JP3029300B2 - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JP3029300B2
JP3029300B2 JP1067891A JP1067891A JP3029300B2 JP 3029300 B2 JP3029300 B2 JP 3029300B2 JP 1067891 A JP1067891 A JP 1067891A JP 1067891 A JP1067891 A JP 1067891A JP 3029300 B2 JP3029300 B2 JP 3029300B2
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康博 真
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駆動回路に関し、特
に液晶ディスプレイ(以下LCDと略す)駆動用ICの
様に駆動回路をカスケード接続し、シリアルで送られて
くる多量のデータをラッチし、パラレルで出力する回路
を構成する場合において、消費電力の低減化に好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、LCD表示用の駆動回路のよう
に、多数の出力が必要な駆動回路は、データ生成回路か
ら、シリアルで出力されたデータをパラレルデータに変
換するデータラッチ回路を有する駆動回路が用いられて
いる。
【0003】一般に、このようなデータラッチ回路を有
する駆動回路は、端子数が100ピン程度の大型ICに
よって構成される。ところで、端子数が100ピン程度
のICの場合は80出力が限度であり、またTABによ
る端子数が180ピン程度のICの場合は160出力が
限度である。
【0004】したがって転送するデータが、640ビッ
トの様な多数のデータを処理するシステムを構成する場
合は、80〜160出力のICを、8〜4個カスケード
接続する必要がある。
【0005】この種の回路は、特願平01−32658
0号として本発明者らによって提案されたものがあり、
以下図面を用いて説明する。
【0006】図3は、従来の駆動回路をカスケード接続
した状態を示す回路構成図、図3は、図4の回路各部の
動作波形図である。
【0007】なお、以下の説明においてカスケード接続
の2段目を次段と称し、3段目以後の各段を代表したも
のとする。また、次段LCDドライバー74の回路構成
は初段LCDドライバー37と同一なので省略する。
【0008】図3において、図示しないデータ生成回路
よりシリアルで送られてくるデータDSは初段LCDド
ライバー37および次段LCDドライバー74の入力端
子T1 にそれぞれ与えられる。また上記シリアルデータ
DSに同期して、入力されるクロックパルスCPが各段
の入力端子T2 に与えられるとともに、上記シリアルデ
ータDSをラッチするためのラッチパルスLPが各段の
入力端子T3 に与えられる。
【0009】イネーブル信号は、前段のドライバーの端
子T5 から出力され後段ドライバーの端子T4 に与えら
れる。なお、初段LCDドライバー37の場合は前段の
ドライバーがないので、イネーブル入力端子T4 は接地
(“L“レベルに接続)される。
【0010】入力端子T1 に与えられたシリアルデータ
DSはバッファーA1 を介してデータラッチ回路1に与
えられる。データラッチ回路1は、ラッチ手段として複
数のクリップフロップ回路(以下FFと略する)26〜
30によって構成されている。これらのFF26〜30
は、データFFか又はデータラッチが用いられ、シリア
ルデータDSは各FF26〜30のデータ入力端子Dに
与えられる。
【0011】一方、入力端子T3 に与えられたラッチパ
ルスLPは、バッファーA3 を介して、初段次段判定回
路2,イネーブルラッチ回路4,シフトレジスター5,
イネーブル信号出力回路6,ラッチ付きドライブ回路
7,およびカウント回路8に、それぞれ供給される。
【0012】シフトレジスター5は、FF15,17〜
21とANDゲート16によって構成され、上記ラッチ
パルスLPは、FF15のセット入力端子Sに与えられ
るとともに、FF17〜21のリセット入力端子Rに与
えられる。
【0013】これらのFF15,17〜21は、前のF
Fの出力端子Qから出力された信号が次のFFのデータ
入力端子Dに与えられるように接続される。なお、初め
のFF15のデータ入力端子Dは接地(“L“レベルに
接続)されている。
【0014】これらのFF15,17〜20の出力端子
Qから出力された信号の内、FF17〜20のQ出力
が、データラッチ回路1を構成するFF27〜30のラ
ッチ入力端子Lに与えられる。
【0015】また、シフトレジスター5におけるFF1
5のQ出力は、ANDゲート16を介してデータラッチ
回路1におけるFF26のラッチ入力端子Lに与えられ
る。
【0016】上記アンドゲート16の一方の入力端子に
は、クロック制御回路3を構成する3入力ANDゲート
14の出力が与えられ、ANDゲート14の出力が“H
“レベルになるタイミングで上記FF15のQ出力信号
が、上記FF26のラッチ入力端子Lに与えられる。
【0017】上記クロック制御回路3は、上記3入力A
NDゲート14とORゲート13とで構成され、上記ク
ロックパルスCP,初段次段判定回路2の出力信号,イ
ネーブル・ラッチ回路4の出力信号,およびシフトレジ
スター5における最終段のFF21の反転Q端子出力信
号に基いて回路の動作クロック信号を出力する。
【0018】上記クロック制御回路3から出力されるシ
フトクロック信号は、上記ANDゲート16の他に、F
F15,17〜21のクロック入力端子にそれぞれ与え
られる。
【0019】上記、初段次段判定回路2は、データ生成
回路から送られているシリアルデータDSが当該回路に
与えられるものか、或いは次段回路に与えられるものか
を判定するために設けられ、3つのD形のFF9,1
0,11によって構成されている。
【0020】又、カウント回路8は、クロックパルスを
分周して、イネーブル信号の受信用クロックを間引くこ
とにより、イネーブル信号の遅延時間の影響を受けない
様にするために設けられており、D形FF75と、2入
力ANDゲート76により構成されている。
【0021】又、イネーブルラッチ回路4は、入力端子
4 に与えられるイネーブル信号を、前記カウント回路
8の出力によりラッチする為に設けられ、D形FF12
により構成されている。
【0022】一方、上記シフトレジスター5における最
終段よりも2つ前の段に設けられているFF19のQ出
力端子が、イネーブル信号出力回路6を構成するNOR
ゲート23の一方の入力端子に与えられる。上記イネー
ブル信号出力回路6は、上記NORゲート23とNOR
ゲート22およびインバーター24により構成され、上
記NORゲート23,22により、R−S・FFが構成
される。
【0023】上記インバーター24の出力が端子T5
与えられ、これがイネーブル信号として、後段の駆動回
路の入力端子T4 に導出される。
【0024】次に、カスケード接続時の動作について説
明する。
【0025】データ生成回路より送られてくるシリアル
データ信号DS,クロックパルス信号CP,ラッチパル
ス信号LPは、図4の波形図に示すような波形になって
おり、波形は連続している。
【0026】ラッチパルスLPが入力されるとFF1
0,75,12,17〜21がラッチパルスの“H”レ
ベルの部分でリセットされるため、これらのFFのQ出
力端子は“L”レベルになる。
【0027】FF21の場合は反転Q出力“H”となり
ANDゲート14の第1入力端子にこの信号を送る。N
OR22,23により構成されるR−S・FFは同様に
リセットされQ出力は、“L”レベルになるが、インバ
ーター24を通して、T5 より“H”レベルを出力す
る。
【0028】FF15はラッチパルスの“H”レベルに
よりセットされて、Q出力端子が“H”レベルになる。
【0029】次に、ラッチパルスLPが“H”→“L”
に立ち下がった時、FF9のQ出力が“H”レベルにな
る。このFF9のQ出力が、FF10のD入力端子に送
られ、また、ラッチ回路26〜30にラッチされていた
シリアルデータDSがラッチ付きLCDドライブ回路7
にラッチされて出力端子32〜36よりLCD駆動レベ
ルが出力される。
【0030】次に、データ生成回路から送られてくるク
ロックパルスCPの立ち上がり時点では、データ生成回
路から送られてくるシリアルデータDSが、データラッ
チ回路1の各FF26〜30のD入力端子に入力され
る。
【0031】また、初段LCDドライブ回路37の入力
端子T4 は“L”レベルに設定されており、この“L”
レベルがインバーターA4 で反転されることにより
“H”レベルになり、FF11と12のD入力端子に送
られている。よって一度でもFF10のQ出力が立ち下
がると、FF11のQ出力が“H”レベルになる。この
“H”レベルの出力は、2入力ORゲート13の第1入
力端子および3入力ANDゲート14の第2入力端子に
送られる。
【0032】この場合3入力ANDゲート14の第1入
力端子は“H”レベルになっているので、このANDゲ
ート14の第3入力端子に与えられるクロックパルスC
Pはそのまま出力される。
【0033】一方、次段LCDドライバー74の入力端
子T4 は初段LCDドライブ回路37の出力端子T5
ら“H”レベルのイネーブル信号が与えられる。この
“H”レベルの信号はインバータA4 により“L”レベ
ルに反転され、FF11,12のD入力端子に送られ
る。
【0034】また、FF11のクロック入力端子に与え
られるFF10のQ出力が一度でも“H”から“L”レ
ベルに立ち下がるとFF11のQ出力は、“L”レベル
に固定され、これが2入力ORゲート13の第1入力端
子に供給される。
【0035】一方、上記ゲート13の第2入力端子に与
えられるFF12のQ出力は、“L”レベルなので、2
入力ORゲート13の出力は“L”レベルになる。
【0036】したがって、この場合2入力ORゲート1
3の出力が供給される3入力ANDゲート14において
は、AND条件が成立しないため、このANDゲート1
4の第3入力端子に与えられているクロックパルスCP
の通過が禁止されている。
【0037】さて、初段LCDドライバー37は、以上
の状態においてクロックパルスCPが入力されると、A
NDゲート14を通って2入力ANDゲート16の第2
入力端子に送られる。この場合、上記2入力ANDゲー
ト16の第1入力端子は“H”レベルなので、上記2入
力ANDゲート16の出力は“H”になる。
【0038】次に、このクロックパルスCPが“H”→
“L”に立ち下がると図4に示すようにFF15のQ出
力は“L”レベルになり、FF17のQ出力は“H”レ
ベルになる。この時、2入力ANDゲート16の出力は
“L”レベルになり、この出力信号が、FF26のラッ
チ入力端子Lに送られるため、シリアルデータDSの最
初のデータがFF26にラッチされる。これと同時にF
F10のQ出力は“H”レベルになり、FF9をリセッ
トする。同様に、FF75は1つカウントが進み、Q出
力がHになる。次段LCDドライバー74のFF9,1
0,75も同様の動作をする。
【0039】次に2番目のシリアルデータDSと、クロ
ックパルスCPが送られてくると、FF17のQ出力は
“L”レベルとなり、FF18のQ出力は“H“レベル
になる。この時、FF17のQ出力はFF27のラッチ
入力端子Lに与えられるため、2番目のシリアルデータ
DSがFF27にラッチされる。この時、FF75のQ
出力が入力されている2入力ANDゲート76の第1入
力端子には、“H”レベルが入力されているので第2入
力端子のクロックパルスCPは、ANDゲート76を通
ってFF12のクロック入力端子に入力される。FF1
2はデータ入力端子の“H”レベル(反転T4 信号)を
読み込んでQ出力より出力する。以下、FF75,1
2,ANDゲート76によりクロックパルスの偶数回ご
とにT4 端子に入力される信号を読み込み、ORゲート
13の第2入力端子へ“H”レベルを出力する。
【0040】又、同時にFF10は、FF9のQ出力の
“L”レベルを読み込みQ出力端子から出力する。この
立ち下がりにより、FF11はT4 端子に入力される信
号の逆論理を読み込んで(この場合は“H”)をORゲ
ート13の第1入力端へ出力する。
【0041】次段LCDドライバー74では、FF9,
10,11,75,12,ANDゲート76により同様
に動作しFF11,12より“L”レベルが読み込まれ
てORゲート13へ出力する。
【0042】ORゲート13は、入力された信号が2つ
とも“L”の為3入力ANDゲートの第2入力端子を
“L”として、第3入力端子のクロックパルスCP信号
に禁止をかける。
【0043】次に初段のLCDドライバー37に、3番
目のシリアルデータDSと、クロックパルスCPが送ら
れてくると、FF18のQ出力は、“L”レベルにな
り、このときFF18のQ出力がFF28のラッチ入力
端子に与えられるため、3番目のシリアルデータがFF
28にラッチされる。この様にして、データ生成回路よ
り送られてくるシリアルデータDSをクロックパルスC
Pに同期して順次データーラッチ回路1の各FF26〜
30にラッチしていく。そして、初段LCDドライバー
37に対応する最後のデータの1つ前のシリアルデータ
DSが入力されると(最最終ロックパルスCPの2つ前
のクロックが入力されると)FF19のQ出力が“H”
レベルになり、イネーブル信号出力回路6の2入力NO
Rゲート23に伝達される。
【0044】NORゲート23は、NORゲート22と
R−S・FFを構成しており伝達された信号によりR−
S・FFはセットされるが、インバーター24により反
転された“L”レベルをT5 より出力し、次段のT4
伝送する。この信号がイネーブル信号であり、次段のL
CDドライバー74の入力端子T4 を通り、初段LCD
ドライバー73と同様にインバーターA4を介してFF
11及び12の各D入力端子に与えられる。
【0045】ここでさらにクロックパルスCPが入力さ
れると、FF19のQ出力は“L”になりこの19のQ
出力がFF29のラッチ入力端子に与えられるため最後
から2番目のデータが、FF29にラッチされる。同時
にFF20のQ出力が“H”レベルになる。この時次段
のFF75のQ出力が“H”となるが、まだANDゲー
ト76の出力は、パルスが出力されない。
【0046】さらに、クロックパルスCPが入力される
とFF20のQ出力は“L”レベルになり、このFF2
0のQ出力がFF30のラッチ入力端子に与えられるた
め、初段の最後のデータDSが、FF30にラッチされ
る。一方、FF21のQ出力は、“H”レベルに又、反
転Q出力は“L”レベルになる。この反転Q出力信号の
“L”レベルが終了信号として3入力ANDゲート14
の第1入力に加えられる。この結果、データ生成回路よ
り送られてくるクロックパルスCPが上記3入力AND
ゲート14で禁止される。
【0047】一方、これと同時に次段LCDドライバー
74のフリップフロップ75のQ出力が“H”の為、ク
ロックパルスCPは、ANDゲート76を介して、FF
12のクロック入力端子に伝達されるのでFF12はク
ロックパルスCPの立ち下がり時に、イネーブル信号を
反転した“H”レベルを読み込みQ出力より2入力OR
ゲート13の第2入力端を通して、3入力ANDゲート
14の第2入力端へ伝達する。このANDゲート14の
第1入力端も“H”レベルになっているので、この後、
データ生成回路から送られてくるクロックパルスCP
は、3入力ANDゲート14を通ることができ、FF1
5,17〜21のクロック入力端子と、2入力ANDゲ
ート16の第2入力端子に送られることになる。
【0048】さて、次にデータ生成回路より送られてく
るクロックパルスCPが、次段が最初に動作するパルス
であり、このクロックパルスの立ち下がりでFF15の
Q出力は“H”→“L”レベルに反転するとともに、F
F17のQ出力が“H”レベルになる。又、この時、2
入力ANDゲート16の第1入力はこのクロックパルス
が立ち下がるまで“H”が入力されているので、この図
1だけクロックパルスCPはANDゲート16を通って
FF26のラッチ入力端子に入力される。
【0049】FF26〜30のD入力端子には、データ
生成回路からシリアルデータDSが入力されているの
で、次段LCDドライバー74は前記クロックパルスC
Pの立ち下がりでFF26はデータDSをラッチしてQ
出力からドライブ回路7へ送る。
【0050】次にクロックパルスCPがデータ生成回路
より送られてくると、FF17のQ出力は“L”レベ
ル、FF18のQ出力は、“H”レベルになり、このク
ロックCPに対応したシリアルデータDSがFF27に
ラッチされる。以後同様に、データ生成回路より送られ
てくるシリアルデータDSがクロックパルスCPにより
順次ラッチされて行く。
【0051】そして、次段LCDドライバー74に入力
される最後のクロックパルスCPの2つ前のクロックパ
ルスCPが入力されると、シフトレジスター5における
最終段より2つ手前のFF19のQ出力が“H”レベル
になる。この“H”レベルにより2入力NOR23,2
2で構成されるR−S・FFがセットされ、この“H”
レベルがインバーター24を通して、“L”レベルとな
り、出力端子T5 から3段目のLCDドライバーのイネ
ーブル入力端子T4に送られる。
【0052】次のクロックパルスCPがデータ生成回路
より送られてくると次段LCDドライバー74のFF1
9のQ出力は“L”になり、FF20のQ出力は“H”
になる。
【0053】この時、FF19のQ出力はFF29のラ
ッチ端子Lへ送られ、これに対応するシリアルデータが
FF29にラッチされる。
【0054】次にクロックパルスCPがデータ生成回路
より送られてくるとFF20のQ出力は“L”になり、
FF21のQ出力は“H”,反転Q出力は“L”にな
る。この時FF20のQ出力はFF30のラッチ端子L
へ送られ、これに対応するシリアルデータが、FF30
にラッチされる。
【0055】一方、FF21の反転Q出力(“L”レベ
ル)が、3入力ANDゲート14の第1入力端子に与え
られることにより、3入力ANDゲート14の出力は
“L”に固定される。
【0056】FF26〜30のQ出力はラッチ付きLC
Dドライバー回路7に送られる。
【0057】以後、同様に3段目以後のLCDドライバ
ーにもデータが転送された後データ生成回路より、ラッ
チパルスLPが送られてくると、LCDドライバー回路
7は、各LCDドライバーのデータラッチ回路1から、
ラッチ付きLCDドライバー回路7に、入力されている
データをラッチして出力端子32〜36にパラレルに出
力する。
【0058】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した様に、従
来の駆動回路ではカスケード接続における低消費電力化
の為、イネーブル信号を用いてデータ生成回路より、転
送されてくるデータをラッチして出力するICのみにク
ロックが入り、他は入力に禁止がかかる様にしているの
である。
【0059】これにより、動作時の消費電流がロジック
側の電源を5V,LCDドライブ側の電源を40Vとし
た時LCDを接続しない状態で、又、クロックパルス速
度が、3MHz程度で約5mAあり、クロックを受け付
けない状態で、2mA程度にはなっていた。
【0060】又、従来例は1BITのデータ転送の場合
を示したがLCD画面の大型化にともない、4BIT,
8BIT,12BIT等に増加し、又、データを転送す
るクロックパルスCPの周波数も、3MHzから6MH
z,8MHzと増加することになる。
【0061】これにともない消費電流も、クロックパル
スの周波数とほぼ比例し5mA(3MHz),10mA
(6MHz),13mA(8MHz)、同様にクロック
を受け付けない状態においても2mA(3MHz),4
mA(6MHz),5mA(8MHz)又、データのB
IT数に応じても13mA(1BIT),19mA(4
BIT),27mA(8BIT),35mA(12BI
T)、同様にクロックを受け付けない状態でも5mA
(1BIT),11mA(4BIT),19mA(8B
IT),27mA(12BIT)と増加することにな
る。
【0062】これは、大画面のLCD表示のための駆動
回路における低電力化の課題である。
【0063】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するため、駆動データがシリアルに入力されるデー
タ入力端子と、複数のラッチ手段から構成され前記駆動
データを順次ラッチしてパラレルに出力するデータラッ
チ回路と、前記ラッチ手段をラッチ可能状態にするラッ
チ信号をクロックパルス入力端子に入力されるクロック
パルスに応答して前記複数のラッチ手段に順番に出力し
且つ前記複数のラッチ手段へラッチ信号出力の終了に際
して終了信号を出力するシフトレジスターと、前記テー
タ入力端子と前記データラッチ回路との間に前記終了信
号が入力されたとき前記駆動データの前記データラッチ
回路への入力を禁止する第1ゲート回路とを備えてなる
ことを特徴とする駆動回路であって、また、前記クロッ
クパルス入力端子と前記シフトレジスターとの間に前記
終了信号が入力されたとき前記クロックパルスの前記シ
フトレジスターへの入力を禁止する第2ゲート回路を設
けたものである。
【0064】また、さらにカスケード接続時にイネーブ
ル信号を入力するために設けられたイネーブル信号入力
端子と、前記イネーブル信号を次段に接続されている駆
動回路に出力するために設けられたイネーブル信号出力
端子と、前記シフトレジスタから出力される所定の前記
ラッチ信号に応答して前記イネーブル信号を前記イネー
ブル信号出力端に出力するイネーブル信号出力回路とを
備えてなり、前記第2ゲート回路は前記終了信号と共に
前記イネーブル信号にも応答して前記クロックパルスの
前記シフトレジスターへの入力を禁止するようにしたも
のである。
【0065】また、駆動データがシリアルに入力される
データ入力端子と、複数のラッチ手段から構成され前記
駆動データを順次ラッチしてパラレルに出力するデータ
ラッチ回路と、前記ラッチ手段をラッチ可能状態にする
ラッチ信号をクロックパルスに応答して前記複数のラッ
チ手段に出力するシフトレジスターとを具備するドライ
バー回路を複数カスケード接続した駆動回路において、
前記複数のドライバー回路のうち動作する所定のドライ
バー回路に入力されるイネーブル信号のイネーブル信号
入力端子と、このイネーブル信号入力端子に入力される
イネーブル信号に基づいて動作・非動作を判定する判定
回路と、前記データ入力端子と前記データラッチ回路と
の間にこの判定回路からの非動作判定出力に応答して前
記駆動データの前記データラッチ回路への入力を禁止す
るゲート回路とをそれぞれの前記ドライバー回路に設け
たことを特徴とする。
【0066】
【作用】以上の様にこの発明によれば、カスケード接続
された複数の駆動回路それぞれにおいて、クロックパル
スCPを受け付け状態で、データ入力も受け付け、クロ
ックパルスCPの非受け付け状態で、データ入力も非受
け付け状態となるので、動作は正常に行われ、しかも非
動作状態では、データラッチ回路やシフトレジスター等
が非動作状態となり、大幅な消費電流の低減化が可能に
なる。
【0067】
【実施例】図1は、この発明の実施例を示す回路図であ
り、図2は図1の回路各部の動作波形図であり、以下図
面を用いて説明する。
【0068】なお、図1の回路において、図3と同一の
部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、以
下の説明においてカスケード接続の2段目を次段と称
し、3段目以後の各段を代表し、また、次段LCDドラ
イバー74の回路構成は初段LCDドライバー37と同
一なので省略する。
【0069】図1において、図示しないデータ生成回路
よりシリアルで送られてくるデータDSは初段LCDド
ライバー37および次段LCDドライバー74の入力端
子T1 に、それぞれ与えられる。又、上記シリアルデー
タDSに同期して入力されるクロックパルスCPが各段
の入力端子T2 に与えられるとともに、上記シリアルデ
ータDSをラッチするためのラッチパルスLPが各段の
入力端子T3 に与えられる。
【0070】イネーブル信号は、前段のドライバー端子
5 から出力され、後段ドラバーの端子T4 に与えられ
る。なお初段LCDドライバー37の場合は前段のドラ
イバーがないのでイネーブル入力端子T4 は接地
(“L”レベル接続)される。
【0071】入力端子T1 に与えられるシリアルデータ
DSは、データ入力制御回路50内の2入力ANDゲー
トA40の第1入力端子に入力される。ANDゲートA
40の出力は、データラッチ回路1内の複数のFF26
〜30のデータ入力端子に接続される。これらのFF2
6〜30は、データフリップフロップ(D−F/F)
か、又は、データラッチ(D−ラッチ)が用いられる。
【0072】一方、入力端子T3 に与えられたラッチパ
ルスLPはバッファーA3を介して、初段/次段判定回
路2,カウント回路8,イネーブルラッチ回路4,イネ
ーブル信号出力回路6,シフトレジスター5,ラッチ付
き,ドライブ回路7にそれぞれ供給される。
【0073】シフトレジスター5は、FF15,17〜
21によって構成され、上記ラッチパルスLPは、FF
15のセット入力端子Sに与えられるとともにFF17
〜21のリセット入力端子Rにも与えられる。
【0074】これらのFF15,17〜21は、前のF
Fの出力端子Qから出力された信号が、次のFFのデー
タ入力端子Dに与えられるように接続される。なお、初
めのFF15のデータ入力端子Dは、接地(“L”レベ
ルに接続)されている。
【0075】これらFF15,16〜20の出力端子Q
から出力された信号の内FF17〜20のQ出力がデー
タラッチ回路1を構成するFF27〜30のラッチ入力
端子Lに与えられる。
【0076】又、シフトレジスター5におけるFF15
のQ出力はANDゲート16の第1入力端子に接続さ
れ、出力はデータラッチ回路1のFF26のラッチ端子
Lに入力される。
【0077】又、入力端子T2 に与えられたクロックパ
ルスCPは、バッファーA2を介して初段次段判定回路
2,カウンター回路8,クロック制御回路3に供給され
る。
【0078】初段次段判定回路2は、FF9,10,1
1により構成され、FF9のデータ入力端子は、V
DD(“H”レベル)に接続され、クロック入力端子はラ
ッチパルスLPが入力されている。Q出力は、FF10
のデータ入力に接続されFF10のクロック入力端子に
は、クロックパルスCPが入力され、リセット入力端子
Rには、ラッチパルスLPが入力され、Q出力はFF9
のリセット入力端子RとFF11のクロック入力端子に
接続されている。FF11のデータ入力端子はイネーブ
ル信号として初段の場合は、T4 入力端子の“L”レベ
ルをインバーターA4を介して“H”レベルが入力され
る。次段の場合は、T4 入力端子の“H”レベルをイン
バーターA4を介して、“L”レベルが入力される。な
お、FF11のQ出力は初段時“H”,次段時“L”と
なるクロック制御信号となる。なお、ICのピンが有る
場合には、この初段次段判定回路をとり、直接入力信号
として“H”または“L”を、IC外部より入力しても
良い。
【0079】又、カウンター回路8はFF75とAND
ゲート76により構成され、FF75の反転Q出力端子
はD(データ)入力端子に接続されることにより、T−
フリップフロップ(以後T−FFと略す)として動作す
る。さらにクロック入力端子には、クロックパルスCP
が入力されて、その後縁で動作する。Q出力端子は、A
NDゲート76の第1入力端子に接続され第2入力端子
には、クロックパルスCPが接続される。ANDゲート
76の出力端子はイネーブルラッチ回路4のFF12の
クロック入力端子には接続される。FF12は前記イネ
ーブル信号が入力される。
【0080】FF11のQ出力は、クロック制御回路3
のORゲート13の第1入力端子に、FF12のQ出力
はORゲート13の第2入力端子に接続され、ORゲー
ト13の出力はANDゲートA41の第2入力端子に接
続され、第1入力端子には、前記FF21の反転Q出力
が接続され、ANDゲートA41の出力は、ANDゲー
トA42の第1入力端子と、前記入力データ制御回路5
0のANDゲートA40の第2入力端子に接続される。
ANDゲートA42の第2入力端子には、クロックパル
スCPが入力され、出力端子はFF15〜21のクロッ
ク入力端子とANDゲート16の第2入力端子に接続さ
れる。イネーブル出力回路6は、2入力NOR22,2
3とインバーター24により構成される。NOR22の
第1入力端子には、ラッチパルスLPが入力され第2入
力端子には、NOR23の出力が接続される。NOR2
2の出力端子は、NOR23の第1入力端子と、インバ
ーター24を介して、イネーブル出力端子T5 へ接続さ
れる。NOR23の第2入力端子には前記FF19のQ
出力端子が接続される。
【0081】ドライブ回路(ラッチ付きドライブ回路)
1のL入力端子には、ラッチパルスLPが接続され、デ
ータラッチ回路1のFF26〜30のQ出力からの入力
は、ドライブ回路1を介して出力端子32〜36へ接続
される。
【0082】次に、カスケード接続時の動作について図
2の動作波形図を用いて説明する。
【0083】データ生成回路より送られてくるシリアル
データ信号DS,クロックパルスCP,ラッチパルス信
号LPは図2の波形図に示すような波形になっており、
波形は連続している。
【0084】まず、初段次段判定回路2は、従来と同様
に、ラッチパルスLPが入力された後のクロックパルス
CPの2クロック目の後縁で、イネーブル入力端子の反
転したレベルをFF11が読み込むことにより実行され
る。
【0085】これにより初段は、“H”レベルを読み込
んで、FF11のQ出力より出力する。一方、イネーブ
ル信号出力回路6のNOR22,23はR−S・FFを
構成しており、上記ラッチパルスLPよりリセットされ
る。この出力信号がインバーター24を介して、“H”
レベルとなり次段のイネーブル信号入力となる。よっ
て、次段のFF11は、インバーターA4より反転され
た“L”レベルを読み込んでFF11のQ出力より出力
する。
【0086】これにより、初段は“H”,次段は“L”
と判定される。
【0087】初段の37においては、FF11のQ出力
が“H”レベルの為、ORゲート13の出力は“H”レ
ベルに固定される。次段74においてはFF11のQ出
力が“L”レベルの為ORゲート13の出力は、FF1
2のQ出力により、決定される。
【0088】カウンター回路8はラッチパルスLPによ
り初期リセットされ、以後入力されるクロックパルスC
Pの偶数個目のパルスのみを通過させる様に動作する。
このクロックの後縁でイネーブルラッチ回路4のFF1
2は、初段37の場合は“H”を次段74の場合は
“L”を読み込んでORゲート13の第2入力へ、各レ
ベルを出力する。(なお、初段の場合は、イネーブル入
力端子T4が“L”レベル固定の為、以後の動作は同一
の為省略する。)よって、次段ORゲート13の入力は
2つとも“L”レベルの為出力は“L”レベルとなり、
次段のANDゲートA41の出力も“L”,ANDゲー
トA42の出力も“L”,ANDゲートA40の出力も
“L”に固定される。
【0089】つまり、次段74においては、クロックパ
ルスCPとデータ入力信号DSに禁止がかかりANDゲ
ートA40,A42の出力が“L”レベルに固定される
為、スタティック状態に保持され、消費電流がシフトレ
ジスター5やデータラッチ回路1,データ入力制御回路
50,クロック制御回路3においてまったく流れない。
【0090】一方、初段37のANDゲート41の第2
入力端子は“H”レベルであり、第1入力端子に接続さ
れるFF21の反転Qは、ラッチパルスLPにより初期
セットされ“H”レベルとなり、ANDゲート41の出
力も“H”レベルとなる。このANDゲート41の
“H”レベルはANDゲートA40の第2入力端子と、
ANDゲートA42の第1入力端子に伝達され、各AN
DゲートA40,A42の入力禁止を解除し、ANDゲ
ートA40は、第1入力端子に入力されるシリアルデー
タ信号を、ANDゲートA42の第2入力端子に入力さ
れるクロックパルス信号を、それぞれ出力する。
【0091】さて、初段37,次段74のシフトレジス
ター5のFF15,17〜21の内、FF15はラッチ
パルスLPにより、セットされQ出力が“H”レベル他
のFF17〜21はリセットされてQ出力が“L”レベ
ルになっている。
【0092】よって、ANDゲート16の第1入力端子
が“H”レベルとなり禁止が解除され、ANDゲートA
42の出力パルスを通して、FF26のラッチ入力端子
Lに伝達する。(FF26〜30がデータラッチを用い
た場合には、この様にFF26のラッチ入力信号が
“H”になるのを防ぐため、ANDゲート16が必要で
あるがFF26〜30がデータフリップフロップを用い
た場合には、クロックのエッジでデータを取り込むの
で、ANDゲート16は不要である。)ただし、次段の
場合にはANDゲートA42の出力が“L”固定の為、
データラッチ回路へのラッチ信号は禁止されている。
【0093】初段の場合はANDゲートA40,A42
とも禁止が解除されているので、クロックパルスCPは
ANDゲートA42,ANDゲート16を通ってFF2
6のラッチ入力端子に伝達される。よって、クロックパ
ルスCPに同期して入力されるシリアルデータDSもA
NDゲートA40を通って、FF26〜30のデータ入
力に入力されているので、初段37のラッチパルスLP
入力後、初めに入力されるクロックパルスCPにより、
FF26はシリアルデータDSを読み込んで、ドライブ
回路7へ伝送する。又、このクロックパルスの後縁でF
F15は“L”を読み込んで、Q出力より出力するの
で、ANDゲート16に禁止がかかり、以後ANDゲー
ト42から出力されるシフトクロックパルス(クロック
パルスCP)をFF26へ伝達しない。さらにこのクロ
ックパルス(シフトクロックパルス)の後縁により、F
F17はD入力端子の“H”レベルを読み込んでQ出力
より出力する。
【0094】次に、ラッチパルスLPが入力された後、
2番目のクロックパルスCP入力は、同様にANDゲー
トA42を通ってシフトレジスター5に伝達される。
(以後このANDゲートA42の出力信号をシフトクロ
ックパルスと言う。)このパルスの後縁で、FF17は
“L”を読み込んで、Q出力を“L”レベルにし、FF
18は“H”を読み込んで、Q出力を“H”レベルにす
る。
【0095】よって、FF17のQ出力の“H”レベル
が伝達されていたFF27は、クロックパルスCPと同
期して、入力されているシリアルデータDSを読み込ん
でQ出力より、ドライブ回路7へ伝達する。
【0096】以後、同様にラッチパルスLPが入力され
た後、3番目のクロックパルスCP入力により、FF2
8はFF18のQ出力信号により、シリアルデータDS
を読み込んでドライブ回路7へ出力する。
【0097】これらの動作を続けて、初段37に送るデ
ータの最後から3番目のデータが、ドライブ回路7へ伝
達された時、FF19のQ出力が“H”レベルとなり、
この信号により、イネーブル信号出力回路6のR−S・
FFはセットされる。このセットされた“H”レベル
が、インバータ24を介して“L”レベルとなって出力
端子T5 より出力される。
【0098】T5 より出力されたイネーブル信号
(“L”レベル)は次段74のイネーブル信号入力端子
4 に入力されインバーターA4を介して、FF11,
12のデータ入力端子に伝達される。この時、FF12
のクロック入力端子にパルスが入力されるが、イネーブ
ル信号は初段37のANDゲート42,FF19,NO
Rゲート23,22,インバーター24の遅れがあり、
この時の変化を読み込めない。初段37に送る、最後か
ら2番目のクロックパルスCPが入力されると、FF1
9のQ出力端子は“L”レベルになり、FF20のQ出
力端子が“H”レベルになる。よって、初段37に送る
最後から2番目のシリアルデータDSは、FF29に読
み込まれて、ドライブ回路7に伝達される。
【0099】次段は、この時、ANDゲート76からパ
ルスが出力され無い為、FF12は、データ入力端子の
“H”レベルを読み込まずANDゲートA41の第2入
力端子は“L”レベルを保持し、シリアルデータDS入
力と、クロックパルスCP入力に禁止がかかる。
【0100】初段37に送る、最後のクロックパルスC
Pが入力されると、(FF26〜30へのラッチパルス
出力の終了に際して)、FF20のQ出力端子が“L”
レベル、FF21のQ出力端子が“H”レベル、反転Q
出力端子が“L”レベルとなる。よって、初段37に送
る最後のシリアルデータDSは、FF30に読み込まれ
て、ドライブ回路7に伝達される。そして、FF21の
反転Q出力の“L”レベルが、ANDゲートA41の第
1入力端子に入力されて、ANDゲートA41からAN
DゲートA40の第2入力端子と、ANDゲートA42
の第1入力端子へ伝達され、ANDゲートA40とA4
2の出力を“L”レベルに固定する。
【0101】つまり、初段37はデータ生成回路より送
られてくる初段分のデータとり込み入力が終了すると、
直ちにシリアルデータDS入力と、クロックパルスCP
の入力に禁止がかかり、消費電流がシフトレジスター5
やデータラッチ回路1データ入力制御回路50,クロッ
ク制御回路3において、まったく流れなくなる。
【0102】一方次段74は、初段37の最後に入力さ
れたクロックパルスCPの後縁により、FF12はデー
タ入力端子の“H”レベルを読み込んでQ出力端子よ
り、ORゲート13の第2入力端子に出力する。この
“H”レベルにより、ORゲート13は出力が“H”に
なり、ANDゲートA41の第2入力端子へ出力する。
ANDゲート41の第1入力端子はFF21の反転Q出
力が入力されているが、このレベルはすでにラッチパル
スLPにより初期リセットされて“H”レベルになって
おりANDゲートA41の出力は“H”となる。AND
ゲートA41の“H”レベルはANDゲートA40の第
2入力端子とANDゲートA42の第1入力端子に伝達
され、今までのデータ入力とクロックパルスCPの入力
禁止を解除する。
【0103】よって、初段74に伝送するクロックパル
スCP終了後のクロックパルスCP(次段に入力する初
めのクロックパルス)から(以後次段の第1パルスと言
う。)ANDゲートA42,ANDゲート16を介し
て、FF26のラッチ入力端子に伝達され、次段74に
送る初めのシリアルデータDSがFF26に読み込まれ
て、ドライブ回路7へ伝達される。
【0104】また、次段の第1パルスにより、FF15
は“L”レベルを読み込んでQ出力は、“L”レベルに
なり、FF17は“H”レベルを読み込んでQ出力が
“H”レベルになる。このように本発明の実施例ではカ
スケード接続において、初段/次段判定回路2、イネー
ブルラッチ回路4がそれぞれのLCDドライバーの動作
・非動作判定回路として機能している。
【0105】以後、データ生成回路から送られてくるク
ロックパルスCPと、シリアルデータDSは次段74の
内部において初段37と同様に、FF27〜30に取り
込まれていく。さらに、次段74に伝達されるシリアル
データの最後から3番目のデータ伝送後、イネーブル出
力回路のR−S・FFはセットされ、インバーター24
を介して“L”レベルとなったイネーブル信号が、3段
目のドライブ回路へ、伝達される。
【0106】さらに、次段74の最後のシリアルデータ
伝送後、FF21の反転Q出力が“L”レベルとなっ
て、ANDゲートA41の出力が“L”レベルとなり、
この“L”レベルにより、ANDゲートA40,A42
は、出力が“L”レベルに固定されてシリアルデータD
S入力とクロックパルスCP入力に禁止がかかり、消費
電流が、シフトレジスター5,データラッチ回路1,デ
ータ入力回路50,クロック制御回路3においてまった
く流れなくなる。
【0107】以後、3段目,4段目……等の次段も同様
に動作し、最後のデータ伝送後、ラッチパルスLPが入
力され、全てのドライバー(初段37,次段74等)の
ドライブ回路1のラッチ入力端子に、ラッチパルスLP
が入力され、FF26〜30のデータ信号をラッチし、
出力端子32〜36へ出力し、一つの周期を終了する。
【0108】以上説明した様に、この発明の実施例によ
れば選択されて、データ伝送実行中のみ、デーララッチ
回路1とシフトレジスター5が動作し、又、データ入力
制御回路50とクロックパルス制御回路3の入力禁止が
解除されて正常に動作し、非選択でデータ伝送入力が行
なわれない間はデータラッチ回路1とシフトレジスター
5が停止し、又、データ入力制御回路50とクロックパ
ルス制御回路3の入力に禁止がかかり、出力が“L”レ
ベル固定となる。よって、ロッジ側の電源を5V,LC
Dドライブ側の電源を40VとしLCD負荷を接続しな
い状態で、クロックパルスの周波数が3MHz程度では
消費電流が選択時約5mAあり、非選択時約1mAとな
る。
【0109】もし、従来の駆動回路を用いたICを8個
使用した場合のシステム消費電流は5+2×7=19m
Aである。これに本発明を使用すると、5+1×7=1
2mAとなり、約63%に低下することがわかる。
【0110】又、図1の駆動回路においてはデータ入力
制御回路50の構成をANDゲートA40で構成した場
合を述べたが、ORゲートを使用しても同様の効果が得
られる。この例を図5に示す。
【0111】図5は、図1のデータ入力制御回路50と
クロック制御回路3の部分のみを抜粋したものである。
他の部分は図1と同じ為、図を省略している。図5のデ
ータ入力端子T1 はデータ入力制御回路50を構成する
ORゲートA44の第1入力端子に接続され、クロック
制御回路3のANDゲートA41の出力信号はインバー
ター43を介して、ORゲートA44の第2入力端子に
接続され、ORゲートA44の出力はFF26〜30の
データ入力端子へ接続される。図1の動作と異なる点は
選択時、ANDゲートA42の出力は“H”レベルであ
り、この“H”レベルはインバーターA43を介して
“L”レベルとなり、ORゲートA44の第2入力端子
に接続される。よって、データ入力端子T1 の信号がO
RゲートA44を介して、FF26〜30のデータ入力
端子に伝達される。
【0112】又、非選択時、ANDゲートA42の出力
は“L”レベルであり、この“L”レベルは、インバー
ターA43を介して“H”レベルとなり、ORゲートA
44の第2入力端子に接続される、よってデータ入力端
子T1 の信号によらず、ORゲートA44の出力は
“H”レベルとなり、FF26〜30のデータ入力端子
に伝達される。
【0113】よって、データ入力制御回路50の非選択
時のレベルが“H”レベルになるだけで、図1の駆動回
路と同様の結果が得られることは、明白である。
【0114】次にデータ生成回路から送られてくるシリ
アルデータが4BITの場合を図6に示す。シリアルデ
ータが、8BITや12BIT等においても、4BIT
と同じ様に、データ入力制御回路内を構成するゲートを
増加変更すればよいので、説明を省略する。
【0115】図6は、図1のデータ入力制御回路50,
クロックパルス制御回路3,データラッチ回路1,シフ
トレジスター5の部分のみを抜粋したものである。他の
部分は、図1と同じ為、図を省略している。図6のデー
タ入力端子T11,T12,T13,T14は、それぞれデータ
入力制御回路50を構成する2入力ANDゲートのA
401 ,A402 ,A403 ,A404 の第1入力端子に接続さ
れ、クロック制御回路3のANDゲートA41の出力が
401 ,A402 ,A403 ,A404 の第2入力端子に接続
される。ANDゲートA401 ,A402 ,A403 ,A404
の出力は、データラッチ回路1の4BITデータFF
(以後4BIT−FFと略す。)26a〜30aのデー
タ入力端子D0,D1,D2,D3に接続され、4BI
T−FF26a〜30aのQ0,Q1,Q2,Q3出力
端子は、ドライブ回路7へ接続される。4BIT−FF
26aのラッチ信号は、シフトレジスター5のANDゲ
ート16の出力端子、4BIT−FF27aのラッチ信
号は、FF17のQ出力端子,4BIT−FF29aの
ラッチ信号は、FF19のQ出力端子,4BIT−FF
30aのラッチ信号はFF20のQ出力端子がそれぞれ
接続されている。図1の動作と異なる点は、シリアルデ
ータDSが、D0S,D1S,D2S,D3Sの4BI
Tになったことにより、データ入力制御回路50を構成
している2入力ANDゲートが、入力BIT数と同数の
4つに増加し(A401 ,A402 ,A403 ,A404 )又、
シフトレジスター5により出力されるラッチ信号によ
り、入力データ制御回路の出力信号を読み込むFF26
〜30が、1BITのデータを読み込む、データラッチ
から4BITのデータを読み込むデータラッチとなって
いる点である。
【0116】これにより図1同じクロックパルスCPの
周波数により転送されるデータが4倍になり、1BIT
シリアルに比べ4BITシリアルでは4倍の面積のLC
D表示画面を駆動することができる。
【0117】しかも非選択状態において動作している部
分は、図1の場合と同様の部分のみであり、他は全く動
作しておらず消費電流的には1BIT時と全く変化がな
い。
【0118】よって、ロジック部を5V,LCDドライ
ブ部を40VとしLCD負荷を接続しない状態で、クロ
ックパルスの周波数が3MHzでは、選択時約7.25
mAあり、非選択時約1mAに減少する。(従来は選択
時約7.25mA,非選択時約4.25mA)もし、従
来の駆動回路を用いたICを8個使用した場合のシステ
ム消費電流は、7.25+4.25×7=37mAであ
り、本発明を使用すると、7.25+1×7=14.2
5mAとなり、約38.5%に低下することになる。
【0119】同様に8BITシリアルデータ,12BI
Tシリアルデータにおいても低消費電流となり下表の様
になる。
【0120】
【表1】
【0121】よって、本発明はLCD等の大画面化に伴
ない、データ転送のクロックパルスCPの高速化や、シ
リアルデータの多BIT化において、シリアルデータ入
力部にデータ入力制御回路を具備し、クロックパルスを
制御するクロックパルス制御回路とともにデータ入力も
制御し選択時のみデータ入力と、クロックパルス入力の
禁止を解除しデータラッチ回路やシフトレジスターが動
作し非選択時には、クロックパルス入力に禁止をかけ
て、データラッチ回路やシフトレジスターの動作を停止
するばかりでなくデータ入力にも禁止をかけて、内部の
データ配線の論理レベルを固定してデータ入力バッファ
ーの動作消費電流と配線容量や、データラッチ回路の入
力容量の充放電電流をも停止する様にしたので、システ
ム全体の大幅な低消費電流化を行うことができる。
【0122】
【発明の効果】以上詳細に説明したようにこの発明によ
れば、シリアルに入力される駆動データと、データラッ
チ回路へのデータのラッチが終了した際シフトレジスタ
ーから出力される終了信号やカスケード接続におけるそ
れぞれのドライバー回路の動作・非動作を判定する判定
回路からの非動作判定出力とを入力とするゲート回路を
設けたので、カスケード接続時における非動作駆動回路
のデータラッチ回路やシフトレジスターの動作をクロッ
クパルスと共に停止することができ、さらにそれら回路
の充放電電流をも停止することができるので、LCD等
のシステム全体の大幅な低消費電流化を行うことができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための駆動回路の構
成図。
【図2】図1に示した駆動回路各部の動作波形図。
【図3】従来の駆動回路の構成図。
【図4】図3に示した駆動回路各部の動作波形図。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するための部分回
路図。
【図6】本発明の第3の実施例を説明するための部分回
路図。
【符号の説明】
1 データラッチ回路 2 初段次段判定回路 3 クロック制御回路 4 イネーブルラッチ回路 5 シフトレジスター 6 イネーブル信号出力回路 7 ラッチ付きドライブ回路 8 カウント回路 50 データ入力制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−233492(JP,A) 特開 昭61−137195(JP,A) 特開 昭61−50292(JP,A) 特開 昭63−271298(JP,A) 特開 昭60−142398(JP,A) 特開 昭58−85996(JP,A) 特開 昭61−254998(JP,A) 特開 平3−56992(JP,A) 特開 平4−163587(JP,A) 特開 平4−245291(JP,A) 実開 昭61−81693(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動データがシリアルに入力されるデー
    タ入力端子と、複数のラッチ手段から構成され前記駆動
    データを順次ラッチしてパラレルに出力するデータラッ
    チ回路と、前記ラッチ手段をラッチ可能状態にするラッ
    チ信号をクロックパルス入力端子に入力されるクロック
    パルスに応答して前記複数のラッチ手段に順番に出力し
    且つ前記複数のラッチ手段へのラッチ信号出力の終了に
    際して終了信号を出力するシフトレジスターと、前記デ
    ータ入力端子と前記データラッチ回路との間に前記終了
    信号が入力されたとき前記駆動データの前記データラッ
    チ回路への入力を禁止する第1ゲート回路とを備えてな
    ることを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記クロックパルス入力端子と前記シフ
    トレジスターとの間に前記終了信号が入力されたとき前
    記クロックパルスの前記シフトレジスターへの入力を禁
    止する第2ゲート回路とを備えてなることを特徴とする
    請求項1記載の駆動回路。
  3. 【請求項3】 カスケード接続時にイネーブル信号を入
    力するために設けられたイネーブル信号入力端子と、前
    記イネーブル信号を次段に接続されている駆動回路に出
    力するために設けられたイネーブル信号出力端子と、前
    記シフトレジスターから出力される所定の前記ラッチ信
    号に応答して前記イネーブル信号を前記イネーブル信号
    出力端子に出力するイネーブル信号出力回路とを備えて
    なり、前記第2ゲート回路が前記イネーブル信号に応答
    して前記クロックパルスの前記シフトレジスターへの入
    力を開始することを特徴とする請求項2記載の駆動回
    路。
  4. 【請求項4】 駆動データがシリアルに入力されるデー
    タ入力端子と、複数のラッチ手段から構成され前記駆動
    データを順次ラッチしてパラレルに出力するデータラッ
    チ回路と、前記ラッチ手段をラッチ可能状態にするラッ
    チ信号をクロックパルスに応答して前記複数のラッチ手
    段に出力するシフトレジスターとを具備するドライバー
    回路を複数カスケード接続した駆動回路において、前記
    複数のドライバー回路のうち動作する所定のドライバー
    回路に入力されるイネーブル信号のイネーブル信号入力
    端子と、このイネーブル信号入力端子に入力されるイネ
    ーブル信号に基づいて動作・非動作を判定する判定回路
    と、前記データ入力端子と前記データラッチ回路との間
    にこの判定回路からの非動作判定出力に応答して前記駆
    動データの前記データラッチ回路への入力を禁止するゲ
    ート回路とをそれぞれの前記ドライバー回路に設けたこ
    とを特徴とする駆動回路。
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