JPH0635021B2 - バ−リング加工方法 - Google Patents
バ−リング加工方法Info
- Publication number
- JPH0635021B2 JPH0635021B2 JP8432484A JP8432484A JPH0635021B2 JP H0635021 B2 JPH0635021 B2 JP H0635021B2 JP 8432484 A JP8432484 A JP 8432484A JP 8432484 A JP8432484 A JP 8432484A JP H0635021 B2 JPH0635021 B2 JP H0635021B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burring
- punch
- ironing
- diameter
- parts
- Prior art date
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- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプレス金型でのバーリング加工方法に関するも
のである。
のである。
従来例の構成とその問題点 以下に従来例を第１，２図にもとずいて説明する。第１
図はバーリング加工前を示し、第２図はバーリング加工
終了時下死点状態を示す。
図はバーリング加工前を示し、第２図はバーリング加工
終了時下死点状態を示す。
一般に板金のバーリング加工は、被加工材１に前もって
小さな下穴２をあけておき、この下穴２の中心軸と同軸
で、下穴の直径より大きな直径のパンチ３とダイ４でハ
リ出す加工である。なお５はストリッパを示す。
小さな下穴２をあけておき、この下穴２の中心軸と同軸
で、下穴の直径より大きな直径のパンチ３とダイ４でハ
リ出す加工である。なお５はストリッパを示す。
この場合、バーリング成形部６の高さｈをより高く出す
には、バーリング下穴の抜き穴を小さくする方法、又は
バーリングパンチとダイ穴との隙間を小さくして板厚減
少率を大きくする方法があった。しかし前者の方法はバ
ーリングの先端部ワレ発生とかバーリング加工可否、及
び下穴抜きポンチの強度面等の問題があった。又後者の
方法は製品面でのバーリング強度確保及び減少率の限界
等の欠点を有していた。
には、バーリング下穴の抜き穴を小さくする方法、又は
バーリングパンチとダイ穴との隙間を小さくして板厚減
少率を大きくする方法があった。しかし前者の方法はバ
ーリングの先端部ワレ発生とかバーリング加工可否、及
び下穴抜きポンチの強度面等の問題があった。又後者の
方法は製品面でのバーリング強度確保及び減少率の限界
等の欠点を有していた。
発明の目的 本発明は前述の問題点を解消するもので、下穴抜きポン
チ径及びバーリング加工後の製品板厚の減少率が従来と
同条件でも、製品のバーリング高さが高くなるようにし
た加工方法を提供するものである。
チ径及びバーリング加工後の製品板厚の減少率が従来と
同条件でも、製品のバーリング高さが高くなるようにし
た加工方法を提供するものである。
発明の構成 本発明のバーリング加工方法はパンチとダイとのしごき
加工によりあらかじめ下穴加工が施された金属板に突起
部を設けるバーリング加工方法であって、導入先端部と
なる工具部と、前記導入先端部となる工具部に近づくに
つれ直径が小さくなる中心軸に平行な複数のストレート
部と前記複数のストレート部を連ねる滑らかな曲線部よ
りなる複数のバーリング加工部と、前記バーリング加工
部に連なるパンチプレートに保持圧入されるストレート
部とを有するパンチを用いて、前記パンチの導入先端部
となる工具部方向より、一工程において順次しごき径を
増しつつしごきを行って垂直のツバを形成するもので、
１ストロークでバーリング高さの高い寸法が得られるも
のである。
加工によりあらかじめ下穴加工が施された金属板に突起
部を設けるバーリング加工方法であって、導入先端部と
なる工具部と、前記導入先端部となる工具部に近づくに
つれ直径が小さくなる中心軸に平行な複数のストレート
部と前記複数のストレート部を連ねる滑らかな曲線部よ
りなる複数のバーリング加工部と、前記バーリング加工
部に連なるパンチプレートに保持圧入されるストレート
部とを有するパンチを用いて、前記パンチの導入先端部
となる工具部方向より、一工程において順次しごき径を
増しつつしごきを行って垂直のツバを形成するもので、
１ストロークでバーリング高さの高い寸法が得られるも
のである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第３図〜第６図により説明す
る。
る。
第３図は、多段バーリングポンチの正面図であり、多段
バーリングポンチは、バーリング加工工具部７，８の異
なる外径寸法ｄ１，ｄ２を有し、ｄ１＜ｄ２である。工
具部７の有効長さｌ１は製品のバーリング高さ以上、そ
して工具部８の有効長さｌ２はｌ１＜ｌ２である。又工
具部７と８との間のｌ３は工具部７と８との径段差をな
めらかな直線を結ぶ、又バーリングパンチの先端肩部Ｒ
は従来パンチと同様に、なめらかなＲにする。そして９
はバーリングパンチの保持圧入部であり、１０は抜け取
めのつばである。以上の上記の段付きバーリングパンチ
を用い１ストロークでバーリング部を再度バーリング加
工をして、バーリング部の板厚減少率を大きくする。
バーリングポンチは、バーリング加工工具部７，８の異
なる外径寸法ｄ１，ｄ２を有し、ｄ１＜ｄ２である。工
具部７の有効長さｌ１は製品のバーリング高さ以上、そ
して工具部８の有効長さｌ２はｌ１＜ｌ２である。又工
具部７と８との間のｌ３は工具部７と８との径段差をな
めらかな直線を結ぶ、又バーリングパンチの先端肩部Ｒ
は従来パンチと同様に、なめらかなＲにする。そして９
はバーリングパンチの保持圧入部であり、１０は抜け取
めのつばである。以上の上記の段付きバーリングパンチ
を用い１ストロークでバーリング部を再度バーリング加
工をして、バーリング部の板厚減少率を大きくする。
又、第４図において、１１は被加工材料、１２は段付き
バーリングパンチ、１３はバーリングダイ、１４はスト
リッパーである。
バーリングパンチ、１３はバーリングダイ、１４はスト
リッパーである。
以上のように構成されたバーリング加工について、以下
にその動作を説明する。
にその動作を説明する。
まず第４図のように、あらかじめ下穴１５を抜いた材料
１１をバーリングダイ１３の上面に置きストリッパー１
４で材料１１を固定する、次に第５図に示すように１６
は段付きバーリングパンチ２の先端部の小径箇所で最初
のバーリング加工をした部分を示す。次に第４図に示す
ように段付きバーリングパンチ１２の大径箇所で再バー
リング加工をする。
１１をバーリングダイ１３の上面に置きストリッパー１
４で材料１１を固定する、次に第５図に示すように１６
は段付きバーリングパンチ２の先端部の小径箇所で最初
のバーリング加工をした部分を示す。次に第４図に示す
ように段付きバーリングパンチ１２の大径箇所で再バー
リング加工をする。
以上のように本実施例によれば最終バーリング部１７の
板厚が従来の一度バーリング加工と同じでも、段付きバ
ーリングパンチ２で再加工して板厚減少率を変化させる
方法は、バーリング部の高さ寸法を高くする方向に大き
な効果がある。
板厚が従来の一度バーリング加工と同じでも、段付きバ
ーリングパンチ２で再加工して板厚減少率を変化させる
方法は、バーリング部の高さ寸法を高くする方向に大き
な効果がある。
なお本実施例において段付きバーリングパンチ１２は二
段で行ったが、この径を二段以上にしてもよい。
段で行ったが、この径を二段以上にしてもよい。
発明の効果 以上のように本発明はパンチの導入先端部方向より、順
次しごき径を増しつつしごきを行っており、１ストロー
クでバーリング部の板厚減少率を変化させることにより
バーリング高さの高い寸法が得られる。又薄板での適用
もでき、さらに加工工程も１ストロークで完了する為、
コスト面、又は生産面で従来と同一レベルであり、その
実用的効果は大なるものである。
次しごき径を増しつつしごきを行っており、１ストロー
クでバーリング部の板厚減少率を変化させることにより
バーリング高さの高い寸法が得られる。又薄板での適用
もでき、さらに加工工程も１ストロークで完了する為、
コスト面、又は生産面で従来と同一レベルであり、その
実用的効果は大なるものである。
第１図及び第２図はそれぞれ従来の実施例の加工前及び
加工中のパンチとダイの断面図、第３図は本発明の一実
施例における多段バーリングパンチの正面図、第４図〜
第６図は本発明の一実施例における加工工程を示し、第
４図はバーリング加工前のバーリングパンチとダイの断
面図、第５図は小径でのバーリング加工時の同断面図、
第６図は大径でのバーリング再加工時の同断面図であ
る。 １１……被加工材、１２……バーリングパンチ、１３…
…ダイ、１４……ストリッパ。
加工中のパンチとダイの断面図、第３図は本発明の一実
施例における多段バーリングパンチの正面図、第４図〜
第６図は本発明の一実施例における加工工程を示し、第
４図はバーリング加工前のバーリングパンチとダイの断
面図、第５図は小径でのバーリング加工時の同断面図、
第６図は大径でのバーリング再加工時の同断面図であ
る。 １１……被加工材、１２……バーリングパンチ、１３…
…ダイ、１４……ストリッパ。
Claims (1)
- 【請求項１】パンチとダイとのしごき加工によりあらか
じめ下穴加工が施された金属板に突起部を設けるバーリ
ング加工方法であって、導入先端部となる工具部と、前
記導入先端部となる工具部に近づくにつれ直径が小さく
なる中心軸に平行な複数のストレート部と前記複数のス
トレート部を連ねる滑らかな曲線部よりなる複数のバー
リング加工部と、前記バーリング加工部に連なるパンチ
プレートに保持圧入されるストレート部とを有するパン
チを用いて、前記パンチの導入先端部となる工具部方向
より、一工程において順次しごき径を増しつつしごきを
行って垂直のツバを形成するバーリング加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8432484A JPH0635021B2 (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | バ−リング加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8432484A JPH0635021B2 (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | バ−リング加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60227930A JPS60227930A (ja) | 1985-11-13 |
| JPH0635021B2 true JPH0635021B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=13827328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8432484A Expired - Lifetime JPH0635021B2 (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | バ−リング加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635021B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102794351A (zh) * | 2012-05-15 | 2012-11-28 | 上海申驰实业有限公司 | 一种板材抽孔等厚加工工艺 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63163212U (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-25 | ||
| JP2010170631A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Nippon Densan Corp | チャッキング装置、ブラシレスモータ、及びディスク駆動装置 |
| CN104028621A (zh) * | 2014-06-26 | 2014-09-10 | 南京惠德机械有限公司 | 汽车钣金件冷冲压冲头 |
| JP6552468B2 (ja) * | 2016-10-13 | 2019-07-31 | 株式会社アーク | バーリング工具及びバーリング加工装置 |
| CN106424328A (zh) * | 2016-10-27 | 2017-02-22 | 东莞市豪顺精密科技有限公司 | 一种翻边孔成型工艺 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP8432484A patent/JPH0635021B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102794351A (zh) * | 2012-05-15 | 2012-11-28 | 上海申驰实业有限公司 | 一种板材抽孔等厚加工工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60227930A (ja) | 1985-11-13 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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