JPS6033832A - 異形管のバルジ成形法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は異形管のバルジ成形法に係シ、特に伸び特性の
悪い材料を素材にした加工に好適なバルジ成形法に関す
る。

〔発明の背景〕

従来のバルジ加工による異形管の成形は、第１図及び第
２図に示すように、金型１に内接するような素材管２を
用いて成形していたので、素材管２として伸び特性の悪
い材料を用いた場合、素材管２に大きな伸びを与えて成
形するようなバルジ加工は破裂が生じてできなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、伸び特性の悪い材料を素材にした場合
でもバルジ成形できる異形管のバルジ成形法を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

伸び特性の悪い材料を使って円管な異形管にバルジ成形
する場合、素材管に破裂が生じないようにバルジ成形す
るには、加工時の伸びを小さくする必要がある。そこで
、局長を長くした素材管を用いることにした。この場合
、素材は金型に入らないので、ロールフォーミングやプ
レス加工などで金型に入るように予備成形を行った後、
バルジ加工することに々る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第３図〜第５図は円管から角形管に成形する状況を示し
ている。

第３図に示すように、成形しようとする角形管の一辺よ
り大きい径の素材管２ａを金型１にセリトンタ後、第４
図に示すように、プレスして金型１に押し込める。この
時、予備成形された管２ｂはほぼ金型１に即した形状に
成形されている。そして、第５図に示すようにバルジ加
工で所定形状の管２Ｃに仕上げられる。

なお、第４図では、前もってプレス加工やロールフォー
ミングで予備成形された管２ｂを用いてもよい。また、
板からプレス加工と溶接で角形に予備成形された管２ｂ
を用いてもよい。

本実施例によれば、伸び特性の悪い材料を素材にした場
合でも、バルジ加工時の材料の伸びを小さくできるので
破裂を生じるとと々く異形管を成形できる。

また、異形管の成形の最終工程でバルジ加工を用いるこ
とができるので、高い寸法精度の成形品が得られる他、
その残留応力の分布は均一で小さいという効果がある。

そして、この成形法においては素材の内面に傷が生じる
ことはない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、伸び特性の憂い材
料を素材にした場合でも、バルジ加工によって異形管を
成形できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のバルジ成形法の説明図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線断面図、第３図〜第５図は本発明の詳細な説
明図で第３図は素材を金型にセットした時の横断面図、
第４図は予備成形された管と金型の横断面図、第５図は
成形後の金型と管の横断面図である。 １・・・金型、２ａ・・・素材管、２ｂ・・・予備成形
された管、２Ｃ・・・所定形状の管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 異形管成形法において、素材をロールフォーミング、あ
   るいはプレス加工で予備成形した後、バルジ加工で所定
   形状に成形することを特徴とする異形管のパル？成形法
   。