系(共)重合体
にあっては、ハロゲン化ケイ素化合物でカップリングす
る前のプレポリマーとしては、重量平均分子量(Mw)と
数平均分子量(Mn)の比Mw/Mnが1.2以上、好ましくは1.
2〜1.9、さらに好ましくは1.3〜1.7である。
Mw/Mnが1.2未満では、得られる樹脂の耐衝撃性が劣る
場合があり好ましくない。
また、本発明に使用されるブタジエン系(共)重合体
のムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、好ましくは20〜10
0、さらに好ましくは25〜90であり、20未満では得られ
る樹脂の耐衝撃性と光沢が劣り、一方100を超える場合
には、分散ゴム粒子の粒子径が不揃いとなり、得られる
樹脂の光沢が劣る。
本発明のブタジエン系(共)重合体の25℃における5
重量%スチレン溶液粘度は、100cps以下、好ましくは15
〜90cps、さらに好ましくは20〜85cps、特に好ましくは
25〜80cpsであり、100cpsを超える場合は、分散ゴム粒
子の粒子径が不揃いとなり、得られる樹脂の光沢が劣
る。
本発明のブタジエン系(共)重合体のスチレン含量
は、0〜20重量%、好ましくは0〜18重量%であり、20
重量%を超える場合は、得られる樹脂の耐衝撃性が劣
る。
本発明のブタジエン系(共)重合体のビニル結合含量
は、30%以下、好ましくは10〜20%、さらに好ましくは
13〜17%であり30%を超える場合には光沢は良好である
が耐衝撃性が劣る。
本発明においては、前記の特定のブタジエン系(共)
重合体を使用することと同時に、得られる樹脂中に分散
した分散ゴム粒子〔グラフト(共)重合体およびブタジ
エン系(共)重合体の粒子〕の平均粒子径を0.3〜1.4μ
m、好ましくは0.3〜0.7μmの範囲にする必要がある。
この平均粒子径が0.3μm未満では、アイゾット衝撃
強度が劣り、一方1.4μmを超える場合には、表面光沢
の劣ったものしか得られない。
この分散ゴム粒子の粒子径の調節は、重合槽の攪拌装
置の形状、攪拌機の回転数、攪拌時間、重合温度などの
種々の要因によって左右され、一義的に決定することは
できないが、一般にグラフト重合時の攪拌において、ゴ
ムに対して応力のかかるような条件、例えば回転数を上
げることにより、粒子径を小さくすることによって行う
ことができる。
本発明は、前記特定のブタジエン系(共)重合体を使
用し、これに芳香族ビニル化合物をグラフト重合するも
のである。
前記ビニル芳香族化合物としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン、
ビニルナフタレン、ビニルエチルベンゼン、ビニルキシ
レンなどを挙げることができるが、好ましくはスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレンであり、
さらに好ましくはスチレンである。
前記ブタジエン系(共)重合体と芳香族ビニル化合物
の混合割合は、前者が3〜25重量%、好ましくは5〜15
重量%、さらに好ましくは7〜13重量%、後者が97〜75
重量%、好ましくは95〜85重量%、さらに好ましくは93
〜87重量%である。ブタジエン系(共)重合体の使用量
が3重量%未満では、得られる樹脂の耐衝撃性が低下
し、本発明の目的を達成し難く、一方25重量%を超える
とグラフト重合溶液の粘度が非常に高くなるため、実際
にグラフト重合が困難となる。
前記特定のブタジエン系(共)重合体に芳香族ビニル
化合物をグラフト重合する方法は、特に制限されるもの
ではないが、例えばブタジエン系(共)重合体を溶解し
た芳香族ビニル化合物溶液を塊状重合するか、塊状重合
−懸濁重合を組み合わせて、ラジカル重合する方法によ
り実施することができる。
塊状重合によってブタジエン系(共)重合体と芳香族
ビニル化合物をラジカル重合する場合には、前記ブタジ
エン系(共)重合体を芳香族ビニル化合物に溶解させ、
次いで必要に応じて分子量調節剤を添加する。
分子量調節剤としては、例えばα−メチルスチレンダ
イマー、n−デシルメルカプタン、t−ドデシルメルカ
プタン、1−フェニルブテン−2−フルオレン、ジペン
テン、クロロホルムなどのメルカプタン類、テルペン
類、ハロゲン化合物などが用いられる。
また、得られる樹脂の成形加工性を向上させるため
に、一般的な滑剤が加えられる。その例としては、ステ
アリン酸ブチル、フタル酸ブチルなどのエステル系滑
剤、ミネラルオイル、パラフィンワックスなどの従来の
樹脂加工において用いられる滑剤を使用することができ
る。
これらの分子量調節剤および滑剤を、前記の重合体溶
液に溶解いたのち、開始剤として例えばベンゾイルパー
オキサイド、ラウロイルパーオキサイド、キュメンハイ
ドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネート、t−ブチルパーオキシアセテート、
ジ−t−ブチルジパーオキシイソフタレート、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンま
たはアゾビスイソブチロニトリルなどを添加して、不活
性ガス雰囲気下で、反応温度60〜200℃で攪拌しながら
反応を完結させる。
また、無触媒で熱重合する場合には、通常、100〜200
℃において加熱重合し、反応を完結させる。
前記塊状重合反応中においては、通常、芳香族ビニル
化合物の重合率が約30%になるまでの段階において効果
的に攪拌することが好ましく、特に本発明においては分
散ゴム粒子の平均粒子径が本発明の範囲内となるように
攪拌を調整する必要がある。一方、芳香族ビニル化合物
の重合率が役30%を超えて進んだのちは、攪拌を緩和す
ることが好ましい。
またこの際、重合系の粘度を低下させるために、トル
エン、エチルベンゼン、キシレンなどの炭化水素溶媒を
加えてもよい。
重合終了後、ベント式ルーダーまたはスチームストリ
ッピングなどによって、脱モノマー、脱溶媒することに
より、モノマーおよび溶媒が回収される。
また、塊状重合−懸濁重合の組合せによってラジカル
重合する場合においては、まずモノマー(芳香族ビニル
化合物)の約10〜45重量%が重合体に転化するまで塊状
重合を行ったのち、反応溶液をポリビニルアルコール、
ポリメタクリル酸塩、第三リン酸カルシウムなどの懸濁
安定剤を溶解した水溶液中に分散させ、懸濁状態を保ち
ながら反応温度を60〜160℃にして重合を完結させる。
重合終了後、懸濁安定剤を充分に水洗して除去したの
ち、芳香族ビニル系樹脂を回収する。
なお、前記塊状重合あるいは塊状−懸濁重合によりラ
ジカル重合する際に、使用するモノマーの50重量%以上
が前記芳香族ビニル化合物であることが好ましく、モノ
マーの50重量%未満を該化合物以外のアクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリル酸、アクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチルなどの脂肪族ビニル化合物で置
き換えてもよい。
また、前記各重合法で得られた樹脂は、既知の酸化防
止剤、例えば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメ
チルフェノール、2,2′−メチレン−ビス(4−エチル
−6−t−ブチルフェノール)、4,4′−チオビス−
(6−t−ブチル)−3−メチルフェノール)、ジラウ
リルチオジプロピオネート、トリス(ジ−ノニルフェニ
ル)ホスファイト、ワックス;紫外線吸収剤、例えばp
−t−ブチルフェニルサリシレート、2,2′−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−4′−n−オクトキシフェニル)ベンゾチア
ゾール;滑剤、例えばパラフィンワックス、ステアリン
酸、硬化油、ステアロアミド、メチレンビスステアロア
ミド、n−ブチルステアレート、ケトンワックス、オク
チルアルコール、ラウリルアルコール、ヒドロキシステ
アリン酸トリグリセリド;難燃剤、例えば酸化アンチモ
ン、水酸化アルミニウム、ホウ酸亜鉛、トリクレジルホ
スフェート、塩素化パラフィン、テトラブロモブタン、
ヘキサブロモベンゼン、テトラブロモビスフェノールA;
帯電防止剤、例えばステアロアミドプロピルジメチル−
β−ヒドロキシエチルアンモニウムニトレート;着色
剤、例えば酸化チタン、カーボンブラック、その他の無
機あるいは有機顔料;充填剤、例えば炭酸カルシウム、
クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球、カーボン繊維
などを必要に応じて添加することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り、
重量部および重量%を示す。
また、実施例中に示すデータは、下記の方法に従って
測定した。
ムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、JISK6383に準じて
測定した。
25℃で測定した5重量%スチレン溶液粘度は、キャノ
ンフェンスケ型粘度計により測定した。
ブタジエン系(共)重合体のミクロ構造は、赤外法
(モレロ法)により測定した。
カップリング率は、後述のGPO測定によりピークの面
積比により測定した。
スチレン−ブタジエン共重合体のスチレン含量は、波
数699cm-1におけるフェニル基による赤外線吸収ピーク
の強度を測定し、あらかじめ求めておいた検量線からそ
の量を求めた。
ブタジエン系(共)重合体の分子量分布は、東ソー
(株)製、HLC−802A型GPCを用い、次の条件で測定し
た。
カラム;東ソー(株)製カラム GMHXL×2本 移動相;テトラヒドロフラン 試料濃度;0.1% 測定温度;40℃ 検知器;示差屈折計 Mw/Mnは、標準ポリスチレン換算した重量平均分子量
(Mw)と数平均分子量(Mn)をそれぞれ求めて計算し
た。
なお、低分子量側ピークのMw/Mnと、高分子量側ピー
クのMw/Mnについては、東ソー(株)製、CP8000型クロ
マトグラフ用データ処理装置を用いて求めた。
耐衝撃性ポリスチレン系樹脂の物性は、次の方法に従
って測定した。
アイゾット衝撃強度(1/4インチ、ノッチ付き); 8oz射出成形機を用い、シリンダー温度200℃で成形し
て得られた成形品について、ASTMD−256に準じて測定し
た。
光沢; 8oz射出成形機を用い、シリンダー温度200℃で成形し
て得られた成形品について、ASTMD−523に準じ、60°の
反射光沢度を測定した。
分散ゴム粒子の平均粒子径; 樹脂ペレット1〜2粒を、ジメチルホルムアミド約50
ml中に入れ、約3時間放置し、次にこのジメチルホルム
アミド溶解液を電解液(ISOTONII、コールターサイエン
ティフィックジャパン社製)に添加し、適度の粒子濃度
としてコールターカウンターにて測定し、得られた粒径
分布から50%メジアン径を算出することにより求めた。
平均粒子径が0.4μm以下の場合は、このジメチルホ
ルアミド溶解液を、コールターN4型サブミクロン粒子ア
ナライザーで測定した。
実施例1 内容積50lのジャケットおよび攪拌機付き反応機に、
シクロヘキサン18kg、1,3−ブタジエン2.7kg、テトラヒ
ドロフラン1.3g、1,2−ブタジエン0.4kgおよびドデシル
ベンゼンスルホン酸カリウム0.7gを仕込み、温度を45℃
に調節したのち、n−ブチルリチウム2.6gを添加して重
合した。最高温度に達してから、10分後に四塩化ケイ素
1.3gを添加し、さらに15分間、攪拌しながら重合を継続
した。
このポリマー溶液に、安定剤として2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノールをポリマーに対して0.5%
の割合で添加してから、スチームストリッピングにより
溶媒を除去し、100℃の熱ロールで乾燥してカップリン
グポリマーAを得た。
このカップリングポリマーA10部とスチレン90部の混
合物を室温で8時間攪拌し、均一に溶解した。この溶液
を内容積10lのジャケットおよび攪拌機付き反応機に移
し、t−ドデシルメルカプタン0.05部を添加し、105℃
でスチレンの重合率が約30%になるまで重合させた。
なお、このときの攪拌は、500rpmの回転数で行った。
次いで、この重合溶液100部あたり、ジクミルパーオ
キサイド0.05部を添加し、さらに懸濁安定剤として第三
リン酸カルシウム3部、界面活性剤としてドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム0.005部を含む水150部を加
え、攪拌下に溶液を懸濁させた。
この懸濁混合物を攪拌しつつ、120℃で4時間、140℃
にて4時間加熱して重合した。
得られたビーズ状の樹脂をろ別し、水洗処理したの
ち、熱風乾燥し、次いで押し出し機を用いてペレット化
した。かくして得られた耐衝撃性スチレン樹脂を射出成
形して物性測定用の試験片とした。
カップリングポリマーAの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1において、1,3−ブタジエンの量を2.565kgに
変更し、スチレンを0.135kg用い、四塩化ケイ素の量を
1.2gに変更した以外は、実施例1と同様にしてカップリ
ングポリマーBを得た。
このカップリングポリマーBを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーBの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、1,2−ブタジエンおよびドデシル
ベンゼンスルホン酸カリウムを用いず、かつテトラヒド
ロフランを3.5gに変更した以外は、実施例1と同じ方法
でカップリングポリマーCを得た。
このカップリングポリマーCを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーCの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、n−ブチルリチウムの量を2.5gに
変更し、四塩化ケイ素の量を1.13gに変更した以外は、
実施例1と同じ方法でカップリングポリマーDを得た。
このカップリングポリマーDを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーDの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、n−ブチルリチウムの量を2.3gに
変更し、四塩化ケイ素の量を1.15gに変更した以外は、
実施例1と同じ方法でカップリングポリマーEを得た。
このカップリングポリマーEを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーEの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1において、1,3−ブタジエンの量を2.295kgに
変更し、スチレンを0.405kg用いた以外は、実施例1と
同じ方法でカップリングポリマーFを得た。
このカップリングポリマーFを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーFの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
比較例4 実施例1において、n−ブチルリチウムの量を2.05g
に変更した以外は、実施例1と同じ方法でカップリング
ポリマーGを得た。
このカップリングポリマーGを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーGの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1において、n−ブチルリチウムの量を2.84g
に変更し、四塩化ケイ素の量を1.23gに変更した以外
は、実施例1と同じ方法でカップリングポリマーHを得
た。
このカップリングポリマーHを用いて、実施例と同じ
方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーHの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
比較例5 比較例1において、テトラヒドロフランの量を1.3g
に、カップリング剤を四塩化スズ0.43gに変更した以外
は、比較例1と同じ方法でカップリングポリマーIを得
た。
このカップリングポリマーIを用いて、実施例1と同
じ方法で耐衝撃性スチレン樹脂を得、物性を測定した。
カップリングポリマーIの性状および得られた樹脂の
各物性の測定結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、実施例1〜4によれば、
耐衝撃性と外観特性に優れた耐衝撃性芳香族ビニル樹脂
が得られる。これに対し、比較例1は低分子量側Mw/Mn
と高分子側Mw/Mnの比が本発明の範囲を外れることによ
り外観特性に、比較例2はスチレン溶液粘度が高いため
結果的に外観特性に、比較例3はスチレン含量が高すぎ
るため耐衝撃性に、比較例4はカップリング率が低いた
め外観特性に、比較例5はカップリング剤として四塩化
スズを用いているため、耐衝撃性および外観特性とも
に、それぞれ劣ることが分かる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、耐衝撃性と外観特性ともに優れた耐
衝撃性芳香族ビニル系樹脂を得ることができ、テレビ、
冷蔵庫、エアコンディショナー、洗濯機などの家庭用電
器製品の部品、パソコン、ワードプロセッサーなどの事
務機器の部品、建材、雑貨などに有用である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−72711(JP,A) 特開 昭60−250021(JP,A) 特開 昭60−203618(JP,A) 特開 昭60−181112(JP,A) 特開 昭55−56114(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機リチウム化合物を開始剤として、ブタ
    ジエンあるいはブタジエンとスチレンとを(共)重合し
    たものであって、 (i)−SO3K基または−OSO3K基(ここで、Kはカリ
    ウム原子を示す)を有するアニオン性界面活性剤の1種
    以上、および (ii)一般式;CH2=C=CHR(ここで、Rは水素原子ま
    たは炭素数1〜3のアルキル基を示す)で表される1,2
    −ジエン化合物の1種以上、 を共存させて製造したプレポリマーをハロゲン化ケイ素
    でカップリングして得られるブタジエン系(共)重合体
    の存在下に、芳香族ビニル化合物をグラフト重合するに
    際し、 該(共)重合体がハロゲン化ケイ素化合物によるカッ
    プリング率が50〜80%のカップリングポリマーであり、 分子量分布が2山であって、低分子量側ピークのMw/M
    nと高分子量側ピークのMw/Mnが、 (低分子量側のMw/Mn)≧(高分子側のMw/Mn)×1.05を
    満たし、 25℃で測定した5重量%スチレン溶液粘度が100cps以
    下、 スチレン含量が0〜20重量%、 ブタジエン部分のビニル結合含量が30%以下、 であるブタジエン系(共)重合体を用い、 得られる樹脂中に分散した分散ゴム粒子の平均粒子径
    を0.3〜1.4μmの範囲に調節する、ことを特徴とする耐
    衝撃性芳香属ビニル系樹脂の製造方法。
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