JPH08112675A - プロジェクション溶接用接続中空パイプの成形形状 - Google Patents
プロジェクション溶接用接続中空パイプの成形形状Info
- Publication number
- JPH08112675A JPH08112675A JP6765594A JP6765594A JPH08112675A JP H08112675 A JPH08112675 A JP H08112675A JP 6765594 A JP6765594 A JP 6765594A JP 6765594 A JP6765594 A JP 6765594A JP H08112675 A JPH08112675 A JP H08112675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- projection
- punch
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、プロジェクション溶接によっ
て接続される中空パイプの容易に成形する方法およびそ
の形状を提供することである。 【構成】受け型３、４が内側に閉じ、次に上型５が降り
てきて、ワーク１の先端が上型５の窪み５ｃに突き当た
る。さらに上型５が下降すると、ワーク１が外側に膨ら
み始め、先ず、膨らみの小さな先端絞り１ａが完成す
る。さらに力が加わると、フランジ１ｂが膨らみ、最後
は上型５と受け型３、４の間で挟圧されるその時、上型
５の溝５ｂによってワーク１のフランジ１ｂに突起１ｃ
が成形される。以上の作業が一工程で、瞬時に行われ
る。その結果図３に示す様なパイプ１が成形される。そ
のように成形されたパイプ１は図３に示されるような方
法で、プロジェクション固定される。つまり、パイプ取
付部６に、前記パイプ１のフランジ１ｂの突起１ｃを接
触させ、熱を加えて圧接し、前記突起１ｃを溶解し、図
４、図５によりフランジ１ｂをパイプ取付部６に固定す
る。
て接続される中空パイプの容易に成形する方法およびそ
の形状を提供することである。 【構成】受け型３、４が内側に閉じ、次に上型５が降り
てきて、ワーク１の先端が上型５の窪み５ｃに突き当た
る。さらに上型５が下降すると、ワーク１が外側に膨ら
み始め、先ず、膨らみの小さな先端絞り１ａが完成す
る。さらに力が加わると、フランジ１ｂが膨らみ、最後
は上型５と受け型３、４の間で挟圧されるその時、上型
５の溝５ｂによってワーク１のフランジ１ｂに突起１ｃ
が成形される。以上の作業が一工程で、瞬時に行われ
る。その結果図３に示す様なパイプ１が成形される。そ
のように成形されたパイプ１は図３に示されるような方
法で、プロジェクション固定される。つまり、パイプ取
付部６に、前記パイプ１のフランジ１ｂの突起１ｃを接
触させ、熱を加えて圧接し、前記突起１ｃを溶解し、図
４、図５によりフランジ１ｂをパイプ取付部６に固定す
る。
Description
【産業上の利用分野】 本発明はプロジェクション溶
接によってある部材に接続される中空パイプの形状に関
する
接によってある部材に接続される中空パイプの形状に関
する
【従来技術】パイプをプロジェクション溶接によってあ
る部材に固定する場合、図３に示すとおりパイプ１のフ
ランジ部１ｂの固定側に小突起１ｃを設け、図４に示す
とおり、該小突起１ｃを固定部材６に当接させ、電気を
通すと、図５に示すように前記小突起１ｃが溶解し、固
定部材６に固定されるものである。従って、パイプをプ
ロジェクション溶接固定する場合は必ずこの小突起叉は
それと同機能を有するものが必要になってくる。従来、
このパイプの形状成形は、切削や冷間鍛造等で成形され
ていた。
る部材に固定する場合、図３に示すとおりパイプ１のフ
ランジ部１ｂの固定側に小突起１ｃを設け、図４に示す
とおり、該小突起１ｃを固定部材６に当接させ、電気を
通すと、図５に示すように前記小突起１ｃが溶解し、固
定部材６に固定されるものである。従って、パイプをプ
ロジェクション溶接固定する場合は必ずこの小突起叉は
それと同機能を有するものが必要になってくる。従来、
このパイプの形状成形は、切削や冷間鍛造等で成形され
ていた。
【解決しようとする課題】以上のような成形方法には下
記のような欠点がある。切削の場合、加工工数が高額で
あり、しかも時間がかかる。冷間鍛造の場合、たたき出
す為に、表面に油焼付等の処理が必要になる。叉、表面
に油が付着するので、溶接前に洗浄も必要になってく
る。設備も比較的高価であるので製品価格もコストアッ
プになる
記のような欠点がある。切削の場合、加工工数が高額で
あり、しかも時間がかかる。冷間鍛造の場合、たたき出
す為に、表面に油焼付等の処理が必要になる。叉、表面
に油が付着するので、溶接前に洗浄も必要になってく
る。設備も比較的高価であるので製品価格もコストアッ
プになる
【課題を解決するための手段】本発明は以上の欠点を解
決しようとするもので、金属製の中空パイプを塑性加工
し、該中空パイプの中間に鍔状のフランジを成形し、該
フランジの片面に、円形の突起を設けたところにある。
決しようとするもので、金属製の中空パイプを塑性加工
し、該中空パイプの中間に鍔状のフランジを成形し、該
フランジの片面に、円形の突起を設けたところにある。
【作用】 本発明は汎用プレスの型部に、中空パイプの
フランジにあたる部分にリング形状の溝をもうけ、中空
パイプのフランジを成形した後にさらに加圧加工するこ
とで、フランジの片面にリング状の突起をつけることが
できる
フランジにあたる部分にリング形状の溝をもうけ、中空
パイプのフランジを成形した後にさらに加圧加工するこ
とで、フランジの片面にリング状の突起をつけることが
できる
【実施例】 以下本発明品の製作実施例を図を用いて説
明すると、図１、図２で説明すると図１は成形する前の
ワーク（中空パイプ）１を下型２にセットした状態で、
受け型３、４、上型５が開いている状態を示す。下型２
にはワーク１をセットする窪み２ａとワーク１の先端絞
り１ａを許容する窪み２ｂを有する。受け型３、４はワ
ーク１に向かってスライドし、ワーク１を包み込むよう
にガイドするためにそれぞれ半円形の形状をしている。
上型５はワーク１のフランジ１ｂを成形するための平面
部５ａと、該フランジ１ｂの一部に突起１ｃを設けるた
め、溝５ｂを有している。又、中央部にワーク１の取付
部を確保するための窪み５ｃである。 図２は、前述し
た型で、ワーク１の成形を完了した図である。図１から
図２に至る工程を説明すると、図１の状態から、受け型
３、４が内側に閉じ、次に上型５が降りてきて、ワーク
１の先端が上型５の窪み５ｃに突き当たる。さらに上型
５が下降すると、ワーク１が外側に膨らみ始め、先ず、
膨らみの小さな先端絞り１ａが完成する。さらに力が加
わると、フランジ１ｂが膨らみ、最後は上型５と受け型
３、４の間で挟圧される。その時、上型５の溝５ｂによ
ってワーク１のフランジ１ｂに突起１ｃが成形される。
以上の作業が一工程で、瞬時に行われる。その結果図３
に示す様なパイプ１が成形される。そのように成形され
たパイプ１は図３に示されるような方法で、プロジェク
ション固定される。つまり、パイプ取付部６に、前記パ
イプ１のフランジ１ｂの突起１ｃを接触させ熱を加えて
圧接し、前記突起１ｃを溶解し、図４、図５によりフラ
ンジ１ｂをパイプ取付部６に固定する。
明すると、図１、図２で説明すると図１は成形する前の
ワーク（中空パイプ）１を下型２にセットした状態で、
受け型３、４、上型５が開いている状態を示す。下型２
にはワーク１をセットする窪み２ａとワーク１の先端絞
り１ａを許容する窪み２ｂを有する。受け型３、４はワ
ーク１に向かってスライドし、ワーク１を包み込むよう
にガイドするためにそれぞれ半円形の形状をしている。
上型５はワーク１のフランジ１ｂを成形するための平面
部５ａと、該フランジ１ｂの一部に突起１ｃを設けるた
め、溝５ｂを有している。又、中央部にワーク１の取付
部を確保するための窪み５ｃである。 図２は、前述し
た型で、ワーク１の成形を完了した図である。図１から
図２に至る工程を説明すると、図１の状態から、受け型
３、４が内側に閉じ、次に上型５が降りてきて、ワーク
１の先端が上型５の窪み５ｃに突き当たる。さらに上型
５が下降すると、ワーク１が外側に膨らみ始め、先ず、
膨らみの小さな先端絞り１ａが完成する。さらに力が加
わると、フランジ１ｂが膨らみ、最後は上型５と受け型
３、４の間で挟圧される。その時、上型５の溝５ｂによ
ってワーク１のフランジ１ｂに突起１ｃが成形される。
以上の作業が一工程で、瞬時に行われる。その結果図３
に示す様なパイプ１が成形される。そのように成形され
たパイプ１は図３に示されるような方法で、プロジェク
ション固定される。つまり、パイプ取付部６に、前記パ
イプ１のフランジ１ｂの突起１ｃを接触させ熱を加えて
圧接し、前記突起１ｃを溶解し、図４、図５によりフラ
ンジ１ｂをパイプ取付部６に固定する。
【発明の効果】プロジェクション溶接用接続パイプを以
上のような成形方法によって成形することにより、次の
ような技術的効果が得られる。 １、プロジェクションに必要な溶解部を簡単に成形でき
る。 ２、塑性変形のため、後処理が簡単である。 ３、単発であるのでコストが安い。
上のような成形方法によって成形することにより、次の
ような技術的効果が得られる。 １、プロジェクションに必要な溶解部を簡単に成形でき
る。 ２、塑性変形のため、後処理が簡単である。 ３、単発であるのでコストが安い。
【図１】成形前の型の構造を示す図である。
【図２】成形完了時の型の構造を示す図である。
【図３】成形されたワーク（パイプ）を示す図である。
【図４】図３のパイプをパイプ取付部に固定する直前の
図である。
図である。
【図５】図３のパイプをパイプ取付部にプロジェクショ
ン固定を完了した図である。
ン固定を完了した図である。
１：ワーク（パイプ） １ａ：ワークの先端絞り １ｂ：ワークのフランジ １ｃ：ワークの突起 ２：下型 ２ａ：窪み ２
ｂ：窪み ３：受け型 ４：受け型 ５：上型
５ａ：上型の平面部 ５ｂ：上型の溝 ５ｃ：上型の窪み ６：パイプ取付部
ｂ：窪み ３：受け型 ４：受け型 ５：上型
５ａ：上型の平面部 ５ｂ：上型の溝 ５ｃ：上型の窪み ６：パイプ取付部
Claims (1)
- 【請求項１】金属製の中空パイプを塑性加工し、該中空
パイプの中間に鍔状のフランジを成形し、該フランジの
片面に突部を設けたことを特徴とする中空パイプの形状
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6765594A JPH08112675A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | プロジェクション溶接用接続中空パイプの成形形状 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6765594A JPH08112675A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | プロジェクション溶接用接続中空パイプの成形形状 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112675A true JPH08112675A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=13351259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6765594A Pending JPH08112675A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | プロジェクション溶接用接続中空パイプの成形形状 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08112675A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218211A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kanae Kogyo Kk | 管の溶接構造 |
| KR100983206B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2010-09-20 | (주)금아플로우 | 체크밸브가 내재된 자동차 조향 장치용 파이프 제조방법 및그 방법에 의해 제조된 파이프 |
| US11904372B2 (en) | 2021-09-27 | 2024-02-20 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Method for forming spool in pipe and manufacturing apparatus for forming spool in pipe |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6194049A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-12 | Toshiba Corp | 電子写真感光体 |
| JPH01299779A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-04 | Nippon Chemicon Corp | 部材間の溶接方法 |
| JPH0631456A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Toshiba Corp | 電子部品の製造方法 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6765594A patent/JPH08112675A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6194049A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-12 | Toshiba Corp | 電子写真感光体 |
| JPH01299779A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-04 | Nippon Chemicon Corp | 部材間の溶接方法 |
| JPH0631456A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Toshiba Corp | 電子部品の製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218211A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kanae Kogyo Kk | 管の溶接構造 |
| KR100983206B1 (ko) * | 2008-05-23 | 2010-09-20 | (주)금아플로우 | 체크밸브가 내재된 자동차 조향 장치용 파이프 제조방법 및그 방법에 의해 제조된 파이프 |
| US11904372B2 (en) | 2021-09-27 | 2024-02-20 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Method for forming spool in pipe and manufacturing apparatus for forming spool in pipe |
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