JP2718861B2 - 連続式アンローダの水平カッティング方法 - Google Patents

連続式アンローダの水平カッティング方法

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JP2718861B2
JP2718861B2 JP4232383A JP23238392A JP2718861B2 JP 2718861 B2 JP2718861 B2 JP 2718861B2 JP 4232383 A JP4232383 A JP 4232383A JP 23238392 A JP23238392 A JP 23238392A JP 2718861 B2 JP2718861 B2 JP 2718861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式アンローダの水
平カッティング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶に積載された鉱石・石炭等の散物を
荷揚げするアンローダとして、バケットエレベータを用
いたものがある。この種のアンローダでは、図6に示す
ように、船艙2内にバケットエレベータ10を垂直に挿
入し、そのエレベータ10の下端より水平に延出された
掻取部11により散物Sの上層面を掻き取り、随時、掻
き取られた散物Sをバケットエレベータ10によって船
外上方へと搬送し、更に後続のコンベアにより陸揚げす
る。
【0003】ところで近年、かかる連続式アンローダの
自動運転方法として、船艙2の形状等を元に掻取部11
の水平面内での1周の軌跡即ち掻取パターンを設定し、
その掻取パターンに基づいて掻取部11を周回させて散
物Sを層状掘削する水平カッティング方法が検討されて
いる。
【0004】図7に、先に本出願人らが検討した水平カ
ッティング方法を示す (特願平3-278002号) 。この水平
カッティング方法では、掻取部11をまず始点 (1)から
船軸方向 (X軸方向) に沿って平行移動させて隅部Aに
導き((1)→(2))、その隅部Aで方向転換させた後((2)→
(3))、船幅方向 (Y軸方向) に沿って横行させ((3)→
(4))、さらに、隅部Bでの方向転換((4)→(5))、X軸方
向への移動((5)→(6))、隅部Cでの方向転換((6)→(7))
等を行って始点 (1)に戻すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た水平カッティング方法においては、未だ船艙2の隅部
A〜Dでの有効な掻き取り方が定まっておらず、単に掻
取部11を90°回転させて掻き取るようにしているた
め、それら隅部A〜Dに散物が残留してしまう。そのた
め、この隅部A〜Dに残った散物については、別途、ブ
ルドーザ等他の機械を投入して荷揚げすることが必要と
なり、折角自動運転を採用しても荷役効率を向上できな
いという問題がある。また、ブルドーザ等による荷揚げ
作業は、掻取部11による荷揚げ作業と輻輳するため、
船艙2内の作業者にとって危険であるという問題もあ
る。
【0006】そこで本発明の目的は、自動運転によって
船艙の隅々まで掻き取ることができ、もって船艙内での
人手による作業を廃止することができる連続式アンロー
ダの水平カッティング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、走行台車に旋回自在にかつ俯仰自在にブー
ムを設け、そのブームの先端より垂直軸廻りに回転自在
にバケットエレベータを垂下し、そのバッケットエレベ
ータの下端より水平に延出された掻取部を設けた連続式
アンローダを用い、上記バッケットエレベータを船艙内
に垂直に挿入し、そのバッケットエレベータ下端の掻取
部を予め設定された掻取パターンに従って水平に移動さ
せて船艙内の散物を掻き取る連続式アンローダの水平カ
ッティング方法において、上記掻取部の先端を船艙の側
壁に沿わせて移動させた時の掻取部の基端の船幅方向の
横行軌跡と船軸方向に沿う走行軌跡を略H状に定め、走
行台車の走行駆動により掻取部の先端を船軸方向に移動
させる走行モーションと、バケットエレベータの回転駆
動により、掻取部をその基端を中心に回転させて船軸方
向の隅部を移動させる回転モーションと、走行台車の走
行とブームの旋回との同時駆動により掻取部を船幅方向
に移動させる第1の横行モーションと、走行台車の走行
とバッケットエレベータの回転との同時駆動により掻取
部を隅部の船幅方向に移動させる第2の横行モーション
とを設定し、船軸方向を走行モーションで、船幅方向を
第1の横行モーションで行い、隅部を、回転モーション
と第1の横行モーションとを組み合わせて行った後、第
2の横行モーション又は走行モーションに移行して、そ
の隅部から船幅方向又は船軸方向に移動させて船艙内の
散物を掻き取るようにしたものである。
【0008】ここで、上記掻取パターンとして船艙内で
の掻取部1周の軌跡を、走行モーション、回転モーショ
ン、第1の横行モーション、第2の横行モーションの順
序を設定し、掻取部を一方向に周回させながら船艙内の
側壁に沿って掻き取りを行うことが好ましい。
【0009】また、バケットエレベータを船艙内に垂直
に挿入し、そのエレベータ下端の掻取部を予め設定され
た掻取パターンに従って水平に移動させて船艙内の散物
を掻き取る連続式アンローダの水平カッティング方法に
おいて、上記掻取部の先端を船艙の側壁に沿わせて移動
させて船艙内隅部に導き、該隅部にて掻取部を船軸方向
あるいは船幅方向に移動させながら回転させることによ
り掻取部の先端を上記側壁と直交する方向に沿って直進
させる横行モーションを行い、その後更に掻取部を側壁
に沿って直進させ、上記船艙内隅部の散物を掻き取り、
その掻取パターンとして互いに反転する掻取部の各1周
の軌跡を設定し、掻取部を一方向に周回させながら船艙
の対角線方向の二隅で上記横行モーションにより掻き取
りを行うようにしてもよい。
【0010】
【作用】上記方法によれば、掻取部の先端を側壁に沿っ
て船艙内隅部に導いた後、その隅部にて掻取部の先端を
上記側壁と直交する他の側壁に沿って直進させる新規な
横行モーションを行うようにすることで、当該隅部の散
物を自動運転によって容易に且つ十分に掻き取ることが
できるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】図2に、本発明方法が適用される船及び連
続式アンローダの概略構成を示す。図において、1は鉱
石・石炭等の散物を運搬する船で、散物は船1の軸線方
向 (X軸方向) に沿って形成された複数の船艙2内に積
載されている。船艙2の上部には、散物の出入口として
のハッチ口3が形成され、このハッチ口3は、通常、ハ
ッチカバー4によって覆われている。一方、船1が接岸
される岸壁5には、船艙2から散物を陸揚げするための
連続式アンローダ6が設置されている。このアンローダ
6は、主として、岸壁5に沿って走行自在 (矢印α) に
設けられた走行台車7と、走行台車7上に旋回自在 (矢
印β) に設置された旋回フレーム8と、旋回フレーム8
から船1上に張り出された俯仰自在 (矢印γ) なブーム
9と、ブーム9の先端より垂直軸回りに回転自在 (矢印
δ) に垂下されたバケットエレベータ10と、バケット
エレベータ10の下端より水平に延出された掻取部11
とから構成されている。上記走行台車7、フレーム8お
よびエレベータ10等は、掻取部11を船艙2内で水平
移動させて散物を掻き取るために、図示しない運転制御
装置により駆動制御される。即ち、運転制御装置には、
あらかじめ船艙2の形状等のデータが入力され、その入
力されたデータを元に散物上層面の掻取パターン (掻取
部11の船艙2内の1周の軌跡) が設定され、そのパタ
ーンに従って上記台車7、ブーム9等が駆動制御され
る。
【0013】図1は、上記掻取パターンの一例を示した
ものである。この掻取パターンは、掻取部11を始点
(1)から終点(18)まで時計方向に周回させて散物上層面
の荷役を行うものである。このようなパターンは、船艙
2を区画する側壁12〜15の座標データから掻取部1
1基端 (エレベータ10の中心) の移動軌跡Eと、その
軌跡E上各点での掻取部11の姿勢 (例えばY軸に対す
る傾斜角θ) とを演算により決定し、これら軌跡Eおよ
び角度θを元にアンローダ6の各種運転を決定すること
で得ることができる。
【0014】ここで、上記掻取部11基端の移動軌跡E
は、船幅方向 (Y軸方向) に沿う横行軌跡E1 と船軸方
向 (X軸方向) に沿う走行軌跡E2 とから略H形状に定
められている。即ち、横行軌跡E1 は、掻取部11基端
の海行時a→b, 陸行時b→aにそれぞれ掻取部11の
先端を側壁13,15に沿って移動させるべく、船艙2
内の中央にY軸方向に沿って設定される。なお、この横
行軌跡E1 上での掻取部11の傾斜角θ2 は、軌跡E1
から側壁13,15までの距離と掻取部11の長さLと
から決められる。また、横行軌跡E1 の両端位置a,b
は、側壁12,14よりほぼ掻取部11の長さL分だけ
手前に設定される。一方、上記走行軌跡E2 は、横行軌
跡E1 の両端にX軸方向に沿って設定される (この軌跡
2 上での掻取部11の傾斜角は0,180 °) 。ここ
に、軌跡E2 の両端位置cおよびf,dおよびeは、掻
取部11を所定角θ1 傾斜させたとき、掻取部11の先
端が側壁13,15に臨む位置に設定される。
【0015】上記掻取部11基端の移動軌跡Eに対して
は、この軌跡E上の各点a〜f間の移動順序が決められ
(ここでは、a→c→a→b→e→d→b→a→f→h
の順) 、その移動順序に合わせてアンローダ6の各種運
転が割り付けられる。
【0016】下表に、掻取部11基端の移動とアンロー
ダ6の運転との関係を示す。
【0017】
【表1】
【0018】図3は、上記構成の連続式アンローダ6に
よる散物の掻き取り順序を示したものである。
【0019】連続式アンローダ6のバッケットエレベー
タ10、すなわち掻取部11の基端が点aに位置し、こ
の状態で連続式アンローダ6のバッケットエレベータ1
0をH状の軌跡に沿って移動するように起動すると、図
3(a)に示すように、まず走行モーションによって掻
取部11の基端が点aから点cに移動し、掻取部11の
先端は、船軸方向の側壁12に沿って平行移動されて隅
部Aに導かれ((1)→(2))、次いで、回転モーシ
ョンによって掻取部11が点cを中心として所定角θ
だけ回転されて、掻取部11の先端が船幅方向の側壁1
3に臨ませられる((2)→(3))。掻取部11が所
定角θ回転すると、次に、第2の横行モーションによ
って掻取部11の基端を点cからaに後退させながら先
端側を更に回転させることにより、掻取部11の先端は
船幅方向の側壁13に沿って直進される((3)→
(4))。この運転により掻取部11の基端が船艙2の
中心(点a)まで後退すると、今度は図3(b)に示す
ように、第1の横行モーションによって掻取部11が更
にY軸方向に沿って横行され((4)→(6))、掻取
部11の基端が点bに到達した時点で、再び第2の横行
モーションが実行されて掻取部11の先端が隅部Bに導
かれる((6)→(8))。この横行モーションでは、
掻取部11を回転させながらその基端を点bからgに一
旦後退させた後((6)→(7))、逆に点gからeに
前進させることにより、掻取部11の先端を側壁に沿っ
て隅部Bに導く((7)→(8))。
【0020】掻取部11の基端が位置eに到着すると、
次に、回転モーションにより掻取部11が回転されてそ
の掻取部11の先端が側壁14に臨ませられる((8)→
(9))。その後、図3(c) に示すように、走行モーション
((9)→(10)) 、回転モーション((10)→(11)) 、第2の
横行モーション ((11)→(12)) が順に実行されて上記隅
部Aと同様に隅部Cの掻き取りが行われる。その後は更
に、図3(d) に示すように、第1の横行モーション ((1
2)→(14)) 、第2の横行モーション ((14)→(16)) 、回
転モーション ((16)→(17)) および走行モーション ((1
7)→(18)) が順に実行されて上記隅部Bと同様に隅部D
の掻き取りが行われる。
【0021】こうして散物1層の掻き取りが終了する
と、その掻き取りが数サイクル繰り返し実施されて1の
船艙2の荷揚げを完了する。
【0022】このように、本実施例の水平カッティング
方法によれば、掻取部11の船軸方向 (X軸方向) への
移動と掻取部11の回転との同時駆動によって掻取部1
1の先端を船幅方向 (Y軸方向) に沿って横行させると
いう新規な第2の横行モーションを付加したので、船艙
2内の隅々まで自動運転によって掻き取ることができ、
隅部A〜Dでの散物の残留を大幅に低減することができ
る。したがって、従来のようなブルドーザ等による荷揚
げ作業を廃止でき、荷役効率の向上および作業安全性の
向上を図ることができる。また、本実施例によれば、上
記第2の横行モーションを各隅部A〜Dで行うようにす
ることで、掻取部11基端を単にH形に移動させるとい
う極めて簡単な掻取パターンで隅々まで掻き取ることが
できる。しかも、この掻取パターンによれば、一度掻き
取った箇所を移動させるという掻取部11の無駄な動作
を排除し、効率的な荷役を行うことができると共に、掻
取部11の長さLを変更することなく掻き取ることがで
きるため、そのような機構のないアンローダであっても
同様な掻き取りが可能である。
【0023】図4は、本発明方法に適用される掻取パタ
ーンの他の実施例を示したものである。この実施例は、
互いに反転する2つの掻取パターンをもって散物上層面
の荷役を行うようにしたものである。即ち、まず図4
(a) に示す第1の掻取パターンによって掻取部11を始
点 (1)から終点(17)まで時計方向に周回させて掻き取り
を行い、次いで、図4(b) に示す第2の掻取パターンに
よって上記終点(17)から(34)まで掻取部11を反時計方
向に周回させて掻き取る。
【0024】上記第1及び第2の掻取パターンは、上記
実施例で説明したH形の移動軌跡Eに対して、その移動
軌跡E上の各点間の移動順序を2通りF1 ,F2 決め、
これら2種類の軌跡F1 ,F2 に合わせてアンローダ6
の各種運転を割り付けることで設定される。
【0025】下表に、掻取部11基端の移動とアンロー
ダ6の運転との関係を示す。
【0026】
【表2】
【0027】図5は、この実施例による船艙2内の散物
の掻き取り順序を示したものである。
【0028】連続式アンローダ6を起動すると、図5
(a) に示すように、まず走行モーションによって掻取部
11が側壁12に沿って平行移動されて隅部Aに導かれ
((1)→(2))、次いで、回転モーションによって掻取部1
1が点cを中心として所定角θ1 だけ回転されて、掻取
部11の先端が側壁13に臨ませられる((2)→(3))。掻
取部11が所定角θ1 回転すると、次に、第2の横行モ
ーションによって掻取部11の基端を点cからaに後退
させながら先端側を更に回転させることにより、掻取部
11の先端は側壁13に沿って直進される((3)→(4))。
掻取部11の基端が船艙2の中心 (a点) まで後退する
と、今度は第1の横行モーションによって掻取部11が
更にY軸方向に沿って横行され((4)→(6))、隅部Aの掻
き取りを終了する。
【0029】掻取部11の基端が位置bに至ると、図5
(b) に示すように、第2の横行モーションが実行されて
掻取部11が側壁13に対して直交姿勢となり((6)→
(7))。次に、回転モーションにより90°回転されて掻
取部11の先端が側壁14に臨ませられる((7)→(9))。
その後、図5(c) に示すように、走行モーション((9)→
(10)) 、回転モーション ((10)→(11)) 、第2の横行モ
ーション ((11)→(12))および第1の横行モーション
((12)→(14)) が順に実行されて上記隅部Aと同様に隅
部Cの掻き取りが行われる。その後は、図5(d) に示す
ように、第2の横行モーション ((14)→(15)) 、回転モ
ーション ((15)→(17)) が順に実行されて、掻取部11
が終点(17)で到着する。
【0030】こうして第1の書取パターンによる半サイ
クルの掻き取りを終了すると、次に、所定量の切り込み
を入れて第2の掻取パターンによる荷役を行う。即ち、
図5(e) 〜(h) に示すように、上記終点(17)から掻取部
11を逆方向に周回させ、隅部D,Bの散物を掻き取り
ながら船艙2内の荷役を行う。
【0031】このように、互いに反転する2つの掻取パ
ターンによって船艙2内の散物を掻き取るようにして
も、隅部A〜Dの散物を十分に掻き取ることができ、従
来の如きブルドーザ等による荷揚げ作業を廃止すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、掻取部の
先端を船艙の側壁に沿わせて移動させた時の掻取部の基
端の船幅方向の横行軌跡と船軸方向に沿う走行軌跡を略
H状に定め、その掻取部の基端走行軌跡を保ったまま、
走行モーション、回転モーション、第1の横行モーショ
ン、第2の横行モーションにて、掻取部を移動させるこ
とで、船艙内の隅々まで自動運転によって掻き取ること
ができ、ブルドーザ等の人手による荷揚げ作業を廃止で
き、荷役作業の効率および安全性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平カッティング方法を実現する掻取
パターンの一実施例を示す図である。
【図2】本発明の水平カッティング方法が適用される船
および連続式アンローダの概略構成を示す図である。
【図3】図1のパターンによる水平カッティング方法を
説明するための図である。
【図4】掻取パターンの他の実施例を示す図である。
【図5】図4のパターンによる水平カッティング方法を
説明するための図である。
【図6】船艙内荷役作業時の掻取部の位置関係を示す図
である。
【図7】従来の掻取パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 船 2 船艙 3 ハッチ口 6 連続式アンローダ 7 走行台車 9 ブーム 10 バケットエレベータ 11 掻取部 12〜15 側壁 A〜D 隅部 E,F1 ,F2 掻取部基端の軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島村 信太郎 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川 島播磨重工業株式会社 江東事務所内 (56)参考文献 特開 昭57−189936(JP,A) 特開 昭60−197536(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車に旋回自在にかつ俯仰自在にブ
    ームを設け、そのブームの先端より垂直軸廻りに回転自
    在にバケットエレベータを垂下し、そのバッケットエレ
    ベータの下端より水平に延出された掻取部を設けた連続
    式アンローダを用い、上記バッケットエレベータを船艙
    内に垂直に挿入し、そのバッケットエレベータ下端の掻
    取部を予め設定された掻取パターンに従って水平に移動
    させて船艙内の散物を掻き取る連続式アンローダの水平
    カッティング方法において、上記掻取部の先端を船艙の
    側壁に沿わせて移動させた時の掻取部の基端の船幅方向
    の横行軌跡と船軸方向に沿う走行軌跡を略H状に定め、
    走行台車の走行駆動により掻取部の先端を船軸方向に移
    動させる走行モーションと、バケットエレベータの回転
    駆動により、掻取部をその基端を中心に回転させて船軸
    方向の隅部を移動させる回転モーションと、走行台車の
    走行とブームの旋回との同時駆動により掻取部を船幅方
    向に移動させる第1の横行モーションと、走行台車の走
    行とバッケットエレベータの回転との同時駆動により掻
    取部を隅部の船幅方向に移動させる第2の横行モーショ
    ンとを設定し、船軸方向を走行モーションで、船幅方向
    を第1の横行モーションで行い、隅部を、回転モーショ
    ンと第1の横行モーションとを組み合わせて行った後、
    第2の横行モーション又は走行モーションに移行して、
    その隅部から船幅方向又は船軸方向に移動させて船艙内
    散物を掻き取るようにしたことを特徴とする連続式ア
    ンローダの水平カッティング方法。
  2. 【請求項2】 上記掻取パターンとして船艙内での掻取
    部1周の軌跡を、走行モーション、回転モーション、第
    1の横行モーション、第2の横行モーションの順序を設
    定し、掻取部を一方向に周回させながら船艙内の側壁に
    沿って掻き取りを行う請求項1記載の連続式アンローダ
    の水平カッティング方法。
  3. 【請求項3】 バケットエレベータを船艙内に垂直に挿
    入し、そのエレベータ下端の掻取部を予め設定された掻
    取パターンに従って水平に移動させて船艙内の散物を掻
    き取る連続式アンローダの水平カッティング方法におい
    て、上記掻取部の先端を船艙の側壁に沿わせて移動させ
    て船艙内隅部に導き、該隅部にて掻取部を船軸方向ある
    いは船幅方向に移動させながら回転させることにより掻
    取部の先端を上記側壁と直交する方向に沿って直進させ
    る横行モーションを行い、その 後更に掻取部を側壁に沿
    って直進させ、上記船艙内隅部の散物を掻き取り、その
    掻取パターンとして互いに反転する掻取部の各1周の軌
    跡を設定し、掻取部を一方向に周回させながら船艙の対
    角線方向の二隅で上記横行モーションにより掻き取りを
    行うことを特徴とする連続式アンローダの水平カッティ
    ング方法。
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