JPH06292936A - ホース用中間金具の成形方法 - Google Patents
ホース用中間金具の成形方法Info
- Publication number
- JPH06292936A JPH06292936A JP5084279A JP8427993A JPH06292936A JP H06292936 A JPH06292936 A JP H06292936A JP 5084279 A JP5084279 A JP 5084279A JP 8427993 A JP8427993 A JP 8427993A JP H06292936 A JPH06292936 A JP H06292936A
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- Japan
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- large diameter
- diameter part
- diameter portion
- bulging
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計に忠実なホース用中間金具を成形する。
【構成】 両端を細径部とした棒状素材1の太径部3a
を拘束してパンチ7により軸方向へ圧縮を加え、前記太
径部3aの側方に形成された逃げ穴4内へ膨出突起8を
押し出し成形する。
を拘束してパンチ7により軸方向へ圧縮を加え、前記太
径部3aの側方に形成された逃げ穴4内へ膨出突起8を
押し出し成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軸の外周側方に膨出
突起を有したホース用中間金具の成形方法に関する。
突起を有したホース用中間金具の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホース用中間金具は棒状素材をL
状に屈曲せしめてその屈曲部分を膨出突起に整形した
り、棒状素材の一部分に太径部を膨出形成し、その太径
部へ更に膨出突起を横膨出成形したりしていた。
状に屈曲せしめてその屈曲部分を膨出突起に整形した
り、棒状素材の一部分に太径部を膨出形成し、その太径
部へ更に膨出突起を横膨出成形したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】曲げ成形では、図4に
示す如く曲げ部分の背側に欠肉9が生じやすく、形状の
不備や強度不足を招きやすい。又従来の横膨出成形方法
では、太径部の形状が不安定で精度が悪いため、引き込
み10(図4のa)や横ずれ11(図4のb)を起こし
やすく、前記曲げ形成と同様に形状の不備や強度不足を
招いてしまう欠点があった。
示す如く曲げ部分の背側に欠肉9が生じやすく、形状の
不備や強度不足を招きやすい。又従来の横膨出成形方法
では、太径部の形状が不安定で精度が悪いため、引き込
み10(図4のa)や横ずれ11(図4のb)を起こし
やすく、前記曲げ形成と同様に形状の不備や強度不足を
招いてしまう欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の欠点が
膨出形成する太径部の形状が不安定であるがために生ず
る現象であることを見出し、太径部を拘束し、精度の安
定可を図って膨出突起を形成するもので、その構成は、
両端を細径部とした棒状素材を軸方向に直交した逃げ穴
を有する据込み型内で、前記素材の太径部外周を拘束し
てその太径部の側方に前記逃げ穴を位置せしめ、軸方向
へ圧縮して逃げ穴内へ膨出突起を押し出し成形すること
にある。
膨出形成する太径部の形状が不安定であるがために生ず
る現象であることを見出し、太径部を拘束し、精度の安
定可を図って膨出突起を形成するもので、その構成は、
両端を細径部とした棒状素材を軸方向に直交した逃げ穴
を有する据込み型内で、前記素材の太径部外周を拘束し
てその太径部の側方に前記逃げ穴を位置せしめ、軸方向
へ圧縮して逃げ穴内へ膨出突起を押し出し成形すること
にある。
【0005】
【作用】拘束された太径部の形状は安定しており、軸方
向への圧縮によって側方へ押し出し成形される膨出突起
も強度的に問題はない。
向への圧縮によって側方へ押し出し成形される膨出突起
も強度的に問題はない。
【0006】
【実施例】本発明に係るホース用中間金具の製造方法を
図面に基いて説明する。1は両端部が細径、即ち、中間
部分が太径の棒状を呈し、太径と細径との境目となる段
部をテーパ面とした素材である。尚、素材の成形は、径
の精度、形状の安定した大径側を基準として小径側を成
形する方式とする。このような素材1を据込み型2に入
れて圧縮するのであるが、据込み型2は、下型2aと上
型2bとから成り、縦長のキャビティ3を持ち、そのキ
ャビティ3は、下型2aと上型2bとの境界に太径部3
aと逃げ穴4とが形成されている。
図面に基いて説明する。1は両端部が細径、即ち、中間
部分が太径の棒状を呈し、太径と細径との境目となる段
部をテーパ面とした素材である。尚、素材の成形は、径
の精度、形状の安定した大径側を基準として小径側を成
形する方式とする。このような素材1を据込み型2に入
れて圧縮するのであるが、据込み型2は、下型2aと上
型2bとから成り、縦長のキャビティ3を持ち、そのキ
ャビティ3は、下型2aと上型2bとの境界に太径部3
aと逃げ穴4とが形成されている。
【0007】前記太径部3aは、逃げ穴4の開口周囲に
素材形状と合致する密着壁5が構成され、太径部3aを
確実に拘束する(図2)。又キャビテイ3の軸線上には
下型2aにノックアウト6が、上型2bにパンチ7が備
えられる。
素材形状と合致する密着壁5が構成され、太径部3aを
確実に拘束する(図2)。又キャビテイ3の軸線上には
下型2aにノックアウト6が、上型2bにパンチ7が備
えられる。
【0008】このような据込み型2内へ素材1をセット
し(図1のa)、パンチ7を下降させることによって素
材1を真上から軸方向へ圧縮する。太径部3aは完全に
拘束されているので、圧縮することにより細径部は太径
部内へ押し込まれ、その押し込み分の量が逃げ穴4へ膨
出突起8として押し出される。そしてその押し出し成形
の際には、太径部は変形を起こすことなく初期の形状が
維持され、膨出突起8は太径部3aと連続したフローラ
インにて形成される(図1のb)。
し(図1のa)、パンチ7を下降させることによって素
材1を真上から軸方向へ圧縮する。太径部3aは完全に
拘束されているので、圧縮することにより細径部は太径
部内へ押し込まれ、その押し込み分の量が逃げ穴4へ膨
出突起8として押し出される。そしてその押し出し成形
の際には、太径部は変形を起こすことなく初期の形状が
維持され、膨出突起8は太径部3aと連続したフローラ
インにて形成される(図1のb)。
【0009】本実施例は厚みのある膨出突起の形成につ
いて説明したが、膨出突起が扁平であっても同様であ
る。
いて説明したが、膨出突起が扁平であっても同様であ
る。
【0010】尚素材の太径部と細径部との寸法割合は、
膨出突起の形状に応じて適宜変更される。
膨出突起の形状に応じて適宜変更される。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、太径部が拘束されてい
るので、横ずれや引き込みを起こすことがなく、設計に
忠実な製品を形成できる。
るので、横ずれや引き込みを起こすことがなく、設計に
忠実な製品を形成できる。
【図1】a、bは本発明に係るホース用中間金具の成形
方法を示す説明図である。
方法を示す説明図である。
【図2】A−A線断面図である。
【図3】完成したホース用中間金具の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
1・・素材、2・・据込み型、3・・キャビティ、4・
・逃げ穴、5・・密着壁、6・・ノックアウト、7・・
パンチ、8・・膨出突起、9・・欠肉、10・・引き込
み、11・・横ずれ。
・逃げ穴、5・・密着壁、6・・ノックアウト、7・・
パンチ、8・・膨出突起、9・・欠肉、10・・引き込
み、11・・横ずれ。
Claims (1)
- 【請求項1】 両端を細径部とした棒状素材を軸方向に
直交した逃げ穴を有する据込み型内で、前記素材の太径
部外周を拘束してその太径部の側方に前記逃げ穴を位置
せしめ、軸方向へ圧縮を加えて逃げ穴内へ膨出突起を押
し出し成形するホース用中間金具の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084279A JPH06292936A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ホース用中間金具の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084279A JPH06292936A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ホース用中間金具の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292936A true JPH06292936A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13826021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5084279A Pending JPH06292936A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ホース用中間金具の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06292936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1252947A3 (de) * | 2001-04-23 | 2003-01-15 | Benteler Automobiltechnik GmbH & Co. KG | Verfahren zur Herstellung eines Achselementes für Kraftfahrzeuge |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0259136A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 | Suzuhide Kogyo Kk | フランジ付き軸体の圧造成形法 |
JPH0318445A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-01-28 | Maruyoshi Kogyo Kk | ホース用中間金具のヘッダー成形方法 |
JPH03184647A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-08-12 | Maruyoshi Kogyo Kk | ホース用中間金具のヘッダー成形金型 |
JPH0576980A (ja) * | 1991-09-14 | 1993-03-30 | Marukichi Kogyo Kk | 液圧ホースにおける中間金具の製造方法 |
JPH0576979A (ja) * | 1991-09-14 | 1993-03-30 | Marukichi Kogyo Kk | 液圧ホースにおける中間金具の製造方法 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5084279A patent/JPH06292936A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0259136A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 | Suzuhide Kogyo Kk | フランジ付き軸体の圧造成形法 |
JPH0318445A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-01-28 | Maruyoshi Kogyo Kk | ホース用中間金具のヘッダー成形方法 |
JPH03184647A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-08-12 | Maruyoshi Kogyo Kk | ホース用中間金具のヘッダー成形金型 |
JPH0576980A (ja) * | 1991-09-14 | 1993-03-30 | Marukichi Kogyo Kk | 液圧ホースにおける中間金具の製造方法 |
JPH0576979A (ja) * | 1991-09-14 | 1993-03-30 | Marukichi Kogyo Kk | 液圧ホースにおける中間金具の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1252947A3 (de) * | 2001-04-23 | 2003-01-15 | Benteler Automobiltechnik GmbH & Co. KG | Verfahren zur Herstellung eines Achselementes für Kraftfahrzeuge |
CZ301111B6 (cs) * | 2001-04-23 | 2009-11-11 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Zpusob výroby prvku nápravy pro motorová vozidla |
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