JPH0586441A - シヤドウマスク用Fe−Ni−Co系合金 - Google Patents

シヤドウマスク用Fe−Ni−Co系合金

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JPH0586441A JP3276723A JP27672391A JPH0586441A JP H0586441 A JPH0586441 A JP H0586441A JP 3276723 A JP3276723 A JP 3276723A JP 27672391 A JP27672391 A JP 27672391A JP H0586441 A JPH0586441 A JP H0586441A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチング穿孔性、プレス成形性、剛性及び
ドーミング特性が優れていると共に、熱膨張性が低いシ
ャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金材を提供する。 【構成】 Feを基とする合金材において、Niの含有
量は28乃至34%にする。Coの含有量は2乃至7%
にする。Mnの含有量は0.1乃至1.0%にする。S
iの含有量は0.10%以下にする。Cの含有量は0.
01%以下に規制する。平均結晶粒径は30μm以下に
する。また、結晶粒の60〜95%を理想方位{10
0}[001]に対して±5〜45°に集積させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスク用低熱膨
張合金薄板に関し、高精細ディスプレイ及びハイビジョ
ン用ブラウン管に用いることのできるエッチング穿孔
性、プレス成形性、磁気特性、剛性及びドーミング特性
に優れるFe−Ni−Co系合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン及びディスプレイ装置など
のブラウン管に配設されるシャドウマスクは、電子ビー
ムを決められた蛍光面に照射させるための開孔部を有し
ている。従来、このシャドウマスクには低炭素リムド鋼
や低炭素アルミキルド鋼等の軟鋼板が用いられている
が、これらの材料は熱膨張率が大きいため、ドーミング
量が大であった。即ち、ドーミング特性が劣っていた。
ドーミングとは、シャドウマスクの開孔部を通過しない
電子ビームの照射により、シャドウマスクが加熱され熱
膨張が生じ、シャドウマスクの開孔部を通過した電子ビ
ームが決められた蛍光面に当たらなくなる現象のことを
いう。このドーミング現象を防止するために、熱膨張率
の低いFe−Ni系アンバー合金(Ni;36%、F
e;残部)が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ハイビジョンの開発及びディスプレイ管の高精細化、フ
ラットフェイス化等の要求から、従来のシャドウマスク
用材料には以下に示すような問題が生じている。まず、
低炭素リムド鋼や低炭素アルミキルド鋼等の軟鋼板は熱
膨張率が大きく、ドーミング量が大であるという欠点が
ある。この欠点は、精細度が高まるにつれ重大な問題と
なる。また、Fe−Ni系アンバー合金はエッチング穿
孔性が軟鋼板より劣るため、ファインピッチ化が困難で
あり、ファインピッチにするためその板厚を薄くする
と、ヤング率が低いため、プレス成形後の剛性が不足
し、ブラウン管の耐衝撃性で問題となる。また、Fe−
Ni系アンバー合金の熱膨張率は軟鋼板の1/7〜1/
10であるが、ブラウン管におけるドーミング量は、軟
鋼板に比較して、熱伝導率が低く、比抵抗が大きいとい
う物性のために、1/3程度にしか改善されていないと
いう問題点がある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、エッチング穿孔性、プレス成形性、磁気特
性、剛性に優れ、低熱膨張率を有しドーミング特性が優
れているシャドウマスク用Fe−Ni−Co系合金を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシャドウマ
スク用Fe−Ni−Co系合金は、28乃至34%のN
i、2乃至7%のCo、0.1乃至1.0%のMn、
0.10%以下のSi及び0.01%以下のCを含有す
ると共に、残部がFe及び不可避的不純物からなり、平
均結晶粒径が30μm以下、結晶粒の60〜95%が理
想方位{100}[001]に対して±5〜45°、好
ましくは±10〜30°に集積していることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明に係るシャドウマスク用Fe−Ni−C
o系合金は、Fe−Ni系アンバー合金よりもNi含有
量を低減し、Coを添加すると共に、Co含有量を規制
し、更に結晶粒を微細化し、結晶粒の方位を特定の方向
に集積したものである。これにより、熱膨張率を増大さ
せることなく、エッチング穿孔性を高めることができ
る。また、C含有量を規制すると合金の0.2%耐力を
引き下げることができ、結晶粒を微細化することでプレ
ス成形後の肌あれを防止できる。更に、結晶粒の方位を
特定の方向に集積することで、エッチング穿孔性を高め
ることができる。
【0007】次に、各成分の添加理由及び組成限定理由
について説明する。Ni(ニッケル) Niを添加すると、熱膨張率を低下させることができ
る。しかしながら、Niの含有量が28乃至34%の範
囲から外れると、Fe−Ni−Co系合金では熱膨張率
が高くなり、シャドウマスクとして適さなくなる。この
ため、Niの含有量は28乃至34%にする。Co(コバルト) Coを添加すると、熱膨張率を低下させることができる
と共に、エッチング穿孔性を向上させることができる。
しかしながら、Coの含有量が2乃至7%の範囲から外
れると熱膨張率が高くなり、シャドウマスクとして敵さ
なくなる。このため、Coの含有量は2乃至7%にす
る。Mn(マンガン) Mnを添加すると、鍛造性を向上させることができる。
また、Mnには脱酸作用がある。しかしながら、Mnの
含有量が0.1%未満であると、鍛造性の向上作用が得
られない。一方、Mnの含有量が1.0%を超えると、
熱膨張率が高くなるのに加えて、Mnが不可避的不純物
のS(イオウ)と反応し、化合物を生成してしまう。こ
のため、Mnの含有量は0.1乃至1.0%にする。Si(珪素) Siは脱酸剤として添加する。しかしながら、Siの含
有量が0.10%を超えると、合金の0.2%耐力が高
まるため、室温においては勿論のこと、200℃程度の
温間プレス時にもスプリングバックが生じてしまうのに
加え、エッチング性も低下してしまう。これに対し、S
iの含有量を0.10%以下にすると、室温(冷間)で
のプレス成形性も良好であり、SiがC及びOと反応す
ることによる化合物の生成もない。このため、Siの含
有量は0.10%以下にする。C(炭素) Cは脱酸剤として添加する。しかしながら、Cの含有量
が0.01%を超えると、炭化物が生成し、この炭化物
及び固溶したCによりエッチング性が阻害される。ま
た、この場合、合金の0.2%耐力が高まるため、プレ
ス成形性が悪くなると共に、保磁力が大きくなるため、
合金の磁気特性が劣化する。このため、Cの含有量は
0.010%以下に規制する。
【0008】次に、合金の平均結晶粒径の限定理由及び
集合組織の限定理由について説明する。結晶粒径 合金の平均結晶粒径が30μmを超えると、エッチング
孔の形状が不均一になり、真円度が悪くなる。また、プ
レス成形前に行う焼鈍により結晶粒が粗大化するため、
プレス成形時に合金の表面に肌あれが生じる。このた
め、合金の平均結晶粒径は30μm以下にする。集合組織 強圧延後の再結晶焼鈍、及び、再結晶後の冷間加工で再
結晶集合組織を制御することにより、エッチング速度が
最も速い結晶面である{100}面を圧延面上に集合さ
せると、エッチングファクタの向上を図ることができ
る。なお、エッチングファクタとは、サイドエッチング
量に対するエッチング深さの比率である。しかし、圧延
方向に対する理想方位{100}[001]の集積度が
高くなり過ぎると、その圧延板をシャドウマスクにエッ
チング加工した場合、結晶格子に沿ってエッチングが進
行し、エッチング孔が真円にならず、不均一形状となる
{図1(b)}。
【0009】このため、所望の形状の孔を開孔すると共
に、エッチングファクタを向上させるためには、結晶面
を{100}に揃えた上で、{100}面の集積方位を
ばらつかせる必要がある。この場合に、結晶面{10
0}がX線回折ピーク曲線からの計算で60%以下であ
ると、エッチングファクタが低下し、逆に95%以上に
なると、結晶方位[001]への集積度も併せて強くな
り、エッチング孔が真円にならず、不均一形状となる。
このため、結晶粒の{100}への集合度を60〜95
%にする。更に、結晶方位の集積度が理想方位{10
0}[001]に対し、±5°未満であると、{10
0}[001]の集積度が高くなりすぎ、エッチング孔
が真円にならず、不均一形状となる{図1(b)}。ま
た、結晶方位の集積度が理想方位{100}[001]
に対し±45°を超えると、エッチングファクタが極端
に低下し、且つエッチング孔が真円にならない{図1
(c)}。このため、結晶面の方位集積度の限定範囲
を、理想方位{100}[001]に対して±5〜45
°にする。更に、真円度は±10〜30°において、よ
り安定していることから、好ましくは±10〜30°と
する。
【0010】これにより、エッチング形状及びエッチン
グファクタ等のエッチング穿孔性、プレス成形性、剛性
並びに磁気特性が優れていると共に、低熱膨張率を有し
ドーミング特性が優れているシャドウマスク用Fe−N
i−Co系合金を提供することができる。
【0011】このような集合組織を持つ圧延板は以下の
ようにして製造することができる。所定成分に配合、溶
製したインゴットを熱間加工後、強度の冷間加工を行
い、具体的には60%以上の加工を加えた後、再結晶温
度以上の温度で再結晶焼鈍させる。これにより、理想方
位{100}[001]の集積度が高まる。
【0012】更に、再結晶焼鈍後に冷間加工を施すこと
で、結晶面{100}の集合度を維持しながら、方位を
分散させることができる。方位の分散は、再結晶焼鈍後
の冷間加工の加工率を制御することにより任意のものと
することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。実施例1 先ず、下記表1に示すように、各成分の原材料を配合
し、混合した後、これを真空溶解することによりインゴ
ットを得た。次に、このインゴットを1100℃乃至1
400℃に加熱して熱間鍛造、熱間圧延を行い、表面研
削を施した。次に上記素材に80%以上の加工率で冷間
圧延加工を施した後、700乃至1100℃加熱して再
結晶焼鈍を施し、更に種々の冷間加工率で冷間加工を加
えて、厚さが0.15mmの実施例1乃至11及び比較
例1乃至9に係るシャドウマスク用の薄板を得た。この
ようにして得たシャドウマスク用の薄板について、30
乃至100℃における熱膨張率、ヤング率、0.2%耐
力、保磁力、シャドウマスク成形後の剛性、{100}
集合度、極点図による[001]方位集積度、エッチン
グファクタ、孔形状、ムラ品位及び真円度について調査
し、これを比較した。その結果を、下記表2及び表3に
示す。
【0014】なお、表2及び表3の条件は以下のとおり
である。 熱膨張率、ヤング率、0.2%耐力、保磁力は10
00℃×30min、水素中焼鈍後の実験データであ
る。 シャドウマスク成形後の剛性は、比較例1の剛性を
1とし、これに対する変形荷重の比で示した。 {100}集合度はX線回折テストにより以下数式
1から求めた。
【0015】
【数1】{100}集合度(%)=I(200)/{I
(111)+I(200)+I(220)+I(31
1)} 但し、 I(hkI);結晶面(hkI)のX線回折におけるピ
ーク強度
【0016】 [001]方位集積度は、(200)
極点図より、幅方向又は圧延方向への、中心からの等高
線の広がりを、角度で示した。図2乃至図5に代表例を
示す。図2は実施例7、図3は実施例2、図4は実施例
5、図4は比較例2の(200)極点図である。 エッチングファクタ(EF)は、サイドエッチング
量に対するエッチング深さの比率で表す。実施例1乃至
11及び比較例1乃至9に係る薄板について、直径10
0μmの孔形レジストパターンを使用し、塩化第2鉄溶
液によるスプレーエッチングを行い、エッチング孔径が
150μmになったときのエッチングファクタを測定し
た。この時のエッチング条件は、溶液の濃度42ボー
メ、液温50℃、液圧2.5kgf/cm2 とした。 孔形状は、図1(a),(b),(c)に示す形状
パターンで示した。 むら品位は、薄板をシャドウマスクにエッチング加
工後、マスク面全体を観察し、以下のように評価した。 ランクA;むらは全くなく良好、 B;むらは少しあるが、実用上問題ない、 C;むらがあり実用不可、 D;むらがかなり強い。 真円度は、孔を平行2直線で挟んだときに、この2
直線間の距離の最大値に対する最小値の比率で表した。
【0017】図3に[001]方位集積度とエッチング
ファクタ及び真円度との関係を示す。これは実施例4の
組成の合金のデータであるが、他の実施例及び比較例に
おいても同様の傾向の結果が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】この表1、表2、表3に示すように、本発
明の特許請求の範囲にて規定した範囲に入る実施例合金
の場合には、比較例の合金よりも熱膨張率が小さく、熱
膨張が少ないと共に、ヤング率が高いために、シャドウ
マスク成形後の剛性も高いものが得られた。
【0022】また、圧延板において、結晶粒の60〜9
5%を、理想方位{100}[001]に対して±5〜
45°、好ましくは±10〜30°に集積させることに
より、エッチングファクタが高く、孔形状が所望のもの
であり、むらレベルがA乃至Bと優れたシャドウマスク
用合金を製造することができた。実施例2 図4は、アルミキルド鋼、比較例1及び実施例6をシャ
ドウマスクに加工し、ブラウン管に組み込んだ時のドー
ミング特性を示すグラフ図である。横軸に時間をとり、
縦軸にドーミング量をとって、アルミキルド鋼のドーミ
ング量を100として比で表した。図4から明らかなよ
うに、本発明品のドーミング量は、アルミキルド鋼の約
1/10であり、本発明品がドーミング特性に優れてい
ることが認められている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシャ
ドウマスク用Fe−Ni−Co系合金は、所定量のN
i、Co、Mn、Si及びCを含有すると共に、平均結
晶粒径及び結晶粒の集積度を所定のものにするから、エ
ッチング穿孔性、プレス成形性及び磁気特性が優れてい
ると共に、熱膨張率が低い。従って、このFe−Ni−
Co系合金はシャドウマスクとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エッチング実施後の孔形状を示す模式図であ
る。
【図2】実施例7の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図3】実施例2の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図4】実施例5の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図5】比較例2の(200)極点図による集合組織の
集積度を示す模式図である。
【図6】[001]方位集積度とエッチングファクタ及
び真円度との関係を示すグラフ図である。
【図7】シャドウマスクのドーミング特性を示すグラフ
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 直文 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 服部 睦 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社京都製作所内 (72)発明者 伊藤 英也 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社京都製作所内 (72)発明者 牧田 明 埼玉県上福岡市福岡2丁目2番1号 大日 本印刷株式会社ミクロ製品事業部内 (72)発明者 羽田野 勉 埼玉県上福岡市福岡2丁目2番1号 大日 本印刷株式会社ミクロ製品事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Ni 28〜34%(重量%、以下同じ) Co 2〜7% Mn 0.1〜1.0% Si 0.10%以下 C 0.01%以下 Fe 残部 及び不可避的不純物 の組成を有し、平均結晶粒径が30μm以下、結晶粒の
    60〜95%が理想方位{100}[001]に対して
    ±5〜45°に集積していることを特徴とするシャドウ
    マスク用Fe−Ni−Co系合金。
  2. 【請求項2】 前記結晶粒の60〜95%が理想方位
    {100}[001]に対して±10〜30°に集積し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシャドウマス
    ク用Fe−Ni−Co系合金。
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