JPH0345915Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345915Y2 JPH0345915Y2 JP1986165330U JP16533086U JPH0345915Y2 JP H0345915 Y2 JPH0345915 Y2 JP H0345915Y2 JP 1986165330 U JP1986165330 U JP 1986165330U JP 16533086 U JP16533086 U JP 16533086U JP H0345915 Y2 JPH0345915 Y2 JP H0345915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating brush
- cleaning
- guide rail
- robot
- hatch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 19
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 11
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 8
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鉱石や石炭などの運搬船のハツチコ
−ミングの清掃手段に関する。
−ミングの清掃手段に関する。
(従来の技術)
鉱石や石炭等を船艙にばら積みして運搬する運
搬船では、船艙開口部を構成するハツチコ−ミン
グの上に荷役中の鉱石や石炭の粉粒がこぼれ落ち
て甲板上を汚したり、ハツチコ−ミングとハツチ
カバ−との間のシ−ル機能を損なうことがある。
搬船では、船艙開口部を構成するハツチコ−ミン
グの上に荷役中の鉱石や石炭の粉粒がこぼれ落ち
て甲板上を汚したり、ハツチコ−ミングとハツチ
カバ−との間のシ−ル機能を損なうことがある。
このため、一般にこのような運搬船では荷役の
終了後ハツチカバ−を閉じる前にハツチコ−ミン
グ上を十分に清掃するか、あるいは荷役作業に先
立つてハツチコ−ミングをシ−トなどで覆い、作
業終了後にこのシ−トを撤去するようにしてい
る。
終了後ハツチカバ−を閉じる前にハツチコ−ミン
グ上を十分に清掃するか、あるいは荷役作業に先
立つてハツチコ−ミングをシ−トなどで覆い、作
業終了後にこのシ−トを撤去するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、ハツチコ−ミングの清掃やシ−トの設
置、撤去は労力を要する面倒な作業であり、時間
もかかる。そのため、これらの作業は荷役作業を
合理化する際の阻害要因となつていた。
置、撤去は労力を要する面倒な作業であり、時間
もかかる。そのため、これらの作業は荷役作業を
合理化する際の阻害要因となつていた。
本考案は、以上の問題点を解決すべく、ハツチ
コ−ミングの清掃を労力を使用せず、機械的に行
なえる掃除用ロボツトを提供することを目的とす
る。
コ−ミングの清掃を労力を使用せず、機械的に行
なえる掃除用ロボツトを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ハツチコ−ミングの外側に沿つてガ
イドレ−ルを配設し、このガイドレ−ルに案内さ
れて移動する走行手段を備えたロボツト本体に、
ハツチコ−ミング上に臨む清掃用の回転ブラシ
と、この回転ブラシを回転駆動する駆動手段と、
前記回転ブラシの回転前方(ハツチコ−ミング上
で回転ブラシのブラシ部分が接触移動してゆく方
向)に位置して回転ブラシ方向から飛来する粉粒
等を船艙方向に案内するガイド板とを備えてい
る。
イドレ−ルを配設し、このガイドレ−ルに案内さ
れて移動する走行手段を備えたロボツト本体に、
ハツチコ−ミング上に臨む清掃用の回転ブラシ
と、この回転ブラシを回転駆動する駆動手段と、
前記回転ブラシの回転前方(ハツチコ−ミング上
で回転ブラシのブラシ部分が接触移動してゆく方
向)に位置して回転ブラシ方向から飛来する粉粒
等を船艙方向に案内するガイド板とを備えてい
る。
(作用)
荷役作業の終了後、ロボツト本体がハツチコ−
ミングに沿つて敷設されたガイドレ−ル上を走行
しながら、回転用ブラシを回転させてハツチコ−
ミングを清掃する。
ミングに沿つて敷設されたガイドレ−ル上を走行
しながら、回転用ブラシを回転させてハツチコ−
ミングを清掃する。
またハツチコ−ミング上の粉粒等は回転ブラシ
の回転前方に掃き出されたのちにガイド板によつ
て船艙内部へと導かれる。
の回転前方に掃き出されたのちにガイド板によつ
て船艙内部へと導かれる。
(実施例)
第1図〜第4図に本考案の実施例を示す。
第1図において、1は船艙2の開口部周縁に設
けられたハツチコ−ミングであり、、このハツチ
コ−ミング1の外側の側面1Aに沿つてロボツト
本体3を走行させる2本ガイドレ−ル4が平行に
配設される。
けられたハツチコ−ミングであり、、このハツチ
コ−ミング1の外側の側面1Aに沿つてロボツト
本体3を走行させる2本ガイドレ−ル4が平行に
配設される。
ロボツト本体3は内部に図示されないエンジン
とギア装置及びエンジンに燃料を供給する燃料タ
ンク7を備え、外側にこの燃料供給を調節するス
ロツトルレバ−8を備える。また、走行手段とし
てこのエンジンに回転駆動されてガイドレ−ル4
上を転動する駆動輪5を側方に突出する。さら
に、ロボツト本体3の先頭部及び下部に上下のガ
イドレ−ル4に回転自由に当接してロボツト本体
3の走行を助ける補助輪6を備える。また、この
ロボツト本体3には同じくエンジンに駆動されて
ハツチコ−ミング1の上面1Bに接しつつ回転す
る掃除用の回転ブラシ9がハツチコ−ミング1の
横断方向を向けて取り付けられる。そして、この
回転ブラシ9の前方を第2図のように斜めに横断
するガイド板10をロボツト本体3の先頭部に固
設する。
とギア装置及びエンジンに燃料を供給する燃料タ
ンク7を備え、外側にこの燃料供給を調節するス
ロツトルレバ−8を備える。また、走行手段とし
てこのエンジンに回転駆動されてガイドレ−ル4
上を転動する駆動輪5を側方に突出する。さら
に、ロボツト本体3の先頭部及び下部に上下のガ
イドレ−ル4に回転自由に当接してロボツト本体
3の走行を助ける補助輪6を備える。また、この
ロボツト本体3には同じくエンジンに駆動されて
ハツチコ−ミング1の上面1Bに接しつつ回転す
る掃除用の回転ブラシ9がハツチコ−ミング1の
横断方向を向けて取り付けられる。そして、この
回転ブラシ9の前方を第2図のように斜めに横断
するガイド板10をロボツト本体3の先頭部に固
設する。
次に作用を説明する。
荷役作業の終了後ハツチカバ−を閉じる前にこ
の掃除用ロボツトのエンジンを始動し、駆動輪5
を回転させてスロツトルレバ−8の操作でガイド
レ−ル4上を適当な速度で走行させるとともに、
回転ブラシ9を第3図の矢示方向に回転駆動す
る。この時、ハツチコ−ミング1の上面1Bには
荷役中にこぼれ落ちた粉粒が堆積しているが、こ
れらの粉粒は回転駆動された回転ブラシ9により
前方へと掃き出され、第2図のように前方を斜め
に遮るガイド板10にぶつかつて船艙2の内側へ
落下する。したがつてロボツトの通過後のハツチ
コ−ミング1の上面1Bはきれいに清掃され、ま
た掃き出された粉粒がハツチコ−ミング1の外側
の甲板上に散乱する恐れもない。このようにして
ロボツトはハツチコ−ミング1に沿つて上面1B
を清掃しながら走行し、ガイドレ−ル4の末端に
至つた時点で清掃を完了する。
の掃除用ロボツトのエンジンを始動し、駆動輪5
を回転させてスロツトルレバ−8の操作でガイド
レ−ル4上を適当な速度で走行させるとともに、
回転ブラシ9を第3図の矢示方向に回転駆動す
る。この時、ハツチコ−ミング1の上面1Bには
荷役中にこぼれ落ちた粉粒が堆積しているが、こ
れらの粉粒は回転駆動された回転ブラシ9により
前方へと掃き出され、第2図のように前方を斜め
に遮るガイド板10にぶつかつて船艙2の内側へ
落下する。したがつてロボツトの通過後のハツチ
コ−ミング1の上面1Bはきれいに清掃され、ま
た掃き出された粉粒がハツチコ−ミング1の外側
の甲板上に散乱する恐れもない。このようにして
ロボツトはハツチコ−ミング1に沿つて上面1B
を清掃しながら走行し、ガイドレ−ル4の末端に
至つた時点で清掃を完了する。
なお、第4図のように複数の船艙2が近接して
設けられている場合には、各船艙2の開口部のハ
ツチカバ−11側を除く3辺のハツチコ−ミング
1に沿つて巡らせたガイドレ−ル4を隣接する船
艙2のガイドレ−ル4と連結することにより1台
の掃除用ロボツトで複数の船艙2のハツチコ−ミ
ング1の清掃を行なうことができる。この場合に
はガイドレ−ル4の端部に掃除用ロボツトの格納
庫12を設けると良い。また、この図にも示され
るようにハツチコ−ミング1の隅部ではロボツト
本体3がスム−ズに方向転換できるようにガイド
レ−ル4のカ−ブを大径に形成する。さらに、こ
の掃除用ロボツトにリモ−トコントロ−ルやマイ
クロコンピユ−タによるコントロ−ルを適用すれ
ば、ハツチコ−ミング1の清掃作業をさらに合理
化することが可能である。
設けられている場合には、各船艙2の開口部のハ
ツチカバ−11側を除く3辺のハツチコ−ミング
1に沿つて巡らせたガイドレ−ル4を隣接する船
艙2のガイドレ−ル4と連結することにより1台
の掃除用ロボツトで複数の船艙2のハツチコ−ミ
ング1の清掃を行なうことができる。この場合に
はガイドレ−ル4の端部に掃除用ロボツトの格納
庫12を設けると良い。また、この図にも示され
るようにハツチコ−ミング1の隅部ではロボツト
本体3がスム−ズに方向転換できるようにガイド
レ−ル4のカ−ブを大径に形成する。さらに、こ
の掃除用ロボツトにリモ−トコントロ−ルやマイ
クロコンピユ−タによるコントロ−ルを適用すれ
ば、ハツチコ−ミング1の清掃作業をさらに合理
化することが可能である。
(考案の効果)
以上のように、本考案は掃除用ロボツトが回転
ブラシでハツチコ−ミング上を清掃しながらハツ
チコ−ミングの外側に配設されたガイドレ−ルに
沿つて走行するため、荷役作業の終了後にこの掃
除用ロボツトを使用することにより荷役中にハツ
チコ−ミングの上にこぼれた積み荷の粉粒を労力
を要さず速やかに清掃することができる。したが
つて、荷役作業後のハツチコ−ミングの清掃に労
力と時間をかける必要がなく、荷役作業を合理化
する上で大きな効果がある。
ブラシでハツチコ−ミング上を清掃しながらハツ
チコ−ミングの外側に配設されたガイドレ−ルに
沿つて走行するため、荷役作業の終了後にこの掃
除用ロボツトを使用することにより荷役中にハツ
チコ−ミングの上にこぼれた積み荷の粉粒を労力
を要さず速やかに清掃することができる。したが
つて、荷役作業後のハツチコ−ミングの清掃に労
力と時間をかける必要がなく、荷役作業を合理化
する上で大きな効果がある。
また、本考案では回転ブラシにより掃き出した
粉粒等を回転ブラシの回転前方に位置して設けた
ガイド板を介して船艙内へと導くようにしたの
で、掃き出した粉粒がハツチコ−ミング外周の甲
板上に散乱するようなことがなく、確実な清掃効
果を期待できると共に粉粒等の回収を図ることが
できるという効果も得られる。
粉粒等を回転ブラシの回転前方に位置して設けた
ガイド板を介して船艙内へと導くようにしたの
で、掃き出した粉粒がハツチコ−ミング外周の甲
板上に散乱するようなことがなく、確実な清掃効
果を期待できると共に粉粒等の回収を図ることが
できるという効果も得られる。
第1図は本考案の実施例を示す掃除用ロボツト
の背面図、第2図は同じく平面図、第3図は側面
図である。また、第4図はガイドレ−ルの配置を
示す船艙開口部の平面図である。 1……ハツチコ−ミング、3……ロボツト本
体、4……ガイドレ−ル、5……駆動輪、9……
回転ブラシ。
の背面図、第2図は同じく平面図、第3図は側面
図である。また、第4図はガイドレ−ルの配置を
示す船艙開口部の平面図である。 1……ハツチコ−ミング、3……ロボツト本
体、4……ガイドレ−ル、5……駆動輪、9……
回転ブラシ。
Claims (1)
- ハツチコ−ミングの外側に沿つてガイドレ−ル
を配設し、このガイドレ−ルに案内されて移動す
る走行手段を備えたロボツト本体に、ハツチコ−
ミング上に臨む清掃用の回転ブラシと、この回転
ブラシを回転駆動する駆動手段と、前記回転ブラ
シの回転前方に位置して回転ブラシ方向から飛来
する粉粒等を船艙方向に案内するガイド板とを設
けたことを特徴とするハツチコ−ミングの掃除用
ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165330U JPH0345915Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165330U JPH0345915Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176794U JPS63176794U (ja) | 1988-11-16 |
JPH0345915Y2 true JPH0345915Y2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=31095275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986165330U Expired JPH0345915Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345915Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559186Y2 (ja) * | 1989-08-16 | 1998-01-14 | 新日本製鐵株式会社 | 製鉄原料船の甲板上の原料除去装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126156Y2 (ja) * | 1981-02-02 | 1986-08-06 | ||
JPS6067295U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-13 | 三菱重工業株式会社 | ハツチコ−ミング頂部の掃除装置 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP1986165330U patent/JPH0345915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176794U (ja) | 1988-11-16 |
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