JP2723718B2 - シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金 - Google Patents

シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金

Info

Publication number
JP2723718B2
JP2723718B2 JP3276723A JP27672391A JP2723718B2 JP 2723718 B2 JP2723718 B2 JP 2723718B2 JP 3276723 A JP3276723 A JP 3276723A JP 27672391 A JP27672391 A JP 27672391A JP 2723718 B2 JP2723718 B2 JP 2723718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
etching
shadow mask
orientation
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3276723A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586441A (ja
Inventor
憲男 福田
直文 中村
睦 服部
英也 伊藤
明 牧田
勉 羽田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Yamaha Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp, Yamaha Corp filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP3276723A priority Critical patent/JP2723718B2/ja
Priority to US07/951,099 priority patent/US5236522A/en
Priority to DE69232599T priority patent/DE69232599T2/de
Priority to EP92116467A priority patent/EP0534460B1/en
Priority to KR1019920017696A priority patent/KR960003179B1/ko
Publication of JPH0586441A publication Critical patent/JPH0586441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2723718B2 publication Critical patent/JP2723718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/10Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing cobalt
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0733Aperture plate characterised by the material

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスク用低熱膨
張合金薄板に関し、高精細ディスプレイ及びハイビジョ
ン用ブラウン管に用いることのできるエッチング穿孔
性、プレス成形性、磁気特性、剛性及びドーミング特性
に優れるFe−Ni−Co系合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン及びディスプレイ装置など
のブラウン管に配設されるシャドウマスクは、電子ビー
ムを決められた蛍光面に照射させるための開孔部を有し
ている。従来、このシャドウマスクには低炭素リムド鋼
や低炭素アルミキルド鋼等の軟鋼板が用いられている
が、これらの材料は熱膨張率が大きいため、ドーミング
量が大であった。即ち、ドーミング特性が劣っていた。
ドーミングとは、シャドウマスクの開孔部を通過しない
電子ビームの照射により、シャドウマスクが加熱され熱
膨張が生じ、シャドウマスクの開孔部を通過した電子ビ
ームが決められた蛍光面に当たらなくなる現象のことを
いう。このドーミング現象を防止するために、熱膨張率
の低いFe−Ni系アンバー合金(Ni;36%、F
e;残部)が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ハイビジョンの開発及びディスプレイ管の高精細化、フ
ラットフェイス化等の要求から、従来のシャドウマスク
用材料には以下に示すような問題が生じている。まず、
低炭素リムド鋼や低炭素アルミキルド鋼等の軟鋼板は熱
膨張率が大きく、ドーミング量が大であるという欠点が
ある。この欠点は、精細度が高まるにつれ重大な問題と
なる。また、Fe−Ni系アンバー合金はエッチング穿
孔性が軟鋼板より劣るため、ファインピッチ化が困難で
あり、ファインピッチにするためその板厚を薄くする
と、ヤング率が低いため、プレス成形後の剛性が不足
し、ブラウン管の耐衝撃性で問題となる。また、Fe−
Ni系アンバー合金の熱膨張率は軟鋼板の1/7〜1/
10であるが、ブラウン管におけるドーミング量は、軟
鋼板に比較して、熱伝導率が低く、比抵抗が大きいとい
う物性のために、1/3程度にしか改善されていないと
いう問題点がある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、エッチング穿孔性、プレス成形性、磁気特
性、剛性に優れ、低熱膨張率を有しドーミング特性が優
れているシャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシャドウマ
スク用Fe−Ni−Co系合金は、28乃至34%のN
i、2乃至7%のCO、0.1乃至1.0%のMn、
0.10%以下のSi及び0.01%以下のCを含有す
ると共に、残部がFe及び不可避的不純物からなり、平
均結晶粒径が30μm以下、結晶粒の60〜95%が
{100}面に集積し、且つ{100}面の結晶方位
が、圧延方向に対する理想方位{100}[001]に
対して±5〜45°、好ましくは±10〜30°に集積
していることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に係るシャドウマスク用Fe−Ni−C
o系合金は、Fe−Ni系アンバー合金よりもNi含有
量を低減し、Coを添加すると共に、Co含有量を規制
し、更に結晶粒を微細化し、結晶粒の方位を特定の方向
に集積したものである。これにより、熱膨張率を増大さ
せることなく、エッチング穿孔性を高めることができ
る。また、C含有量を規制すると合金の0.2%耐力を
引き下げることができ、結晶粒を微細化することでプレ
ス成形後の肌あれを防止できる。更に、結晶粒の方位を
特定の方向に集積することで、エッチング穿孔性を高め
ることができる。
【0007】次に、各成分の添加理由及び組成限定理由
について説明する。Ni(ニッケル) Niを添加すると、熱膨張率を低下させることができ
る。しかしながら、Niの含有量が28乃至34%の範
囲から外れると、Fe−Ni−Co系合金では熱膨張率
が高くなり、シャドウマスクとして適さなくなる。この
ため、Niの含有量は28乃至34%にする。Co(コバルト) Coを添加すると、熱膨張率を低下させることができる
と共に、エッチング穿孔性を向上させることができる。
しかしながら、Coの含有量が2乃至7%の範囲から外
れると熱膨張率が高くなり、シャドウマスクとして敵さ
なくなる。このため、Coの含有量は2乃至7%にす
る。Mn(マンガン) Mnを添加すると、鍛造性を向上させることができる。
また、Mnには脱酸作用がある。しかしながら、Mnの
含有量が0.1%未満であると、鍛造性の向上作用が得
られない。一方、Mnの含有量が1.0%を超えると、
熱膨張率が高くなるのに加えて、Mnが不可避的不純物
のS(イオウ)と反応し、化合物を生成してしまう。こ
のため、Mnの含有量は0.1乃至1.0%にする。Si(珪素) Siは脱酸剤として添加する。しかしながら、Siの含
有量が0.10%を超えると、合金の0.2%耐力が高
まるため、室温においては勿論のこと、200℃程度の
温間プレス時にもスプリングバックが生じてしまうのに
加え、エッチング性も低下してしまう。これに対し、S
iの含有量を0.10%以下にすると、室温(冷間)で
のプレス成形性も良好であり、SiがC及びOと反応す
ることによる化合物の生成もない。このため、Siの含
有量は0.10%以下にする。C(炭素) Cは脱酸剤として添加する。しかしながら、Cの含有量
が0.01%を超えると、炭化物が生成し、この炭化物
及び固溶したCによりエッチング性が阻害される。ま
た、この場合、合金の0.2%耐力が高まるため、プレ
ス成形性が悪くなると共に、保磁力が大きくなるため、
合金の磁気特性が劣化する。このため、Cの含有量は
0.010%以下に規制する。
【0008】次に、合金の平均結晶粒径の限定理由及び
集合組織の限定理由について説明する。結晶粒径 合金の平均結晶粒径が30μmを超えると、エッチング
孔の形状が不均一になり、真円度が悪くなる。また、プ
レス成形前に行う焼鈍により結晶粒が粗大化するため、
プレス成形時に合金の表面に肌あれが生じる。このた
め、合金の平均結晶粒径は30μm以下にする。集合組織 強圧延後の再結晶焼鈍、及び、再結晶後の冷間加工で再
結晶集合組織を制御することにより、エッチング速度が
最も速い結晶面である{100}面を圧延面上に集合さ
せると、エッチングファクタの向上を図ることができ
る。なお、エッチングファクタとは、サイドエッチング
量に対するエッチング深さの比率である。しかし、圧延
方向に対する理想方位{100}[001]の集積度が
高くなり過ぎると、その圧延板をシャドウマスクにエッ
チング加工した場合、結晶格子に沿ってエッチングが進
行し、エッチング孔が真円にならず、不均一形状となる
{図1(b)}。
【0009】このため、所望の形状の孔を開孔すると共
に、エッチングファクタを向上させるためには、結晶面
を{100}に揃えた上で、{100}面の集積方位を
ばらつかせる必要がある。この場合に、結晶面{10
0}がX線回折ピーク曲線からの計算で60%以下であ
ると、エッチングファクタが低下し、逆に95%以上に
なると、結晶方位[001]への集積度も併せて強くな
り、エッチング孔が真円にならず、不均一形状となる。
このため、結晶粒の{100}への集合度を60〜95
%にする。更に、結晶方位の集積度が理想方位{10
0}[001]に対し、±5°未満であると、{10
0}[001]の集積度が高くなりすぎ、エッチング孔
が真円にならず、不均一形状となる{図1(b)}。ま
た、結晶方位の集積度が理想方位{100}[001]
に対し±45°を超えると、エッチングファクタが極端
に低下し、且つエッチング孔が真円にならない{図1
(c)}。このため、結晶面の方位集積度の限定範囲
を、理想方位{100}[001]に対して±5〜45
°にする。更に、真円度は±10〜30°において、よ
り安定していることから、好ましくは±10〜30°と
する。
【0010】これにより、エッチング形状及びエッチン
グファクタ等のエッチング穿孔性、プレス成形性、剛性
並びに磁気特性が優れていると共に、低熱膨張率を有し
ドーミング特性が優れているシャドウマスク用Fe−N
i−Co系合金を提供することができる。
【0011】このような集合組織を持つ圧延板は以下の
ようにして製造することができる。所定成分に配合、溶
製したインゴットを熱間加工後、強度の冷間加工を行
い、具体的には60%以上の加工を加えた後、再結晶温
度以上の温度で再結晶焼鈍させる。これにより、理想方
位{100}[001]の集積度が高まる。
【0012】更に、再結晶焼鈍後に冷間加工を施すこと
で、結晶面{100}の集合度を維持しながら、方位を
分散させることができる。方位の分散は、再結晶焼鈍後
の冷間加工の加工率を制御することにより任意のものと
することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。実施例1 先ず、下記表1に示すように、各成分の原材料を配合
し、混合した後、これを真空溶解することによりインゴ
ットを得た。次に、このインゴットを1100℃乃至1
400℃に加熱して熱間鍛造、熱間圧延を行い、表面研
削を施した。次に上記素材に80%以上の加工率で冷間
圧延加工を施した後、700乃至1100℃加熱して再
結晶焼鈍を施し、更に種々の冷間加工率で冷間加工を加
えて、厚さが0.15mmの実施例1乃至11及び比較
例1乃至9に係るシャドウマスク用の薄板を得た。この
ようにして得たシャドウマスク用の薄板について、30
乃至100℃における熱膨張率、ヤング率、0.2%耐
力、保磁力、シャドウマスク成形後の剛性、{100}
集合度、極点図による[001]方位集積度、エッチン
グファクタ、孔形状、ムラ品位及び真円度について調査
し、これを比較した。その結果を、下記表2及び表3に
示す。
【0014】なお、表2及び表3の条件は以下のとおり
である。 熱膨張率、ヤング率、0.2%耐力、保磁力は10
00℃×30min、水素中焼鈍後の実験データであ
る。 シャドウマスク成形後の剛性は、比較例1の剛性を
1とし、これに対する変形荷重の比で示した。 {100}集合度はX線回折テストにより以下数式
1から求めた。
【0015】
【数1】{100}集合度(%)=I(200)/{I
(111)+I(200)+I(220)+I(31
1)} 但し、 I(hkI);結晶面(hkI)のX線回折におけるピ
ーク強度
【0016】 [001]方位集積度は、(200)
極点図より、幅方向又は圧延方向への、中心からの等高
線の広がりを、角度で示した。図2乃至図5に代表例を
示す。図2は実施例7、図3は実施例2、図4は実施例
5、図4は比較例2の(200)極点図である。 エッチングファクタ(EF)は、サイドエッチング
量に対するエッチング深さの比率で表す。実施例1乃至
11及び比較例1乃至9に係る薄板について、直径10
0μmの孔形レジストパターンを使用し、塩化第2鉄溶
液によるスプレーエッチングを行い、エッチング孔径が
150μmになったときのエッチングファクタを測定し
た。この時のエッチング条件は、溶液の濃度42ボー
メ、液温50℃、液圧2.5kgf/cm2 とした。 孔形状は、図1(a),(b),(c)に示す形状
パターンで示した。 むら品位は、薄板をシャドウマスクにエッチング加
工後、マスク面全体を観察し、以下のように評価した。 ランクA;むらは全くなく良好、 B;むらは少しあるが、実用上問題ない、 C;むらがあり実用不可、 D;むらがかなり強い。 真円度は、孔を平行2直線で挟んだときに、この2
直線間の距離の最大値に対する最小値の比率で表した。
【0017】図3に[001]方位集積度とエッチング
ファクタ及び真円度との関係を示す。これは実施例4の
組成の合金のデータであるが、他の実施例及び比較例に
おいても同様の傾向の結果が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】この表1、表2、表3に示すように、本発
明の特許請求の範囲にて規定した範囲に入る実施例合金
の場合には、比較例の合金よりも熱膨張率が小さく、熱
膨張が少ないと共に、ヤング率が高いために、シャドウ
マスク成形後の剛性も高いものが得られた。
【0022】また、圧延板において、結晶粒の60〜9
5%を、理想方位{100}[001]に対して±5〜
45°、好ましくは±10〜30°に集積させることに
より、エッチングファクタが高く、孔形状が所望のもの
であり、むらレベルがA乃至Bと優れたシャドウマスク
用合金を製造することができた。実施例2 図4は、アルミキルド鋼、比較例1及び実施例6をシャ
ドウマスクに加工し、ブラウン管に組み込んだ時のドー
ミング特性を示すグラフ図である。横軸に時間をとり、
縦軸にドーミング量をとって、アルミキルド鋼のドーミ
ング量を100として比で表した。図4から明らかなよ
うに、本発明品のドーミング量は、アルミキルド鋼の約
1/10であり、本発明品がドーミング特性に優れてい
ることが認められている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシャ
ドウマスク用Fe−Ni−Co系合金は、所定量のN
i、Co、Mn、Si及びCを含有すると共に、平均結
晶粒径及び結晶粒の集積度を所定のものにするから、エ
ッチング穿孔性、プレス成形性及び磁気特性が優れてい
ると共に、熱膨張率が低い。従って、このFe−Ni−
Co系合金はシャドウマスクとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エッチング実施後の孔形状を示す模式図であ
る。
【図2】実施例7の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図3】実施例2の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図4】実施例5の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図5】比較例2の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図6】[001]方位集積度とエッチングファクタ及
び真円度との関係を示すグラフ図である。
【図7】シャドウマスクのドーミング特性を示すグラフ
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 直文 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (72)発明者 服部 睦 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社京都製作所内 (72)発明者 伊藤 英也 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社京都製作所内 (72)発明者 牧田 明 埼玉県上福岡市福岡2丁目2番1号 大 日本印刷株式会社ミクロ製品事業部内 (72)発明者 羽田野 勉 埼玉県上福岡市福岡2丁目2番1号 大 日本印刷株式会社ミクロ製品事業部内 (56)参考文献 特開 平3−97831(JP,A) 特開 昭62−149851(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ni 28〜34%(重量%、以下同じ) Co 2〜7% Mn 0.1〜1.0% Si 0.10%以下 C 0.01%以下 Fe 残部 及び不可避的不純物 の組成を有し、 平均結晶粒径が30μm以下、結晶粒の60〜95%が
    {100}面に集積し、且つ{100}面の結晶方位
    が、圧延方向に対する理想方位{100}[001]に
    対して±5〜45°に集積していることを特徴とするシ
    ャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金。
  2. 【請求項2】 前記結晶粒の60〜95%が{100}
    面に集積し、且つ{100}面の結晶方位が、圧延方向
    に対する理想方位{100}[001]に対して±10
    〜30°に集積していることを特徴とする請求項1に記
    載のシャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金。
JP3276723A 1991-09-27 1991-09-27 シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金 Expired - Fee Related JP2723718B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276723A JP2723718B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金
US07/951,099 US5236522A (en) 1991-09-27 1992-09-25 Fe-ni-co alloy for a shadow mask
DE69232599T DE69232599T2 (de) 1991-09-27 1992-09-25 Eisen-Nickel-Kobalt Legierung für Lochmasken
EP92116467A EP0534460B1 (en) 1991-09-27 1992-09-25 Iron-nickel-cobalt alloy for a shadow mask
KR1019920017696A KR960003179B1 (ko) 1991-09-27 1992-09-28 셰도우 마스크(shadow mask)용 Fe-Ni-Co계 합금

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276723A JP2723718B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0586441A JPH0586441A (ja) 1993-04-06
JP2723718B2 true JP2723718B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=17573442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3276723A Expired - Fee Related JP2723718B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5236522A (ja)
EP (1) EP0534460B1 (ja)
JP (1) JP2723718B2 (ja)
KR (1) KR960003179B1 (ja)
DE (1) DE69232599T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5534085A (en) * 1994-04-26 1996-07-09 United Technologies Corporation Low temperature forging process for Fe-Ni-Co low expansion alloys and product thereof
CN1039438C (zh) * 1994-06-29 1998-08-05 首钢总公司 高强度超因瓦合金及其生产方法
US20020043306A1 (en) * 1995-05-05 2002-04-18 Imphy S.A. Fe-Co-Ni alloy and use for the manufacture of a shadow mask
FR2733767B1 (fr) * 1995-05-05 1997-06-06 Imphy Sa Alliage fe-co-ni et utilisation pour la fabrication d'un masque d'ombre
FR2767538B1 (fr) * 1997-08-21 2001-05-11 Imphy Sa Procede de fabrication d'une bande en alliage du type fer-nickel a partir d'un demi produit de coulee continue
KR100244233B1 (en) * 1997-12-03 2000-02-01 Lg Electronics Inc Shadow mask for cathode ray tube and method of manufacturing thereof
JP2000017394A (ja) * 1998-04-30 2000-01-18 Dainippon Printing Co Ltd カラ―ブラウン管用シャドウマスク
US6720722B2 (en) 2002-03-13 2004-04-13 Thomson Licensing S.A. Color picture tube having a low expansion tensioned mask attached to a higher expansion frame
KR100443611B1 (ko) * 2002-06-26 2004-08-09 엘지.필립스디스플레이(주) 음극선관용 패널
CN101181773B (zh) * 2007-12-17 2010-06-02 西部金属材料股份有限公司 具有高深冲性能和高晶粒度等级的钽长带制备方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB364696A (en) * 1929-12-23 1932-01-14 Kinzokuzairyo Kenkyujo Improvements in metallic alloys
US1942261A (en) * 1930-02-08 1934-01-02 Westinghouse Electric & Mfg Co Alloy
DE3569061D1 (en) * 1984-09-06 1989-04-27 Toshiba Kk Material for in-tube components & method of manufacture thereof
JPS6119737A (ja) * 1985-05-20 1986-01-28 Toshiba Corp エッチング性に優れた低熱膨張合金薄板及びその製造方法
JPS62112759A (ja) * 1985-11-12 1987-05-23 Nippon Mining Co Ltd シヤドウマスク
JPH0684533B2 (ja) * 1985-12-25 1994-10-26 株式会社東芝 リードフレームとその製造方法
US4853298A (en) * 1986-04-08 1989-08-01 Carpenter Technology Corporation Thermally stable super invar and its named article
JPH0834088B2 (ja) * 1987-02-04 1996-03-29 株式会社東芝 シヤドウマスク用合金板及びシヤドウマスク
JPS6452024A (en) * 1987-08-24 1989-02-28 Kobe Steel Ltd Production of shadow mask material for cathode ray tube
JP2592884B2 (ja) * 1988-02-09 1997-03-19 株式会社東芝 シャドウマスク
JP2909088B2 (ja) * 1989-04-13 1999-06-23 日立金属株式会社 エッチング加工性に優れたFe−Ni系合金
JP3023112B2 (ja) * 1989-04-26 2000-03-21 日立金属株式会社 エッチング加工性に優れたリードフレーム用Fe―Ni系合金
JPH0625395B2 (ja) * 1989-06-26 1994-04-06 日立金属株式会社 高強度リードフレーム材料およびその製造方法
JP3022573B2 (ja) * 1989-09-08 2000-03-21 日立金属株式会社 エッチング加工性に優れたFe―Ni系合金およびその製造方法
JPH03197644A (ja) * 1989-12-26 1991-08-29 Nippon Mining Co Ltd リードフレーム材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586441A (ja) 1993-04-06
EP0534460B1 (en) 2002-05-08
EP0534460A1 (en) 1993-03-31
DE69232599T2 (de) 2003-01-02
DE69232599D1 (de) 2002-06-13
US5236522A (en) 1993-08-17
KR960003179B1 (ko) 1996-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2723718B2 (ja) シャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金
KR100486326B1 (ko) 프레스 성형형 플랫 마스크용 Fe-Ni계 또는 Fe-Ni-Co계 합금 박대
JP3182202B2 (ja) アパーチャグリル用素材
JPS63259054A (ja) シヤドウマスク
WO2001059169A1 (fr) Alliage fe-ni-co pour masque entierement plat du type masque forme a la presse, masque entierement plat correspondant et tube cathodique couleur utilisant un tel masque
JP2002038239A (ja) 磁気歪制御型合金板及びこれを用いたカラーブラウン管用部品並びに磁気歪制御型合金板の製造方法
JP3515769B2 (ja) プレス成形型フラットマスク用Fe−Ni−Co系合金薄帯
KR20010040204A (ko) 브라운관용 섀도마스크
JP3542024B2 (ja) 高強度低熱膨張Fe−Ni系合金およびシャドウマスク、リードフレーム
JP3467020B2 (ja) プレス成形型フラットマスク用Fe−Ni系合金並びにそれを用いるフラットマスクおよびカラーブラウン管
JP3182200B2 (ja) アパーチャグリル用素材
JPS61166947A (ja) シヤドウマスク
JP2002038237A (ja) Fe−Ni系合金薄板
JP2683674B2 (ja) 陰極線管の色選別機構
JPH06184701A (ja) シャドーマスク用Fe−Ni合金板
JP2004331997A (ja) シャドウマスク用高強度Fe−Ni−Co系合金
JP3536059B2 (ja) プレス成形型フラットマスク用Fe−Ni系合金薄帯
JP2933913B1 (ja) Fe−Ni系シャドウマスク用材料およびその製造方法
JPS61201757A (ja) シヤドウマスク材及びシヤドウマスク
JPS6335754A (ja) シヤドウマスク材及びシヤドウマスク
JPH05311357A (ja) シャドウマスク材
JP2002294406A (ja) プレス成形型フラットマスク用Fe−Ni系合金薄帯
JP3401308B2 (ja) 温間プレス性に優れたシャドウマスク用材料及び製造方法
JP3469559B2 (ja) 黒化処理後の低熱膨張性に優れたフラットマスク用Fe−Ni−Co系合金
JPH0789472B2 (ja) カラ−受像管及びその部品用素材及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370