JP2724053B2 - Lcd駆動回路 - Google Patents

Lcd駆動回路

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JP2724053B2
JP2724053B2 JP3066777A JP6677791A JP2724053B2 JP 2724053 B2 JP2724053 B2 JP 2724053B2 JP 3066777 A JP3066777 A JP 3066777A JP 6677791 A JP6677791 A JP 6677791A JP 2724053 B2 JP2724053 B2 JP 2724053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駆動回路において、
特に液晶(以下LCDと略す)駆動用ICの様に駆動回
路をカスケード接続しシリアルで送られてくる多量のデ
ータをラッチしパラレルで出力する回路を構成する場合
において駆動回路のラッチパルスを見かけ上後縁で働く
動作としラッチパルス中にクロックが入力されても動作
するようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、LCD表示用の駆動回路のよう
に、多数の出力が必要な駆動回路は、データー生成回路
から、シリアルで出力されたデーターを、パラレルデー
ターに変換するデーターラッチ回路を有する、駆動回路
が用いられている。
【0003】一般に、このようなデーターラッチ回路を
有する駆動回路は、端子数が100PIN程度の大型I
Cによって、構成される。ところで、端子数が100P
IN程度のICの場合は80出力が限度であり、またT
ABによる端子数が180ピン程度のICの場合は16
0出力が限度である。
【0004】したがって、転送するデーターが、640
ビットの様な多数のデーターを処理するシステムを構成
する場合は、80〜160出力のICを、8〜4個カス
ケード接続する必要がある。
【0005】従来、この種の回路は図3に示すものがあ
る。
【0006】図3は、従来の駆動回路を、カスケード接
続した状態を示す回路構成図、図4は、図3の回路各部
の動作波形図である。なお、以下の説明において、カス
ケード接続の2段目を次段と称し、3段目以後の各段を
代表したものとする。
【0007】図3において、図示しないデーター生成回
路よりシリアルで送られてくるデーターDsは初段LC
Dドライバー37aおよび初段LCDドライバ37aと
同一構成の次段LCDドライバー37bの入力端子T1
に、それぞれ与えられる。また上記シリアルデーターD
sに同期して、入力されるクロックパルスCPが各段の
入力端子T2に与えられるとともに、上記シリアルデー
ターDsをラッチするためのラッチパルスLPが各段の
入力端子T3に与えられる。
【0008】イネーブル信号は、前段のドライバーの端
子T5から出力され後段ドライバーの端子T4に与えられ
る。なお、初段LCDドライバー37の場合は、前段
のドライバーがないので、イネーブル入力端子T は、
接地(“L”レベルに接続)される。
【0009】入力端子T1に与えられたシリアルデータ
ーDsは、バッファーA1を介してデーターラッチ回路
1に与えられる。データーラッチ回路1は、複数のフリ
ップフロップ回路26〜30によって、構成されてい
る。これらのフリップフロップ26〜30は、データー
フリップフロップ(以後D−F/Fと略す)か、又は、
データーラッチ(以後D−ラッチと略す)が用いられ、
シリアルデーターDsは、各フリップフロップ26〜3
0のデーター入力端子Dに与えられる。
【0010】一方、入力端子T3に与えられたラッチパ
ルスLPは、バッファーA3を介して、初段次段判定回
路2、イネーブルラッチ回路4、シフトレジスター5、
イネーブル信号出力回路6、ラッチ付きドライブ回路
7、およびカウント回路8に、それぞれ供給される。
【0011】シフトレジスター5は、フリップフロップ
15,17〜21とANDゲート16によって構成さ
れ、上記ラッチパルスLPは、フリップフロップ15の
セット入力端子Sに与えられるとともに、フリップフロ
ップ17〜21のリセット入力端子Rに与えられる。こ
れらのフリップフロップ15,17〜21は、前のフリ
ップフロップの出力端子Qから出力された信号が次のフ
リップフロップのデーター入力端子Dに与えられるよう
に接続される。なお、初のフリップフロップ15のデ
ーター入力端子Dは接地(“L”レベルに接続)されて
いる。
【0012】これらのフリップフロップ15,17〜2
0の出力端子Qから出力された信号の内、フリップフロ
ップ17〜20のQ出力が、データーラッチ回路、を構
成するフリップフロップ27〜30のラッチ入力端子L
に与えられる。また、シフトレジスター5におけるフリ
ップフロップ15のQ出力は、ANDゲート16を介し
てデータラッチ回路1におけるフリップフロップ26の
ラッチ入力端子Lに与えられる。
【0013】上記アンドゲート16の一方の入力端子に
は、クロック制御回路3を構成する3入力ANDゲート
14の出力が与えられ、ANDゲート14の出力がHレ
ベルになるタイミングで上記フリップフロップ15のQ
出力信号が、上記フリップフロップ26のラッチ入力端
子Lに与えられる。
【0014】上記クロック制御回路3は、上記3入力A
NDゲート14とORゲート13とで構成され、上記ク
ロックパルスCP、初段次段判定回路2の出力信号、イ
ネーブルラッチ回路4の出力信号、およびシフトレジス
ター5における最終段のフリップフロップ21のバーQ
端子出力信号に基いて回路の動作クロック信号を形成す
る。
【0015】上記クロック制御回路3から出力されるシ
フトクロック信号は、上記ANDゲート16の他に、フ
リップフロップ15,17〜21のクロック入力端子に
それぞれ与えられる。
【0016】上記、初段次段判定回路2は、図示しない
データー生成回路から送られているシリアルデーターD
sが当該回路に与えられるものか、或いは次段回路に与
えられるものかを判定するために設けられ、3つのD形
のフリップフロップ9,10,11によって、構成され
ている。
【0017】又、カウント回路8は、クロックパルスを
分周して、イネーブル信号の受信用クロックを間引くこ
とにより、イネーブル信号の遅延時間の影響を受けない
様にするために設けられており、D形フリップフロップ
75と、2入力ANDゲート76により構成されてい
る。
【0018】又、イネーブルラッチ回路4は、入力端子
4に与えられるイネーブル信号を、前記カウント回路
8の出力により、ラッチする為に設けられ、D形フリッ
プフロップ12により構成されている。
【0019】一方、上記シフトレジスター5における最
終段よりも1つ前の段に設けられているフリップフロッ
プ19のQ出力端子が、イネーブル信号出力回路6を構
成する。NORゲート23の一方の入力端子に与えられ
る。
【0020】上記イネーブル信号出力回路6は、上記N
ORゲート23とNORゲート22およびインバーター
24により構成され、上記NORゲート23,22によ
り、S−Rフリップフロップが構成される。
【0021】上記インバーター24の出力が端子T5
与えられ、これがイネーブル信号として、後段の駆動回
路の入力端子T4に導出される。
【0022】次に、スケード接続時の動作について、
説明する。
【0023】図示しないデーター生成回路より送られて
くるシリアルデーター信号Ds、クロックパルス信号C
P、ラッチパルス信号LPは、図4の波形図に示すよう
な、波形になっており、波形は連続している。
【0024】ラッチパルスLPが入力されると、フリッ
プフロップ10,75,12,17〜21が、ラッチパ
ルスLPの“H”レベルの部分でリセットされるため、
これらのフリップフロップのQ出力端子は“L”レベル
になる。
【0025】フリップフロップ21の場合は、バーQが
“H”となり、ANDゲート14の第1入力端子にこの
信号を送る。NOR22,23により構成されるR−
Sフリップフロップは同様にリセットされ、その出力は
“L”レベルになるが、インバーター24を通して、T
5より“H”レベルを出力する。
【0026】フリップフロップ15は、ラッチパルス
の“H”レベルによりセットされて、Q出力端子が
“H”レベルになる。
【0027】次に、ラッチパルスLPが“H”→“L”
に立ち下がった時、フリップフロップ9のQ出力が、
“H”レベルになる。このフリップフロップ9のQ出力
が、フリップフロップ10のD入力端子に送られ、ま
た、ラッチ回路26〜30にラッチされていたシリアル
データーDsがラッチ付きLCDドライブ回路7にラッ
チされて、出力端子32〜36より、LCD駆動レベル
が出力される。
【0028】次に、図示しないデーター生成回路から送
られてくる、クロックパルスCPの立ち上がり時点で
は、図示しないデーター生成回路から送られてくるシリ
アルデーターDsが、データーラッチ回路1の各フリッ
プフロップ26〜30のD入力端子に入力される。
【0029】また、初段LCDドライブ回路37の入
力端子T4は“L”レベルに設定されており、この
“L”レベルがインバーターA4で反転されることによ
り、“H”レベルになり、フリップフロップ11と12
のD入力端子に送られている。よって一度でも、フリッ
プフロップ10のQ出力が立ち下がると、フリップフロ
ップ11のQ出力が“H”レベルになる。この“H”レ
ベルの出力は、2入力ORゲート13の第1入力端子お
よびこのORゲート13を介して3入力ANDゲート1
4の第2入力端子に送られる。
【0030】この場合、3入力ANDゲート14の第1
入力端子は“H”レベルになっているので、ANDゲー
ト14の第3入力端子に与えられるクロックパルスCP
は、そのまま出力される。
【0031】一方、次段LCDドライバー37bの入力
端子T4は、初段LCDドライブ回路37の出力端子
5から“H”レベルのイネーブル信号が与えられる。
この“H”レベルの信号は次段のLCDドライバー37
b内にてインバーターA4により“L”レベルに反転さ
れ、フリップフロップ11,12のD入力端子に送られ
る。
【0032】また、フリップフロップ11のクロック入
力端子に与えられるフリップフロップ10のQ出力が一
度でも“H”から“L”レベルに立ち下がると、フリッ
プフロップ11のQ出力は、“L”レベルに固定され、
これが2入力ORゲート13の第1入力端子に供給され
る。
【0033】一方、上記ゲート13の第2入力端子に与
えられるフリップフロップ12のQ出力は、“L”レベ
ルなので、2入力ORゲート13の出力は“L”レベル
になる。
【0034】したがって、この場合、2入力ORゲート
13の出力が供給される3入力ANDゲート14におい
ては、AND条件が成立しないため、このANDゲート
14の第3入力端子に与えられているクロックパルスC
Pの通過が禁止されている。
【0035】さて、初段LCDドライバー37は、以
上の状態において、クロックパルスCPが入力される
と、ANDゲート14を通って、2入力ANDゲート1
6の第2入力端子に送られる。この場合、上記2入力A
NDゲート16の第1入力端子は“H”レベルなので、
上記2入力ANDゲート16の出力は“H”になる。
【0036】次に、このクロックパルスCPが“H”→
“L”に立ち下がると、第4図に示すようにフリップフ
ロップ15のQ出力は“L”レベルになり、フリップフ
ロップ17のQ出力は“H”レベルになる。この時、2
入力ANDゲート16の出力は“L”レベルになり、こ
の出力信号が、フリップフロップ26のラッチ入力端子
Lに送られるため、シリアルデーターDsの最初のデー
ターが、フリップフロップ26にラッチされる。これ
と、同時に、フリップフロップ10のQ出力は“H”レ
ベルになり、フリップフロップ9をリセットする。同様
に、カウント回路におけるフリップフロップ75は、1
つカウントが進み、Q出力が“H”になる。次段LCD
ドライバー37bのフリップフロップ9,10,75も
同様の動作をする。
【0037】次に、2番目のシリアルデーターDsと、
クロックパルスCPが送られてくると、フリップフロッ
プ17のQ出力は“L”レベルとなり、フリップフロッ
プ18のQ出力は“H”レベルになる。この時、フリッ
プフロップ17のQ出力は、フリップフロップ27のラ
ッチ入力端子Lに与えられるため、2番目のシリアルデ
ーターDsがフリップフロップ27にラッチされる。こ
の時、フリップフロップ75のQ出力が入力されてい
2入力ANDゲート76の第1入力端子には、
“H”レベルが入力されているので、第2入力端子のク
ロックパルスCPは、ANDゲート76を通って、フリ
ップフロップ12のクロック入力端子に入力される。D
−F/F12は、データー入力端子の“H”レベル(T
4信号)を読み込んで、Q出力より出力する。以下、フ
リップフロップ75,12,ANDゲート76により、
クロックパルスの偶数回ごとにT4端子に入力される信
号を読み込み、ORゲート13の第2入力端へ“H”レ
ベルを出力する。
【0038】又、同時に、フリップフロップ10は、フ
リップフロップ9のQ出力の“L”レベルを読み込みQ
出力端子から出力する。この立ち下がりにより、フリッ
プフロップ11は、T4端子に入力される信号の逆論理
を、読み込んで(この場合は“H”)をORゲート13
の第1入力端へ出力する。
【0039】次段LCDドライバー37bでは、フリッ
プフロップ9,10,11,75はANDゲート76に
より同様に動作し、フリップフロップ11,12により
“L”レベルが読み込まれてORゲート13へ出力
る。
【0040】ORゲート13は、入力された信号が2つ
とも“L”の為、3入力ANDゲートの第2入力端子を
“L”として、第3入力端子のクロックパルスCP信号
に禁止をかける。
【0041】次に、初段のLCDドライバー37に、
3番目のシリアルデーターDsと、クロックパルスCP
が送られてくると、フリップフロップ18のQ出力は、
“L”レベルになり、このときフリップフロップ18の
Q出力がフリップフロップ28のラッチ入力端子に与え
られるため、3番目のシリアルデーターがフリップフロ
ップ28にラッチされる。この様にして、図示しないデ
ーター生成回路より送られてくるシリアルデーターDs
をクロックパルスCPに同期して、順次データーラッチ
回路1の各フリップフロップ26〜30にラッチしてい
く。そして、初段LCDドライバー37に対応する最後
のデーターの1つ前のシリアルデーターDsが入力され
ると(最終クロックパルスCPの2つ前のクロックが入
力されると)、フリップフロップ19のQ出力が“H”
レベルになり、イネーブル信号出力回路6の2入力NO
Rゲート23に伝達される。NORゲート23は、NO
Rゲート22とS−R、フリップフロップを構成してお
り、伝達された信号により、S−Rフリップフロップは
セットされるが、インバーター24により反転された
“L”レベルをT5より出力し、次段のT4へ伝送する。
この信号が、イネーブル信号であり、次段のLCDドラ
イバー37bの入力端子T4を通り、インバーターA4
介して、フリップフロップ11及び12の各D入力端子
に与えられる。
【0042】ここでさらにクロックパルスCPが入力さ
れると、フリップフロップ19のQ出力は“L”にな
り、この19のQ出力がフリップフロップ29のラッチ
入力端子に与えられるため、最後から2番目のデーター
が、フリップフロップ29にラッチされる。同時に、フ
リップフロップ20のQ出力が“H”レベルになる。こ
の時次段のフリップフロップ75のQ出力が“H”とな
るが、まだANDゲート76からパルスが出力されな
い。
【0043】さらに、クロックパルスCPが入力される
と、フリップフロップ20のQ出力は“L”レベルにな
り、このフリップフロップ20のQ出力が、フリップフ
ロップ30のラッチ入力端子に与えられるため、初段の
最後のデーターDsが、フリップフロップ30にラッチ
される。一方、フリップフロップ21のQ出力は、
“H”レベルに、又、バーQ出力は“L”レベルにな
る。このバーQ出力信号の“L”レベルが、3入力AN
Dゲート14の第1入力端子に加えられる。この結果図
示しないデーター生成回路より送られてくるクロックパ
ルスCPが上記3入力ANDゲート14で禁止される。
【0044】一方、これと同時に、次段LCDドライバ
37bのフリップフロップ75のQ出力が“H”の
為、クロックパルスCPは、ANDゲート76を介し
て、フリップフロップ12のクロック入力端子に伝達さ
れるので、フリップフロップ12はクロックパルスCP
の立ち下がり時に、イネーブル信号を反転した“H”レ
ベルを読み込みQ出力より2入力ORゲート13の第2
入力端を通して、3入力ANDゲート14の第2入力
へ伝達する。このANDゲート14の第1入力端
も“H”レベルになっているので、この後、データー生
成回路から送られてくるクロックパルスCPは、3入力
ANDゲート14を通ることができ、フリップフロップ
15,17〜21のクロック入力端子と、2入力AND
ゲート16の第2入力端子に送られることになる。
【0045】さて、次に図示しないデーター生成回路よ
り送られてくるクロックパルスCPが、次段が最初に動
作するパルスであり、このクロックパルスの立ち下がり
で、次段のLCDドライバー37bにおいて、フリップ
フロップ15のQ出力は“H”→“L”レベルに反転す
るとともに、フリップフロップ17のQ出力が“H”レ
ベルになる。又、この時、2入力ANDゲート16の第
1入力端子には、このクロックパルスが立ち下がるまで
“H”が入力されていたので、この1回だけ、クロック
パルスCPは、ANDゲート16を通って、フリップフ
ロップ26のラッチ入力端子に入力される。
【0046】フリップフロップ26〜30のD入力端子
には、データー生成回路からシリアルデーターDsが入
力されているので、次段LCDドライバー37bは、前
記クロックパルスCPの立ち下がりで、フリップフロッ
プ26は、データーDsをラッチして、Q出力から、ド
ライブ回路7へ送る。次のクロックパルスCPが、図示
しないデーター生成回路より送られてくると、フリップ
フロップ17のQ出力は“L”レベル、フリップフロッ
プ18のQ出力は、“H”レベルになり、このクロック
CPに対応したシリアルデーターDsがフリップフロッ
プ27にラッチされる。以後同様に、図示しないデータ
ー生成回路より送られてくるシリアルデーターDsがク
ロックパルスCPにより順次ラッチされて行く。
【0047】そして、次段LCDドライバー37bに入
力される最後のクロックパルスCPの2つ前のクロック
パルスCPが入力されると、シフトレジスター5におけ
る最終段より2つ手前のフリップフロップ19のQ出力
が“H”レベルになる。この“H”レベルにより、2入
力NOR23,22で構成されるS−Rフリップフロッ
プがセットされ、この“H”レベルがインバーター24
を通して、“L”レベルとなり、出力端子T から3段
目のLCDドライバーのイネーブル入力端子T4に送ら
れる。
【0048】次のクロックパルスCPが図示しないデー
ター生成回路より送られてくると、次段LCDドライバ
37bのフリップフロップ19のQ出力は、“L”に
なり、フリップフロップ20のQ出力は“H”になる。
【0049】この時、フリップフロップ19のQ出力
は、フリップフロップ29のラッチ端子Lへ送られ、こ
れに対応するシリアルデーターがフリップフロップ29
にラッチされる。
【0050】次にクロックパルスCPが、図示しないデ
ーター生成回路より送られてくると、フリップフロップ
20のQ出力は“L”になり、フリップフロップ21の
Q出力は“H”、バーQ出力は“L”になる。この時、
フリップフロップ20のQ出力は、フリップフロップ3
0のラッチ端子Lへ送られ、これに対応するシリアルデ
ーターが、フリップフロップ30にラッチされる。
【0051】一方、フリップフロップ21のバーQ出力
(“L”レベル)が、3入力ANDゲート14の第1入
力端子に与えられることにより、3入力ANDゲート1
4の出力は“L”に固定される。
【0052】フリップフロップ26〜30のQ出力は
ッチ付きドライブ回路7に送られる。
【0053】以後、同様に3段目以後のLCDドライバ
ーにもデーターが転送された後、データー生成回路よ
り、ラッチパルスLPが送られてくると、LCDドライ
バーは、各LCDドライバーのデーターラッチ回路1か
ら、ラッチ付きドライブ回路7に入力されているデータ
ーをラッチして、出力端子32〜36にパラレルに出力
する。
【0054】
【発明が解決する課題】以上説明したように従来の回路
においては、データ生成回路より選出されるクロックパ
ルスCPとラッチパルスLPの間には位相の制限があり
図1に示す様にラッチパルスLPの“H”レベルは、ク
ロックパルスの“L”レベルの区間に入るようになって
いる。この区間はシリアルデータからパラレルに変換す
る区間であり最後のシリアルデータを転送後ラッチパル
スLPでラッチする必要がある。又従来例は1BITの
データ転送の場合を示したがLCD画面の大型化に伴い
4BIT,8BIT,12BIT等に増加し又データを
転送するクロックパルスのCPの周波数も3MHから
6MH,8MHと増加することになる。これに伴い
クロックパルスCPのパルス幅がせまくなり、これに対
応するラッチパルスLPのパルス幅もせまくする必要が
出てくる。しかしながらこのラッチパルスLPのパルス
幅をせまくすると本駆動回路が誤動作する恐れが出てく
る。例えばクロックパルスCPのパルス幅が6MHZの
場合これに対応するラッチパルス幅LPは約83ns、
9MHZの場合は62ns程度である。本駆動回路での
ラッチパルスLPのパルス幅の実力値は、50ns程度
であり動作マージンが少ないため誤動作の原因となりや
すい。これは大画面のLCD表示のネックになってい
た。
【0055】
【課題を解決する手段】前述の課題を解決するため、本
発明は第1または第2の電位レベルを有するラッチ信号
と、クロック信号と、nビット(ただし、nは整数)か
らなるデータと、第3あるいは第4の電位レベルを有す
るイネーブル信号とを受信し、ラッチ信号の第2の電位
レベルから第1の電位レベルへの遷移に応答して動作
し、イネーブル信号が第3の電位レベルの時に、データ
をクロック信号に応答して、シリアルに受信するデータ
のmビット分(ただし、mは整数で、m<n)を格納す
る駆動手段を複数個縦列接続してなるLCD駆動回路に
おいて、駆動手段は、ラッチ信号の第2の電位レベルか
ら第1の電位レベルへの遷移に応答して動作し、イネー
ブル信号が第3の電位レベルの時に第5の電位レベルを
有し、イネーブル信号が第4の電位レベルの時に第6の
電位レベルを有する判定信号を出力し、その電位レベル
を保持するもので、初期化信号により、判定信号は第6
の電位レベルに設定される判定手段と、判定信号と許可
信号により制御され、判定信号が第5の電位レベルであ
って、許可信号を受信している時に、クロック信号の電
位レベルに応答した電位レベルの出力信号を出力するク
ロック制御手段と、許可信号を出力し、クロック制御手
段の出力信号に応答して、シリアルに受信したデータを
mビット分格納するもので、データのmビット分の格納
が終了する前にイネーブル制御信号を出力し、データの
mビット分の格納の終了に応答して許可信号の出力を禁
止する保持手段と、ラッチ信号が第の電位レベルの時
に、イネーブル制御信号の受信状態に応じた第3あるい
は第4の電位レベルのイネーブル信号を出力し、ラッチ
信号が第の電位レベルの時に、イネーブル信号は第
の電位レベルに設定されるイネーブル出力手段と、判定
信号が第5の電位レベルの時に、ラッチ信号が第2の電
位レベルから第1の電位レベルへの遷移をするまで初期
化信号を出力し、判定信号が第6の電位レベルの時に、
ラッチ信号が第2の電位レベルから第1の電位レベルへ
の遷移をした後の所定期間に初期化信号を出力する初期
化手段とを有するLCD駆動回路を提供する。
【0056】
【作用】カスケード接続された初段のLCDドライバー
動作はラッチパルスの立ち下がりからシリアルデータ
Dsの受付を開始し、終了までの動作が実行されればこ
の区間以外時の受付動作はする必要がない。次段のLC
Dドライバーの動作は前段のイネーブル出力によりシリ
アルデータDs、クロックパルスCPを受付ける必要が
あるためこの動作を実行するために、ラッチパルス制御
回路の第2クロック制御信号レベル(初段次段判定回路
の判定出力の結果)により初段のLCDドライバーはラ
ッチパルスそのもの次段のLCDドライバーはラッチ
パルスの立ち下がりを微分したパルスによりイネーブル
ラッチ回路、シフトレジスタを制御することにより、ラ
ッチパルスLPのパルス幅を広くすることが可能とな
り、見かけ上ラッチパルスの立ち下がりで働くことにな
りラッチパルス発生中にクロックパルスが入力されても
動作するためラッチパルスLPのパルス幅の制限が緩和
され広範囲のデータ生成回路のインターフェースが可能
となる。
【0057】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例を示すLC
D駆動回路の回路図である。
【0058】図2は、図1の回路各部の動作波形図であ
る。
【0059】なお図1の回路において図3と同一の部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0060】図1において図示しないデータ生成回路よ
りシリアルで送られてくるデータDsは、駆動手段の1
つであるところの初段LCDドライバー37aおよび初
段LCDドライバー37aと同一構成である駆動手段の
他の1つであるところの次段LCDドライバー36bの
入力端子T 1にそれぞれ与えられる。又上記シリアルデ
ータDsに同期して入力されるクロックパルスCPが各
段の入力端子T2 に与えられるとともに上記シリアルデ
ータDsをラッチするためのラッチパルスLPが各段の
入力端子T3 に与えられる。
【0061】イネーブル信号は前段のLCDドライバー
ドライバー端子T5から出力され後段のLCDドライ
バーのドライバー端子T4に与えられる。なお、図1に示
初段LCDドライバー37の場合は、前段のドライ
バーがないのでイネーブル端子T4は接地(“L”レベ
ルに接続)される。
【0062】入力端子T1 に与えられるシリアルデー
タDsは、バッファA1を介しデータラッチ回路1内の
複数のフリップフロップ回路26〜30のデータ入力端
子Dに接続される。これらのフリップフロップ26〜3
0はデータフリップフロップ(D−F/F)か又は、デ
ータラッチ(D−ラッチ)が用いられるがフリップフロ
ップ26ではデータフリップフロップのみを使用する。
一方入力端子T3 に与えられたラッチパルスLPはバ
ッファA3 を介して初段次段判定回路2、分周回路で
あるところのカウント回路8、イネーブル出力手段であ
るところのイネーブル信号出力回路6、ラッチ付きドラ
イブ回路7とラッチパルス制御回路50にそれぞれ供給
される。初期化手段であるところのラッチパルス制御回
路50はフリップフロップ41と2入力ANDゲート4
2,43とOR回路44より構成され上記ラッチパルス
LPはフリップフロップ41のクロック入力端子に与え
られるとともに2入力ANDゲート43第1入力端子
に与えられる。又入力端子T2 に与えられたクロック
パルスCPは、バッファA2を介して初段次段判定回路
2、カウント回路8、クロック制御手段であるところの
クロック制御回路3に供給される。
【0063】初段次段判定回路2はフリップフロップ
(以後FFと略す)9,10,11により構成されFF
9のデータ入力端子DはVDD(”H”レベル)に接続さ
れクロック入力端子はラッチパルスLPが入力されてい
る。Q出力はFF10のデータ入力端子に接続され、F
F10のクロック入力端子にはクロックパルスCPが入
力され、リセット入力端子RにはラッチパルスLPが入
力され、Q出力はFF9のリセット入力端子Rと、FF
11のクロック入力端子に接続されている。FF11の
データ入力端子Dはイネーブル信号(初段の場合はT4
入力端子の”L”レベルをインバータA4を介して”
H”レベル次段の場合はT4入力端子の”H”レベル
をインバータA4を介して”L”レベルが入力され
る。なお、FF11のQ出力は初段時”H”、次段時”
L”となりクロック制御信号となる。なお、ICのPI
Nが有る場合にはこの初段次段判定回路2を取り除き直
接入力信号として”H”又は”L”をIC外部より入力
しても良い。又カウンター回路8はFF75とANDゲ
ート76より構成され、FF75のバーQ出力端子はデ
ータ入力端子Dに接続されることによりTーフリップフ
ロップ(以後TーFFと略す)として動作する。さらに
クロック入力端子にはクロックパルスCPが入力されて
その立ち下がりで動作する。Q出力端子はANDゲート
76の第1入力端子に接続され、第2入力端子にはクロ
ックパルスCPが接続される。ANDゲート76の出力
端子は、イネーブルラッチ回路4のFF12のクロック
入力端子とラッチパルス制御回路50のFF41のリセ
ット端子Rに接続され、FF12のデータ入力端子Dは
ORゲート77を介して前記イネーブル信号が入力され
る。FF11のQ出力はクロック制御回路3のORゲー
ト13の第1入力端子と前記ラッチパルス制御回路50
のANDゲート43の第2入力端子に接続される。FF
11のバーQ出力端子は前記ラッチパルス制御回路50
のANDゲート42の第1入力端子に接続される。FF
41のデータ入力端子DはVDD(Hレベル)に接続さ
Q出力端子はANDゲート42の第2入力端子に接
続される。ANDゲート42の出力端子はORゲート4
4の第1入力端子に接続されANDゲート43の出力
端子はORゲート44の第2入力端子に接続される。O
Rゲート44の出力は前記ラッチイネーブル回路4のF
F12のR入力端子に接続され、さらにシフトレジスタ
5のFF15のセット端子Sに接続されるとともに、
F17〜21のリセット端子Rにも接続される。これら
のFF15,17〜21は前のフリップフロップの出力
端子Qから出力された信号が次のフリップフロップのデ
ータ入力端子Dに与えられるように接続される。なお初
めのFF15のデータ入力端子Dは接地(”L”レベル
に接続)されている。これらのFF15,17〜20の
出力端子Qから出力された信号の内FF17〜20のQ
出力がデータラッチ回路1を構成するFF27〜30の
ラッチ入力端子Lに接続される。(FF27〜30は立
ち下がりトリガーのデータフリップフロップでも可能)
又シフトレジスタ5におけるFF15のQ出力はAND
ゲート16を介してデータラッチ回路1のFF26のラ
ッチ入力端子Lに入力される。イネーブルラッチ回路4
のORゲート77の第1入力端子は前記インバータA4
より送られくるイネーブル信号が入力され出力はF
F12のデータ入力端子Dに接続される。FF12のQ
出力端子はORゲート77の第2入力端子に接続され、
さらにクロック制御回路3のORゲート13の第2入力
端子に接続される。このORゲート77は本発明を実現
するための必須要件ではなく、ORゲート77がなくと
も本回路は動作するが動作の正確性を確保するため好
ましくは設ける。ORゲート13の出力はANDゲート
14の第2入力端子に接続され、さらに第1入力端子に
は前記FF21のバーQ出力が接続される。このFF2
1のバーQ出力はクロック制御回路3の出力を制御する
許可信号として用いられる。前記バッファA2の出力で
あるクロックパルスCPは前記クロック制御回路3のA
NDゲート14の第3入力端子にも接続され、その出力
端子はFF15,17〜21のクロック入力端子に接続
される。つまり、初段次段判定回路2とラッチイネーブ
ル回路4とは判定手段となる。また、格納回路であると
ころのデータラッチ回路1と保持制御回路であるところ
のシフトレジスタ5とは保持手段となる。
【0064】イネーブル出力回路6は、2入力NOR2
2,23とインバータ24により構成される。NOR2
2の第1入力端子にはラッチパルスLPが入力され第2
入力端子にはNOR23の出力が接続される。NOR2
2の出力端子は、NOR23の第1入力端子とインバー
タ24を介してイネーブル出力端子T5へ接続される。
NOR23の第2入力端子は前記FF19のQ出力端子
が接続される。
【0065】ドライブ回路(ラッチ付きドライブ回路)
7のクロック入力端子にはラッチパルスLPが接続さ
れ、データラッチ回路1のFF26〜30のQ出力から
の入力はドライブ回路7を介して出力端子32〜36へ
接続される。
【0066】次にカスケード接続したLCDドライバー
37a、37bの動作について第2図のタイムチャート
を用いて説明する。データ生成回路より送られてくるシ
リアルデータDs、クロックパルスCP、ラッチパルス
LPは第2図の波形図に示す様な波形になっており、波
形は連続している。
【0067】まず初段次段判定回路2は従来と同様にラ
ッチパルスLPの立ち下がり後のクロックパルスCPの
2クロック目の立ち下がりでイネーブル入力端子の反転
したレベルをFF11が読み込むことにより実行され
る。これにより初段は“H”レベルを読み込んでFF1
1のQ出力より出力する。
【0068】一方イネーブル信号出力回路6のNOR2
2,23はS−Rフリップフロップを構成しており上記
ラッチパルスLPの“H”レベルによりリセットされ
る。この出力信号がインバータ24を介して“H”レベ
ルとなり、次段のLCDドライバー37bのイネーブル
信号入力となる。よって次段のLCDドライバー37b
のFF11はインバータA4 により反転された“L”
レベルを読み込んでFF11のQ出力より出力する。こ
れにより初段のLCDドライバー37aは“H”、次段
のLCDドライバー37bは“L”と、各初段次段判定
回路2にて判定される。初段のLCDドライバー37a
においてはFF11のQ出力が“H”レベルの為、OR
ゲート13の出力は“H”レベルに固定される。次段
LCDドライバー37bにおいてはFF11のQ出力が
“L”レベルのためORゲート13の出力はFF12の
Q出力により決定される。カウンター回路8は、ラッチ
パルスLPにより初期リセットされ、以後入力されるク
ロックパルスCPの偶数個目のパルスのみ通過させる様
な動作をする。このクロックの立ち下がりでイネーブル
ラッチ回路4のFF12は初段のLCDドライバー37
の場合は“H”を次段のLCDドライバー37bの場
合は“L”を読み込んでORゲート13の第2入力端子
へ各レベルを出力する。(なお初段のLCDドライバー
37aの場合はイネーブル入力端子T4が“L”レベル
固定の為、以後の動作は同一の為省略する。)よって次
のLCDドライバー37bにおけるのORゲート13
の入力は2つとも“L”レベルのためこの出力は“L”
レベルとなり次段のLCDドライバー37bのANDゲ
ート14の出力も“L”に固定される。初段のLCDド
ライバー37a、次段のLCDドライバー37bのラッ
チパルス制御回路50は前記ラッチパルスLPの立ち下
がりで動作し、前記カウンタ回路8のANDゲート76
の出力でリセットされるFF41のQ出力と前記ラッチ
パルスLPそのものいづれかを選択する2入力ANDゲ
ート42,43とその出力のオアを取る2入力ORゲー
ト44により構成されている。次に初段次段判定回路2
のFF11のQ出力は前記説明により初段時は“H”で
あり、この“H”レベルの時、ラッチパルスLPがAN
Dゲート43を介しオアゲート44を通過する。
【0069】又、次段のLCDドライバー37bにおい
て、FF11のQ出力は“”レベルになっているため
前記ラッチパルス制御回路50のFF41のQ出力より
出力された信号がANDゲート42を介しORゲート4
4を通過する。前記ラッチパルス制御回路50のFF4
1のデータ入力端子Dは“H”レベルに接続されている
ため前記ラッチパルスLP立ち下がりでFF41は動
作し、前記カウンター回路8のゲート76より出力され
る信号によりリセットされる。
【0070】このため初段のLCDドライバー37a
はラッチパルスLPそのものがANDゲート43を介
し、ORゲート44を通過し、イネーブルラッチ回路4
のFF12のリセット入力端子Rとシフトレジスタ5
のFF15のセット入力端子SとFF17〜21のリセ
ット入力端子Rに伝達される。このためイネーブルラッ
チ回路4、シフトレジスタ5のFF15,17〜21は
ラッチパルスLPの“H”レベルで初期設定される。こ
のため前記シフトレジスタ5のFF21のバーQ端子は
“H”レベルとなりこの“H”レベルはクロック制御回
路3のANDゲート14の第1入力端子に伝達され、第
2入力端子は前記説明により“H”レベルになっている
ためデータ生成回路より送られてくるクロックパルスC
PはバッファA2を介しこのANDゲート14を通過し
シフトレジスタ5のFF15〜21のクロック入力端子
に入力される。次段のLCDドライバー37bでは初段
次段判定回路2のFF11のバーQ出力が“H”になっ
ているためこの反転出力であるQ出力は“L”のためA
NDゲート43は禁止されることとなり、そのためラッ
チパルス制御回路50のFF41のQ出力は、ANDゲ
ート42を介しORゲート44を通過しイネーブルラッ
チ回路4のFF12のリセット入力端子Rとシフトレジ
スタ5のFF15のセット入力SとFF17〜21のリ
セット入力端子Rに伝達される。
【0071】次段のLCDドライバー37bにおいて、
この前記ラッチパルス制御回路50のFF41のQ出力
の“H”レベルはラッチパルスLPの立ち下がりから前
記説明通りカウンタ回路8のゲート76から出力される
最初のパルスの“H”レベルまでの間であり、この
“H”レベルにより前記説明のイネーブルラッチ回路4
のFF12はリセットされるので、そのQ出力は“L”
レベルシフトレジスタ5のFF−15のQ出力は
“H”レベルにセットされ、FF17〜20のQ出力は
“L”レベル、FF21のバーQ出力は“H”レベルに
なる。
【0072】このFF21のバーQ出力である“H”レ
ベルはクロック制御回路3のANDゲート14の第1入
端子に伝達され第2入力端子は前記説明通り“L”
レベルになっており、この第2入力端子が“L”レベル
になっているためANDゲート14のAND条件が成立
しないためクロックパルスCPは、ANDゲート14で
禁止される。
【0073】次にデータ生成回路より送られてくるクロ
ックパルスCPと、クロックパルスCPに同期して入力
されるシリアルデータDsは、バッファA1を介しデー
タラッチ回路1のFF26〜30のデータ入力端子D
入力され、初段のLCDドライバー37aはラッチパル
スLPの“H”レベルにより初期セットされたFF15
のQ出力及びFF21のバーQ出力は“H”レベルとな
り、このときクロックパルスCPは初段のLCDドライ
バー37aのクロック制御回路3のANDゲート14を
通ってFF15,17〜21のクロック入力端子に伝達
される。ところがラッチパルスLPの“H”レベルによ
り初期セット状態が維持されるので、クロックパルスC
Pが伝達されてもFF15は動作しない。次にラッチパ
ルスLPが立ち下がるとドライブ回路7は入力されてい
たデータのラッチを開始するラッチパルスLPの立ち
下がり後最初のクロックパルスCPを入力するとこのク
ロックパルスの立ち下がりでFF15は“L”を読み込
んでQ出力より“L”を出力するのでこの立ち下がりの
信号でデータラッチ回路1のFF26はクロックと同期
しているデータ入力端子DのシリアルデータDsを読み
込み、ドライブ回路7へ伝達する。さらにこのクロック
パルス(シフトクロックパルス)の立ち下がりによりF
F17はデータ入力端子Dの“H”レベルを読み込んで
Q出力より出力する。次にラッチパルスLPの立ち下が
り後2番目のクロックパルスCP入力は同様にANDゲ
ート14を通ってシフトレジスター5に伝達される。
(以後このANDゲート14の出力信号をシフトクロッ
クパルスと言う)このパルスの立ち下がりでFF17は
“L”を読み込んでQ出力を“L”レベルにしFF18
は“H”を読み込んでQ出力を“H”レベルにする。
【0074】よってFF17のQ出力の“H”レベルが
伝達されたことになる。
【0075】FF27はクロックパルスCPと同期に入
力されているシリアルデータDsを読み込んでQ出力よ
りドライブ回路7へ伝達する。以後同様にラッチパルス
LPの立ち下がり後3番目のクロックパルスCP入力に
よりFF28はFF18のQ出力によりシリアルデータ
Dsを読み込んでドライブ回路7へ出力する。これらの
動作を続けて初段のLCDドライバー37aに送るデー
タの最後から3番目のデータがドライブ回路7へ伝達さ
れた時、FF19のQ出力が“H”レベルとなりこの信
号によりイネーブル信号出力回路6のS−Rフリップフ
ロップはセットされる。このセットによりSーRフリッ
プフロップの出力の“H”レベルがインバータ24を介
して“L”レベルとなって出力端子T5より出力され
る。出力端子T 5より出力されたイネーブル信号
(“L”レベル)は次段のLCDドライバー37bのイ
ネーブル信号入力端子T4に入力されインバータA4
介してFF11、のデータ入力端子とイネーブルラッチ
回路4のORゲート77を介しFF12のデータ入力端
子に伝達される。この時、FF12のクロック入力端子
にパルスが入力されるがイネーブル信号は初段のLCD
ドライバー37aのANDゲート14、FF19、NO
Rゲート22,23、インバータ24の遅れがあり、こ
の時の変化を読み込めない。
【0076】初段のLCDドライバー37aに送る最後
から2番目のクロックパルスCPが入力されるとFF1
9のQ出力端子は“L”レベルになりFF20のQ出力
端子が“H”レベルになる。よって初段のLCDドライ
バー37aに送る最後から2番目のシリアルデータDs
は、FF29に読み込まれてドライブ回路7に伝達され
る。次段のLCDドライバー37bはこの時ANDゲー
ト76からの出力が“H”のままであるため、FF12
はデータ入力端子の“H”レベルを読み込まずAND
ゲート14の第2入力端子は“L”レベルを保持してお
りクロックパルスCPに禁止がかかっている。初段のL
CDドライバー37aに送る最後のクロックパルスCP
が入力されるとFF20のQ出力端子が“L”レベル
FF21のQ出力端子が“H”レベルバーQ出力端子
が“L”レベルとなる。よって初段のLCDドライバー
37aに送る最後のシリアルデータDsはFF30に読
み込まれてドライブ回路7に伝達される。そしてFF2
1のバーQ出力の“L”レベルがANDゲート14の第
1入力端子に入力されてANDゲート14の出力を
“L”レベルに固定する。
【0077】つまり初段のLCDドライバー37aはデ
ータ生成回路より送られてくる初段分のデータを取り込
み入力が終了すると直ちにクロックパルスCPの入力に
禁止がかかる。一方次段のLCDドライバー37bは初
のLCDドライバー37aの最後に入力されたクロッ
クパルスCPの立ち下がりによりFF12はORゲート
77を介して入力されるデータ入力端子の“H”レベ
ルを読み込んでQ出力端子より出力するこの出力はO
Rゲート77の第2入力端子に入力され、その出力はF
F12のデータ入力端子Dに送られており、1度FF1
2のQ出力が“H”レベルになると以後FF12のリセ
ット端子Rにリセット入力信号が入力されるまで“H”
レベルを保持する。FF12のQ出力はさらにORゲー
ト13の第2入力端子にも送られるためこの“H”レベ
ルによりORゲート13は出力が“H”レベルとなりA
NDゲート14の第2入力端子へ出力する。ANDゲー
ト14の第1入力端子はFF21のバーQ出力が入力さ
れておりすでにラッチパルスLPにより初期リセットさ
れ“H”レベルになっており、今までのクロックパルス
CPの入力禁止を解除する。
【0078】よって、初段のLCDドライバー37a
伝送するクロックパルスCP終了後のクロックパルスC
P(次段のLCDドライバー37bに入力する初めのク
ロックパルス以後次段のLCDドライバー37bの第
1パルスと言う)ANDゲート14を介してFF15,
17〜21のクロック入力端子に伝達される。次段のL
CDドライバー37bに送る初めのシリアルデータDs
がFF26のデータ入 力端子Dに伝達される。このため
次段のLCDドライバー37bの第1パルスによりFF
15は“L”レベルを読み込んでQ出力は“L”レベル
になり、この立ち下がり信号によりFF26はデータ入
力端子DのシリアルデータDsを読み込んでドライブ回
路7へ伝達され、FF17は“H”レベルを読み込んで
Q出力が“H”レベルになる。
【0079】以後データ生成回路から送られてくるクロ
ックパルスCPとシリアルデータDsは次段のLCDド
ライバー37bの内部において初段のLCDドライバー
37aと同様FF27〜30に取り込まれていく。さら
に次段のLCDドライバー37bに伝達されるシリアル
データの最後から3番目のデータ伝送後イネーブル出力
回路のS−Rフリップフロップはセットされインバー
タ24を介して“L”レベルとなったイネーブル信号が
3段目のドライブ回路へ伝達される。さらに次段のLC
Dドライバー37bの最後のシリアルデータ伝送後FF
21のバーQが“L”レベルとなってANDゲート14
の出力が“L”レベルに固定され、クロックパルスCP
入力に禁止がかかる。以後3段目、4段目…等の次段も
同様に動作し最後のデータ伝送後ラッチパルスLPが入
力され全てのドライバー(初段37,次段37等)
のドライブ回路7のクロックパルス入力端子にラッチパ
ルスLPが入力され、このラッチパルスLPの立ち下が
りでFF26〜30のデータ信号をラッチし、出力端子
32〜36へ出力し一つの周期を終了する。
【0080】以上説明したように、この発明によればラ
ッチパルスLPの“H”レベルにより初段のLCDドラ
イバー37aは初期化されこのラッチパルスLPの立ち
下がりによりデータラッチ回路1のデータがドライブ回
路7へラッチされる。つまりこのラッチパルスLPの立
ち下がりでシリアルデータDsをパラレルに変換しドラ
イブ回路7の出力端子32〜36から出力する。ラッチ
パルスLPの立ち下がり後初段のLCDドライバー37
が次のラインに対応したシリアルデータDs、クロッ
クパルスCPの受付を始める。そして初段のLCDドラ
イバー37aに対応するデータの転送を完了したら次段
のLCDドライバー37bにシリアルデータDsが転送
され以後順次シリアルデータDsとクロックパルスCP
によりデータが転送されカスケード接続されたLCDド
ライバーのうち最後の段に対応するLCDドライバーの
データ転送が完了するとラッチパルスLPの“H”レベ
ルにより前記説明通り初段のLCDドライバー37a
次段のLCDドライバー37bは初期化され以後同様の
動作をする。この時初段のLCDドライバー37aはこ
のラッチパルスLPの“H”レベルそのものを初期化に
使用しているが、初段のLCDドライバー37aは、こ
のラッチパルスLPの“H”の区間は、動作する必要が
なく前記説明通りラッチパルスLPの立ち下がり後のシ
リアルデータDsとクロックパルスCPの受付を開始、
終了までの動作を実行すれば、この区間以外は動作する
必要はない。次に次段のLCDドライバー37bは初段
のLCDドライバー37aの出力端子T5より出力され
る“L”レベルのイネーブル出力によりシリアルデータ
DsとクロックパルスCPの受付を開始するが、この次
のLCDドライバー37bは前段のイネーブル出力に
より、順次シリアルデータDsとクロックパルスCPの
受付を開始する必要があるため初段のLCDドライバー
37aのようにラッチパルスLPの“H”レベルそのも
のを使用することはできない。このためラッチパルスL
Pの立ち下がりからカウンター回路8のゲート76
力より出力される信号の立ち上がりまでの間のみ“H”
レベルになる信号(以後ラッチパルス1とする)をイネ
ーブルラッチ回路4、シフトレジスタ回路5へ送り、前
記ラッチパルス1によりイネーブルラッチ回路4、シフ
トレジスタ回路5の初期セットを行う。それ以外の初段
次段判定回路2、カウンター回路8、イネーブル信号出
力回路6には、ラッチパルスLPそのものが入力され
る。それはカスケード接続したLCDドライバーにおい
ては前記初段次段判定回路2、カウンター回路8、イネ
ーブル信号出力回路6は全段同期をかける必要があるた
めである。
【0081】次にラッチパルスLPのパルス幅はクロッ
クパルスCPの周期のN倍で決定される。このNは駆動
回路で使用する出力数、データ入力の本数によって異な
る。例えば80出力の場合データ生成回路から送られて
くるシリアルデータが4BITの場合必要クロック数
(シフトレジスタ5のビット数に対応する)は80÷4
=20となり、データがシリアル(つまり、1BITず
つ)の場合必要クロック数は80となる。この必要クロ
ック数−1が前記のNであり、シリアルデータが4BI
TならN=19であり、データがシリアルならばN=7
9となる。
【0082】このようにラッチパルスLPのパルス幅を
広くできるのは、カスケード接続したドライバーの最終
段のLCDドライバーが次段のLCDドライバーにイネ
ーブル信号を伝達する必要がなく前段のLCDドライバ
ーからのイネーブル信号を受信し動作するだけでよいた
めである。このようにラッチパルス制御回路50により
ラッチパルスLPそのものを使用するか前記ラッチパル
ス1を使用するかを初段次段判定回路2の判定結果出力
によりセレクトすることとイネーブルラッチ回路4のゲ
ート回路により1度セットしたイネーブル信号がラッチ
パルスLPによりクリアされないためにイネーブル信号
を保持することにより、前記説明通りラッチパルスLP
のパルス幅を広くすることが可能となる。従来の駆動回
路はラッチパルスLPの“L”レベルで動作していたが
これを見かけ上、立ち下がりで動作として働く方式
し、ラッチパルスLPが“H”レベルの時にクロックパ
ルスCPが入力されても動作する。このためラッチパル
スLPのパルス幅の制限が緩和され広範囲のデータ生成
回路へのインターフェースが可能となる。
【0083】又、本発明においてはラッチパルス制御回
路50の構成をFF41とANDゲート42,43とO
Rゲート44で構成した場合を述べたがFF41とトラ
イステートバッファ42a〜43aを使用しても同様の
効果が得られる。この例を図5に示す。図5は図1のラ
ッチパルス制御回路50の部分のみ抜粋した第2の実
[施例を示す回路図であり、他の部分は図1と同じ為図
を省略している。図5のラッチパルスLPは、ラッチパ
ルス制御回路50を構成するFF41のクロック入力端
子とトライステートバッファ43aの入力に接続されF
F41のQ出力はトライステートバッファ42aの入力
に接続される。FF41のリセット端子Rはカウンタ回
路8のANDゲート76の出力と接続される。トライス
テートバッファ42aの出力はトライステートバッファ
43aの出力に接続されさらにイネーブルラッチ回路4
のFF12のリセット端子RとFF15のセット端子S
とFF17〜21のリセット端子Rに接続される。トラ
イステートバッファ42aのコントロール入力端子は初
段次段判定回路2のFF11のバーQ出力と接続され
る。トライステートバッファ43aのコントロール入力
端子は初段次段判定回路2のFF11のQ出力に接続さ
れる。このコントロール入力端子は“H”レベルで入力
信号が出力に伝達されコントロール端子入力が“L”レ
ベルで出力はハイインピーダンスになる。ラッチパルス
制御回路50の出力信号は初段次段判定回路2のFF1
1のQ出力、バーQ出力によりラッチパルスLPそのも
のを出力するか、FF41のQ出力を出力するかを選択
するだけであり、以後図1と同様の結果が得られること
は明白である。
【0084】図6は第1図のラッチパルス制御回路50
の部分のみ抜粋した第3の実施例を示す回路図であり、
他の部分は図1と同じ為図を省略している。
【0085】図6のラッチパルスLPはラッチパルス制
御回路50を構成するFF41のクロック入力端子とア
ナログSW43bの入力に接続される。FF41のQ出
力はアナログSW42bの入力に接続され、その出力は
バッファ45を介し出力される。前記アナログSW43
bの出力はバッファ45を介し出力されイネーブルラッ
チ回路4のFF12のリセット端子RとFF15のセッ
ト端子SとさらにFF17〜21のリセット端子Rに接
続される。アナログSW42bのコントロール入力端子
は初段次段判定回路2のFF11のバーQ出力と接続さ
れアナログSW43のコントロール入力端子は初段次段
判定回路2のFF11のQ出力と接続されている。この
アナログSW42b,43bはコントロール入力端子に
“H”レベルが入力されると、入力信号が出力に伝達さ
れ“L”レベルが入力されると出力はハイインピーダン
スとなる。又、アナログSW42b,43bは、双方向
のため、出力をワイヤードオアで使用する場合は、バッ
ファを介してワイヤードオアを使用する必要がある。こ
のためバッファ45が使用されている。ラッチパルス制
御回路50の出力信号は初段次段判定回路2のFF11
のQ出力、バーQ出力により、ラッチパルスLPそのも
のを出力するかFF41のQ出力を出力するかを選択す
るだけであり、以後図1同様の結果が得られることは明
白である。
【0086】さらに本発明においてはイネーブルラッチ
回路4の構成をORゲート77とFF12で構成した場
合を述べたがFF12とインバータとNANDゲートを
使用しても同様の効果が得られる。この例を図7に示
す。図7は図1のイネーブルラッチ回路の部分のみ抜
粋した第4の実施例を示し、他の部分は図1と同じ為図
を省略している。
【0087】図7のイネーブル信号はイネーブルラッチ
回路4を構成するインバータ78aを介しNANDゲー
ト77aの第1入力端子に接続され、その出力はFF1
2aのデータ入力端子Dに接続される。FF12aのQ
出力はクロック制御回路3の第2入力端子に接続され
る。FF12aのバーQ出力はNANDゲート77aの
第2入力端子に接続される。FF12aのリセット端子
はラッチパルス制御回路50のORゲート44の出力
と接続される。FF12aのクロック入力端子はカウン
ター回路8のANDゲート76の出力と接続される。イ
ネーブルラッチ回路4のFF12aのQ出力は1度セッ
トしたらFF12aのリセット端子Rにリセット信号が
入力されるまで保持するだけであり、以後図1と同様の
結果が得られるのは明白である。
【0088】さらにFF12b、ANDゲート77b、
インバータ78bを使用しても同様の効果が得られる。
この例を図8に示す。
【0089】図8は図1のイネーブルラッチ回路4の部
分のみ抜粋した第5の実施例を示し、他の部分は図1と
同じため省略している。
【0090】図8のイネーブル信号はイネーブルラッチ
回路4を構成するインバータ78bを介しANDゲート
77bの第1入力に接続され、その出力はFF12bの
データ入力端子Dに接続される。FF12bのQ出力は
ANDゲート77bの第2入力端子に接続される。FF
12bのバーQ出力はクロック制御回路3の第2入力
に接続される。FF12bのリセット端子Rはラッチ
パルス制御回路50のORゲート44の出力と接続され
る。FF12bのクロック入力端子はカウンター回路8
のANDゲート76bの出力と接続される。イネーブル
ラッチ回路4のFF12bのバーQ出力は1度セットし
たらFF12bのセット端子Sにセット信号が入力され
るまで保持するだけであり、以後図1と同様の結果が得
られるのは明白である。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、カスケード接続したLCDドライバーの初段のLC
Dドライバーの動作はラッチパルスの立ち下がりからシ
リアルデータDsの受付を開始し、終了までの動作が実
行されればこの区間以外時の受付動作はする必要がな
い。次段のLCDドライバーの動作は前段のLCDドラ
イバーからのイネーブル出力によりシリアルデータD
s、クロックパルスCPを受付ける必要がある。この動
作を実行するためにラッチパルス制御回路は初段次段判
定回路の判定出力の結果により初段のLCDドライバー
はラッチパルスそのもの、次段のLCDドライバーはラ
ッチパルス立ち下がりを微分したパルスによりイネーブ
ルラッチ回路、シフトレジスタを制御することによりラ
ッチパルスLPのパルス幅を広くすることが可能となり
見かけ上、ラッチパルスの立ち下がりで働くことにな
り、ラッチパルスが“H”の時にクロックパルスが入力
されても動作するためラッチパルスLPのパルス幅の制
限が緩和され広範囲のデータ生成回路のインターフェー
スが可能となる。従ってデータ生成回路より送出される
クロックパルスCPとラッチパルスLP間には位相の制
限が除去される。そのため、LCD画面の大型化に伴う
ビット数の増加において、クロックパルス周波数が3M
Hzから6,8MHzと増加し、クロックパルス幅がせ
まくなってもラッチパルス幅はこれに制限されず、動作
マージンが充分確保でき、LCD画面の大型化による誤
動作の問題は解決され、信頼性の高い装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、LCDドライバ
をカスケード接続した状態を示す回路構成図。
【図2】図1各部の動作波形図。
【図3】従来のLCDドライバーをカスケード接続した
状態を示す回路構成図。
【図4】図3各部の動作波形図
【図5】本発明の第2の実施例を示す部分回路図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す部分回路図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す部分回路図。
【図8】本発明の第5の実施例を示す部分回路図。
【符号の説明】
1……データラッチ回路 2……初段次段判
定回路 3……クロック制御回路 4……イネーブル
ラッチ回路 5……シフトレジスタ 6……イネーブル
信号出力回路 7……ラッチ付きドライブ回路 8……カウント回
路 50…ラッチパルス制御回路 Ds…シリアルデ
ータ CP…クロックパルス LP…ラッチパル
ス 12,15…セット付きデータフリップフロップ 9,10,12,12a,12b,17〜21,75,
41…リセット付きデータフリップフロップ 11,26〜30…データフリップフロップ 14,76,42,43,77b…ANDゲート 77
a…NANDゲート 13,44,77……ORゲート 22,23……………NORゲート A1〜A3,45……バッファー A4,24,78a…インバータ 42b,43b………アナログSW 42a,43a………トライステートバッフアー 37a…………………初段LCDドライバ 37b…………………次段LCDドライバ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1または第2の電位レベルを有するラ
    ッチ信号と、クロック信号と、nビット(ただし、nは
    整数)からなるデータと、第3あるいは第4の電位レベ
    ルを有するイネーブル信号とを受信し、該ラッチ信号の
    該第2の電位レベルから該第1の電位レベルへの遷移に
    応答して動作し、該イネーブル信号が第3の電位レベル
    の時に、該データを該クロック信号に応答して、シリア
    ルに受信するデータのmビット分(ただし、mは整数
    で、m<n)を格納する駆動手段を複数個縦列接続して
    なるLCD駆動回路において、 前記駆動手段は、 前記ラッチ信号の前記第2の電位レベルから前記第1の
    電位レベルへの遷移に応答して動作し、前記イネーブル
    信号が前記第3の電位レベルの時に第5の電位レベルを
    有し、該イネーブル信号が前記第4の電位レベルの時に
    第6の電位レベルを有する判定信号を出力し、その電位
    レベルを保持するもので、初期化信号により、該判定信
    号は該第6の電位レベルに設定される判定手段と、 前記判定信号と許可信号により制御され、該判定信号が
    前記第5の電位レベルであって、該許可信号を受信して
    いる時に、前記クロック信号の電位レベルに応答した電
    位レベルの出力信号を出力するクロック制御手段と、前記許可信号を出力し、 前記クロック制御手段の前記出
    力信号に応答して、シリアルに受信したデータをmビッ
    ト分格納するもので、該データのmビット分の格納が終
    了する前にイネーブル制御信号を出力し、該データのm
    ビットの格納の終了に応答して許可信号の出力を禁止
    する保持手段と、 前記ラッチ信号が前記第の電位レベルの時に、前記イ
    ネーブル制御信号の受信状態に応じて前記第3あるいは
    前記第4の電位レベルのイネーブル信号を出力し、該ラ
    ッチ信号が前記第の電位レベルの時に、該イネーブル
    信号は前記第の電位レベルに設定されるイネーブル出
    力手段と、 前記判定信号が前記第5の電位レベルの時に、前記ラッ
    チ信号が前記第2の電位レベルから前記第1の電位レベ
    ルへの遷移をするまで前記初期化信号を出力し、該判定
    信号が前記第6の電位レベルの時に、該ラッチ信号が該
    第2の電位レベルから該第1の電位レベルへの遷移をし
    た後の所定期間に該初期化信号を出力する初期化手段と
    を、 有することを特徴とするLCD駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLCD駆動回路におい
    て、前記保持手段は、前記許可信号を出力するととも
    に、前記クロック制御手段の前記出力信号に応答して、
    順次第1から第mの指示信号を出力し、少なくとも該第
    mの指示信号が出力される前の所定の指示信号を前記イ
    ネーブル制御信号として出力し、該第mの指示信号が出
    力されるのに応答して、該許可信号の出力を禁止する保
    持制御回路と、 前記第1から第mの指示信号に応答して、シリアルに転
    送されてくるデータを順次mビット分格納する格納回路
    と、から構成されることを特徴とするLCD駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のLCD駆動回路におい
    て、前記ラッチ信号が前記第2の電位レベルの時に、前
    記クロック信号を分周した分周信号を出力する分周回路
    を有し、前記判定信号が前記第6の電位レベルの時に、
    前記初期化手段の前記初期化信号は該分周信号に応答し
    て、初期化信号の出力が制御されることを特徴とするL
    CD駆動回路。
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