JP2725975B2 - パイプ用のカップリングの製造方法 - Google Patents

パイプ用のカップリングの製造方法

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    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ全般に係わり、特
にショルダー付き端部および溝付き端部を有するパイプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなパイプ用のカップリングは2
部分として鋳造され、両部分はボールおよびナットによ
って結合される。鋳造方法は理想とされる方法ではな
く、しばしば精度不良を生じ、また、高価である。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、精
度がより高く簡単に使用できるだけでなく、従来技術の
製造方法に比べて安価であるカップリングの製造方法を
提供することである。
【0004】
【課題を達成するための手段】本発明によれば、パイプ
用のカップリングを製造する方法は、半円形の側面外観
を有する部材を成形するために所望の横断面形状を有す
る予め定めた長さの部材に曲げ加工を施し、予め定めた
寸法の曲げ返し端部を成形または予成形し、次にこれら
の端部をその部材の水平方向の直径面と同一の水平面内
に位置させるように圧印加工する諸段階を含み、圧印加
工が余剰材料を半円形部分と曲げ返し端部との間の領域
に押し込めて行われる。
【0005】本発明の1つの形態では、付形された予め
定めた長さの部材は、予め定めた寸法の曲げ返し端部を
成形するために冷間曲げ加工を最初に施される。
【0006】成形された部材は次ぎに半円形部材を成形
するために熱間曲げ加工を施されることができ、また、
曲げ返し端部は次にその部材の水平方向の直径面と同一
の水平面内に位置されるように圧印加工され、この圧印
加工は余剰材料を半円形部分と曲げ返し端部との間の領
域に押圧して行われる。
【0007】これに代えて、付形された予め定めた長さ
の部材はU形部材を成形するために冷間曲げ加工を最初
に施され、このU形部材における半円形部分より上方の
アームを曲げ加工し、これらのアームに圧し広げ力を加
え、前記領域をアプセット加工するようにアームに対し
て予め定めた力を長手方向に加え、次にこれらのアーム
を半円形部分の水平方向の直径面と同一の水平面内に位
置させるために圧し広げ力を完結させるようになされ
る。
【0008】アームは圧し広げ力を付与する前に加熱さ
れる得る。
【0009】これらの段階の順序は、例えばアプセット
加工段階が冷間曲げ加工段階より先に行われ得るよう
に、変更できることが認識されよう。
【0010】アプセットの度合いは半円形部分にすぐ隣
接した領域における耳部の所望厚さに関連して選択され
るが、そうでないとその領域における金属の厚さは薄く
なり過ぎて重大な弱化を生じることになり得る。
【0011】圧し広げ動作は耳部を貫通する開口を形成
して行われ、また、耳部の端部に対して仕上げ加工を施
してダイから仕上げられたカップリングが取出されるよ
うにすることもできる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例が以下に添付図面を参照して
説明される。
【0013】まず図1〜図5を参照すれば、図1および
図2の長い金属部材はまず冷間プレスによって図3に示
すように曲げ加工され、半円形部分12とこれに隣接す
るアーム14とを有するU形部材10に形成される。
【0014】第2の加工では、図4に示されるようにア
ームに対して長手方向に作用するショルダー18を備え
たダイ16がアーム14に圧し広げ力を作用させる。部
材は加熱され、ショルダー18によって作用された力が
領域20にアプセットを生じさせる。
【0015】図示されるようにダイ16は45°の角度
を有し、ショルダー18によって加えられる長手方向の
力はアームが45°であるときに作用する。
【0016】最終的な加工は図5に示されるように角形
ダイ22によって行われ、このダイは半円形部分の直径
面と同一の水平面内に耳部14を位置させる。このダイ
は開口成形要素24も含んでいる。
【0017】余剰金属の全てはダイの何れかの端部に押
し出されるので、外側端部を浄化しておくことが必要と
され得る。
【0018】図6においては、所望形状の予め定めた長
さの部材60が切断され、穴62が各端部に打ち抜き形
成される。
【0019】図7は耳部64を形成する冷間曲げ加工を
施された後のこの長さ部材の側面図を示している。
【0020】次の段階は図8に示されており、図8は上
述したような熱間曲げ加工によって成形された半円形部
材66の側面図である。
【0021】カップリングは耳部を圧印加工してトリミ
ングすることで完成され、図9に示す最終部材となる。
圧印加工およびトリミングの工程は理想的なシート面を
形成する。
【0022】圧印加工は過剰材料を発生させ、また、半
円形部分と耳部との間の領域の拡大図である図10に示
すように、この過剰材料は押圧されてガセット68を形
成し、このガセットはカップリングの強度を十分に増大
させる。
【0023】図11〜図13を参照すれば、成形された
長さ部材70はキュリー温度レベル(約90℃)を超え
る温度にまで加熱され、ダイ72上に置かれる。
【0024】プレス74は二段階(複動)運動を行う。
ポンチ76はボルト78で圧力プレート80に取付けら
れ、ボルト78は予め定めた負荷にばね付勢される。
【0025】ダイ組の下方へ向かうストローク長さはプ
レスで加えられる荷重によって制限され、第1の下方へ
向かう移動が半円形部分を確実に形成するとともに、曲
げ返し端部に関する約55°〜65°の角度を保持す
る。この段階の間、ポンチ76は十分に押込められず、
ポンチと圧力プレート80との間に間隙が形成される
(図12を参照)。
【0026】この間隙は、金属が第1の曲げ加工の段階
中に形状部分の全体内で、特に曲げ返し端部と半円形部
分との間の重要部分において流動を引き起こすことがで
きるようにするために必要である。
【0027】第2の段階において、荷重はダイ組が完全
に閉じるまで増大される。この段階ではポンチ76の下
方へ向かうストロークは行われず、単に圧力プレートの
下方へ向かう動きだけが行われる(図13を参照)。
【0028】第2の段階中、成形部材は特定のカップリ
ング寸法の要求寸法に合致するように圧印加工される。
例えば、ゴム製ガスケットにぴったりと嵌合することを
保証する凹部高さ、正確な高さのキー高さ(溝付きカッ
プリングはショルダー付きカップリングよりもキーは短
く、最終キー高さは第1の段階での適当な応用によって
決定できることが認識される)、曲げ返し(耳部)は完
壁な周縁に沿ってのカップリングを保証するために平坦
とされ補強ガセットは耳部を半円形部分に連結するよう
に形成される。
【0029】両段階とも成形部材が組織変化が起こる温
度まで冷却される前に行われる。ダイは、冷却による収
縮を許容するように最適寸法よりも約0.8%大きく作
られる。
【0030】ダイ組が開かれると、ダイ組により下方へ
向かって押圧されていたプレスのクッションが本来の位
置に復帰する。
【0031】図14を参照すれば、給送装置90が付形
された金属92のために備えられている。第1の段階9
4でこの付形された金属の予め定めた長さか切断され、
また、各端に耳部の開口を形成するための打ち抜きも行
われる。この第1の段階から、付形された金属の長さ部
材が図11〜図13に示されるように第2の段階96へ
移動される。
【0032】各段階が2つの加工を行うように、共通の
プレス98の各ストローク毎に第2の段階から完成され
た部品が排出されるように配列することができることは
認識されよう。
【0033】図15ではガセットを成形するモールド型
部分か示されており、成形されたガセットは図16に示
されている。
【0034】モールド型部分100は半円形部分10
2、平坦部分104、およびポケット106を含み、圧
印加工の間にこのポケット内に過剰材料が押し込められ
る。
【0035】ポケット106は部材110にガセット1
08を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】付形された金属の予め定めた長さ部材の側面
図。
【図2】説明したようなプレスにおける成形加工の後の
図1の付形された部材の横断面図。
【図3】金属の長さ部材を冷間加工する第1段階を示す
図解的断面図。
【図4】圧し広げ加工およびアプセット加工を示す図解
的断面図。
【図5】最終加工を示す図解的断面図。
【図6】本発明の他の方法を示す頂面図。
【図7】図6の長さ部材に耳部を加工した状態を示す側
面図。
【図8】半円形部分を成形した状態を示す側面図。
【図9】耳部を圧し広げ加工した状態を示す正面図。
【図10】ガセットを示す破断断面図。
【図11】本発明の方法に使用されたダイ組の半円形部
分の加工前の状態を示す立面図。
【図12】図11に続いて半円形部分を加工したダイ組
の状態を示す立面図。
【図13】耳部の圧し広げ加工が完了したダイ組の状態
を示す立面図。
【図14】図11〜図13のダイ組のためまの給送装置
を示す図解的立面図。
【図15】ガセットを成形するモールド型の斜視図。
【図16】図15のモールド型で形成されたガセットの
斜視図。
【符号の説明】
10 U形部材 12 半円形部分 14 アーム 16 ダイ 18 ショルダー 20 領域 22 角形ダイ 24 開口成形要素 60 長さ部材 62 穴 64 耳部 66 半円形部材 68 ガセット 70 長さ部材 72 ダイ 74 プレス 76 ポンチ 78 ボルト 80 圧力プレート 90 紹送装置 92 付形された金属 94 第1の段階 96 第2の段階 98 プレス 106 ポケット 108 ガセット

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半円形の側面外観を有する部材を成形す
    るために所望の横断面形状を有する予め定めた長さの部
    材に曲げ加工を施し、予め定めた寸法の曲げ返し端部を
    成形または予成形し、次にこれらの端部をその部材の水
    平方向の直径面と同一の水平面内に位置させるように圧
    印加工する諸段階を含み、圧印加工は余剰材料を半円形
    部分と曲げ返し端部との間の領域に押圧して行われるパ
    イプ用のカップリングの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、予め定
    めた横断面形状を有する予め定めた長さの部材が予め定
    めた寸法の曲げ返し端部を成形するために冷間曲げ加工
    を最初に施されるパイプ用のカップリングの製造方法。
  3. 【請求項3】 謂求項2に記載の方法であって、成形さ
    れた部材が半円形部材を成形するために熱間曲げ加工を
    施され、また、曲げ返し端部は次にその部材の水平方向
    の直径面と同一の水平面内に位置されるように圧印加工
    され、この圧印加工が余剰材料を半円形部分と曲げ返し
    端部との間の領域に押圧して行われるパイプ用のカップ
    リングの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、半円形
    部分と曲げ返し端部との間の領域がガセットに成形され
    るパイプ用のカップリングの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、予め定
    めた横断面形状を有する予め定めた長さの部材がU形部
    材を成形するために冷間曲げ加工を最初に施され、この
    U形における半円形部分より上方のアームを曲げ加工
    し、これらのアームに圧し広げ力を加え、前記領域をア
    プセット加工するようにアームに対して予め定めた力を
    長手方向に加え、次にこれらのアームを半円形部分の水
    平方向の直径面と同一の水平面内に位置させるために圧
    し広げ力を完結させるようになされるパイプ用のカップ
    リングの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法であって、アーム
    が圧し広げ力を付与する前に加熱されるパイプ用のカッ
    プリングの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、圧し広
    げ動作がアームを貫通する開口を形成して行われるパイ
    プ用のカップリングの製造方法。
JP5108694A 1992-03-30 1993-03-30 パイプ用のカップリングの製造方法 Expired - Fee Related JP2725975B2 (ja)

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CN (1) CN1046104C (ja)
AR (1) AR247839A1 (ja)
AT (1) ATE143116T1 (ja)
AU (1) AU658485B2 (ja)
BR (1) BR9301369A (ja)
CA (1) CA2092846C (ja)
DE (1) DE69304766T2 (ja)
DK (1) DK0564197T3 (ja)
ES (1) ES2094477T3 (ja)

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